JP2011208467A - 近距離無線通信機 - Google Patents

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Abstract

【課題】スナップフィット構造の破損防止と、部品取り付けの作業性確保とを両立することができる近距離無線通信機を提供する。
【解決手段】アンテナボビン11の裏面12bに、台座28の一つの係止爪29,29とスナップフィット嵌合する一対の被係止片30,30を設け、この被係止片30,30の根元に、被係止片30,30の曲げ変形を促進するスリット32を凹設する。また、アンテナボビン11の上面12aに、基板19を収納するための部品収納部17を凹設する。よって、基板19を部品収納部17にはんだ付けする際に、被係止片30,30が邪魔にならずに済む。
【選択図】図6

Description

本発明は、近距離無線通信によりタグを認証する近距離無線通信機に関する。
従来、多くの車両には、車両のメカニカルキーに内蔵したトランスポンダ(ICタグ)と無線により照合(イモビライザー照合)を実行し、この照合成立もエンジン始動の条件とするイモビライザーシステム(特許文献1,2等参照)が搭載されている。この場合、車内のキーシリンダには、図9に示すようなイモビライザー通信機81が取り付けられている。イモビライザー通信機81をキーシリンダに組み付けるのは、キーシリンダにメカニカルキーを挿し込んだ際に、このキー挿し込みと同時にイモビライザー照合を実行するためである。
イモビライザー通信機81には、アンテナコイル82を巻く部品としてアンテナボビン83が設けられている。アンテナボビン83のボビン本体84において長手方向端部には、アンテナコイル82を巻く箇所として円環状のアンテナ取付部85が下方に延出形成されている。アンテナ取付部85の中央には、キーシリンダを外部に露出する開口孔86が貫設されている。また、アンテナ取付部85の外面には、アンテナコイル82を外から覆うアンテナカバー87が取り付けられている。
図10に示すように、ボビン本体84の裏面には、イモビライザー通信機81の基板88を収納するための収納部89が凹設されている。基板88は、例えばはんだ付け等によって、収納部89の内部に取り付け固定される。収納部89は、外部に基板88が露出しないように、平板状の基板カバー90によって蓋がされている。
図10に示すように、アンテナボビン83(イモビライザー通信機81)は、スナップフィット構造によって台座91に取り付けられている。この場合、台座91の上面には、一対の係止爪92,92が延出形成されている。一方、ボビン本体84には、係止爪92,92が内側から係止する一対の被係止片93,93が延出形成されている。そして、被係止片93,93を上から係止爪92,92にスナップフィット嵌合することにより、ボビン83が台座91に取り付け固定される。
特開2004−217140号公報 特開2003−312445号公報
しかし、イモビライザー通信機81の組み付けにスナップフィット構造を使用する場合、被係止片93,93を係止爪92,92に係止する際には、図10の破線で示すように、被係止片93,93が外側に開き変形しながら係止爪92,92に嵌合する。このため、被係止片93,93にある程度の長さがないと、根元で破損する可能性があるので、被係止片93,93を長くしなければならない現状がある。
しかし、被係止片93,93の破損防止のために被係止片93,93を長くとると、今度は基板88を収納部89にはんだ付けするときに、被係止片93,93が邪魔となる。よって、スナップフィット構造の破損防止と、はんだ付けの作業スペース確保とを両立するには、現在の構造では現実的に難しい問題があった。また、アンテナ取付部85もはんだ付けの作業スペース側に延出するので、アンテナ取付部85もはんだ付けの邪魔になっていた。
本発明の目的は、スナップフィット構造の破損防止と、部品取り付けの作業性確保とを両立することができる近距離無線通信機を提供することにある。
前記問題点を解決するために、本発明では、近距離無線通信を介してタグと無線通信するアンテナ線が取り付けられたボビンを、スナップフィット構造を介して支持部材に嵌合することにより、該支持部材に取り付け固定される近距離無線通信機において、ボビン本体に形成されたスナップフィット部の根元に、当該スナップフィット部の曲げ変形を促進するスリットを形成し、前記ボビン本体において前記スナップフィットが形成されていない開放面に、近距離無線通信機の部品を収納するための部品収納部を形成したことを要旨とする。
