JP2011216094A - タッチスクリーン装置及びその入力処理方法 - Google Patents

タッチスクリーン装置及びその入力処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】タッチスクリーン装置が提供される。
【解決手段】前記タッチスクリーン装置は、複数個のキーを含む仮想キーボードを表示するタッチスクリーンと、前記仮想キーボードの上にタッチを生じる場合、前記タッチが生じる位置に対応するキーを検索して、前記検索結果によって前記タッチが生じる前記位置の周辺にある複数個のキーを拡大表示する処理機と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、タッチスクリーン装置及びその入力処理方法に係り、より詳しくは、操作者の入力の便利性を強めたタッチスクリーン装置及びその入力処理方法に関する。
タッチスクリーンは、表示領域内でタッチの存在及び/又は位置を検出することができる装置である。タッチスクリーンは、キーボードやマウスと同様な入力装置を用いなく画面に示す文字やGUIオブジェクト、または特定位置に人の手または物体が触れるとその位置を把握し、それに対応する動作を処理するようにした装置である。
このようなタッチスクリーンは、マウスとキーボードなどの入力装置の代わりになる新たな入力装置としてその使用が段々増えている。近年、移動通信端末機、コンピュータと同様な電子装置のダウンサイジングに従って、タッチスクリーンが入力装置としてその使用がより増えている。タッチスクリーン装置は、タッチスクリーンを備えた電子装置(electronic device)である。
タッチスクリーン装置及びその入力処理方法に関し、操作者の入力の利便性を高めたタッチスクリーン装置及びその入力処理方法を提供することを課題とする。
本発明の一の実施形態によれば、複数個のキーを含む仮想キーボードを表示するタッチスクリーンと、前記仮想キーボードの上にタッチが生じる場合、一つのキーを拡大表示するかまたは前記複数個のキーのうち、2個以上のキーを拡大表示するか決定する処理機と、を有するタッチスクリーン装置が提供される。
ここで、前記処理機は、前記拡大表示される2個以上のキーの上にドラッグが生じる場合、前記ドラッグの距離または方向に応じて前記拡大表示される2個以上のキーのうち、一つのキーを視覚的に異なるように表示すると決定することができる。
本発明のまた他の一つの実施形態によれば、前記処理機は、前記視覚的に異なるように表示される前記一つのキーからリリーズ(release)が生じる場合、前記一つのキーに対応するシンボルを前記タッチスクリーンのうち前記仮想キーボード以外の領域に表示することができる。ここで、前記処理機は、前記タッチが生じる場合、前記タッチスクリーンから前記タッチが生じる位置に対応する座標値を受信することができる。なお、前記処理機は、前記タッチが生じる位置に対応するキーを検索することができる。前記検索の結果、前記タッチが生じる位置に対応する前記一つのキーが検索された場合、前記処理機は、前記検索された一つのキーを拡大表示することができる。前記検索の結果、前記タッチが生じる位置に対応する前記一つのキーが検索されない場合、前記処理機は、前記タッチが生じる前記位置及び前記仮想キーボードの、前記複数個のキーの、各々の距離に応じて前記複数個のキーのうち、前記2個以上のキーを決定して前記2個以上のキーを拡大表示することができる。
本発明のまた他の一つの実施形態によれば、前記タッチスクリーン装置は、前記仮想キーボードの、前記複数個のキーの各々に対応する有効領域の範囲を格納するメモリをさらに含むことができる。この時、前記処理機は、前記タッチが生じる場合、前記タッチが生じる前記位置に対応する座標値が属する有効領域に対応するキーを検索することができる。
前記検索の結果、前記処理機は、前記タッチが生じる前記位置に対応する前記一つのキーが検索されない場合、前記タッチが生じる前記位置から近い距離に位置するあらかじめ決定された個数のキーを拡大表示することができる。
本発明のまた他の一つの実施形態によれば、前記検索の結果、前記処理機は、前記タッチが生じる前記位置に対応する前記一つのキーが検索されない場合、前記タッチが生じる前記位置から定められた距離より近い距離に位置するキーを拡大表示することができる。
本発明のまた他の一つの実施形態によれば、前記処理機は、前記タッチが生じる場合、前記タッチスクリーンから前記タッチが生じる位置に対応する座標値を受信して前記タッチが生じる前記位置が有効領域であるか判断することができる。前記判断の結果、前記タッチが生じる前記位置が前記有効領域である場合、前記処理機は、前記タッチが生じる前記位置に対応する一つのキーを拡大表示することができる。前記判断の結果、前記タッチが生じる前記位置が前記有効領域でない場合、前記処理機は、前記タッチが生じる前記位置及び前記仮想キーボードの、前記複数個のキーの、各々の距離に応じて、前記複数個のキーのうち、前記2個以上のキーを決定して前記2個以上のキーを拡大表示することができる。
本発明のまた他の一つの実施形態によれば、前記タッチスクリーン装置は、前記仮想キーボードの、前記複数個のキーの各々に対応する有効領域の範囲を格納するメモリをさらに含むことができる。この時、前記処理機は、前記タッチが生じる場合、前記タッチが生じる位置に対応する座標値が前記有効領域の範囲内の座標であるか判断することで前記タッチが生じる前記位置が前記有効領域であるか判断することができる。
ここで、前記判断の結果、前記処理機は、前記タッチが生じる前記位置が前記有効領域でない場合、前記タッチが生じる前記位置から近い距離に位置するあらかじめ決定された個数のキーを拡大表示することができる。
本発明のまた他の一の実施形態によれば、前記判断の結果、前記処理機は、前記タッチが生じる前記位置が前記有効領域でない場合、前記タッチが生じる前記位置から定められた距離より近い距離に位置するキーを拡大表示することができる。
本発明のまた他の一つの実施形態によれば、前記処理機は、前記複数個のキーのうち、2個以上のキーを前記2個以上のキーの間に存在するアンカポイントを中心に拡大表示することができる。
ここで、前記2個以上のキーの間に存在する前記アンカポイントは、前記タッチが生じる前記位置からあらかじめ定められた距離内にあるアンカポイントのうちから最も近いアンカポイントであることができる。
本発明のまた他の一の実施形態によれば、複数個の選択項目を表示するタッチスクリーンと、前記タッチスクリーン上にタッチが生じる場合、ひとつの選択項目を拡大表示するかまたは前記複数個の選択項目のうち、2個以上の選択項目を拡大表示するかないか決定する処理機と、を含むタッチスクリーン装置が提供される。
ここで、前記処理機は、前記拡大表示された2個以上のキーの上にドラッグを生じる場合、前記ドラッグの距離または方向に応じて前記拡大表示された2個以上のキーのうち、一つのキーを視覚的に異なるように表示すると決定することができる。
本発明のまた他の一の実施形態によれば、前記処理機は、前記拡大表示された2個以上の選択項目の上にドラッグが生じる場合、前記ドラッグの方向または距離に応じて前記拡大表示された2個以上の選択項目のうち、一部の選択項目に対する表示を変更することができる。この時、前記処理機は、前記一部の選択項目の色相または明暗を変更することができる。
本発明のまた他の一の実施形態によれば、前記処理機は、前記一部の選択項目が一つであって、前記一部の選択項目からリリーズが生じる場合、前記一部の選択項目が選択されたと判断して処理することができる。
本発明のまた他の一の実施形態によれば、前記処理機は、前記タッチが生じる場合、前記タッチスクリーンから前記タッチが生じる位置に対応する座標値を受信して前記タッチが生じる位置に対応する選択項目を検索することができる。前記検索の結果、前記タッチが生じる位置に対応する前記一つの選択項目が検索された場合、前記処理機は、前記検索された一つの選択項目が選択されたと判断して処理することができる。前記検索の結果、前記タッチが生じる位置に対応する前記一つの選択項目が検索されない場合、前記処理機は、前記タッチが生じる前記位置及び前記複数個の選択項目の、各々の距離に応じて前記複数個の選択項目のうち、前記2個以上の選択項目を決定して前記2個以上の選択項目を拡大表示することができる。
本発明のまた他の一の実施形態によれば、前記タッチスクリーン装置は、前記複数個の選択項目の各々に対応する有効領域の範囲を格納するメモリをさらに含むことができる。この時、前記処理機は、前記タッチが生じる場合、前記タッチが生じる位置に対応する座標値が属する有効領域に対応する選択項目を検索することができる。
本発明のまた他の一の実施形態によれば、前記処理機は、前記検索の結果、前記タッチが生じる位置に対応する前記一つの選択項目が検索されない場合、前記タッチが生じる前記位置から近い距離に位置するあらかじめ決定された個数の選択項目を拡大表示することができる。
ここで、前記処理機は、前記検索の結果、前記タッチが生じる位置に対応する前記一つの選択項目が検索されない場合、前記タッチが生じる前記位置から定められた距離より近い距離に位置する選択項目を拡大表示することができる。
本発明のまた他の一の実施形態によれば、前記処理機は、前記タッチが生じる場合、前記タッチスクリーンから前記タッチが生じる位置に対応する座標値を受信して前記タッチが生じる前記位置が前記有効領域であるか判断することができる。前記検索の結果、前記タッチが生じる前記位置が前記有効領域である場合、前記処理機は、前記タッチが生じる前記位置に対応する一つの選択項目が選択されたと判断して処理することができる。前記判断の結果、前記タッチが生じる前記位置が前記有効領域でない場合、前記処理機は、前記タッチが生じる前記位置及び前記複数個の選択項目の、各々の距離に応じて、前記複数個の選択項目のうち、前記2個以上の選択項目を決定して前記2個以上の選択項目を拡大表示することができる。
本発明のまた他の一の実施形態によれば、前記タッチスクリーン装置は、前記仮想キーボードの、前記複数個の選択項目の各々に対応する有効領域の範囲を格納するメモリをさらに含むことができる。前記処理機は、前記タッチが生じる場合、前記タッチが生じる位置に対応する座標値が前記有効領域の範囲内の座標であるか判断することで、前記タッチが生じる前記位置が前記有効領域であるか判断することができる。
