JP2011199682A - 電子機器、映像出力システム、および映像出力方法 - Google Patents

電子機器、映像出力システム、および映像出力方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザの映像視聴態様に応じて、これに適した画質で映像を出力する電子機器、映像出力システム、および映像出力方法を提供することを課題とする。
【解決手段】シャッタメガネ2からのユーザのシャッタメガネ2の装着状態の情報を示す装着状態信号を通信部162によって受信し、これと2D/立体視映像検出部311によって検出される表示を行う映像の種類の情報に基づいて画質調整部309は表示する映像の画質の調整量を制御する。上述の情報および画質設定テーブル310に記された情報に基づいて、表示制御部155中の各画質の調整処理を行うWB制御部301乃至彩度制御部308に画質の調整量の指示を行う。映像出力システム3はユーザの視聴態様に適した画質の映像の出力を行うことができる。
【選択図】図3

Description

本発明は電子機器、映像出力システム、および映像出力方法に関するものであって、特にシャッタメガネの装着状態に応じて表示画質を調整する電子機器、映像出力システム、および映像出力方法に関する。
近年の技術発達により、フレームシーケンシャル方式で動画を表示し、シャッタメガネを装着したユーザに対して立体視映像を提供可能な電子機器が提案されている。
フレームシーケンシャル方式における立体視映像提供方法では、シャッタメガネは左右それぞれのレンズが光の透過と遮光とを繰り返す。これにより、ユーザは電子機器が表示する画質の映像をそのまま見ることができず、例えばシャッタメガネのレンズの遮光によって表示画像と比較して輝度が半分程度となってしまう等のように、ユーザの視聴する映像の画質は電子機器が表示する映像の画質とは異なってしまう場合がある。
そこで、2次元映像の表示時と3次元映像の表示時とで異なる画質で表示を行う立体映像表示装置が提案されている(特許文献1を参照)。
特開平10−276456号公報
電子機器が2次元映像を出力している場合であっても、シャッタメガネの左右のレンズを透過状態としておけば、ユーザは遮光によるちらつきを感じることなく2次元映像を視聴することが可能である。しかし、左右のレンズを透過状態としているときであっても、例えばレンズが液晶シャッタによって駆動するように構成されている等の場合には、この液晶の存在の影響を受け、ユーザに提供される映像の画質は電子機器が出力する映像の画質とは異なってしまう場合がある。
上記提案においてはこの点に関して考慮、言及されておらず、ユーザがシャッタメガネを装着したまま2次元映像を表示する場合には、ユーザには表示された映像とは異なった画質の映像が提供されていた。
本発明は上記問題に鑑みてなされたものであって、ユーザの映像視聴態様に応じて、これに適した画質で映像を出力する電子機器、映像出力システム、および映像出力方法を提供することを目的とする。
本発明にかかる電子機器は、2次元映像と立体視映像とを選択的に出力する映像出力手段と、シャッタメガネより送信される、前記シャッタメガネをユーザが装着しているか否かを示す装着状態信号を受信する受信手段と、前記装着状態信号が、ユーザが前記シャッタメガネを装着していると示すときと、前記ユーザが前記シャッタメガネを装着していないと示すときとで、出力する前記2次元映像に対しての画質の調整量を異ならせる画質調整手段と、を具備することを特徴としている。
本発明によれば、ユーザの映像視聴態様に応じて、これに適した画質で映像を出力する電子機器、映像出力システム、および映像出力方法を実現することができる。
本発明の一実施形態における映像出力システムの一例を示す概念図。 本発明の一実施形態におけるDTVおよびシャッタメガネの内部構造の一例を示すブロック図。 本発明の一実施形態におけるDTVの画質調整に関する構成の一部の一例を示すブロック図。 本発明の一実施形態における画質設定テーブルの一例を示す概念図。 本発明の一実施形態におけるDTVの映像表示のための処理の一例を示すフロー図。
本発明に関する実施の形態の一例を、以下で図面を参照しながら説明する。
図1は本実施形態における映像出力システム3の一例を示す概念図である。図1にはDTV1、シャッタメガネ2、および映像出力システム3が示されている。
DTV1は例えばデジタルテレビ(Digital Television)であって本実施形態における電子機器の一例である。DTV1は互いに視差を有する左眼用画像と右眼用画像を交互に表示することによって、シャッタメガネ2を装着したユーザに立体映像を提供することが可能である(フレームシーケンシャル方式)。本実施形態では電子機器の一例としてDTV1を示すが、これに限定されるものではなく、例えばDVD(Digital Versatile Disc)プレーヤ、HDD(Hard Disk Drive)プレーヤ、STB(Set Top Box)、又はPC(Personal Computer)等の様々なものが電子機器の例として考えられる。
