JP2011213092A - 遮熱シートおよびコンクリートミキサー車のミキサードラムカバー - Google Patents

遮熱シートおよびコンクリートミキサー車のミキサードラムカバー Download PDF

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【課題】水を使用しなくても高い遮熱性を発揮できる遮熱シート等を提供する。
【解決手段】複数のシートが積層された多層構造の遮熱シート100であって、遮熱シート100の表面に配置される表面シート110と、表面にアルミ膜を備えたアルミシート120と、綿状の綿シート130と、アルミシート120および綿シート130を挟んで表面シート110の反対側に配置される裏面シート140と、を備え、表面シート110および裏面シート140の表面には溝が形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、遮熱シート、および、コンクリートミキサー車のミキサードラムカバーに関する。
車や建物等の内部の温度変化を抑制する技術が求められている。特許文献1には、水を含ませた吸水性のシートで車を覆うことで、気化熱を利用して、車内部の温度上昇を抑制する冷却用シートが開示されている。
特開2003−314925号公報
しかしながら、特許文献1のシートは、使用前にシートに給水する必要があり、シートのセットに手間がかかる。水を使用しない遮熱シートで車を覆うことも可能であるが、このようなシートは一般に遮熱性が高くなく、真夏の強い日差しの下では十分に内部の温度変化を抑制することができない。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであり、水を使用しなくても高い遮熱性を発揮できる遮熱シートおよびコンクリートミキサー車のミキサードラムカバーを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点にかかる遮熱シートは、
複数のシートが積層された多層構造の遮熱シートであって、
前記遮熱シートの表面に配置される表面シートと、
表面にアルミ膜を備えたアルミシートと、
綿状の綿シートと、
前記アルミシートおよび前記綿シートを挟んで前記表面シートの反対側に配置される裏面シートと、を備え、
前記表面シートおよび前記裏面シートの表面には溝が形成されている、
ことを特徴とする。
前記表面シートは、一方の面が防水性を有する防水面であり、他方の面が吸水性を有する吸水面であり、前記吸水面が前記遮熱シートの表面側に位置するように配置されていてもよい。
前記表面シートは、ポリエステル繊維の織布であってもよい。
前記溝は、格子状もしくは波線状に形成されていてもよい。
前記表面シート、前記アルミシート、前記綿シート、および、前記裏面シートは、積層方向への加圧溶着によって貼り合わされており、
前記溝は、加圧溶着する際に、加圧部分に生じた凹部から形成されていてもよい。
2枚の樹脂製シートを貼り合わせたシートであって、2枚のシートの一方に形成された複数の突起の中に気体が封入された気泡緩衝シート、をさらに備え、
前記突起の中には、空気、二酸化炭素ガス、アルゴンガス、クリプトンガス、および、キセノンガスから選択される1種以上の気体が封入されていてもよい。
上記目的を達成するため、本発明の第2の観点にかかるミキサードラムカバーは、
コンクリートミキサー車のミキサードラムの外周に巻装可能に加工した上記遮熱シートを備える、
ことを特徴とする。
水を使用しなくても、高い遮熱性を発揮する遮熱シートおよびコンクリートミキサー車のミキサードラムカバーを提供することができる。
