JP2011197351A - 反射型回折格子、及び、それを用いた分光器及びパルス整形器 - Google Patents

反射型回折格子、及び、それを用いた分光器及びパルス整形器 Download PDF

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Abstract

【課題】反射型回折格子、及び、それを用いた分光器及びパルス整形器に関し、光の入射角を変更することで、広い波長域で高い回折効率を実現する反射型の回折格子の提供。
【解決手段】反射型回折格子1は、入射光ILを透過型の体積ホログラム層2で回折させ、体積ホログラム層2からの回折光(DLr、DLb、DLg)を体積ホログラム層2と接している反射部材(ミラー3)で反射することによって光の入射角を変更し、広い波長域で高い回折効率を実現する
【選択図】図1

Description

本発明は、反射型回折格子、及び、それを用いた分光器及びパルス整形器に関する。
現在、さまざまな種類の回折格子がスペクトル分割手段として広く用いられている。主要な回折格子としては、例えば、特許文献1に開示されるような、表面のレリーフ構造を利用して回折光を得る表面レリーフ回折格子や、特許文献2、特許文献3、及び特許文献4に開示されるような、内部の屈折率の周期的な変化を利用して回折光を得る体積ホログラム(VPH)回折格子がある。
図10は、特許文献1で開示されている、パルス光源101と、顕微鏡102と、プリチャープユニット103と、を含む装置の概略図である。図10では、表面レリーフ回折格子である反射型ブレーズ回折格子(回折格子100a、100b、100c、及び100d)が、プリチャープユニット103内でスペクトル分割手段として用いられている。
図11は、特許文献2で開示されている、回折格子装置の概念構成斜視説明図である。図11では、VPH回折格子である透過型回折格子201が、いわゆるグリズムとして構成された回折格子装置内の直角プリズム202と直角プリズム203の間に配置されている。
図12は、特許文献3で開示されている、スペクトル分析器(spectral analyzer)に含まれるスペクトル分散器(spectrum disperser)の光学設計図である。図12では、平面状の透過型回折格子301(VPH回折格子)が、検出器アレイ302に至る光路中に配置された、レンズ303とレンズ群304の間に配置されている。
図13は、特許文献4で開示されている、分光器(spectrograph)の概略図である。図13では、VPH回折格子である体積分散回折格子401(体積分散回折格子402)が、検出器403に至る光路中に配置されたターレット404上に、ミラー405(ミラー406)とともに、配置されている。
一般に、スペクトル分割手段として用いられる回折格子は、さまざまな波長の光を効率良く利用するために、広い波長域で高い回折効率を有することが望ましい。
しかしながら、表面リレーフ回折格子では、十分に高い回折効率を得ることは困難である。これは、表面リレーフ回折格子の1次回折光の回折効率が、一般的に最大でも70%程度であり、最適波長(例えば、ブレーズ波長)からはずれるとさらに低下するからである。このため、特に、特許文献1で開示されるプリチャープユニット103のような複数回の回折が必要な装置で表面レリーフ回折格子を使用すると、装置全体としての透過率が著しく低下してしまう。
一方、VPH回折格子は、表面リレーフ回折格子に比べて比較的高い回折効率を実現することが可能であり、1次回折光の回折効率は最大で90%を上回ることもある。また、表面リレーフ回折格子では、最大の回折効率が得られる波長(以降、最適波長と記す。)は、入射角によってほとんど変化せず略一定であるのに対して、VPH回折格子では、最適波長を調整することができる。具体的には、VPH回折格子では、入射角と等しい角度で射出される光の波長で最大の回折効率が得られるため、入射角を所望の波長の1次回折光が射出される角度と略等しくなる様に変更することで、最適波長を任意に調整すること
ができる。
従って、VPH回折格子を用いて最適波長を調整することで、ほぼすべての波長域で80%以上の回折効率を実現することが可能であり、広い波長域で高い回折効率を実現することができる。
米国特許第5995281号明細書 特開2006−178223号公報 米国特許第7315371号明細書 米国特許第6583873号明細書