シャッタメガネ2は左眼用レンズ及び右眼用レンズにそれぞれ遮光可能な液晶シャッタが設けられており、これらのレンズとシャッタとを合わせてレンズユニットと呼ぶこととする。シャッタメガネ2はDTV1から受信するシャッタの開閉信号に基づいて左右のレンズユニットのそれぞれのシャッタを異なるタイミングで開閉することで、ユーザに立体視映像を提供する。例えば、DTV1に左眼用画像が表示されているときには、シャッタメガネ2はDTV1からの開閉信号に基づいて右眼用レンズユニットのシャッタを閉状態(遮光状態)、左眼用レンズユニットのシャッタを開状態(透過状態)として、ユーザの左眼のみに左眼用画像を見せる。また右眼用画像が表示されているときには左眼用レンズユニットのシャッタを閉状態、右眼用レンズユニットのシャッタを開状態として、ユーザの右眼のみに右眼用画像を見せる。この動作によってユーザは見ている映像を立体として捉えることができる。また、シャッタメガネ2は、ユーザのシャッタメガネ2の装着状態を検知することができ、この装着状態情報が示される装着状態信号をDTV1からの要求に応じて、DTV1に送信することが可能である。
上記の立体視の原理を詳細に説明すると、人間は通常、物体を位置の異なる左眼と右眼とのそれぞれで見ており、この左眼と右眼とで見る像にはそれぞれ視差が存在する。この視差の存在する左眼で見る像と右眼で見る像とを脳内で合成することによって人間は見ている物体を立体として認識することができる。よって、視差を有する左眼用の画像と右眼用の画像とをそれぞれの眼で見せることによって、ユーザに映像を立体として捉えさせることが可能となる。この原理を用いて上述のようにシャッタメガネ2はDTV1の映像をユーザに立体映像として提供している。
映像出力システム3はDTV1及びシャッタメガネ2によって構成される。ユーザはシャッタメガネ2を装着して、DTV1に表示されている映像を見ることで、この映像を立体映像として認識することができる。
シャッタメガネ2のレンズユニットには、上述のように液晶シャッタが設けられており、
これによってレンズユニットのシャッタを透過状態としたときであっても、光は全て透過されるわけではなく、所定の周波数の光はレンズユニットによって反射または吸収される。この影響によって例えばシャッタが透過状態であるときであっても、シャッタメガネ2を装着したユーザには、レンズユニットを通して物を見ると、少し黄色がかっている等のように色味がかかって見える場合や、少し暗く見えてしまう場合がある。このため、DTV1が2次元映像を表示するときに、両眼の液晶シャッタを透過状態としてユーザが視聴を行ったとしても、DTV1が表示する映像の画質とシャッタメガネ2を介してユーザに提供される映像の画質とは異なったものとなってしまう。
本実施形態におけるDTV1では、シャッタメガネ2の液晶シャッタを両眼とも透過状態としてユーザがDTV1を視聴する場合でも、ユーザに提供される映像の画質を改善することができる。
次にDTV1およびシャッタメガネ2の内部構造に関して詳細に説明を行う。
図2は本実施形態におけるDTV1およびシャッタメガネ2の内部構造の一例を示すブロック図である。
まず、DTV1の内部構造に関して説明を行う。
DTV1は、装置各部の動作を制御する制御部156を備えている。制御部156は、CPU(Central Processing Unit)等を内蔵している。制御部156は、操作部116から入力される操作信号や、リモートコントローラ117から送信され受信部118を介して受信される操作信号に応じて、ROM(Read Only Memory)157に予め記憶されたシステム制御プログラム及び各種処理プログラムを起動させる。制御部156は、起動したプログラムに従って、RAM(Random Access Memory)158をワークメモリとして装置各部の動作を制御する。
入力端子144は、BS/CSデジタル放送受信用のアンテナ143が受信した衛星デジタルテレビジョン放送信号を衛星デジタル放送用のチューナ145に供給する。チューナ145は、受信したデジタル放送信号のチューニングを行い、チューニングしたデジタル放送信号をPSK(Phase Shift Keying)復調器146に送信する。PSK復調器146は、TS(Transport Stream)の復調を行い、復調したTSをTS復号器147aに供給し、TS復号器147aは、TSをデジタル映像信信号、デジタル音声信号、およびデータ信号を含むデジタル信号に復号した後、信号処理部100にこれを出力する。ここでのデジタル映像信号とはDTV1が出力可能な映像に関するデジタル信号であり、音声信号はDTV1が出力可能な音声に関するデジタル信号である。またデータ信号とは、例えばDTV1が電子番組表であるEPG(Electronic Program Guide)を生成するときに使用する情報である番組関連情報等を含む、放送波の放送番組に関する情報に関するデジタル信号である。この番組関連情報には、放送番組のタイトル、この番組の詳細情報、番組開始時刻、番組終了時刻等の情報が含まれている。
