JP2011204329A - 光ディスク再生装置及び光ディスク再生方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】光ディスクからの再生信号に振幅の小さい成分が含まれる場合でも、再生パラメータを好適に設定し信号品質を向上させる。
【解決手段】再生信号処理回路2は、光ディスク4から所定の再生パラメータ(イコライザー設定値)にて信号を再生し、再生された信号から各マーク長および各スペース長の信号振幅を検出し、信号振幅から再生信号の非対称性の値(アシンメトリ値、ベータ値)を算出する。コントローラ部3は、再生信号処理回路2にて算出した非対称性の値を基準値と比較して差分値を求め、差分値が閾値以上の場合、補正テーブル12を参照して再生パラメータを変更する。
【選択図】図5

Description

本発明は、光ディスクから信号を再生する光ディスク再生装置及び光ディスク再生方法に係り、再生された信号に応じて再生条件を最適化する技術に関する。
光ディスクは、様々な記録再生仕様(例えば、速度、密度、温度など)に対応するため多数の種類が存在し、製造元によってもディスク特性に個体差がある。また光ディスク再生装置は、個々の装置ごとに機械的な誤差が存在するため再生性能が異なる。このため、ディスクと装置との組合せによって最適な再生条件に差が生じることがあり、再生信号の品質向上のためには、再生条件を個々に調整することが望まれる。
再生条件の最適化に関連し、例えば特許文献1には、波形等化後の再生信号から検出した最短記録情報再生振幅の最大値及び最小値と、再生信号エンベロープの最大値及び最小値と、再生信号を二値化するときのスライスレベルの値(アシンメトリ情報として付加する)をそれぞれビタビ復号の識別点の値として用いて、波形等化後の再生信号に対してビタビ復号を行う技術が開示されている。これにより、ビタビ復号の識別点を実際の再生波形に即したものとすることができ、より確実な復号を可能とすることが述べられている。
特開2001−250334号公報
上記特許文献1では、波形等化後の再生信号の歪み、オフセット等に対してスライスレベルを補正させるため、例えば、短マーク(3T、4T等)信号のように振幅が小さい場合には補正が困難となる。よって、再生信号のさらなる品質向上のためには、信号の振幅が小さい成分に対しても十分な補正を施すことが必要である。
本発明の目的は、光ディスクからの再生信号に振幅の小さい成分が含まれる場合でも信号品質を向上できる光ディスク再生装置及び再生方法を提供することにある。
本発明は、光ディスクに記録された信号を再生する光ディスク再生装置であって、光ディスクを回転するスピンドルモータと、光ディスクにレーザ光を照射し光ディスクから信号を再生する光ピックアップと、光ピックアップからの再生信号を処理し二値化データを生成する再生信号処理回路と、再生信号処理回路における再生パラメータを設定するコントローラ部とを備える。ここに再生信号処理回路は、光ディスクから所定の再生パラメータにて信号を再生し、再生された信号から各マーク長および各スペース長の信号振幅を検出し、該信号振幅から再生信号の非対称性の値を算出するとともに、コントローラ部は、再生信号処理回路にて算出した非対称性の値を基準値と比較して差分値を求め、該差分値が閾値以上の場合、補正テーブルを参照して前記再生パラメータを変更する構成とする。
また本発明は、光ディスクに記録された信号を再生する光ディスク再生方法であって、光ディスクから所定の再生パラメータにて信号を再生するステップと、再生された信号から各マーク長および各スペース長の信号振幅を検出するステップと、該信号振幅から再生信号の非対称性の値を算出するステップと、算出した非対称性の値を基準値と比較して差分値を求めるステップと、該差分値が閾値以上の場合、補正テーブルを参照して前記再生パラメータを変更するステップとを備える。
ここに前記非対称性の値として、再生波形のアシンメトリ値またはベータ値を算出する。また前記再生パラメータは、再生信号の波形等化を行うイコライザーの設定値であり、前記補正テーブルには、非対称性の値に対するイコライザーのブースト量またはカットオフ周波数の設定値が記述されている。