本発明のまた他の一の実施形態によれば、前記処理機は、前記判断の結果、前記タッチが生じる前記位置が前記有効領域でない場合、前記タッチが生じる前記位置から近い距離に位置するあらかじめ決定された個数の選択項目を拡大表示することができる。
本発明のまた他の一の実施形態によれば、前記処理機は、前記判断の結果、前記タッチが生じる前記位置が前記有効領域でない場合、前記タッチが生じる前記位置から定められた距離より近い距離に位置する選択項目を拡大表示することができる。ここで、前記選択項目は、URLリンク、仮想キーボードのキー、アイコン、メニューの項目、リストボックスの項目、コンボボックスの項目のうち少なくとも一つ以上であることができる。
本発明の一の実施形態によれば、タッチスクリーンの上に複数個のキーを含む仮想キーボードを表示する動作及び前記仮想キーボードの上にタッチが生じる場合、一つのキーを拡大表示するかまたは前記複数個のキーのうち、2個以上のキーを拡大表示するか決定する動作を含むタッチスクリーン装置の入力処理方法が提供される。
本発明のまた他の一の実施形態によれば、前記入力処理方法は、前記仮想キーボードの、前記複数個の選択項目の各々に対応する有効領域の範囲をメモリに格納する動作をさらに含むことができる。ここで、前記決定する動作は、前記タッチが生じる場合、前記タッチスクリーンから前記タッチが生じる位置に対応する座標値を受信して前記タッチが生じる前記位置が前記有効領域ではない場合、前記複数個のキーのうち、2個以上のキーを拡大表示すると決定する動作を含むことができる。
本発明の一の実施形態によれば、タッチスクリーンの上に複数個の選択項目を表示する動作と、前記タッチスクリーン上にタッチが生じる場合、一つの選択項目を拡大表示するかまたは前記複数個の選択項目のうち、2個以上の選択項目を拡大表示するか決定する動作を含むタッチスクリーン装置の入力処理方法が提供される。
本発明のまた他の一の実施形態によれば、前記決定する動作は、前記タッチが生じる場合、前記タッチスクリーンから前記タッチが生じる位置に対応する座標値を受信して前記タッチが生じる位置に対応する選択項目を検索する動作及び前記検索の結果、前記タッチが生じる位置に対応する選択項目が検索されない場合、前記複数個の選択項目のうち、2個以上の選択項目を拡大表示すると決定する動作を含むことができる。
本発明の一の実施形態によれば、複数個のキーを含む仮想キーボードを表示するタッチスクリーン、前記仮想キーボードの上にタッチが生じる場合、前記タッチが生じる前記位置と前記仮想キーボードの前記複数個のキーとの各々の距離に応じて前記タッチが生じる前記位置に対応するキーを検索して、前記検索結果によって前記タッチが生じた前記位置の周辺にある複数個のキーを拡大表示する処理機を含むタッチスクリーン装置が提供される。
ここで、前記処理機は、前記拡大表示された複数個のキーの上にドラッグが生じる場合、前記ドラッグの距離及び/または方向に応じて前記拡大表示された複数個のキーのうち、一つのキーを指示することができる。この時、前記処理機は、前記拡大表示された複数個のキーのうち、前記一つのキーを視覚的に異なるように表示することができる。前記視覚的に異なるように表示された前記一つのキーからリリーズが生じる場合、前記一つのキーに対応するシンボルが前記タッチスクリーンのうち前記仮想キーボード以外の領域に表示することができる。
本発明のまた他の一の実施形態によれば、前記処理機は、前記検索の結果、前記位置に対応する一つのキーを検索した場合、前記一つのキーを拡大表示することができる。この時、前記処理機は、前記タッチが生じる前記位置からあらかじめ定められた距離より近い距離に位置する前記仮想キーボードのキーが複数個である場合、前記仮想キーボードの前記複数個のキーを拡大表示することができる。
本発明のまた他の一の実施形態によれば、前記処理機は、前記複数個のキーを前記複数個のキーの間に存在するアンカポイントを中心に拡大表示することができる。前記複数個のキーの間に存在する前記アンカポイントは、前記タッチイベントが行われた前記位置からあらかじめ定めされた(predetermined)距離内にあるアンカポイントのうち最も近いアンカポイントであることができる。
本発明のまた他の一の実施形態によれば、複数個の選択項目を表示するタッチスクリーン、前記タッチスクリーン上にタッチが生じる場合、前記タッチが生じる前記位置及び前記複数個の選択項目、の間の距離に応じて前記タッチが生じる位置に対応する選択項目を識別して、前記識別された選択項目が2個以上である場合、前記2個以上の選択項目に対する表示を変更する処理機を含むタッチスクリーン装置が提供される。
ここで、前記処理機は、前記識別された項目が2個以上である場合、前記2個以上の選択項目を拡大表示することができる。この時、前記処理機は、前記拡大表示された2個以上の選択項目の上にドラッグが生じる場合、前記ドラッグの方向または距離に応じて前記拡大表示された2個以上の選択項目のうち、一部の選択項目に対する表示を変更することができる。この時、前記処理機は、前記一部の選択項目の色相または明暗を変更して表示することができる。
本発明のまた他の一の実施形態によれば、前記処理機は、前記一部の選択項目が一つであって、前記一部の選択項目からリリーズが生じる場合、前記一部の選択項目が選択されたと判断して処理することができる。
本発明のまた他の一の実施形態によれば、前記処理機は、一つの選択項目が識別された時、前記識別された前記一つの選択項目に対応する動作を実行することができる。ここで、前記処理機は、前記タッチが生じる前記位置からあらかじめ定められた距離より近い距離に位置する選択項目を前記タッチが生じる前記位置に対応する前記選択項目として識別することができる。この時、前記選択項目は、URLリンク、仮想キーボードのキー、アイコン、メニューの項目、リストボックスの項目、コンボボックスの項目のうち少なくとも一つ以上であることができる。
本発明のまた他の一の実施形態によれば、複数個のキーを含む仮想キーボードを表示するタッチスクリーンと、前記仮想キーボードの上にタッチが生じる場合、一つのキーを拡大表示するかまたは前記複数個のキーのうち、2個以上のキーを拡大表示するか決定する処理機と、を含むタッチスクリーン装置が提供される。
本発明のまた他の一の実施形態によれば、前記処理機は、前記タッチが生じる場合、前記タッチスクリーンから前記タッチが生じる位置に対応する座標値を受信して前記タッチが生じる位置に対応するキーを検索して、前記検索の結果、前記タッチが生じる位置に対応する前記キーが検索された場合、前記検索されたキーを拡大表示するかまたは前記検索の結果、前記タッチが生じる位置に対応する前記キーが検索されない場合、前記複数個のキーのうち、2個以上のキーを拡大表示すると決定することができる。ここで、前記拡大表示される2個以上のキーは、前記タッチが生じる前記位置及び前記仮想キーボードの、前記複数個のキーの、各々の距離に応じて決定されることができる。このとき、前記拡大表示される2個以上のキーは、前記タッチが生じる前記位置から前記複数個のキーの、各々の距離があらかじめ定められた距離より近い距離に位置するものに決定される。
本発明のまた他の一の実施形態によれば、前記拡大表示される2個以上のキーは、前記タッチが生じる前記位置から前記複数個のキーの、各々の距離が近い順に2個以上選択されると決定されることができる。
本発明のまた他の一の実施形態によれば、前記処理機は、前記拡大表示された2個以上のキーの上にドラッグが生じる場合、前記ドラッグの距離または方向に応じて前記拡大表示された2個以上のキーのうち、一つのキーを指示すると決定することができる。ここで、前記処理機は、前記拡大表示された2個以上のキーのうち、前記一つのキーを視覚的に異なるように表示することができる。
本発明のまた他の一の実施形態によれば、前記処理機は、前記視覚的に異なるように表示された前記一つのキーからリリーズが生じる場合、前記一つのキーに対応するシンボルを前記タッチスクリーンのうち前記仮想キーボード以外の領域に表示することができる。
本発明のまた他の一の実施形態によれば、複数個のキーを含む仮想キーボードを表示するタッチスクリーンと、前記仮想キーボードの上にタッチが生じる場合、一つのキーを拡大表示するかまたは前記複数個のキーのうち、2個以上のキーを拡大表示するか決定する処理機と、を含むタッチスクリーン装置が提供される。ここで、前記処理機は、前記タッチが生じる位置に対応するキーを検索して、前記検索結果に応じて前記タッチが生じる位置に対応する前記キーが検索されない場合、前記複数個のキーのうち、2個以上のキーを拡大表示すると決定することができる。前記拡大表示される2個以上のキーは、前記タッチが生じる前記位置及び前記仮想キーボードの、前記複数個のキーの、各々の距離に応じて決定されることができる。または、前記拡大表示されている2個以上のキーは、前記タッチが生じる前記位置から前記複数個のキーの、各々の距離があらかじめ定められた距離より近い距離に位置すると決定することができる。または、前記拡大表示される2個以上のキーは、前記タッチが生じる前記位置から前記複数個のキーの、各々の距離が近い順にN個(Nは、2以上の定数である)選択すると決定することができる。
本発明のまた他の一の実施形態によれば、前記処理機は、前記拡大表示された2個以上のキーの上にドラッグが生じる場合、前記ドラッグの距離または方向に応じて前記拡大表示された2個以上のキーのうち、一つのキーを指示すると決定することができる。このとき、前記処理機は、前記拡大表示された2個以上のキーのうち、前記一つのキーを視覚的に異なるように表示することができる。前記処理機は、前記視覚的に異なるように表示された前記一つのキーからリリーズが生じる場合、前記一つのキーに対応するシンボルを前記タッチスクリーンのうち前記仮想キーボード以外の領域に表示することができる。