入力端子149は、地上波デジタル放送受信用のアンテナ148が受信した地上波デジタルテレビジョン放送信号を地上波デジタル放送用のチューナ150に供給する。チューナ150は、受信したデジタル放送信号のチューニングを行い、チューニングしたデジタル放送信号をそれぞれのOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)復調器151に送信する。OFDM復調器151は、TSの復調を行い、復調したTSをそれぞれのTS復号器147bに供給し、TS復号器147bは、TSをデジタル映像信号及び音声信号等に復号した後、信号処理部100にこれを出力する。
アンテナ148は、地上波アナログ放送信号も受信可能である。受信された地上波アナログ放送信号は、図示しない分配器によって分配されて、アナログチューナ168に供給される。アナログチューナ168は、受信したアナログ放送信号のチューニングを行い、チューニングしたアナログ放送信号をアナログ復調器169に送信する。アナログ復調器169はアナログ放送信号の復調を行い、復調したアナログ放送信号を信号処理部100に出力する。また、DTV1は、一例として、アンテナ148が接続される入力端子149にCATV(Common Antenna Television)用のチューナを接続することによってCATVも視聴することができる。
信号処理部100は、TS復号器147a、147b、または制御部156から出力されたデジタル信号に、適切な信号処理を施す。より具体的には、信号処理部100はデジタル信号を映像信号、デジタル音声信号、およびデータ信号に分離する。分離された映像信号はグラフィック処理部152に、音声信号は音声処理部153に出力される。また信号処理部100は、アナログ復調器169から出力された放送信号を、所定のデジタルフォーマットの映像信号及び音声信号に変換する。デジタルに変換された映像信号はグラフィック処理部152に、音声信号は音声処理部153に出力される。また信号処理部100は、ライン入力端子137からの入力信号にも所定のデジタル信号処理を施す。
OSD(On Screen Display)信号生成部154は、制御部156の制御に従って、UI(ユーザ・インタフェース)画面などを表示するためのOSD信号を生成する。また信号処理部100においてデジタル放送信号から分離されたデータ信号は、OSD信号生成部154により適切なフォーマットのOSD信号に変換され、グラフィック処理部152に出力される。
グラフィック処理部152は、信号処理部100から出力されるデジタルの映像信号のデコード処理を行う。デコードされた映像信号は、OSD信号生成部154から出力されたOSD信号と重ね合わせて合成され、映像処理部155に出力される。グラフィック処理部152は、デコードされた映像信号またはOSD信号を、映像処理部155に選択的に出力することもできる。
映像処理部155は、グラフィック処理部152から出力された信号に対して画質の補正を行った上で、表示部処理部155で表示可能なフォーマットのアナログ映像信号に変換する。映像処理部155でアナログに変換された映像信号は、表示部120に表示される。
表示部120はLCD(Liquid Crystal Display)によって構成されており、液晶によって画像を表示する。バックライト121は表示部120を後方より照射する。また、バックライト121は照射する光の強さまたは照射時間によって、表示する映像の輝度を調整することが可能である。
音声処理部153は、入力された音声信号を、スピーカ110で再生可能なフォーマットのアナログ音声信号に変換する。アナログに変換された音声信号は、スピーカ110に出力されて再生される。
カードホルダ161は、カードI/F(Interface)160を介して制御部156に接続されている。メモリカード119は、このカードI/F160に装着可能である。メモリカード119は、例えばSD(Secure Digital)メモリカード、MMC(Multimedia Card)及びCF(Compact Flash)カード等の記憶媒体である。カードホルダ161に装着されたメモリカード119、及び制御部156は、カードI/F160を介して情報の書込み/読み出しを行うことができる。
USB(Universal Serial Bus)端子133は、USB I/F166を介して制御部156に接続されている。USB端子133は、一般的なUSB対応ポートとして使用される。USB端子133には、例えばハブを介して、携帯電話、デジタルカメラ、各種メモリカードに対するカードリーダ/ライタ、HDD、キーボード等が接続される。制御部156は、USB端子133を介して接続される機器との間で、情報の通信(送受信)を行うことができる。
HDD170はDTV1に内蔵される磁気記憶媒体であってDTV1が有する各種情報を記憶する機能を有している。
通信部162は、例えば赤外線通信モジュールであり赤外線によってシャッタメガネ2との無線通信を行うことができる。制御部156は立体視映像の右眼用の画像と左眼用の画像の表示の状態を検知し、この立体視映像の表示状態に基づいて、通信部162によってシャッタメガネ2にシャッタの開閉信号を送信する機能を有している。制御部156は表示部120が右眼用の画像を表示しているときは、シャッタメガネ2の右眼用シャッタが開(透過状態)、左眼用シャッタ(遮光状態)が閉とし、左眼用の画像を表示しているときは、右眼用シャッタが閉(遮光状態)、左眼用シャッタが開(透過状態)となるように通信部162によって開閉信号を送信する。また、通信部162はシャッタメガネ2の通信部22から送信されるユーザのシャッタメガネ2の装着状態の情報を示す装着状態信号を受信することができる。この装着状態信号に関しては後述にて説明を行う。
