JP2011197615A - 光走査装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型化を図りつつ、防塵性を確保することができる光走査装置を提供する。
【解決手段】光走査装置100は、光源と、光源からの光ビームを主走査方向に偏向および走査させる偏向器(ポリゴンミラー130)と、偏向器で偏向および走査された光ビームが通過するシリンドリカルレンズ170と、シリンドリカルレンズ170を支持する筐体110とを備えている。シリンドリカルレンズ170は、光ビームの入射面171と、筐体110の外部に露出した光ビームの出射面172と、入射面171と出射面172をつなぎ、主走査方向に延びる一対の側面173,174とを有し、筐体110は、筐体110の内外を仕切るようにシリンドリカルレンズ170の一対の側面173,174に沿って主走査方向に延びる一対の防塵壁223,224を有している。
【選択図】図3

Description

本発明は、光走査装置に関する。
一般に、レーザプリンタなどの画像形成装置には、感光体の表面を露光する光走査装置が設けられている。このような光走査装置としては、例えば、特許文献1に示すように、筐体内に、光源や、レーザ光を偏向・走査させる偏向器(回転多面鏡)、偏向・走査されたレーザ光が通過するレンズなどを備えたものが知られている。
特開2007−328276号公報
ところで、前記したような従来の光走査装置では、筐体の開口(スリット)に取り付けられたカバーガラスを介してレーザ光が外部に出射されるため、筐体内への塵埃の侵入を抑制することができるが、レンズなどの部品のすべてが筐体内に収容されているので装置が大型化していた。
そこで、装置の小型化を達成するため、カバーガラスを設けずに、筐体の開口にレンズを配置してレンズの出射面を外部に露出させることで、筐体を小型化する構成が考えられる。しかしながら、レンズはその機能に応じて、例えば、出射面が曲面形状をなしていたり、全体が弓形状をなしていたりするので、カバーガラスのように筐体の開口を塞ぐことが難しく、筐体内への塵埃の侵入を抑制する機能(以下、防塵性という。)が低下するおそれがあった。
本発明は、以上のような背景に鑑みてなされたものであり、小型化を図りつつ、防塵性を確保することができる光走査装置を提供することを目的とする。
前記した目的を達成するため、本発明の光走査装置は、光源と、前記光源からの光ビームを主走査方向に偏向および走査させる偏向器と、前記偏向器で偏向および走査された光ビームが通過するレンズと、前記レンズを支持する筐体とを備えた光走査装置であって、前記レンズは、光ビームの入射面と、前記筐体の外部に露出した光ビームの出射面と、前記入射面と前記出射面をつなぎ、主走査方向に延びる一対の側面とを有し、前記筐体は、当該筐体の内外を仕切るように前記レンズの前記一対の側面に沿って主走査方向に延びる一対の防塵壁を有することを特徴とする。
このように構成された光走査装置によれば、レンズの出射面が筐体の外部に露出した構成において、筐体がその内外を仕切るようにレンズの一対の側面に沿って主走査方向に延びる一対の防塵壁を有するので、筐体とレンズの間の隙間を小さくすることができる。これにより、小型化を図りつつ、防塵性を確保することができる。
本発明によれば、レンズの出射面が筐体の外部に露出した構成において、筐体がその内外を仕切るようにレンズの一対の側面に沿って主走査方向に延びる一対の防塵壁を有するので、小型化を図りつつ、防塵性を確保することができる。
本発明の実施形態に係る光走査装置を備えたレーザプリンタの概略構成を示す図である。 光走査装置の構成を示す平面図である。 光走査装置の構成を示す断面図である。 シリンドリカルレンズの斜視図である。 光走査装置の拡大断面図である。 シリンドリカルレンズ付近を内側から見た斜視図(a)と、外側から見た斜視図(b)である。 シリンドリカルレンズを取り外した光走査装置の平面図である。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明では、まず、本発明の実施形態に係る光走査装置を備えた画像形成装置の概略構成について説明した後、光走査装置の詳細な構成について説明する。
<レーザプリンタの概略構成>
図1に示すように、レーザプリンタ1(画像形成装置)は、本体ケーシング2内に、用紙Sを給紙するための給紙部3と、用紙Sに画像を形成する画像形成部4とを主に備えている。