本発明のまた他の一の実施形態によれば、複数個の選択項目を表示するタッチスクリーンと、前記タッチスクリーン上にタッチが生じる場合、一つの選択項目を拡大表示するかまたは前記複数個の選択項目のうち、2個以上の選択項目を拡大表示するか決定する処理機と、を含むタッチスクリーン装置が提供される。ここで、前記処理機は、前記タッチが生じる場合、前記タッチスクリーンから前記タッチが生じる位置に対応する座標値を受信して前記タッチが生じる前記位置が有効領域であるか判断することができる。前記判断の結果、前記処理機は、前記位置が前記有効領域に含まれる場合、前記タッチが生じる位置に対応する選択項目を選択することができる。前記判断の結果、前記タッチが生じる前記位置が有効領域に含まれない場合、前記処理機は、前記タッチが生じる前記位置の周辺にある2個以上の選択項目を拡大表示すると決定することができる。
前記処理機は、前記拡大表示された2個以上の選択項目の上にドラッグが生じる場合、前記拡大表示された2個以上の選択項目のうち、一部の選択項目に対する表示を変更することができる。例えば、前記処理機は、前記一部の選択項目の色相または明暗を変更することができる。このとき、前記選択項目は、URLリング、仮想キーボードのキー、アイコン、メニューの項目、リストボックスの項目、コンボボックスの項目のうち少なくとも一つ以上であることができる。
本発明のまた他の一の実施形態によれば、タッチスクリーンの上に複数個のキーを含む仮想キーボードを表示する過程、前記タッチスクリーンに表示された前記仮想キーボードの上に生じるタッチを検出する過程、前記タッチが検出された場合、前記位置と前記仮想キーボードの前記複数個のキーとの各々の距離に応じて前記タッチが生じる位置に対応するキーを検索する過程及び前記検索の結果によって前記タッチが生じる前記位置の周辺にある複数個のキーを拡大表示する過程を含むタッチスクリーン装置の入力処理方法が提供される。
本発明のまた他の一の実施形態によれば、前記入力処理方法は、前記拡大表示された複数個のキーの上にドラッグが生じるか判断する過程、前記ドラッグが生じる場合、前記ドラッグの距離または方向に応じて前記拡大表示された複数個のキーのうち、一つのキーを指示する過程をさらに含むことができる。
本発明のまた他の一の実施形態によれば、前記指示する過程は、前記拡大表示された複数個のキーのうち、前記一つのキーを視覚的に異なるように表示する過程であることができる。
本発明のまた他の一の実施形態によれば、前記入力処理方法は、前記視覚的に異なるように表示された前記一つのキーからリリーズが生じる場合、前記一つのキーに対応するシンボルを前記タッチスクリーンのうち前記仮想キーボード以外の領域に表示する過程をさらに含むことができる。
本発明のまた他の一の実施形態によれば、前記入力処理方法は、前記検索の結果、前記位置に対応する一つのキーが検索された場合、前記検索されたキーを拡大表示する過程をさらに含むことができる。
本発明のまた他の一の実施形態によれば、前記タッチが生じる前記位置からあらかじめ定められた距離より近い距離に位置する前記仮想キーボードのキーが複数個である場合、仮想キーボードの前記複数個のキーを拡大表示するタッチスクリーン装置の入力処理方法が提供される。
本発明の一の実施形態によれば、タッチスクリーンの上に複数個の選択項目を表示する過程と、前記タッチスクリーン上に生じるタッチを検出する過程と、タッチが検出された場合、前記タッチが生じる前記位置と前記複数個の選択項目との間の距離に応じて前記タッチが生じる位置に対応する選択項目を識別する過程と、前記識別された選択項目が2個以上である場合、前記2個以上の選択項目に対する表示を変更する過程と、を含むタッチスクリーン装置の入力処理方法が提供される。
本発明のまた他の一の実施形態によれば、前記入力処理方法は、前記識別された選択項目が2個以上である場合、前記2個以上の選択項目を拡大表示する過程をさらに含むことができる。
本発明のまた他の一の実施形態によれば、前記入力処理方法は、前記拡大表示された2個以上の選択項目の上にドラッグが生じるか判断する過程と、前記ドラッグが生じる場合、前記ドラッグの方向または距離に応じて前記拡大表示された2個以上の選択項目のうち、一部の選択項目に対する表示を変更する過程と、をさらに含むことができる。
本発明のまた他の一の実施形態によれば、前記拡大表示された2個以上の選択項目のうち、一部の選択項目に対する表示を変更する過程は、前記一部の選択項目の色相または明暗を変更する過程であることができる。
本発明のまた他の一の実施形態によれば、前記入力処理方法は、一つの選択項目が識別された場合、前記識別された一つの選択項目に対応する動作をさらに含むことができる。
本発明のまた他の一の実施形態によれば、前記入力処理方法において、前記タッチが生じる前記位置からあらかじめ定められた距離より近い距離に位置する選択項目が前記タッチが生じる前記位置に対応する前記選択項目として識別されることができる。
本発明の一つの実施形態によれば、タッチスクリーンの上に複数個のキーを含む仮想キーボードを表示する過程と、前記仮想キーボードの上に生じるタッチを検出する過程と、前記タッチが検出された場合、前記複数個のキーのうち、一つのキーを拡大表示するかまたは前記複数個のキーのうち、2個以上のキーを拡大表示するか決定する過程と、を含むタッチスクリーン装置の入力処理方法が提供される。
本発明のまた他の一の実施形態によれば、前記タッチが検出されたとき、前記タッチスクリーンから前記タッチが生じる位置に対応する座標値を受信する過程と、前記受信された座標値を用いて前記タッチが生じる位置に対応するキーを検索する過程と、前記検索の結果、前記タッチが生じる位置に対応する前記キーが検索された場合、前記検索されたキーを拡大表示するかまたは前記検索の結果、前記タッチが生じる位置に対応する前記キーが検索されない場合、前記複数個のキーのうち前記タッチが生じる前記位置の周辺にある2個以上のキーを拡大表示する過程と、を含むタッチスクリーン装置の入力処理方法が提供される。
本発明のまた他の一の実施形態によれば、前記入力処理方法は、前記拡大表示された2個以上のキーの上にドラッグが生じるか判断する過程と、前記ドラッグが生じる時、前記ドラッグの距離または方向に応じて前記拡大表示された2個以上のキーのうち、一つのキーを指示する過程と、をさらに含むことができる。
本発明の一つの実施形態によれば、タッチスクリーンの上に複数個の選択項目を表示する過程と、前記タッチスクリーン上に生じるタッチを検出する過程と、前記タッチが検出された場合、前記複数個の選択項目のうち、一つの選択項目を拡大表示するかまたは前記複数個の選択項目のうち、2個以上の選択項目を拡大表示するか決定する過程と、を含むタッチスクリーン装置の入力処理方法が提供される。
本発明のまた他の一の実施形態によれば、前記入力処理方法は、前記タッチが検出された場合、前記タッチスクリーンから前記タッチが生じる位置に対応する座標値を受信する過程と、前記タッチが生じる前記位置が有効領域であるか判断する過程と、前記判断の結果、前記位置が前記有効領域に含まれる場合、前記タッチが生じる位置に対応する選択項目を選択するかまたは前記判断の結果、前記タッチが生じる前記位置が前記有効領域に含まれない場合、前記タッチが生じる前記位置の周辺にある2個以上の選択項目を拡大表示する過程と、をさらに含むことができる。
本発明のまた他の一の実施形態によれば、前記入力処理方法は、前記拡大表示された2個以上の選択項目の上にドラッグが生じる場合、前記拡大表示された2個以上の選択項目のうち、一部の選択項目に対する表示を変更する過程をさらに含むことができる。
本発明の一つの実施形態によれば、タッチスクリーンの上に複数個の選択項目を表示する過程と、前記タッチスクリーン上に生じるタッチを検出する過程と、前記タッチが生じる位置及び前記複数個の選択項目、の間の位置に基づいて前記タッチに対応する選択項目が一つに決定される場合、前記決定された一つの選択項目を拡大表示する過程と、前記タッチが生じる位置及び前記複数個の選択項目、の間の位置に基づいて前記タッチに対応する選択項目が一つに決定されない場合、前記タッチが生じる前記位置の周辺に位置する2個以上の選択項目を拡大表示する過程と、を含むタッチスクリーン装置の入力処理方法が提供される。
タッチスクリーン装置及びその入力処理方法に関し、操作者の入力の利便性を高めたタッチスクリーン装置及びその入力処理方法を提供することができる。
本発明の一つの実施形態によるタッチスクリーン装置のブロック図である。 本発明のまた他の実施形態によるタッチスクリーン装置を用いた操作者の入力処理方法のフローチャートである。 本発明のまた他の実施形態による仮想キーボードが表示されたタッチスクリーンを示す図である。 本発明のまた他の実施形態による仮想キーボードが表示されたタッチスクリーンを示す図である。 本発明のまた他の実施形態によるタッチスクリーン装置上の仮想キーボードを用いた操作者の入力処理方法を説明するための図である。 本発明のまた他の実施形態によるタッチスクリーン装置上の仮想キーボードを用いた操作者の入力処理方法を説明するための図である。 本発明のまた他の実施形態によるタッチスクリーン装置上の仮想キーボードを用いた操作者の入力処理方法を説明するための図である。 本発明のまた他の実施形態によるタッチスクリーン装置上の仮想キーボードを用いた操作者の入力処理方法を説明するための図である。 本発明のまた他の実施形態によるタッチスクリーン装置上の仮想キーボードを用いた操作者の入力処理方法を説明するための図である。 本発明のまた他の実施形態による操作者が仮想キーボード領域の縁部分をタッチする場合を説明するための図である。 本発明のまた他の実施形態による操作者が仮想キーボード領域の縁部分をタッチする場合を説明するための図である。 本発明のまた他の実施形態によるタッチスクリーンに拡大表示する過程を説明するための図である。 本発明のまた他の実施形態によるタッチスクリーンに拡大表示する過程を説明するための図である。 本発明のまた他の実施形態によるタッチスクリーン装置を用いた操作者の入力処理方法のフローチャートである。 本発明のまた他の実施形態による複数個の選択項目が表示されたタッチスクリーンで前記複数個の選択項目のうち一つを選択する操作者の入力処理方法を説明するための図である。 本発明のまた他の実施形態による複数個の選択項目が表示されたタッチスクリーンで前記複数個の選択項目のうち一つを選択する操作者の入力処理方法を説明するための図である。
次に、本発明に係るタッチスクリーン装置及びその入力処理方法を実施するための形態の具体例を図面を参照しながら説明する。しかし、本発明が実施形態によって制限されるかまたは限定されるものではない。各の図面につけられた同一の図面符号は、同一の部材を示す。