次に、シャッタメガネ2の内部構造に関する説明を行う。
制御部21はシャッタメガネ2の全体の制御を行い、MPU(Micro Processing Unit)を内蔵する。制御部21は接続される各モジュールと信号の送受信を行うことが可能である。
通信部22は、例えば赤外線通信モジュールであり赤外線によってDTV1との無線通信を行うことができる。本実施形態では通信部162および通信部22は赤外線通信モジュールであり、DTV1とシャッタメガネ2とは赤外線によって通信を行うものとして例示しているが、これに限定されない。例えばBloutooth(登録商標)等の無線規格をはじめ、有線、無線に関わらず様々な通信規格に準拠した通信モジュールによって通信部162および通信部22は構成され得る。通信部22はDTV1の通信部162より送信されるシャッタメガネ2への開閉信号を受信する機能、及びシャッタメガネ2のユーザ装着状態を示す装着状態信号を送信する機能を有している。
装着検知部23は、装着検知手段としてユーザのシャッタメガネ2の装着を検知する機能を有するスイッチである。例えば、本実施形態においてこの装着検知部23はシャッタメガネ2の鼻パッド(にあたる位置)に設けられる押圧スイッチであるとする。装着検知部23は、ユーザがシャッタメガネ2を装着するとき、ユーザの鼻と接触し、この接触による押圧を検知する。本実施形態において、装着検知部23は鼻パッド(にあたる位置)に設けられる押圧スイッチとして例示しているがこれに限定されるものでなく、他にも様々な構成態様によって実現されることが可能である。装着検知部23は例えば静電式のタッチセンサ等のセンサによって構成されているとしてもよいし、これの設けられる箇所もユーザの鼻と接触する箇所ではなく、耳と接触する箇所であるように構成されていてもよい。更に装着検知部23はユーザの顔の一部との接触を検知するように構成されているとも限定されず、例えば装着/非装着の状態をユーザがDTV1に報知するために押圧を行うスイッチであるとしてもよい。このとき、押圧検知部23はシャッタメガネ2のフレームの一部に押圧を検知するスイッチとして設けられ、ユーザがこのスイッチを押圧することによって装着/非装着の情報をトグルで切り換えて出力する(例えばシャッタメガネ2の電源のON/OFFを切り替える電源スイッチ等であってもよい)。装着検知部23は制御部21からの装着状態情報の送信要求に基づいて装着状態情報を制御部21に送信する。
シャッタ駆動部24は、液晶によって構成されたシャッタ部25を駆動させる液晶駆動装置である。シャッタ駆動部24は通信部22が受信する、DTV1からの開閉信号に基づいて、シャッタ部25の左右それぞれの液晶シャッタを駆動させる機能を有している。
シャッタ部25は、シャッタメガネ2のレンズユニットに設けられており、シャッタ駆動部24によって駆動され、右眼用、左眼用それぞれのレンズユニットで遮光、透過を切り替える。また、シャッタメガネ2のシャッタ部25は開閉信号を受信していないときには透過状態となっている。
シャッタメガネ2は通信部22によってDTV1の通信部162から送信された信号を受信し、この信号に基づいた所定の動作を行う。本実施形態に於いてDTV1が送信する信号は2種類存在し、この2種類の信号はシャッタメガネ2の遮光、透過状態を制御するための信号である開閉信号と、シャッタメガネ2のユーザの装着状態の情報の信号である装着状態信号を送信するための要求信号である装着状態信号要求である。
シャッタメガネ2の通信部22が開閉信号を受信すると、制御部21はこの信号に基づいてシャッタ駆動部24にシャッタ部25を駆動させるように指示を行う。シャッタ駆動部24はこの指示に基づいてシャッタ部25の遮光と透過とを切り替える。また、シャッタメガネ2の通信部22が装着状態信号要求を受信すると、制御部21は装着検知部23より装着状態情報を取得し、これを装着情報信号として通信部22によって送信する。本実施形態に於いては装着情報信号要求を受信したときに、制御部21が装着状態情報を装着検知部23より取得するものとして説明するが、これに限定されるものではない。例えば、装着状態検知部23はユーザがシャッタメガネ2を装着/取り外ししたときに、この装着/取り外しを検知し、この装着状態情報を制御部21に送信してもよい。このときには、制御部21は自身の内蔵するキャッシュに装着状態情報を保持しておき、DTV1からの装着状態信号送信要求に基づいてこの情報を装着状態信号として送信するとすればよい。
本実施形態において、DTV1は自身の表示する映像の種類及びシャッタメガネ2のユーザ装着状態信号に応じて表示映像の画質を切り替える。この動作に主に関連するDTV1内の構成の一部について以下にて説明を行う。
