JP2011194637A - 媒体処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】開閉式のユニットを開いて媒体搬送路を開放状態に切り替える操作を、少ない操作量および小さな操作力で行うことができる媒体処理装置を提案する。
【解決手段】媒体処理装置は、第1回動中心線CL1を中心に、閉位置から開位置までの範囲を回動可能な開閉ユニット10と、開閉ユニット10を閉位置にロックするロック位置およびロックを解除したロック解除位置に移動可能なロック部材36と、第2回動中心線CL2を中心に、第1回動位置から第2回動位置を経由して第3回動位置に至るまでの範囲を回動可能な操作レバー35とを備えている。第1カム機構35a、37は、操作レバー35の第2回動位置から第3回動位置までの回動を開閉ユニット10の閉位置から開位置までの回動に変換し、第2カム機構35g、39は、操作レバー35の第1回動位置から第2回動位置までの回動をロック部材36のロック位置からロック解除位置までの移動に変換する。
【選択図】図3

Description

本発明は、小切手等の記録媒体に対して所定の処理を行う媒体処理装置に関する。
この種の媒体処理装置としては、小切手等の記録媒体に印刷されている磁気インク文字を読み取るとともに、記録媒体に対する印刷を行うものが知られている。特許文献1にはこのような媒体処理装置が開示されており、当該媒体処理装置は、本体ユニット、読取印字ユニットおよびロール紙ユニットを有し、読取印字ユニットは、磁気インク文字を読み取る読取ヘッドと記録媒体に印刷を行う印字部を備えている。媒体処理装置では、本体ユニットと読取印字ユニットとの間に、磁気インク文字の読取位置および印刷位置を経由する媒体搬送路が形成されており、記録媒体は、媒体搬送路に沿って搬送される。
特開2000−43339号公報
媒体処理装置では、一般に、媒体搬送路に詰まった記録媒体を除去するため、また、読取印字ユニットなどのメンテナンスのために、読取印字ユニットを開けて媒体搬送路を開放状態に切り替えることができるようになっている。媒体搬送路を開放状態に切り替えるためには、読取印字ユニットを所定の軸を中心として、媒体搬送路を規定している閉位置から、媒体搬送路が開放状態になる開位置に開ける構成が採用される。この場合、読取印字ユニットを閉じ位置にロックするためのロック機構が配置され、ユニットカバーなどにロックを解除して読取印字ユニットを開位置まで回動させるための取手が取り付けられる。
しかしながら、読取印字ユニットに取り付けた取手を手で持ち上げて読取印字ユニットを閉位置から開位置まで開く操作においては、読取印字ユニットの自重がそのまま操作者の手に作用するので、読取印字ユニットが重い場合には大きな操作力を必要とする。媒体処理装置の読取印字ユニットに印字ヘッド、搬送ローラーなどが搭載されている場合には、一般的なプリンターにおける開閉蓋に比べて重量があるので、開閉のために大きな力を必要とする。
また、媒体搬送路に詰まった記録媒体の除去を容易に行うためには、読取印字ユニットを大きく開くことが望ましい。このためには、操作者は読取印字ユニットの取手を持って、大きな回動範囲に亘って読取印字ユニットをその開き位置まで回動させる必要がある。重量のある読取印字ユニットを持ち上げて大きく開くことは、力の弱い操作者にとっては簡単ではない。さらに、操作者が読取印字ユニットを持ち上げて大きく開くためには、媒体処理装置の周囲に、読取印字ユニットを手で持ち上げて回動させることのできる大きなスペースを必要とするので、狭い場所に媒体処理装置が設置されている場合には、設置場所を移動させないと読取印字ユニットを開けることができないことがあり不便である。
本発明の課題は、このような点に鑑みて、印刷ヘッドなどが搭載されている開閉式のユニットを開いて媒体搬送路を開放状態に切り替える操作を、少ない操作量および小さな操作力で簡単に行うことができるようにした媒体処理装置を提案することにある。
上記の課題を解決するため、本発明の媒体処理装置は、
本体フレームと、
