JP2011206104A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】抽選確定を通知する規定時間で第4図柄を停止させることができる遊技機の実現。
【解決手段】メイン基板1652の抽選状態表示LEDユニット駆動回路1656からラウンド種別LED1628への制御信号を表示変換回路1657へ分岐させる。そして、表示変換回路1657で、ラウンド種別LED1628の点灯制御信号を、第4図柄における点灯パターンを実現する点灯制御信号へ変換して、第4図柄表示LED1624へ出力する。
【選択図】図2

Description

本発明は、内部抽選結果に応じた演出を実行する遊技機に関する。
パチンコ遊技機を代表とする近年の遊技機は、主基板(メイン基板とも呼ばれる。)が、演算処理により内部抽選を行うとともに、画像表示や音声出力等により抽選を盛り上げる演出を実行するサブ基板に演出実行コマンドを出力する。
そして、この演出実行コマンドをサブ基板が受信すると、例えば、画像表示制御を行うサブ基板であれば液晶ディスプレイなどの特別図柄表示装置で、特別図柄とも呼ばれる抽選用図柄の縦列を横3列で変動するように表示し、規定時間に所定の横ラインに揃った抽選図柄の組み合わせで抽選結果を通知する画像演出の制御を行う。音声出力制御を行うサブ基板であれば演出画像に同期した効果音やBGMをスピーカなどから放音させるといった具合に様々な演出を実行する(例えば、特許文献1を参照)。
特開2005−192818号公報
近年は、画像演出の興趣を高めるために、抽選用図柄の縦列の変動が停まりそうになった後にまた動き始めたり、一度停まって逆方向に変動したり、と言った演出を行って抽選のハラハラドキドキ感を高めるように工夫されるようになった。例えば、「リーチ目」と呼ばれる予告演出では、第1〜第3の抽選用図柄が特定の組み合わせ(例えば、数字の「1」「2」「3」のような順並び)で停止しても再び動き始める再変動が起きる。遊技者に「あぁ、ハズレか!」と思わせておいて「お!未だ決まっていなかったか」と安心させて再び期待感を抱かせることができる。しかし、一方であまりに複雑で趣向を凝らした画像演出が増えたために、いつ抽選が確定したのか、そして「当り」なのか「ハズレ」なのかが、特に初心者にとっては分かり難くなり、抽選の結果を明確に示す第4の図柄(第4図柄)が採用されるようになった。画像演出でどのように複雑で趣向をこらした表示がされていても、この第4図柄の停止によって抽選が確定したタイミングが分かり、停止した時の図柄によって抽選結果がわかるようになった。
ところで、パチンコ遊技機に関して言えば、「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」の「遊技機の認定及び型式の検定等に関する規則」内の「別表第四ぱちんこ遊技機に係る技術上の規格」、「(1) 性能に関する規格」の「ヘ 特別電動役物、条件装置及び特別図柄表示装置の性能に関する規格」において、「(カ)遊技球が始動口に入賞した時から特別図柄表示装置に図柄の組合せが表示される時までの時間は、あらかじめ定められたものであること。」と定められている。ここで言う「時間」を本明細書では、以下「規定時間」と呼ぶ。
上述の特別図柄及び第4図柄を含む画像演出についても、これは適用されるところである。抽選用図柄の縦列の変動が停まりそうになった後にまた動き始めたり、一度停まって逆方向に変動したり、と言った演出も規定時間になると、抽選用図柄の縦列の変動を所定時間停止させて抽選確定を確実に通知しなければならない。特に、抽選確定を明示する第4図柄については、特に厳しく要求されるところである。
しかし、画像演出制御をするサブ基板は、複雑で趣向を凝らした画像演出を多数実現するためにサブ基板としての処理能力限界まで使われる傾向にある。その為、画像演出を規定時間で終了させるように設定しても、様々な要因(例えば、いわゆる処理落ちと言われる現象など)で本来想定される終了タイミングから遅れて終了する場合がある。こうした不具合が現場で起こるのを防ぐために、パチンコ遊技機の開発段階では膨大な工数を割いて、想定されるあらゆる条件下で、量産バラツキを考慮した試験や検査が行われている。
本発明は、こうした事情を鑑みてなされたものであり、さまざまな使用条件や量産バラツキがあっても、第4図柄を抽選確定を通知する規定時間で停止させることができる遊技機を実現し、開発をより容易にすることである。勿論、ここで言う「規定時間で停止」は、規定時間ジャストでの停止に限るものではなく、規定時間から数フレーム(1フレームは、例えば1/30秒)程度のズレを許容する意味である。
以上の課題を解決するための第1の形態は、抽選処理を行い、当該抽選処理の結果に応じた演出指示信号を出力する主基板(例えば、図7のメイン基板1652)と、
演出表示装置(例えば、図1の特別図柄表示LCD1620)と、
前記演出表示装置を表示制御して、抽選演出図柄(例えば、図1の仮想リール1622a,1622b,1622cで表示される第1〜第3特別図柄)を変動表示させた後に抽選結果を示す停止表示とさせる抽選演出制御であって、当該基板において演算処理遅れが発生した場合であっても、停止規定タイミングに前記停止表示となるように停止表示期間が余裕を持って定められた抽選演出制御を、前記主基板から出力された演出指示信号に基づいて実行する抽選演出部を有する第1の周辺基板(例えば、図7の演出制御基板1660)と、
