JP2011208750A - エンジンのフライホイール装置及びその製造方法 - Google Patents

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【課題】ドリブンプレートのハブの軸孔を,その全長に亙りスプライン孔とすることで,ハブのトルク容量を充分に確保しながら,キャップの取り付けを可能にしたエンジンのフライホイール装置及びその製造方法を提供する。
【解決手段】エンジンのクランク軸1の軸端に連結されるドライブプレート4にマスリング5を連結し,このマスリング5に連結される環状のホルダプレート6にトルクダンパ8を介してドリブンプレート7を連結し,このドリブンプレート7のハブ7aの軸孔を,その略全長に亙りスプライン孔44に形成し,このスプライン孔44には出力軸2のスプライン軸2aが嵌合される。ハブ7aの,出力軸2と反対側の端部外周面には,スプライン孔44に塗布されたグリースの流出を防ぐキャップ45を嵌合,固定する。
【選択図】 図2

Description

本発明は,エンジンのクランク軸の軸端に連結されるドライブプレートにマスリングを連結し,このマスリングに連結される環状のホルダプレートにトルクダンパを介してドリブンプレートを連結し,このドリブンプレートのハブの軸孔を,出力軸の端部のスプライン軸がスプライン嵌合されるスプライン孔に形成し,このハブの前記出力軸と反対側の端部に,前記軸孔の一端を閉鎖するキャップを設けてなるエンジンのフライホイール装置及びその製造方法の改良に関する。
かゝるエンジンのフライホイール装置は,例えば下記特許文献1に開示されているように,既に知られている。
特開平9−72382号公報
かゝるフライホイール装置においては,ドリブンプレートのハブの軸孔のスプライン孔には,それに嵌合される出力軸のスプライン軸との間の潤滑と振動抑制のためのグリースが塗布され,そのグリースの流出を防ぐために,前記キャップがハブの出力軸と反対側の端部に取り付けられる。
ところで,従来のフライホイール装置では,ドリブンプレートのハブの軸孔には,スプライン孔の他に,キャップを嵌合して固定する比較的深い円筒状のキャップ取り付け孔を形成していたので,そのキャップ取り付け孔を設けた分,スプライン孔の長さが削減され,ハブのトルク容量が減少することになる。またトルク容量を確保するには,ハブの全長を増加させることが考えられるが,そうすることは,重量増や隣接部材との干渉が生じて好ましくない。
本発明は,かゝる事情に鑑みてなされたもので,ドリブンプレートのハブの軸孔を,その全長に亙りスプライン孔とすることで,ハブのトルク容量を充分に確保しながら,キャップの取り付けを可能にしたエンジンのフライホイール装置及びその製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために,本発明は,エンジンのクランク軸の軸端に連結されるドライブプレートにマスリングを連結し,このマスリングに連結される環状のホルダプレートにトルクダンパを介してドリブンプレートを連結し,このドリブンプレートのハブの軸孔を,出力軸の端部のスプライン軸がスプライン嵌合されるスプライン孔に形成し,このハブの前記出力軸と反対側の端部に,前記軸孔の一端を閉鎖するキャップを設けてなるエンジンのフライホイール装置において,前記ハブの軸孔を,その略全長に亙りスプライン孔に形成し,前記ハブの,前記出力軸と反対側の端部外周面に前記キャップを嵌合,固定したことを第1の特徴とする。
また本発明は,第1の特徴に加えて,前記ハブの前記端部外周面に,逆テーパの底面を持つ係止凹部を形成し,この係止凹部に係合する係止爪を前記キャップに形成したことを第2の特徴とする。
さらに本発明は,第1の特徴のエンジンのフライホイール装置を製造するに当たり,前記環状のホルダプレートのプレス成形時,その中心部を打ち抜いて得たスクラップ材により前記キャップを成形することを第3の特徴とする。
本発明の第1の特徴によれば,スプラインをハブの軸孔の全長に亙り形成したので,ハブのトルク容量を確保することができる。しかもハブの,出力軸と反対側の端部外周面にキャップを嵌合,固定したので,キャップは,ハブの軸孔の全長に亙り形成されたスプラインと何等干渉することなく,ハブの軸孔に塗布されるグリースの流出を防ぐことができる。
本発明の第2の特徴によれば,バンドやクリップ等の特別な取り付け部材を用いることなく,キャップをハブの端部外周に簡単確実に取り付けることができ,コストの低減に寄与し得る。
本発明の第3の特徴によれば,環状のホルダプレートのプレス成形時,その中心部を打ち抜いて得たスクラップ材により前記キャップを成形するので,素材の歩留まりが良好となり,コストの低減をより図ることができる。