しかしながら、特許文献2、特許文献3、及び特許文献4で開示されるような、透過型のVPH回折格子を含む装置で最適波長を調整する場合、以下のような構造が必要となる。
特許文献2で開示される装置では、最適波長によらず光軸を一定に維持するためにVPH回折格子の前後に、プリズム(直角プリズム202、直角プリズム203)が必要である。また、最適波長を調整するために前後のプリズムを同時に回転させる構造が必要である
特許文献3で開示される装置では、VPH回折格子の前後の光学系を傾けて光軸方向を変更する構造が必要である。
特許文献4で開示される装置では、検出波長毎に入射角が異なるVPH回折格子とミラーとからなるアセンブリを用意し、それらのアセンブリをターレットの回転により切り換える構造が必要である。
このように、透過型のVPH回折格子を用いる場合、最適波長毎にVPH回折格子への入射方向に対する射出方向が変化するため、その変化を許容するための構造が必要となり、装置の構成が複雑化する。
また、VPH回折格子には、反射型のVPH回折格子も存在する。反射型のVPH回折格子では、入射光と同じ方向に反射される1次回折光で最大の回折効率が実現されるため、所望の波長に応じて反射型のVPH回折格子を回転させて入射角を変更した場合でも、入射方向に対する最適波長の射出方向は変化しない。このため、回折格子自体を回転させる構造など比較的簡単な構造を用いるだけで、最適波長を調整することができる。
しかしながら、従来の反射型のVPH回折格子は、ブラッグ回折のみを用いて反射光(回折光)を得るため、高い回折効率を得るためにホログラム層の厚さが回折させる光の波長の数十倍以上必要となり、したがってブラッグ条件を精度良く満たす必要がある。このため、透過型のVPH回折格子と比べて、極狭い波長域でしか高い回折効率が得られない。
従って、従来の反射型のVPH回折格子は、狭帯域ノッチフィルタなどでは利用されているが、一度に得られる回折光の波長域が狭すぎるため、最適波長を調整することで広い波長域で高い回折効率を実現するといった用途への利用は難しい。
以上のような実情を踏まえ、本発明では、光の入射角を変更することで広い波長域で高
い回折効率を実現する反射型の回折格子を提供することを課題とする。
本発明の第1の態様は、入射光を回折させる透過型ホログラム層と、透過型ホログラム層と接触する反射部材と、透過型ホログラム層で生じる回折光を反射する反射面と、を含む反射型回折格子を提供する。
本発明の第2の態様は、第1の態様に記載の反射型回折格子において、透過型ホログラム層は、入射光を波長毎に異なる方向に回折させる反射型回折格子を提供する。
本発明の第3の態様は、第1の態様に記載の反射型回折格子において、透過型ホログラム層は、反射面と平行な方向に、周期的な屈折率の変化を有する反射型回折格子を提供する。
本発明の第4の態様は、第2の態様または第3の態様に記載の反射型回折格子において、反射面と直交する方向の透過型ホログラム層の厚さは、使用波長の10倍よりも薄い反射型回折格子を提供する。
本発明の第5の態様は、第2の態様乃至第4の態様のいずれか1つに記載の反射型回折格子において、反射部材は、ミラーであり、ミラーは、透過型ホログラム層と接触する反射面を含み、入射光は、反射面と接触するホログラム層の第1面とは異なる面から、ホログラム層へ入射する反射型回折格子を提供する。
本発明の第6の態様は、第5の態様に記載の反射型回折格子において、さらに、ホログラム層を保護する保護部材を含み、ホログラム層は、ミラーと保護部材に挟まれる反射型回折格子を提供する。
本発明の第7の態様は、第6の態様に記載の反射型回折格子において、ミラーの反射面は、金属膜である反射型回折格子を提供する。
本発明の第8の態様は、第6の態様に記載の反射型回折格子において、ミラーの反射面は、誘電体多層膜である反射型回折格子を提供する。
本発明の第9の態様は、第2の態様乃至第4の態様のいずれか1つに記載の反射型回折格子において、反射部材は、全反射プリズムであり、透過型ホログラムは、全反射プリズムと接触する第1面と、反射面と、を含み、入射光は、第1面から、ホログラム層へ入射する反射型回折格子を提供する。
本発明の第10の態様は、第1の態様乃至第9の態様のいずれか1つに記載の反射型回折格子を含む分光器を提供する。
本発明の第11の態様は、第10の態様に記載の分光器において、反射型回折格子は、回折光を反射する反射面を有し、入射光に対する反射面の傾き角が可変である分光器を提供する。