前記停止規定タイミング(例えば、「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」における「遊技球が始動口に入賞した時から特別図柄表示装置に図柄の組合せが表示される時までの時間」;規定時間)となった際に所定表示をするためのタイミング表示器(例えば、図1の第4図柄表示LED1624)と、
前記主基板から出力された演出指示信号に基づいて前記停止規定タイミングとなった際に前記タイミング表示器を前記所定表示とさせるタイミング表示制御部を有する第2の周辺基板(例えば、図7の第4図柄制御基板1690、図10の音声制御基板1680C)と、を備えた遊技機である。
第1の形態によれば、停止規定タイミングとなった際に所定表示をするためのタイミング表示器の制御を、抽選演出用図柄を変動表示させる第1の周辺基板とは別の第2の周辺基板によって実現できる。よって、第1の周辺基板による抽選演出制御が何らかの要因で遅れることがあっても、タイミング表示器を停止規定タイミングで所定表示とすることができる。
第2の形態は、抽選処理を行い、当該抽選処理の結果に応じた演出指示信号を出力する主基板(例えば、図2のメイン基板1652)と、
演出表示装置と、
前記演出表示装置を表示制御して、抽選演出図柄を変動表示させた後に抽選結果を示す停止表示とさせる抽選演出制御であって、当該基板において演算処理遅れが発生した場合であっても、停止規定タイミングに前記停止表示となるように停止表示期間が余裕を持って定められた抽選演出制御を、前記主基板から出力された演出指示信号に基づいて実行する抽選演出部を有する周辺基板(例えば、図2の演出制御基板1660)と、
前記停止規定タイミングとなった際に所定表示をするためのタイミング表示器と、を備え、
前記主基板は、前記停止規定タイミングとなった際に前記タイミング表示器を前記所定表示とさせるタイミング表示制御部(例えば、図2の抽選状態表示LEDユニット駆動回路1656)を有する遊技機である。
第2の形態によれば、主基板がタイミング表示器を前記所定表示とさせる制御を行う。よって、第1の周辺基板による抽選演出制御が何らかの要因で遅れることがあっても、タイミング表示器を停止規定タイミングで所定表示とすることができる。
第3の形態は、前記タイミング表示制御部が、前記停止規定タイミング以外では変動表示とし、前記停止規定タイミングにおいて前記抽選処理の結果を示す表示とするように前記タイミング表示器を制御する、第1又は第2の形態の遊技機である。
第3の形態によれば、第1又は第2の形態の遊技機と同様の効果を奏するとともに、タイミング表示器を停止規定タイミング以外では変動表示させて、今正に抽選が行われている状態を表現することができる。
第1実施形態におけるパチンコ遊技機の構成の一例を示す正面外観図。 第1実施形態における基板ユニットの構成の一例を示すブロック図。 特賞抽選結果に対応する抽選状態表示LEDユニット点灯組み合わせの一例を示す図。 表示変換回路におけるラウンド種別LED点灯パターンから第4図柄表示LED点灯パターンへの変換対応の設定の一例を示す図。 画像演出に関するタイミングチャート。 第1実施形態における特賞抽選処理に関する処理の流れを説明するためのフローチャート。 第2実施形態における基板ユニットの構成の一例を示すブロック図。 第2実施形態における特賞抽選処理に関する処理の流れを説明するためのフローチャート。 第4図柄制御基板における特賞抽選処理に関する処理の流れを説明するためのフローチャート。 第3実施形態における基板ユニットの構成の一例を示すブロック図。 第3施形態の音声制御基板における特賞抽選処理に関する処理の流れを説明するためのフローチャート。
〔第1実施形態〕
本発明を適用した遊技機として、パチンコ遊技機について説明する。
図1は、本実施形態におけるパチンコ遊技機の構成の一例を示す正面外観図である。パチンコ遊技機1600は、縦長四角の外枠の上部にカバーガラスで覆われた中に、パチンコ玉(遊技媒体)が移動可能な遊技空間が形成されている。
パチンコ遊技機1600の下部には、これから使用するパチンコ玉を入れる打球供給皿部1604が設けられている。打球供給皿部1604に入れられたパチンコ玉は射出装置1606に導かれ、射出装置1606によって、遊技者が操作入力する操作ハンドル1608の回転操作に応じた強さで遊技空間内に射出・投入される。
遊技空間内に投入されたパチンコ玉は自由運動し、遊技空間内を盤面1602に沿って落下して移動する。パチンコ玉は、遊技空間内に設けられた「釘」などの様々な障害物1610に当りつつ、時に障害物にガイドされ移動方向を変えながら落下する。
パチンコ玉が、上手く遊技空間内の特定箇所、例えば始動入賞口1612や可変始動入賞口1614に入ったり通過したことが各々の始動入賞センサ1616により検知されると、所定数の新たなパチンコ玉が、筐体に内蔵された賞球払出装置1603から打球供給皿部1604に払い出される。すなわち、払い出された新たなパチンコ玉、所謂「賞球」は、遊技の成績の証であり遊技の得点に相当する。
