JP2011214311A - リッド付ボックスのロック構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】様々な意匠のパネルに汎用することができる、リッド付ボックスのロック構造を提供する。
【解決手段】ストライカ15のプレート部16には、インストルメントパネル1から離間する方向に膨出するように湾曲する湾曲部18が設けられている。また、湾曲部18に対して車幅方向の両側には、板状の第1平板部19aおよび第2平板部19bが湾曲部18に連続して設けられている。第2平板部19bには、第2ピン挿通孔22が車幅方向に長い長孔として形成されているので、第2ピン挿通孔22に第2位置決め用ピン11Bが挿通された状態で、第2平板部19bをインストルメントパネル1に対して近接または離間する方向に移動することができ、第2平板部19bとインストルメントパネル1との対向方向の間隔を調整することができる。
【選択図】図5

Description

本発明は、自動車の車室内のパネルに備えられるリッド付ボックスに適用され、リッドによりボックスを閉じた状態に保持するためのロック構造に関する。
自動車の前席の前方(車室の最前部)には、インストルメントパネル(ダッシュボード)が車幅方向の全幅にわたって設けられている。インストルメントパネルには、通常、助手席の前方に、グローブボックスが設けられている。グローブボックスは、前方に向かって窪み、正面(助手席側の面)が開放された凹部として形成されている。そして、グローブボックスでは、その正面の開口を開閉するリッドが設けられたものが一般的である。
このようなリッド付グローブボックス構造では、グローブボックス側にストライカが設けられ、リッド側にストライカに係止されるフックが設けられている。リッドがグローブボックスの開口を閉じた状態で、ストライカにフックが係止され、リッドの閉状態が保たれる。
通常、ストライカは、インストルメントパネルの意匠(形状)ごとに、フックとの相対位置を合わせて、フックが良好に係止されるように設計される。すなわち、ストライカは、インストルメントパネルの意匠ごとに設計および製造される専用品である。
そのため、インストルメントパネルの意匠が変更されると、その変更前の旧意匠のインストルメントパネル用のストライカは、変更後の新意匠のインストルメントパネルに用いることはできない。たとえ旧意匠のインストルメントパネル用のストライカを新意匠のインストルメントパネルに取り付けても、ストライカとフックとの相対位置関係が大きく変更されるため、フックがストライカに良好に係止されない。
従来から、フックのような係止部材をストライカに案内するための案内面を設けることにより、ストライカと係止部材との相対位置の微小なずれにかかわらず、ストライカへの係止部材の良好な係止を達成可能とした構成が提案されている。しかしながら、旧意匠のインストルメントパネル用のストライカを新意匠のインストルメントパネルに取り付けて、その提案に係る構造を採用しても、ストライカとフックとの相対位置のずれが大きすぎるため、ストライカにフックを係止させることができない。
特開平10−115135号公報 特開平11−172976号公報
本発明の目的は、様々な意匠のパネルに汎用することができる、リッド付ボックスのロック構造を提供することである。
前記の目的を達成するため、本発明は、自動車の車室内のパネルに備えられるリッド付ボックスに適用され、リッドによりボックスを閉じた状態に保持するためのロック構造であって、前記パネルおよび前記リッドの一方を被取付部として、前記被取付部に対向配置されるプレート部および前記プレート部に支持されるワイヤ部を有するストライカと、前記ワイヤ部に係止されるフックと、前記被取付部に所定方向に間隔を空けて形成され、前記プレート部に向けて突出する第1位置決め用ピンおよび第2位置決め用ピンと、前記被取付部に形成され、前記プレート部に向けて突出する固定用ボスと、前記固定用ボスにねじ込まれるねじとを備え、前記プレート部は、前記被取付部に対して前記所定方向の中央が離間するように湾曲した湾曲部、ならびに前記湾曲部に対する前記所定方向の両側に前記湾曲部に連続して形成される板状の第1平板部および第2平板部を一体的に有し、前記第1平板部には、前記第1位置決め用ピンが挿通される第1ピン挿通孔が丸孔として形成され、前記第2平板部には、前記第2位置決め用ピンが挿通される第2ピン挿通孔が前記所定方向に長い長孔として形成され、前記湾曲部、前記第1平板部および前記第2平板部には、前記ねじが挿通されるねじ孔が前記所定方向に長い長孔として、前記湾曲部、前記第1平板部および前記第2平板部に跨って形成されていることを特徴としている。