本発明の第12の態様は、第10の態様に記載の分光器において、入射光の光路上に選択的に挿入される、複数の反射型回折格子を含み、複数の反射型回折格子の各々は、回折光を反射し、且つ、入射光に対して傾き角が異なる、反射面を有する分光器を提供する。
本発明の第13の態様は、第12の態様に記載の分光器において、複数の反射型回折格子の各々は、同じ波長分散特性を有する分光器を提供する。
本発明の第14の態様は、第1の態様乃至第9の態様のいずれか1つに記載の反射型回折格子を含むパルス整形器を提供する。
本発明によれば、光の入射角を変更することで広い波長域で高い回折効率を実現する反射型の回折格子を提供することができる。
各実施例で用いられる反射型回折格子の構成を説明する図である。 各実施例で用いられる反射型回折格子の変形例の構成を説明する図である。 図1に例示される反射型回折格子の製造方法を説明するための図である。 図1に例示される反射型回折格子の他の製造方法を説明するための図である。 図1に例示される反射型回折格子のさらに他の製造方法を説明するための図である。 図2に例示される反射型回折格子の製造方法を説明するための図である。 実施例1に係る分光器の上面図である。 実施例1に係る分光器の側面図である。 実施例1に係る分光器の側面図である。 実施例1に係る分光器の側面図である。 実施例2に係る分光器の上面図である。 実施例2に係る分光器の側面図である。 実施例3に係るパルス整形器の上面概略図である。 実施例3に係るパルス整形器の側面概略図である。 従来技術に係るプリチャープユニットを含む装置の概略図である。 従来技術に係る回折格子装置の概念構成斜視説明図である。 従来技術に係るスペクトル分析器に含まれるスペクトル分散器の光学設計図である。 従来技術に係る分光器の概略図である。
まず、はじめに、各実施例で用いられる反射型回折格子の構成について説明する。図1は、各実施例で用いられる反射型回折格子の構成を説明する図である。
図1に例示される反射型回折格子1は、入射光ILを回折させる透過型の体積ホログラム層2と、体積ホログラム層2と接触して配置される反射部材であるミラー3と、体積ホログラム層2を保護する保護部材である保護ガラス4と、を含んでいる。また、ミラー3は、体積ホログラム層2で生じる回折光を反射する反射面RPを含んでいる。
体積ホログラム層2とミラー3は接触し、境界面IFを形成する。境界面IFは、体積ホログラム層2の第1面と、ミラー3の反射面RPと、で構成されている。つまり、ミラー3の反射面RPは、体積ホログラム層2と接触している。
体積ホログラム層2は、ミラー3と保護ガラス4に挟まれていて、ミラー3の反射面RPと平行な方向に周期的な屈折率の変化を有している。その結果、体積ホログラム層2は、特定の波長分散特性を有し、入射光ILを波長毎に異なる方向に回折させることができる。
なお、体積ホログラム層2は、従来技術に係る透過型のVPH回折格子の体積ホログラム層と同様のものである。従って、体積ホログラム層2は、表面リレーフ回折格子に比べて比較的高い回折効率を有し、且つ、入射角と等しい角度で射出される波長の光で最大の回折効率を示す。
また、ホログラム層2へ入射した光は、反射面RPを介してホログラム層を往復することになるため、体積ホログラム層2の厚さ、つまり、反射面RP(境界面IF)と直交する方向の幅は、従来の透過型のVPH回折格子のホログラム層の厚さの半分程度でよい。より具体的には、体積ホログラム層2の厚さは、スペクトル分割後に検出対象とする波長(以降、使用波長と記す。)の10倍よりも薄い。また、ホログラム層の厚さが薄いほど、回折光は広い波長域を有する。このため、反射型回折格子1は、従来の反射型のVPH回折格子と比べて、回折する光の波長域が幅広く取れると同時に、回折格子自体を小型化することができる。
ミラー3の反射面RPは、反射率の優れた材料により構成される。反射面RPは、例えば、銀やアルミニウムなどの金属膜であってもよく、広い波長域で高い反射率を有するような高反射コーティングとして構成された誘電体多層膜であってもよい。また、ミラー3は、反射面RPが特定の波長域で高い反射率を有する誘電体多層膜であるダイクロイックミラーであってもよい。
保護ガラス4は、体積ホログラム層2を保護する保護部材であるが、その表面に反射防止膜が形成されていてもよい。