尚、打球供給皿1604に大量のパチンコ玉が払い出される状況においては、適宜パチンコ玉を余剰打球受皿部1605へ移してプールする。
また、遊技空間内に投入されたパチンコ玉が始動入賞口1612に入ったことを検知すると、基板ユニット1650が、所与のルールに従って特賞の抽選処理を実行する。そして、基板ユニット1650は、この特賞の抽選処理の抽選演出として、盤面1602のほぼ中央に設けられた特別図柄表示LCD(Liquid Crystal Display)1620にて特別図柄等を用いたスロット抽選様の演出表示させる制御を行うとともに、スピーカ1630からは効果音を放音させる制御を行う。更には、各所に設けられた電飾ランプ1632を様々な色やパターンで明滅するように制御して、抽選の雰囲気を盛り上げる。
特賞抽選処理では、遊技者に有利な特別遊技状態を実行する、例えば「大当たり」「中当たり」「小当たり」と言った「特賞」に当たったかハズレたかが決定される。
特賞抽選結果が「当たり」の場合には、基板ユニット1650は、特別遊技状態として、一定時間だけ可変始動入賞口1614の開口部に設けられたガイド片1615を揺動させるように制御して可変始動入賞口1614の開口間口を広げ、よりパチンコ玉が入り易くする。
遊技者は、遊技空間内を移動するパチンコ玉の運動を目で追いつつ、操作ハンドル1608の回転操作量を調節して、パチンコ玉を射出させる勢いを調節する。上手く調整することによって、予測不能に落下運動するパチンコ玉を始動入賞口1612や可変始動入賞口1614へ入れて、新たにパチンコ玉を払い出させて遊技を楽しむことができる。また、始動入賞口1612や可変始動入賞口1614へパチンコ玉を入れて、特賞抽選を開始させ、「当たり」が出るかどうかの運試しを楽しむこともできる。そして更には、抽選で「当たり」が出たならば、可変始動入賞口1614の開口部が広がっている間に上手くパチンコ玉を入れて、より多くの新たなパチンコ玉を払い出させて遊技を楽しむ。
[演出表示の説明]
次に、本実施形態における演出表示の例について説明する。
本実施形態では、特賞抽選の演出表示として、特別図柄表示LCD1620において、それぞれ異なる配列順で特別図柄(抽選演出図柄)が配列された仮想リール1622(1622a,1622b,1622c)を左右3列に回転表示させる。そして、規定時間経過後に特賞抽選結果の種類に対応した特別図柄の組み合わせを形成するように回転を止める表示制御を行う。つまり、当該LCDの画面内に仮想の3連スロットを表示し、その出目で特賞抽選結果を通知する。その表示パターンは多岐に亘り、例えば、停まったかと思ったら再び回転を始めたり、通り過ぎたかと思ったら逆回転して戻ったり、と言った種々のパターンが用意されており、抽選のハラハラドキドキ感を多彩に演出する。
また、これら3つの仮想リール1622(1622a,1622b,1622c)で表示される第1〜第3の特別図柄と合わせて、遊技空間内に設けられた第4図柄表示LED1624の表示が制御される。
第4図柄表示LED1624は、停止規定タイミングとなった際に所定表示をするためのタイミング表示器として機能する。すなわち、当該LEDの点灯・消灯・点灯色が第4の図柄となり、特賞抽選開始から抽選結果が表示される規定時間経過後までの間不規則に明滅が繰り返されるなどの変動表示がなされ、特賞抽選結果が規定時間経過後には「小当たり」ならば「黄色」、「中当たり」ならば「橙色」、「大当たり」ならば「赤」、「ハズレ」ならば「白」が一定時間連続的に表示される抽選確定表示の状態となるように制御される。
特別図柄表示LCD1620の演出表示のパターンが多様な演出効果を求めるが故に、時として大賞抽選結果の判別がし難い場合があるが、この第4図柄の表示によって大賞抽選結果が決定されたタイミングが明確とされる。
また、大賞抽選結果については、特別図柄表示LCD1620と第4図柄表示LED1624とによる表示とは別に、抽選状態表示LEDユニット1626による表示も行われる。本実施形態における抽選状態表示LEDユニット1626は、7セグLED1627と、3個のラウンド種別LED1628とで構成される。なお、この抽選状態表示LEDユニット1626のLEDの配置構成はこれに限らず、適宜設定できる。
7セグLED1627は、特賞抽選開始から抽選結果が表示される規定時間経過後までの所定の明滅が繰り返されるように制御され、規定時間経過後には点灯・消灯の組み合わせにより大賞抽選結果の種類を示すように基板ユニット1630に制御される。
ラウンド種別LED1628は、特賞抽選開始から抽選結果が表示される規定時間経過後までの間は消灯され、規定時間経過後には「小当たり」ならば右端一つ点灯、「中当たり」ならば中央一つ点灯、「大当たり」ならば左端一つ点灯、「ハズレ」ならば全消灯の状態が一定時間連続的に表示されるように制御される。
尚、抽選状態表示LEDユニット1626は、始動入賞口1612にパチンコ玉が入った時に規定数の賞球を払い出すか否かの普通抽選を行う場合には、その抽選結果の通知に兼用する構成とされても良い。
[基板ユニットの構成]
図2は、本実施形態における基板ユニット1650の構成の一例を示すブロック図である。基板ユニット1650は、メイン基板1652と、払出制御基板1659と、演出制御基板1660と、電飾制御基板1670と、音声制御基板1680とを備える。