ここで、レーザプリンタ1の概略構成の説明において、方向は、レーザプリンタ1を使用するユーザを基準にした方向で説明する。すなわち、図1における右側を「前」、左側を「後」とし、手前側を「左」、奥側を「右」とする。また、図1における上下方向を「上下」とする。
給紙部3は、本体ケーシング2内の下部に設けられ、給紙トレイ31と、用紙押圧板32と、給紙機構33とを主に備えている。給紙トレイ31に収容された用紙Sは、用紙押圧板32によって上方に寄せられ、給紙機構33によって画像形成部4に供給される。
画像形成部4は、光走査装置100と、プロセスカートリッジ6と、定着装置7とから主に構成されている。
光走査装置100は、本体ケーシング2内の上部に配置され、画像データに基づくレーザ光(鎖線参照)を出射し、感光体ドラム61の表面を露光して静電潜像を形成するように構成されている。光走査装置100の詳細な構成については後述する。
プロセスカートリッジ6は、光走査装置100の下方に配置され、本体ケーシング2に設けられたフロントカバー(符号省略)を開いたときにできる開口から本体ケーシング2に対して着脱可能に装着される構成となっている。このプロセスカートリッジ6は、感光体ドラム61と、帯電器62と、転写ローラ63と、現像ローラ64と、層厚規制ブレード65と、供給ローラ66と、トナー(現像剤)を収容するトナー収容部67とを主に備えている。
プロセスカートリッジ6では、感光体ドラム61の表面が、帯電器62により一様に帯電された後、光走査装置100からのレーザ光によって露光されることで、感光体ドラム61上に画像データに基づく静電潜像が形成される。また、トナー収容部67内のトナーは、供給ローラ66を介して現像ローラ64に供給され、現像ローラ64と層厚規制ブレード65との間に進入して一定厚さの薄層として現像ローラ64上に担持される。
現像ローラ64上に担持されたトナーは、現像ローラ64から感光体ドラム61上に形成された静電潜像に供給される。これにより、静電潜像が可視像化され、感光体ドラム61上にトナー像が形成される。その後、感光体ドラム61と転写ローラ63との間を用紙Sが搬送されることで感光体ドラム61上のトナー像が用紙S上に転写される。
定着装置7は、プロセスカートリッジ6の後方に設けられ、加熱ローラ71と、加熱ローラ71と対向配置されて加熱ローラ71を押圧する加圧ローラ72とを主に備えている。この定着装置7では、用紙S上に転写されたトナー像を、用紙Sが加熱ローラ71と加圧ローラ72との間を通過する間に熱定着させる。トナー像が熱定着された用紙Sは、搬送ローラ73によって搬送経路23を搬送され、搬送経路23から排出ローラ24によって排紙トレイ22上に排出される。
<光走査装置の詳細構成>
次に、光走査装置100の詳細な構成について説明する。なお、以下の説明においては、光源装置120から出射されるレーザ光の進行方向の下流側を単に「下流側」という。
図2,3に示すように、光走査装置100は、筐体110内に、光源装置120と、シリンドリカルレンズ127と、偏向器の一例としてのポリゴンミラー130と、ポリゴンモータ140と、fθレンズ150と、反射鏡160と、レンズの一例としてのシリンドリカルレンズ170とを主に備えている。
光源装置120は、レーザ光(光ビーム)を出射する光源の一例としての半導体レーザ光源121や、半導体レーザ光源121から出射されたレーザ光を集光させて平行な光束に変換するカップリングレンズ122などを備えて構成された公知の装置である。
シリンドリカルレンズ127は、光源装置120の下流側に配置されており、光源装置120から出射されたレーザ光が通過する走査レンズである。このシリンドリカルレンズ127は、光源装置120から出射されたレーザ光をポリゴンミラー130(反射面)上で副走査方向(主走査方向に直交する方向)にのみ結像するように変換する機能を有する。
ポリゴンミラー130は、シリンドリカルレンズ127の下流側に配置されており、六角柱の6つの側面が反射面となっている。このポリゴンミラー130は、高速回転しながら光源装置120からのレーザ光(シリンドリカルレンズ127を通過したレーザ光)を反射して主走査方向(図2の略左右方向)に偏向および等角速度で走査させる。ポリゴンモータ140は、ポリゴンミラー130を回転駆動するための公知のモータである。
fθレンズ150は、ポリゴンミラー130の下流側に配置されており、ポリゴンミラー130で偏向および走査されたレーザ光が通過する走査レンズである。このfθレンズ150は、ポリゴンミラー130により等角速度で走査されたレーザ光を感光体ドラム61の表面に集光し、かつ、等速度で走査するように変換する機能を有する。