図3は本実施形態におけるDTV1の画質調整に関する構成の一部の一例を示すブロック図である。図3には、表示部120、映像処理部155、制御部156、ROM157、通信部162、WB制御部301、ガンマ補正制御部302、シャープネス制御部303、高解像度化制御部304、輝度制御部305、黒レベル制御部306、色相制御部307、彩度制御部308、画質調整部309、画質設定テーブル310、および2次元/立体視映像検出部311が示されている。
先ず、映像処理部155内に存在する各構成に関して説明を行う。
WB制御部301は映像処理部155の構成の一つであり、映像のホワイトバランス(White balance)を調整して、色温度を補正する画質調整処理を行う機能を有している。
ガンマ補正制御部302は、映像処理部155の構成の一つであり、映像の色のデータと、実際に出力される際の信号の相対関係を調節して、より自然に近い表示を得るための補正であるガンマ補正を行う機能を有している。
シャープネス制御部303は、映像処理部155の構成の一つであり、画像の輪郭を強調させるシャープネス補正の画質調整処理を行う機能を有している。
高解像度化制御部304は、映像処理部155の構成の一つであり、ある画像の画素を推定して増やすことで、映像の高解像化処理を行う機能を有している。ここでの高解像度化処理には例えば超解像処理等の処理が含まれる。
輝度制御部305は、映像処理部155の構成の一つであり、表示する映像の明るさである輝度を調整する機能を有している。輝度制御部305はバックライト121の光量、照射時間等を制御することで輝度を調整する。
黒レベル制御部306は、映像処理部155の構成の一つであり、映像の内の暗い箇所を再現して表示するための処理である黒レベル制御処理を映像信号に行う機能を有している。
色相制御部307は、映像処理部155の構成の一つであり、表示する映像の色味の違いを調整する機能を有している。
彩度制御部308は、映像処理部155の構成の一つであり、表示する映像に対して、映像の鮮やかさの度合い手ある彩度を調整する機能を有している。
映像処理部155は上述のようにWB制御部301乃至彩度制御部308の構成を有しており、これらによって調整された映像を表示部120に表示し、また、バックライト121の制御を行うことで表示する画像の画質の調整を行う。
2次元/立体視映像検出部311は、表示部120に表示される映像が2次元映像なのか立体視映像なのかを検出する機能を有している。表示する映像が2次元映像であるか立体視映像であるかは、その映像ストリームのヘッダ等を参照することによって検出(判別)を行うことが可能である。または、表示する映像を例えば、外部の映像再生装置等から入力されたとすると、この外部装置から送られてくる信号に基づいて2次元映像であるか立体視映像であるかを判別してもよい。2次元/立体視映像検出部311はこの映像が2次元(平面)映像であるか/立体視映像であるのかの情報(表示する映像の種類の情報)を画質調整部309に通知(送信)する。
画質設定テーブル310は、画質調整部309が画質の調整量を制御する際に参照するテーブルデータである。この画質設定テーブル310に関しては、図4を用いて後述にて説明を行う。本実施形態に於いては、ROM158に画質設定テーブル310が格納されているものとして例示したがこれに限定されるものではなく、例えばHDD170等の他の記憶媒体に記憶されていてもよい。
画質調整部309は、ユーザのシャッタメガネ2の装着状態情報および表示する映像の種類に応じて、表示する映像の画質を設定する機能を有している。画像切替部309は通信部162が受信したシャッタメガネ2の装着状態信号を受け取り、この信号からユーザのシャッタメガネ2の装着状態情報を取得する。また、画像切替部309は2次元/立体視映像検出部311より、表示する映像の種類の情報(映像が表示されるときこの映像が2次元(平面)映像であるか/立体視映像であるのかの情報)を受信する。画質調整部309はこれらの情報に基づいて、ROM157に格納されている画質設定テーブル310を参照して、映像処理部301の画質調整を行う各構成に対して、画質の調整を行う際の画質調整量(補正量)の指示を行う。この指示に基づいて映像処理部301は映像を構成するフレームに対して画質調整処理を行う。
図4は本実施形態における画質設定テーブル310の一例を示す概念図である。
画質設定テーブル310は画質調整部309が映像処理部155の内の上述の各構成の画質調整処理を制御するために用いるパラメータが記されたテーブルデータである。画質設定テーブル310は映像処理部155の画質調整を行う各構成と、ユーザの各視聴態様とが対応付けられており、それぞれの画質調整を行う構成と視聴態様とが対応付けられた箇所にパラメータが記憶されている。
ユーザの視聴態様としては立体視映像視聴中、シャッタメガネ2非装着で2次元映像視聴中、およびシャッタメガネ2を装着して2次元映像視聴中の3つの態様が存在する。画質調整部309は、ユーザのシャッタメガネ2の装着状態情報及び表示する映像の種類の情報に基づいてユーザの視聴態様を判別し、この視聴中のユーザの視聴態様に基づいて、画質設定テーブル310中のどの態様におけるパラメータを参照するかを決定する。例えば、画質調整部309は2次元/立体視映像検出部311からの情報によってユーザが立体視映像を視聴していると判別すると、P(w)1乃至P(sa)1のパラメータに基づいて映像処理部155中のWB制御301乃至彩度制御308に画質の調整量の指示を行って、画質の調整量を制御する。