メイン基板1652は、「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」の「遊技機の認定及び型式の検定等に関する規則」内の「別表第2 技術上の規格における用語の意味」の「(1)複数の種類の遊技機に共通する事項に係る用語の意味」における、主基板に相当し、公知の主基板と同様の構成で実現できる。例えば、CPU(Central Processing Unit)や、ROM(Read Only Member)並びにRAM(Random Access Memory)などの半導体メモリ、CPUと各種センサや駆動素子との信号入出力を実現するI/OインタフェースIC、他の制御基板との間で内部バスを介した通信制御を実現するバスコントローラIC及びバス端子、電源管理IC、ソレノイド駆動回路1654、抽選状態表示LEDユニット駆動回路1656などで構成される。
ソレノイド駆動回路1654は、可変始動入賞口1614のガイド片1615を可動させるためのガイド片可動ソレノイド1655を作動させるための回路部である。
抽選状態表示LEDユニット駆動回路1656は、7セグLED1627の点灯・消灯の制御を行う。7セグLED1627の点灯パターンは、例えば図3のように設定されている。尚、図3の例では、点灯されたLEDを網掛け、消灯されたLEDを黒で塗り潰し、変動を白塗り潰しで表している。また、使用されるLEDが複数色表示可能な場合には、点灯の組み合わせは図3に示したような点灯と消灯との組み合わせに限らず、点灯色違いも含めて適宜設定することができる。表示条件とする抽選結果には、確変などその他の種類を適宜設定することができる。また、点灯パターンをラウンド毎に用意しても良い。
また、抽選状態表示LEDユニット駆動回路1656は、ラウンド種別LED1628の点灯・消灯・点灯色の切換制御を行う。ラウンド種別LED1628の点灯パターンは、例えば、図4のように設定されている。尚、ラウンド種別LED点灯パターンの例では、点灯されたLEDを網掛け、消灯されたLEDを黒で塗り潰し、変動を白塗り潰しで表している。
そして本実施形態では、抽選状態表示LEDユニット駆動回路1656のラウンド種別LED1628への制御信号を、表示変換回路1657で第4図柄における点灯パターンを実現する信号へ変換して、第4図柄表示LED1624へ出力する。表示変換は、例えば図4に示すように設定されている。
換言すると、抽選状態表示LEDユニット駆動回路1656及び表示変換回路1657は、規定時間(停止規定タイミング)となった際にタイミング表示器である第4図柄表示LED1624を所定表示とさせるタイミング表示制御部として機能する。
メイン基板1652は、始動入賞口1612又は可変始動入賞口1614へパチンコ球が入った場合に特賞抽選処理を実行する。そして、抽選状態表示LEDユニット駆動回路1656を介して、抽選状態表示LEDユニット1626の各LEDの表示を制御するとともに、抽選処理の結果に応じた演出指示信号として演出実行コマンドを演出制御基板1660へ送信する。
演出制御基板1660は、メイン基板1652で行われる制御に影響を与えない範囲において、画像や音声、電飾、「役もの」と呼ばれる可動ギミックを利用した多様な演出を実現するための制御を実行する。基本的には、公知の演出画像表示に係る処理を実行する制御基板と同様に実現できる。具体的には、例えば、CPUや、ROM並びにRAMなどの半導体メモリ、他の制御基板との間で内部バスを介した通信制御を実現するバスコントローラIC、LCD制御回路1662を含んで構成される。
そして、演出制御基板1660は、メイン基板1652から受信した演出実行コマンドに従ってROMに格納された演出画像データをデコードしてRAMに展開し、LCD制御回路1662で展開した演出データに従って、主に第1〜第3の特別図柄を用いた演出画像を表示させるための信号を特別図柄表示LCD1620へ出力する。
また、演出制御基板1660は、演出画像の表示制御開始に伴って、電飾制御基板1670へ電飾演出実行コマンドを送信し、音声制御基板1680へ音声演出実行コマンドを送信する。
電飾制御基板1670は、筐体各所に設けられた電飾ランプ1632の点灯・消灯などを制御するための基板であり、パチンコ遊技機における公知の同様の制御基板によって実現される。音声制御基板1680は、パチンコ遊技機における公知の同様の制御基板によって実現され、演出制御基板1660から受信した音声演出実行コマンドに従って、演出画像と同期した効果音やBGMなどの音声信号を生成し、スピーカ1630へ音声信号を出力する。つまり、特別図柄表示LCD1620による画像表示演出と連動して、光と音声による演出が実行される。
演出制御基板1660による特賞抽選の結果に応じた演出表示と、電飾制御基板1670による電飾演出と、音声制御基板1680による音声演出とが、特賞抽選開始から規定時間後に終了するため、そのタイミングを見計らってメイン基板1652は、払出制御基板1659へ抽選結果に応じた賞球の払出を要求する賞球払出コマンドを送信する。