反射鏡160は、fθレンズ150の下流側に配置されており、ポリゴンミラー130で偏向および走査され、fθレンズ150を通過したレーザ光を反射してその光路を折り返すことで、レーザ光をシリンドリカルレンズ170に向けるものである。
シリンドリカルレンズ170は、反射鏡160の下流側に配置されており、ポリゴンミラー130で偏向および走査され、fθレンズ150を通過し、反射鏡160で反射されたレーザ光が通過する走査レンズである。このシリンドリカルレンズ170は、レーザ光を屈折させて副走査方向に収束することで、ポリゴンミラー130の面倒れを補正する機能を有する。また、シリンドリカルレンズ170は、シリンドリカルレンズ127と対をなして光束に変換されたレーザ光の面倒れを補正する機能を有する。
図4に示すように、シリンドリカルレンズ170は、主走査方向に長い一対のレンズ面、具体的には、レーザ光の入射面171および出射面172と、入射面171と出射面172をつなぎ、主走査方向に延びる一対の側面173,174とを有している。入射面171および出射面172は、副走査方向から見て、弓形状をなしている(図2参照)。このようなシリンドリカルレンズ170は、図5に示すように、出射面172を筐体110の外部に露出した状態で、筐体110(ベースフレーム200)に支持されている。
なお、以下においては、説明の便宜のため、一対の側面173,174のうち、シリンドリカルレンズ170が筐体110に支持された状態において、筐体110内を向く面を内側面173といい、内側面173とは反対側の面を外側面174というものとする。
図2,3に戻り、光走査装置100では、光源装置120から出射された画像データに基づくレーザ光(鎖線参照)が、シリンドリカルレンズ127、ポリゴンミラー130、fθレンズ150、反射鏡160およびシリンドリカルレンズ170の順に反射または通過して、感光体ドラム61(図1参照)の表面(被走査面)で高速走査される。これにより、感光体ドラム61の表面が露光され、感光体ドラム61上に画像データに基づく静電潜像が形成される。
筐体110は、光源装置120やポリゴンモータ140、シリンドリカルレンズ170などを支持する箱状の部材である。より詳細に、筐体110は、図3に示すように、上部(図3における上部)が開放された箱状(器状)のベースフレーム200と、ベースフレーム200の開放された部分を覆うように取り付けられる蓋フレーム300とを有している。
ベースフレーム200は、箱(器)の底壁部210に、ポリゴンミラー130を支持する支持面212と、シリンドリカルレンズ170に沿うように設けられた一対の防塵壁223,224とを有している。
支持面212には、ポリゴンモータ140の取付板141が複数のネジNによって固定されている。このような構成により、ポリゴンミラー130が、ポリゴンモータ140を介して支持面212に支持されている。
図5,6に示すように、一対の防塵壁223,224は、ベースフレーム200の一部として一体成形されており、筐体110の内外(底壁部210の内側と外側)を仕切るように、シリンドリカルレンズ170の内側面173または外側面174に沿って主走査方向(長手方向)に延びるように設けられている。
より詳細に、防塵壁223は、図6(a)に示すように、底壁部210とシリンドリカルレンズ170の内側面173の間の隙間を塞ぐように、内側面173に沿って主走査方向に延びている。さらに述べると、防塵壁223は、端部223Aが出射面172の弓形状に沿った湾曲形状をなしている。
また、防塵壁224は、図6(b)に示すように、底壁部210とシリンドリカルレンズ170の外側面174の間の隙間を塞ぐように、外側面174に沿って主走査方向に延びている。さらに述べると、防塵壁224は、端部224Aが入射面171の弓形状に沿った湾曲形状をなしている。
図5に示すように、本実施形態において、シリンドリカルレンズ170は、その光軸(一点鎖線参照)が支持面212(支持面212の延長面212’(二点鎖線参照))に対して傾斜した状態でベースフレーム200(筐体110)に支持されている。これに対応して、一対の防塵壁223,224は、シリンドリカルレンズ170の内側面173と外側面174を挟むように支持面212(延長面212’)に対して傾斜している。
シリンドリカルレンズ170と防塵壁223,224の間には、隙間が形成されている。より詳細に、シリンドリカルレンズ170と防塵壁223の間には、防塵壁223の厚さT3よりも小さい隙間D3が形成されている。また、シリンドリカルレンズ170と防塵壁224の間には、防塵壁224の厚さT4(本実施形態においては、T3=T4)よりも小さい隙間D4が形成されている。
