JP2011200373A - 電気掃除機 - Google Patents

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【課題】電源供給していないときでも蓄電装置からの電源で安定して帯電微粒子水を生成して放出することで、塵埃中に含まれるアレルゲン物質の不活性化するとともに臭いの除去ができ、更に、除菌、抗ウイルス効果がある電気掃除機を提供する。
【解決手段】電動送風機2と、静電霧化装置33と、送風ファン35と、帯電微粒子水放出口37と、蓄電装置44を備え、掃除機に電源供給されているときに蓄電装置44に充電し、供給電源がない状態でも蓄電装置44からの電源で帯電微粒子水を放出する構成とした。
【選択図】図1

Description

本発明は空気清浄効果の高い電気掃除機に関するものである。
従来のこの種の微粒子発生手段を備えた電気掃除機に関しては、排気経路に静電霧化装置を配置させる構成のものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−254786号公報
しかしながら、上記のような電気掃除機の構成では、電動送風機の排気と共に部屋中に帯電微粒子水を放出させる高電圧の放電電極で構成した高電圧印加部と、空気中の水分を結露水として生成する霧化装置と、前記電動送風機の排気で、帯電微粒子水を部屋中に放出し、帯電微粒子水に含まれる活性種により、塵埃中に含まれるアレルゲン物質を不活性化すると共に臭いの除去ができ、更に、除菌、抗ウイルス効果があり、清潔に保つことができる構成であるが、電動送風機の排気で帯電微粒子水を放出しており、掃除を行っているときしか放出されなく、掃除時間が短い場合には十分に帯電微粒子水が放出されないために上記記載の効果が不十分な電気掃除機となっていた。
また、電動送風機の排気で放出すると、集塵室に塵埃が堆積すると排気風量が少なくなり、電動送風機の熱によって、微粒子水が消滅してしまい、十分に帯電微粒子水が放出されないために効果が不十分な電気掃除機となっていた。
本発明は上記従来の課題を解決するものであって、例えば、蓄電装置と帯電微粒子水を放出する送風ファンを備えて、掃除機を動作および帯電微粒子水を放出させるための電源供給を行っている間に、蓄電装置に充電が行われ、掃除が終了し電源供給がなくなった場合でも、蓄電装置に蓄えられた電源で、帯電微粒子水を送風ファンで放出することができるため、掃除時間に関係なく、安定して帯電微粒子水に含まれる活性種により、塵埃中に含まれるアレルゲン物質を不活性化すると共に臭いの除去ができ、更に、除菌、抗ウイルス効果があり、清潔に保つことができる。
また、電源供給がなくなってから予め設定された時間経過後に、蓄電装置からの電源で帯電微粒子水を放出するため、電動送風機の熱による微粒子水が消滅することもなくなるため、安定して上記の効果が得られる。さらに掃除終了後に狭い空間に収納された場合には、障害物等により拡散できず、限られた空間のオゾン濃度が濃くなり、樹脂の劣化を加速させたり、濃度の濃いオゾンを直接吸い込むと呼吸器系統、眼、粘膜等への刺激を与えたりするため、帯電微粒子水放出口の状態によって帯電微粒子水の放出を抑制または行わなくすることで、限られた空間のオゾン濃度上昇の抑制と人が濃度の濃いオゾンを吸い込むことを抑制し、使用者に不快感を与えない電気掃除機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の電気掃除機は、吸引風を発生する電動送風機と、水を静電霧化することで帯電微粒子水を生成するための静電霧化装置と、前記帯電微粒子水を空間に放出する送風ファンと、前記帯電微粒子水が放出される帯電微粒子水放
出口と、前記静電霧化装置と送風ファンを制御する帯電微粒子水制御手段と、掃除機に電源供給されていないときに前記帯電微粒子水を放出するための蓄電装置と、掃除機に電源供給されているときに前記蓄電装置に充電を行う充電装置と、電源供給の状態を検出する供給電源状態検出手段を備え、供給電源がない状態でも蓄電装置からの電源で帯電微粒子水を放出するものである。
