JP2011206726A - 水蒸気改質用触媒、水素製造装置及び燃料電池システム - Google Patents

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Abstract

【課題】都市ガスやLPGだけでなく灯油にも使用することができるニッケルを用いた水蒸気改質用触媒を提供する。
【解決手段】αアルミナを含有し、希土類元素酸化物及びアルカリ土類元素酸化物を担持した担体と、該担体に担持されたニッケル及び白金族金属と、を備え、希土類元素酸化物の担持量が、αアルミナの質量に対して外率で2〜20質量%であり、アルカリ土類元素酸化物の担持量が、αアルミナの質量に対して外率で0.1〜10質量%であり、ニッケルの担持量が、αアルミナの質量に対して外率で1〜30質量%である、水蒸気改質用触媒。
【選択図】なし

Description

本発明は、水蒸気改質用触媒、水素製造装置及び燃料電池システムに関する。
燃料電池は、水素と酸素を電気化学的に反応させることにより、化学エネルギーを電気エネルギーに変換するものであり、エネルギーの利用効率が高いという特徴を有している。燃料電池用水素の製造には、例えば、ルテニウム系触媒やニッケル系触媒を水蒸気改質触媒として用いる(特許文献1参照)。
特開2004−55483号公報
上記の水蒸気改質触媒について、ルテニウム触媒はそもそも高価であり、都市ガスに使用すると共存するNガスによりアンモニアが生成してしまうという問題がある。一方、ニッケル触媒は安価なため実用上好ましく、都市ガスやLPGに使用できる。しかし、従来のニッケル触媒には、灯油に使用するとコーク析出が起こりやすく、触媒劣化しやすいという問題がある。
そこで、本発明は、都市ガスやLPGだけでなく灯油にも使用することができる、ニッケルを用いた水蒸気改質用触媒、並びに該水蒸気改質触媒を用いた水素製造装置及び燃料電池システムを提供することを目的とする。
本発明者らは、上記従来技術の有する課題に鑑みて鋭意研究した結果、αアルミナを含有し、希土類元素酸化物及びアルカリ土類元素酸化物を担持した担体に、ニッケルと白金族金属を担持した所定の水蒸気改質用触媒が、都市ガスやLPGだけでなく灯油にも用いることができることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち本発明は、αアルミナを含有し、希土類元素酸化物及びアルカリ土類元素酸化物を担持した担体と、担体に担持されたニッケル及び白金族金属と、を備え、希土類元素酸化物の担持量が、αアルミナの質量に対して外率で2〜20質量%であり、アルカリ土類元素酸化物の担持量が、αアルミナの質量に対して外率で0.1〜10質量%であり、ニッケルの担持量が、αアルミナの質量に対して外率で1〜30質量%である、水蒸気改質用触媒を提供する。
本発明において、白金族金属はロジウム、ルテニウム、パラジウム及び白金から選択される少なくとも1種であることが好ましく、該白金族金属の担持量はαアルミナの質量に対して外率で0.01〜3質量%であることが好ましい。
本発明において、希土類元素酸化物はスカンジウム、イットリウム、ランタン及びセリウムから選択される少なくとも1種の希土類元素の酸化物であることが好ましい。
また、本発明において、アルカリ土類元素酸化物はマグネシウム、カルシウム、ストロンチウム及びバリウムから選択される少なくとも1種のアルカリ土類元素の酸化物であることが好ましい。
さらに本発明においては、希土類元素酸化物に含まれる希土類元素とアルカリ土類元素酸化物に含まれるアルカリ土類元素の組み合わせがストロンチウムとセリウム、マグネシウムとセリウム、バリウムとセリウム、及びストロンチウムとランタンから選択される少なくとも1種であることが好ましい。
