JP2011199916A - 振動発電機 - Google Patents

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Abstract

【課題】可動子の端部から発生する漏洩磁場を低減し、振動発電機が発生する誘導起電力を向上することができる提供する。
【解決手段】筒状をなす筐体内に設けられ、非磁性体によって形成される筒状部材と、前記筒状部材に沿って配置されたコイルと、前記筒状部材内にその長手方向に往復移動可能に設けられ、第1永久磁石と前記第1永久磁石と互いに同極が対向するように配置された第2永久磁石とを有する可動子とを備える振動発電機であって、前記筒状部材の長手方向において、前記第2永久磁石は前記第1永久磁石の長さよりも短く形成されると共に、前記筒状部材の長手方向に垂直な短手方向において、前記第1永久磁石に対向する側と反対側の第2永久磁石の端部の長さが、前記第2永久磁石と対向する側の第1永久磁石の端部の長さよりも短く形成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、第1永久磁石と同極対向に配置された第2永久磁石とを備えた可動子及び振動発電機に関する。
従来、運動エネルギーを電気エネルギーに変換する発電装置として、構造が比較的簡単な電磁誘導方式の振動発電機が知られている。例えば、図12に示されるように、従来の振動発電機80は、外周にコイル82が配置された非磁性体から成る中空の円筒部材83と、円筒部材83の中空内部を、永久磁石から成る可動子84が往復運動することにより、誘導起電力が発生することを利用するものである(特許文献1参照)。
このような電磁誘導方式の振動発電機80は、可動子84を構成する永久磁石の磁束密度が誘導起電力に比例するため、発電効率の向上を目的として永久磁石に磁力の強いネオジム磁石が好適に用いられている。
実用新案登録第3026391号公報
しかしながら、ネオジム磁石のような強力な永久磁石から発生する強い磁場は、永久磁石の移動方向において、振動発電機の外部に大量に漏洩する(図4(B)参照)。そのため、例えば、磁気記録媒体などの周辺物に悪影響を与えたり、振動発電機を外部機器に組み込んで使用する場合に、接点金具が鉄などの磁性体で構成されていると、永久磁石が接点金具に磁着してしまうおそれがある。
本発明は、可動子の長手方向の端部から発生する漏洩磁場を低減した可動子及び誘導起電力の高い振動発電機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、第1発明の振動発電機は、筒状をなす筐体内に設けられ、非磁性体によって形成される筒状部材と、前記筒状部材に沿って配置されたコイルと、前記筒状部材内にその長手方向に往復移動可能に設けられ、第1永久磁石と前記第1永久磁石と互いに同極が対向するように配置された第2永久磁石とを有する可動子とを備える振動発電機であって、前記筒状部材の長手方向において、前記第2永久磁石は前記第1永久磁石の長さよりも短く形成されると共に、前記筒状部材の長手方向に垂直な短手方向において、前記第1永久磁石に対向する側と反対側の第2永久磁石の端部の長さが、前記第2永久磁石と対向する側の第1永久磁石の端部の長さよりも短く形成されることを特徴とする。
第2発明の振動発電機は、上記第1発明の構成に加えて、前記第1永久磁石と前記第2永久磁石は円柱形状であって、前記第1永久磁石に対向する側と反対側の第2永久磁石の端部の直径が、前記第2永久磁石と対向する側の第1永久磁石の端部の直径よりも小さく形成されることを特徴とする。
第3発明の振動発電機は、上記第2発明に加えて、前記筒状部材の長手方向における前記第2永久磁石の長さは、前記第1永久磁石の断面半径の90%以下であって、0より大きい長さであることを特徴とする。
第4発明の振動発電機は、上記第1ないし第3発明のいずれかににおいて、前記可動子は前記第1永久磁石と前記第2永久磁石を固定する固定部材を有し、前記固定部材は、前記第1永久磁石と前記第2永久磁石を同一軸線状に固定することを特徴とする。
第5発明の振動発電機は、上記第1ないし第4発明のいずれかに加えて、前記第2永久磁石の本体部は、前記第1永久磁石に対向する側の端部から反対側の端部に向かってテーパ状に形成されていることを特徴とする。
第6発明の振動発電機は、上記第1ないし第5発明のいずれかに加えて、前記第1永久磁石の両端部に前記第2永久磁石が配置されていることを特徴とする。