前記本体フレームに対して、第1回動中心線を中心として、閉位置から開位置までの間の範囲を回動可能に取り付けられている開閉ユニットと、
前記閉位置の前記開閉ユニットと前記本体フレームの間に形成されており、前記開閉ユニットを前記開位置に向けて開くと開放状態になる記録媒体搬送用の媒体搬送路と、
前記本体フレームに対して、前記開閉ユニットを前記閉位置にロックするロック位置およびロックを解除したロック解除位置に移動可能に取り付けられているロック部材と、
前記本体フレームに対して、前記第1回動中心線とは異なる位置において当該第1回動軸線に平行な第2回動中心線を中心として、第1回動位置から第2回動位置を経由して第3回動位置に至るまでの範囲を回動可能な操作レバーと、
前記操作レバーおよび前記開閉ユニットの間に配置した第1カム機構と、
前記操作レバーおよび前記ロック部材の間に配置した第2カム機構とを有し、
前記第1カム機構は、前記操作レバーの前記第2回動位置から前記第3回動位置までの回動を、前記開閉ユニットの前記閉位置から前記開位置までの回動に変換し、前記操作レバーの前記第3回動位置から前記第2回動位置までの回動を前記開閉ユニットの前記開位置から前記閉位置までの回動に変換するものであり、
前記第2カム機構は、前記操作レバーの前記第1回動位置から前記第2回動位置までの回動を、前記ロック部材の前記ロック位置から前記ロック解除位置までの移動に変換し、前記操作レバーの前記第2回動位置から前記第1回動位置までの回動を、前記ロック部材の前記ロック解除位置から前記ロック位置までの移動に変換するものであることを特徴としている。
本発明の媒体処理装置では、開閉ユニットの回動中心となる第1回動中心線と、操作レバーの回動中心となる第2回動中心線とが異なった位置にあり、開閉ユニットと、操作レバーとは異なる円弧軌跡に沿って回動する。したがって、これらの間に配置した第1カム機構のカム面およびカムフォロワーも異なる円弧軌跡に沿って回動するので、これらを適切な形状に設定しておけば、操作レバーの操作角度(回動量)に比べて開閉ユニットの開き角度(回動量)を大きくすることができる。よって、少ない操作量で開閉ユニットを大きく開くことができる。
また、第1回動中心線から操作レバーの操作端部までの距離を、当該第1回動中心線から第1カム機構までの距離よりも長くしておけば、開閉ユニットに取り付けた取手を直接持ち上げて当該開閉ユニットを開ける場合に比べて、小さな操作力で開閉ユニットを開けることができる。
さらに、本発明では、操作レバーを第1回動位置から第2回動位置まで回動させる間、換言すると、ロック部材によるロックを解除するまでの間は、開閉ユニットは開かないので開閉ユニットの自重が操作レバーに作用することがない。よって、開閉ユニットの自重およびロック部材からの反力が同時に操作レバーに作用することが無いので、大きな操作力を必要とすることがない。したがって、操作レバーを操作して、ロック解除動作および開閉ユニットの開き動作を順次に連続して行うことができ、操作レバーの操作性も良い。
ここで、前記操作レバーの前記第2回動位置から前記第3回動位置までの回動を、前記開閉ユニットの前記閉位置から前記開位置までの回動に変換するための前記第1カム機構としては、次の構成のものを採用することができる。
すなわち、前記第1カム機構は、前記操作レバーに形成したカム溝と、前記開閉ユニットに取り付けられ、前記カム溝に沿ってスライド可能なスライドピンとを備えており、前記カム溝は、前記第2回動中心線を中心とする円弧に沿った方向に延びる第1カム溝部分と、当該第1カム溝部分における前記開閉ユニットの閉じ方向の端から前記円弧の半径方向の外方に折れ曲がって延びている第2カム溝部分とを備えている。この構成によれば、前記操作レバーが前記第1回動位置から前記第2回動位置に回動する間は、前記スライドピンが前記第1カム溝部分に沿って相対的にスライドして前記開閉ユニットが前記閉位置に保持される。また、前記操作レバーが前記第2回動位置から前記第3回動位置に回動すると、前記スライドピンは前記第2カム溝部分に沿ってスライドしながら前記第1回動中心線を中心として回動させられて、前記開閉ユニットが前記開位置に回動する。
