JP2011206068A - 放射線画像撮影システム - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の放射線発生装置を備える場合に、撮影に用いる放射線発生装置の選択・設定を簡易かつ迅速に行うことのできる放射線画像撮影システムを提供する。
【解決手段】複数の放射線発生装置4と、放射線発生装置4を制御する操作卓7と、複数の放射線発生装置4のうち撮影に使用するものを指定する指定指示スイッチ24dを備えるFPDカセッテ2と、FPDカセッテ2の指定指示スイッチ24dにより指定された放射線発生装置4を操作卓7に通知する指定受付手段41と、を備え、操作卓7は、指定指示スイッチ24dにより指定された放射線発生装置4を、撮影に使用するものとして制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、放射線画像撮影システムに関するものである。
従来、病気診断等を目的として、X線画像に代表される、放射線を用いて撮影された放射線画像が広く用いられている。
こうした医療用の放射線画像は、従来スクリーンフィルムを用いて撮影されていたが、近年は、放射線画像のデジタル化が実現されており、例えば、被写体を透過した放射線を輝尽性蛍光体層が形成された輝尽性蛍光体シートに蓄積させた後、この輝尽性蛍光体シートをレーザ光で走査し、これにより輝尽性蛍光体シートから発光される輝尽光を光電変換して画像データを得るCR(Computed Radiography)装置が広く普及している。
また最近では、CR装置に代えて、照射された放射線を検出しデジタル画像データとして取得する検出器として放射線固体撮像素子(FPD:Flat Panel Detector)を用いる放射線画像生成システムが登場しており、CR装置のカセッテ同様に可搬型に構成されたカセッテ型の放射線画像検出器も用いられるようになっている。
可搬型の放射線画像検出器の場合、撮影台(ブッキー装置)に装填して使用することも、単体で使用することも可能であり、その使用態様に自由度があるとのメリットがある。
こうした可搬型の放射線画像検出器を用いたシステムにおいては、撮影において、放射線照射タイミングや画像信号の読み取りタイミング等を制御するため、放射線発生装置を備えた撮影台と、これに装填される放射線画像検出器との間で無線通信を行って装置相互の連携を図ることができるようにすることが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、システムを構成する装置相互間の同期を取るため、放射線発生装置と、これを制御する操作卓との間で無線通信を行うシステム(例えば、特許文献2参照)や、放射線発生装置及び撮影装置(放射線画像検出器)に識別情報を付与して、この識別情報に基づいて放射線発生装置と放射線画像検出器とを確実に対応付け、動作制御の確実性を図ろうとするシステムも提案されている(例えば、特許文献3参照)。
ところで、放射線画像撮影を行う撮影室には、可搬型の放射線画像検出器を装填可能なブッキー装置として、立位撮影用のもの、臥位撮影用のもの等、複数配置されている場合がある。また、この場合、ブッキー装置に対応して、被写体に放射線を照射する放射線発生装置も複数設けられている場合がある。
このようなシステムでは、従来、システムを管理するコンソールにおいて、予め撮影オーダ情報等に基づき、デフォルト或いは操作者(技師等)の入力操作により撮影に使用するブッキー装置や放射線発生装置を選択・設定し、この設定に基づいて放射線発生装置を起動させたり、適宜位置を移動させる等の撮影準備を行うようになっていた。
特開2006−263179号公報 米国特許第5081543号明細書 特開2004−141473号公報
しかしながら、このようにブッキー装置や放射線発生装置が複数設けられた撮影室内、または同様の装備を有する複数の撮影室間において、可搬型の放射線画像検出器を用いて撮影を行う場合、撮影室外にある各撮影室専用の、或いは撮影室間で共用されるコンソールにおいて事前に選択・設定されたブッキー装置や放射線発生装置が、実際に撮影室に行って撮影準備に入ろうとした段階で撮影に適合しないことが判明する場合がある。
すなわち、例えば、ブッキー装置や放射線発生装置が故障している場合や、当初は立位で撮影するつもりで選択・設定を行ったが、実際に患者をポジショニングしようとした段階で立位の状態では患者の姿勢が安定せず、臥位での撮影に変更したい場合等が想定される。
この点、前述の特許文献1から特許文献3に記載の技術では、撮影室内の各装置間において連携をとることは可能であるが、撮影に用いるブッキー装置や放射線発生装置の選択・設定自体を撮影室内で変更することは想定されていない。
このため、従来は、一旦コンソールから選択・設定されたブッキー装置や放射線発生装置を変更したい場合には、操作者(技師等)が一旦撮影室を出てコンソールに戻り、撮影に用いるブッキー装置や放射線発生装置の選択・設定を改めてやり直す必要があり、操作者が撮影室とコンソールとを往復する手間や時間を要するため、迅速な画像撮影、早期診断という観点から好ましいものではなかった。
特に、現在、放射線画像撮影のシステムにおいては、スクリーン/フィルム用のカセッテにおけるJIS規格サイズに従って作られたブッキー装置が普及しており、このようなブッキー装置に収納可能なサイズの放射線画像検出器を用いて撮影を行う場合には、撮影において選択できるブッキー装置及び放射線発生装置の数も多い。このため、このようなJIS規格サイズに従った放射線画像検出器を用いる場合には、事前に選択・設定したブッキー装置や放射線発生装置と実際に撮影を行う際に操作者が使用したいと思うものとの間にずれが生じる事態が多く想定される。
このため、操作者が実際の撮影時の状況に応じて、撮影に使用する装置を臨機応変に選択・設定することのできるシステムが望まれる。
本発明は以上のような事情に鑑みてなされたものであり、複数の放射線発生装置を備える場合に、撮影に用いる放射線発生装置の選択・設定を簡易かつ迅速に行うことのできる放射線画像撮影システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、
複数の放射線発生装置と、
前記放射線発生装置を制御する発生装置制御手段と、
前記複数の放射線発生装置のうち撮影に使用するものを指定する指定手段を備える放射線画像検出器と、
前記放射線画像検出器の指定手段により指定された前記放射線発生装置を前記発生装置制御手段に通知する指定通知手段と、を備え、
前記発生装置制御手段は、前記指定手段により指定された前記放射線発生装置を、撮影に使用するものとして制御することを特徴としている。