本発明によれば、光ディスクからの再生信号に振幅の小さい成分が含まれる場合でも、再生パラメータを好適に設定し信号品質を向上させることができる。
本発明による光ディスク再生装置の一実施例を示す構成ブロック図である。 再生信号の非対称性(アシンメトリ値とベータ値)を説明する図である。 データエリアに分割してアシンメトリ値を算出することを説明する図である。 再生パラメータを補正するための補正テーブルの一例を示す図である。 本発明による再生動作の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。
図1は、本発明による光ディスク再生装置の一実施例を示す構成ブロック図である。光ディスク再生装置の構成は、光ディスク4を回転するスピンドルモータ5、光ディスク4から信号を再生する光ピックアップ1、光ピックアップ1からの再生信号を処理する再生信号処理回路2、装置全体の動作を制御するコントローラ部3に大別される。
光ピックアップ1は、対物レンズ6、プリズム7、コリメートレンズ8、光検出器9、半導体レーザ10、レーザ駆動回路11を有する。レーザ駆動回路11により半導体レーザ10から発光されたレーザ光は光ディスク4に照射され、光ディスク4から反射されたレーザ光は光検出器9にて検出され電気信号に変換される。半導体レーザ10は光ディスクの種類に応じて、波長約650nm(DVD用)や波長約405nm(BD用)の光源を用いる。
再生信号処理回路2は、光ピックアップ1からの再生信号を処理し二値化データを生成する。その際、再生信号の波形を解析し、最適な再生パラメータを設定して信号処理を行う。具体的には、再生信号の振幅を測定して、振幅の非対称性を示すアシンメトリ値(Asym)やベータ値(β)を算出し、算出したAsym値やβ値に応じて、最適な再生イコライザーにて波形等化する。また再生信号処理回路2は、光ピックアップ1の再生信号から、トラッキングエラー信号やフォーカスエラー信号といったサーボ信号も生成する。
コントローラ部3は、再生信号処理回路2で処理された再生信号に基づいて、再生データの復号・復調を行うとともに、再生信号の非対称性(Asym、β)を基準値と比較して、その差分値に応じて再生信号処理回路2の再生パラメータ(再生イコライザーなど)を最適に設定する。そのために、非対称性に対応して再生パラメータの最適値を記述した補正テーブル12を参照する。また、コントローラ部3は、サーボ系やレーザ駆動回路11の制御を行う。このように本実施例の光ディスク再生装置では、再生信号の振幅の非対称性を測定し、測定した非対称性に応じて再生パラメータを最適化することに特徴がある。
以下、本実施例における再生パラメータの最適化方法について具体的に説明する。
図2は、再生信号の非対称性の測定方法について説明する図である。非対称性の指標として、アシンメトリ値(Asym)又はベータ値(β)を用いる。
始めにアシンメトリ値(Asym)から説明する。再生信号処理回路2のピーク検出回路及びボトム検出回路は、入力した再生信号(AC結合されたRF信号)について各成分(マーク長、スペース長)の振幅値を検出する。このうち評価に用いる成分は、最短マーク長(スペース長)である3T成分と、最長マーク長(スペース長)である14T成分である(Tはチャネルビット)。そして、3T成分のピークレベルI3H(3Tスペースに対応)とボトムレベルI3L(3Tマークに対応)、14T成分のピークレベルI14H(14Tスペース)とボトムレベルI14L(14Tマーク)を検出する。
アシンメトリ値(Asym)は、これらの振幅値を用いて、次式(1)により算出する。この算出式(1)は、規格に定められた定義に基づく。
Asym={(I14H+I14L)/2−(I3H+I3L)/2}
/(I14H−I14L) (1)
アシンメトリ値(Asym)は、最短マーク長である3T成分を基準レベルとして14T成分のピークとボトムの振幅バランス(非対称性)を示す指標である。