また、前記操作レバーの前記第1回動位置から前記第2回動位置までの回動を、前記ロック部材の前記ロック位置から前記ロック解除位置までの移動に変換する前記第2カム機構としては次の構成のものを採用することができる。
すなわち、前記第2カム機構は、前記操作レバーに形成したカム面と、前記ロック部材に取り付けたピンとを備えている。また、前記操作レバーが前記第1回動位置から前記第2回動位置まで回動する間は、前記ピンが、前記カム面に沿ってスライドしながら前記ロック部材を前記ロック解除位置に移動させる方向に押されるように、カム面の形状、カム面とピンの相対位置が設定されている。
上記構成の第1カム機構および第2カム機構を備えている場合には、前記第2回動中心線から前記操作レバーの操作端部までの距離を、前記第2回動中心線から前記カム溝までの距離、および、当該第2回動中心線から前記カム面までの距離のいずれよりも長くなるように設定する。これにより、梃子の原理により、小さな操作力で操作レバーを操作して、ロック部材をロック解除方向に移動させる動作および開閉ユニットの開閉動作を行うことができる。
本発明の媒体処理装置においては、異なる回動中心線回りに操作レバーおよび開閉ユニットを回動させるようにし、操作レバーの第1回動位置から第2回動位置までの回動を、第2カム機構を介して、ロック部材のロック解除方向への移動に変換し、操作レバーの第2回動位置から第3回動位置までの回動を、第1カム機構を介して、開閉ユニットの閉じ位置から開き位置までの間の回動に変換するようにしている。操作レバーの回動軌跡と開閉ユニットの回動軌跡が異なるので、第1カム機構のカム面およびカムフォロワーを適切な位置関係および形状に設定しておくことにより、操作レバーの操作角度に比べて開閉ユニットの開閉角度を大きくすることができる。また、操作レバーの回動中心線から当該操作レバーの操作端部までの距離を、回動中心から第1カム機構、第2カム機構までの距離よりも十分に長く設定しておけば、小さな操作力でロック部材をロック解除方向に移動させることができると共に、小さな操作力で開閉ユニットを開閉することができる。
本発明の実施の形態にかかる小切手処理装置の外観斜視図。 小切手処理装置の内部機構を示す斜視図および側面図。 閉位置の開閉ユニットを右後方から示す斜視図。 閉位置の開閉ユニットの右側面図。 開位置の開閉ユニットを右後方から示す斜視図。 開閉ユニットの開動作を示す説明図。 開閉ユニットの開動作を示す説明図。
以下、図面を参照して、本発明の媒体処理装置の実施の形態に係る小切手処理装置を詳細に説明する。
(小切手処理装置の全体構成)
図1は小切手処理装置1の外観斜視図であり、図2(A)および(B)は小切手処理装置1の本体ケース2を取り外してその内部機構を示す斜視図および側面図である。小切手処理装置1は、図1に示すように、全体として略直方体状に形成された本体ケース2を備えている。本体ケース2の前面の左側寄りの部分には、記録媒体としての小切手(図示省略)を挿入するための媒体挿入口3が装置幅方向に沿って所定幅で設けられている。本体ケース2の上面の装置前後方向の中央部分には、処理された小切手が排出される媒体排出口4が装置幅方向に沿って所定幅で設けられている。媒体挿入口3と媒体排出口4との間には、小切手が搬送される媒体搬送路5が形成されている。媒体搬送路5は、媒体挿入口3から装置後方に延びた後に上方へ湾曲して延びるように形成されている。また、媒体搬送路5は、本体ケース2の左側面において開口している。
本体ケース2の上面において、媒体排出口4よりも前側は、前面カバー6によって覆われている。前面カバー6の前端部分には操作パネル7が設けられている。本体ケース2の上面の後端部分には、開口部8が設けられているとともに、この開口部8を開閉するための開閉蓋9が取り付けられている。開閉蓋9は、後端部分を中心として回動可能な状態で本体ケース2に取り付けられている。