上述の画質設定テーブル310内のパラメータの仕様としては様々な態様が考えられる。例えば、それぞれが独立してパラメータを設定されてとしてもよいし、シャッタメガネ2非装着で2次元映像を表示している場合を基準として設定されているとしてもよい。さらに、シャッタメガネ2非装着で2次元映像を表示しており、通常の視聴と同様である場合(画質の調整の調整を行わない場合、すなわち画質の調整量が0である場合)には、画質設定テーブル310はパラメータを有していないとしてもよい。本実施形態では、前述のように画質の調整を行わない場合には画質の調整量が0であるものとして考える。
また、更にユーザがこの画質設定テーブル310を設定できるとしてもよい。このときは、このテーブルのパラメータを変更することのできる変更部(変更手段)を制御部156内に設ければよい。ユーザからのリモートコントローラ117等による指示に基づいて、変更部が画質設定テーブル310内のパラメータを変更する。これによりユーザは視聴態様に応じて自分の好みの画質で映像を視聴することができる。
ここでユーザの視聴態様に対する、映像処理部155内の各構成の調整する画質の好適と考えられる調整量の関係の一例について述べる。
画質調整部309は、WB制御部301の調整するホワイトバランスの調整量を制御することで、シャッタメガネ2を介して見ると黄色味がかって見える状態の映像から画質を補正し、元映像に近い色の映像をユーザに提供することができる。特に2次元映像をシャッタメガネ2を装着した状態で視聴する場合にはこのホワイトバランスを調整する必要性が大きい。
また、画質調整部309は輝度制御部305の輝度の調整量を制御して、シャッタメガネ2を介して表示部120を見たときはユーザに暗く見えてしまう映像の輝度を上げ、元映像に近い輝度の映像をユーザに提供することができる。
更に、画質調整部309は黒レベル制御部306によって黒レベルを制御して、シャッタメガネ2を介して表示部120を見たときには暗くなってしまう画像中の暗い部分を見えやすくした映像を提供することができる。
フレームシーケンシャル方式で立体視映像を視聴している際には、右眼用の画像と左眼用の画像とが連続して交互に表示される。特に液晶パネルによる表示等のようにパネルの反応速度が画像の表示切替速度(シャッタメガネ2のシャッタ開閉速度)に対して時間的な余裕を持っていない場合には、ある画像が表示される際にこの画像の直前の画像が全てパネル上から消えていない場合がある。これによって、ある画像を表示しているときに直前に表示された逆の眼用の画像の残像が残り、画像が二重に見えてしまうクロストークという現象が起きる場合がある。特に、表示される画像の輪郭が強調されている場合には、この輪郭が残像としてユーザの眼に残り、クロストークの影響は大きくなる。このため、画質調整部309はシャープネス制御部303及び高解像度化制御部304による処理によって、画像の輪郭が強く出すぎないように補正量、処理量を調整(シャープネス調整の調整量を低減)することでクロストークを低減させる。
例えば上述の処理等によって画質調整部309はユーザの視聴態様に応じて、画質の補正量を調整する。画質設定テーブル310にはこの調整が好適となるようにパラメータが設定されている。
次にDTV1が画質調整を行う際の処理フローについて説明を行う。
図5は本実施形態におけるDTV1の映像表示のための処理の一例を示すフロー図である。
先ず、DTV1はリモートコントローラ117等からの映像表示指示を受信したか否かの判別を行う(ステップS51)。ステップS51において、映像表示指示を受信しないときは(ステップS51、No)、処理フローはステップS51に戻る。
ステップS51において、リモートコントローラ117等より映像表示指示を受信するとき(ステップS51、Yes)、2次元/立体視映像検出部311は表示する映像が2次元映像であるか、立体視映像であるかの情報を検出し、画質調整部309に検知情報を送信する。画質調整部309は検知情報に基づいて表示する映像が2次元映像であるか、立体視映像であるかの判別を行う(ステップS52)。
ステップS52において表示する映像が立体視映像であるとき、画質調整部309は画質設定テーブル310の立体視映像と対応するパラメータを参照して、映像処理部115の各構成に対して画質調整量を指示する(画質を制御する)。この指示に基づいて、映像処理部115の各構成(WB制御部301乃至彩度制御部308)は画質を調整し、表示部120によって調整された映像を表示する(ステップS53)。
ステップS52において表示する映像が2次元映像であるとき、画質調整部309は通信部162を介してシャッタメガネ2に対して、装着状態信号送信要求を送信する(ステップS54)。
次に通信部22がシャッタメガネ2から装着状態信号を受信し(ステップS55)、この装着状態信号を画質調整部309が取得すると、これに基づいて画質調整部309はユーザがシャッタメガネ2を装着しているか否かの判別を行う(ステップS56)。