これにより、ポリゴンモータ140が回転駆動したときの振動などで筐体110(ベースフレーム200)が共振した場合におけるシリンドリカルレンズ170と防塵壁223,224の接触を抑制することができる。その結果、シリンドリカルレンズ170に対して外部から力がかかりにくくなるので、シリンドリカルレンズ170の変形や位置ずれなどを抑制することができる。
また、図5,7に示すように、一対の防塵壁223,224は、その端部223A,224Aが支持面212(延長面212’)に直交する方向(図5の上方向)から見て互いに重ならないように形成されている。これによれば、2分割で構成した金型を、図5の上下方向に抜くことが可能となるので、防塵壁223,224を一体に有するベースフレーム200(筐体110)を射出成形などで容易に成形することが可能となる。
以上によれば、本実施形態において以下のような作用効果を得ることができる。
シリンドリカルレンズ170の一部(出射面172)が筐体110の外部に露出しているので、カバーガラスを有し、すべてのレンズが筐体110内に収容される構成と比較して、筐体110を小型化することができる。これにより、光走査装置100を小型化することができる。
そして、筐体110がその内外を仕切るようにシリンドリカルレンズ170の内側面173または外側面174に沿って主走査方向に延びる一対の防塵壁223,224を有するので、筐体110とシリンドリカルレンズ170の間の隙間を小さくすることができる。これにより、光走査装置100の防塵性を確保することができる。
このように、本実施形態の光走査装置100によれば、装置の小型化を図りつつ、防塵性を確保することができる。
シリンドリカルレンズ170は、光軸が支持面212に対して傾斜した状態で支持されているので、シリンドリカルレンズ170の光軸が支持面212に対して直交した状態で支持される構成と比較して、光走査装置100の配置の自由度を高めることができる。これにより、光走査装置100が適用されるレーザプリンタ1などの小型化が可能となる。
なお、シリンドリカルレンズ170の光軸が傾斜した状態で支持される構成では、筐体110とシリンドリカルレンズ170の間に大きな隙間ができやすくなる。しかし、本実施形態では、一対の防塵壁223,224が、シリンドリカルレンズ170の内側面173と外側面174を挟むように支持面212に対して傾斜しているので、大きな隙間ができやすい構成においても、より確実に防塵性を確保することができる。
一対の防塵壁223,224は、一体成形されているので、防塵壁223,224を精度よく成形することができ、防塵性を向上させることが可能となる。
シリンドリカルレンズ170の入射面171および出射面172が弓形状をなし、防塵壁223,224の端部223A,224Aが、入射面171または出射面172の弓形状に沿って湾曲しているので、筐体110とシリンドリカルレンズ170の間の隙間をより小さくすることができる。これにより、より確実に防塵性を確保することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではない。具体的な構成については、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
前記実施形態では、シリンドリカルレンズ170(レンズ)の入射面171および出射面172の両方が弓形状をなしている構成を例示したが、これに限定されず、例えば、入射面および出射面のうちのいずれか一方だけが弓形状をなしている構成であってもよい。
前記実施形態では、シリンドリカルレンズ170(レンズ)と防塵壁223,224の間に隙間D3,D4が形成されている構成を例示したが、これに限定されず、例えば、レンズと防塵壁の間にシール部材などを設けてもよい。これによれば、防塵性をより向上させることができる。なお、前実施形態では、一対の防塵壁の厚さが互いに等しい場合(T3=T4)を例示したが、一対の防塵壁の厚さは互いに異なっていてもよい。
前記実施形態では、一対の防塵壁223,224が一体成形されている構成を例示したが、これに限定されず、例えば、一対の防塵壁をそれぞれ個別に成形し、組立工程で筐体に取り付ける構成としてもよい。なお、このような構成においては、一対の防塵壁の端部が支持面に直交する方向から見て互いに重なり合っていてもよい。