第7発明の可動子は、第1永久磁石と前記第1永久磁石と互いに同極が対向するように配置された第2永久磁石とを有する可動子であって、前記可動子の長手方向において、前記第2永久磁石は前記第1永久磁石の長さよりも短く形成されると共に、前記可動子の長手方向に垂直な短手方向において、前記第1永久磁石に対向する側と反対側の第2永久磁石の端部の長さが、前記第2永久磁石と対向する側の第1永久磁石の端部の長さよりも短く形成されることを特徴とする。
請求項1の発明の振動発電機によれば、筒状部材の長手方向において、第2永久磁石は第1永久磁石の長さよりも短く形成されると共に、筒状部材の長手方向に垂直な短手方向において、第1永久磁石に対向する側と反対側の第2永久磁石の端部の長さが、前記第2永久磁石と対向する側の第1永久磁石の端部の長さよりも短く形成されるので、可動子の長手方向の漏洩磁場を低減することができると共に、高い誘導起電力を発生することができる振動発電機を得ることができる。
請求項2の発明の振動発電機によれば、請求項1に記載の発明の効果に加え、第1永久磁石と第2永久磁石が円柱形状で形成されるので、第1永久磁石に対向する側と反対側の第2永久磁石の端部の直径を、第2永久磁石と対向する側の第1永久磁石の端部の直径よりも小さく形成しやすく、筒状部材に対してその断面形状に近い可動子を作製しやすい。
請求項3の発明の振動発電機によれば、請求項2に記載の発明の効果に加え、筒状部材の長手方向における第2永久磁石の長さは、第1永久磁石の断面半径の90%以下であって、0より大きい長さであるので、第1永久磁石と第2永久磁石との同極対向面における磁束密度と第2永久磁石の端部に反対方向の磁束密度が発生しても、より高い誘導起電力を発生することができる振動発電機が得られる。
請求項4の発明の振動発電機によれば、請求項1ないし3のいずれかに記載の発明の効果に加え、前記可動子は前記第1永久磁石と前記第2永久磁石を固定する固定部材を有し、前記固定部材は、前記第1永久磁石と前記第2永久磁石を同一軸線状に固定するいずれかの同極対向磁石により得られた同極対向磁石を備える可動子を有するため、可動子の周辺に発生する磁束密度を比較的均一にすることで、安定した誘導起電力を得ることができる。
請求項5の発明の振動発電機によれば、請求項1ないし4のいずれかに記載の発明の効果に加え、前記第2永久磁石の本体部は、前記第1永久磁石に対向する側の端部から反対側の端部に向かってテーパ状に形成されているため、さらに高い誘導起電力を発生することができる振動発電機が得られる。
請求項6の発明の振動発電機によれば、請求項1ないし5のいずれかに記載の発明の効果に加え、前記第1永久磁石の両端部に前記第2永久磁石が配置されているため、より効果的に漏洩磁場を低減することができる。
請求項7の発明の可動子によれば、第1永久磁石と前記第1永久磁石と互いに同極が対向するように配置された第2永久磁石とを有する可動子であって、前記可動子の長手方向において、前記第2永久磁石は前記第1永久磁石の長さよりも短く形成されると共に、前記可動子の長手方向に垂直な短手方向において、前記第1永久磁石に対向する側と反対側の第2永久磁石の端部の長さが、前記第2永久磁石と対向する側の第1永久磁石の端部の長さよりも短く形成されるので、可動子の長手方向の漏洩磁場を低減することができる。
本発明の第1実施形態の振動発電機の断面図である。 図1の可動子を拡大した一部破断面を含む拡大断面図である。 (A)は図2の3A−3A線、及び(B)は3B−3B線で切断した断面図である。 (A)は第1実施形態の振動発電機の磁場シミュレーション結果、(B)は比較例である従来技術の振動発電機の磁場シミュレーション結果を示す図である。 第2永久磁石の移動方向の長さを変化させたときの磁束密度のシミュレーション結果を示す図である。 第2永久磁石の移動方向と垂直な方向の長さを変化させたときの磁束密度のシミュレーション結果を示す図である。 第2永久磁石を備えたことによる可動子と筒状部材の間の流体シミュレーション結果を示す図である。 本発明の第2実施形態の振動発電機の断面図である。 図8の可動子を拡大した一部破断面を含む拡大断面図である。 第2実施形態の第2永久磁石の移動方向と垂直な方向の長さを変化させたときの磁束密度のシミュレーション結果を示す図である。 本発明の第3実施形態の振動発電機の断面図である。 従来技術の振動発電機を示す断面図である。
(第1実施形態について)
以下に図面を参照しつつ、本発明の好ましい実施形態を示す。まず、本発明の第1実施形態の振動発電機10を図1ないし図3を用いて説明する。図1に示されるように、振動発電機10は、筐体11、筒状部材190、筒状部材190の外面に巻回されている電磁誘導コイル12、第1永久磁石130と2つの第2永久磁石141,142を備えた可動子14とから構成されている。