本発明によれば、撮影に使用する放射線発生装置を放射線画像検出器により指定することができる。このため、例えば撮影に使用する予定であった放射線発生装置が故障等により使用できない場合でも、撮影室内で、或いは撮影室を移動して、放射線発生装置の選択・設定を、コンソールでの再操作無しに簡易にやり直すことができ、作業の効率を向上させることができるとの効果を奏する。
また、放射線発生装置の指定を放射線画像検出器によって行うことができるため、撮影を行う撮影室を移動した場合でも、簡易に放射線発生装置の選択・設定を簡易にやり直すことができる。
また、放射線画像検出器によって、一旦放射線発生装置が指定されると、指定の解除等が行われるまでは、他の放射線画像検出器による指定を行うことが禁止されるとの構成とした場合には、重複登録を防止することができるので、誤った放射線画像検出器による誤撮影が行われるのを防止することができる。
以下、図面を参照して、本発明に係る放射線画像撮影システムの好適な実施形態について説明する。ただし、本発明を適用可能な実施形態は図示例のものに限定されるものではない。
[第1の実施形態]
先ず、図1から図5を参照しながら、本発明に係る放射線画像撮影システムの第1の実施形態について説明する。
本実施形態に係る放射線画像撮影システム100は、病院や医院内で行われる放射線画像撮影を想定したシステムであり、システム内には、図1に示すように、2つの撮影室R1(R1a,R1b)が配置されている。各撮影室R1には、それぞれコンソール1(1a,1b)が対応して配置されている。
なお、図1では、撮影室がR1a,R1bの2室設けられ、これに対応して2機のコンソール1a,1bが設けられている場合が示されているが、撮影室R1及びコンソール1の数はこれに限定されない。例えば、コンソール1は各撮影室R1に対応して設けられていなくてもよく、複数の撮影室R1に対して1台のコンソール1が対応付けられていてもよい。
撮影室R1内には、FPDカセッテ2を装填・保持可能なカセッテ保持部31を備えるブッキー装置3、被写体(患者Mの撮影対象部位)に放射線を照射するX線管球等の放射線源を備える放射線発生装置4が設けられている。また、撮影室R1内にはFPDカセッテ2が配置されている。なお、本実施形態では、撮影室R1a,R1bにそれぞれ3つのFPDカセッテ2が配置されている例を示しているが、撮影室R1内に設けられるFPDカセッテ2の数は特に限定されない。
また、撮影室R1は、放射線が外部に漏れないように鉛などでシールドされており、無線通信用の電波も遮断される。このため、撮影室R1内には、FPDカセッテ2とコンソール1等の外部装置とが通信する際にこれらの通信を中継する無線アクセスポイント(基地局)5等が設けられている。なお、無線アクセスポイント5とコンソール1との間は有線方式で通信するようになっていてもよいし、例えば通信を中継する無線通信手段をネットワークNに接続し、これを介して無線方式で通信するようにしてもよい。
本実施形態において適用されるFPDカセッテ2は、図2及び図3に示すように、制御手段22や画像検出部23等が筐体21内に内蔵されたものが用いられる。なお、FPDカセッテ2の画像検出部23は、照射された放射線をシンチレータで光に変換してフォトダイオード等の光電変換素子で検出する、いわゆる間接型として構成されたものや、シンチレータを介さずに放射線を検出素子で直接検出する、いわゆる直接型として構成されたものを用いることも可能である。また、図2では、筐体21がフロント部材21aとバック部材21bとで形成されている場合を示したが、この他にも、例えば筐体21を筒状のモノコック状に形成することも可能である。
FPDカセッテ2の側面部分には、電源スイッチ24a、インジケータ24cや、筐体21内に内蔵された図示しないバッテリの交換のために開閉される蓋部材24bが設けられており、蓋部材24bの側面部には、FPDカセッテ2が無線アクセスポイント5を介して外部と無線で情報の送受信を行うための無線方式の通信手段であるアンテナ装置25が埋め込まれている。
本実施形態において、アンテナ装置25は、後述するように、複数の放射線発生装置4のうち1つの放射線発生装置4を撮影に使用するものとして指定する指定信号を放射線発生装置4に対して送信する無線通信手段であり、放射線発生装置4を指定する指定手段として機能する。
インジケータ24cは、例えばLED等で構成されバッテリの充電状況や各種の操作状況等を表示するものである。
なお、後述する放射線発生装置4の指定受付手段41から当該放射線発生装置4の指定を受け付ける旨の信号又は受付を拒否する旨の信号が送信されたときには、例えばインジケータ24cを点滅させたり、点灯させる色を変化させたりすることにその旨を報知させるようにしてもよい。
また、本実施形態では、コンソール1からFPDカセッテ2に対して撮影オーダ情報や、画像データの読出し条件、画像データの送信先を特定する情報が予め送信されるようになっており、コンソールからこのような撮影に必要な情報を受信済みである場合には、インジケータ24cを点灯させる等により、ユーザに報知させるようになっていてもよい。
FPDカセッテ2の同じ側面部分には、FPDカセッテ2の制御手段22(図3参照)に対して、アンテナ装置25等の通信手段により放射線発生装置4の指定をする指定信号を送信するように指示する指定指示スイッチ24dが設けられている。この指定指示スイッチ24dを押下することにより、FPDカセッテ2のアンテナ装置25等から放射線発生装置4に対して、当該放射線発生装置4を撮影に使用するものとして指定する旨の指定信号が送信元のFPDカセッテ2のカセッテIDとともに送信される。
また、この指定指示スイッチ24dに隣接して指定を解除する解除指示スイッチ24eが設けられている。指定指示スイッチ24dを押下することにより、一旦放射線発生装置4の指定がなされた後に、この解除指示スイッチ24eが押下されると、FPDカセッテ2のアンテナ装置25等から放射線発生装置4に対して、指定を解除する旨の解除信号が送信元のFPDカセッテ2のカセッテIDとともに送信され、放射線発生装置4の指定が解除されるようになっている。
また、電源スイッチ24a等が設けられたFPDカセッテ2の側面部分とは反対側の側面部分には、FPDカセッテ2が後述するブッキー装置3に装填された場合に、ブッキー装置3内の図示しない電極に接続され、FPDカセッテ2がブッキー装置3を介して外部からの電力の供給を受け、外部との信号のやりとりを行うための有線方式の通信手段である端子26(図3参照)が設けられている。
図3は、放射線画像検出器の内部の概略構成を示すブロック図である。
FPDカセッテ2には、マイクロコンピュータ等からなる制御手段22が設けられており、制御手段22には、図示しないフォトダイオード(光電変換素子)等の放射線検出素子が2次元状に配置された画像検出部23や、アンテナ装置25や端子26等を介する外部装置とのデータや信号の送受信を制御する通信制御手段27、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ等からなる記憶手段28等が接続されている。また、FPDカセッテ2には、この他、図示しないバッテリ等の部材が内蔵されている。