前記実施形態では、光軸が支持面212に対して傾斜した状態でシリンドリカルレンズ170(レンズ)が支持され、一対の防塵壁223,224が内側面173と外側面174を挟むように支持面212に対して傾斜している構成を例示したが、これに限定されるものではない。例えば、光軸が支持面に対して直交した状態でレンズが支持され、一対の防塵壁がレンズの一対の側面を挟むように支持面に対して直交する構成であってもよい。
前記実施形態では、光源として半導体レーザ光源121を例示したが、これに限定されず、例えば、YAGレーザなどの固体レーザ光源を採用してもよい。
また、前記実施形態では、光源装置120から平行な光束に変換されたレーザ光(光ビーム)が出射される構成を例示したが、これに限定されず、例えば、収束光や発散光束が出射される構成としてもよい。
前記実施形態では、偏向器として、反射面が回転することでレーザ光(光ビーム)を偏向および走査するポリゴンミラー130を例示したが、これに限定されず、例えば、反射面が揺動することで光ビームを偏向および走査する振動ミラーなどを採用してもよい。
前記実施形態では、レンズとしてシリンドリカルレンズ170を例示したが、これに限定されるものではない。すなわち、本発明のレンズは、光ビームの出射面が筐体の外部に露出するように配置されるレンズであれば特に限定されるものではない。
なお、前記実施形態のシリンドリカルレンズ170は、ポリゴンミラー130の面倒れを補正する機能を有するので、出射面172を通過するレーザ光の通過面積が大きくなっている。そのため、出射面172に多少の塵埃が付着しても像特性に影響を及ぼしにくいので、出射面を筐体の外部に露出させるレンズとして好適に用いることができる。
前記実施形態では、画像形成装置としてレーザプリンタ1を例示したが、これに限定されず、例えば、複写機や複合機などであってもよい。また、前記実施形態では、本発明の光走査装置を画像形成装置(レーザプリンタ1)に適用した例を示したが、これに限定されず、例えば、測定装置や検査装置などに適用してもよい。
100 光走査装置
110 筐体
120 光源装置
121 半導体レーザ光源
130 ポリゴンミラー
170 シリンドリカルレンズ
171 入射面
172 出射面
173 内側面
174 外側面
200 ベースフレーム
210 底壁部
212 支持面
223 防塵壁
223A 端部
224 防塵壁
224A 端部
D3 隙間
D4 隙間
T3 厚さ
T4 厚さ

Claims (7)

  1. 光源と、前記光源からの光ビームを主走査方向に偏向および走査させる偏向器と、前記偏向器で偏向および走査された光ビームが通過するレンズと、前記レンズを支持する筐体とを備えた光走査装置であって、
    前記レンズは、光ビームの入射面と、前記筐体の外部に露出した光ビームの出射面と、前記入射面と前記出射面をつなぎ、主走査方向に延びる一対の側面とを有し、
    前記筐体は、当該筐体の内外を仕切るように前記レンズの前記一対の側面に沿って主走査方向に延びる一対の防塵壁を有することを特徴とする光走査装置。
  2. 前記筐体は、前記偏向器を支持する支持面を有し、
    前記レンズは、光軸が前記支持面に対して傾斜した状態で支持されており、
    前記一対の防塵壁は、前記レンズの前記一対の側面を挟むように前記支持面に対して傾斜していることを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
  3. 前記一対の防塵壁の端部は、前記支持面に直交する方向から見て互いに重ならないことを特徴とする請求項2に記載の光走査装置。
  4. 前記一対の防塵壁は、一体成形されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の光走査装置。
  5. 前記レンズと前記防塵壁の間には、前記防塵壁の厚さよりも小さい隙間が形成されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の光走査装置。
  6. 前記レンズは、前記偏向器の面倒れを補正する機能を有することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の光走査装置。
  7. 前記レンズは、前記入射面および前記出射面のうち少なくとも一方が弓形状をなし、
    前記防塵壁の端部は、前記入射面または前記出射面の弓形状に沿った湾曲形状をなしていることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の光走査装置。
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