このロック構造によれば、ストライカのプレート部には、被取付部から離間する方向に膨出するように湾曲する湾曲部が設けられている。また、湾曲部に対して所定方向の両側には、板状の第1平板部および第2平板部が湾曲部に連続して設けられている。これにより、プレート部は、全体としてV字状に湾曲した形状をなしている。
パネルの意匠の変更により、ストライカとフックとの相対位置にずれが生じている場合には、ストライカがフックに向けられるようにその姿勢を変更する必要がある。
第2平板部に形成された第2ピン挿通孔が所定方向に長い長孔として形成されているので、第2ピン挿通孔に第2位置決め用ピンが挿通された状態で、第2平板部を被取付部に対して近接または離間する方向に移動することができ、第2平板部と被取付部との対向方向の間隔を調整することができる。これにより、プレート部を、第1平板部および第2平板部が所定方向に対称な姿勢をなすように配置したり、第2平板部が第1平板部よりも被取付部側に近接した姿勢をなすように配置したり、第2平板部が第1平板部よりも被取付部から離間した姿勢をなすように配置したりすることができる。
第2平板部が被取付部に近接するようにプレート部が傾斜した姿勢をなす場合には、ねじ孔における第1平板部側に片寄った位置にねじを挿通し、ねじ頭における固定用ボスとの対向面と固定用ボスの先端面とが平行をなした状態で、それらの間に第1平板部を挟み込むことにより、プレート部を被取付部にガタなく固定することができる。
また、第2平板部が被取付部から離間するようにプレート部が傾斜した姿勢をなす場合には、ねじ孔における第2平板部側に片寄った位置にねじを挿通し、ねじ頭における固定用ボスとの対向面と固定用ボスの先端面とが平行をなした状態で、それらの間に第2平板部を挟み込むことにより、プレート部を被取付部にガタなく固定することができる。
よって、ストライカの被取付部に対する取付角度を任意に変更することができながら、ストライカのプレート部を被取付部にガタなく固定することができる。そのため、本発明に係るリッド付ボックスのロック構造は、様々な意匠のパネルに汎用することができる。
本発明によれば、ストライカの被取付部に対する取付角度を任意に変更することができながら、ストライカのプレート部を被取付部にガタなく固定することができるので、ストライカは、様々な意匠のパネルに汎用することができる。
図1は、インストルメントパネルの正面図である。 図2は、本発明の一実施形態に係るリッド付ボックスのロック構造を示す模式的な断面図である。 図3は、図2に示すストライカの構造を説明するための斜視図である。 図4は、インストルメントパネルに対するストライカの取付状態の一例を示す模式的な断面図である。 図5は、インストルメントパネルに対するストライカの取付状態の他の例を示す模式的な断面図である。
以下では、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、インストルメントパネルの正面図である。
自動車の前席の前方(車室の最前部)には、図1に示すように、インストルメントパネル1(ダッシュボード)が車幅方向の全幅にわたって設けられている。グローブボックス2は、たとえば、インストルメントパネル1における助手席の前方の位置において、正面(助手席側の面)から窪む凹部として形成されている。そして、グローブボックス2には、正面の開口3を開閉するリッド4が設けられている。
リッド4がインストルメントパネル1に沿った状態で、グローブボックス2の開口3が閉塞される。また、その状態からリッド4が助手席側に倒伏することにより、グローブボックス2の開口3が開放される。
図2は、本発明の一実施形態に係るリッド付ボックスのロック構造を示す模式的な断面図である。
図2に示すように、インストルメントパネル1の裏面1A(自動車の前方に向いた面)には、固定用ボス10、第1位置決め用ピン11Aおよび第2位置決め用ピン11Bが前方に突出して設けられている。
固定用ボス10は、円筒形状に形成されている。固定用ボス10の内側面10Aは、内ねじが切られたねじ孔として形成されている。
第1位置決め用ピン11Aは、固定用ボス10に対して車幅方向一方側(以下、「右側」という。)の斜め上方に配置され、固定用ボス10よりもインストルメントパネル1からの突出量が大きい円柱状に形成されている。