ここで、小切手処理装置1における前面カバー6によって覆われている部分は開閉式の開閉ユニット10となっており、その前側下端部の装置幅方向に延びる第1回動中心線CL1を中心として前方に開くことが可能となっている。開閉ユニット10を開くと、この開閉ユニット10と装置本体側の間に形成されている媒体搬送路5が開放状態に切り替わる。また、開閉ユニット10の開閉は、その右端上面部分に、操作端部35Aが露出している操作レバー35を手前に引くことにより行うことができる。この操作レバー35は、第1回動中心線CL1とは異なる位置において装置幅方向に延びる第2回動中心線CL2を中心に回動するようになっている。開閉ユニット10、操作レバー35については詳細を後述する。
図2に示すように、媒体搬送路5は、媒体挿入口3から装置後方に延びる第1搬送路部分5aと、第1搬送路部分5aの後端から上方に湾曲する湾曲搬送路部分5bと、湾曲搬送路部分5bの上端から上方へ延びる第2搬送路部分5cとを備えている。第1搬送路部分5aおよび湾曲搬送路部分5bの底面と、第2搬送路部分5cの装置後方の面は、搬送ガイド12によって規定されている。また、湾曲搬送路部分5bの上面と、第2搬送路部分5cの装置前方の面は、搬送ガイド13によって規定されている。
第1搬送路部分5aには、小切手に印刷された磁気インク文字を読み取るための磁気ヘッド15が設置されている。磁気ヘッド15は、その磁気ギャップを下側に向けた状態で、第1搬送路部分5aの上側に配置されている。
第2搬送路部分5cの下側部分には、小切手の裏面に印刷を行う第1印刷ヘッド16が設置されている。第1印刷ヘッド16は、インクリボンに記録ワイヤーを打ち当ててインクリボンのインクを小切手に付着させて印刷を行うシリアル・インパクト・ドット・マトリクス(SIDM)印刷ヘッドである。この第1印刷ヘッド16は、第2搬送路部分5cよりも装置後方に配置された第1ヘッドユニット17に搭載されている。第1ヘッドユニット17は、装置前後方向に移動可能な状態で小切手処理装置1の本体フレーム18に支持されている。
第2搬送路部分5cの上端部分には、小切手の表面に印刷を行う第2印刷ヘッド19が設置されている。第2印刷ヘッド19は、第1印刷ヘッド16と同様に、SIDM印刷ヘッドであり、第2搬送路部分5cよりも装置前方に配置された第2ヘッドユニット20に搭載されている。
第1搬送路部分5aと湾曲搬送路部分5bとの境界部分には、小切手を磁気ヘッド15による読取位置を経由させて搬送する一対の搬送ローラー21、22が設置されている。また、第2搬送路部分5cの上側部分であって、第2印刷ヘッド19の下側には、小切手を搬送する一対の搬送ローラー23、24が設置されている。
(開閉ユニット、操作レバーおよびロックレバーの構成)
図3は、閉位置にある開閉ユニット10を操作レバー35およびロックレバー36と共に示す斜視図であり、装置右後方から見た場合のものである。図4は、閉位置にある開閉ユニット10の右側面図である。図5は、開位置にある開閉ユニット10を操作レバー35およびロックレバー36と共に示す斜視図であり、装置右後方から見た場合のものである。
第2ヘッドユニット20は、本体フレーム18に回動可能な状態で支持されているヘッドユニットフレーム26を備えている。ヘッドユニットフレーム26は、装置幅方向に延びる軸線回りに回動可能となっており、ヘッドユニットフレーム26の前下端側が本体フレーム18に対するヘッドユニットフレーム26の回動中心線(第1回動中心線)CL1となっている。ヘッドユニットフレーム26には、第2印刷ヘッド19を搭載しているキャリッジ28を装置幅方向へ案内するガイド軸29が装置幅方向を軸方向として取り付けられている。ヘッドユニットフレーム26の、ガイド軸29の前方には、キャリッジ28をガイド軸29に沿って往復移動させるためのタイミングベルト30やモータ等を備えるキャリッジ搬送機構が搭載されている。ヘッドユニットフレーム26の上面側には、インクリボンが収納されているインクリボンカートリッジ31がセットされている。
また、ヘッドユニットフレーム26の、ガイド軸29の後方には、上述の搬送ローラー23が固定される回転軸32が回転可能に取り付けられている。さらに、ヘッドユニットフレーム26の、回転軸32の下方には、上述の搬送ガイド13が固定されている。なお、搬送ガイド13には、第1印刷ヘッド16に対向配置されるプラテン33が固定されている。