実施形態1にかかる遮断シートの部分断面図である。 図1に示す遮断シートの表面に配置された表面シートの部分断面図である。 図1に示す遮断シートの内層に配置されたアルミシートの部分断面図である。 図1に示す遮断シートの表面に形成された格子状の溝を示す図である。 図1に示す遮断シートの表面に形成された波線状の溝を示す図である。 表面シート、アルミシート、綿シート、裏面シートを超音波溶着の方法によって貼り合わせる様子を示す図である。 超音波溶着の際に形成される凹部を連ねることによって、遮熱シートの表面に溝を形成した様子を示す図である。 図1に示す遮断シートの裏面に気泡緩衝シートを貼り付けた様子を示す図である。 実施形態2にかかるミキサードラムカバーをコンクリートミキサー車のミキサードラムに装着したときの、コンクリートミキサー車の右側面図である。 図9に示すミキサードラムカバーをコンクリートミキサー車のミキサードラムに装着したときの、コンクリートミキサー車の左側面図である。 図9に示すミキサードラムカバーをミキサードラムに装着したときのハトメ部分の拡大図である。 実施形態3にかかる保温断熱輻射紫外線防止防音機能付シートの断面詳細図である。 実施形態3にかかる保温断熱輻射紫外線防止防音機能付シートの加工施行例図である。
(実施形態1)
以下、遮熱シート100について、図面を参照しながら説明する。本実施形態の遮熱シート100は複数のシートを重ね合わせた多層構造のシートである。太陽からの赤外線等を建物等の対象物外部で遮ることで、対象物内部の温度上昇を抑制する。
遮熱シート100は、図1に示すように、表面に配置される表面シート110と、アルミシート120と、綿シート130と、裏面に配置される裏面シート140から構成される。
表面シート110は、太陽から降り注ぐ紫外線や物が接触した際の摩擦から遮熱シート100を保護するためのシートであり、例えば、摩擦に強く紫外線透過率の低いポリエステル繊維で形成された織布である。表面シート110の片面には、遮熱シート100内層への水の浸透を防止するため、図2に示すように、アクリル樹脂の防水膜111が形成されている。なお、防水膜111は、物が接触した際の摩擦によって剥離するのを防止するため、表面シート110の裏面側(遮熱シート100の内層側)に形成されている。
アルミシート120は、太陽からの赤外線によって対象物が熱せられるのを防止するためのシートであり、例えば、図3に示すように、PET(Polyethylene Terephthalate)フィルム121の両面もしくは片面に、赤外線反射率の高いアルミ膜(アルミ膜122、123)を形成したアルミ蒸着PETである。
綿シート130は、外気熱で対象物が熱せられるのを防止するためのシートであり、例えば、ポリエステル繊維を綿状に結合或いは絡み合わせた不織布である。
裏面シート140は、対象物と接触する際の摩擦で遮熱シート100が劣化するのを防止するためのシートであり、例えば、摩擦に対して強いポリプロピレン繊維の織布やポリプロピレン樹脂のフィルムである。
これら4枚のシート(表面シート110、アルミシート120、綿シート130、裏面シート140)は、化学繊維の糸で縫い合わされる。そのため、遮熱シート100の両面には、図1に示すように、縫目150に沿って溝が形成される。なお、4枚のシートは、図4に示すように、幾何模様に縫い合わされる。ここで、幾何模様とは、三角形、方形、菱形、多角形、円形などを素材とする模様のことをいう。幾何模様にシートを縫い合わせることによって、遮熱シート100は、縦方向、横方向、いずれの方向からの張力にも強くなる。
上述したように、遮熱シート100の表面には幾何学模様の溝が形成されている。そのため、太陽光から降り注いだ光はシート表面で乱反射され、シート内部に入射する赤外線の量は低減される。また、乱反射されずにシート内部に入射した赤外線も、アルミシート120で反射されるので、太陽からの赤外線で対象物が熱せられるのを抑止できる。
また、遮熱シート100は断熱性の高い綿シート130を有している。そのため対象物周囲の外気熱も、この綿シート130で阻まれ、対象物への外気熱の伝達は大幅に抑制される。しかも、対象物と遮熱シート100との間には、図1に示すように、裏面の溝に沿って空気層が形成されているので、綿シート130を通過したわずかな熱も、この空気層により阻まれる。なお、冬季等の外気温が低い状況下では、熱を対象物内部に閉じ込める必要があるが、上述のように、遮熱シート100は綿シート130や溝を有しているので、対象物内部からの熱の放出は大幅に抑制される。
このように、遮熱シート100は赤外線や熱を通過させにくい構造である。このため、遮熱シート100は、水を使用しなくても、対象物内部の温度変化を十分に抑制することができる。
また、遮熱シート100の表面に配置された表面シート110には、紫外線や摩擦に対して強いポリエステル繊維が使用されているので、遮熱シート100を太陽光や摩擦等にさらされる屋外に設置したとしても、長期に渡って劣化することなく使用し続けることができる。