筐体11は円筒形状に形成され、その両端は開放されている。筐体11の内部には、非磁性体によって形成される筒状部材190、電磁誘導コイル12、可動子14を備えている。
筒状部材190は円筒形状であり、筐体11内部に収納されて固定されている。本実施形態では、筒状部材190の両端部と筐体11の両端部を覆うように配置された移動規制部161、162を介して筐体11に固定される。
筐体11と筒状部材190は非磁性体で形成される。例えば、アクリル、ABS、ポリアセタール、ポリエチレンテレフタラート等の樹脂やアルミナやガラス等のセラミック、アルミニウム、真鍮等の金属などで構成される。本実施形態では、例えば筒状部材の外径が9.0mm、内径が8.2mm、長さが40mm程度である。
移動規制部161,162は、筒状部材190の内部180から可動子14が抜け出ないように設けられる。移動規制部161,162としては、例えば平板状の部材が設けられており、アクリル樹脂等にて形成される。これにより、筒状部材190の内部180は密閉構造とされ、外気と遮断されている。
このように筒状部材190の内部180が密閉構造とすることで、例えば、可動子14を構成する永久磁石としてネオジム磁石を用いた場合、主要構成元素が酸化しやすい鉄であるネオジム磁石の錆びの発生を効果的に防止することができる。錆びが発生すると、永久磁石の磁力が低下する原因となる。
また、筒状部材190の内部180に異物が混入しないので、異物による可動子の運動性能が低下することを防止できる。よって、信頼性が高く性能が安定する振動発電機10を得るためには、筒状部材190の内部180が密閉構造であることが好ましい。
なお、本実施形態では、筒状部材190と筐体11は円筒形状であるが、この形状には限定されず、例えば、楕円筒形状、四角筒等その他の多角筒形状であってもよい。
緩衝部材171、172は略円柱形状に形成されており、筒状部材190内における移動規制部161、162の内側に設けられている。緩衝部材171、172は、可動子14が筒状部材190の内部180を移動するときに、固定部材20の端部が移動規制部161,162に当接して、可動子14、筒状部材190あるいは移動規制部161,162が破損するのを防止するために設けられている。
緩衝部材171,172は、弾性材料により形成されており、その材質の例としては、イソブレンゴム、ニトリルゴム、ブタジエンゴム等が挙げられる。
電磁誘導コイル12は、筒状部材190の外周面に沿って筒状部材190の外周面の長手方向(図1のX方向)と直交する方向に巻きつけて固定されている。電磁誘導コイル12の両端は、図示されない整流部、蓄電部を介して外部配線に接続されている。電磁誘導コイル12の材質は、銅製のエナメル線等である。
なお、本実施形態では、図1では電磁誘導コイル12は筒状部材190の一部の外面に巻回されて設けられているが、電磁誘導コイル12が筒状部材190の全周にわたって設けられていたり、複数個所に設けられていたり、内周に沿うように設けられてもよい。ここで、電磁誘導コイル12は本発明のコイルである。
可動子14は、図1に示すように、固定部材20によって固定された1つの第1永久磁石130と、その両端部に同極が対向するように配置された2つの第2永久磁石141,142とから構成されている。可動子14は、筒状部材190の内部180に対して、断面方向の大きさがほぼ同じ大きさで形成されており、筒状部材内部180の長手方向(図1のX方向)に対して自在に往復移動可能に形成されている。
可動子14は本実施形態では円柱形状であるが、この形状には限定されない。ただし、筒状部材内部180の空間と同じ断面形状を有することが望ましい。
可動子14は本実施形態では、1つの第1永久磁石130と2つの第2永久磁石141,142とから構成され、第1永久磁石130の両端部に第2永久磁石141、142が配置されている。このような構成とすることで、後述のように、第1永久磁石130の両端部からの漏洩磁場を低減することができる。
なお、可動子は第1永久磁石と互いに同極が対向する第2永久磁石を有していれば、第1永久磁石と第2永久磁石の数は特に限定されず、1つの第1永久磁石の端部に1つの第2永久磁石が配置されたり、第1永久磁石と第2永久磁石がそれぞれ2つ以上複数配置されていてもよい。
第1永久磁石130と第2永久磁石141,142は、その磁化方向が移動方向(図1のX方向)と同一方向であり、図2のように、第1永久磁石130は貫通孔135、第2永久磁石141,142は貫通孔156,157を備えた円柱形状に形成されている。第1永久磁石130と第2永久磁石141,142は、筒状部材190の内部180で往復移動する方向(X方向)と同一方向に並べて配置される。