画像検出部23では、被写体が撮影されると、1回の放射線画像撮影ごとに、各放射線検出素子から出力される各アナログ信号がそれぞれデジタル信号に変換されて1枚分のデジタルの画像データが生成されるようになっている。そして、生成された画像データは、制御手段22により、記憶手段28に撮影順に保存されるようになっている。
このように、記憶手段28に複数の画像データを保存できるため、FPDカセッテ2を用いて、被写体に対して連続して放射線を照射し、その度ごとに画像データを記憶手段28に保存していくことで、連続撮影を行うことができるようになっている。
なお、記憶手段28に記憶された画像データは、通信制御手段27の制御により、アンテナ装置25を介して無線で、或いはFPDカセッテ2がブッキー装置3等に装填されている場合やケーブルが接続されている場合には端子26を介して有線で、各撮影毎に、或いは、全撮影終了後にコンソール1に送信される。
本実施形態において、FPDカセッテ2には、撮影前にコンソール1から撮影オーダ情報がコンソール1の識別情報であるコンソールIDとともに送信されてくるようになっており、通信制御手段27は、コンソールIDを受信すると、制御手段22にこのコンソールIDの情報を出力する。コンソールIDが通信制御手段27から送られると、制御手段22は、当該撮影においてFPDカセッテ2により取得された画像データの送信先を、当該コンソールIDに対応するコンソール1と特定する。
例えば、本実施形態で、コンソール1aから撮影オーダ情報及びコンソールIDが送信されると、制御手段22は、このコンソールIDに対応するコンソール1aを画像データの送信先として特定する。そして、撮影により画像データが生成されると、制御手段22は通信制御手段27を制御して、当該コンソール1に画像データを送信させる。
なお、FPDカセッテ2から外部に送信される画像データは、RAW画像データでもよいし、RAW画像データをから所定の割合で画素(すなわち各放射線検出素子から出力された個々のデジタルデータ)を間引き、データ量が例えばRAW画像データの1/16程度となるように減少させた間引き画像データであってもよい。
また、FPDカセッテ2内には、タグ29が内蔵されている。本実施形態では、タグ29として、いわゆるRFID(Radio Frequency Identification)タグが用いられており、タグ29には、タグ29の各部を制御する制御回路やFPDカセッテ2の固有情報を記憶する記憶部(いずれも図示せず)がコンパクトに内蔵されている。なお、タグ29の記憶部に記憶されている固有情報には、例えば当該FPDカセッテ2に割り当てられた識別情報としてのカセッテIDやシンチレータの種類情報、サイズ情報、解像度等が含まれている。また、FPDカセッテ2に設けられるタグ29の種類、構成は特に限定されない。
なお、本実施形態では、FPDカセッテ2は、従来のスクリーン/フィルム用のカセッテにおけるJIS Z 4905(対応する国際規格はIEC 60406)に準拠する寸法で構成されている。すなわち、放射線入射方向の厚さは15mm+1mm〜15mm−2mmの範囲内に形成され、8インチ×10インチ、10インチ×12インチ、11インチ×14インチ、14インチ×14インチ、14インチ×17インチ(半切サイズ)等のものが用意されている。
また、本実施形態では、このように、FPDカセッテ2はスクリーン/フィルム用のカセッテに関するJIS規格に準拠して形成されているため、同様にJIS規格に準拠して形成されるCRカセッテを装填するCRカセッテ用のブッキー装置3に装填して用いることができるようになっている。従って、本実施形態では、FPDカセッテ2だけでなく、CRカセッテを撮影室R1内に持ち込んで放射線画像撮影を行うことも可能である。
さらに、FPDカセッテ2は、ブッキー装置3に装填されていない、いわば単独の状態で用いることもできるようになっている。この場合には、例えば、FPDカセッテ2を撮影室R1内に設けられた図示しない支持台等に配置し、その放射線入射面X(図2参照)上に被写体である患者Mの手等を載置したり、或いは例えばベッド上に横臥した患者Mの腰や足等とベッドとの間に差し込む等により撮影を行う。
この場合、放射線発生装置4としては、ポータブルの放射線発生装置4c、すなわちブッキー装置3に対応付けられていない、いわばフリーな放射線発生装置4cが指定される。すなわち、FPDカセッテ2を放射線発生装置4cに向けて指定指示スイッチ24dを押下することにより、この放射線発生装置4cに対して指定信号が送信され、これにより、放射線発生装置4cが撮影に使用するものとして指定される。
FPDカセッテ2は、ブッキー装置3に装填されて撮影が行われる場合、或いはケーブルを接続した状態で撮影が行われる場合には、前述した端子26を通じ、ブッキー装置3を介して外部からの電力の供給を受け、有線方式で信号や画像データの送受信等の外部とのやりとりを行うことができるようになっている。
また、単独の状態でケーブル等を接続することもなく用いられる場合には、FPDカセッテ2は、内蔵されたバッテリの電力により動作するようになっており、信号や画像データの送受信等の外部装置(コンソール1等)とのやりとりは、FPDカセッテ2のアンテナ装置25を介して撮影室R1内に設けられた無線アクセスポイント5を経由して無線通信で行われるようになっている。
図1に示すように、本実施形態では、各撮影室R1内に、ブッキー装置3として、臥位撮影用のブッキー装置3aと立位撮影用のブッキー装置3bとがそれぞれ1台ずつ設けられている。また、各ブッキー装置3には、FPDカセッテ2を所定の位置に保持するためのカセッテ保持部31がそれぞれ設けられている。
なお、本実施形態においては、ブッキー装置3として、前述のようにCRカセッテ用のブッキー装置を用いることができるが、FPDカセッテ2専用のブッキー装置を用いることも可能である。また、図示を省略するが、ブッキー装置3のカセッテ保持部31には、FPDカセッテ2が装填されたことを物理的に検出するマイクロスイッチ等の装填検出装置や、FPDカセッテ2が正常に装填された場合にFPDカセッテ2の端子26と接続する電極等が設けられていてもよい。
また、撮影室R1には、被写体に放射線を照射する放射線源(図示せず)を備える放射線発生装置4が少なくとも1つ設けられており、本実施形態では、臥位撮影用及び立位撮影用のブッキー装置3a、3bに、放射線発生装置4a、4bがそれぞれ予め対応付けられて配設されている。また、いずれのブッキー装置3にも対応付けられていないポータブルタイプの放射線発生装置4cが1つ配置されている。