この構成によれば、スナップフィット部の根元に、スナップフィット部の曲げ変形を促進するためのスリットを形成したので、スナップフィット部の長さを、曲げ破損に耐え得る程度に充分長くすることが可能となる。よって、ボビンを支持部材にスナップフィット嵌合する際に、スナップフィット部が曲げ変形しながら取付部に取り付く動きをとっても、スナップフィット部を破損から保護することが可能となる。また、ボビン本体の外面のうち、スナップフィット部が形成されていない開放面に部品収納部を設けたので、部品収納部に部品を取り付ける際に、スナップフィット部が邪魔にならない。よって、ボビンに部品を収納取り付けする際の作業性も確保することが可能となる。
本発明では、前記部品収納部には、前記近距離無線通信機の部品が、はんだ付けにより取り付け固定されていることを要旨とする。
この構成によれば、部品収納部をはんだ付けにより部品取り付けする収納部としたので、はんだ付けの充分な作業スペースを確保することが可能となる。
本発明では、前記アンテナ線及び前記部品収納部の両方を一部品によって覆うカバー部材を備えたことを要旨とする。
この構成によれば、アンテナ線及び部品収納部を覆うための部品を一体のカバー部材としたので、それぞれに個別の部品を用意せずに済む。よって、部品点数の削減が可能となり、ひいては部品の組付作業の工数を減らすことも可能となる。
本発明では、前記部品収納部には、前記近距離無線通信の部品として、基板がはんだ付けにより取り付け固定されていることを要旨とする。
この構成によれば、部品収納部に収納される近距離無線通信の部品を基板としたので、基板のはんだ付け面を、充分なスペースで確保することが可能となる。
本発明によれば、スナップフィット構造の破損防止と、部品取り付けの作業性確保とを両立することができる。
一実施形態におけるイモビライザーシステムの概略構成を示す構成図。 イモビライザー通信機の外観を示す斜視図。 イモビライザー通信機の部品構成を示す分解斜視図。 アンテナボビンの内部形状を示す裏面側から見た斜視図。 アンテナボビンの内部形状を示すボビン内部の裏面図。 アンテナボビンを台座に組み付ける際の部品形状状態を示す組付図。 被係止片の根元にスリットがない場合の被係止片の破損例を示す説明図。 別例における他のスナップフィット構造の例を示す模式図。 従来におけるイモビライザー通信機の外観を示す斜視図。 アンテナボビンを台座に組み付ける際の部品形状状態を示す組付図。
以下、本発明を具体化した近距離無線通信機の一実施形態を図1〜図7に従って説明する。
図1に示すように、車両1には、車両1の盗難防止を図る一システムとしてイモビライザーシステム2が搭載されている。イモビライザーシステム2は、メカニカルキー3に組み込まれたトランスポンダ4と双方向の近距離無線通信によりID照合(イモビライザー照合)を実行し、この照合が成立することを確認すると、エンジン始動を許可するシステムである。近距離無線通信には、例えばRFID(Radio Frequency IDentification)が使用されている。なお、トランスポンダ4がタグに相当する。
この場合、車両1には、イモビライザーシステム2のコントロールユニットとしてイモビライザーECU5と、エンジン(図示略)の動作を管理するエンジンECU6とが設けられ、これらが車内バス7を介して接続されている。イモビライザーECU5のメモリには、トランスポンダ4のIDコードが登録されている。イモビライザーECU5には、トランスポンダ4と双方向通信するアンテナコイル8が接続されている。アンテナコイル8は、メカニカルキー3の挿し込み場所であるキーシリンダ9の外周に沿ってアンテナ線を複数巻回したループアンテナ(磁界アンテナ)である。なお、アンテナコイル8がアンテナ線に相当する。
イモビライザーECU5は、メカニカルキー3がキーシリンダ9に挿し込まれたことを例えば接点スイッチ(図示略)により検出すると、アンテナコイル8からの駆動電波Svの断続送信を開始する。トランスポンダ4は、この駆動電波Svを電源として起動し、ID信号Sidを返信する。イモビライザーECU5は、トランスポンダ4からのID信号Sidをアンテナコイル8で受信すると、ID信号Sidに含まれるIDコードを照合し、照合が成立することを確認すると、エンジンECU6によるエンジン始動操作を許可する。