本発明の実施形態に係るエンジンのフライホイール装置の正面図。 図1の2−2線拡大断面図。 図1の3−3線拡大断面図。 図2の4−4線断面図。 図4に対応する作動説明図。 図2の6矢視図。 フライホイール装置の組立順序の説明図。 フライホイール装置の一製造工程の説明図。
本発明の実施の形態を添付図面に基づいて以下に説明する。
図1〜図3及び図7において,エンジンのクランク軸1の動力は,本発明のフライホイール装置Fを介して,クラッチ又は変速機に連なる出力軸2へと伝達される。そのフライホイール装置Fは,フライホイール組立体3と,これをクランク軸1に連結するドライブプレート4とよりなっている。
上記フライホイール組立体3は,マスリング5と,このマスリング5にそれを挟むようにして各外周部を連結する一対の環状のホルダプレート6,6と,マスリング5と同軸状に配置されるハブ7aを備えてホルダプレート6,6間にそれらと相対回転可能に配置されるドリブンプレート7と,両ホルダプレート6,6及びドリブンプレート7間に介装されるトルクダンパ8とで構成され,また上記マスリング5と両ホルダプレート6,6とでマス側回転体10が構成される。
マスリング5は鍛造,プレス,焼結又は鋳造により成形されるもので,両側面が互いに平行な平坦面になっており,外周にはエンジンの始動装置により駆動されるリングギヤ12が,マスリング5と同一素材をもって一体に形成される。このようにマスリング5とリングギヤ12の一体化により部品点数の削減をもたらし,またまたリングギヤ12及びマスリング5の硬化処理を一挙に行うことができる等,製作工程の簡素化をももたらし,コストの低減を図ることができる。しかもリングギヤ12はマスリング5の外周に形成されるので,マスリングによるフライホイール装置の横幅の増加はなく,フライホイール装置のコンパクト化を図ることができる。マスリング5とリングギヤ12の一体成形には鍛造又はプレスを用いると能率的である。
マスリングには,その両側面に開口する複数の内側リベット孔13a,13a…及びねじ孔14,14…が同一円周15で交互に並ぶように設けられる。一方,両ホルダプレート6,6は鋼板をプレス成形したもので,これらホルダプレート6,6には,これをマスリング5に同軸状に重ねたとき,上記内側リベット孔13a,13a…と整合する複数の外側リベット孔13b,13b…と,上記ねじ孔14,14…と整合する複数の内側ボルト通し孔16a,16a…とが設けられる。而して,マスリング5の両側面にホルダプレート6,6を重ね,内側リベット孔13a,13a…と外側リベット孔13b,13b…とを一致させてそれらにリベット17,17…を挿通し,そのリベット17,17…の先端部をかしめれば,ホルダプレート6,6及びマスリング5を同軸状に一体的に連結してなるマス側回転体10を構成することができる。このマス側回転体10には,これを取り付けるクランク軸1の特性に対応した慣性モーメントが付与される。
一方,ドライブプレート4は,その中心部が複数の第1ボルト20,20…によりクランク軸1の軸端に固着される。このドライブプレート4の外周部には,これを後述の位置決め手段21により位置決めしながら一方のホルダプレート6に重ねたとき,前記内側ボルト通し孔16a,16a…と整合する複数の外側ボルト通し孔16b,16b…が設けられており,この外側ボルト通し孔16b,16b…及び内側ボルト通し孔16a,16a…に挿通した第2ボルト22,22…をねじ孔14,14…に螺合,緊締することにより,ドライブプレート4を,一方のドライブプレート4を挟持しつゝマスリング5に締結することができる。その際,第2ボルト22,22…の,マスリング5外側面より突出した先端部は,上記挟持側とは反対側のホルダプレート6,6の内側ボルト通し孔16a,16a…に受容される。またドライブプレート4には,前記リベット17,17…の各膨大端部1aを受容する複数の逃げ孔23,23…が設けられる。したがって,ドライブプレート4は,前記リベット17,17…に干渉されることなく,ホルダプレート6,6への密着が可能である。
かくして複数のリベット17,17…及び第2ボルト22,22…は同一円周15上に交互に配置されることになり,このような配置によれば,内側リベット孔13a,外側リベット13b,ねじ孔14,内側ボルト通し孔16a,外側ボルト通し孔16bを,ホルダプレート6,6やマスリング5,ドライブプレート4に同一円周15上で容易に加工することができ,加工性が良好である。またドライブプレート4側の一方のホルダプレート6は,リベット17,17…のみならず,ドライブプレート4の締結用の第2ボルト22,22…によってもマスリング5に連結されるので,上記一方のホルダプレート6とマスリング5との連結が強化される。
マス側回転体10及びドライブプレート4間には,それらを相互に同軸状に位置決めする位置決め手段21が設けられる。これについて次に説明する。