また、本発明は、上記の水蒸気改質用触媒を備え、水蒸気改質反応により炭素水素化合物類から水素を含む改質ガスを得る水素製造装置を提供する。
さらに、本発明は、上記の水素製造装置を備える燃料電池システムを提供する。
本発明によれば、都市ガスやLPGだけでなく灯油にも使用することができるニッケルを用いた水蒸気改質用触媒、水素製造装置及び燃料電池システムを提供することができる。これにより、原料に関わらず、同一の触媒を使用することができるため、取り扱いが容易となり、コストダウンにも繋がる。
本発明の実施形態に係る燃料電池システムの一例を示す概念図である。
以下、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
(水蒸気改質用触媒)
本実施形態における水蒸気改質用触媒は、αアルミナを含有し、希土類元素酸化物及びアルカリ土類元素酸化物を担持した担体と、該担体に担持されたニッケル及び白金族金属と、を備え、希土類元素酸化物の担持量が、αアルミナの質量に対して外率で2〜20質量%であり、アルカリ土類元素酸化物の担持量が、αアルミナの質量に対して外率で0.1〜10質量%であり、ニッケルの担持量が、αアルミナの質量に対して外率で1〜30質量%の触媒である。
本実施形態の担体は、αアルミナを含む。γアルミナは機械的強度に優れず、熱負荷が大きい燃料電池のDSS(Daily Start−up and Shut−down)運転において触媒が粉化し、装置の差圧が上昇する等の問題が生じることから、強度に優れたαアルミナが用いられる。しかし、触媒強度を確保できればαアルミナとγアルミナ、シリカ、チタニア、ジルコニア等から選ばれる無機酸化物との混合物を使用することもできる。
αアルミナのBET比表面積は特に限定されないが、3〜30m/gであることが好ましい。BET比表面積が3m/gより小さい場合は触媒活性が不十分であり好ましくない。また、BET比表面積が30m/gより大きい場合は触媒強度が不十分であり好ましくない。
希土類元素酸化物は、スカンジウム、イットリウム、ランタン及びセリウムから選択される少なくとも1種の希土類元素の酸化物であることが好ましく、ランタン及びセリウムがより好ましい。
上記担体中における希土類元素酸化物の担持量は、αアルミナの質量に対して2〜20質量%であり、好ましくは5〜15質量%であり、より好ましくは10〜13質量%である。希土類元素酸化物の担持量が20質量%より多いと、凝集が多くなり表面に出る活性金属の割合が極度に減少してしまう。一方、2質量%より少ない場合には希土類元素の炭素析出抑制効果が不十分となってしまう。
アルカリ土類元素酸化物は、マグネシウム、カルシウム、ストロンチウム及びバリウムから選択される少なくとも1種のアルカリ土類元素の酸化物であることが好ましく、マグネシウム及びストロンチウムがより好ましい。
上記担体中におけるアルカリ土類元素酸化物の担持量は、αアルミナの質量に対して0.1〜10質量%であり、好ましくは0.5〜8質量%であり、より好ましくは1〜5質量%である。アルカリ土類元素酸化物の担持量が10質量%より多いと、凝集が多くなり表面に出る活性金属の割合が極度に減少してしまう。一方、0.1質量%より少ない場合にはアルカリ土類元素の炭素析出抑制効果及び活性向上効果が不十分となってしまう。
上記担体中における希土類元素酸化物に含まれる希土類元素とアルカリ土類元素酸化物に含まれるアルカリ土類元素の組み合わせは、ストロンチウムとセリウム、マグネシウムとセリウム、バリウムとセリウム、及びストロンチウムとランタンから選択される少なくとも1種であることが好ましい。この中でも特に好ましくは、ストロンチウムとセリウムの組み合わせである。