車両1には、イモビライザーシステム2の車両1側の通信機として、図2及び図3に示すようなイモビライザー通信機10が設けられている。イモビライザー通信機10には、アンテナコイル8を巻く部品としてアンテナボビン11が設けられている。アンテナボビン11には、アンテナボビン11の本体部分としてボビン本体12が設けられている。ボビン本体12は、キーシリンダ9の軸方向に沿って延びる略平板形状をとっている。なお、イモビライザー通信機10が無線通信機に相当し、アンテナボビン11がボビンに相当する。
ボビン本体12の長手方向(図2及び図3のX軸方向)における端部には、アンテナコイル8の巻き箇所としてアンテナ取付部13が延設されている。アンテナ取付部13は、ボビン本体12に対して略90度下方に延出され、外周の溝14にアンテナコイル8が巻回されている。アンテナ取付部13には、キーシリンダ9を外部に露出させる開口孔15が貫設されている。
ボビン本体12の側壁には、イモビライザー通信機10の電気接続箇所としてコネクタ16が設けられている。イモビライザー通信機10は、コネクタ16を介して他ECUと各種情報を入出力する。
ボビン本体12の上面12aには、イモビライザー通信機10の電子部品の収納箇所として部品収納部17が凹設されている。部品収納部17は、ボビン本体12の上面一帯に亘り形成されている。部品収納部17には、イモビライザー通信機10の通信回路が実装された基板19が収納されている。基板19は、その縁部を部品収納部17の内面にはんだ付けすることによって、部品収納部17の内部に固定されている。また、部品収納部17のX軸方向の前後には、基板19を位置決め支持する基板支持部20,21(図6参照)が設けられている。前側基板支持部20には、アンテナコイル8と基板19とを電気接続する一対の端子22,22が設けられている。また、後側基板支持部21には、基板19をコネクタ16に接続する複数の端子23,23…が設けられている。なお、上面12aが開放面に相当し、基板19が部品収納部17に収納される部品に相当する。
アンテナボビン11には、アンテナボビン11の外面を覆うボビンカバー24がスナップフィット嵌合により取り付けられている。ボビンカバー24は、アンテナコイル8及び基板19を外から覆う部品である。よって、ボビンカバー24には、基板19を隠すべく部品収納部17に蓋をする板状のカバー本体部25と、アンテナコイル8を隠す円環状のアンテナカバー部26とから形成されている。アンテナカバー部26は、カバー本体部25の長手方向端部から略90度下方に延出形成されるとともに、キーシリンダ9を外部に露出させる開口孔27が貫設されている。なお、ボビンカバー24がカバー部材に相当する。
図3に示すように、イモビライザー通信機10は、スナップフィット構造によって台座28に取り付け固定されている。この場合、台座28には、一対の係止爪29,29が上方に延出形成されている。係止爪29,29は、ボビン本体12の長手方向に沿って長く延びる形状に形成されている。なお、台座28が支持部材に相当する。
一方、ボビン本体12の裏面12bには、係止爪29,29の係止箇所として一対の被係止片30,30が延出形成されている。被係止片30,30は、スナップフィット嵌合される係止爪29,29の形状に合わせて、ボビン本体12の長手方向に沿って長く延びる板状に形成されている。被係止片30,30には、係止爪29,29の嵌まり込み先として長孔形状の係止孔31が貫設されている。なお、被係止片30,30がスナップフィット部に相当する。
図4及び図5に示すように、ボビン本体12の裏面には、被係止片30,30の根元に、被係止片30,30の曲げ変形を促進する一対のスリット32,32が形成されている。スリット32,32は、一種の溝であって、例えば断面長四角形状に形成されている。スリット32,32は、被係止片30,30の根元一帯に亘り形成されている。スリット32,32は、被係止片30,30の高さ方向(図3のZ軸方向)の長さを確保することで、被係止片30,30が曲げ変形しても、被係止片30,30が根元から破損してしまうことを防止する部材である。スリット32,32は、被係止片30,30の根元において、曲げ変形する側と反対側の面、つまり内面側に設けられている。