また、アルミ膜は雨水等によって剥離しやすいが、表面シート110には防水膜111が形成されているので、雨水等の浸透によるアルミシート120からのアルミ膜の剥離は抑制される。しかも、防水膜111は、表面シート110の裏面側に形成されているので、シート表面に物が接触する等によって、シート表面から防水膜111が剥離することはない。そのため、遮熱シート100は、長期に渡って高い遮熱性を維持することができる。
なお、シート表面側に防水膜111を形成した場合、防水膜111は、シート表面に付着した塵や埃等と化学反応を起こし、シート表面に洗浄不能な汚れや着色を発生させる。シート表面に発生した汚れや着色は、外気熱を吸収し易くし、しかもシート表面の赤外線等の反射機能を低下させる。しかしながら、本実施形態では、表面シート110の裏面側に防水膜111を形成しているので、防水膜111がシート表面に洗浄不能な汚れや着色を発生させることはない。
なお、表面シート110の表面側に防水膜111を形成した場合、シート表面の水洗いは困難となる。なぜなら、シート表面に付着した水は、防水膜111の撥水機能によって水玉状になり、シート表面から即座に離脱しまうからである。しかしながら、本実施形態の遮熱シート100は表面に防水膜111を有していないので、織布の吸水性を利用してシート表面を容易に水洗いすることができる。したがって、シート表面に塵や埃等が付着したとしても、シート表面を水洗いすることによって、シート表面の反射機能を容易に回復することができる。
また、遮熱シート100は、断熱性の高い綿シート130を備えているので、対象物内部・外部の熱を効率よく遮断することができる。しかも、綿には吸音性があるので、遮熱シート100は、熱に加えて、対象物内部・外部からの音も遮断することができる。
なお、上述の実施形態では、アクリル樹脂を使用して防水膜111を形成したが、防水膜111はフッ素化合物等で形成してもよい。フッ素化合物は極めて安定していて、長期間変質しないので、より長期に渡って遮熱シート100の防水性を維持できる。
また、上述の実施形態では、シート表面に格子状に溝を形成したが、溝は、図5に示すように、波線状に形成してもよい。雨水がシート表面に付着した際に、波線に沿って水滴が落ち易くなるため、気化熱によって、シート表面が過度に冷却されることがなくなる。
また、表面シート110、アルミシート120、綿シート130、および、裏面シート140は、超音波溶着により貼り合わされてもよい。ここで超音波溶着とは、超音波振動によって、物体を熱で溶かして接着する方法のことをいう。例えば、図6に示すように、遮熱シート100の一部をシート両面から加圧し、その加圧部分に超音波振動を与えることによって、加圧部分を熱で溶かして接着する。
なお、シート表面の溝は、図7に示すように、超音波溶着する際に、シート両面に形成される凹部160を複数連ねることによって形成してもよい。シートを縫い合わせるのとは違い、シート表面に針穴を開けることがないので、針穴から水が浸入することがなくなり、遮熱シート100の防水性をさらに高めることができる。
なお、これらのシートには、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン等の熱可塑性樹脂が含まれていてもよい。シートが熱で溶けやすくなるので、超音波溶着でシートを貼り合わせたときに、シートの接着強度がさらに高まる。
これらのシートを貼り合わせる方法は、縫合や超音波溶着に限られない。接着剤を使用して貼り合わせてもよいし、超音波ではなくシートに直接熱を加えることによって貼り合わせてもよい。
また、裏面シート140に、平均直径1〜1000nmの微細繊維を、例えば、貫通させたり植え着けたりする等によって裏面シート140の表面から微細繊維を複数突出させ、その微細繊維を綿シート130に絡ませることによって、いわゆる面ファスナーのように、裏面シート140と綿シート130とを接着してもよい。裏面シート140は対象物と直接接触する部分であり、遮熱シート100から剥離しやすいので、縫合や超音波溶着等に加え、この方法を使用して綿シート130と裏面シート140とを接着しておくことにより、裏面シート140の遮熱シート100からの剥離を大幅に抑制できる。また、この微細繊維を、対象物と接触する側の表面にも突出させておけば、遮熱シート100を対象物に設置した際に、微細繊維が裏面シート140と対象物との間でクッションの役割を果たし、対象物との摩擦による裏面シート140の劣化を抑止できる。