なお、算出式(1)では最長マーク長(スペース長)として14T成分の振幅値I14H,I14Lが使用されるが、マーク長(スペース長)が6Tまたは7T以上の成分ではそれらの振幅値が飽和傾向(不変)にあるので、6Tまたは7Tのときの振幅値を使用しても良い。その場合のメリットは、14Tなどの長いマーク(スペース)では波形歪みが発生して振幅値を誤検出する場合があるのに対し、6Tまたは7Tでは波形が歪みにくく正弦波に近い。よって、振幅値の誤差が少なく、算出されるアシンメトリ値(Asym)の精度も向上させることができる。
次に、ベータ値(β)について説明する。上記と同様に検出された各々の振幅値をもとに、次式(2)を用いてβ値を算出する。この算出式(2)も、規格に定められた定義に基づく。
β=(A1−A2)/(A1+A2) (2)
ここで、A1=PhBeta−Bcent、A2=Bcent−BhBeta、PhBeta=I14H、BhBeta=I14Lである。また、Bcentは再生RF信号のAC中心レベルであり、再生信号をある信号レベルで切断したとき、切片の長さが波形の上側と下側で等分割されたときの信号レベルである。よって、Bcentは(I3H+I3L)/2とは必ずしも一致しない。このように、β値もAsym値と同様に再生波形の非対称性を示す指標である。
次に、光ディスク上でどのように非対称性を求め、また再生パラメータをどのように設定するかについて説明する。
図3は、光ディスク上をデータエリアに分割してアシンメトリ値を算出することを説明する図である。ここでは指標としてアシンメトリ値を算出したが、ベータ値の場合も同様である。本実施例では、光ディスク上を所定サイズのデータエリアに分割して、各データエリアごとにアシンメトリ値(Asym)を算出する。そして、算出された各Asymを基準のアシンメトリ値(Asym0)と比較することで差分値ΔAsym(=Asym−Asym0)を求め、差分値ΔAsymに応じて再生パラメータを補正するようにした。分割するデータエリアのサイズは任意であるが、例えば1ブロックサイズ、またはその整数倍とするのが実用的である。
図3の例では、データエリアI、データエリアII、データエリアIII、データエリアIV・・・に分割され、この順に再生される場合を示す。便宜のためデータエリアIをデータの開始位置とする。各データエリアI、II、III、IVのデータを再生して算出されたAsym値を、それぞれAsymI、AsymII、AsymIII、AsymIVとする。また、基準とするアシンメトリ値(Asym0)には、直前に再生したデータエリアのAsym値を用いている。
まず、データの開始位置であるデータエリアIを再生し、算出されたAsymIを次のデータエリアIIで比較するときの基準値Asym0とする。次に、データエリアIIを再生し、算出されたAsymIIを基準値(データエリアIのAsymI)と比較し、差分値ΔAsym(=AsymII−AsymI)を求める。差分値の絶対値|ΔAsym|が所定値(閾値)未満の場合には、現在設定されている再生パラメータをそのまま継続する。|ΔAsym|が所定値(閾値)以上の場合には、補正テーブル12に従って再生パラメータを変更し、次のデータエリアIIIの再生時に適用する。次に、データエリアIIIを再生し、算出されたAsymIIIを基準値(データエリアIIのAsymII)と比較し、差分値ΔAsym(=AsymIII−AsymII)を求める。|ΔAsym|が所定値(閾値)未満の場合には、現在設定されている再生パラメータをそのまま継続する。|ΔAsym|が所定値(閾値)以上の場合には、補正テーブル12に従って再生パラメータを変更し、次のデータエリアIVの再生時に適用する。以下同様に、これを繰り返す。
なお、上記例では、各データエリアのAsym値を基準値Asym0と比較するとき、直前に再生したデータエリアのAsym値を基準値Asym0とした。基準値の与え方はこれに限らず、データエリア1個以上の間隔をあけて先に再生したデータエリアのAsym値を基準値Asym0としても良い。あるいは、基準値Asym0をある一定値に固定したり、特定のデータエリアのAsym値(例えば開始位置データエリアIのAsymI)に固定するようにしても良い。