さて、イモビライザー通信機10を台座28に取り付ける場合、被係止片30,30が係止爪29,29に当接すると、図6の破線に示すように、被係止片30,30は係止爪29,29により外側に押されて、根元を基点にして開き変形する。そして、イモビライザー通信機10を更に下に押し込んでいくと、被係止片30,30が係止爪29,29に押されることにより、曲げ変形を大きくしながら下方に沈み、係止孔31,31が係止爪29,29に至ると、これらがスナップフィット嵌合する。
本例の場合、被係止片30,30の根元にスリット32を形成したので、被係止片30,30の高さが充分に確保される。よって、被係止片30,30の曲げ耐性が高くなるので、根元が樹脂割れし難くなる。つまり、図7に示すように、被係止片30の根元にスリット32がないと、被係止片30,30の長さが足らず、曲げ変形したときに根元が樹脂割れし易い。しかし、本例の場合は、被係止片30,30の根元にスリット32を形成して被係止片30,30の長さが確保されるので、スナップフィット嵌合時に被係止片30,30に破損が生じ難い。
また、ボビン本体12の上面に部品収納部17を設けたので、被係止片30,30と逆側の面が基板19のはんだ付け面となる。よって、被係止片30,30が存在しないスペースを、はんだ付けの作業スペースとすることが可能となるので、被係止片30,30がはんだ付け作業の邪魔になることはない。よって、基板19のはんだ付け作業の作業性も確保される。また、アンテナ取付部13もはんだ付け面の逆側に位置するので、アンテナ取付部13もはんだ付け作業の邪魔にならずに済む。
本実施形態の構成によれば、以下に記載の効果を得ることができる。
(1)被係止片30,30の根元にスリット32を形成したので、被係止片30,30の長さを、曲げ破損に耐え得る程度に充分長くすることが可能となる。よって、アンテナボビン11を台座28にスナップフィット嵌合する際に、被係止片30,30が係止爪29,29により押されて曲げ変形したとしても、被係止片30,30に破損を生じ難くすることができる。また、ボビン本体12の上面12a、つまり被係止片30,30がない面に、基板19をはんだ付け収納するための部品収納部17を設けたので、基板19をアンテナボビン11にはんだ付けする際に、被係止片30,30が邪魔になることがない。よって、アンテナボビン11に基板19をはんだ付けする際の作業性も確保することができる。
(2)ボビン本体12の上面12aには、被係止片30,30のみならずアンテナ取付部13も飛び出していないので、本例のようにボビン本体12の上面12aに部品収納部17を設ければ、基板19を部品収納部17にはんだ付けする際に、アンテナ取付部13も邪魔にならずに済む。
(3)部品収納部17をはんだ付けにより部品取り付けする収納部としたので、はんだ付けの充分な作業スペースを確保することができる。
(4)部品収納部17をアンテナボビン11の上面12aに設けたので、部品収納部17に蓋をするカバーと、アンテナコイル8に蓋をするカバーとを、一体の部品のボビンカバー24として形成することができる。よって、イモビライザー通信機10の部品点数を削減でき、ひいては部品の組付作業の工数を減らすことができる。
(5)部品収納部17に基板19を収納するので、基板19を部品収納部17にはんだ取り付けする際の充分な作業スペースを確保することができる。
(6)簡単なはんだ付け作業で基板19を部品収納部17にはんだ付けすることが可能となるので、特別な工作機械等を用意しなくとも、基板19の取付作業を行うことができる。
なお、実施形態はこれまでに述べた構成に限らず、以下の態様に変更してもよい。
・被係止片30,30は、アンテナボビン11の裏面12bの端縁に配置されることに限定されない。例えば、図8に示すように、アンテナボビン11の裏面12bにおいて中寄りの位置に配置し、被係止片30,30の根元の両側にスリット32を形成することにより、被係止片30,30の長さを確保するものでもよい。
・被係止片30,30は、アンテナボビン11の幅方向(図3のY軸方向)に並び配置されることに限らず、例えばX軸方向に並んでもよい。
・係止爪29,29は、爪が外側に飛び出す形状に限定されず、内側に飛び出す形状でもよい。