本実施形態では、図2において、第1永久磁石130の左端部に第2永久磁石141が同極が対向するように着磁された状態で配置され、第1永久磁石130の右端部に第2永久磁石142が同極が対向するように着磁された状態で配置される。第1永久磁石130と第2永久磁石141,142としては特に限定されないが、高い磁力を示すネオジム磁石が好適に用いられる。
続いて、第1永久磁石130と第2永久磁石141,142の関係についてさらに詳しく説明する。第1永久磁石130は可動子14を構成する主な永久磁石であり、後述するように、第1永久磁石130から発生する磁力線の方向を変化させるために第2永久磁石141,142が配置されている。なお、本実施形態では、2つの第2永久磁石141,142は同様の構成であるので、1つの第2永久磁石141について説明し、第2永久磁石142の説明は省略する。
筒状部材190の長手方向(図1及び図2のX方向)において、図2における第2永久磁石141の長さL2は、第1永久磁石の長さL1よりも短く形成される。このように構成することで、後述のように、可動子14から発生する漏洩磁場を軽減することができる。
特に、本実施形態では、第2永久磁石141の長さL2は、第1永久磁石130の断面半径の概ね90%以下の長さに形成されていることが好ましい。なお、第1永久磁石130の断面半径とは、図2の直径D1÷2に相当する。このように構成することで、さらに、後述のように、漏洩磁場を軽減することができる。
一方、筒状部材190の長手方向に垂直な短手方向(図1及び図2のY方向)において、図2及び図3に示すように、第1永久磁石130に対向する側と反対側の第2永久磁石141の端部147の直径D2が、第2永久磁石141と対向する側の第1永久磁石130の端部137の直径D1よりも短く形成される。
なお、本実施形態では、第1永久磁石130の端部137の直径D1は、本発明の第2永久磁石141と対向する側の第1永久磁石130の端部137の長さに相当し、第2永久磁石141の端部147の直径D2は、本発明の第1永久磁石130に対向する側と反対側の第2永久磁石141の端部147の長さに相当する。すなわち、第2永久磁石の直径D2が、第1永久磁石の直径D1よりも小さく形成されている。
また、可動子14において、第1永久磁石130と第2永久磁石141が対向して配置される境界部分と、第2永久磁石141の端部147とでは、後述のように逆方向の磁場が発生している。そのため、上記のように構成することで、境界部分からの磁束成分による起電圧が、第2永久磁石の端部147付近の逆方向の磁束成分による逆起電圧により相殺される影響を低減することができ、振動発電機10はより高い誘導起電力を発生することができる。なお、この効果についてはシミュレーション結果を用いて後述する。
次に、固定部材20は、両端部につば状の係止部を有する筒状形状であり、図1ないし図3において、第1永久磁石130、第2永久磁石141,142を同極が対向するように配置固定するために設けられる。
固定部材20は第1永久磁石130の貫通孔135と第2永久磁石141,142の貫通孔156,157の内径よりも小さい外径を有しており、第1永久磁石130の貫通孔135と第2永久磁石141,142の貫通孔156,157に挿通されて、第1永久磁石130と第2永久磁石141,142が同心円状になるように固定している。
第1永久磁石130と第2永久磁石141,142が同一軸線状に固定されることで、図2に示すように、第1永久磁石130の端部137の外周部から、第2永久磁石141の端部147の外周部までの距離が全角度に渡って均一になり、可動子14の端部の外周方向に全体として略均一な磁束密度の分布が得られることが期待できる。固定部材20は非磁性体で形成されることが好ましく、例えば、オーステナイト系ステンレス材料やアルミ合金材料、真鍮が挙げられる。
また、固定部材20を筒状にすることで、可動子14も貫通孔19を有する形状となる(図3参照)。本実施形態では筒状部材内部180は密閉されているため、貫通孔19がないと可動子14と筒状部材190はピストン状の弁のようになり、可動子の移動速度は低下し、発電効率が低下することが懸念される。よって、筒状部材内部190が密閉構造となっている場合には、高い発電効率を得るために、可動子14は貫通孔19を有することが好ましい。
なお、本実施形態の固定部材20は、第1永久磁石130の貫通孔135と第2永久磁石141,142の貫通孔156,157に挿入して第1永久磁石130と第2永久磁石141,142を固定しているが、第1永久磁石130と第2永久磁石141,142を、第2永久磁石141,142の外側から、断面コ字状の固定部材によって押さえ込むようにして嵌め込んで固定してもよい。