ステップS56において、ユーザがシャッタメガネ2を装着していると判別するとき(ステップS56、Yes)、画質調整部309は画質設定テーブル310の2次元映像表示かつシャッタメガネ2装着時の視聴態様と対応するパラメータを参照して、映像処理部115の各構成に対して画質調整量を指示する(画質を制御する)。この指示に基づいて、映像処理部115の各構成は画質を調整し、表示部120によって調整された映像を表示する(ステップS57)。
また、ユーザがシャッタメガネ2を装着していないと判別するとき(ステップS56、No)、画質調整部309は画質設定テーブル310の2次元映像表示かつシャッタメガネ2非装着時の視聴態様と対応するパラメータを参照して、映像処理部115の各構成に対して画質調整量を指示する(画質を制御する)。この指示に基づいて、映像処理部115の各構成は画質を調整し、表示部120によって調整された映像を表示する(ステップS58)。
ステップS56、ステップS57、又はステップS58の終了後、DTV1は映像表示の終了指示を受信したか否かの判別を行う(ステップS59)。
ステップS59において、映像表示の終了指示を受信しない間(ステップS59、No)、処理フローはステップS52に戻る。
ステップS59において、映像表示の終了指示を受信したとき,一連の処理フローは終了となる。
上述の処理フローにおいては、映像表示の終了指示を受信するまでの間(ステップS59、No)、処理フローはステップS52に戻り、ユーザの視聴態様を判別する。このためユーザが映像を視聴中に視聴態様を変更した場合であっても、DTV1はこれに合わせて変更したユーザの視聴態様に適した画質で映像を表示することが可能となる。このステップS52における判別は所定時間毎に間欠的に行ったとしてもよいし、所定のタイミングに行うとしてもよい。例えば、映像にシーン切替等があったときに2次元映像を表示するのか、立体視映像を表示するのかを判別するとしてもよい。このときは2次元/立体視映像検出部311がシーン切替を検出する機能(シーン切替検出手段)を有している。2次元/立体視映像検出部311は映像のシーン切替を判別すると切替後の映像が2次元映像であるか立体視映像であるかを検出し、検出結果を画質調整部309に送信する。画質調整部309はこれによって映像が2次元映像であるか立体視映像であるかを判別するため、例えばシーン切替によって2次元映像と立体視映像とが切り替わった場合であっても、DTV1は対応することができ、シーン切替前後それぞれの映像にあった画質をユーザに提供することが可能である。この場合には例えば、放送番組としては立体視映像を表示しており、CM(Commercial Message)になると2次元映像を表示するというような放送形態等にも対応することが可能とであり、ユーザはシャッタメガネ2をかけたまま視聴態様にあった画質の映像を視聴することができる。
また、本実施形態においてはDTV1がシャッタメガネ2に装着状態信号送信要求を送信したときに、シャッタメガネ2が装着状態信号を送信するとしたが、これに限定されるものではなく、DTV1から装着状態信号送信要求を受信しない間であっても、シャッタメガネ2が装着状態信号を送信するとしてもよい。この場合には、シャッタメガネ2の装着検知部23がユーザのシャッタメガネ2の装着状態の変化を検知すると制御部21が通信部22を介して、自発的に装着状態信号を送信し、これを受けてDTV1が画質の調整を行う。このように構成することによって、ユーザのシャッタメガネ2の装着状態が変化したとき、DTV1は適宜これに適した画質調整が可能となる。
本実施形態においては、DTV1は画質設定テーブル310を有しており、画質調整部309はこれに基づいて画質の調整量を制御するため、少ない処理量で画質の調整量制御処理を行うことができる。
本実施形態におけるDTV1は視聴態様毎に適した画質調整を行い、映像を元映像に近づけるため、ユーザが視聴態様を変更した場合であっても、ユーザに視聴態様変更前とほぼ画質に変化のない映像を提供することができる。
また、本実施形態におけるDTV1においては、ユーザは自ら画質調整を行うことなく、手間をかけずに視聴態様に適した映像を視聴することができる。
更に、本実施形態におけるDTV1は映像視聴態様応じて、これに適した画質で映像を出力することができる。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具現化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
