JP2011203122A - 光レーダ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】構造を複雑化させることなく、回転駆動されるポリゴンミラーの回転中心軸方向における所望の角度でレーザ光を照射させることが可能な光レーダ装置を提供する。
【解決手段】ポリゴンミラー42を設置している設置プレート46の傾き角度を変化させる角度調整機構52、及びポリゴンミラー42を回転駆動するモータ44から角度調整機構52への駆動力の伝達、非伝達を切り替えるクラッチ機構50を設けた。これにより、設置プレート46の傾き角度を変化させるための専用の駆動源を設けることなく、設置プレートの傾き角度を変化させることができ、それにより、垂直方向における検出エリアの位置を調整することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、光レーダ装置に関するものである。
従来の光レーダ装置として、例えば特許文献1に記載されたものが知られている。この特許文献1のレーダ装置は、レーザ光を発生するレーザダイオードと、検出物体によって反射される反射レーザ光を検出するフォトダイオードとを備えている。さらに、所定の中心軸を中心として回動可能に構成された偏向部を有し、この偏向部によりレーザ光を空間に向けて偏向させ、かつ反射レーザ光をフォトダイオードに向けて偏向する回動偏向機構と、回動偏向機構を回転駆動するモータとを備えている。従って、空間に向けて投光されるレーザ光は、回転偏向機構により、中心軸と直交する方向において、照射方位が変化される。そして、レーザダイオードと偏向部との間に、偏向部に対するレーザ光の入射方向を相対的に変化させる揺動ミラーを設けることにより、偏向部から空間へ向かうレーザ光の向きを、中心軸の方向に関して変化可能としている。
また、特許文献2に記載された光レーダ装置も知られている。この特許文献2の光レーダ装置では、水平方向に往復走査する走査の往路は光ビームを水平方向に出射させ、走査の復路は光ビームの一部分を水平方向より所定角度上向きの方向に偏向させる垂直方向偏向手段を設けている。
特開2009−98111号公報 特開平9−257934号公報
引用文献1のレーダ装置では、揺動ミラーを設けているので、レーザ光の向き(照射方位)を、中心軸と直交する方向だけでなく、中心軸の方向にも変化させることができ、その結果、それぞれの方向をレーザ光により走査することができる。しかしながら、引用文献1のレーダ装置は、中心軸と直交する方向における走査のための回動偏向機構に加え、中心軸の方向における走査のための揺動ミラーを有しているので、それらを駆動するためのモータやアクチュエータも個別に必要となる。この結果、引用文献1のレーダ装置は、構造が複雑となり、コストも高くなる懸念がある。
また、引用文献2の光レーダ装置では、垂直方向偏向手段が、光ビームの光軸に対して直交する向きの軸を持つ円筒ミラーと、この円筒ミラーを上下2つの位置に変位させる駆動機構とで構成されている。そして、円筒ミラーが一方の変位位置にあるときは、光ビームの光路外に位置し、他方の変位位置にあるときには光ビームの光路内にあって当該光ビームの一部を所定方向に反射するように配置される。このように、引用文献2の光レーダ装置では、構造的にシンプルではあるが、円筒ミラーを上下2つの位置に変位させるだけであるため、光ビームを垂直方向に偏向させる際に、その偏向角度を任意の角度に制御することが困難であるという問題がある。
本発明は、上述した点に鑑みてなされたものであり、構造を複雑化させることなく、偏向手段の中心軸方向における所望の角度でレーザ光を照射させることが可能な光レーダ装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本願発明による光レーダ装置は、請求項1に記載の構成を採用した。すなわち、偏向手段を設置している設置プレートの傾き度合を変化させる角度調整手段を設けた。角度調整手段により設置プレートの傾き度合が変化されると、その設置プレートに設置されている偏向手段の中心軸の傾き角度も変化する。その結果、偏向手段の偏向面の、中心軸方向における角度が変化するので、角度調整手段により、中心軸方向におけるレーザ光の向きを調整することができる。