入射光ILは、ミラー3、体積ホログラム層2、保護ガラス4が積層された反射型回折格子1の保護ガラス4側から、反射型回折格子1に入射する。反射型回折格子1に入射した入射光ILは、保護ガラス4との接触面、つまり、第1面(境界面IF)とは異なる面、から体積ホログラム層2に入射し、回折される。
体積ホログラム層2で回折された回折光は、体積ホログラム層2の第1面(境界面IF)からミラーに向けて射出され、ミラー3で反射される。このため、反射型回折格子1により得られる回折光は、体積ホログラム層2の波長分散特性によって定まる回折光の射出方向とは、境界面IFを基準として対称な方向に射出される。つまり、図1に例示されるように、体積ホログラム層2が、赤の波長をR方向に、緑の波長をG方向に、青の波長をB方向に回折させる特性を有する場合であれば、赤、緑、青の波長の回折光DLr、回折光DLg、回折光DLbの各々は、境界面IFを基準としてR方向、G方向、B方向と対称な方向に射出される。
なお、体積ホログラム層2の回折効率は、すでに上述したように、入射角と等しい角度で射出される波長の回折光で最大となるが、これはミラー3による反射後の回折光でも同様である。このため、図1に例示される反射型回折格子1では、入射光ILの入射角に最も近い角度で射出される回折光DLgが最も回折効率が高く、以降、回折光DLr、回折光DLbの順に回折効率が高い。
図1に例示される反射型回折格子1によれば、従来の透過型のVPH回折格子と同様に、光の入射角を変更することで広い波長域で高い回折効率を実現することができる。また、従来の反射型のVPH回折格子と同様に、最大の回折効率を実現する回折光を、常に入射光と同じ方向で且つ反対向きに射出することができる。このため、例えば、反射型回折格子1自体を反射型回折格子の面と平行で屈折率分布の周期的な変動方向と直交する回転軸で回転させる構造など、比較的簡単な構造を用いるだけで、最適波長を調整することができる。
図2は、各実施例で用いられる反射型回折格子の変形例の構成を説明する図である。
図2に例示される反射型回折格子5は、反射部材としてミラー3の代わりに全反射プリズム6を含んでいる点が、図1に例示される反射型回折格子1と異なっている。また、体積ホログラム層2が、体積ホログラム層2で生じる回折光を反射する反射面RPを含んでいる点も異なっている。反射面RPは、体積ホログラム層2の全反射プリズム6と接触す
る第1面(境界面IF)とは異なる面であり、且つ、第1面と平行な面である。なお、図2では、体積ホログラム層2を保護する保護部材は省略されているが、反射型回折格子5は保護部材を有してもよく、体積ホログラム層2は全反射プリズム6と保護部材に挟まれていてもよい。
体積ホログラム層2と全反射プリズム6は接触し、境界面IFを形成する。境界面IFは、体積ホログラム層2の第1面と、全反射プリズム6の斜面と、で構成されている。
入射光ILは、体積ホログラム層2、全反射プリズム6が積層された反射型回折格子5の全反射プリズム6側から反射型回折格子5に入射する。反射型回折格子5に入射した入射光ILは、全反射プリズム6の斜面と接触する体積ホログラム層2の第1面(境界面IF)から体積ホログラム層2に入射する。なお、全反射プリズムの屈折率は、体積ホログラム層2の屈折率に近い。このため、入射光ILは、境界面IFでほとんど反射することなく、体積ホログラム層2に入射し、回折される。
体積ホログラム層2で回折された回折光は、体積ホログラム層の反射面RP(体積ホログラム層の空気接触面であり、全反射面である。)で全反射される。このため、反射型回折格子5により得られる回折光も、体積ホログラム層2の波長分散特性によって定まる回折光の射出方向とは、反射面RPを基準として対称な方向に射出される。
従って、図2に例示される反射型回折格子5によっても、反射型回折格子1と同様の効果を得ることができる。
図3は、図1に例示される反射型回折格子の製造方法を説明するための図である。
まず、図3(a)に例示されるように、後に体積ホログラム層2となる、ゼラチンなどのホログラム材料の両側面に保護ガラス4を配置する。そして、ホログラム材料に2方向からレーザ光である露光光ELを照射する。なお、露光光ELは、ホログラム材料の一方の側面に設けられた保護ガラス4を介して、ホログラム材料の法線に対して対称な2方向から入射することが望ましい。露光光ELの照射よりホログラム材料上に干渉縞を生じる。その結果、図3(b)に例示されるように、ホログラム材料の屈折率が周期的に変化し、体積ホログラム層2が形成される。最後に、図3(c)に例示されるように、ホログラム材料の一方の側面に設けられた保護ガラス4を除去し、代わりに、ミラー3を配置することで、図3(d)に例示される反射型回折格子1となる。