これらシートを重ねる順番は「表面シート110、アルミシート120、綿シート130、裏面シート140」の順番に限られない。アルミシート120と綿シート130の順番を入れ換えて「表面シート110、綿シート130、アルミシート120、裏面シート140」としてもよいし、綿シート130と裏面シート140の間にアルミシート120を加えて「表面シート110、アルミシート120、綿シート130、アルミシート120、裏面シート140」としてもよい。綿シート130と裏面シート140の間にアルミシート120を設けることによって、対象物が発した赤外線を、綿シート130に到達する前に反射することができる。そのため、冬場等の外気温が低い状況下では、対象物が発した赤外線を、即座に対象物に反射できるので、対象物を効率よく保温できる。
また、遮熱シート100には、図8に示すように、気泡緩衝シート170をさらに貼り合わせてもよい。ここで気泡緩衝シートとは、2枚の樹脂製シートを貼り合わせたシートであって、2枚のシートの一方に形成された複数の円柱形の突起171の中に空気を封入したシートのことをいう。動かない空気、いわゆるデッドエアの熱伝導率は極めて低ので、遮熱シート100は、気泡緩衝シート170を備えることによって、遮熱性をさらに高めることができる。
なお、突起171の中には、空気のほかに、二酸化炭素ガス、アルゴンガス、クリプトンガス、もしくは、キセノンガス等を封入してもよい。これらのガスは空気より熱伝導率が低いので、遮熱シート100の遮熱性をさらに高めることができる。
(実施形態2)
以下、遮熱シート100を使用したコンクリートミキサー車のミキサードラムカバーについて説明する。ミキサードラムカバー200は、図9に示すように、遮熱シート100をコンクリートミキサー車のミキサードラムに巻装可能な形状に加工したカバーである。ミキサードラムカバー200は、図10に示すように、カバー部210と、ハトメ部220から構成される。
カバー部210は、ミキサードラムが太陽光や外気熱によって熱せられるのを防止するためのカバーであり、遮熱シート100をミキサードラムに巻装可能に切り取ることによって形成される。なお、遮熱シート100の説明については、実施の形態1と同じであるので省略する。
ハトメ部220は、カバー部210の両端に形成された金属製の輪であり、ミキサードラムカバー200をミキサードラムにロープで固定するために使用される。ミキサードラムカバー200は、図11に示すように、ハトメ部220に交互にロープを通すことによってミキサードラムに固定される。
練り混ぜたコンクリートは熱により徐々に硬化する。そのため、一端、コンクリート製造工場でコンクリートを練り混ぜたら、短時間のうちに工事現場までコンクリートを運ばなくてはならない。特に、真夏等の気温が高い状況下では、太陽光や外気熱で高温になったミキサードラムの熱によって、コンクリートの硬化はさらに促進されるので、より短時間のうちに工事現場までコンクリートを運ばなくてはならない。しかしながら、本実施形態のミキサードラムカバー200は、遮熱シート100によって、太陽光や外気熱を遮断できるので、ミキサードラムの温度上昇を抑制することができる。そのため、ミキサードラムの熱によってコンクリートの硬化が促進されることがないので、気温が高い状況下でも、より長時間(即ち、より遠くまで)コンクリートを運ぶことができる。
(実施形態3)
本実施形態のシートは、保温断熱輻射紫外線防止防音機能付シートであり、宅壁面床面屋根裏、バッグ、サイロンカバー、ドラムカバー等の内面、内容物温度管理、品質管理に関するものである。
本実施形態の保温断熱輻射紫外線防止防音機能付シートは、冬季の保温、夏季の断熱、左記以外の期間での定温を促進、紫外線防止するものであるが、これまでにこのような効果を積極的に発するものは存在していなかった。
本実施形態の保温断熱輻射紫外線防止防音機能付シートは、表面のポリエステル繊維、アルミ両面蒸着PET、ポリエステル繊維綿、不織布、ポリプロピレン繊維、高分子ポリマー繊維等を適宜組み合わせ超音波、高周波にて幾何模様に加工した多層構造シートである。