ニッケルは、αアルミナの質量に対して外率でニッケル原子として1〜30質量%が担持される。好ましいニッケルの担持量は5〜25質量%であり、より好ましくは10〜20質量%である。ニッケルの担持量が30質量%より多いと、活性金属の凝集が多くなり表面に出る活性金属の割合が極度に減少してしまう。一方、1質量%より少ないと十分な活性を示すことができないため多量の担持触媒が必要となり、反応器を必要以上に大きくする必要が出るなどの問題が生じてしまう。
白金族金属は、ロジウム、ルテニウム、パラジウム及び白金から選択される少なくとも1種であることが好ましく、ロジウム及び白金から選択される少なくとも1種であることがより好ましく、もっとも好ましくは白金である。
白金族金属の担持量は、αアルミナの質量に対して白金族原子として、0.01〜3質量%であることが好ましく、より好ましくは0.05〜2.8質量%であり、さらに好ましくは0.1〜2.5質量%である。白金族金属の担持量が3質量%より多いと、凝集が多くなり表面に出る活性金属の割合が極度に減少してしまう。一方、0.01質量%より少ない場合にはDSS運転時に金属ニッケルとして維持するのが困難となってしまう。
ニッケル、白金族金属、希土類元素酸化物及びアルカリ土類元素酸化物を担持又は含有させる方法としては特に制限はなく、通常の含浸法、ポアフィル法など公知の方法を用いることができる。通常、金属塩もしくは錯体として水、エタノール、もしくはアセトンなどの溶媒に溶解させ、αアルミナに含浸させる。担持又は含有させる金属塩もしくは金属錯体は、塩化物、硝酸塩、硫酸塩、酢酸塩、アセト酢酸塩などが好適に用いられる。担持回数に関しても特に制限はなく、一度又は数度に分けて含浸させることができる。担持工程に関しても特に制限はなく、同時又は逐次的に含浸させることができる。
担持後、乾燥により水分をあらかた除去するが、この乾燥工程においても特に制限はなく、空気下、不活性ガス下で温度100〜150℃などが好適に用いられる。乾燥工程後、ニッケル、白金族金属、希土類元素酸化物及びアルカリ土類元素酸化物を担持又は含有したαアルミナは350〜1000℃の温度で焼成することが好ましい。350℃より低い場合は担持元素のαアルミナへの固定化が不十分であり好ましくない。また、1000℃より高い場合は担持元素の凝集が生じるため好ましくない。焼成雰囲気は空気下が好ましく、ガス流量については特に制限はない。焼成時間は2時間以上が好ましい。2時間より短い場合は担持元素のαアルミナへの固定化が不十分であり好ましくない。
こうして得られた触媒は、必要に応じて還元処理や金属固定化処理を行うことにより活性化される。処理方法は特に制限はなく、水素流通下での気相還元や液相還元が好適に用いられる。
水蒸気改質用触媒の形態については特に制限はない。例えば、打錠成形し粉砕後適当な範囲に整粒した触媒、適当なバインダーを加え押し出し成形した触媒、粉末状触媒などを用いることができる。もしくは、打錠成形し粉砕後適当な範囲に整粒した担体、押し出し成形した担体、粉末あるいは球形、リング状、タブレット状、円筒状、フレーク状など適当な形に成形した担体などに金属を担持した触媒などを用いることができるが機械的強度の観点から球形触媒が好ましい。また、触媒自体をモノリス状、ハニカム状などに成形した触媒、あるいは適当な素材を用いたモノリスやハニカムなどに触媒をコーティングしたものなどを用いることもできる。
水蒸気改質用触媒の触媒強度は、木屋式測定法による触媒圧壊強度が触媒粒当たり50N以上であることが好ましい。触媒圧壊強度が50Nより小さい場合、燃料電池の運転中に触媒の割れ、粉化が生じるため好ましくない。
(水蒸気改質反応)
本実施形態において水蒸気改質反応とは、炭化水素化合物類を触媒の存在下にスチームと反応させて、一酸化炭素及び水素を含むリフォーミングガスに変換する反応のことをいう。スチームと反応させるとき、酸素含有ガスを同伴する場合(オートサーマルリフォーミング反応)も含む。
