JP2011211005A - ソレノイド - Google Patents

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Abstract

【課題】ソレノイドの小型化を図る。
【解決手段】永久磁石8と、軸部5aと一方の側壁5bとで構成されるボビン5と、前記軸部5aに挿着される空芯コイル7と、前記軸部5a内に挿入され、前記空芯コイル7の電流により軸心13aが往復移動するアマチュア13と、電気部品を実装し、前記ボビン5の他方の側壁を兼用する回路基板9と、有底筒状をなし、前記永久磁石8と前記ボビン5と前記空芯コイル7と前記アマチュア13と前記回路基板8とを収容するケース3と、を備えている。
【選択図】図4

Description

この発明は、扉の自動閉鎖装置などに用いられるソレノイドに関するものである。
例えば、防火扉の自動閉鎖装置として、自己保持型ソレノイドが用いられている。このソレノイドは、ケースと、ソレノイドの駆動部分である可動鉄心と、樹脂製のボビン、銅線などで構成され、電流を流すことにより磁界を発生するコイル部と、前記可動鉄心を引き寄せる永久磁石と、を備えている。
特開2003−172474号公報
従来例では、保持用の永久磁石がフェライトなどで形成されるとともに、サイズの大きいものが使用されているので、ケース内にコイル部と永久磁石の他に、回路基板を収容することができない。そのため、ソレノイド全体が大型化する傾向にある。
この発明は、上記事情に鑑み、ソレノイドの小型化を図ることを目的とする。
この発明は、永久磁石と、軸部と一方の側壁とで構成されるボビンと、前記軸部に挿着される空芯コイルと、前記軸部内に挿入され、前記空芯コイルの電流により軸心が往復移動するアマチュアと、電気部品を実装し、前記ボビンの他方の側壁を兼用する回路基板と、有底筒状をなし、前記永久磁石と前記ボビンと前記空芯コイルと前記アマチュアと前記回路基板とを収容するケースと、を備えていることを特徴とする。
この発明の前記回路基板は、前記空芯コイルの電線を通してから接続させるための切欠き部を備えていることを特徴とする。この発明の前記永久磁石は、ネオジム磁石、アルニコ磁石、又は、サマリウムコバルト磁石であることを特徴とする。
この発明の前記ケースの開口部には、上板が設けられ、前記ボビンの軸部の端部は、前記上板から突出していることを特徴とする。この発明の前記アマチュアは、前記ケースを貫通する軸心を備えて、該軸心の突出端と前記ケースの間には、前記アマチュアの前記軸心を前記ケースから突出させるように付勢させる円錐バネが設けられていることを特徴とする。
この発明は、以上のように構成したので、ケース内のコイル部の収容スペースを小さくすることができるため、電気部品等を実装した回路基板を内蔵できる。そのため、従来例に比べ、ソレノイドを小型化することができる。
本発明の第1実施形態を示す図で、アマチュアが突出状態に吸着保持されている状態を示す縦断面図である。 前記アマチュアが非突出状態に吸着解放されている状態を示す縦断面図である。 空芯コイル及び回路基板を示す図である。 分解図である。
本発明の第1の実施形態を図1〜図4により説明する。防火扉の自動閉鎖装置として、自己保持型ソレノイド1が用いられている。このソレノイド1は、ケース3を備えているが、該ケース3は、略有底筒状に形成され、その底部中央には、軸穴(図示省略)が設けられている。このケース3として、例えば、一辺の長さが20mm程度の略直方体形状の箱体が用いられる。
前記軸穴には、固定極4が嵌着されている。この固定極4は円板状に形成され、その中央には、アマチュア13の軸心13aが通る貫通穴(図示省略)が設けられている。ボビン5は、軸部5aと、該軸部5aの基端に直交する側壁5bと、を備えている。この軸部5aには、コイル部のコイル7を挟持する一対の側壁5b、5cが設けられるが、他端側の前記側壁5cを回路基板9で代用することにより、小型化が図られている。この軸部5aの長さは、ケース3の長さよりも長く形成されていてアマチュア13をガードしている。また、組立てた状態では、前記固定極4は、ボビン5の軸部5aの内側の穴に収容される。
前記ボビン5の軸部5aには、コイル部のコイル7が設けられているが、該コイル7は、小型化を図るために空芯コイル7が用いられる。この空芯コイル7は略円柱状に電線が巻かれ、その軸芯部には貫通穴7aが設けられている。このコイル部のコイル7には、解放時に永久磁石8とアマチュア13との吸着力が弱くなるように電流を流す。前記コイル7は、回路基板9に当接しているが、該コイル7が当接する面(裏面)9aには、ボビン5の側壁5cを兼用させるため、電気部品10、信号処理回路等が配設されていない。前記電気部品10、信号処理回路等は回路基板9の表面9b側に配設されている。
前記回路基板9の下辺部9dには、コイル7のリード線15a(−側)、15b(+側)を通す切欠き部17a、17bが設けられている。該回路基板9の中央部には、嵌合穴9eが設けられている。この嵌合穴9eに前記ボビン5の軸心5aを通し、前記ボビン5に挿着されているコイル7を該回路基板9の裏面9aに当接させる。この様にすることによって、該回路基板9は、空芯コイル7を固定する側壁5cとしても機能する。
前記回路基板9の表面9b側には、永久磁石8を介して上板11が設けられている。前記永久磁石8は、保持時にアマチュア13との所定の吸着力を有し、解放時にアマチュア13との吸着力を弱める。この永久磁石として、強磁性材料、例えば、ネオジム磁石、アルニコ磁石、サマリウムコバルト磁石等が用いられる。この強磁性材料を用いることにより磁石を小さくすることができるので、小型化を図ることができる。前記永久磁石8は、磁石ケース6に収容されて保持される。前記上板11は、蓋部であり、前記ケース3の端部(開口部)に固定されているが、その中央部には、アマチュア13の軸心13aを貫通させる貫通穴(図示省略)が設けられている。
アマチュア13は、ボビン5の軸部5a内に挿入され、その軸心13aは、前記軸穴を通ってケース3の底部から突出している。前記軸心13aの突出端には、バネホルダ19が設けられ、該バネホルダ19とケース3との間には、前記軸心13aをケース3から突出させるように付勢させる円錐バネ21が設けられている。
次に、この発明の実施形態の作動について説明する。
「無通電時」
永久磁石8の外側と内側がそれぞれS極、N極となっており、外側の極性は、ケース3と固定極4まで保磁(S極)され、内側の極性(N極)はアマチュア13(軸心13a)が保磁する。
この時、永久磁石8、固定極4とアマチュア13がS極、N極で引き合う。そのため、アマチュア13は、固定極4に固定されるので、軸心13aがケース3から突出する状態を維持する(図1参照)。この自己保持型ソレノイド1では、無通電時は、アマチュア13の軸心13aが吸着保持される。そして、自動閉鎖装置の防火扉は、開放される。
「通電時」
リード線15a、15bに給電し、コイル7に印加すると、前記永久磁石8とは逆方向の磁界が発生するので、アマチュア13と固定極4との間の吸着力が弱まる。そうすると、アマチュア13は、円錐バネ21のバネ力に抗して上板11側に摺動するので、軸心13aがケース3の内部に引き戻される。この保持型ソレノイド1では、通電時は、アマチュア13の軸心13aが吸着解放される。そして、自動閉鎖装置の防火扉は、閉鎖される。つまり、アマチュア13の軸心13aが、コイル部の電流により往復移動する。
この発明の実施形態は、上記に限定されるものではなく、例えば、自己保持型ソレノイドとして、前記第1実施形態と逆のタイプ、即ち、アマチュアが非突出状態に吸着保持され、突出状態に吸着解放されるタイプ、に本発明を適用できることは勿論である。
1 自己保持型ソレノド
3 ケース
4 固定極
5 ボビン
5a 軸部
5b 側壁
7 空芯コイル
9 回路基板
11 上板
13 アマチュア
15a リード線
15b リード線
17a 切欠き部
17b 切欠き部
21 円錐バネ