例えば、図12に示すように、ポリエステル繊維、両面又は片面アルミ蒸着PET、ポリエステル及び化繊綿、並びに、不織布およびポリプロピレンを適宜組み合わせ超音波、高周波にて幾何模様に加工する。
本実施形態の保温断熱輻射紫外線防止防音機能付シートは、上記保温断熱輻射紫外線防止防音機能付シートにさらに真空層を加えたものであってもよい。
本実施形態の保温断熱輻射紫外線防止防音機能付シートは、上記保温断熱輻射紫外線防止防音機能付シートを、外形物に応じた形状に加工し装着可能にしたものであってもよい。
本実施形態の保温断熱輻射紫外線防止防音機能付シートは、上記保温断熱輻射紫外線防止防音機能付シートを、シート、袋状等、外形に応じた形状に加工し、生コンドラム車(コンクリートミキサー車)のドラム等に装着可能にしたものであってもよい。
例えば、図13に示すように上記保温断熱輻射紫外線防止防音機能付シートを加工し、生コンドラム車の前面(フロント部)に装着する。
本実施形態の保温断熱輻射紫外線防止防音機能付シートは、冬季の保温、夏季の断熱、左記以外の期間での定温を促進、防音紫外線防止等の効果を有する。
本実施形態の保温断熱輻射紫外線防止防音機能付シートを使用すれば、住宅壁面床面屋根裏、バッグ、サイロンカバー、ドラムカバー等の内面、内容物の温度管理、品質管理、結露防止、紫外線防止等が可能になる。
実施例としては、住宅床面裏に貼り付け、壁面内部に貼り付け、生コンドラム車のカバー素材に使用、定温低音輸送車、サイロ表面カバー等内容物の管理、品質管理、衣料等である。
100 遮熱シート
110 表面シート
111 防水膜
120 アルミシート
121 PETフィルム
122、123 アルミ膜
130 綿シート
140 裏面シート
150 縫目
160 凹部
170 気泡緩衝シート
171 突起
200 ミキサードラムカバー
210 カバー部
220 ハトメ部

Claims (7)

  1. 複数のシートが積層された多層構造の遮熱シートであって、
    前記遮熱シートの表面に配置される表面シートと、
    表面にアルミ膜を備えたアルミシートと、
    綿状の綿シートと、
    前記アルミシートおよび前記綿シートを挟んで前記表面シートの反対側に配置される裏面シートと、を備え、
    前記表面シートおよび前記裏面シートの表面には溝が形成されている、
    ことを特徴とする遮熱シート。
  2. 前記表面シートは、一方の面が防水性を有する防水面であり、他方の面が吸水性を有する吸水面であり、前記吸水面が前記遮熱シートの表面側に位置するように配置される、
    ことを特徴とする請求項1に記載の遮熱シート。
  3. 前記表面シートは、ポリエステル繊維の織布である、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の遮熱シート。
  4. 前記溝は、格子状もしくは波線状に形成されている、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の遮熱シート。
  5. 前記表面シート、前記アルミシート、前記綿シート、および、前記裏面シートは、積層方向への加圧溶着によって貼り合わされており、
    前記溝は、加圧溶着する際に、加圧部分に生じた凹部から形成されている、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の遮熱シート。
  6. 2枚の樹脂製シートを貼り合わせたシートであって、2枚のシートの一方に形成された複数の突起の中に気体が封入された気泡緩衝シート、をさらに備え、
    前記突起の中には、空気、二酸化炭素ガス、アルゴンガス、クリプトンガス、および、キセノンガスから選択される1種以上の気体が封入されている、
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の遮熱シート。
  7. コンクリートミキサー車のミキサードラムの外周に巻装可能に加工された請求項1乃至6のいずれか1項に記載の遮熱シートを備える、
    ことを特徴とするミキサードラムカバー。
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