この際、角度調整手段は、偏向手段を所定の中心軸を中心として回転駆動する駆動手段による回転駆動力を用いて、設置プレートの傾き度合を変化させる。従って、偏向手段の中心軸の傾き角度を変化させるための、専用のモータなどの駆動源を要しないので、構成をシンプルにすることができる。
さらに、請求項1の光レーダ装置では、駆動手段から角度調整手段へ駆動力が伝達される伝達状態と、駆動力の伝達が遮断される非伝達状態とを切り替える切替手段を有している。従って、駆動手段から角度調整手段へ駆動力が伝達される伝達状態とすることで、設置プレートの傾き度合を変化させ、その設置プレートの傾きが所望の角度となった時点で、駆動力の伝達が遮断される非伝達状態とすることにより、偏向手段の中心軸方向における所望の角度でレーザ光を照射させることが可能となる。
請求項2には、角度調整手段及び切替手段の具体的な構成例を記載した。このような構成を採用することにより、駆動手段の回転駆動力を利用して、偏向手段の中心軸方向における所望の角度でレーザ光を照射させることが実現できる。
請求項3に記載したように、クラッチ機構として、ワンウェイクラッチを採用することができる。この場合、駆動手段の回転駆動力をカム部材に伝達する場合と、その回転駆動力の伝達を遮断する場合とで、駆動手段が回転駆動方向を反転させれば良い。これにより、クラッチ機構は、駆動手段からカム部材へ回転駆動力を伝達する伝達状態と、その回転駆動力の伝達を遮断する非伝達状態とを切り替えることができる。
請求項4に記載したように、請求項1乃至3のいずれかに記載の光レーダ装置は、車両に搭載され、当該車両の進行方向に存在する物体を検出する用途に好適に用いられる。光レーダ装置が車両に搭載される場合、初期の搭載時に取り付け角度の誤差が生じたり、初期の取り付け角度は正しくとも、取り付け部材の経年劣化により、取り付け角度が変化したりする場合がある。そのような場合であっても、本願の光レーダ装置によれば、光レーダ装置の取り付け角度が、偏向部材の中心軸方向にずれていても、そのずれを正すように、レーザ光の照射方向を調節することができる。
さらに、請求項5に記載した構成を採用することにより、例えば、車両に荷物を積み込んだりして、車両が前後方向に傾いた状態となっても、その車両の前後方向における傾きに起因する検出エリアのずれを正すことが可能となる。
実施形態に係る光レーダ装置1の構成を概略的に示す断面図である。 カム部材の一例を示す斜視図である。 カム部材の回転と、設置プレートの傾き角度との関係の一例を示すグラフである。 カム部材の回転と、設置プレートの傾き角度との関係の他の例を示すグラフである。 カム部材の回転と、設置プレートの傾き角度との関係のさらに他の例を示すグラフである。 カム部材の回転と、設置プレートの傾き角度との関係のさらにその他の例を示すグラフである。 光レーダ装置の走査範囲の一例を示す図である。 本実施形態における角度調整機構により、光レーダ装置の走査範囲が変更された状態を示す図である。
以下、本発明の実施形態による光レーダ装置について、図面を参照して説明する。図1は本実施形態に係る光レーダ装置1の構成を概略的に示す断面図である。
図1に示すように、光レーダ装置1は、レーザ光Loを発生するレーザダイオード10と、被検出物体によって反射されたレーザ光La、Lbを受光して検出信号を出力するフォトダイオード20とを備え、被検出物体までの距離や方位を検出する装置として構成されている。
レーザダイオード10は、レーザ光発生手段の一例に相当するものであり、図示しない駆動回路からパルス電流を供給されてパルスレーザ光(レーザ光Lo)を発生する。フォトダイオード20は、反射レーザ光検出手段の一例に相当するものであり、レーザダイオード10によりレーザ光Loが発生されたときに、被検出物体によって反射されるレーザ光La、Lbを受光し、その受光したレーザ光La、Lbの強度に応じた検出信号を出力する。