放射線発生装置4は、放射線源としてX線管球を備えており、X線管球は高圧電圧が印加されると電圧に応じた線量の放射線を照射するようになっている。臥位撮影用のブッキー装置3a及び立位撮影用のブッキー装置3bにそれぞれ対応付けられた放射線発生装置4a、4bは、例えば撮影室R1の天井からつり下げられて配設されるようになっており、撮影時には操作卓7からの指示に基づいて、図示しない移動手段により所定の位置にまで移動されるようになっている。
放射線発生装置4には、FPDカセッテ2から指定信号が送信されたときにその信号を受信して指定を受け付ける指定受付手段41が設けられている。
指定受付手段41は、例えば図示しないCPU(Central Processing Unit)、通信部等を備えており、FPDカセッテ2からの指定信号を受信すると、この信号に含まれる情報(例えば、タグ29に含まれるカセッテID等の情報)に基づいて当該指定信号の送信元のFPDカセッテ2を特定する。そして、指定受付手段41は、当該特定されたFPDカセッテ2によって当該放射線発生装置4が撮影に用いられるものとして指定された旨を通知する指定通知信号を、後述する操作卓7に対して送信する。このように、本実施形態では、放射線発生装置4の指定受付手段41が指定通知手段として機能する。指定通知信号は、例えば当該放射線発生装置4を指定したFPDカセッテ2の識別情報であるカセッテIDを通知するものである。
また、本実施形態において、指定受付手段41は、一旦あるFPDカセッテ2によって指定がなされると、その後当該FPDカセッテ2による撮影が終了するか、撮影が中止されるか、当該FPDカセッテ2の解除指示スイッチ24eの操作により指定を解除する旨の解除信号が送信されるまでは他のFPDカセッテ2による指定の受付を禁止する、指定排除手段として機能する。
すなわち、例えば、一旦あるFPDカセッテ2によって指定がなされた後に、重ねて他のFPDカセッテ2から指定信号が送信された場合には、指定受付手段41は、後から受信した指定信号の送信元であるFPDカセッテ2に対して指定の受付を拒否する旨の信号を送信するようになっている。
なお、一旦指定がなされてから所定の時間を経過しても撮影が開始されない場合等においては、撮影が中止されたと判断されて自動的に指定が解除され、新たな指定の受け付けが可能な状態になるようにしてもよい。この場合、どの程度の時間が経過したら指定を解除するか等は、予めデフォルトで設定されていてもよいし、操作者等が任意に設定できるようになっていてもよい。また、指定を行ったFPDカセッテ2が撮影室R1から搬出された場合、入出検知手段6で検出されるので、搬出されて所定の時間が経過した場合にも、撮影が中止されたと判断して自動的に指定を解除するようにしてもよい。
また、FPDカセッテ2による指定を受け付ける場合にも受け付けた旨の信号をFPDカセッテ2側に返すようにしてもよい。
また、図1に示すように、本実施形態では、各撮影室R1に隣接してそれぞれ前室R2(R2a,R2b)が設けられている。前室R2には、放射線技師や医師等(以下「操作者」と称する。)が被写体に放射線を照射する放射線発生装置4の制御を行ったり、ブッキー装置3の操作等を行う操作卓7が配置されている。
また、前室R2の入口の近傍には、FPDカセッテ2の搬入・搬出を検知する入出検知手段6が設置されている。
本実施形態において、入出検知手段6は、FPDカセッテ2に内蔵されたタグ(RFID)29を読み取るタグリーダである。入出検知手段6は、内蔵する図示しないアンテナを介して電波等に所定の指示情報を乗せて発信し、FPDカセッテ2に内蔵されているタグ29を読み取って、前室R2に搬入或いは搬出されるFPDカセッテ2、すなわち撮影室R1や前室R2の所定範囲内に進入したFPDカセッテ2を検出する。そして、FPDカセッテ2のカセッテID等の読み取った情報を操作卓7に送信するようになっている。なお、読み取った情報が直接コンソール1に送信されるようになっていてもよい。
なお、撮影室R1と前室R2のレイアウトによっては(例えば、前室R2が各撮影室R1間で共通の場合)、入出検知手段6は各撮影室R1の入口近傍に設けることができる。
操作卓7は、図示しないCPUやROM、RAM、入出力インターフェース等がバスに接続されたコンピュータで構成されており、ROMに格納される所定のプログラムを読み出してRAMの作業領域に展開してプログラムに従って各種処理を実行するようになっている。
操作卓7には、臥位撮影用および立位撮影用のブッキー装置3a、3bやそれらに対応付けられた放射線発生装置4a、4b、ブッキー装置3に対応付けられていない放射線発生装置4c、入出検知手段6等がそれぞれケーブル等を介して接続されている。
また、操作卓7には、CRTやLCD等からなる表示部(図示せず)が設けられており、撮影室R1で行われる放射線画像撮影の撮影オーダ情報や操作画面が表示されるようになっている。また、操作卓7には、ハードディスク等で構成された図示しない記憶手段や、キーボードやマウス等の図示しない入力手段等が接続されている。
操作卓7は、入出検知手段6からFPDカセッテ2のカセッテIDを含む固有情報が送信されてくると、送信されてきたカセッテIDのFPDカセッテ2が記憶手段に登録されているか否かを判断する。そして、登録されていなければ当該FPDカセッテ2を新たに撮影室R1内等に持ち込まれたものとして記憶手段に登録し、送信されてきたカセッテIDが既に記憶手段に登録されていれば当該FPDカセッテ2が撮影室R1内等から持ち出されたものとして記憶手段から抹消することにより、撮影室R1内等に存在するFPDカセッテ2を把握して記憶手段上で管理するようになっている。
また、操作卓7は、上記のようにして撮影室R1内にFPDカセッテ2が搬入されたと判断するとFPDカセッテ2のカセッテID等を含む搬入信号をコンソール1に送信し、また、FPDカセッテ2が撮影室R1内から搬出されたと判断するとFPDカセッテ2のカセッテID等を含む搬出信号をコンソール1に送信するようになっている。
なお、本実施形態では、操作卓7は、放射線発生装置4a、4bを制御する照射制御機能(管球位置、管電圧、管電流、照射野絞り等の撮影条件設定を行う、フィルムやCR時代から継続使用される機能)、及び、FPDカセッテ2を使用するワークフローを制御する連携制御機能(各種制御情報の通信、画像送信等)の両方の機能を有するように構成されているが、それぞれの制御機能部を、前室R2内で個別に配置、接続する構成としてもよい。
また、入出検知手段6から、操作卓7を介さずに、無線方式により、又は、有線方式によって、直接コンソール1に対してFPDカセッテ2のカセッテIDを含む固有情報を含む搬入信号・搬出信号を送信するように構成することも可能である。