図4は、図1に例示される反射型回折格子の他の製造方法を説明するための図である。図5は、図1に例示される反射型回折格子のさらに他の製造方法を説明するための図である。
図4(a)に例示されるように、ホログラム材料をミラー3と保護ガラス4で挟んでから露光光ELを照射して、体積ホログラム層2を形成してもよい。また、その場合、ミラー3の反射面での露光光ELの反射を避けるために、図4(b)に例示されるように、露光光ELをミラー3の反射面と平行な2方向からホログラム材料に照射してもよい。
また、図5に例示されるように、ホログラム材料をダイクロイックミラー7と保護ガラス4で挟んでから露光光ELを照射して、体積ホログラム層2を形成してもよい。広い波長域で高い反射率を有するミラー3の代わりに、露光光ELを透過させる特性を有するダイクロイックミラー7を用いることで、ダイクロイックミラー7の反射面での露光光ELの反射を避けることができる。
図2に例示される反射型回折格子5も図1に例示される反射型回折格子1とほぼ同様の方法により製造することができる。図6は、図2に例示される反射型回折格子の製造方法
を説明するための図である。
図6(a)に例示されるように、ホログラム材料と全反射プリズム6の積層後、全反射プリズム6側から露光光を照射し、体積ホログラム層2を形成してもよい。また、その場合、全反射プリズム6と体積ホログラム層2の境界面での露光光ELの反射を避けるために、図6(b)に例示されるように、露光光ELを全反射プリズム6の全反射面と平行な2方向からホログラム材料に照射してもよい。
なお、図1に例示される反射型回折格子1及び反射型回折格子5の製造方法は、図3、図4、図5及び図6で例示される方法に限られない。
以下、図面を参照しながら、各実施例について説明する。
図7Aは、本実施例に係る分光器の上面図である。また、図7B、図7C、図7Dは、それぞれ異なる傾き角に変更された本実施例に係る分光器の側面図である。なお、図7A、図7B、図7C、及び図7DのXYZ座標系は、方向参照の便宜のために設けた右手直交座標系である。
図7Aに例示される分光器10は、体積ホログラム層2とミラー3と保護ガラス4を含む反射型回折格子1と、入射光ILが通過する入射スリット11と、入射光ILを平行光に変換し回折光DLを集光させるレンズ12と、回折光を検出する検出器13とを含んでいる。
入射スリット11を通過した入射光ILは、レンズ12で平行光に変換されて反射型回折格子1に入射する。反射型回折格子1内部では、入射光ILは体積ホログラム層2で回折され、体積ホログラム層2からの回折光DLがミラー3の反射面で反射される。反射面を反射した回折光DLは反射型回折格子1から射出され、レンズ12により検出器13に集光される。従って、波長毎に異なる方向に回折され反射された回折光は、検出器13の受光面上のそれぞれ異なる領域に集光する。
なお、異なる領域に集光する複数の波長の回折光を同時に検出する場合には、検出器13は、複数の受光素子が格子状またはライン状に並べられたエリアセンサ(2次元センサ)またはラインセンサ(1次元センサ)であることが望ましい。
また、分光器10は、Y軸と平行な回転軸を中心に反射型回折格子1を回転させる構造を有している。このため、分光器10は、入射光ILに対するミラー3の反射面の傾き角を任意に変更することができる。なお、回転軸は、レンズ12の光軸と反射型回折格子1との交点を含むことが望ましい。
図7Bは、反射型回折格子1が回転し、入射光ILの方向が緑の波長の回折光DLgの方向と一致した状態を示している。より厳密には、回転軸と直交するXZ平面上で入射光ILの方向が緑の波長の回折光DLgの方向と一致した状態を示している。この場合、緑の波長が最大の回折効率が得られる最適波長であり、分光器10は、回折光DLgを最も高い回折効率で検出することができる。
図7Cは、反射型回折格子1が回転し、入射光ILの方向が赤の波長の回折光DLrの方向と一致した状態を示している。この場合、赤の波長が最大の回折効率が得られる最適波長であり、分光器10は、回折光DLrを最も高い回折効率で検出することができる。