第2位置決め用ピン11Bは、固定用ボス10に対して車幅方向他方側(以下、「左側」という。)の斜め上方に配置され、第1位置決め用ピン11Aとほぼ同一形状に形成されている。
そして、これらの固定用ボス10、第1位置決め用ピン11Aおよび第2位置決め用ピン11Bを介して、インストルメントパネル1にストライカ15が取り付けられている。
図3は、図2に示すストライカの構造を説明するための斜視図である。
ストライカ15は、プレート部16およびワイヤ部17を備えている。
プレート部16は、湾曲部18と、湾曲部18の右側に連続する第1平板部19aと、湾曲部18の左側に連続する第2平板部19bとを一体的に備えている。
湾曲部18は、ストライカ15がインストルメントパネル1に取り付けられた状態(図2参照)で、その車幅方向中央部がインストルメントパネル1から離間するように湾曲している。
そして、第1平板部19aおよび第2平板部19bは、湾曲部18から直線状に延びている。これにより、プレート部16は、全体として略V字状をなすように湾曲している。第1平板部19aの延長線と第2平板部19bの延長線とがなす内角は、たとえば、174°である。
プレート部16のほぼ中央部には、ねじ孔20が形成されている。ねじ孔20は、車幅方向に長い長孔として、湾曲部18、第1平板部19aおよび第2平板部19bに跨って形成されている。
また、第1平板部19aには、ねじ孔20に対して右斜め上方に間隔を空けた位置に、第1ピン挿通孔21がプレート部16(第1平板部19a)をその厚さ方向に貫通する丸孔として形成されている。
そして、第2平板部19bには、第1ピン挿通孔21に左側に対向する位置に、第2ボス挿通孔21がプレート部16(第2平板部19b)をその厚さ方向に貫通し、車幅方向に長い長孔として形成されている。
ねじ孔20、第1ピン挿通孔21および第2ピン挿通孔22の相対的な位置関係は、図2に示す固定用ボス10、第1位置決めピン11Aおよび第2位置決めピン11Bの相対的な位置関係とほぼ同一である。
ワイヤ部17は、略コ字状に形成され、その各遊端部がプレート部16の第1平板部19aおよび第2平板部19bに接続されている。ストライカ15がインストルメントパネル1に取り付けられた状態で、ワイヤ部17は、プレート部16から下方に延び、その途中部が車室側に向けて屈曲されて斜め下方に延びている。
図2に示すように、リッド4には、フック30が取り付けられている。フック30は、リッド4が閉じられた状態で、ストライカ15と前後方向に対向する位置に配置されている。
フック30は、リッド4の表面と面一をなすように配置される操作部31と、リッド4が閉じられた状態で、操作部31からストライカ15の下方に向けて延びる係止片32とを一体的に備えている。係止片32のストライカ15との対向面には、爪状の係止突起33が形成されている。
リッド4が閉じられた状態では、ストライカ15のワイヤ部17において、その各遊端部を連結する連結部23に係止突起33が前側から当接し、フック30がストライカ15に係止される。これにより、リッド4の助手席側への倒伏が阻止され、リッド4によりグローブボックス2が閉じられた状態が維持される。
また、フック30は、係止片32がストライカ15に対して近接および離間するように、車幅方向に延びる軸線を中心に回動可能に設けられている。リッド4が閉じられた状態で、操作部31の操作により、係止片32がストライカ15から離間する方向にフック30が回動されると、係止突起33がストライカ15のワイヤ部17から外れ、ストライカ15に対するフック30の係止が解除される。これにより、リッド4を助手席側に倒伏させることができ、グローブボックス2の開口3を開放することができる。
ストライカ15は、リッド4に設けられたフック30の位置に応じて、その取付角度を変更することができる。
図4は、インストルメントパネルに対するストライカの取付状態の一例を示す模式的な断面図である。
図4に示す状態では、プレート部16が車幅方向に対称な姿勢をなすように、ストライカ15がインストルメントパネル1に取り付けられている。
この状態では、第1平板部19aおよび第2平板部19bは、その先端部がインストルメントパネル1に近づくように延びている。
また、第1平板部19aの第1ピン挿通孔21には、インストルメントパネル1から突出する第1位置決めピン11Aが挿通されている。第1位置決めピン11Aは、第1ピン挿通孔21の車幅方向の両側面に対して間隔を空けた状態で配置されている。