上述のように、ヘッドユニットフレーム26は、本体フレーム18に対して第1回動中心線CL1を中心に回動可能となっている。すなわち、搬送ガイド13および搬送ローラー23が取り付けられた第2ヘッドユニット20は、本体フレーム18に対して第1回動中心線CL1を中心に回動可能となっており、搬送ガイド13、搬送ローラー23、第2ヘッドユニット20および第2ヘッドユニット20を覆うケース(図示せず)等によって開閉式の開閉ユニット10が構成されている。開閉ユニット10は、搬送ガイド13が搬送ガイド12に対向配置されて、媒体搬送路5の一部を構成している閉位置10A(図3、図4参照)と、搬送ガイド13が配置される湾曲搬送路部分5bおよび第2搬送路部分5cを開放する(すなわち、湾曲搬送路部分5bおよび第2搬送路部分5cにおける小切手の搬送経路を露出させる)開位置10B(図5参照)との間で、本体フレーム18に対して回動可能となっている。
小切手処理装置1は、開閉ユニット10を回動させる操作レバー35と、閉位置10Aで開閉ユニット10をロックするロック部材の一例としてのロックレバー36とを備えている。操作レバー35およびロックレバー36は、小切手処理装置1の右側面側に配置されている。
操作レバー35は、ヘッドユニットフレーム26の右側の外側面に沿って配置されている。この操作レバー35は、本体フレーム18に回動可能な状態で支持されている。操作レバー35は、装置幅方向に延びる軸線回りに回動可能となっており、操作レバー35の前下端側が本体フレーム18に対する操作レバー35の回動中心線(第2回動中心線)CL2となっている。第2回動中心線CL2は、第1回動中心線CL1よりもわずかに後ろ側に配置されるとともに、第1回動中心線CL1よりもわずかに下側に配置されている。
図4から分かるように、操作レバー35の下端側は、装置前後の幅が広い下端部分35mとなっている。この下端部分35mの上端からは、当該下端部分35mよりも狭い幅で、僅かに装置後方に向けて上方に延びる傾斜腕部分35nが形成されている。この傾斜腕部分35nの上端からは装置前側に折れ曲がった後に再び装置後方に折れ曲がっている先端部分35pが形成されている。傾斜腕部分35nから先端部分35pの先端に向かって装置前後方向の幅が徐々に狭くなっている。先端部分35pにおける上端部が操作者によって操作される操作端部35Aとなっており、当該操作端部35Aが本体ケース2から上方に突出している。小切手処理装置1の操作者は、操作レバー35の操作端部35Aを操作して操作レバー35を回動させることができる。
操作レバー35における装置上下方向の中程の位置には、装置幅方向に貫通する状態に当該操作レバー35に形成した略一定幅のカム溝35aが形成されている。カム溝35aは、第2回動中心線CL2の後ろ斜め上方に形成されている。図4において、カム溝35aの下側の内周側面の一部は、開閉ユニット10を回動させるための第1カム面35bとなっている。また、カム溝35aの上側の内周側面の一部は、第1カム面35bに対向するカム対向面35fとなっている。カム溝35aには、ヘッドユニットフレーム26の右側面に固定されたスライドピン37がスライド可能な状態で係合している。カム溝35aとスライドピン37によって第1カム機構が構成されており、スライドピン37は、カム溝35aに沿って、すなわち、第1カム面35bおよびカム対向面35fに沿って、操作レバー35に対して相対移動するカムフォロワーの機能を果たしている。