図1は、本発明の実施形態によるタッチスクリーン装置のブロック図である。図1を参照すると、タッチスクリーン装置100は、メモリ110、タッチスクリーン120及び処理機130を有する。
前記メモリ110は、プログラム及び/又はデータを格納するための装置であって、例えば、ロム(ROM)、ラム(RAM)、フラッシュメモリ、ハードディスク、光ディスクなどで構成できる。本発明の一の実施形態によれば、メモリ110は、仮想キーボードを構成する複数個のキーの各々に対応するシンボルを格納することができる。例えば、メモリ110は、英語アルファベットの大文字、小文字、数字、特殊文字などを格納することができる。
本発明の一の実施形態によれば、メモリ110には、仮想キーボードを構成する複数個のキーの各々に対応する有効領域の範囲が格納される。仮想キーボードを構成する複数個のキーの各々は、タッチスクリーン120の上に前記各々のキーに対応する有効領域を占有することになり、前記有効領域の範囲、例えば座標値がメモリ110に格納される。例えば、キー「Q」の有効領域は、タッチスクリーン120上の座標[(50<x<95)、(200<y<245)]に対応し、キー「W」の有効領域は、タッチスクリーン120上の座標[(100<x<145)、(200<y<245)]に対応して、前記各々のキーに対応する前記タッチスクリーン120上の座標値の前記範囲がメモリ110に格納される。
タッチスクリーン120は、タッチスクリーン装置100の操作者とタッチスクリーン装置100で行われるアプリケーションの間のインタフェースが容易になるようにGUIを表示することができる。一般的に、GUIは、グラフィックイメージを用いてユーザインタフェースに係る操作を行うことができるようにする。グラフィックイメージは、ウィンドウ、フィールド、ダイアログボックス、メニュー、アイコン、ボタン、カーソル、スクロールバーなどを含むことができる。このようなイメージは、予定されたレイアウトに配置されることもでき、または操作者によって扱われる多様なアクションを補うように動的に生成されることもできる。動作する間に操作者は、それとかかる機能及び作業を始めるために多様なグラフィックイメージを選択及び活性化することができる。例えば、操作者はウィンドウを開けるか、閉めるか、最小化、または最大化するボタンまたはプログラムを始めるアイコンを選択することができる。またはタッチスクリーン120は、画面に示すGUIに人の手または物体が触れるとその位置を把握して格納されたソフトウェアに従って対応する処理を実行することができる。タッチスクリーン120は、操作者からタッチ入力を受けて処理機130にタッチが生じたことを報告することができる。
本発明の一の実施形態によれば、タッチスクリーン120は、タッチのみならずタッチが生じる地点の位置及び/又は大きさを認識する。タッチが生じるとタッチスクリーン120は、タッチが生じる地点の座標値を処理機130に出力する。ここで、前記座標値は、(x,y)座標であるかまたは極座標であることができる。または、タッチスクリーン120は、処理機130の制御によってデータを表示するか、電子装置の動作状態及び/または複数の情報をアイコン及び/または文字で表示することができる。本発明の実施形態によれば、タッチスクリーン120は、処理機130の制御下に文字の入力を受けることができるキーを表示するか、または操作者が選択することができる複数個の選択項目を表示して、操作者からタッチ、ドラッグ及び/またはリリーズ動作の入力を受ける。ここで、リリーズ動作は、タッチの逆動作であって、タッチが解除される動作である。
前記処理機130は、メモリ110に格納された複数個の文字をタッチスクリーン120上に表示された仮想キーボードのキーに各々割当てられて表示することができる。そして処理機130は、タッチスクリーン120から生じるタッチ、リリーズ、またはドラッグの動作によって選択されたキーに対応する文字をタッチスクリーン120に出力することができる。
処理機130は、タッチスクリーン120上の仮想キーボードの上にタッチが生じる場合、前記タッチが生じる位置に対応するキーを検索することができる。処理機130は、前記検索の結果に応じてタッチが生じる前記位置の周辺にある複数個のキーを拡大表示することができる。例えば、前記タッチが生じる位置からあらかじめ定められた距離より近い距離に位置する仮想キーボードのキーが複数個である場合、前記仮想キーボードの前記複数個のキーを拡大表示することができる。
本発明のまた他の一つの実施形態によれば、前記タッチが生じる前記位置から近い距離に位置するあらかじめ決定された個数のキーを拡大表示することができる。
本発明のまた他の一つの実施形態によれば、処理機130は、仮想キーボードの上にタッチが生じる場合、一つのキーを拡大表示するか、または前記複数個のキーのうち、2個以上のキーを拡大表示するかを決定する。
処理機130は、タッチスクリーン120上にタッチが生じる場合、前記タッチが生じる位置に対応する選択項目を識別することができる.選択項目は、タッチスクリーン120で操作者がタッチを用いて選択することができる項目であって、URLリンク、仮想キーボードのキー、アイコン、メニューの項目、リストボックスの項目、コンボボックスの項目などを含むことができる。前記タッチが生じる位置に対応する選択項目が2個以上識別された場合、処理機130は、前記2個以上の選択項目に対する表示を変更することができる。例えば、処理機130は、前記2個以上の選択項目を拡大表示することができる。
図2は、本発明のまた他の実施形態によるタッチスクリーン装置を用いた操作者の入力処理方法のフローチャートである。
図2を参照すると、処理機は210ステップで複数個のキーを含む仮想キーボードを表示するようにタッチスクリーンを制御する。このとき、前記処理機は、仮想キーボードに表示されるハングルの子音、母音、英語アルファベットの大文字、小文字、数字、特殊文字、またはアイコンなどを含む仮想キーボードを表示するためのデータを前記メモリから獲得した後、前記獲得したデータを用いてタッチスクリーンが仮想キーボードを表示するように制御する。ここで、仮想キーボードは、通常のクワーティ(qwerty)キーボードであることができ、または数字キーパッド、ハングルの子音、母音が表示されているハングル入力のキーボードであることができる。仮想キーボードは、具現される形態によって多様な形に提供されることができる。
以後、前記処理機は、220ステップにおいて、タッチスクリーンでタッチの有無を判断した後、タッチスクリーン上のタッチが検出されると230ステップに進行する。前記処理機は、仮想キーボードの上にタッチが生じる場合、一つのキーを拡大表示するか、または、前記複数個のキーのうち、2個以上のキーを拡大表示するか決定することができる。例えば、タッチスクリーンにタッチが生じるとタッチスクリーンは、タッチ地点の座標値を出力して処理機に報告する。ここで、前記座標値は、(x、y)座標であるが、または極座標であることができる。220ステップでタッチが検出されない場合、タッチが入力されるまで待機するか、あらかじめ定められた動作を行うことができる。
前記処理機は、230ステップで前記タッチが生じる位置に対応するキーを検索する。処理機は、前記タッチが生じる場合、前記タッチスクリーンから前記タッチが生じる位置に対応する座標値を受信して、前記タッチが生じる位置に対応するキーを検索することができる。前記検索の結果、前記タッチが生じる位置に対応する前記一つのキーが検索された場合、前記処理機は、前記検索された一つのキーを拡大表示することができる。前記検索の結果、前記タッチが生じる位置に対応する前記一つのキーが検索されない場合、前記処理機は、前記タッチが生じる前記位置と前記仮想キーボードの前記複数個のキーとの各々の距離に応じて、前記複数個のキーのうち、前記2個以上のキーを
決定して前記2個以上のキーを拡大表示することができる。
または、処理機は、前記タッチが生じる前記位置及び前記仮想キーボードの、前記複数個のキーの、各々の距離に応じて前記タッチが生じる前記位置に対応するキーを検索することができる。
仮想キーボードを構成する各々のキーは、タッチスクリーン上にあらかじめ定められた有効領域を有することができる。前記仮想キーボードの、前記複数個のキーの各々に対応する有効領域の範囲をメモリに格納することができる。すなわち、前記仮想キーボードの、前記複数個のキーの各々に対応する有効領域の範囲を示すデータがメモリに格納され得る。本発明の一の実施形態によれば、メモリ110には、仮想キーボードを構成する複数個のキーの各々に対応する有効領域の範囲が格納されることができる。仮想キーボードを構成する複数個の各々のキーは、タッチスクリーン120上に前記各々のキーに対応する有効領域を占有することになり、前記有効領域の範囲、例えば、座標値がメモリ110に格納される。例えば、キー「Q」の有効領域は、タッチスクリーン120上の座標[(50<x<95)、(200<y<245)]に対応し、キー「W」の有効領域は、タッチスクリーン120上の座標[(100<x<145)、(200<y<245)]に対応して、前記各々のキーに対応される前記タッチスクリーン120上の座標値の範囲が前記メモリ110に格納される。
処理機は、タッチスクリーンから受信された座標値とメモリに格納された各々のキーに対応する有効領域データを比較して前記タッチが生じる位置に対応するキーを検索することができる。例えば、操作者がタッチした地点の座標が(x_user,y_user)であって、仮想キーボードを構成するキーをkey(1),key(2),key(3)…key(n)である場合、処理機は先にタッチが生じる地点の座標(x_user,y_user)がkey(1)の有効領域に含まれるか判断する。
以後、前記処理機は、240ステップで前記タッチが生じる位置に対応するキーの検索の成功有無を判断する。240ステップの判断の結果、前記タッチが生じる位置に対応する一つのキーの検索に成功した場合、処理機は、260ステップで前記対応する一つのキーをタッチスクリーン上に拡大表示する。例えば、240ステップの判断の結果、(x_user,y_user)がkey(1)の有効領域に含まれる場合、処理機は260ステップでkey(1)をタッチスクリーンに拡大表示する。