これによって、電気掃除機に電源を供給して掃除をしている時間が短い場合でも、電源供給中に蓄電装置に充電することで、電源供給していないときでも蓄電装置からの電源で安定して帯電微粒子水を生成して放出することができ、帯電微粒子水に含まれる活性種により塵埃中に含まれるアレルゲン物質の不活性化するとともに臭いの除去ができ、更に、除菌、抗ウイルス効果があり、清潔に保つことができる電気掃除機を提供できる。
本発明の電気掃除機は、掃除時間が短い場合でも、電源供給中に蓄電装置に充電することで、電源供給していないときでも蓄電装置からの電源で安定して帯電微粒子水を生成して放出することができ、帯電微粒子水に含まれる活性種により塵埃中に含まれるアレルゲン物質の不活性化するとともに臭いの除去ができ、更に、除菌、抗ウイルス効果があり、清潔に保つことができることを目的としている。
本発明の実施の形態1における電気掃除機の制御ブロック図 同電気掃除機の斜視外観図 同電気掃除機の断面図 帯電微粒子水発生装置の斜視外観図
第1の発明は、吸引風を発生する電動送風機と、水を静電霧化することで帯電微粒子水を生成するための静電霧化装置と、前記帯電微粒子水を空間に放出する送風ファンと、前記帯電微粒子水が放出される帯電微粒子水放出口と、前記静電霧化装置と送風ファンを制御する帯電微粒子水制御手段と、掃除機に電源供給されていないときに前記帯電微粒子水を放出するための蓄電装置と、掃除機に電源供給されているときに前記蓄電装置に充電を行う充電装置と、電源供給の状態を検出する供給電源状態検出手段を備え、供給電源がない状態でも蓄電装置からの電源で帯電微粒子水を放出することにより、電気掃除機に電源を供給して掃除をしている時間が短い場合でも、電源供給中に蓄電装置に充電することで、電源供給していないときでも蓄電装置からの電源で安定して帯電微粒子水を生成して放出することができ、帯電微粒子水に含まれる活性種により塵埃中に含まれるアレルゲン物質の不活性化するとともに臭いの除去ができ、更に、除菌、抗ウイルス効果があり、清潔に保つことができる。
第2の発明は、帯電微粒子水制御手段は、供給電源状態検出手段によって電源供給がなくなったことを検出し、予め設定している時間経過後に蓄電装置からの電源で帯電微粒子水を放出することにより、電動送風機の熱がなくなった後に帯電微粒子水を放出することができ、電動送風機の熱によって、微粒子水が消滅してしまうことがなく、安定して帯電微粒子水の放出による活性種により塵埃中に含まれるアレルゲン物質の不活性化するとともに臭いの除去ができ、更に、除菌、抗ウイルス効果があり、清潔に保つことができる。
第3の発明は、静電霧化装置または帯電微粒子水制御手段の温度を検出する温度検出手段を備え、電源供給がなくなったことを検出し、予め設定している温度以下になったら蓄電装置からの電源で帯電微粒子水を放出することにより、電動送風機の熱がなくなった後に帯電微粒子水を放出することができ、電動送風機の熱によって、微粒子水が消滅してし
まうことがなく、安定して帯電微粒子水の放出による活性種により塵埃中に含まれるアレルゲン物質の不活性化するとともに臭いの除去ができ、更に、除菌、抗ウイルス効果があり、清潔に保つことができる。
第4の発明は、帯電微粒子水放出口から壁や床等の障害物を検出する距離検出手段を備え、障害物が近傍にある場合には、蓄電装置での放出時間を短くするまたは行わないことにより、限られた狭い空間でのオゾン濃度上昇の抑制ができ、樹脂の劣化を抑制や、人が濃度の濃いオゾンを吸い込むことを抑制し、使用者に不快感を与えなくすることができる。
第5の発明は、蓄電装置にて帯電微粒子水が放出されていることを報知する報知手段を備えることにより、使用者が意図的に空気清浄効果の必要な場所に置くことによって、必要な場所のアレルゲン物質の不活性化や臭いの除去ができ、更に、除菌、抗ウイルス効果を得ることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
以下、本発明の第1の実施の形態を、図1〜4を参照しながら説明する。図1は、本実施の形態1における電気掃除機の制御ブロック図であり、図2は同電気掃除機の斜視外観図、図3は同電気掃除機の断面図、図4は帯電微粒子水発生装置のブロック図である。