水蒸気改質反応において原料となる炭化水素化合物類は、炭素数1〜40、好ましくは炭素数1〜30の有機化合物である。具体的には、飽和脂肪族炭化水素、不飽和脂肪族炭化水素、芳香族炭化水素などを挙げることができ、また飽和脂肪族炭化水素、不飽和脂肪族炭化水素については、鎖状、環状を問わず使用できる。芳香族炭化水素についても単環、多環を問わず使用できる。このような炭化水素化合物類は置換基を含むことができる。置換基としては、鎖状、環状のどちらをも使用でき、例として、アルキル基、シクロアルキル基、アリール基、アルキルアリール基及びアラルキル基等を挙げることができる。また、これらの炭化水素化合物類はヒドロキシ基、アルコキシ基、ヒドロキシカルボニル基、アルコキシカルボニル基、ホルミル基などのヘテロ原子を含有する置換基により置換されていてもよい。
炭化水素化合物類の具体例としては、メタン、エタン、プロパン、ブタン、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、ノナン、デカン、ドデカン、トリデカン、テトラデカン、ペンタデカン、ヘキサデカン、ヘプタデカン、オクタデカン、ノナデカン、エイコサンなどの飽和脂肪族炭化水素、エチレン、プロピレン、ブテン、ペンテン、ヘキセンなどの不飽和脂肪族炭化水素、シクロペンタン、シクロヘキサンなど環状炭化水素、ベンゼン、トルエン、キシレン、ナフタレンなどの芳香族炭化水素を挙げることができる。また、これらの混合物も好適に使用できる。例えば、天然ガス、LPG、ナフサ、ガソリン、灯油、軽油など工業的に安価に入手できる材料を挙げることができる。またヘテロ原子を含む置換基を有する炭化水素化合物類の具体例としては、メタノール、エタノール、プロパノール、ブタノール、ジメチルエーテル、フェノール、アニソール、アセトアルデヒド、酢酸などを挙げることができる。
また、上記原料に水素、水、二酸化炭素、一酸化炭素、酸素、窒素などを含む原料も使用できる。例えば、原料の前処理として水素化脱硫を実施する場合、反応に用いた水素の残留分は特に分離することなくそのまま使用することができる。
原料として使用する炭化水素化合物に含まれる硫黄濃度が高すぎる場合には、改質触媒が不活性化する場合があるため、その濃度は、硫黄原子の質量として、好ましくは50質量ppb以下、より好ましくは20質量ppb以下、さらに好ましくは10質量ppb以下である。このため、必要であれば前もって原料を脱硫することも好ましく行うことができる。
脱硫工程に供する原料中の硫黄濃度には特に制限はなく、脱硫工程において上記硫黄濃度に転換できるものであれば使用することができる。脱硫の方法にも特に制限はないが、適当な触媒と水素の存在下に水素化脱硫を行い、生成した硫化水素を酸化亜鉛などに吸収させる方法を一例として挙げることができる。この場合用いることができる触媒の例としては、ニッケル−モリブデン、コバルト−モリブデンなどを成分とする触媒を挙げることができる。一方、適当な収着剤の存在下、必要であれば水素の共存下に硫黄分を収着させる方法も採用できる。この場合用いることができる収着剤としては特許第2654515号公報、特許第2688749号公報などに示されたような銅−亜鉛を主成分とする収着剤あるいはニッケル−亜鉛を主成分とする収着剤などを例示することができる。脱硫工程の実施方法にも特に制限はなく、水蒸気改質反応器の直前に設置した脱硫プロセスにより実施してもよいし、独立の脱硫プロセスにおいて処理を行った炭化水素を使用してもよい。
上記触媒を用いる水蒸気改質反応において、反応系に導入するスチームの量は、原料炭化水素化合物類に含まれる炭素原子モル数に対する水分子モル数の比(スチーム/カーボン比)として定義される値が、好ましくは0.3〜10、より好ましくは0.5〜5、さらに好ましくは2〜3の範囲であることが望ましい。この値が0.3より小さい場合には触媒上にコークが析出しやすく、また水素分率を上げることができなくなり、一方、10より大きい場合には改質反応は進むがスチーム発生設備、スチーム回収設備の肥大化を招く恐れがある。添加の方法は特に制限はないが、反応帯域に原料炭化水素化合物類と同時に導入してもよいし、反応器帯域の別々の位置からあるいは何回かに分けるなどして一部ずつ導入してもよい。