処理機は、前記タッチが検出された位置に対応するキーを検索して(230ステップ)、前記検索結果に応じて前記タッチが生じる位置に対応する前記一つのキーが検索されない場合、250ステップに進行する。処理機は、240ステップの判断の結果、前記タッチが生じる前記位置に対応する前記キーが検索されない場合、前記タッチが生じる前記位置から近い距離に位置するあらかじめ決定された個数のキーを拡大表示することができる。または、前記タッチが生じる前記位置から定められた距離より近い距離にあるキーを拡大表示することができる。例えば、前記仮想キーボードを構成する複数個のキーのうち、2個以上のキーを拡大表示すると決定することができる。ここで、前記拡大表示される2個以上のキーは、前記タッチが生じる前記位置と前記仮想キーボードの前記複数個のキーとの各々の距離に応じて決定されることができる。例えば、座標(x_user,y_user)がkey(1)の有効領域に含まれない場合、処理機は、座標(x_user,y_user)がkey(2)の有効領域に含まれるか比較する。処理機は、このような方法でkey(n)の有効領域まで比較を遂行して対応するキーを検索する。
key(n)の有効領域まで検索したにもかかわらず対応されるキーが検索できなければ、処理機は、タッチ座標値(x_user,y_user)が有効領域に含まれないと判断する。すなわち、タッチが生じる地点の座標が無効(invalid)領域に含まれることとみなして250ステップを実行する。
本発明の、他の一つの実施形態によれば、前記タッチが生じる位置に対応するキーが複数個検索された場合にも、250ステップを実行する。
本発明の、他の一つの実施形態によれば、処理機は、220ステップで仮想キーボードの上にタッチが生じる場合、240ステップで一つのキーを拡大表示するかまたは複数個のキーのうち、2個以上のキーを拡大表示するか決定することができる。240ステップで一つのキーを拡大表示すると決定された場合、処理機は、260ステップに進行することができる。240ステップで複数個のキーのうち、2個以上のキーを拡大表示すると決定される場合、処理機は、250ステップに進行することができる。例えば、230ステップの検索結果によってタッチが生じる位置に対応するキーが検索されない場合、処理機は、250ステップで前記複数個のキーのうち、2個以上のキーを拡大表示することができる。
250ステップで、処理機は、前記タッチが生じる前記位置の周辺にある複数個のキーをタッチスクリーンに拡大表示することができる。前記拡大表示される複数個のキーは、前記タッチが生じる前記位置及び前記仮想キーボードの、前記複数個のキーの、各々の距離に応じて決定されることができる。例えば、前記拡大表示される複数個のキーは、前記タッチが生じる前記位置から前記複数個のキーの、各々の距離があらかじめ定められた距離より近い距離に位置したと決定することができる。または、前記拡大表示される複数個のキーは、前記タッチが生じる前記位置から近い距離に位置するあらかじめ決定された個数のキーを拡大表示することができる。例えば、前記タッチが生じる前記位置から前記複数個のキーの、各々の距離が近い順にN個(Nは、2以上の定数である)選択されるように決定することができる。
本発明の一の実施形態によれば、処理機は、画面に拡大表示する候補群キーを決定して、決定されたキーをタッチスクリーンに拡大表示することができる。本発明の一の実施形態によれば、処理機は、前記決定のためにタッチ地点座標値(x_user,y_user)と仮想キーボードの、各々のキーの中心点座標との距離dを計算する。
各々のキーの中心点座標が(x_key[1],y_key[1])、(x_key[2],y_key[2])、(x_key[3],y_key[3])、…、(x_key[n],y_key[n])である場合、処理機は仮想キーボードの、すべてのキーの、各々の中心座標と操作者がタッチする地点の座標値との間の距離を、数式1を用いて求める。
[数1]
d[n]=sqrt(abs(x_key[n]-x_user)^2+abs(y_key[n]-y_user)^2)
ここで、abs( )は絶対値、sqrt( )は平方根を示す。
例えば、key(1)とタッチ地点(x_user,y_user)の距離d[1]=sqrt(abs(x_key[1]−x_user]^2+abs(y_key[1]−y_user)^2)であって、Key(2)とタッチ地点(x_user,y_user)の距離d[2]=sqrt(abs(x_key[2]−x_user]^2+abs(y_key[2]−y_user)^2)であって、Key(3)とタッチ地点(x_user,y_user)の距離d[3]=sqrt(abs(x_key[3]−x_user]^2+abs(y_key[3]−y_user)^2)であって、Key(n)とタッチ地点(x_user,y_user)の距離d[n]=sqrt(abs(x_key[n]−x_user]^2+abs(y_key[n]−y_user)^2)である。
もし、拡大表示するキーの個数がm個であるとすれば、処理機は操作者がタッチした地点座標(x_user,y_user)と各々のキー領域の、中心点座標値の距離d[1]、d[2]、d[3]、…、d[n]のうち距離が近い順にm個を選択して、選択された距離に対応するキーをタッチスクリーンに拡大表示されるように制御することができる。例えば、d[1]<d[n−1]<d[3]<d[n−5]<…であって、拡大表示するキーの個数がm=3であれば、d[1]、d[n−1]、d[3]を選択して、これに対応する3個のキーを候補群として決定して、これをタッチスクリーンに拡大表示することができる。
または、処理機は、タッチした地点の座標(x_user,y_user)と各々のキー領域の、中心点座標値の距離d[1]、d[2]、d[3]、…、d[n]のうち、あらかじめ定められた距離以内にあるキーを選択してタッチスクリーンに拡大表示されるように制御することもできる。例えば、あらかじめ定められた距離が15ピックセルであれば、タッチした地点の座標(x_user,y_user)と15ピックセル以内の距離に中心点の座標があるキーを候補群と決定して、これをタッチスクリーンに拡大表示することができる。
ここで、処理機は、タッチスクリーンに拡大表示するために元のキーのサイズより大きい第2の大きさを有するキーをタッチスクリーンに表示することができる。
また処理機は、前記拡大表示される複数個のキーの上にドラッグが生じる場合、前記ドラッグの距離及び/または方向に応じて前記拡大表示された複数個のキーのうち、一つのキーを指示するように決定する。ここで、処理機は、前記拡大表示された複数個のキーのうち、前記一つのキーを視覚的に異なるように表示することができる。
以後、前記処理機は、270ステップで拡大表示された複数個のキーの上にドラッグが生じたか判断する。処理機は、候補群キーが拡大表示された状態でタッチスクリーンにドラッグが感知されるか判断することができる。ドラッグは、タッチが生じる状態でタッチをリリーズすることなくタッチ地点を移動させる動作である。
前記拡大表示された複数個のキーの上にドラッグが生じる場合、処理機は、280ステップで前記ドラッグの距離及び/又は方向に応じて前記拡大表示された複数個のキーのうち、一つのキーを指示(indicate)する。このとき、前記処理機は、前記拡大表示される複数個のキーのうち、前記一つのキーを視覚的に異なるように表示することができる。例えば、処理機は、前記ドラッグが感知されると、280ステップでドラッグが止まった位置に対応するキーを拡大表示された他のキーと視覚的に区分表示するために、大きさをさらに拡大するか、または色相を異なるようにするか、または明暗を異なるようにすることができる。
処理機は、290ステップでタッチが解除されるリリーズの有無を確認する。拡大表示されたキーのうち視覚的に異なるように表示された一つのキーからリリーズが生じる場合、処理機は295ステップで、リリーズが生じる位置に対応するキーを最終選択する。
図2に示さなかったが、処理機は、前記視覚的に異なるように表示された前記一つのキーからリリーズが生じる場合、前記一つのキーに対応するシンボルを前記タッチスクリーンのうち前記仮想キーボード以外の領域に表示することができる。すなわち、処理機は、最終選択されたキーに対応するシンボルを前記仮想キーボード領域でないタッチスクリーン上の他の領域に表示することができる。例えば、最終選択されたキーが「A」であれば処理機は仮想キーボード領域でないタッチスクリーン上の他の領域にキー「A」に対応するシンボル「A」を表示する。
図3は、本発明のまた他の実施形態による仮想キーボード310が表示されたタッチスクリーン300を示す図である。図3を参照すると、タッチスクリーン300は、操作者からキーの入力を受けられる一点鎖線で表示された仮想キーボード領域310と仮想キーボードで最終的に選択されたキーに対応するシンボルが表示される点線で表示されるシンボル表示領域340に区分されている。
仮想キーボード領域は、あらかじめ定められた大きさの領域を有する縁が丸い矩形に表示される有効領域330と各々の有効領域間の空き空間で定義される無効(invalid)領域320で構成される。図3では例として「P」に該当する有効領域330にだけ図面符号を与えたが、このような有効領域は、仮想キーボードを構成するすべてのキー領域がそれに該当する。または有効領域内部には、各々のキーに対応するアルファベット、数字、ハングルの子音、母音またはアイコンのようなシンボルが表示される。操作者は表示されたシンボルを見て望むキーの入力をすることができる。ここで、操作者がタッチする地点の座標が有効領域に含まれる場合、処理機はキーに対応するシンボルをシンボル表示領域340に表示する。操作者がタッチする地点の座標が無効領域320に含まれると処理機は、図2のフローチャートに従って、m(mは、2以上で定数である)個のキーをタッチスクリーンに拡大表示する。
図4は、本発明のまた他の実施形態による仮想キーボード355が表示されたタッチスクリーン350を示す図である。図4には、一部領域360が拡大表示されている。仮想キーボード355の各々のキーは、図3とは異なってキー370とキー380が隣接表示されている。前記キー370の有効領域は、目には見えないが仮想の領域375を有しており、キー380の有効領域は、領域385、キー390の有効領域は領域395である。また、仮想キーボード355を構成する各々のすべてのキーに対応する有効領域は実際のキーが表示される領域より小さく設定されている。