払出制御基板1659は、賞球払出装置1603による出玉を制御する制御基板であって、公知の同様の制御基板で実現できる。払出制御基板1659は、受信した賞球払出コマンドに対応した数だけ賞球を賞球払出装置1603へ払い出させる。
本実施形態で注目すべきは、公知の同様の制御基板では、演出制御基板1660が第4図柄表示LED1624の制御も一緒に行うところであるが、本実施形態では前述のようにメイン基板1652により制御される点である。
例えば、図5(1)は、画像演出に関する正規のタイミングチャートである。規定時間t1(「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」の言う「遊技球が始動口に入賞した時から特別図柄表示装置に図柄の組合せが表示される時までの時間」相当)に達すると、画像演出は既に終了していて、第4図柄が丁度のタイミングで抽選確定の表示となる。
一方、図5(2)は、画像演出が遅延した場合の画像演出に関するタイミングチャートである。従来のように演出制御基板1660で第4図柄表示LED1624の表示制御も行う構成において画像演出が処理落ちなどで遅延した場合、規定時間t1に達しても、特別図柄の変動が続いているなど演出が続いている状態になり、第4図柄も規定時間t1から遅れて抽選確定を示すこととなる。メイン基板1652は、規定時間t1に達すると次の処理、例えば払出制御基板1659への賞球払出コマンドを送信するなどを行う。つまり、遊技機全体の制御順番に狂いが生じ、抽選結果が確定していない(表示演出として確定していない)のに賞球の払い出しが始まってしまうかのような不具合が起きることとなる。この状態では、「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」を満たせないのは勿論である。
一方、図5(3)に示すように、第4図柄表示LED1624をメイン基板1652で制御する構成では、演出制御基板1660で処理落ちなどが発生し、画像演出が遅延していたとしても、第4図柄を規定時間t1にきちんと抽選確定表示の状態にすることができる。
本実施形態のように、特別図柄表示LCD1620にて、仮想リール1622を用いた画像演出を行う構成では、画像演出の終了間際は仮想リール1622がゆっくりと停止する状態、或いは短時間ではあるが所定時間の間停止している状態である。第4図柄表示LED1624が抽選確定表示の状態になったタイミングが前者の状態にあり、仮想リール1622が僅かに停まりきっていなくとも、抽選結果の種類と、抽選確定のタイミングを規定時間t1で示す本来の目的をきちんと果たすことができる。また、第4図柄表示LED1624が抽選確定表示の状態になったタイミングが後者の状態であれば、当該タイミングは停止開始から停止終了までの時間内に到来しているため、問題はない。
[処理の流れ]
図6は、本実施形態における特賞抽選処理に関する処理の流れを説明するためのフローチャートである。先ず、メイン基板の特賞抽選に関する処理の流れでは、メイン基板1652は、始動入賞検知センサ1616からの検知信号を受信した場合(ステップS2のYES)、何れかの始動入賞口にパチンコ球が入ったと判断して、次に、既に実行中の抽選処理及びそれに係る演出制御が行われているかを判定する(ステップS4)。
メイン基板1652は、予めRAMに未実行抽選回数を記憶しており、既に実行中の抽選処理及びそれに係る演出制御が行われている場合(ステップS4のYES)、その未実行抽選回数を「1」加算する(ステップS6)。つまり、抽選権を保留する。尚、保留される抽選権には上限を設けることができる。また、公知のパチンコ遊技機のように保留されている未実行抽選回数を表示するLEDを設け、メイン基板1652で制御するとしても良い。
次いで、メイン基板1652は、その未実行抽選回数が「0」で有るかを判定する(ステップS8)。「0」であれば、遊技者は特賞抽選をする権利を有していないと判断して、ステップS2に戻る。
一方、未実行抽選回数が「0」でなければ(ステップS8のNO)、メイン基板1652は実行するべき抽選が残っていると判断して、特選抽選処理を実行する(ステップS10)。抽選そのものは、公知のパチンコ遊技機のメイン基板における抽選処理と同様に実現できる。
特賞抽選処理を実行したならば、次にメイン基板1652は抽選状態表示LEDユニット1626のうち7セグLED1627を明滅変化するように変動点灯させる制御を開始し(ステップS12)、更にラウンド種別LED1628を消灯させる(ステップS14)。これにより、抽選状態表示LEDユニット1626の表示は、抽選結果がまだ出ていない状態を示すこととなる。
次に、メイン基板1652は、特賞抽選の抽選結果に応じた演出実行コマンドを演出制御基板1660へ出力する(ステップS16)。
そして、特賞抽選の開始から規定時間に達したかを判断する。規定時間に達したならば(ステップS18のYES)、特賞抽選の結果を確定表示させるタイミングになったと判断して、抽選状態表示LEDユニット1626で抽選結果の確定表示をする。すなわち、7セグLED1627を構成する複数のLEDを、特賞抽選の結果に応じた所定の点灯パターンで一定時間連続的に表示されるように点灯/消灯を制御し(ステップS20;図3参照)、ラウンド種別LED1628を「小当たり」「中当たり」「大当たり」又は「ハズレ」となる所定の点灯パターンで一定時間連続的に表示されるように点灯/消灯を制御する(ステップS22;図4参照)。