反応器に導入される流通原料の空間速度は、GHSVが、好ましくは10〜10,000h−1、より好ましくは50〜5,000h−1、さらに好ましくは100〜3,000h−1の範囲である。LHSVは好ましくは0.05〜5.0h−1、より好ましくは0.1〜2.0h−1、さらに好ましくは0.2〜1.0h−1の範囲である。
反応温度は特に限定されるものではないが、好ましくは200〜1000℃、より好ましくは300〜900℃、さらに好ましくは400〜800℃の範囲である。反応圧力についても特に限定されるものではなく、好ましくは大気圧〜20MPa、より好ましくは大気圧〜5MPa、さらに好ましくは大気圧〜1MPaの範囲で実施されるが、必要であれば大気圧以下で実施することも可能である。
本実施形態の触媒を用いる水蒸気改質反応で得られる一酸化炭素と水素を含む混合ガスは、固体酸化物形燃料電池のような場合であればそのまま燃料電池用の燃料として用いることができる。また、リン酸形燃料電池や固体高分子形燃料電池のように一酸化炭素の除去が必要な場合には、一酸化炭素除去工程を併用することにより燃料電池用水素の原料として好適に用いることができる。
(水素製造装置)
また本実施形態に係る水素製造装置は、上記の水蒸気改質用触媒を用いた水蒸気改質反応により、天然ガス、LPG、ナフサ等の炭化水素(燃料)からだけでなく、灯油からも水素を主成分として含む改質ガスを得ることができる。ここで、水蒸気改質用触媒は水素製造装置における改質器に充填される。
本水素製造装置においては、改質の燃料である炭化水素化合物類とスチームを同時に水蒸気改質用触媒に供給するように起動させることが好ましい。起動時において、炭化水素化合物類とスチームを同時に供給することで、炭素析出を抑制するとともに、ニッケルを酸化させることなく、触媒性能を維持することができるため、DSS運転においても好ましく用いることができる。
また、本水素製造装置においては、水蒸気改質用触媒に供給される炭化水素化合物類とスチームを同時に遮断させて停止させることが好ましい。停止時において、炭化水素化合物類とスチームを同時に遮断することで、炭素析出を抑制するとともに、ニッケルを酸化させることなく、触媒性能を維持することができるため、DSS運転においても好ましく用いることができる。
(燃料電池システム)
また本実施形態に係る燃料電池システムは、上記水素製造装置と燃料電池スタックを備え、例えば、図1の構成を備える。図1は本実施形態の燃料電池システムの一例を示す概略図である。
図1において、燃料タンク3内の燃料は燃料ポンプ4を経て脱硫器5に流入する。脱硫器5内には例えば銅−亜鉛系あるいはニッケル−亜鉛系の収着剤などを充填することができる。この時、必要であれば改質器7の下流、シフト反応器9の下流及び一酸化炭素選択酸化反応器10の下流、及びアノードオフガスの少なくともいずれかからの水素含有ガスを添加できる。脱硫器5で脱硫された燃料は水タンク1から水ポンプ2を経た水と混合した後、気化器6に導入されて気化され、改質器7に送り込まれる。
改質器7の触媒として本実施形態の触媒を用い、改質器7内に充填される。改質器反応管は燃料タンク3からの燃料及びアノードオフガスを燃料とするバーナー18により加温され、好ましくは200〜1000℃、より好ましくは300〜900℃、さらに好ましくは400〜800℃の範囲に調節される。