なお、被検出物体からの反射光については、所定の検出エリアに存在する被検出物体からの反射光のみが光レーダ装置1に取り込まれる。図1の例においては、レーザ光Loが実線で示す経路を通過したとき、所定の検出エリアに存在する被検出物体からの反射レーザ光は、実線に付された符号La、Lbで示す2つのライン間に含まれる。
レーザダイオード10によって発生されるレーザ光Loの光軸上にはレンズ12が設けられている。このレンズ12は、コリメートレンズであり、レーザダイオード10からのレーザ光Loを平行光に変換する。レンズ12を通過したレーザ光Loの光路上には、ミラー30が配置されている。ミラー30は、レーザダイオード10からのレーザ光Loを走査部40に向けて偏向する。
ミラー30で反射されたレーザ光Loの光軸上には、走査部40が設けられている。走査部40は、ポリゴンミラー42及びこのポリゴンミラー42を回転駆動するモータ44を備えている。なお、ポリゴンミラー42は、モータ44を介して、設置プレート46に設置されている。
ポリゴンミラー42は、偏向手段の一例に相当するものであり、ミラー30からポリゴンミラー42に照射されるレーザ光Loの照射方向に沿う方向の中心軸周りに回転可能に設けられている。このポリゴンミラー42は、複数の反射面を有しており、ミラー30によって偏向されたレーザ光Loは、ポリゴンミラー42の反射面に照射される。ポリゴンミラー42の反射面に照射されたレーザ光は、その反射面によって反射され、保護レンズ74を介して外部に投光される。そのため、ポリゴンミラー42が回転することにより、ポリゴンミラー42の回転中心軸と直交する方向において、レーザ光の照射方位を変化させ、レーザ光による走査を行うことができる。
モータ44は、駆動手段の一例に相当するものであり、ポリゴンミラー42を上述した中心軸の周りで回転させることで、ポリゴンミラー42を回転駆動する構成となっている。モータ44としては、例えば、ステップモータを用いることができる。また、モータ44としてステップモータ以外の、例えばサーボモータなどを用いてもよい。
ここで、ポリゴンミラー42はモータ44によって回転駆動されるので、モータ44の回転角は、レーザ光の照射方位と対応することになる。そのため、モータ44の回転角を検出するモータ回転位置センサ(図示せず)を設けている。フォトダイオード20が反射レーザ光を受光したときに、モータ回転位置センサのセンサ信号を参照することにより、被検出物体の方位を検出することができる。なお、回転位置センサは、ポリゴンミラーの回転角度位置を検出するものであっても良い。
また、ポリゴンミラー42の複数の反射面は、それぞれ面倒れ角が異なっている。このため、ポリゴンミラー42の回転角度を変化させつつ、レーザダイオード10からパルスレーザ光を定期的に発光させることにより、図7に示すように、ポリゴンミラー42の回転中心軸と直交する方向(図7における水平方向)だけでなく、回転中心軸方向(図7における垂直方向)においても、それぞれ所定角度の範囲でレーザ光の照射方向を変化させることが可能となる。そして、このレーザ光の走査範囲が、被検出物体までの距離及び方位を検出する検出エリアを定めることになる。
本実施形態に係る光レーダ装置1では、ポリゴンミラー42における反射レーザ光La、Lbを偏向する偏向領域(ポリゴンミラー42の反射面の領域)が、ミラー30におけるレーザ光Loを偏向する偏向領域(ミラー30における反射面の領域)よりも大きく構成されている。従って、ポリゴンミラー42の反射面にて偏向された反射レーザ光La、Lbは、ミラー30の存在によらず、集光レンズ22に入射される。
集光レンズ22は、ポリゴンミラー42によって偏向された反射レーザ光La、Lbを集光してフォトダイオード20に導くものである。なお、集光レンズ22とフォトダイオード20との間には、反射レーザ光La、Lbに対応した特定波長の光のみを透過させ、それ以外の光を遮断するフィルタ(図示せず)が設けられている。
本実施形態では、レーザダイオード10、フォトダイオード20、ミラー30、走査部40等が、筐体70内に収容され、防塵や衝撃保護が図られている。また、筐体70には、走査部40のポリゴンミラー42によって偏向されたレーザ光Loや検出エリア内の被検出物体によって反射されたレーザ光La、Lbを透過する保護レンズ74が設けられている。