(第1実施形態の動作について)
ここで、図1を用いて、本実施形態の振動発電機10の動作を説明する。まず、振動発電機10を筒状部材190の長手方向(図1のX方向)に振動させる。振動させたことにより振動発電機10に加えられた力は、可動子14に運動エネルギーとして伝達される。可動子14は筒状部材190の内部180を長手方向に往復移動し、電磁誘導コイル12に覆われた空間に出入りする。
電磁誘導コイル12内の空間を通過する際に、第1永久磁石130及び第2永久磁石141,142を備えた可動子14から発生する磁束線が、電磁誘導コイル12を直交し、その際に誘導起電力としての誘導電流が発生する。可動子14が電磁誘導コイル12内の空間への出入りを繰り返すことで、交番電流を発生することができる。
(可動子14の磁場シミュレーション結果について)
次に、図4を用いて、本実施形態の可動子14の磁場シミュレーション結果について説明する。図4(A)に示すように、本実施形態の可動子14を構成する第1永久磁石130の端部137に同極が対向するように配置された第2永久磁石141との境界付近0において、第1永久磁石130から放射される磁力線と、第2永久磁石141から放射される磁力線は、互いに反発し合うため、可動子14の移動方向であるX方向と略垂直方向に曲げられた磁力線L5となる。
さらに、第2永久磁石141の端部147から第1永久磁石130と逆方向に放射される磁力線L6は、第2永久磁石141の移動方向の長さL2が短いため(図2参照)、第1永久磁石130と第2永久磁石141が対向する境界付近0の強い磁場に引き寄せられる。そのため、第2永久磁石141の端部147において、移動方向の磁力線の磁束密度が減少する。これにより、振動発電機1の可動子4の移動方向の漏洩磁場が低減される。
一方、1つの永久磁石700のみから構成される従来技術の可動子の場合、図4(B)に示すように、永久磁石700の端部から放射される磁力線L7は移動方向に拡がり、可動子から比較的多量の漏洩磁場が発生していることがわかる。
(第2永久磁石の長さL2を変化させたときの磁束密度のシミュレーション結果について)
続いて、図5を用いて、本実施形態の第2永久磁石141の長さL2を変化させたときの磁束密度のシミュレーション結果について説明する。なお、この磁束密度は、図4(A)の第1永久磁石130の端面138からY方向へ5mm離れた位置において、第2永久磁石の長さL2(図2参照)を第1永久磁石の断面半径(D1÷2)に対して変化させた場合の磁束密度を示している。図5において、横軸の0%は第1永久磁石130のみで可動子14を構成した場合についてであり、このときの漏洩磁場の磁束密度を縦軸で100%として、その他の場合を相対的な数値で示している。
図2及び図5に示されるように、第2永久磁石141の長さL2が、第1永久磁石130の半径の長さ(D1÷2)の90%程度以下の長さであって0より大きいときに、漏洩磁場の磁束密度が100%より小さくなって低減されており、可動子14の漏洩磁場防止に効果があることがわかる。そのため、移動方向(X方向)における第2永久磁石の長さL2は、第1永久磁石の断面半径の長さ(D1÷2)の90%程度以下の長さであることが好ましい。
さらに、第2永久磁石141の長さL2が第1永久磁石130の断面半径の長さ(D1÷2)の50〜60%付近の長さにおいて、漏洩磁場の磁束密度が約20%程度であり、極めて小さい値を示すことがわかる。そのため、移動方向(X方向)における第2永久磁石141の長さL2は、第1永久磁石130の断面半径の長さ(D1÷2)の50〜60%であることがさらに好ましい。なお、第1永久磁石130と第2永久磁石141の長さが相対的に大きく異なる場合であっても、同様の結果を示す。
(第2永久磁石の直径D2を変化させたときの磁束密度のシミュレーション結果について)
図6を用いて、本実施形態の第2永久磁石141の直径D2を変化させたときの磁束密度のシミュレーション結果について説明する。図6において、縦軸の磁束密度は、図2の可動子14からY方向に外側に向けて発生している磁場で電磁誘導コイル12面での磁束密度を正の値とし、その逆側に発生している磁場の磁束密度を負とする。また、横軸における数値は、第1永久磁石130と第2永久磁石141が対向している同極対向面の位置を0とし、目盛りの「1」〜「5」の数値はX方向の同極対向面から第2永久磁石141に向かう方向への距離(mm)を示している。