また、第2平板部19bの第2ピン挿通孔22には、インストルメントパネル1から突出する第2位置決めピン11Bが挿通されている。第2位置決めピン11Bは、第2ピン挿通孔22の車幅方向の両側面に対して間隔を空けた状態で配置されている。
また、インストルメントパネル1から突出する固定用ボス10は、湾曲部18の下面において、ねじ孔20の左右方向中央部の周囲の部分に当接している。この状態で、固定用ボス10は、プレート部16に形成されたねじ孔20に対向している。
そして、ねじ孔20を介して、固定用ボス10の内側面10Aにねじ40がねじ込まれる。このとき、固定用ボス10の先端面は、湾曲部18に対して車幅方向(左右方向)に均等に当接する。そのため、湾曲部18は、ねじ40のねじ頭40Aの下端面と固定用ボス10の先端面との間に挟み込まれ、ガタのない状態で固定される。
また、第1平板部19aおよび第2平板部19bが左右方向に対称な姿勢をなしているので、ワイヤ部17の連結部23は、インストルメントパネル1に対して平行な姿勢をなしている。
図5は、インストルメントパネルに対するストライカの取付状態の他の例を示す模式的な断面図である。
図5に示す状態では、第2平板部19bの先端部がインストルメントパネル1に近接するようにプレート部16が傾斜した姿勢をなしている。また、固定用ボス10は、その先端面がインストルメントパネル1と平行をなしている。また、固定用ボス10の先端面において、第1平板部19b側の部分は、残余の部分よりも一段高く形成されている。
この状態では、第1平板部19aは、インストルメントパネル1に対して平行な姿勢をなしている。また、湾曲部18は、その第2平板部19b側の端部ほど、インストルメントパネル1に近づくように傾斜している。
第1平板部19aの第1ピン挿通孔21には、インストルメントパネル1から突出する第1位置決めピン11Aが挿通されている。第1位置決めピン11Aは、図4に示す状態と比較して、第1ピン挿通孔21内における湾曲部18から離間した位置に配置されており、第1ピン挿通孔21の湾曲部18側と反対側の内面に当接している。
また、第2平板部19bの第2ピン挿通孔22には、インストルメントパネル1から突出する第2位置決めピン11Bが挿通されている。第2位置決めピン11Bは、図4に示す状態と比較して、第2ピン挿通孔22内における湾曲部18側に片寄った位置に配置されている。
また、固定用ボス10は、プレート部16の左右方向中央部に対して右側(第1平板部19a側)に片寄った位置に配置される。そのため、固定用ボス10の右側部分の先端面は、第1平板部19aにおけるねじ孔20の周囲の部分に対して下方から面接触している。
ねじ孔20を介して、固定用ボス10の内側面10Aにねじ40がねじ込まれると、ねじ40は、ねじ孔20内における第1平板部19a側に片寄った位置に配置される。この状態で、ねじ頭40Aの右側部分の下面は、固定用ボス10の先端面と平行をなし、第1平板部19aにおけるねじ孔20の周囲の部分に対して上方から面接触している。
これにより、第1平板部19aは、ねじ頭40Aの右側部分の下面と固定用ボス10の右側部分の先端面とにより上下から挟まれて、ガタなく固定される。
また、第2平板部19bがインストルメントパネル1に近接するようにプレート部16が傾斜しているので、ワイヤ部17の連結部23は、インストルメントパネル1に対して傾斜した姿勢をなしている。
以上のように、ストライカ15のプレート部16には、インストルメントパネル1から離間する方向に膨出するように湾曲する湾曲部18が設けられている。また、湾曲部18に対して車幅方向の両側には、板状の第1平板部19aおよび第2平板部19bが湾曲部18に連続して設けられている。これにより、プレート部16は、全体として略V字状に湾曲した形状をなしている。
インストルメントパネル1の意匠の変更により、ストライカ15とフック30との相対位置にずれが生じている場合には、ストライカ15がフック30に向けられるようにその姿勢を変更する必要がある。
第2平板部19bに形成された第2ピン挿通孔22が車幅方向に長い長孔として形成されているので、第2ピン挿通孔22に第2位置決め用ピン11Bが挿通された状態で、第2平板部19bをインストルメントパネル1に対して近接または離間する方向に移動することができ、第2平板部19bとインストルメントパネル1との対向方向の間隔を調整することができる。これにより、プレート部16を、第1平板部19aおよび第2平板部19bが車幅方向に対称な姿勢をなすように配置したり、第2平板部19bが第1平板部19aよりもインストルメントパネル1側に近接した姿勢をなすように配置したり、第2平板部19bが第1平板部19aよりもインストルメントパネル1から離間した姿勢をなすように配置したりすることができる。