コンソール1は、それぞれ図示しないCPUやROM、RAM、入出力インターフェース等がバスに接続されたコンピュータで構成されている。コンソール1には、CRTやLCD等からなる図示しない表示部が設けられており、また、ハードディスク等で構成された図示しない記憶手段や、キーボードやマウス等の図示しない入力手段等が接続されている。本実施形態において、各コンソール1には、固有の識別標識としてコンソールIDが付与されている。
コンソール1は、HIS/RIS8から撮影オーダ情報のリストを入手し、撮影に使用するFPDカセッテ2を指定して、指定したFPDカセッテ2に対して自らのコンソールIDとともに撮影オーダ情報を送信する。
前述のように、FPDカセッテ2ではコンソールIDを受信すると、当該コンソール1を画像データの送信先と特定するため、当該撮影後、画像データはFPDカセッテ2から当該コンソールIDに対応するコンソール1に送信される。
また、FPDカセッテ2により放射線発生装置4が指定されると、いずれの放射線発生装置4が指定されたかの情報が操作卓7を経由してコンソール1に送信される。
コンソール1はこの情報に基づいて、当該指定された放射線発生装置4を、起動させ、放射線の曝射制御を行うための制御信号を操作卓7に送信する。操作卓7がこの制御信号を受けて放射線発生装置4を制御することにより、放射線発生装置4の起動及び放射線の曝射が行われる。
なお、操作卓7を操作することによりコンソール1を介さずに当該撮影室R1で放射線画像撮影を行う予定の1つ或いは複数の撮影オーダ情報をHIS/RIS8から直接入手できるように構成することも可能である。
また、コンソール1は、FPDカセッテ2から画像データが送信されると、当該画像データについて撮影部位に応じた階調補正等、所定の画像補正を行い、診断用の画像の画像データを生成する。生成された診断用の画像の画像データは適宜後述するPACSサーバ9等に送信される。
また、コンソール1は、ネットワークNに接続されており、ネットワークNに接続された外部装置との間で情報の送受信が可能となっている。
本実施形態において、ネットワークNを介してコンソール3と接続される外部装置としては、HIS/RIS8、PACSサーバ9、イメージャ10等があるが、ネットワークNに接続される外部装置はここに例示したものに限定されない。
HIS/RIS8は、撮影に関する被写体の撮影オーダ情報をコンソール3に提供する。撮影オーダ情報は、例えば検査対象を提供する患者の氏名等の患者情報や、撮影部位、撮影方法、撮影に使用する撮影台(立位か臥位か等)の種類等の撮影予約に関する情報等を含んでいる。なお、撮影オーダ情報はここに例示したものに限定されず、これ以外の情報を含んでいてもよいし、上記に例示した情報のうちの一部でもよい。
PACSサーバ9は、コンソール3から出力された画像データを保存するものである。
また、イメージャ10は、コンソール3から出力された画像データに基づいて放射線画像をフィルムなどの画像記録媒体に記録し、出力するものである。
次に、図4及び図5を参照しつつ、本実施形態における放射線画像撮影システム100の作用について説明する。
まず、図4に示すように、コンソール1はHIS/RIS8から撮影オーダ情報を取得し(ステップS1)、技師等は撮影オーダ情報に基づいて撮影に使用するFPDカセッテ2を決定(選択)する(ステップS2)。FPDカセッテ2の決定は、例えばコンソール1に設けられているタッチパネル(図示せず)等において行われるが、FPDカセッテ2を決定する手法は特に限定されない。例えばコンソール1にバーコードを読み取るバーコードリーダを備え、操作者が、撮影に使用したいFPDカセッテ2のバーコードをバーコードリーダに読み取らせることによりFPDカセッテ2を決定してもよい。
撮影に使用するFPDカセッテ2が決定されると、コンソール1は当該FPDカセッテ2に対してコンソールIDと撮影オーダ情報とを送信する(ステップS3)。コンソール1からコンソールID及び撮影オーダ情報を受信すると(ステップS4)、FPDカセッテ2は、省エネのためのスリープ状態から起動し(ステップS5)、撮影可能状態へと遷移する。そして、技師等が撮影室内に移動し、選択したFPDカセッテ2をいずれかの放射線発生装置4に向けた状態で指定指示スイッチ24dが押下されると、当該放射線発生装置4を撮影に使用するものとして指定する指定信号がFPDカセッテ2のアンテナ装置25等から放射線発生装置4に対して送信され(ステップS6)、この指定信号が放射線発生装置4の指定受付手段41において受信される(ステップS7)。
指定信号を受けた指定受付手段41は、当該放射線発生装置4について、すでに他のFPDカセッテ2による指定がなされているか否かを判断し(ステップS8)、指定がされている場合(ステップS8:YES)には、後から行われた指定を拒否する信号をFPDカセッテ2に対して送信し(ステップS9)、FPDカセッテ2は当該信号を受信する(ステップS10)。FPDカセッテ2の制御手段22は、指定が拒否されたか否か(すなわち、指定を拒否する信号を受信したか否か)を判断し(ステップS11)、指定が拒否された場合(ステップS11:YES)は、当該放射線発生装置4を用いた撮影処理を終了(中止)する。なお、指定を拒否する信号が送られた場合には、FPDカセッテ2のインジケータ24cにおいてエラー表示(インジケータ24cの点滅、点灯色の変化等)等がされるようにしてもよい。
他方、まだ他のFPDカセッテ2から指定を受けておらず、当該FPDカセッテ2からの指定を受け付ける場合(ステップS8:NO)には、指定受付手段41は、当該放射線発生装置4が撮影に用いられるものとして指定されたこと及び指定したFPDカセッテ2のカセッテID等を操作卓7に通知する指定通知信号を送信する(ステップS12)。なお、この場合、指定受付手段41からFPDカセッテ2に対して指定を受け付けた旨の信号を送信してもよい。
操作卓7は、指定受付手段41から指定通知信号を受信すると(ステップS13)、撮影に使用するものとしてFPDカセッテ2により指定された放射線発生装置4を通知する信号を、コンソール1に対して送信する(ステップS14)。コンソール1は、操作卓7から信号を受信すると(ステップS15)、操作卓7から通知された放射線発生装置4について、放射線の曝射準備に入るための制御信号を操作卓7に送信する(ステップS16)。操作卓7は、コンソール1から信号を受信すると(ステップS17)、この制御信号に基づいて放射線発生装置4を対応するブッキー装置3の位置に合わせて移動させる等、放射線発生装置4の位置や角度を適宜調整して、所定の線量で放射線を曝射するよう指示する信号を送信する(ステップS18)。
このとき、操作卓7からFPDカセッテ2に対して放射線の照射が開始される旨の信号(トリガ信号)が送信されるようにしてもよい。これにより、FPDカセッテ2においてリセット等が行われ、画像信号の読み取り可能な状態となる。なお、FPDカセッテ2が放射線の照射を自ら検知して画像信号の読み取り可能な状態に自動遷移するように構成されている場合には、操作卓7からFPDカセッテ2に対するトリガ信号の送信は不要である。