上述した構成を有する光レーダ装置1の基本的な作用について説明する。図1に示す光レーダ装置1では、レーザダイオード10にパルス電流が供給されると、このレーザダイオード10からはパルス電流のパルス幅に応じた時間間隔のパルスレーザ光(レーザ光Lo)が出力される。このレーザ光Loは、ある程度の広がり角をもった拡散光としてレンズ12に投光され、レンズ12を通過することで平行光に変換される。レンズ12を通過したレーザ光Loは、ミラー30で反射されて走査部40に入射し、走査部40のポリゴンミラー42にて反射され、外部の空間に向けて照射される。
外部に照射されたレーザ光Loは被検出物体によって反射され、この反射レーザ光の一部(反射レーザ光La、Lb)が保護レンズ74を介して走査部40のポリゴンミラー42に入射する。ポリゴンミラー42は、この反射レーザ光La、Lbをフォトダイオード20側へ反射する。ポリゴンミラー42にて反射された反射レーザ光La,Lbは、集光レンズ22で集光され、フォトダイオード20に入光する。
フォトダイオード20は、受光した反射レーザ光La,Lbに応じた検出信号(例えば受光した反射レーザ光の強度に応じた電圧信号)を出力する。このとき、レーザダイオード10によってレーザ光Loを出力してからフォトダイオード20によってその反射レーザ光La,Lbを検出するまでの時間を測定することにより被検出物体までの距離を求めることができる。また、そのときの、ポリゴンミラー42の回転位置によって被検出物体の方位を求めることができる。
次に、本実施形態の特徴部分に係る構成および作用効果について説明する。本実施形態による光レーダ装置1は、例えば、車両のフロントガラスに取り付けられ、車両の進行方向前方に存在する他車両などの被検出物体を検出する用途に用いられる。この場合、光レーダ装置1の検出エリアは、自車両前方の路面上を走行する他車両や停止車両、及び路面などを検出できるように定める必要がある。
しかしながら、光レーダ装置1が車両に搭載される場合、初期の搭載時に取り付け角度の誤差が生じたり、初期の取り付け角度は正しくとも、取り付け部材の経年劣化により、取り付け角度が変化したりする場合がある。このような場合、光レーダ装置1による検出エリアは、所望の検出エリアからずれてしまうため、検出すべき被検出物体の検出精度が低下する虞が生ずる。
なお、検出エリアは、図7に示すように、隣接車線を走行する他車両等も検出できるようにするため水平方向においては比較的広い幅を持つが、垂直方向においては、余分な物体を誤検出しないように狭い範囲に制限されている。従って、垂直方向における検出エリアのずれは、被検出物体の検出精度へ与える影響が大きい。
そのため、本実施形態による光レーダ装置1においては、ポリゴンミラー42を設置している設置プレート46の傾き度合(傾き角度)を変化させる角度調整機構52及び角度調整機構52への駆動力の伝達、非伝達を切り替えるクラッチ機構50を設け、図7の垂直方向における検出エリアの位置を調整可能とした。以下、クラッチ機構50及び角度調整機構52の構成について、詳細に説明する。なお、本実施形態では、角度調整機構52により設置プレート46の傾き角度を変化可能とするために、設置プレート46は、保護レンズ74側の1辺が軸部材48によって回動可能に軸支されている。軸部材48は、レーザ光の走査範囲における水平方向と平行に伸びており、筐体70の内面から突出する支持部に取り付けられている。なお、設置プレート46も角度調整機構52に含まれる。
図1に示すように、角度調整機構52は、設置プレート46におけるポリゴンミラー42及びモータ44の搭載面の裏面に設けられている。角度調整機構52は、主に、設置プレート46、第1の歯車54、第2の歯車56、及びカム部材60からなる。
モータ44の回転軸は、ポリゴンミラー42側に設けられるだけでなく、設置プレート46を貫通して、設置プレート46の裏面側にも引き出されている。この裏面側に延びたモータ44の回転軸に、クラッチ機構50が装着されている。さらに、クラッチ機構50の外周には、第1の歯車54が取り付けられている。クラッチ機構50は、切替手段の一例に相当するものであり、例えば、ワンウェイクラッチによって構成される。