図2の1は電気掃除機本体で、後部に吸引風を発生する電動送風機2を内蔵し、その前部に、着脱自在で塵埃を捕集するエレクトレット加工された集塵袋3を配置している。集塵袋3の材質はポリプロピレン等の熱可塑性繊維で構成されており、空気等の摩擦で帯電することになる。後方下部の両側に1対の走行用の車輪4が回転自在に取着され、底面前部には、同じく走行用のキャスター5が取着されている。
電気掃除機本体1には、着脱自在に接続されるホース8がある。このホース8の手元には操作手段6があり、各種の動作モード(例えば強・中・弱・切等の吸込み力)を選択できるようになっている。ホース8の電気掃除機本体1との接続部には、塵埃検出手段7が設置されている。塵埃検出手段7は、発光素子7aと受光素子7bを互いに対向させて配置して構成され、発光素子7aと受光素子7bの間を塵埃が通過すると、一時的に受光素子7bによる受光が遮られて、パルス波形が発生する。そして、ホース8は、その片方を伸縮自在或いは継ぎ自在の延長管9と接続する。延長管9は、掃除面に接して被掃除面の塵埃等を吸引するための吸込み具10と接続される。吸引具10は、被掃除面の塵埃を掻き上げる回転ブラシ11と、回転ブラシ11をベルト12を介して回転駆動する電動機13を内蔵している。
図3において、電動送風機2の収納空間20とは樹脂等で分離された上方空間部21に、ナノメータサイズの微粒子水で包まれたマイナスイオンを発生させる為の帯電微粒子水制御手段22と、電極冷却手段のペルチェ素子23、放熱フィン24、電極などからなる静電霧化装置33と、帯電微粒子水を部屋中に放出し、拡散させるための気流を起こす送風ファン35が収納され、各々が保持固定されている。
静電霧化装置33は、図4に示すように針状電極25とアース電極26が保持固定されており、針状電極24は電気的には絶縁されているが、温度伝達的にペルチェ素子23と接続されていて、ペルチェ素子23の電圧印加によって、針状電極24が冷却され。さらに、ペルチェ素子23は放熱フィン24とも温度伝達的に接続されており、針状電極25の冷却と相殺される発熱を放熱フィン24に放熱するようになっている。
帯電微粒子水制御装置22は、針状電極25とアース電極26間に高圧を印加させる高圧発装置27と針状電極25を冷却させるペルチェ素子23に電圧を印加する直流電源手段28があり、針状電極25に周辺の水分が結露する温度に制御させている。この構成により、静電霧化装置33の高電圧(例えば略6000V)を印加された針状電極25は、内蔵するペルチェ素子23のペルチェ効果によって冷却されて、空気中の水分を結露させ、コロナ放電によって微粒子水で包まれた帯電微粒子水が発生するものである。
送風ファン35は、帯電微粒子水を部屋中に放出し、拡散させるための気流を起こす放出手段で、室内の空気を取り入れ口36より取り込み、静電霧化装置33に送風し、帯電微粒子水放出口37より帯電微粒子水を部屋に放出する。29は電動送風機2の排気を排出させる主排気口であり、放出されたナ帯電微粒子水を室内に拡散させる気流を発生させる。
ここで電動送風機2の収納空間20と静電霧化装置33の上方空間部21とを連結させる連結経路50(連結穴でもよい)があり、電動送風機2の排気の一部が静電霧化装置33を経由して、ナノイーイオン放出口37より放出される。この連結経路50から排出される風量は送風ファン35から排出される風量より極めて少なく、熱を帯びた電動送風機2からの風量は送風ファン35からの風量で打ち消してしまう程度である。51は送風ファン35での室内の空気の取り込みによって塵埃が静電霧化装置33の上方空間部21に入らないようにするためのフィルターで送風ファン35の吸気側で使用者が塵埃を取り除けるように取り外しできるようになっている。
図1は、この電気掃除機の制御ブロック図で、31は電動送風機2を駆動するための双方向性サイリスタなどで構成された電動送風機駆動手段であり、電動送風機2を位相制御し吸込み力を可変させる。32は回転ブラシ11をベルト12を介して回転駆動する電動機13を位相制御するための電動機駆動手段である。30はマイクロコンピュータなどで構成される制御手段である。制御手段30は、使用者が操作する操作手段6のスイッチ操作情報を取り込み、その情報をもとに、電動機駆動手段32および電動送風機駆動手段31へ位相制御するための点弧パルスを出力する制御を行う。