両ホルダプレート6,6には,それぞれの外側方に突出してマスリング5の半径方向内側に位置する環状の位置決め突起25がプレス成形され,この環状の位置決め突起25はマスリング5と同軸状に配置される。一方,両ドライブプレート4には,上記両ホルダプレート6,6の位置決め突起25の何れとも嵌合することで,マス側回転体10及びドライブプレート4を相互に同軸状に位置決めし得る環状の位置決め凹部26が形成される。こうして前記位置決め手段21が構成される。
このように,互いに嵌合して位置決め手段21を構成する環状の位置決め突起25及び位置決め凹部26は,互いに対向するホルダプレート6,6及びドライブプレート4にそれぞれプレス成形されるので,両ホルダプレート6,6により挟持されるマスリングは両側面が平坦な単純形状のものとすることができ,またマスリングは勿論,両ホルダプレートにも面倒な切削加工を施す必要がなく,製作コストの低減を図ることができる。
しかも,一対のホルダプレート6,6に前記位置決め突起25がそれぞれ形成されることで,両ホルダプレート6,6の何れもドライブプレート4と位置決め連結することが可能であり,誤組み立ての心配がない。
図2に示すように,両ホルダプレート6,6の内側面には,上記位置決め突起25に対応した環状凹部27が必然的に形成され,これら環状凹部27間のスペース28に前記マスリング5の内周端が臨むことになる。またこれら環状凹部27より半径方内方に前記ドリブンプレート7は配置され,マスリング5の上記スペース28側へのマスの増加が可能になっている。したがって,フライホイール装置Fの仕様変更により,マスリング5のマスを増加する必要がある場合には,マスリング5を,その内周端側を図2に符号5′で示すように延長させたものと交換するだけで済み,ホルダプレート6,6の形状及び構造の変更を行う必要がない。これによりフライホイール装置Fの仕様変更に安価に対応することができる。
次に,図2,図4及び図5により前記トルクダンパ8について説明する。
トルクダンパ8は,ばねダンパ30と摩擦ダンパ31とからなっている。ばねダンパ30は,ドリブンプレート7に設けられてその周方向に並ぶ複数のばね保持孔32と,これらばね保持孔32にそれぞれ保持されてドリブンプレート7の周方向に配置される複数のコイルばね33と,これらコイルばね33の,ばね保持孔32から突出した両側部を収容保持すべく両ホルダプレート6,6にそれぞれ形成される複数のばね収容凹部34とで構成され,クランク軸1にトルク変動が発生したとき,ホルダプレート6,6及びドリブンプレート7間の相対回動,即ちばね収容凹部34及びばね保持孔32間の相対回動(図5参照)に伴なうコイルばね33の圧縮変形により上記トルク変動を緩和することができる。図示例では,コイルばね33に二重ばねを使用しているが,一重ばねでもよい。
摩擦ダンパ31は,ハブ7aの半径方向外側において一方のホルダプレート6とドリブンプレート7との間に介装される合成樹脂製の第1摩擦板35と,他方のホルダプレート6とドリブンプレート7との間に介装される合成樹脂製の第2摩擦板36と,その他方のホルダプレート6と第2摩擦板36との間に縮設される皿ばね37とで構成される。第1及び第2摩擦板35,36はそれぞれ内周側にボス35a,36aを有しており,これらボス35a,36aが対応するホルダプレート6,6の内周端部にスプライン38を介して嵌合し,第1及び第2摩擦板35,36とホルダプレート6,6とがそれぞれ一体回転し得るようになっている。また両摩擦板35,36は,皿ばね37のセット荷重をもってドリブンプレート7の両側面に圧接するようになっている。したがって,ホルダプレート6,6及びドリブンプレート7間に相対回動が生じると,両摩擦板35,36及びドリブンプレート7間に摩擦が発生し,その摩擦により前記コイルばね33の振動を減衰することができる。このようなばねダンパ30と摩擦ダンパ31との協働により,クランク軸1のトルク変動を効果的に緩和することができる。
両ホルダプレート6,6間のスペースには潤滑用のグリース39が充填される。マスリング5の両側面に環状のシール溝40が形成され,それらにホルダプレート6,6の内側面に密接するOリング41が装着される。而して,前述のように,両ホルダプレート6,6とマスリング5とは,複数のリベット17,17…及び第2ボルト22,22…で強固に連結され,それらの強力な接合面間にOリング41が介装されることで上記グリース39の遠心力による外部への漏れを確実に防ぐことができる。
図1に示すように,上記のように位置決め突起25,ばね収容凹部34,外側リベット孔13b,13b…及び内側ボルト通し孔16a,16a…を有する各ホルダプレート6は,その直径線Lで仕切られる一半部6aと他半部6bとが直径線Lに関して対称になるように形成される。こうすることで一対のホルダプレート6,6には互換性が付与される。したがって,同一形状の2枚のホルダプレート6,6を,それぞれの位置決め突起25を外側に向けて配置することにより,一対のホルダプレート6,6を構成することができ,ホルダプレート6,6の量産性が向上し,コストの低減に寄与し得る。