クラッチ機構50としてワンウェイクラッチを採用した場合には、モータ44の回転駆動力をカム部材60に伝達する場合と、その回転駆動力の伝達を遮断する場合とで、モータ44が回転駆動方向を反転するように、モータ44が駆動制御される。これにより、クラッチ機構50は、モータ44からカム部材60へ回転駆動力を伝達する伝達状態と、その回転駆動力の伝達を遮断する非伝達状態とを切り替えることができる。
ただし、クラッチ機構50は、一般的な電磁クラッチによって構成することも可能である。この場合、カム部材60を回転させるべき間だけ駆動信号を電磁クラッチに供給し、カム部材60を回転させる必要がないときには電磁クラッチへの駆動信号の供給を停止する。このような構成によっても、クラッチ機構50を、モータ44からカム部材60へ回転駆動力を伝達する伝達状態と、その回転駆動力の伝達を遮断する非伝達状態とに切り替えることができる。
クラッチ機構50の外周に取り付けられた第1の歯車54は、クラッチ機構50が伝達状態に切り替えられたときに回転する。第2の歯車56は、第1の歯車54と噛み合うように配設されている。この第2の歯車56を回転可能に支持する支持部58は、設置プレート46の裏面に設けられている。従って、設置プレート46の傾き角度が変化しても、第1の歯車54と第2の歯車56とは噛み合い状態を維持することができる。
第2の歯車56は、モータ44が回転したときに、そのモータ44の回転数に対するカム部材60の回転数の減速比を調整するために設けられている。モータ44の回転数に対してカム部材60の回転数を減速することにより、設置プレート46の傾き角度の調整をより高精度に行うことが可能になる。ただし、モータ44の回転角度位置の制御精度や、必要な減速比の範囲などにより、第2の歯車56は省略可能な場合がある。
カム部材60は、円板形状を有し、その外周部に、第2の歯車56と噛み合う歯が切られている。そして、カム部材60を回転可能に支持する支持部62も、設置プレート46の裏面に設けられている。従って、クラッチ機構50が伝達状態に切り替えられたとき、カム部材60は、第1及び第2の歯車54,56を介してモータ44の回転駆動力により回転され、設置プレート46の傾き角度が変化しても、第2の歯車との噛み合い状態を維持する。
図2は、カム部材60の一例を拡大して示す断面図である。図2に示すように、カム部材60の、筐体70の内面と対向する面の外周側縁部には、カム部材60の回転に伴って高さ(カム部材の厚さ)が滑らかに変化するカム64が形成されている。図2には、カム部材60が1回転すると、カム部材60の高さが、低い状態から高い状態となり、再び低い状態となる例が示されている。従って、この図2に示すカム部材60を用いた場合には、カム部材60の回転に対する設置プレート46の傾き角度(水平方向を0°とする)は、図3に示すように変化することになる。
ただし、カム部材60のカム64の形状は、図2に示す例に限られず、例えば、図4のカム部材60の回転と設置プレート46の傾き角度との関係として示すように、カム部材60の回転に対して、設置プレート46の傾き角度が直線的に増減するものであっても良い。さらに、図5の関係に示すように、カム部材60の回転に伴い、設置プレート46の傾き角度が変化する際に、傾き角度の増加率と減少率とが異なっているものであっても良い。図5に示す例をより具体的に説明すると、カム部材60の回転に伴って、設置プレート46の傾き角度は序々に増加するが、ある傾き角度まで増加すると、その傾き角度は瞬間的に傾き角度0°まで減少する。また、図6の関係に示すように、カム部材60の回転に伴い、設置プレート46の傾き角度が段階的に増減するものであっても良い。