例えば、タッチが生じる地点が領域375と領域385の間である場合、処理機は、「W」、「E」をタッチスクリーンに拡大表示する。
図5、6は、本発明のまた他の実施形態によってタッチスクリーン装置400上の仮想キーボードを用いる操作者の入力処理方法を説明するための図である。
図5を参照すると、操作者が○で表示された仮想キーボードの有効キー領域内部410をタッチすると、図6のようにキーに対応するシンボルが拡大表示される。本発明の実施形態では、操作者が仮想キーボードのキー「G」の領域内部410をタッチしており、これに従って処理機はシンボル「G」を他のキーのシンボルより大きく拡大表示420するようにタッチスクリーンを制御する。処理機は、仮想キーボード上にタッチが生じる場合、前記タッチが生じる位置に対応するキーを検索することができる。そして、前記検索結果によって一つのキーを拡大表示するかまたは複数個のキーを拡大表示するか決定することができる。図4は、処理機は一つのキーを拡大表示することに決定した場合を示す。
図7、8、9は、本発明のまた他の実施形態によってタッチスクリーン装置500上の仮想キーボードを用いる操作者の入力処理方法を説明するための図である。
図7を参照すると、操作者がキー「T」、「Y」、「G」の間の無効キー領域の一地点510をタッチする場合、図8を参照すると、処理機は、図2のフローチャートに従って地点510と、各々のキー中心点、の間の距離を計算して、距離が近い順にキー515、520、525を選択して、拡大表示するようにタッチスクリーンを制御する。また、処理機は、地点510と、各々のキー中心点、の間の距離があらかじめ決定された距離以内にあるキーを選択して、拡大表示するようにタッチスクリーンを制御することができる。
図9を参照すると、制御機は、タッチスクリーンに拡大表示されているキー530、535、540でドラッグの有無を確認する。ドラッグが感知されると、処理機は、視覚的に区別されることができるようにドラッグが止まる位置に対応するキーの大きさ、明暗、または色相が変更されるように制御する。例えば、操作者が拡大表示されたキー530、535、540のうちキー530からドラッグを始めてキー535でとまったら、処理機は、キー535が視覚的に区分することができるように表示されるようにタッチスクリーンを制御する。さらに、操作者がキー535からドラッグを始めてキー540でとまったら、処理機は、キー540が視覚的に区分表示されるようにタッチスクリーンを制御する。また、処理機は、ドラッグ以後リリーズが生じるか確認する。位置545からリリーズが生じると処理機はシンボル表示領域にキー540に対応するシンボル「G」が表示されるようにタッチスクリーンを制御する。
図10、11は、本発明のまた他の実施形態によって操作者が仮想キーボード領域の縁部分をタッチする場合を説明するための図である。図10に示すように、操作者が仮想キーボードの地点610をタッチすると、処理機は図12の通り、キー620、630を拡大表示するようにタッチスクリーンを制御する。また、処理機は、拡大表示する候補群のキーを選択するとき、タッチスクリーンの外部分にも目に見えないインビジブル(invisible)キー680があるとみなして、候補群を選択した後、タッチスクリーンに表示するときには、キー680は除いてキー620、630だけを表示する。
ここで、インビジブルキー680のみを示したが、インビジブルキーは、仮想キーボードの4個の縁面640、650、660、670外の部分に存在することができる。また、処理機は、インビジブルキーに対しても、数学式1を用いてタッチ位置とインビジブルキー680の中心座標、の間の距離を求めることができる。また処理機は、タッチ位置とインビジブルキーまでの距離を含めて拡大表示する候補群キーを選択してタッチスクリーンに表示するとき、インビジブルキーが含めていれば、これを除いて表示されるようにタッチスクリーンを制御することができる。
図12、13は、本発明のまた他の実施形態によるタッチスクリーンに拡大表示する過程を説明するための図である。
図12を参照すると、仮想キーボードの無効キー領域には、アンカポイント710のようにラージドット(Large dot)で表示された複数個のアンカポイントが存在する。タッチスクリーンに複数個のキーを拡大表示するとき、処理機は、前記複数個のキーを前記複数個のキーの間に存在する前記アンカポイントを中心に拡大表示する。処理機は、タッチが生じる位置からあらかじめ定めされた距離内にあるアンカポイントのうち、最も近接の位置にあるアンカポイントを選択して、これを中心にキーを拡大表示する。
図13を参照すると、処理機は、アンカポイント720を中心に拡大表示する候補群キーを拡大表示するようタッチスクリーンを制御する。アンカポイント720を中心に拡大されたので、拡大の後にもアンカポイントの位置は変わらず、アンカポイント720とアンカポイント730は、同一の位置に存在することになる。
図14は、本発明のまた他の実施形態によるタッチスクリーン装置を用いる操作者の入力処理方法のフローチャートである。図14は、タッチスクリーンに表示される複数個の選択項目のうち一つを選択する場合の処理方法を示す。
図14を参照すると、処理機は、800ステップで操作者が選択することができる複数個の選択項目をタッチスクリーンに表示する。選択項目は、タッチスクリーン120で操作者がタッチを用いて選択することができる項目であって、URLリンク、仮想キーボードのキー、アイコン、メニューの項目、リストボックスの項目、コンボボックスの項目などであることができる。例えば、選択項目はURLリングであることができる。一般的に、URLリンクは、インターネットにてウェブサイトのアドレスを示し、テキスト(TEXT)またはグラフィックオブジェクトと結合されることができる。
各々の選択項目は、図3の仮想キーボードのキーと同様にタッチスクリーンに領域を有することができる。各々の選択項目がタッチスクリーンを占有している領域を有効領域、有効領域と有効領域の間の空き空間を無効領域に定義することができる。
処理機は、810ステップにおいて、タッチスクリーンで生じるタッチを検出することができる。処理機は、タッチスクリーン上のタッチを検出すると820ステップに進行する。例えば、タッチスクリーンにタッチが生じるとタッチスクリーンは、タッチが生じた地点の座標値を処理機に報告する。ここで、前記座標値は、(x、y)座標であるかまたは極座標であることができる。810ステップでタッチが感知されない場合、処理機は、タッチが入力されるまで待機するか、あらかじめ定めれた動作を行うことができる。
処理機は、820ステップで前記座標値を受信してタッチ地点の座標が有効領域に含まれるか判断して、選択項目を識別することができる。選択項目は、タッチスクリーン上にあらかじめ定められた領域を有することができるが、処理機は受信されたタッチ地点の座標値が各々の選択項目の有効領域に含まれるか確認する。
例えば、メモリ110には、各々の選択項目に対応する有効領域の範囲が格納されることができる。各々の選択項目は、タッチスクリーン120上に前記各々の選択項目に対応する有効領域を占有することになり、前記有効領域の座標値がメモリ110に格納されることができる。
受信されたタッチ地点の座標値が各々の選択項目の有効領域に含まれる場合、処理機は、870ステップで該当する選択項目を前記タッチが生じる位置に対応する選択項目として識別することができる。
本発明のまた他の一つの実施形態によれば、処理機は、タッチが生じる位置及び複数個の選択項目、の間の距離に応じて前記タッチが生じる前記位置に対応する選択項目を識別することができる。または、処理機は、前記タッチが生じる前記位置からあらかじめ定められた距離より近い距離に位置する選択項目を前記タッチが生じる前記位置に対応する前記選択項目として識別することができる。
処理機は、820ステップで、タッチスクリーン上にタッチが検出された場合、一つの選択項目に対する表示を変更するかまたは前記複数個の選択項目のうち、2個以上の選択項目に対する表示を変更するかないか決定することができる。例えば、処理機は、タッチ地点の座標が有効領域に含まれる場合、一つの選択項目を拡大表示すると決定することができる。このとき、前記一つの選択項目は、前記有効領域に対応する選択項目であることができる。処理機は、タッチ地点の座標が有効領域に含まれない場合、すなわち、無効領域に含まれる場合、前記複数個の選択項目のうち、2個以上の選択項目を拡大表示すると決定することができる。
本発明のまた他の一つの実施形態によれば、処理機は、タッチ地点の座標が有効領域に含まれる場合、一つの選択項目に対する表示を変更せずに、該当する選択項目が選択されたと判断してこれに対応する動作を行い、前記タッチ地点の座標が有効領域に含まれない場合、すなわち、無効領域に含まれる場合、前記複数個の選択項目のうち、2個以上の選択項目を拡大表示すると決定することができる。
本発明のまた他の一つの実施形態によれば、820ステップで、処理機は、前記タッチが生じる位置に対応する選択項目を識別することができる。処理機は、前記タッチが生じる位置に対応する座標値を受信して前記タッチが生じる位置に対応する選択項目を識別することができる。また、処理機は、前記タッチが生じる前記位置及び前記タッチスクリーン上に表示される複数個の選択項目、の各々の距離に応じて前記タッチが生じる前記位置に対応する選択項目を識別することができる。
このように識別された選択項目が一つであれば、処理機は、前記識別された一つの選択項目に対する表示を変更すること(例えば、拡大表示すること)に決定することができる。