このようにして製造された水素と一酸化炭素を含有する改質ガスは、シフト反応器9、一酸化炭素選択酸化反応器10を順次通過させることで燃料電池の特性に影響を及ぼさない程度まで一酸化炭素濃度が低減される。これらの反応器に用いる触媒の例としては、シフト反応器9には鉄−クロム系触媒および/あるいは銅−亜鉛系触媒、一酸化炭素選択酸化反応器10にはルテニウム系触媒等を挙げることができる。
上述した水蒸気改質用触媒、水素製造装置及び燃料電池システムにより、都市ガスやLPGだけでなく灯油にも使用することができるニッケルを用いた水蒸気改質用触媒、水素製造装置及び燃料電池システムを提供することができる。
以下、実施例により本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
<水蒸気改質用触媒の調製>
[実施例1]
(1)細孔容積0.4ml/g、表面積3m/gのαアルミナを担体とした。
(2)担体に、酸化セリウム量がαアルミナの質量に対して外率で10質量%、酸化ストロンチウム量がαアルミナの質量に対して外率で3質量%となるように、硝酸セリウム及び硝酸ストロンチウムを含む水溶液に含浸担持させ、150℃で8時間以上乾燥後、800℃で8時間空気焼成することを2回繰り返すことで調製した。
(3)さらに、ニッケル量がαアルミナの質量に対して外率で12質量%、白金量がαアルミナの重量に対して外率で0.1質量%となるように、硝酸ニッケルとジニトロジアミン白金酸を含む水溶液に含浸担持させ、150℃で8時間以上乾燥後、600℃で5時間空気焼成した。その後、500℃で1時間水素還元した。これを「触媒A」とした。
[実施例2]
実施例1におけるニッケル量がαアルミナの質量に対して外率で20質量%としたものを「触媒B」とした。
[実施例3]
実施例1における白金量がαアルミナの質量に対して外率で1質量%としたものを「触媒C」とした。
[実施例4]
実施例1における酸化セリウム量がαアルミナの質量に対して外率で13質量%としたものを「触媒D」とした。
[実施例5]
実施例1における酸化ストロンチウム量がαアルミナの質量に対して外率で5質量%としたものを「触媒E」とした。
[比較例1]
実施例1におけるニッケル及び白金の代わりに、ルテニウム量がαアルミナの質量に対して外率で2.5質量%となるように塩化ルテニウムを含む水溶液に含浸担持させ、120℃で12時間以上乾燥後、500℃で1時間水素還元した。これを「触媒F」とした。
<水蒸気改質反応による触媒評価>
[改質燃料:都市ガス]
都市ガスの主成分はメタンであるため、窒素が4体積%を含有するメタンを用いた。水蒸気改質用触媒の充填量(体積)は50cmである。反応条件は以下のとおりである。充填されている触媒出口部の反応温度620℃、反応圧力0.1MPa、スチーム/カーボン比2.5mol/mol、GHSV800h−1
[改質燃料:LPG]
LPG(硫黄分0.05質量ppm)を用いた。水蒸気改質用触媒の充填量(体積)は1cmである。反応条件は以下のとおりである。充填されている触媒出口部の反応温度500℃、反応圧力0.1MPa、スチーム/カーボン比2.5mol/mol、GHSV15000h−1
[改質用燃料:灯油]
脱硫灯油(密度0.793g/cm、硫黄分0.05質量ppm)を用いた。水蒸気改質用触媒の充填量(体積)は6cmである。反応条件は以下のとおりである。充填されている触媒出口部の反応温度500℃、反応圧力0.1MPa、スチーム/カーボン比3.0mol/mol、LHSV3.0h−1
反応ガスはガスクロマトグラフを用いて定量分析した。各原料の適用可否を表1に示す。ニッケルを用いた水蒸気改質用触媒を使用した実施例1〜5は、都市ガス、LPG及び灯油を原料とした全ての場合においてアンモニア生成がみられず、原料の適用範囲が広いことが分かる。
Figure 2011206726
[実施例6]