1…DTV、2…シャッタメガネ、3…映像出力システム、110…スピーカ、120…表示部、121…バックライト、100…信号処理部、116…操作部、117…リモートコントローラ、118…受信部、119…メモリカード、131…LAN端子、133…USB端子、137…ライン入力端子、143…アンテナ、144…入力端子、145…チューナ、146…PSK復調器、147…TS復号器、148…アンテナ、149…入力端子、150…チューナ、151…OFDM復調器、152…グラフィック処理部、153…音声処理部、154…OSD信号生成部、155…映像処理部、156…制御部、157…ROM、158…RAM、160…カードI/F、161…カードホルダ、162…通信部、166…USB I/F、168…アナログチューナ、169…アナログ復調器、21…制御部、22…通信部、23…装着検知部、24…シャッタ駆動部、25…シャッタ部、301…WB制御部、302…ガンマ補正制御部、303…シャープネス制御部、304…高解像度化制御部、305…輝度制御部、306…黒レベル制御部、307…色相制御部、308…彩度制御部、309…画質調整部、310…画質設定テーブル、311…2次元/立体視映像検出部

Claims (11)

  1. 2次元映像と立体視映像とを選択的に出力する映像出力手段と、
    シャッタメガネより送信される、前記シャッタメガネをユーザが装着しているか否かを示す装着状態信号を受信する受信手段と、
    前記装着状態信号が、ユーザが前記シャッタメガネを装着していると示すときと、前記ユーザが前記シャッタメガネを装着していないと示すときとで、出力する前記2次元映像に対しての画質の調整量を異ならせる画質調整手段と、
    を具備することを特徴とする電子機器。
  2. 前記画質調整手段は、
    前記映像出力手段が前記2次元映像を出力し、ユーザが前記シャッタメガネを装着していると前記装着状態信号が示すときと、
    前記映像出力手段が前記2次元映像を出力し、ユーザが前記シャッタメガネを装着していないと前記装着状態信号が示すときと、
    前記映像出力手段が前記立体視映像を出力するときとで、出力する映像に対しての画質の調整量を異ならせること
    を特徴とする請求項1記載の電子機器。
  3. 前記シャッタメガネに対して前記装着状態信号を送信するように要求する信号である装着状態信号送信要求を送信する送信部を
    更に具備することを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  4. 前記2次元映像の表示中に、前記受信手段が前記装着状態信号を受信するとき、
    前記画質調整手段はこの装着状態信号に基づいて、出力する前記2次元映像の画質の調整量を定めること
    を特徴とする請求項1記載の電子機器。
  5. 前記画質の調整量を定めるための値が格納された前記画質設定テーブルを記憶する記憶手段を更に具備し、
    前記画質調整手段は前記画質設定テーブルに格納された前記値に基づいて出力する前記2次元映像の画質の調整量を定めること
    を特徴とする請求項1記載の電子機器。
  6. 前記画質設定テーブルの前記値を変更する変更手段を
    更に具備することを特徴とする請求項5記載の電子機器。
  7. 前記画質調整手段は、ユーザが前記シャッタメガネを装着していると前記装着状態信号が示すときと、ユーザが前記シャッタメガネを装着していないと前記装着状態信号示すときとで、出力する前記2次元映像のホワイトバランスの調整量を異ならせること
    を特徴とする請求項1記載の電子機器。
  8. 前記画質調整手段は、前記立体視映像を出力するときのシャープネス調整量と、前記2次元映像を出力するときのシャープネス制御量とを異ならせること
    を特徴とする請求項1記載の電子機器。
  9. 前記映像出力手段によって出力された映像を表示する表示手段と、
    前記シャッタメガネに対して、前記シャッタの開閉信号を送信する開閉信号送信手段と、
    を更に具備することを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  10. シャッタの開閉信号を受信する開閉信号受信手段と、
    受信する開閉信号に基づいて前記シャッタを駆動させる駆動手段と、
    自身がユーザに装着されているか否かを検知する検知手段と、
    前記検知結果に基づいて、自身がユーザに装着されているか否を示す装着状態信号を送信する送信手段と、を具備するシャッタメガネと、
    2次元映像と立体視映像とを選択的に出力する映像出力手段と、
    前記立体視映像を出力するとき、この出力する立体視映像のフレーム更新間隔と同期させて前記開閉信号を送信する送信手段と、
    前記シャッタメガネより送信される、前記装着状態信号を受信する受信手段と、
    前記装着状態信号が、ユーザが前記シャッタメガネを装着していると示すときと、前記ユーザが前記シャッタメガネを装着していないと示すときとで、出力する前記2次元映像に対しての画質の調整量を異ならせる画質調整手段と、
    を具備することを特徴とする映像出力システム。
  11. 2次元映像と立体視映像とを選択的に出力し、
    シャッタメガネより送信される、前記シャッタメガネをユーザが装着しているか否かを示す装着状態信号を受信し、
    前記装着状態信号が、ユーザが前記シャッタメガネを装着していると示すときと、前記ユーザが前記シャッタメガネを装着していないと示すときとで、出力する前記2次元映像に対しての画質の調整量を異ならせる
    ことを特徴とする映像出力方法。
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