または、このように識別された選択項目が2個以上である場合、前記識別された2個以上の選択項目に対する表示を変更すること(例えば、拡大表示すること)に決定することができる。例えば、タッチ地点の座標が無効領域に含まれる場合、処理機は、前記識別された2個以上の選択項目を拡大表示すると決定することができる。または、タッチ地点の座標が有効領域に含まれる場合にも、あらかじめ定められた条件に従って2個以上の選択項目を識別することができて、この場合前記識別された2個以上の選択項目を拡大表示すると決定することができる。例えば、タッチ地点の座標が有効領域に含まれる場合、タッチ地点の座標からあらかじめ定められた距離以内に2個以上の選択項目が存在する場合、前記あらかじめ定められた距離以内の前記2個以上の選択項目を前記タッチが生じる位置に対応する選択項目として識別することができる。そして、前記識別された2個以上の選択項目が拡大表示されるように決定することができる。
820ステップで、処理機が2個以上の選択項目に対する表示を変更すると決定した場合、830ステップに進行する。または、820ステップで、処理機が一つの選択項目に対する表示を変更すると決定した場合、870ステップに進行する。この場合、処理機は、前記一つの選択項目が選択されたと判断して処理する。
820ステップで、処理機が2個以上の選択項目に対する表示を変更すると決定した場合、処理機は、830ステップで表示を変更することと決定された前記2個以上の選択項目に対する表示を変更することができる。例えば、処理機は、前記2個以上の選択項目を拡大表示することができる。本発明のまた他の一つの実施形態によれば、820ステップでタッチが生じる位置に対応すると識別された選択項目が2個以上である場合、前記2個以上の選択項目に対する表示を変更することができる。例えば、処理機は、前記2個以上の選択項目を拡大表示することができる。本発明のまた他の一つの実施形態によれば、820ステップでタッチ地点の座標が無効領域に含まれると決定された場合、複数個の選択項目のうちタッチが生じる位置に対応することと識別される2個以上の選択項目に対する表示を変更することができる。例えば、処理機は、前記2個以上の選択項目を拡大表示することができる。
タッチが無効領域で生じる場合、処理機は、830ステップでタッチが生じる周辺の選択可能な複数個の選択項目を拡大表示することができる。例えば、操作者がタッチする地点の座標が(x_user,y_user)、各々の選択項目の有効領域をitem(1)、 item(2)、 item(3)、 item(4)、…、 item(n)と定義することができる。処理機は、あらかじめ座標(x_user,y_user)がitem(1)の領域に含まれるか判断する。
判断の結果(x_user,y_user)がitem(1)の領域に含まれる場合、820ステップで、item(1)を選択する。座標(x_user,y_user)がitem(1)の領域に含まれない場合、処理機は、座標(x_user,y_user)がitem(2)の領域に含まれるか比較する。このような方法で比較を行い、選択項目を識別することができる。
item(n)まで検索したにもかかわらず、対応される選択項目を識別されなければ、処理機は、タッチ座標値(x_user,y_user)が無効(invalid)領域に含まれることとみなして830ステップを実行する。処理機は、830ステップでタッチ地点の周辺に位置している複数個の選択項目を拡大表示する。これのために、処理機は、タッチ地点座標値(x_user,y_user)と各選択項目領域の中心点座標の距離dを計算する。
各々の選択項目領域の中心点座標が(x_item[1],y_item[1])、(x_item[2],y_item[2])、(x_item[3],y_item[3])、…、(x_item[n],y_item[n])である場合、処理機は、すべての選択項目領域の中心座標と操作者がタッチする地点の座標値間の距離を数学式2によって求める。
[数2]
d[n]=sqrt(abs(x_item[n]-x_user)^2+abs(y_item[n]-y_user)^2)
ここで、abs( )は絶対値、sqrt( )は平方根を示す。
例えば、item(1)とタッチ地点(x_user,y_user)の距離d[1]=sqrt(abs(x_item[1]−x_user]^2+abs(y_item[1]−y_user)^2)であって、item(2)とタッチ地点(x_user,y_user)の距離d[2]=sqrt(abs(x_item[2]−x_user]^2+abs(y_item[2]−y_user)^2)であって、item(3)とタッチ地点(x_user,y_user)の距離d[3]=sqrt(abs(x_item[3]−x_user]^2+abs(y_item[3]−y_user)^2)であって、item(n)とタッチ地点(x_user,y_user)の距離d[n]=sqrt(abs(x_item[n]−x_user]^2+abs(y_item[n]−y_user)^2)である。
もし、拡大表示する選択項目の個数がm個であるとすると、処理機は、操作者がタッチする地点の座標(x_user、y_user)と各選択項目の中心点座標値の距離d[1]、d[2]、d[3]、…、d[n]のうち距離が近い順にm個を選択して、m個をタッチスクリーンに拡大表示されるよう制御することができる。例えば、d[1]<d[n−1]<d[3]<d[n−5]<…であって、拡大表示する選択項目の個数m=3であれば、d[1]、d[n−3]、d[3]を選択して、これに対応する3個の選択項目を候補群として決定して、これをタッチスクリーンに拡大表示することができる。
また処理機は、タッチが生じる地点の座標(x_user、y_user)と各キー領域の中心点座標値の距離d[1]、d[2]、d[3]、…、d[n]のうちあらかじめ定められた距離以内にある選択項目を選択して、タッチスクリーンに拡大表示されるように制御することができる。また処理機は、840ステップで、前記拡大表示される2個以上の選択項目の上にドラッグが生じたか判断することができる。
前記拡大表示された2個以上の選択項目の上にドラッグが行った場合、処理機は850ステップで前記ドラッグの方向及び/または距離に応じて前記拡大表示された2個以上の選択項目のうち一部の選択項目に対する表示を変更することができる。
例えば、前記一部の選択項目の色相、明暗、模様、大きさなどを変更することができる。処理機は、前記ドラッグが感知されると、850ステップでドラッグが止まった位置に対応する選択項目を拡大表示された他の選択項目と視覚的に区分表示するために大きさをさらに拡大するか、または色相を異なるようにするか、または明暗を異なるようにすることができる。850ステップで処理機は、タッチが解除されるリリーズの有無を確認する。
処理機は、リリーズが生じると850ステップでリリーズが生じる位置に対応する選択項目を選択する。前記ドラッグによって表示が変更された前記一部の選択項目が一つであって、前記一部の選択項目からリリーズが生じる場合、処理機は、870ステップで前記一部の選択項目が選択されたことと処理することができる。
図15、16は、本発明のまた他の実施形態によって複数個の選択項目が表示されるタッチスクリーンで前記複数個の選択項目のうち一つを選択する操作者の入力処理方法を説明するための図である。
図15を参照すると、タッチスクリーン900は、複数個の選択項目910、930を表示する。図15で選択項目910、930は、URLリンクである。このようなURLリンクは、テキスト、イメージ、動画などと結び付き、タッチスクリーン上に前記テキスト、イメージ、動画などを表示することができる。
このとき、操作者がタッチスクリーン900上の位置920をタッチする。処理機は、前記タッチが生じる位置920に対応する選択項目を識別することができる。前記識別された選択項目が2個以上である場合のタッチスクリーン900の表示を図16に示している。処理機によって識別された選択項目910、930が2個以上であるので、処理機は、選択項目910、930を図16の選択項目940,960のように拡大表示する。
操作者はより大きく表示される選択項目940、960上からドラッグして操作者が選択しようとする選択項目の方にタッチ950を移動させる。処理機は、さらに移動されたタッチ950から操作者が選択しようとする選択項目を拡大表示される選択項目940、960のうち、より正確に選択することができる。例えば、図16で操作者がタッチ950を選択項目960の方にドラッグすると、処理機は、選択項目960に対する表示を変更する。例えば、処理機は、選択項目960の色相または明暗を変更することができる。操作者がそれを介して操作者が選択しようとしていた選択項目960が正確に選択されたか確認して,タッチをリリーズすることができる。タッチがリリーズされると、処理機は、前記リリーズの際に選択候補として表示された選択項目960が選択されたと判断して処理する。
本発明のまた他の一つの実施形態によれば、ドラッグによって複数個の選択項目に対する表示を変更することができる。例えば、タッチスクリーン上にタッチが生じる場合、前記タッチが生じる位置に対応する選択項目として4個(例えば、選択項目A、B、C、D)が識別された場合、前記4個の選択項目を拡大表示する。そして、ドラッグによって、まず3個(例えば、選択項目B、C、D)の選択項目に対する表示を変更して(例えば、色相を変更する)、ドラッグが続くことによって最終的に一つの選択項目(例えば、選択項目C)が選択されたことを示すためにさらに表示を変更することができる。例えば、最初の4個の選択項目、のA、B、C、Dが拡大表示される時は、前記4個の選択項目に対してColor_1色で表示して、その後のドラッグによって前記3個の選択項目のB、C、DはColor_2色で表示して、選択項目Aは、Color_1色に維持する。そして、ドラッグが続行されることによって最終的に選択項目のCだけが識別された場合、選択項目のCは、Color_2色で表示して、選択項目のB、CはColor_1色に変更することができる。
本発明のまた他の一つの実施形態によれば、操作者がタッチスクリーン900上の位置920をタッチしたとき、処理機は、タッチが有効領域で生じたことか否かを確認することができる。確認の結果、タッチが無効領域で生じる場合、処理機は、タッチが生じる位置950周辺のURLリンク940、960などを拡大表示する。
上述のように本発明は、タッチスクリーンを介して操作者による入力がより速く便利に行われるという利点があり、これによって本発明はタッチスクリーンが用いられる電子装置において活用されることができる。