また、図1に示すように、筐体70の内面には、カム部材60のカム64と当接する位置に突起部72が設けられている。従って、クラッチ機構50を非伝達状態から伝達状態に切り替えたときに、モータ44の回転駆動力によりカム部材60が回転すると、カム64の突起部72との当接位置が変化する。この際、設置プレート46の一辺は軸部材48により回動可能に軸支されているため、図3に示すように、設置プレート46は傾き角度を変化させながら揺動する。すると、軸部材48は、レーザ光の走査範囲の水平方向と平行に延びているため、設置プレート46が、軸部材48を中心として、水平方向からの傾き角度を変化させると、レーザ光の照射方向が、ポリゴンミラーの中心軸方向(図7の垂直方向)において変化する。
ここで、設置プレート46の傾き角度は、カム部材60の回転角度位置に対応する。このため、本実施形態では、カム部材60の回転角度位置を検出するために、例えばロータリエンコーダなどのセンサ(図示せず)を設けている。そして、このセンサの検出信号に基づいて検出される設置プレート46の傾き角度が、目標とする傾き角度に一致したとき、クラッチ機構50を伝達状態から非伝達状態に切り替える。これにより、図1に点線で示すようにレーザ光Loの照射角度を、ポリゴンミラー42の中心軸方向(図7の垂直方向)において、所望の角度に調整することができる。その結果、図8に示すように、光レーダ装置1の検出エリアの垂直方向の高さを所望の高さに変更することができる。
従って、上述したように、光レーダ装置1の初期の搭載時に取り付け角度の誤差が生じたり、取り付け部材の経年劣化により、取り付け角度が変化したりしても、本実施形態の光レーダ装置1によれば、垂直方向における検出エリアのずれを正すように、レーザ光の照射方向を調節することができる。
なお、光レーダ装置1の検出エリアが目標とする検出エリアからずれているか否かは、次のようにして検出することができる。例えば、目標とする検出エリアに対応する領域にレーザ光の反射率が高いターゲットを設置し、光レーザ装置1から検出エリア全体に渡ってレーザ光を出力させる(レーザ光による走査を行う)。その際、照射したレーザ光による反射レーザ光の受光強度が十分に高ければ、光レーダ装置1の検出エリアは目標検出エリアに一致していると判断することができ、一部の反射レーザ光の受光強度が低ければ、光レーダ装置1の検出エリアは目標検出エリアからずれていると判断することができる。
さらに、本実施形態による光レーダ装置1では、角度調整機構52が、ポリゴンミラー42を回転駆動するモータ44の回転駆動力を用いて、設置プレート46の傾き角度を変化させるように構成されている。従って、設置プレート46の傾き角度を変化させるための、専用のモータなどの駆動源を要しないので、構成をシンプルにすることができる。
以上、本願発明による光レーダ装置の好ましい実施形態について説明したが、本発明による光レーダ装置は、上述した実施形態に何ら制限されるものではなく、本願発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変形が可能である。
例えば、上述した実施形態においては、光レーダ装置1の初期の取り付け角度のずれや、経年劣化による取り付け角度の変化による検出エリアのずれを補正する例について説明した。
しかしながら、車両においては、光レーダ装置1の検出エリアのずれは、それ以外の原因でも発生しうる。例えば、車両のトランクに重い荷物を積み込んだり、後部座席に複数の乗員が乗車したりすると、車両は前後方向において傾いた状態となる場合がある。この場合も、光レーダ装置1の検出エリアは、垂直方向にずれる。
そのため、車両の前後方向における傾きを検出するセンサ(例えば各サスペンションの長さの変化を検出するハイトセンサ)を設け、そのセンサによって車両の前後方向の傾きを検出する。そして、車両の前後方向における傾きに起因する、光レーダ装置1の検出エリアの垂直方向のずれを正すように、角度調整機構52及びクラッチ機構50を用いて、設置プレート46の傾き角度、すなわちポリゴンミラー42の中心軸の傾き角度を制御する制御装置を設けても良い。これにより、本発明による光レーダ装置1を用いて、荷物の積載などによる車両の前後方向の傾きに起因する検出エリアのずれを補正することができる。
なお、上述した制御装置による制御は、車両が停車しているときに行うことが好ましい。車両が停車しているときには、車両の走行による外力が加わらず、車両の前後方向の傾きを精度良く検出することができるためである。