40は帯電微粒子水制御装置22を動作させる帯電微粒子水駆動手段で、制御手段30が駆動することで帯電微粒子水制御装置22に電力が供給される。帯電微粒子水制御装置22に電力が供給されると、高圧発生手段27によって電極に高電圧を印加し、さらに冷却手段であるペルチェ素子23に電圧を印加する。35は送風ファンで制御手段30によって制御されている。41は、電気掃除機に電力を供給する商用電源である。42は帯電微粒子水放出口の状態を検出する帯電微粒子水放出口状態検出手段で、帯電微粒子水放出口から障害物等の距離を検出する距離検出手段43があり、検出信号を制御手段30に入力することで、制御手段30は帯電微粒子水駆動手段40の制御を行い、帯電微粒子水放出の抑制または停止制御を行う。
44は、商用電源41が電気掃除機に電源供給されているときに蓄電される蓄電装置で、充電装置45を介して充電される。46は商用電源41が電気掃除機に供給されているか否かを検出する供給電源状態検出手段であり、制御手段30に入力され、制御手段30は電源供給しているときには商用電源41からの電源で掃除動作および帯電微粒子水を放出するとともに蓄電装置44に充電を行い、供給していないときには蓄電装置44からの電源で帯電微粒子水を放出させている。
47は、静電霧化装置33または帯電微粒子水制御装置22の温度を検出する温度検出手段で制御手段30に入力されており、蓄電装置44からの電源で動作させるときにこの
温度で帯電微粒子水の放出を制御する。48は蓄電装置44からの電源で帯電微粒子水が放出されていることを報知する報知手段で、制御手段30によって制御されている。
以上のように構成された電気掃除機について、以下その動作、作用を説明する。使用者が、操作手段6を操作し、例えば、「中」を選択すると、制御手段30は、操作手段6からの情報を基に、駆動手段31及び電動機駆動手段32に予め定められた信号を送り、電動送風機2及び電動機13を駆動させる。そして、制御手段30は、送風ファン35を動作させ、送風ファン35は取り外し可能なフィルター51によって塵埃が取り除かれた室内の空気を取り入れ口36より取り込み、静電霧化装置33を経由して帯電微粒子水放出口37より放出される。
また、電動送風機2で発生した風量の一部もフィルターにて塵埃が取り除かれた排気が、連結経路50から静電霧化装置33の上方空間部21に入り、静電霧化装置33を経由して帯電微粒子水放出口37より放出される。次に制御手段30は、帯電微粒子水駆動手段40に信号を送り、帯電微粒子水制御装置22に電力が印加される。電力が印加された帯電微粒子水制御装置22は高圧発生手段27にて高電圧を出力し、静電霧化装置33の針状電極25とアース電極26間に印加される。
また、直流電源手段28にて、ペルチェ素子23に電圧を出力して、針状電極25を冷却させる。針状電極25が冷却されると周辺の水分が結露して、針状電極25に水が生成され、水に高電圧が印加されると帯電微粒子水が発生する。発生した帯電微粒子水は送風ファン35や、電動送風機2の排気の一部の風量によって帯電微粒子水放出口37より排出される。
帯電微粒子水放出口37から放出された帯電微粒子水は、送風ファン35の送風と電動送風機2の排気によって室内に拡散され、室内に浮遊する微細な塵埃に付着帯電して、床面に落下させることができる。 落下した帯電微粒子水の付着帯電した塵埃は、吸込み具10から吸引され、延長管9、ホース8を通過した後、エレクトレット加工された集塵袋3に捕集される。
また、ナノメータサイズの帯電微粒子水は、反応性が高く、臭い成分に作用して無臭成分に分解する能力を持つことが知られており、室内のカーテンや浮遊塵埃等の脱臭の効果が得られると共に、室内に浮遊または付着しているアレルゲン、ウイルス等の不活化やカビ、細菌等の殺菌に対しても高い効果も得られる。
掃除が終了して使用者が、操作手段6の停止を選択すると、制御手段30は、帯電微粒子水駆動手段40に停止信号を送り、帯電微粒子水の発生を停止した後、送風ファン35と駆動手段31及び電動機駆動手段32に停止信号を送り、送風ファン35及び電動送風機2、電動機13を停止させる。