放射線発生装置4は、操作卓7からの指示信号を受信すると(ステップS19)、この指示信号に基づいて所定量の放射線を照射する(ステップS20)。
撮影が終了すると、FPDカセッテ2は、画像データを生成し(ステップS21)、コンソールIDにより特定されるコンソール1に画像データを送信する(ステップS22)。コンソール1は、FPDカセッテ2から画像データを受信すると(ステップS23)、当該画像データに所定の画像処理を行い、診断用の画像の画像データを生成する(ステップS24)。
なお、一旦FPDカセッテ2による指定がなされた場合でも、当該FPDカセッテ2から解除信号が送信されると、当該指定が解除される。
また、例えば予め閾値として規定されている所定の時間内に撮影が開始されない場合や、放射線発生装置4を指定したFPDカセッテ2が、当該撮影室R1から搬出され、一定時間以上戻ってこないような場合には、指定が自動的に解除されるようにしてもよい。
例えば、FPDカセッテ2によって撮影に使用する放射線発生装置4として撮影室R1a内の立位撮影用のブッキー装置3bに対応する放射線発生装置4bが指定されたが、当該放射線発生装置4bが故障等により適切に動作しない場合や、放射線発生装置4bに対応付けられているブッキー装置3bが適切に動作しない場合、立位撮影用のブッキー装置3bで撮影しようとしたが、臥位撮影用のブッキー装置3aに変更したい場合等には、一旦当該放射線発生装置4に対する指定を解除して、別の放射線発生装置4を指定することができる。
この場合、FPDカセッテ2から放射線発生装置4bに対して指定解除信号を送信し、指定を解除した後、改めて撮影に使用したい放射線発生装置4(例えば撮影室R1a内の臥位撮影用のブッキー装置3aに対応する放射線発生装置4a)に対して指定信号を送信する。これにより放射線発生装置4aが撮影に使用する放射線発生装置4として指定される。なお、指定の解除、再指定が行われたときは、放射線発生装置4bの指定受付手段41は、操作卓7に対して指定が解除された旨の信号を送信し、放射線発生装置4aの指定受付手段41は、操作卓7に対して指定通知信号を送信する。
また、例えば一旦撮影室R1aに設置されている放射線発生装置4aを撮影に使用するものとして指定したが、適切に動作しない等のために、他の撮影室R1bに配置されている放射線発生装置4aに変更したい場合もある。
このような場合、FPDカセッテ2が撮影室R1aから搬出されると、撮影室R1aの入出検知手段6によってFPDカセッテ2の搬出が検出され、搬出信号が操作卓7を介してコンソール1に送信される。これにより、撮影室R1aの放射線発生装置4aに対する指定が自動的に解除される。次にFPDカセッテ2が別の撮影室R1bに搬入されると、撮影室R1bの入出検知手段6によってFPDカセッテ2の搬入が検出され、搬入信号が操作卓7を介してコンソール1に送信される。
そして、FPDカセッテ2が改めて当該撮影室R1b内のある放射線発生装置4(例えば放射線発生装置4a)を指定すると、指定受付信号がFPDカセッテ2のカセッテID等とともに操作卓7に送信され、当該放射線発生装置4aが当該カセッテIDを有するFPDカセッテ2によって指定されたことが操作卓7に通知される。さらに、操作卓7からコンソール1に当該放射線発生装置4aの指定が通知され、当該放射線発生装置4aを使用した撮影が行われる。
以上のように、本実施形態によれば、撮影に使用する放射線発生装置4をコンソール1で予め指定するのではなく、撮影室R1内でFPDカセッテ2により指定することができる。このため、例えば撮影に使用する予定であった放射線発生装置4が故障等により使用できない場合等でも、コンソール1まで戻って選択・設定をやり直す必要がなく、作業の効率を向上させることができる。
また、放射線発生装置4の指定をFPDカセッテ2によって行うことができるため、撮影を行う撮影室R1を移動した場合でも、簡易に放射線発生装置4の指定を行うことができる。
さらに、FPDカセッテ2を撮影に使用したい放射線発生装置4に向けて指定指示スイッチ24dを押下するという簡易な手法により撮影に使用する放射線発生装置4を指定することができるので、操作者に負担をかけることなく放射線発生装置4の選択・設定を行うことができる。
また、FPDカセッテ2によって、一旦放射線発生装置4が指定されると、指定の解除等が行われるまでは、他のFPDカセッテ2による指定を行うことが禁止される。これにより、誤ったFPDカセッテ2による誤撮影が行われることを防止することができる。
なお、本実施形態では、コンソール1からFPDカセッテ2に対して予め撮影オーダ情報及びコンソールID等が送信され、FPDカセッテ2が、このコンソールIDに基づいて撮影により得られた画像データの送信先を特定するように構成したが、画像データの送信先を特定する手法はこれに限定されない。
例えば、撮影回数の少ない施設で使用される場合や、コンソール1が1つしか設けられていない施設で使用される場合であれば、事前の登録を行わずに撮影を行い、撮影によって取得された画像データにFPDカセッテ2のカセッテIDや操作者の識別情報である操作者ID等を付帯させてコンソール1に送信する。そして、コンソール1では、これらの識別情報に基づいて、画像データと患者情報等とを対応付けるようにしてもよい。
また、本実施形態では、撮影後に画像データがFPDカセッテ2からコンソール1に送信されるようにしたが、画像データの送信先はこれに限定されず、例えば画像データをFPDカセッテ2のカセッテID等と対応付けて画像データを蓄積する画像データサーバ等に送信し、ここに蓄積された画像データを、コンソール1がカセッテIDに基づいて抽出し、撮影オーダ情報等と対応付けるようにしてもよい。
また、本実施形態においては、指定指示スイッチ24dを押下すると、指定手段としてのアンテナ装置25から指定信号が送信されるように構成したが、指定手段はこれに限定されない。例えば、放射線発生装置4にFPDカセッテ2のタグ29を読み取るタグリーダを設けて、FPDカセッテ2を放射線発生装置4のタグリーダに所定の距離まで近づけられると、タグ29から送信された情報がタグリーダによって読み取られるようにしてもよい。そして、この場合には、当該タグ29を読み取ったタグリーダを備える放射線発生装置4が当該タグ29の情報によって特定されるFPDカセッテ2によって、撮影に使用するものとして指定される。この場合、タグ29が、複数の放射線発生装置4のうち撮影に使用するものを指定する指定手段として機能する。
このように、FPDカセッテ2を任意の放射線発生装置4に接近させることで、タグリーダが自動的にタグ29からFPDカセッテ2の情報を読み取り、撮影に使用する放射線発生装置4としての指定がなされる構成とすれば、操作者における設定の手間等を省いて、より簡易に放射線発生装置4の指定を行うことができる。