図1に示した構成の燃料電池システムにおいて、窒素4体積%を含有するメタンを燃料とし、実施例1に記載の触媒Aを用いて試験を行った。この時、改質器7に導入する原料ガスのスチーム/カーボン比は2.5に設定した。アノード入口のガスを分析した結果、水素を68容量%(水蒸気を除外)含んでいた。試験期間(1000時間)中、改質器7は正常に作動し触媒の活性低下は認められなかった。固体高分子形燃料電池16も正常に作動し、電気負荷14も順調に運転された。
[実施例7]
実施例6において、窒素4体積%を含有するメタンの代わりに、LPG(硫黄分0.05質量ppm)を燃料とし、実施例1に記載の触媒Aを用いて試験を行った。この時、改質器7に導入する原料ガスのスチーム/カーボン比は2.5に設定した。アノード入口のガスを分析した結果、水素を70容量%(水蒸気を除外)含んでいた。試験期間(1000時間)中、改質器7は正常に作動し触媒の活性低下は認められなかった。固体高分子形燃料電池16も正常に作動し、電気負荷14も順調に運転された。
[実施例8]
実施例6において、窒素4体積%を含有するメタンの代わりに、脱硫灯油(密度0.793g/cm、硫黄分0.05質量ppm)を燃料とし、実施例1に記載の触媒Aを用いて試験を行った。この時、改質器7に導入する原料ガスのスチーム/カーボン比は3.0に設定した。アノード入口のガスを分析した結果、水素を71容量%(水蒸気を除外)含んでいた。試験期間(1000時間)中、改質器7は正常に作動し触媒の活性低下は認められなかった。固体高分子形燃料電池16も正常に作動し、電気負荷14も順調に運転された。
1…水タンク、2…水ポンプ、3…燃料タンク、4…燃料ポンプ、5…脱硫器、6…気化器、7…改質器、8…空気ブロアー、9…シフト反応器、10…一酸化炭素選択酸化反応器、11…アノード、12…カソード、13…固体高分子電解質、14…電気負荷、15…排気口、16…固体高分子形燃料電池、17…加温用バーナー。

Claims (7)

  1. αアルミナを含有し、希土類元素酸化物及びアルカリ土類元素酸化物を担持した担体と、
    前記担体に担持されたニッケル及び白金族金属と、
    を備え、
    前記希土類元素酸化物の担持量が、前記αアルミナの質量に対して外率で2〜20質量%であり、
    前記アルカリ土類元素酸化物の担持量が、前記αアルミナの質量に対して外率で0.1〜10質量%であり、
    前記ニッケルの担持量が、前記αアルミナの質量に対して外率で1〜30質量%である、水蒸気改質用触媒。
  2. 前記白金族金属がロジウム、ルテニウム、パラジウム及び白金から選択される少なくとも1種であり、該白金族金属の担持量が、前記αアルミナの質量に対して外率で0.01〜3質量%である、請求項1記載の水蒸気改質用触媒。
  3. 前記希土類元素酸化物がスカンジウム、イットリウム、ランタン及びセリウムから選択される少なくとも1種の希土類元素の酸化物である、請求項1又は2記載の水蒸気改質用触媒。
  4. 前記アルカリ土類元素酸化物がマグネシウム、カルシウム、ストロンチウム及びバリウムから選択される少なくとも1種のアルカリ土類元素の酸化物である、請求項1〜3のいずれか一項記載の水蒸気改質用触媒。
  5. 前記希土類元素酸化物に含まれる希土類元素と前記アルカリ土類元素酸化物に含まれるアルカリ土類元素の組み合わせがストロンチウムとセリウム、マグネシウムとセリウム、バリウムとセリウム、及びストロンチウムとランタンから選択される少なくとも1種である、請求項1〜4のいずれか一項記載の水蒸気改質用触媒。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項記載の水蒸気改質用触媒を備え、水蒸気改質反応により炭素水素化合物類から水素を含む改質ガスを得る水素製造装置。
  7. 請求項6記載の水素製造装置を備える燃料電池システム。










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