図2及び図6に示すように,ドリブンプレート7のハブ7aの軸孔は,ハブ7aの一端面に開口する円形の浅いガイド孔43を除く,他の部分全体がスプライン孔44に形成される。したがって,スプライン孔44は,ドリブンプレート7のハブ7aの軸孔の略全長を占めることになる。このスプライン孔44にはグリースが塗布される。そして出力軸2の端部のスプライン軸2aがガイド孔43からスプライン孔44へと嵌合され,上記グリースは,スプライン孔44及びスプライン軸2a間の潤滑と振動抑制に貢献する。
ハブ7aの,ガイド孔43と反対側の端部外周に,スプライン孔44の一端を閉鎖するキャップ45が取り付けられる。その際,ハブ7aの上記端部外周面には,逆テーパの底面を持つ係止凹部46が周方向複数箇所に設けられ,これら係止凹部46に係合する係止爪44aがキャップ45に部分的にかしめ形成される。これにより,バンドやクリップ等の特別な取り付け部材を用いることなく,キャップをハブ7aの端部外周に簡単確実に取り付けることができ,コストの低減に寄与し得る。
このように,スプライン孔44は,ハブ7aの軸孔の略全長を有効に利用して形成されるので,ハブ7aのトルク容量を充分に確保することができる。しかもハブ7aの,出力軸2と反対側の端部外周面にキャップ45を嵌合,固定したので,キャップ45は,ハブ7aの軸孔の略全長に亙り形成されたスプライン孔44と何等干渉することなく,スプライン孔44に塗布されるの流出を防ぐことができる。またハブ7aを特別長く形成する必要もないから,隣接部材との干渉の問題もないことは言うまでもない。
図8に示すように,前記環状のホルダプレート6を,図示しない鋼板素材よりプレス機械を使用して打ち抜くと同時に成形したとき,そのホルダプレート6の中心部は,打ち抜かれてスクラップ材Sとなり,このスクラップ材Sより前記キャップ45はプレス成形される。こうして,スクラップ材Sを前記キャップ45に利用することで,素材の歩留まりが良好となり,コストの低減をより図ることができる。
フライホイール装置Fの組み立てに当たっては,図7に示すように,一方でフライホイール組立体3を組み立て,他方でドライブプレート4を第1ボルト20,20…によりクランク軸1に取り付け,そしてドライブプレート4にフライホイール組立体3を第2ボルト22,22…により連結する。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく,その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。
F・・・・・・フライホイール装置
S・・・・・・スクラップ材
1・・・・・・クランク軸
2・・・・・・出力軸
2a・・・・・スプライン軸
4・・・・・・ドライブプレート
5・・・・・・マスリング
6・・・・・・ホルダプレート
7・・・・・・ドリブンプレート
7a・・・・・ドリブンプレートのハブ
8・・・・・・トルクダンパ
44・・・・・スプライン孔
45・・・・・キャップ
45a・・・・係止爪
46・・・・・係止凹部

Claims (3)

  1. エンジンのクランク軸(1)の軸端に連結されるドライブプレート(4)にマスリング(5)を連結し,このマスリング(5)に連結される環状のホルダプレート(6)にトルクダンパ(8)を介してドリブンプレート(7)を連結し,このドリブンプレート(7)のハブ(7a)の軸孔を,出力軸(2)の端部のスプライン軸(2a)がスプライン嵌合されるスプライン孔(44)に形成し,このハブ(7a)の前記出力軸(2)と反対側の端部に,前記軸孔の一端を閉鎖するキャップ(45)を設けてなるエンジンのフライホイール装置において,
    前記ハブ(7a)の軸孔を,その略全長に亙りスプライン孔(44)に形成し,前記ハブ(7a)の,前記出力軸(2)と反対側の端部外周面に前記キャップ(45)を嵌合,固定したことを特徴とするエンジンのフライホイール装置。
  2. 請求項1記載のエンジンのフライホイール装置において,
    前記ハブ(7a)の前記端部外周面に,逆テーパの底面を持つ係止凹部(46)を形成し,この係止凹部(46)に係合する係止爪(45a)を前記キャップ(45)に形成したことを特徴とするエンジンのフライホイール装置。
  3. 請求項1記載のエンジンのフライホイール装置を製造するに当たり,
    前記環状のホルダプレート(6)のプレス成形時,その中心部を打ち抜いて得たスクラップ材(S)により前記キャップ(45)を成形することを特徴とする,エンジンのフライホイール装置の製造方法。
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