このとき、ラウンド種別LED1628への制御信号は、表示変換回路1657にも出力される。表示変換回路1657では、ラウンド種別LED1628の「当たり」種別に応じた点灯パターンの制御信号を、第4図柄表示LED1624に対応する「当たり」種別に応じた点灯パターンで点灯をさせる制御信号へ変換する。また、ラウンド種別LED1628の「ハズレ」の点灯パターンの制御信号を、第4図柄表示LED1624における「ハズレ」の点灯パターンで点灯させる制御信号へ変換して出力する。よって、第4図柄表示LED1624は、ラウンド種別LED1628における確定表示とほとんど同時に点灯パターンの変更が制御される。
次に、メイン基板1652は、特賞抽選の抽選結果に応じた賞球払出コマンドを払出制御基板に出力し(ステップS24)、RAMに記憶されている未実行抽選回数を「1」減算して(ステップS26)、ステップS8に戻る。
一方、演出制御基板1660では、メイン基板1652から演出実行コマンドを受信すると(ステップS40のYES)、受信した演出実行コマンドに対応する音声演出の実行をさせるための音声演出実行コマンドを音声制御基板1680へ出力し(ステップS44)、同演出実行コマンドに対応する電飾演出を実行させるための演出実行コマンドを電飾制御基板1670へ出力する(ステップS46)。そして、同演出実行コマンドに対応する特別図柄を用いた画像演出の表示制御を開始し(ステップS48)、表示を終了したら(ステップS50)、ステップS40にもどる。
以上、本実施形態によれば、演出制御基板1660での画像演出の表示タイミングのズレの有無に係わらず、第4図柄表示LED1624は、規定時間到達時点で当落確定の表示を行うことができる。通常、画像演出の後半は、仮想ルーレットのリールがゆっくり止まる描画であるので、遊技者にとってみれば演出終了タイミングより少し前から特賞抽選の結果は視認されている。従って、仮に規定時間より若干早めに(例えば、10フレーム程)表示演出が終了したとしても、第4図柄表示LED1624が規定通りに当落確定の表示を行えば、遊技者に対する通知精度は十分に担保される。
そして、このように画像演出の表示タイミングのズレを許容できる構成が実現されると、製品開発段階において、偶発的な演算処理落ちや量産時の処理能力のバラつきなどを考慮した厳密なタイミングの調整や検査の必要がなくなり開発負担の軽減に大きく寄与する。
尚、本実施形態では、ラウンド種別LED1628と、第4図柄表示LED1624の「当たり」「ハズレ」及び未確定状態の表示形態が同じ場合には、表示変換回路1657を省略し、ラウンド種別LED1628への信号を並列的に第4図柄表示LED1624に入力すればよい。
〔第2実施形態〕
次に、本発明を適用した第2実施形態のパチンコ遊技機について説明する。本実施形態は、基本的には第1実施形態と同様に実現されるが、基板ユニット1650の構成が異なる。尚、ここでは、第1実施形態との差異を中心に説明することとし、第1実施形態と同様の構成要素については同じ符号を付与し説明は省略する。
図7は、本実施形態における基板ユニット1650の構成の一例を示すブロック図である。基板ユニット1650は、メイン基板1652と、払出制御基板1659と、演出制御基板1660と、電飾制御基板1670と、音声制御基板1680とを備え、更に第4図柄制御基板1690を備える。
本実施形態の演出制御基板1660は、電飾制御基板1670や音声制御基板1680へ抽選結果に応じた電飾演出や音声演出を実行させるための実行コマンドを送信するのと同様にして、第4図柄制御基板1690へ、第4図柄表示LED1624に特賞抽選の抽選結果に応じた点灯パターンを実現させるための点灯制御コマンドを送信する。
第4図柄制御基板1690は、第4図柄表示部の表示を制御する専用の基板である。例えば、CPU1692や、ROM1693並びにRAM1694などの半導体メモリ、他の制御基板との間で内部バスを介した通信制御を実現するバスコントローラIC1695、LED駆動回路1698を含んで構成される。
ROM1693には、CPU1692が実行することで、LED駆動回路1698を介して第4図柄表示LED1624を制御する機能を実現させる為のプログラムと、演出制御基板1660から送信される点灯制御コマンドに対応する第4図柄表示LED1624の点灯パターンを定義するデータとが格納されている。
当該データは、基本的に第1実施形態の図4相当である。すなわち、点灯制御コマンドの種類は、図4の抽選結果に一対一に対応づけられており、各コマンドの点灯パターンの対応関係も図4と同様と考えて良い。当該データによれば、第4図柄表示LED1624は、特賞抽選開始から抽選結果が表示される規定時間経過後までの間不規則に明滅が繰り返され、特賞抽選結果が規定時間経過後には「小当たり」ならば「黄色」、「中当たり」ならば「橙色」、「大当たり」ならば「赤」、「ハズレ」ならば「白」が一定時間連続的に表示されるように制御される。