図7Dは、反射型回折格子1を、入射光ILの方向が青の波長の回折光DLbの方向と一致する状態に回転した例を示している。この場合、青の波長が最大の回折効率が得られ
る最適波長であり、分光器10は、回折光DLbを最も高い回折効率で検出することができる。
以上、本実施例に係る分光器10によれば、光の入射角、つまり、反射型回折格子1へ入射する入射光ILの反射面に対する角度、を変更することで、最適波長を任意に調整することができる。これにより、広い波長域で高い回折効率を実現することができる。また、本実施例に係る分光器10では、反射型回折格子自身を回転させることで最適波長を調整することができるので、構成の複雑化や装置の大型化を抑制することができる。
なお、本実施例では、最適波長を赤、緑、青の3つに調整する例を示したが、特にこれに限られない。また、本実施例では、図1に例示される反射型回折格子1を含む分光器10を例示したが特にこれに限られない。図2に例示される反射型回折格子5を含んでもよい。
図8Aは、本実施例に係る分光器の上面図である。図8Bは、本実施例に係る分光器の側面図である。なお、図8A及び図8BのXYZ座標系は、方向参照の便宜のために設けた右手直交座標系である。
図8A及び図8Bに例示される分光器20は、入射光ILの光路上に選択的に挿入される3つの反射型回折格子(反射型回折格子1a、反射型回折格子1b、反射型回折格子1c)と、入射光ILが通過する入射スリット11と、入射光ILを平行光に変換するレンズ21と、回折光DLを集光させるレンズ22と、回折光を検出する検出器13とを含んでいる。
本実施例に係る分光器20は、反射型回折格子を回転させる構造の代わりに、3つの反射型回折格子のうちの1つを入射光ILの光路上に選択的に挿入する構造を有する点が、実施例1に係る分光器10と異なっている。
また、反射型回折格子1a、反射型回折格子1b、及び反射型回折格子1cは、それぞれ、体積ホログラム層とミラーと保護ガラスを含む点は、実施例1に係る反射型回折格子1と同様である。ただし、反射型回折格子1a、反射型回折格子1b、及び反射型回折格子1cは、同じ波長分散特性を有しているが、入射光ILに対して傾き角が異なる反射面を有している。このため、それぞれ異なる最適波長を示す。
本実施例に係る分光器20によれば、光路上に挿入される反射型回折格子を切り換えて入射光ILの反射面に対する角度を変更することで、最適波長を任意に調整することができる。これにより、実施例1に係る分光器10と同様に、広い波長域で高い回折効率を実現することができる。また、本実施例に係る分光器20では、反射面の傾き角が予め調整され固定されているため、所望の波長を高精度に最適波長に一致させることができる。
なお、本実施例でも、図1に例示される反射型回折格子1を含む分光器10を例示したが特にこれに限られない。図2に例示される反射型回折格子5を含んでもよい。また、本実施例では、3つの反射型回折格子を含む分光器20を示したが、特にこれに限られない。反射型回折格子の数は複数であればよい。
図9Aは、本実施例に係るパルス整形器の上面概略図である。図9Bは、本実施例に係るパルス整形器の側面概略図である。なお、図9A及び図9BのXYZ座標系は、方向参照の便宜のために設けた右手直交座標系である。
本実施例に係るパルス整形器30は、パルス光源31と、顕微鏡32と、プリチャープユニット33と、を含んでいる。また、プリチャープユニット33は、反射型回折格子33a、反射型回折格子33b、反射型回折格子33cと、反射型回折格子33dを含んでいる。なお、反射型回折格子33aから反射型回折格子33dは、上述した反射型回折格子1と同様の構成を有する。また、反射型回折格子33aから反射型回折格子33dは、上述した反射型回折格子5と同様の構成を有してもよい。
本実施例に係るプリチャープユニット33の回折方向は、図10に例示される従来のプリチャープユニット103の回折方向に対して直交している。従って、図9Bに例示されるように、側面からプリチャープユニット33を見ると、反射型回折格子の回折される最適波長(中心波長)の光は、プリチャープユニット33へ入射する光と重なることになる。なお、図9A及び図9Bでは、回折光の最長波長の光と最短波長の光のみが記載されていて、中心波長の光は省略されている。