図4は、再生パラメータの設定に用いる補正テーブル12の一例を示す図である。再生パラメータの設定では、再生波形を補正するイコライザーの設定値(ブースト量、カットオフ周波数など)を最適に変更する。図4は、横軸に算出されたアシンメトリ値Asym(またはベータ値β)を、縦軸にイコライザーのブースト量nの設定を示す。前記図2で示したように、アシンメトリ値は最短マーク長(スペース長)である3T成分を基準に算出される。3T成分(振幅)が小さくなるとアシンメトリ値が低い値を示す。このときは、ブースト量を大きく設定して3T成分(振幅)を増大させる。逆に、3T成分(振幅)が大きくなるとアシンメトリ値が高い値を示す。このときは、ブースト量を小さく設定して3T成分(振幅)を減少させる。これにより、再生信号の品質を向上させ、安定した再生を行えることができる。
例えば図4において、算出したAsym1が基準値Asym0よりも小さくなった場合、ブースト量nを大きく設定する補正を行う。ブースト量の補正量は、Asym0とAsym1の差分量により決定され、一例として差分量|ΔAsym|=3%に対して、ブースト量nを2dB大きく変更して設定する。ここではブースト量を例に説明したが、カットオフ周波数で対応してもよい。
このように本実施例では、短マーク長(スペース長)成分の振幅が小さいとき、あるいは逆に大きいときには、イコライザーの設定(ブースト量、カットオフ周波数など)を適宜変更して好適なレベルに補正する。よって、後段で処理される再生信号の品質を向上させることができる。
図5は、本発明による再生動作の一例を示すフローチャートである。
再生動作開始の指示により、コントローラ部3は再生信号処理回路2に対して再生パラメータ(再生イコライザーなど)の初期設定を行う(S101)。光ディスク4上のデータを、図3に示したデータエリア毎(例えば1ブロック単位)に再生する(S102)。再生信号は再生信号処理回路2に入力され、ピーク検出回路及びボトム検出回路により図2に示した振幅値(I14H、I14L、I3H、I3Lなど)を検出する(S103)。前記(1)式に従い、検出した振幅値から振幅の非対称性の指標となるアシンメトリ値(Asym)を算出する(S104)。
算出したAsym値を基準となるAsym0と比較して、差分値ΔAsymを求める。この基準値としては、例えば直前に再生した隣接するデータエリアのAsym値を用いる(S105)。差分値の絶対値|ΔAsym|を閾値と比較し、|ΔAsym|が閾値以上の場合は再生パラメータを補正し、閾値未満の場合は再生パラメータをそのまま継続する(S106)。この場合の閾値は、例えば0〜3%の値とする。
再生パラメータの補正では、補正テーブル12を参照して、差分値ΔAsym対応する補正量(再生イコライザーのブースト量など)を読み出す(S107)。読み出した補正量に従い、再生信号処理回路2に対して再生パラメータを変更して設定を行う(S108)。そして全データの再生が終了したかどうかを判定し(S109)、残りのデータがあればS102に戻り、次のデータエリアの再生を行う。以下、上記の工程を繰り返す。
このように図5のフローチャートによれば、再生信号の振幅情報から算出したアシンメトリ値の変動に基づき、再生パラメータを逐次最適に設定して次のデータの再生を実行するので、再生動作を中断することがない。なお、図5では非対称性の指標としてアシンメトリ値を用いたが、ベータ値を指標に用いても良いことは言うまでもない。
1…光ピックアップ、
2…再生信号処理回路、
3…コントローラ部、
4…光ディスク、
5…スピンドルモータ、
6…対物レンズ、
7…プリズム、
8…コリメートレンズ、
9…光検出器、
10…半導体レーザ、
11…レーザ駆動回路、
12…補正テーブル。

Claims (10)

  1. 光ディスクに記録された信号を再生する光ディスク再生装置であって、
    前記光ディスクを回転するスピンドルモータと、