・部品収納部17は、アンテナボビン11の上面全域に設けられることに限定されず、一部分でもよい。
・部品収納部17に収納される部品は、基板19以外の他の部品としてもよい。また、部品収納部17には、基板19のみならず、他の部品も同時に収納可能としてもよい。
・イモビライザー通信機10のアンテナは、ループアンテナに限定されず、例えばダイポールアンテナ等の他のアンテナに変更可能である。
・コネクタ16は、アンテナボビン11の側壁に配置されることに限らず、例えば背面に配置してもよい。
・スリット32は、断面長四角形状に限定されず、例えば断面三角形状としてもよい。
・部品収納部17の部品は、はんだ付けによって取り付けられることに限定されず、例えば樹脂嵌合等により取り付けてもよい。
・イモビライザー通信機10の取付先は、キーシリンダ9に限定されず、例えば車両1がワンプッシュエンジンスタートシステムを備えている場合、プッシュ操作式のエンジンスイッチとしてもよい。
・近距離無線通信は、RFIDに限らず、他の通信形式を使用可能である。
・開放面は、アンテナボビン11の上面に限定されず、例えば側面などのように、被係止片30,30が形成されていない場所であればよい。
・アンテナボビン11は、平板状のボビン本体12の端部に円環状のアンテナ取付部13が下方延出する形状に限定されず、例えば単なる平板形状など、他の形状を採用可能である。
・スナップフィット構造は、台座28側に係止爪29,29が形成され、アンテナボビン11側に被係止片30,30が形成されることに限定されず、これを逆としてもよい。
・スナップフィット構造は、爪を孔に係止する構造に限定されず、例えば爪同士が係止する形状でもよい。
・イモビライザー通信機10の取付先は、車両に限定されず、他の機器や装置に応用可能である。
・タグは、トランスポンダ4に限定されず、他のICタグに適宜変更可能である。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について、それらの効果とともに以下に追記する。
(イ)請求項1〜4のうちいずれかにおいて、前記スリットは、前記スナップフィット部の根元において、曲げ変形する側と逆側の面に設けられている。この構成によれば、スナップフィット部の曲げ促進性が高いものとなるので、スナップフィット部をより破損し難くすることが可能となる。
4…タグとしてのトランスポンダ、8…アンテナ線としてのアンテナコイル、10…近距離無線通信機としてのイモビライザー通信機、11…ボビンとしてのアンテナボビン、12…ボビン本体、12a…開放面としての上面、17…部品収納部、19…部品としての基板、24…カバー部材としてのボビンカバー、28…支持部材としての台座、30…スナップフィット部としての被係止片、32…スリット。

Claims (4)

  1. 近距離無線通信を介してタグと無線通信するアンテナ線が取り付けられたボビンを、スナップフィット構造を介して支持部材に嵌合することにより、該支持部材に取り付け固定される近距離無線通信機において、
    ボビン本体に形成されたスナップフィット部の根元に、当該スナップフィット部の曲げ変形を促進するスリットを形成し、前記ボビン本体において前記スナップフィット部が形成されていない開放面に、近距離無線通信機の部品を収納するための部品収納部を形成した
    ことを特徴とする近距離無線通信機。
  2. 前記部品収納部には、前記近距離無線通信機の部品が、はんだ付けにより取り付け固定されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の近距離無線通信機。
  3. 前記アンテナ線及び前記部品収納部の両方を一部品によって覆うカバー部材を備えた
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の近距離無線通信機。
  4. 前記部品収納部には、前記近距離無線通信の部品として、基板がはんだ付けにより取り付け固定されている
    ことを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか一項に記載の近距離無線通信機。
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