Claims (5)

  1. 永久磁石と、軸部と一方の側壁とで構成されるボビンと、前記軸部に挿着される空芯コイルと、前記軸部内に挿入され、前記空芯コイルの電流により軸心が往復移動するアマチュアと、電気部品を実装し、前記ボビンの他方の側壁を兼用する回路基板と、有底筒状をなし、前記永久磁石と前記ボビンと前記空芯コイルと前記アマチュアと前記回路基板とを収容するケースと、を備えていることを特徴とするソレノイド。
  2. 前記回路基板は、前記空芯コイルの電線を通してから接続させるための切欠き部を備えていることを特徴とする請求項1記載のソレノイド。
  3. 前記永久磁石は、ネオジム磁石、アルニコ磁石、又は、サマリウムコバルト磁石であることを特徴とする請求項1、又は、2記載のソレノイド。
  4. 前記ケースの開口部には、上板が設けられ、前記ボビンの軸部の端部は、前記上板から突出していることを特徴とする請求項4記載のソレノイド。
  5. 前記アマチュアは、前記ケースを貫通する軸心を備えて、該軸心の突出端と前記ケースの間には、前記アマチュアの前記軸心を前記ケースから突出させるように付勢させる円錐バネが設けられていることを特徴とする請求項1、2、3、又は、4記載のソレノイド。

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