また、図6中において、第1永久磁石130の直径D1に対する第2永久磁石の直径D2の比率が100%、95%、80%の場合について、磁束密度のシミュレーション結果をプロットしている。比較として、従来のような永久磁石が1つの場合のシミュレーション結果もプロットしている。
ここで、第1永久磁石130の直径D1に対する第2永久磁石の直径D2の比率が95%のときの磁束密度を例に挙げて説明すると、図2に示す第1永久磁石130と第2永久磁石141が対向する同極対向面の位置(図6の横軸の目盛りは「0」)付近の磁束密度は、図6の右下斜線で囲まれた領域Aのように正の値を示している。
一方、図2の同極対向面の位置(図6の横軸の目盛りは「0」)から第2永久磁石141の端部147側に近づくと、左下斜線で囲まれた領域Bのように、磁束密度は負の値を示している。このことから、第1永久磁石130と第2永久磁石141の同極対向面付近と、第2永久磁石の端部147付近では逆極性の誘起電力が発生していることがわかる。
図6の結果は、第2永久磁石141の端部147の直径D2を小さくすると、電磁誘導コイル12までの距離が増加して(図1及び図2参照)、負の磁束密度成分が減少することを示している。最も磁束密度が高く、起電力の大半を誘導する同極対向面の位置付近の磁束密度成分に対して、負の磁束密度成分は逆方向の起電圧を発生するため、低減することが望ましい。第2永久磁石141の端部147の直径D2を小さくしすぎると、正の値の磁束密度も小さくなるため(図6の領域Aに相当)、全体の磁束密度として低下してしまう場合がある。本実施形態では第2永久磁石141の端部147の直径D2が、第1永久磁石の端部137の直径D1に対して95%程度のときに、可動子が発生する磁束密度の値が相対的に高くなり、それに比例して振動発電機10に発生する誘導起電力も高い値が得られる。
(可動子と筒状部材の間の摩擦低減効果について)
図7を用いて、本実施形態の第2永久磁石141を備えたことによる可動子14と筒状部材190の間の流体シミュレーション結果について説明する。図7の横軸は第1永久磁石130の端部137の直径D1に対する第2永久磁石141の端部147の直径D2の比率(%)であり、縦軸は図1の可動子14と第1永久磁石130の間の第1永久磁石130の周辺領域の動圧力(%)を示している。
なお、この動圧力は第1永久磁石130の直径D1と第2永久磁石の直径D2の比が同じであって、横軸の目盛りが100のときの動圧力を100%とし、その他の場合を相対的な数値で示している。
図7に示すように、第1永久磁石130の直径D1と第2永久磁石の直径D2が同じであるとき(横軸が100%のとき)と比較して、第1永久磁石130の直径D1に対して、第2永久磁石141の直径D2の比が95%のときは、第1永久磁石130外面の周辺領域の動圧力の圧力が20%以上上昇する。
これは本実施形態の振動発電機10を重力に対して、垂直方向に振動させた場合、可動子14の移動速度の増加と共に、可動子4に揚力が加わることを意味している。
すなわち、これにより、可動子14と筒状部材190の内部180の摩擦を低減することができ、発電効率の改善と振動発電機10が長寿命化することが可能になる。なお、この効果は筒状部材190の内部180が密閉構造であることが前提条件である。
例えば、図1において、移動規制部161及び緩衝材171に図示しない貫通孔を設けて筒状部材190の内側の空気を外部に開放した場合、可動子14の移動により、可動子14によって押し出された筒状部材190の内部180の空気が、貫通孔を通して筒状部材190の外部に押し出されて、可動子14と筒状部材190の間の空間に送り込まれる流体の運動量も減少する。そのため、可動子14に加わる揚力も減少して、可動子14と筒状部材190の間の摩擦力が増加することにより、振動発電機の信頼性が減少することが懸念される。
(第2実施形態について)
続いて、第2実施形態の振動発電機10Aについて、図8及び図9を用いて説明する。第2実施形態の振動発電機10Aは、第1実施形態の振動発電機10とは、可動子14を可動子14Aに置き換えた点で異なる。なお、図8及び図9において、図1及び図2と同じ符号のものは同じ構成を示すものとして、その説明を省略する。
可動子14Aは、第1実施形態の第1永久磁石130と、その両端部に第2永久磁石151,152を同極対向になるように配置されている。
第2永久磁石151は、図9に示すように、本体部が第1永久磁石130に対向する側の端部158から反対側の端部157に向かってテーパ形状に形成されている。なお、第2永久磁石151と第2永久磁石152は同様の構成であるので、第2永久磁石152の説明は省略する。