上述で説明された方法は、多様なコンピュータ手段を介して実行ができるプログラム命令形態に具現されてコンピュータ読取り可能媒体に記録され得る。前記コンピュータ読取り可能媒体は、プログラム命令、データファイル、データ構造などを単独にまたは組み合わせて含むことができる。前記媒体に記録されるプログラム命令は、本発明のために特別にデザインされ構成されたものであるか、コンピュータソフトウェアの当業者にとっては、公知であり使用可能なものであり得る。コンピュータ読取り可能記録媒体の例としては、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク及び磁気テープのような磁気媒体(magnetic media)、CD−ROM、DVDのような光記録媒体(optical recording media)、フロプチカルディスク(floptical disk)のような磁気−光媒体(magneto−optical media)、及びロム(ROM)、ラム(RAM)、フラッシュメモリなどのようなフログラム命令を格納して行うように特別に構成されたハードウェア装置が挙げられる。プログラム命令の例としては、コンパイラによって生成されることと同様な機械語コードのみならず、解釈プログラムなどを用いてコンピュータによって行われる高級言語コードが挙げられる。前記のハードウェア装置は、本発明の動作を行うために一つ以上のソフトウェアモジュールとして作動するように構成されることができ、その逆も可能である。
本発明の一の実施形態によれば、タッチスクリーンを介する操作者の入力がより速くて便利に行なわれることができる。
本発明のまた他の一つの実施形態によれば、操作者は望む文字を容易く探して正確に入力することができ、また複数個の選択項目から何れか一つの項目を容易く正確に選択することができる。
尚、本発明は、上述の実施形態に限られるものではない。本発明の技術的範囲から逸脱しない範囲内で多様に変更実施することが可能である。それゆえに、本発明の範囲は、後述する特許請求範囲のみならず、この特許請求範囲と均等なものによって定めなければならない。
たとえば、上述の実施形態においては、キーまたは選択項目に対する表示を変更する例として、前記キーまたは選択項目を拡大表示することで主に説明しているが、本発明はこれに限定されない。キーまたは選択項目の色相、模様、または明暗など多様な形の変更が採用され得る。また、上述の実施形態でキーまたは選択項目を拡大表示することは、単に前記キーまたは選択項目の模様をそのまま維持しつつ拡大表示する場合に制限されず、前記キーの模様を変更しつつその大きさを拡大するか、または前記キーに表示される文字及び/または数字などの模様または色相を変更しつつその大きさを拡大する場合などの多様な変更例を含む。
100 タッチスクリーン装置
110 メモリ
120、300、350 タッチスクリーン
130 処理機
310、355 仮想キーボード
320 無効領域
330 有効領域
340 シンボル表示領域
360 一部領域

Claims (20)

  1. タッチスクリーン装置において、
    複数個のキーを含む仮想キーボードを表示するタッチスクリーンと、
    前記仮想キーボードの上にタッチが生ずる場合、一つのキーを拡大表示するかまたは前記複数個のキーのうち、2個以上のキーを拡大表示するか決定する処理機と、を有することを特徴とするタッチスクリーン装置。
  2. 前記処理機は、前記拡大表示された2個以上のキーの上にドラッグが生じる場合、前記ドラッグの距離または方向に応じて前記拡大表示された2個以上のキーのうち、一つのキーを視覚的に異なるように表示すると決定することを特徴とする請求項1に記載のタッチスクリーン装置。
  3. 前記処理機は、前記視覚的に異なるように表示された前記一つのキーからリリーズが生じる場合、前記一つのキーに対応するシンボルを前記タッチスクリーンのうち前記仮想キーボード以外の領域に表示することを特徴とする請求項2に記載のタッチスクリーン装置。
  4. 前記処理機は、前記タッチが生じる場合、前記タッチスクリーンから前記タッチが生じる位置に対応する座標値を受信して前記タッチが生じる位置に対応するキーを検索し、
    前記検索の結果、前記タッチが生じる位置に対応する前記一つのキーが検索された場合、前記検索された一つのキーを拡大表示し、
    前記検索の結果、前記タッチが生じる位置に対応する前記一つのキーが検索されない場合、前記タッチが生じる前記位置及び前記仮想キーボードの、前記複数個のキーの、各々の距離に応じて前記複数個のキーのうち、前記2個以上のキーを決定して前記2個以上のキーを拡大表示することを特徴とする請求項1に記載のタッチスクリーン装置。
  5. 前記仮想キーボードの、前記複数個のキーの、各々に対応する有効領域の範囲を格納するメモリをさらに含み、
    前記処理機は、
    前記タッチが生じる場合、前記タッチが生じる前記位置に対応する座標値が属する有効領域に対応するキーを検索することを特徴とする請求項4に記載のタッチスクリーン装置。
  6. 前記処理機は、前記検索の結果、前記タッチが生じる前記位置に対応する前記一つのキーが検索されない場合、前記タッチが生じる前記位置から近い距離に位置するあらかじめ決定された個数のキーを拡大表示することを特徴とする請求項4に記載のタッチスクリーン装置。
  7. 前記処理機は、前記検索の結果、前記タッチが生じる前記位置に対応する前記一つのキーが検索されない場合、前記タッチが生じる前記位置から定められた距離より近い距離に位置するキーを拡大表示することを特徴とする請求項4に記載のタッチスクリーン装置。
  8. 前記処理機は、前記複数個のキーのうち、2個以上のキーを前記2個以上のキーの間に存在するアンカポイントを中心に拡大表示することを特徴とする請求項1に記載のタッチスクリーン装置。
  9. 前記2個以上のキーの間に存在する前記アンカポイントは、前記タッチが生じる前記位置からあらかじめ定められた距離内にあるアンカポイントのうち最も近いアンカポイントであることを特徴とする請求項8に記載のタッチスクリーン装置。
  10. 前記複数個のキーは、URLリンク、仮想キーボードのキー、アイコン、メニューの項目、リストボックスの項目、コンボボックスの項目、ハングルの子音、母音、英語アルファベットの大文字、小文字、数字、特殊文字、アイコンのうち少なくとも何れか一つを含むことを特徴とする請求項1に記載のタッチスクリーン装置。
  11. タッチスクリーン装置の入力処理方法において、
    複数個のキーを含む仮想キーボードを表示する過程と、
    前記仮想キーボードの上にタッチが生じる場合、一つのキーを拡大表示するかまたは前記複数個のキーのうち、2個以上のキーを拡大表示するか決定する過程と、を有することを特徴とするタッチスクリーン装置の入力処理方法。
  12. 前記仮想キーボードの上にタッチが生じる場合、一つのキーを拡大表示するかまたは前記複数個のキーのうち、2個以上のキーを拡大表示するか決定する過程は、
    前記拡大表示された2個以上のキーの上にドラッグが生じる場合、前記ドラッグの距離または方向に応じて前記拡大表示された2個以上のキーのうち、一つのキーを視覚的に異なるように表示する過程を含むことを特徴とする請求項11に記載のタッチスクリーン装置の入力処理方法。
  13. 前記視覚的に異なるように表示された前記一つのキーからリリーズが生じる場合、前記一つのキーに対応するシンボルを前記タッチスクリーンのうち前記仮想キーボード以外の領域に表示することを特徴とする請求項12に記載のタッチスクリーン装置の入力処理方法。
  14. 前記仮想キーボードの上にタッチが生じる場合、一つのキーを拡大表示するかまたは前記複数個のキーのうち、2個以上のキーを拡大表示するか決定する過程は、
    タッチが生じる場合、前記タッチスクリーンから前記タッチが生じる位置に対応する座標値を受信して前記タッチが生じる位置に対応するキーを検索し、
    前記検索の結果、前記タッチが生じる位置に対応する前記一つのキーが検索された場合、前記検索された一つのキーを拡大表示し、
    前記検索の結果、前記タッチが生じる位置に対応する前記一つのキーが検索されない場合、前記タッチが生じる前記位置及び前記仮想キーボードの、前記複数個のキーの、各々の距離に応じて前記複数個のキーのうち、前記2個以上のキーを決定して前記2個以上のキーを拡大表示することを特徴とする請求項11に記載のタッチスクリーン装置の入力処理方法。
  15. 前記仮想キーボードの、前記複数個のキーの、各々に対応する有効領域の範囲を格納した後、
    前記タッチが生じる場合、前記タッチが生じる前記位置に対応する座標値が属する有効領域に対応するキーを検索することを特徴とする請求項14に記載のタッチスクリーン装置の入力処理方法。
  16. 前記検索の結果、前記タッチが生じる前記位置に対応する前記一つのキーが検索されない場合、前記タッチが生じる前記位置から近い距離に位置するあらかじめ決定された個数のキーを拡大表示することを特徴とする請求項14に記載のタッチスクリーン装置の入力処理方法。
  17. 前記検索の結果、前記タッチが生じる前記位置に対応する前記一つのキーが検索されない場合、前記タッチが生じる前記位置から定められた距離より近い距離に位置するキーを拡大表示することを特徴とする請求項14に記載のタッチスクリーン装置の入力処理方法。
  18. 前記複数個のキーのうち、2個以上のキーを前記2個以上のキーの間に存在するアンカポイントを中心に拡大表示することを特徴とする請求項11に記載のタッチスクリーン装置の入力処理方法。
  19. 前記2個以上のキーの間に存在する前記アンカポイントは、前記タッチが生じる前記位置からあらかじめ定めされた距離内にあるアンカポイントのうち最も近いアンカポイントであることを特徴とする請求項18に記載のタッチスクリーン装置の入力処理方法。
  20. 前記複数個のキーは、URLリンク、仮想キーボードのキー、アイコン、メニューの項目、リストボックスの項目、コンボボックスの項目、ハングルの子音、母音、英語アルファベットの大文字、小文字、数字、特殊文字、アイコンのうち少なくとも何れか一つを含むことを特徴とする請求項11に記載のタッチスクリーン装置の入力処理方法。


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