さらに、商用電源41が供給されているときには、供給電源状態検出手段46によって商用電源41が供給されていることを検出し、充電装置45を介して、蓄電装置44に充電が行われ、蓄電装置44に電荷が蓄積されたことを検出して、充電が終了する。掃除動作が終了すると、使用者はコンセントを抜き、商用電源41の供給がなくなるが、供給電源状態検出手段46によって商用電源41からの供給がなくなったことを検出すると、蓄電装置44からの電源供給に切り替えることによって、制御手段30は制御を継続する。
供給電源がなくなってから予め設定している時間が経過した後や、静電霧化装置33または帯電微粒子水制御装置22の温度を検出する温度検出手段47によって予め設定している温度以下になったことを検出したときに制御手段30は蓄電装置44からの電源で帯
電微粒子水の放出を行い、報知手段47によって使用者に報知を行う。
次に蓄電装置44からの電源での帯電微粒子水発生時において、帯電微粒子水放出口37の状態が変わったときの動作について説明する。掃除が終了して、押入れ等の狭い空間に収納された場合には、帯電微粒子水放出口37近傍に固定されている距離検出手段43によって、一定の距離以下に近接されていることを検出して、制御手段30は帯電微粒子水の発生時間を短くするようにすることで、狭い空間でのオゾン濃度が濃くなることを抑制する。
以上のように、本実施の形態によれば、商用電源41からの供給電源がない状態でも蓄電装置44からの電源で電動送風機2の温度が冷却されてから、帯電微粒子水を放出することにより、電動送風機2の温度によって、微粒子水が消滅してしまうことがなく、安定して帯電微粒子水を生成して放出することができ、帯電微粒子水に含まれる活性種により塵埃中に含まれるアレルゲン物質の不活性化するとともに臭いの除去ができ、更に、除菌、抗ウイルス効果があり、清潔に保つことができる。
また、障害物が近傍にある場合には、蓄電装置44での帯電微粒子水の放出時間を短くするまたは行わないことにより、限られた狭い空間でのオゾン濃度上昇の抑制ができ、樹脂の劣化を抑制や、人が濃度の濃いオゾンを吸い込むことを抑制し、使用者に不快感を与えなくすることができる。
以上のように、本発明にかかる電気掃除機は、簡便な手段により空気清浄効果の優れた各種家庭用、業務用電気掃除機等に広く適用できる。
1 電気掃除機本体
2 電動送風機
22 帯電微粒子水制御装置
23 ペルチェ素子(電極冷却手段)
24 放熱フィン
25 針状電極
26 アース電極
33 静電霧化装置
35 送風ファン
42 帯電微粒子水放出口状態検出手段
43 距離検出手段
44 蓄電装置
45 充電装置
46 供給電源状態検出手段
47 温度検出手段
48 報知手段

Claims (5)

  1. 吸引風を発生する電動送風機と、水を静電霧化することで帯電微粒子水を生成するための静電霧化装置と、前記帯電微粒子水を空間に放出する送風ファンと、前記静電霧化装置と送風ファンを制御する帯電微粒子水制御手段と、電気掃除機への主電源が供給されていないときに前記帯電微粒子水を放出するための蓄電装置と、前記主電源が供給されているときに前記蓄電装置に充電を行う充電装置を備えた電気掃除機。
  2. 電源供給の状態を検出する供給電源状態検出手段を備え、電源供給がなくなったことを検出してから所定時間経過後に蓄電装置からの電源で帯電微粒子水を放出することを特徴とする請求項1記載の電気掃除機。
  3. 静電霧化装置または帯電微粒子水制御手段の温度を検出する温度検出手段を備え、主電源の供給がなくなったことを検出し、かつ検出温度が所定の温度以下になった場合に蓄電装置からの電源で帯電微粒子水を放出することを特徴とする請求項1記載の電気掃除機。
  4. 帯電微粒子水放出口から壁や床等の障害物を検出する距離検出手段を備え、障害物が近傍にあることを検出した場合には、蓄電装置での放出時間を短くし、または行わないことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の電気掃除機。
  5. 蓄電装置にて帯電微粒子水が放出されていることを報知する報知手段を備えたことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の電気掃除機。
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