    前記光ディスクにレーザ光を照射し該光ディスクから信号を再生する光ピックアップと、
    該光ピックアップからの再生信号を処理し二値化データを生成する再生信号処理回路と、
    該再生信号処理回路における再生パラメータを設定するコントローラ部と、を備え、
    前記再生信号処理回路は、前記光ディスクから所定の再生パラメータにて信号を再生し、再生された信号から各マーク長および各スペース長の信号振幅を検出し、該信号振幅から再生信号の非対称性の値を算出するとともに、
    前記コントローラ部は、前記再生信号処理回路にて算出した非対称性の値を基準値と比較して差分値を求め、該差分値が閾値以上の場合、補正テーブルを参照して前記再生パラメータを変更することを特徴とする光ディスク再生装置。
  2. 請求項1記載の光ディスク再生装置であって、
    前記再生信号処理回路は、前記光ディスクを複数のデータエリアに分割して各データエリアごとに再生信号の非対称性の値を算出し、
    前記コントローラ部は、前記差分値が閾値以上の場合、前記再生信号処理回路に対し前記変更した再生パラメータにて次のデータエリアの再生を行わせることを特徴とする光ディスク再生装置。
  3. 請求項2記載の光ディスク再生装置であって、
    前記コントローラ部は、前記基準値として、直前に再生したデータエリアの非対称性の値を用いることを特徴とする光ディスク再生装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載の光ディスク再生装置であって、
    前記再生信号処理回路は、前記非対称性の値として、再生波形のアシンメトリ値またはベータ値を算出することを特徴とする光ディスク再生装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項に記載の光ディスク再生装置であって、
    前記再生パラメータは、前記再生信号処理回路にて再生信号の波形等化を行うイコライザーの設定値であり、前記コントローラ部の参照する前記補正テーブルには、非対称性の値に対するイコライザーのブースト量またはカットオフ周波数の設定値が記述されていることを特徴とする光ディスク再生装置。
  6. 光ディスクに記録された信号を再生する光ディスク再生方法であって、
    前記光ディスクから所定の再生パラメータにて信号を再生するステップと、
    再生された信号から各マーク長および各スペース長の信号振幅を検出するステップと、
    該信号振幅から再生信号の非対称性の値を算出するステップと、
    算出した非対称性の値を基準値と比較して差分値を求めるステップと、
    該差分値が閾値以上の場合、補正テーブルを参照して前記再生パラメータを変更するステップと、
    を備えることを特徴とする光ディスク再生方法。
  7. 請求項6記載の光ディスク再生方法であって、
    前記光ディスクを複数のデータエリアに分割して各データエリアごとに再生信号の非対称性の値を算出し、
    前記差分値が閾値以上の場合、前記変更した再生パラメータにて次のデータエリアの再生を行うことを特徴とする光ディスク再生方法。
  8. 請求項7記載の光ディスク再生方法であって、
    前記基準値として、直前に再生したデータエリアの非対称性の値を用いることを特徴とする光ディスク再生方法。
  9. 請求項6ないし8のいずれか1項に記載の光ディスク再生方法であって、
    前記非対称性の値として、再生波形のアシンメトリ値またはベータ値を算出することを特徴とする光ディスク再生方法。
  10. 請求項6ないし9のいずれか1項に記載の光ディスク再生方法であって、
    前記再生パラメータは、再生信号の波形等化を行うイコライザーの設定値であり、前記補正テーブルには、非対称性の値に対するイコライザーのブースト量またはカットオフ周波数の設定値が記述されていることを特徴とする光ディスク再生方法。
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