また、FPDカセッテ2にカセッテID等の情報が含まれるバーコードを設けるとともに、放射線発生装置4に、このバーコードを読み取るバーコードリーダを設けて、放射線発生装置4のバーコードリーダにFPDカセッテ2のバーコードを接近させることによりバーコードが読み取られると、放射線発生装置4が当該FPDカセッテ2による撮影に使用されるものとして指定されることとしてもよい。
なお、本実施形態では、指定受付手段41が、他のFPDカセッテ2による指定の受付を禁止する指定排除手段として機能する場合を例として説明したが、指定排除手段は指定受付手段41に限定されない。
例えば、操作卓7において、一旦あるFPDカセッテ2によって指定がなされた旨の指定通知信号を指定受付手段41から受信した後は、当該FPDカセッテ2による撮影が終了するか、中止されるか、指定が解除されるまでは、重ねて他のFPDカセッテ2による指定がなされた旨の指定通知信号が送信されても、後から送信された指定通知信号を無効とする信号を指定受付手段41に対して送信する等により操作卓7を指定排除手段として機能させてもよい。この場合、操作卓7においてエラー表示等を行うことにより、操作者に重複指定である旨の警告を行うようにしてもよい。
また、コンソール1が操作卓7から放射線発生装置4が指定されたことを通知された場合には、その後他のFPDカセッテ2による指定があったとの通知があっても、コンソール1の制御部において、当該FPDカセッテ2による撮影に使用する放射線発生装置4を変更しないようにしてもよい。この場合には、コンソール1の制御部が指定排除手段として機能する。
また、本実施形態では、放射線発生装置4が、操作卓7からの制御信号により起動し、撮影準備に入る場合を例として説明したが、放射線発生装置4の起動及び撮影準備のタイミングはこれに限定されず、FPDカセッテ2からの指定信号を受信した時点で起動し、撮影準備に入るとしてもよい。
また、本実施形態においては、前室R2に操作卓7を備え、これとは別個に放射線画像撮影システム100全体の制御を行うコンソール1が設けられる構成としたが、各前室R2に操作卓7に代えてコンソール1を備える構成としてもよい。この場合、コンソール1は、放射線画像撮影システム100全体の制御を行うとともに、放射線発生装置4の制御や、ブッキー装置3の操作等も適宜行う。また、従来から使用されている放射線発生装置4の照射制御機能のみを操作卓7に残し、他を全てコンソール1が制御する構成としてもよい。
また、本実施形態においては、撮影オーダ情報は、コンソール1が、HIS/RIS8等に予め登録されているものをネットワークNを介して取得することとしたが、撮影オーダ情報の取得手法はこれに限定されず、例えば、撮影オーダ情報をコンソール1の記憶部に予め保存しておいてもよい。また、撮影オーダ情報は、必ずしも放射線画撮影前に作成されている必要はなく、放射線画像撮影後に、取得された画像データと対応付けるようにして撮影オーダ情報を作成するように構成することも可能である。
その他、本発明が本実施の形態に限定されず、適宜変更可能であることはいうまでもない。
[第2の実施形態]
次に、図6から図8を参照しつつ、本発明に係る放射線画像撮影システムの第2の実施形態について説明する。なお、第2の実施形態は、放射線発生装置を指定する手法が第1の実施形態と異なるものであるため、以下においては、特に第1の実施形態と異なる部分について説明する。
図6に示すように、本実施形態において、放射線画像撮影システム200は、第1の実施形態と同様に、2つの撮影室R1a,R1bに複数のブッキー装置3a,3b、放射線発生装置4a,4b、を備えている。本実施形態においては、放射線発生装置4a,4bはそれぞれいずれかのブッキー装置3a,3bと対応している。
また、撮影室R1a,R1bには、FPDカセッテ2が設けられている。図示は省略するが、FPDカセッテ2には、第1の実施形態と同様のタグ(RFID)が内蔵されている。
ブッキー装置3には、FPDカセッテ2が装填されると、当該FPDカセッテ2のタグを読み取って、カセッテID等の情報を取得するタグリーダ35と指定受付手段36とが設けられている。
指定受付手段36には、タグリーダ35によって読み取られた情報が出力されるようになっており、指定受付手段36は、FPDカセッテ2のタグから読み取られた情報がタグリーダ35から送られると、当該ブッキー装置3及びこれに対応する放射線発生装置4が撮影に使用するものとして指定されたものと判断する。そして、指定受付手段36は、指定通知手段として、当該指定されたブッキー装置3及び放射線発生装置4を操作卓7に対して通知する指定通知信号を送信する。
このように、本実施形態では、FPDカセッテ2に内蔵されたタグが、ブッキー装置3及びこのブッキー装置3に対応付けられた放射線発生装置4を撮影に用いることを指定する指定手段として機能する。
なお、その他の構成は、第1の実施形態で説明したものと同様であることから、その説明を省略する。
次に、図7及び図8を参照しつつ、本実施形態における放射線画像撮影システム200の作用について説明する。
まず、第1の実施形態と同様に、コンソール1はHIS/RIS8から撮影オーダ情報を取得し(ステップS31)、これに応じて撮影に使用するFPDカセッテ2を決定し(ステップS32)、当該FPDカセッテ2にコンソールIDと撮影オーダ情報とを送信する(ステップS33)。コンソール1からコンソールIDと撮影オーダ情報とを受信すると(ステップS34)、FPDカセッテ2は、起動し(ステップS35)、撮影可能状態へと遷移する。
そして、FPDカセッテ2をいずれかのブッキー装置3に装填することにより(ステップS36)、ブッキー装置3に設けられたタグリーダ35によりFPDカセッテ2のタグが読み取られ(ステップS37)、タグリーダ35によって読み取られたタグの情報は指定受付手段36に送られる(ステップS38)。
指定受付手段36は、同一撮影室内にある他のブッキー装置3及びこれに対応する放射線発生装置4について、すでに他のFPDカセッテ2による指定がなされているか否かを判断する(ステップS39)。これは、例えば、立位撮影用のブッキー装置3bの使用による放射線影響により、臥位撮影用のブッキー装置3aに装填されるFPDカセッテ2にゴースト像(アーチファクト像)を生成しないようにする為である。
指定がされている場合(ステップS39:YES)には、後から行われた指定を拒否する信号をFPDカセッテ2に対して送信し(ステップS40)、FPDカセッテ2は当該信号を受信する(ステップS41)。FPDカセッテ2の制御手段22は、指定が拒否されたか否か(すなわち、指定を拒否する信号を受信したか否か)を判断し(ステップS42)、指定が拒否された場合(ステップS42:YES)は、当該ブッキー装置3及び放射線発生装置4を用いた撮影処理を終了(中止)する。