図8は、本実施形態における特賞抽選処理に関する処理の流れを説明するためのフローチャートである。先ず、メイン基板の特賞抽選に関する処理の流れは、第1実施形態と同様である。演出制御基板1660については、メイン基板1652から演出実行コマンドを受信すると(ステップS40)、受信した演出実行コマンドに対応する点灯制御コマンドを第4図柄制御基板1690へ出力し(ステップS42)、以降第1実施形態の演出制御基板1660と同様に処理を実行する(ステップS44〜S50)。
図9は、第4図柄制御基板における特賞抽選処理に関する処理の流れを説明するためのフローチャートである。第4図柄制御基板1690は、演出制御基板1660から点灯制御コマンドを受信すると(ステップS60のYES)、ROM1693から当該コマンドに対応する点灯パターンの設定データを読み出し(ステップS62)、当該データに基づいてLED駆動回路1698を介して第4図柄表示LED1624の点灯制御を開始する(ステップS64)。すなわち、特賞抽選開始から抽選結果が表示される規定時間経過後までの間不規則に明滅が繰り返され、特賞抽選結果が規定時間経過後には「小当たり」ならば「黄色」、「中当たり」ならば「橙色」、「大当たり」ならば「赤」、「ハズレ」ならば「白」が一定時間連続的に表示されるように制御される。
そして、点灯パターン設定データに従って点灯制御が終了すると(ステップS66のYES)、ステップS60に戻る。
尚、本実施形態では、第4図柄表示LED1624の点灯制御開始を演出制御基板1660から点灯制御コマンドとして取得する構成としたが、第1実施形態のように、メイン基板1652の抽選状態表示LEDユニット駆動回路1656からラウンド種別LED1628へ入力されている信号を並列的に入力するとしても良い。その場合、第1実施形態の表示変換回路1657のようにして、ラウンド種別LED1628への制御信号を点灯制御コマンドに変換する回路を別途介在させると好適である。
〔第3実施形態〕
次に、本発明を適用した第3実施形態のパチンコ遊技機を説明する。本実施形態は、基本的に第1実施形態と同様に実現されるが、基板ユニット1650の音声制御基板が第4図柄表示LED1624の制御を行う点が異なる。尚、ここでは、第1実施形態との差異を中心に説明することとし、第1又は第2実施形態と同様の構成要素については同じ符号を付与し説明は省略する。
図10は、本実施形態における基板ユニット1650の構成の一例を示すブロック図である。基板ユニット1650は、メイン基板1652と、払出制御基板1659と、演出制御基板1660と、電飾制御基板1670と、音声制御基板1680Cとを備える。
本実施形態における音声制御基板1680Cは、第1実施形態における音声制御基板1680の機能と、第2実施形態の第4図柄制御基板1690の機能との両方を実現する。具体的には、CPU1692と、ROM1693と、RAM1694と、バスコントローラIC1695と、アンプ回路1696と、LED駆動回路1698と、を備える。
ROM1693は、CPU1692が実行することによって、音演出を実行するための音声信号を生成してスピーカ1630へ出力するための機能及びLED駆動回路1698を介して第4図柄表示LED1624を制御する機能を実現させる為のプログラムを格納している。
また、ROM1693は、LED駆動回路1698を介して第4図柄表示LED1624を制御する機能を実現させる為のプログラムと、演出制御基板1660から送信される音声演出実行コマンド(抽選結果に応じて内容が異なる)に対応する第4図柄表示LED1624の点灯パターン(時間経過と点灯・消灯・点灯色など)を設定するデータとが格納されている。当該データによれば、第4図柄表示LED1624は、特賞抽選開始から抽選結果が表示される規定時間経過後までの間不規則に明滅が繰り返され、特賞抽選結果が規定時間経過後には、第1実施形態と同様に「小当たり」ならば「黄色」、「中当たり」ならば「橙色」、「大当たり」ならば「赤」、「ハズレ」ならば「白」が一定時間連続的に表示されるように制御される。
次に、本実施形態における特賞抽選処理に関する処理の流れについて説明する。
メイン基板1652及び演出制御基板1660における処理の流れは、第1実施形態のそれと同様であるから説明を省略する。
図11は、本実施形態の音声制御基板1680Cにおける特賞抽選処理に関する処理の流れを説明するためのフローチャートである。音声制御基板1680Cは、演出制御基板1660から音声演出実行コマンドを受信すると(ステップS80のYES)、受信した音声演出実行コマンドに対応する音声データをROM1693から読み出して、スピーカ1630への音声信号の生成と出力を開始する(ステップS82)。
また、音声制御基板1680Cは、ROM1693から受信した音声演出実行コマンドに対応する点灯パターンの設定データを読み出し(ステップS84)、当該データに基づいてLED駆動回路1698を介して第4図柄表示LED1624の点灯制御を開始する(ステップS86)。つまり、音声演出に関する処理と、第4図柄表示LED1624の点灯制御とを並行して実行する。そして、音声演出並びに点灯パターン設定データに従って点灯制御が終了すると(ステップS88のYES)、ステップS80に戻る。