第2平板部19bがインストルメントパネル1に近接するようにプレート部16が傾斜した姿勢をなす場合には、ねじ孔20における第1平板部19a側に片寄った位置にねじ40を挿通し、ねじ頭40Aにおける固定用ボスとの対向面と固定用ボスの先端面とが平行をなした状態で、それらの間に第1平板部19aを挟み込むことにより、プレート部16をインストルメントパネル1にガタなく固定することができる。
また、第2平板部19bがインストルメントパネル1から離間するようにプレート部16が傾斜した姿勢をなす場合には、ねじ孔20における第2平板部19b側に片寄った位置にねじ40を挿通し、ねじ頭40Aにおける固定用ボスとの対向面と固定用ボスの先端面とが平行をなした状態で、それらの間に第2平板部19bを挟み込むことにより、プレート部16をインストルメントパネル1にガタなく固定することができる。
よって、ストライカ15のインストルメントパネル1に対する取付角度を任意に変更することができながら、ストライカ15のプレート部16をインストルメントパネル1にガタなく固定することができる。そのため、ストライカ15は、様々な意匠のインストルメントパネル1に汎用することができる。
なお、図5に示す状態では、第1位置決めピン11Aが第1ピン挿通孔21の湾曲部18側と反対側の内面に当接するとし、図5では、第1位置決めピン11Aと第1ピン挿通孔21の湾曲部18側の内面との間に隙間が生じているが、インストルメントパネル1の意匠の変更に対応して、第1位置決めピン11Aの太さが変更されて、第1位置決めピン11Aが第1ピン挿通孔21に隙間なく挿通されてもよい。
以上、本発明の一実施形態を説明したが、本発明は、他の形態で実施することもできる。
たとえば、上記の実施形態では、パネルの一例として、車室の前方に設けられるインストルメントパネル1を例示したが、本発明に係るリッド付グローブボックス2は、インストルメントパネル1以外にも、車室内に設けられるパネルに広く適用することができる。
また、ストライカ15がインストルメントパネル1に取り付けられた構成を例示したが、インストルメントパネル1にフック30が取り付けられ、リッド4にストライカ15が取り付けられた構成が採用されてもよい。
その他、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
1 インストルメントパネル(被取付部)
2 グローブボックス(ボックス)
3 開口
4 リッド
10 固定用ボス
11A 第1位置決め用ピン
11B 第2位置決め用ピン
15 ストライカ
16 プレート部
17 ワイヤ部
18 湾曲部
19a 第1平板部
19b 第2平板部
20 ねじ孔
21 第1ピン挿通孔
22 第2ピン挿通孔
30 フック
40 ねじ

Claims (1)

  1. 自動車の車室内のパネルに備えられるリッド付ボックスに適用され、リッドによりボックスを閉じた状態に保持するためのロック構造であって、
    前記パネルおよび前記リッドの一方を被取付部として、前記被取付部に対向配置されるプレート部および前記プレート部に支持されるワイヤ部を有するストライカと、
    前記ワイヤ部に係止されるフックと、
    前記被取付部に所定方向に間隔を空けて形成され、前記プレート部に向けて突出する第1位置決め用ピンおよび第2位置決め用ピンと、
    前記被取付部に形成され、前記プレート部に向けて突出する固定用ボスと、
    前記固定用ボスにねじ込まれるねじとを備え、
    前記プレート部は、前記被取付部に対して前記所定方向の中央が離間するように湾曲した湾曲部、ならびに前記湾曲部に対する前記所定方向の両側に前記湾曲部に連続して形成される板状の第1平板部および第2平板部を一体的に有し、
    前記第1平板部には、前記第1位置決め用ピンが挿通される第1ピン挿通孔が丸孔として形成され、
    前記第2平板部には、前記第2位置決め用ピンが挿通される第2ピン挿通孔が前記所定方向に長い長孔として形成され、
    前記湾曲部、前記第1平板部および前記第2平板部には、前記ねじが挿通されるねじ孔が前記所定方向に長い長孔として、前記湾曲部、前記第1平板部および前記第2平板部に跨って形成されている、リッド付ボックスのロック構造。
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