また、上述した実施形態では、図7に示すように、面倒れ角の異なる複数の反射面を有するポリゴンミラー42を用いて、レーザ光が、垂直方向において異なる高さの複数のラインに沿って水平方向に走査するように構成された。
しかしながら、本実施形態における光レーダ装置1の角度調整機構52は、図3等に示すように、カム部材60の回転によって、周期的に設置プレート46の傾き角度を変化させて、揺動させることができる。この角度調整機構52による作用を利用し、光レーダ装置1から照射されるレーザ光の照射角度を、ポリゴンミラー42の中心軸における方向において変化させ、すなわち垂直方向において、レーザ光を水平方向に走査させる高さを変化させることも可能である。
この場合、例えば、ポリゴンミラー42がn回転する間に、カム部材60が1回転するように、角度調整機構52の減速比を設定する。これにより、レーザ光は、垂直方向において異なる高さの複数のラインに沿って、レーザ光を走査させることができ、ポリゴンミラー42を用いた時の垂直方向の走査ラインの本数を更に増やし、検出エリアの垂直方向の分解能を向上することができる。
1 光レーダ装置
10 レーザダイオード
20 フォトダイオード
30 ミラー
40 走査部
42 ポリゴンミラー
44 モータ
50 クラッチ機構
52 角度調整機構
54 第1の歯車
56 第2の歯車
60 カム部材
70筐体

Claims (5)

  1. レーザ光を発生するレーザ光発生手段と、
    前記レーザ光発生手段によって発生されたレーザ光が、被検出物体によって反射されたとき、その反射されたレーザ光を受光して検出信号を出力する反射レーザ光検出手段と、
    前記レーザ光発生手段によって発生されたレーザ光を、所定の検出エリアに照射するように偏向するとともに、前記被検出物体によって反射されたレーザ光を前記反射レーザ光検出手段に向かうように偏向する偏向手段と、
    前記偏向手段を所定の中心軸を中心として回転駆動することにより、中心軸と直交する方向において前記偏向手段の偏向面の角度を変化させて、前記レーザ光により前記所定の検出エリアを走査させる駆動手段と、を備えた光レーダ装置であって、
    前記駆動手段による回転駆動力を用いて、前記偏向手段を設置している設置プレートの傾き度合を変化させることにより、前記偏向手段の中心軸の傾き角度を調整する角度調整手段と、
    前記駆動手段から前記角度調整手段へ駆動力が伝達される伝達状態と、駆動力の伝達が遮断される非伝達状態とを切り替える切替手段と、を備えることを特徴とする光レーダ装置。
  2. 前記設置プレートは、その1辺が回動可能に軸支され、
    前記角度調整手段は、前記設置プレートに当接して、回転時に、前記設置プレートの傾き度合を変化させるカム部材と、前記カム部材を回転させる歯車部材と、を有し、
    前記切替手段は、前記駆動手段の回転軸と前記歯車部材との間に設けられたクラッチ機構からなることを特徴とする請求項1に記載の光レーダ装置。
  3. 前記クラッチ機構はワンウェイクラッチからなり、前記駆動手段の回転駆動力を前記カム部材に伝達する場合と、その回転駆動力の伝達を遮断する場合とで、前記駆動手段が回転駆動方向を反転させることを特徴とする請求項2に記載の光レーダ装置。
  4. 車両に搭載され、当該車両の進行方向に存在する物体を検出するものであることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の光レーダ装置。
  5. 前記車両が停車している際の、前記車両の前後方向における傾きを検出する検出手段と、
    前記検出手段による検出結果に応じて、前記車両の前後方向における傾きに起因する前記検出エリアのずれを正すように、前記角度調整手段及び切替手段を用いて、前記偏向手段の中心軸の傾き角度を制御する制御手段と、を備えることを特徴とする請求項4に記載の光レーダ装置。
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