このように、第2永久磁石151,152を形成することで、図1のように、筒状部材190の内部180が移動規制部161,162に塞がれて密閉状態になっている場合には、可動子14Aが受ける空気抵抗を低減することができる。また、以下に説明するように、より高い磁束密度を得ることにより、それに比例して高い誘導起電力を得ることができる。
(第2実施形態の第2永久磁石の直径D3を変化させたときの磁束密度のシミュレーション結果について)
図10を用いて、本実施形態の第2永久磁石151の端部158から端部157にかけて本体部に形成されたテーパの角度Mを変化させたときの磁束密度のシミュレーション結果について説明する。なお、この角度Mは、図9において、第1永久磁石130の端部137のX方向の延長線と、第2永久磁石151の端部158から端部157に形成されるテーパ面とで形成される角度である。
図10において、縦軸の磁束密度は、図9の可動子14AからY方向に外側に向けて発生している磁場の電磁誘導コイル12面での磁束密度を正の値とし、その逆側に発生している磁場の磁束密度を負とする。また、横軸における数値は、第1永久磁石130と第2永久磁石151が対向している同極対向面の位置を0とし、目盛りの「1」〜「5」の数値は同極対向面からのX方向への距離(mm)を示している。
また、図10中において、第2永久磁石151のテーパの角度Mが0°、12°、27°の場合について、磁束密度のシミュレーション結果をプロットしている。比較として、従来のような永久磁石が1つの場合のシミュレーション結果もプロットしている。
ここで、第2永久磁石151の角度Mが12°のときの磁束密度を例に挙げて説明すると、図9に示す第1永久磁石130と第2永久磁石151が対向する同極対向面の位置(図10の横軸の目盛りは「0」)付近の磁束密度は、図10の右下斜線で囲まれた領域Sのように正の値を示している。
一方、図2の同極対向面の位置(図10の横軸の目盛りは「0」)から第2永久磁石151の端部157側に近づくと、図10の左下斜線で囲まれた領域Tのように磁束密度は負の値を示している。このことから、第1実施形態で説明したのと同様に、第1永久磁石130と第2永久磁石151の同極対向面付近と、第2永久磁石151の端部157付近では逆極性の誘起電力が発生していることがわかる。
この場合において、第2永久磁石151の端部158から端部157に向かってテーパ形状にすることで、第2の永久磁石151の端部157からコイル12までの距離が増加して(図9参照)、負の磁束密度成分が減少する。
第1実施形態と異なるのは、第2永久磁石151の第1永久磁石130に近い側の端部158の長さが、第1永久磁石130端部137の直径D1と同じ長さであることである。そのため、第1実施形態と比較して、テーパ角度Mが増加しても、原点付近の磁束密度の低下が少ないことから、それに比例して振動発電機として発生する誘起電力が相対的に大きくなる。本実施形態では、∠Mが12°付近で可動子が発生する磁束密度の値が最適となり、それに伴い得られる誘起電力も高い値が得られた。
(第3実施形態について)
次に、図11に示す第3実施形態の振動発電機10Bを用いて、その構成と使用方法を説明する。この振動発電機10Bは乾電池形状であり、テレビのリモコン、懐中電灯などの図示しない外部機器の電池収容ケースに収納されて、乾電池の代用品として使用される。図11中において、図1ないし図3と符号が同じものは同じ構成であるものとしてその説明を省略する。
外部電極は、プラス電極21とマイナス電極22を有しており、図示しない外部機器に設けられた電池収容ケースの正負接点金具に接続される。振動発電機10Bで発生した電力を外部機器に出力可能に構成されている。
筐体11Aは、規格型乾電池と同様の形状を有しており、筒状部材190と下記回路ユニット30をその内部に固定して備えている。筒状部材190の両端部は筐体11Aと壁部210に覆われるように密閉固定され、壁部210の反対側に回路ユニット30が固定されている。
回路ユニット30は、図示しない整流回路、蓄電回路、定電圧回路を有し、これらの回路はプリント基板上に配置されている。なお、例えば、整流回路にはショットキーバリアダイオードから成るダイオードブリッジ、蓄電回路には電気二重層コンデンサ、定電圧回路には定電圧ダイオード等が用いられる。
続いて、第3実施形態による振動発電機10Aの使用方法を説明する。まず、ユーザは振動発電機10Bが組み込まれた外部機器を振る。これにより、前述のように誘導電流としての交流電流が発生する。
交流電流はブリッジダイオードで整流され、整流された電圧が蓄電部で所定の電圧まで蓄電される。ユーザが外部機器を動作させるためのスイッチを入力することにより、蓄電部の電力が外部機器へ出力される。