本実施例によれば、プリチャープユニット33が、従来の表面レリーフ回折格子の代わりに、上述した反射型回折格子1または反射型回折格子5を含むことで、プリチャープユニット33の回折効率を改善することが可能である。その結果、本実施例に係るパルス整形器30は、装置全体としての透過率の低下を抑制することができる。
1、1a、1b、1c、5、33a、33b、33c、33d・・・反射型回折格子、2・・・体積ホログラム層、3・・・ミラー、4・・・保護ガラス、6・・・全反射プリズム、7・・・ダイクロイックミラー、10、20・・・分光器、11・・・入射スリット、12、21、22・・・レンズ、13・・・検出器、30・・・パルス整形器、IL・・・入射光、DL、DLr、DLg、DLb・・・回折光、EL・・・露光光、100a、100b、100c、100d・・・回折格子、31、101・・・パルス光源、32、102・・・顕微鏡、33、103・・・プリチャープユニット、201、301・・・透過型回折格子、202、203・・・直角プリズム、302・・・検出器アレイ、303・・・レンズ、304・・・レンズ群、401、402・・・体積分散回折格子、403・・・検出器、404・・・ターレット、405、406・・・ミラー、IF・・・境界面、RP・・・反射面

Claims (14)

  1. 入射光を回折させる透過型ホログラム層と、
    前記透過型ホログラム層と接触する反射部材と、
    前記透過型ホログラム層で生じる回折光を反射する反射面と、
    を含むことを特徴とする反射型回折格子。
  2. 請求項1に記載の反射型回折格子において、
    前記透過型ホログラム層は、前記入射光を波長毎に異なる方向に回折させることを特徴とする反射型回折格子。
  3. 請求項1に記載の反射型回折格子において、
    前記透過型ホログラム層は、前記反射面と平行な方向に、周期的な屈折率の変化を有することを特徴とする反射型回折格子。
  4. 請求項2または請求項3に記載の反射型回折格子において、
    前記反射面と直交する方向の前記透過型ホログラム層の厚さは、使用波長の10倍よりも薄いことを特徴とする反射型回折格子。
  5. 請求項2乃至請求項4のいずれか1項に記載の反射型回折格子において、
    前記反射部材は、ミラーであり、
    前記ミラーは、前記透過型ホログラム層と接触する前記反射面を含み、
    前記入射光は、前記反射面と接触する前記ホログラム層の第1面とは異なる面から、前記ホログラム層へ入射することを特徴とする反射型回折格子。
  6. 請求項5に記載の反射型回折格子において、さらに、
    前記ホログラム層を保護する保護部材を含み、
    前記ホログラム層は、前記ミラーと前記保護部材に挟まれることを特徴とする反射型回折格子。
  7. 請求項6に記載の反射型回折格子において、
    前記ミラーの前記反射面は、金属膜であることを特徴とする反射型回折格子。
  8. 請求項6に記載の反射型回折格子において、
    前記ミラーの前記反射面は、誘電体多層膜であることを特徴とする反射型回折格子。
  9. 請求項2乃至請求項4のいずれか1項に記載の反射型回折格子において、
    前記反射部材は、全反射プリズムであり、
    前記透過型ホログラム層は、
    前記全反射プリズムと接触する第1面と、
    前記反射面と、を含み、
    前記入射光は、前記第1面から、前記ホログラム層へ入射することを特徴とする反射型回折格子。
  10. 請求項1乃至請求項9のいずれか1項に記載の反射型回折格子を含むことを特徴とする分光器。
  11. 請求項10に記載の分光器において、
    前記反射型回折格子は、前記回折光を反射する反射面を有し、
    前記入射光に対する前記反射面の傾き角が可変であることを特徴とする分光器。
  12. 請求項10に記載の分光器において、
    前記入射光の光路上に選択的に挿入される、複数の前記反射型回折格子を含み、
    前記複数の反射型回折格子の各々は、前記回折光を反射し、且つ、前記入射光に対して傾き角が異なる、反射面を有することを特徴とする分光器。
  13. 請求項12に記載の分光器において、
    前記複数の反射型回折格子の各々は、同じ波長分散特性を有することを特徴とする分光器。
  14. 請求項1乃至請求項9のいずれか1項に記載の反射型回折格子を含むことを特徴とするパルス整形器。
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