他方、まだ他のFPDカセッテ2から指定を受けておらず、当該FPDカセッテ2からの指定を受け付ける場合(ステップS39:NO)には、ブッキー装置3の指定受付手段36は、当該放射線発生装置4が撮影に用いられるものとして指定されたこと及び指定したFPDカセッテ2のカセッテID等を操作卓7に通知する指定通知信号を送信する(ステップS43)。
操作卓7は、指定受付手段36から指定通知信号を受信すると(ステップS44)、撮影に使用するものとしてFPDカセッテ2により指定されたブッキー装置3及びこれに対応する放射線発生装置4を通知する信号を、コンソール1に対して送信する(ステップS45)。コンソール1は、操作卓7から信号を受信すると(ステップS46)、操作卓7から通知された放射線発生装置4について、放射線の曝射準備に入るための制御信号を操作卓7に送信する(ステップS47)。操作卓7は、コンソール1から信号を受信すると(ステップS48)、この制御信号に基づいて放射線発生装置4を対応するブッキー装置3の位置に合わせて移動させる等、放射線発生装置4の位置や角度を適宜調整して、所定の線量で放射線を曝射するよう指示する信号を送信する(ステップS49)。そして、放射線発生装置4は、操作卓7からの指示信号を受信すると(ステップS50)、この指示信号に基づいて所定量の放射線を照射する(ステップS51)。
なお、以降の処理(ステップS52からステップS55)は、第1の実施形態における図5のステップS21からステップS24と同様であるため、説明を省略する。
以上のように、本実施形態によれば、撮影に使用する放射線発生装置4をコンソール1で指定するのではなく、FPDカセッテ2により指定することができる。このため、例えば撮影に使用する予定であった放射線発生装置4が故障等により使用できない場合でも、コンソール1まで戻って選択・設定をやり直す必要がなく、作業の効率を向上させることができる。
また、FPDカセッテ2をブッキー装置3に装填するだけで放射線発生装置4の指定を行うことができるため、操作者の手間を省いて効率よく撮影動作を行うことができる。
なお、本実施形態においては、FPDカセッテ2に内蔵されたタグが、撮影に使用するブッキー装置3及び放射線発生装置4を指定する指定手段として機能するようにしたが、指定手段はこれに限定されない。
例えば、FPDカセッテ2にカセッテID等の情報が含まれるバーコードを設けるとともに、ブッキー装置3に、このバーコードを読み取るバーコードリーダを設けて、ブッキー装置3のバーコードリーダにFPDカセッテ2のバーコードを接近させることによりバーコードが読み取られると、当該ブッキー装置3及びこれに対応する放射線発生装置4が当該FPDカセッテ2による撮影に使用されるものとして指定されることとしてもよい。
なお、その他、本発明が実施形態の範囲に限定されないことは第1の実施形態と同様である。
本発明に係る放射線画像撮影システムの第1の実施形態のシステム構成を示す図である。 図1の放射線画像撮影システムに適用されるFPDカセッテを示す斜視図である。 図2に示すFPDカセッテの機能的構成を示す要部ブロック図である。 第1の実施形態における放射線画像撮影システムの動作を示すフローチャートである。 第1の実施形態における放射線画像撮影システムの動作を示すフローチャートである。 本発明に係る放射線画像撮影システムの第2の実施形態のシステム構成を示す図である。 第2の実施形態における放射線画像撮影システムの動作を示すフローチャートである。 第2の実施形態における放射線画像撮影システムの動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 コンソール
2 FPDカセッテ(放射線画像検出器)
3 ブッキー装置
4 放射線発生装置
6 入出検知手段
7 操作卓(発生装置制御手段)
22 制御手段
24c インジケータ
24d 指定指示スイッチ
24e 解除指示スイッチ
25 アンテナ装置
26 端子
27 通信制御手段
28 記憶手段
29 タグ
31 カセッテ保持部
35 タグリーダ
36 指定受付手段
41 指定受付手段
100 放射線画像撮影システム
N ネットワーク
R1a,R1b 撮影室
R2a,R2b 前室

Claims (4)

  1. 複数の放射線発生装置と、
    前記放射線発生装置を制御する発生装置制御手段と、
    前記複数の放射線発生装置のうち撮影に使用するものを指定する指定手段を備える放射線画像検出器と、
    前記放射線画像検出器の指定手段により指定された前記放射線発生装置を前記発生装置制御手段に通知する指定通知手段と、を備え、
    前記発生装置制御手段は、前記指定手段により指定された前記放射線発生装置を、撮影に使用するものとして制御することを特徴とする放射線画像撮影システム。
  2. 前記指定手段は、前記放射線発生装置に対して指定信号を送信する無線通信手段であり、
    前記指定通知手段は、前記放射線発生装置に設けられ、前記指定手段から前記指定信号を受信したときにその旨を前記発生装置制御手段に通知するものであり、
    前記発生装置制御手段は、前記通知の送信元の前記放射線発生装置を、撮影に使用するものとして制御することを特徴とする請求項1に記載の放射線画像撮影システム。
  3. 前記複数の放射線発生装置のうちのいずれか1つと対応付けられ、前記放射線画像検出器を装填可能な少なくとも1つのブッキー装置をさらに備え、
    前記指定手段は、前記放射線画像検出器が前記いずれかのブッキー装置に装填されることにより、当該ブッキー装置と当該ブッキー装置に対応付けられた前記放射線発生装置とを撮影に用いるとの指定信号を当該ブッキー装置に対して送信する通信手段であり、
    前記指定通知手段は、前記ブッキー装置に設けられ、前記指定手段から前記指定信号を受信したときにその旨を前記発生装置制御手段に通知するものであって、
    前記発生装置制御手段は、前記通知の送信元の前記ブッキー装置に対応付けられた前記放射線発生装置を、撮影に使用するものとして制御することを特徴とする請求項1に記載の放射線画像撮影システム。
  4. 前記指定手段によって、いずれかの前記放射線発生装置が撮影に使用するものとして指定されたときは、当該撮影の中止、終了又は前記指定の解除が行われるまでは、当該指定された放射線発生装置に対する他の前記放射線画像検出器の指定手段による指定の受付を禁止する指定排除手段を備えていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の放射線画像撮影システム。
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