このように、本実施形態では、第2実施形態の第4図柄制御基板1690の機能を、音声制御基板の余剰処理能力で実現する構成としたが、第4図柄制御基板1690の機能を実現する先を電飾制御基板1670や、払出制御基板1659としても同様の効果を得られる。
〔変形例〕
以上、本発明を適用した第1〜第3実施形態について説明したが、本発明の実施形態がこれらに限定されるものではなく、適宜構成要素の追加・省略・変更を施すことができる。
例えば、遊技機としてパチンコ遊技機を例示したが、内部抽選を実行するとともに演出を実行する遊技機やゲーム装置であれば、スロットマシーンや、ピンボール、モグラ叩きゲーム、メダルゲーム装置などその他の種類の装置にも同様に適用することができる。
また、上記実施形態では、電飾制御基板1670や、音声制御基板1680、音声制御基板1680C、第4図柄制御基板1690などのサブ基板への各演出実行コマンドを、演出制御基板1660を介して受ける構成としたがこれに限らない。
例えば、メイン基板1652が、それらサブ基板へ演出実行コマンドを直接出力する構成としても良い。更には、メイン基板1652と、サブ基板との間にコマンドを中継する中継基板を設け、演出開始のコマンドを一斉に配信する構成としても良い。
また、上記実施形態では、第4図柄の表示手段をLEDとしたが、制御基板での処理負荷を軽減する意味では最適であるが、これに限るものではない。例えば、第2のLCDを設けてこれで第4図柄を表示させるとしても良い。その場合には、第2及び第3実施形態を採用するのが好適である。そして、ROM1693には、LEDの点灯パターン設定データに代えて、特別図柄の表示パターンと同様にして第4図柄の表示パターンのデータを格納すると良い。
また、上記実施形態では、始動入賞口1612及び可変始動入賞口1614のセットをそれぞれ一つとして説明したが、セット数は適宜設定可能である。その場合、各セット毎に、ソレノイド駆動回路1654と、ガイド片可変ソレノイド1655と、抽選状態表示LEDユニット駆動回路1656と、抽選状態表示LEDユニット1626と、第4図柄表示LED1624とを設けると良い。そして、第1実施形態の構成を採るならば、各セット毎にステップS2〜S26の処理(図6参照)を実行する。
1600 パチンコ遊技機
1602 盤面
1603 賞球払出装置
1604 打球供給皿
1605 余剰球受皿
1606 射出装置
1608 操作ハンドル
1610 障害物
1612 始動入賞口
1614 可変始動入賞口
1615 ガイド片
1616 始動入賞検知センサ
1620 特別図柄表示LCD
1622(1622a,1622b,1622c) 仮想リール
1624 第4図柄表示LED
1626 抽選状態表示LEDユニット
1627 7セグLED
1628 ラウンド種別LED
1630 スピーカ
1632 電飾ランプ
1650 基板ユニット
1652 メイン基板
1654 ソレノイド駆動回路
1655 ガイド片可動ソレノイド
1656 抽選状態表示LEDユニット駆動回路
1659 払出制御基板
1660 演出制御基板
1662 LCD制御回路
1670 電飾制御基板
1680,1680C 音声制御基板
1690 第4図柄制御基板

Claims (3)

  1. 抽選処理を行い、当該抽選処理の結果に応じた演出指示信号を出力する主基板と、
    演出表示装置と、
    前記演出表示装置を表示制御して、抽選演出図柄を変動表示させた後に抽選結果を示す停止表示とさせる抽選演出制御であって、当該基板において演算処理遅れが発生した場合であっても、停止規定タイミングに前記停止表示となるように停止表示期間が余裕を持って定められた抽選演出制御を、前記主基板から出力された演出指示信号に基づいて実行する抽選演出部を有する第1の周辺基板と、
    前記停止規定タイミングとなった際に所定表示をするためのタイミング表示器と、
    前記主基板から出力された演出指示信号に基づいて前記停止規定タイミングとなった際に前記タイミング表示器を前記所定表示とさせるタイミング表示制御部を有する第2の周辺基板と、
    を備えた遊技機。
  2. 抽選処理を行い、当該抽選処理の結果に応じた演出指示信号を出力する主基板と、
    演出表示装置と、
    前記演出表示装置を表示制御して、抽選演出図柄を変動表示させた後に抽選結果を示す停止表示とさせる抽選演出制御であって、当該基板において演算処理遅れが発生した場合であっても、停止規定タイミングに前記停止表示となるように停止表示期間が余裕を持って定められた抽選演出制御を、前記主基板から出力された演出指示信号に基づいて実行する抽選演出部を有する周辺基板と、
    前記停止規定タイミングとなった際に所定表示をするためのタイミング表示器と、
    を備え、
    前記主基板は、前記停止規定タイミングとなった際に前記タイミング表示器を前記所定表示とさせるタイミング表示制御部を有する、
    遊技機。
  3. 前記タイミング表示制御部は、前記停止規定タイミング以外では変動表示とし、前記停止規定タイミングにおいて前記抽選処理の結果を示す表示とするように前記タイミング表示器を制御する、
    請求項1又は2に記載の遊技機。
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