なお、このように振動発電機10Bを使用する場合、外部機器の電池収納ケースの正負接点金具には、鉄系の材料が用いられることが多い。そのため、可動子14から磁場が漏洩していると、電池収容ケースの正負接点金具に磁着してしまい、筒状部材190の内部180で可動子14がスムーズに往復移動できなくなる。
本発明の可動子14を用いることで、その端部から漏洩する磁場が軽減される。すなわち、その移動方向において(図11のX方向)、磁気シールドされているので、筒状部材190の内部180をスムーズに可動子14が往復移動できる。
加えて、振動発電機10Bを外部機器に組み込む前に振って、回路ユニット30の蓄電部に電力を蓄電した後に、外部機器に振動発電機10Bを組み込んで使用してもよい。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲において種々変更を加えてもよい。
例えば、本実施形態の振動発電機は、コイルが捲回され、可動子が内部を往復移動する筒状部材を密閉にすることで成し得ているが、本発明の技術的思想はこれに限定されることなく、筒状部材とコイルを覆う筐体により、密閉が成されても良い。
また、本実施形態において、さらに強磁性体からなるリング状の磁気ヨークを永久磁石間に配置させても良い。この場合、磁気ヨークの断面形状は永久磁石と略同一であることが望ましい。その他、一々例示はしないが、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更が加えられて実施されるものである。
10,10A,10B 振動発電機
11,11A 筐体
12 電磁誘導コイル(コイル)
14,14A 可動子
130 第1永久磁石
141,142,151,152 第2永久磁石
147 端部
190 筒状部材

Claims (7)

  1. 筒状をなす筐体内に設けられ、非磁性体によって形成される筒状部材と、
    前記筒状部材に沿って配置されたコイルと、
    前記筒状部材内にその長手方向に往復移動可能に設けられ、第1永久磁石と前記第1永久磁石と互いに同極が対向するように配置された第2永久磁石とを有する可動子とを備える振動発電機であって、
    前記筒状部材の長手方向において、前記第2永久磁石は前記第1永久磁石の長さよりも短く形成されると共に、
    前記筒状部材の長手方向に垂直な短手方向において、前記第1永久磁石に対向する側と反対側の第2永久磁石の端部の長さが、前記第2永久磁石と対向する側の第1永久磁石の端部の長さよりも短く形成されることを特徴とする振動発電機。
  2. 前記第1永久磁石と前記第2永久磁石は円柱形状であって、
    前記第1永久磁石に対向する側と反対側の第2永久磁石の端部の直径が、前記第2永久磁石と対向する側の第1永久磁石の端部の直径よりも小さく形成されることを特徴とする請求項1に記載の振動発電機。
  3. 前記筒状部材の長手方向における前記第2永久磁石の長さは、前記第1永久磁石の断面半径の90%以下であって、0より大きい長さであることを特徴とする請求項2に記載の振動発電機。
  4. 前記可動子は前記第1永久磁石と前記第2永久磁石を固定する固定部材を有し、前記固定部材は、前記第1永久磁石と前記第2永久磁石を同一軸線状に固定することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の振動発電機。
  5. 前記第2永久磁石の本体部は、前記第1永久磁石に対向する側の端部から反対側の端部に向かってテーパ状に形成されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の振動発電機。
  6. 前記第1永久磁石の両端部に前記第2永久磁石が配置されていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の振動発電機。
  7. 第1永久磁石と前記第1永久磁石と互いに同極が対向するように配置された第2永久磁石とを有する可動子であって、
    前記可動子の長手方向において、前記第2永久磁石は前記第1永久磁石の長さよりも短く形成されると共に、
    前記可動子の長手方向に垂直な短手方向において、前記第1永久磁石に対向する側と反対側の第2永久磁石の端部の長さが、前記第2永久磁石と対向する側の第1永久磁石の端部の長さよりも短く形成されることを特徴とする可動子。
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