第1カム面35bは、図4において、装置後ろ側に向かうにしたがって下方向へ傾斜する第1傾斜部35cと、装置後ろ側へ向かうにしたがって上方向へ傾斜する第2傾斜部35dと、第1傾斜部35cと第2傾斜部35dとを繋ぐ曲面部35eとによって構成されている。第1傾斜部35cと第2傾斜部35dとがなす角度θは、たとえば、80°〜100°程度となっている。また、第1傾斜部35cは、装置幅方向から見たときに、第2回動中心線CL2を中心とする円弧あるいは当該円弧に接する接線に沿って延びている。第2傾斜部35dは、当該円弧に対して、半径方向の外方に折れ曲がった方向に直線状に延びている。カム対向面35fは、第1傾斜部35cに略平行な傾斜部と第2傾斜部35dに略平行な傾斜部とによって構成されている。また、第1傾斜部35cに略平行なカム対向面35fの傾斜部と第1傾斜部35cとによって、第1カム溝部分が構成され、第2傾斜部35dに略平行なカム対向面35fの傾斜部と第2傾斜部35dとによって、第2カム溝部分が構成されている。
図4において、操作レバー35の後端面の下端側には、ロックレバー36による開閉ユニット10のロック状態を解除するための第2カム面35gが形成されている。第2回動中心線CL2から第2カム面35gまでの距離は、第2回動中心線CL2から操作レバー35の操作端部35Aまでの距離よりも短くなっている。第2カム面35gは、第3傾斜部35hと、第4傾斜部35jと、第5傾斜部35kとによって構成されている。第3傾斜部35hは、装置後ろ側に向かうにしたがって下方向へ傾斜している。第3傾斜部35hの傾斜角度は、第1カム面35bの第1傾斜部35cの傾斜角度よりも急になっている。第4傾斜部35jは、第3傾斜部35hの下端に繋がるように形成されている。第4傾斜部35jは、装置後ろ側に向かうにしたがって下方向へ傾斜するとともに、第3傾斜部35hよりも急な角度で傾斜している。第5傾斜部35kは、第4傾斜部35jの下端に繋がるように形成されている。第5傾斜部35kは、装置前側に向かうにしたがって下方向へ傾斜している。
ロックレバー36は、開閉ユニット10が閉位置10Aにあるときに、搬送ガイド13の右側に配置されている。また、ロックレバー36は、操作レバー35よりも左側に配置されている。このロックレバー36は、本体フレーム18に回動可能な状態で支持されている。ロックレバー36は、装置幅方向に延びる軸線回りに回動可能となっており、上下方向におけるロックレバー36の略中心位置が本体フレーム18に対するロックレバー36の回動中心線(第3回動中心線)CL3となっている。第3回動中心線CL3は、第2回動中心線CL2よりもわずかに下側に配置されている。
ロックレバー36の上端側には、ヘッドユニットフレーム26の下側に装置幅方向を軸方向として固定されるロックピン38(図5参照)に係合する係合部36aが形成されている。係合部36aは、第3回動中心線CL3の上方に形成されている。また、上下方向における係合部36aと第3回動中心CL3との間には、第2カム面35gに当接する当接ピン39が装置幅方向を軸方向として固定されている。当接ピン39は、装置前後方向において第3回動中心線CL3よりもわずかに後ろ側に配置されている。第2カム面35gと当接ピン39によって第2カム機構が構成されており、当接ピン39は、第2カム面35gに沿って操作レバー35に対して相対移動するカムフォロワーの機能を果たしている。なお、ロックレバー36は、コイルバネ等の付勢部材(図示省略)によって、図4における反時計回りの方向に付勢されている。
(開閉ユニットの開閉動作)
図6、図7は、図2に示す開閉ユニット10の開動作を説明するための図であり、(A)は開閉ユニット10、操作レバー35およびロックレバー36を右後方から示す斜視図、(B)は開閉ユニット10、操作レバー35およびロックレバー36の右側面図である。
開閉ユニット10が閉位置10Aにあるときには、図4に示すように、ロックレバー36の係合部36aが、ヘッドユニットフレーム26の下側に固定されるロックピン38に上側から係合しており、ロックレバー36によって、開閉ユニット10が閉位置10Aにロックされている。すなわち、開閉ユニット10が閉位置10Aにあるときには、ロックレバー36はロック位置にある。また、このときには、操作レバー35は、第1回動位置L1にある。
第1回動位置L1にある操作レバー35の操作端部35Aを操作者が操作して、図4の反時計回りの方向へ操作レバー35を回動させると、まず、第1カム面35bの第1傾斜部35cに沿ってスライドピン37が操作レバー35に対して相対移動し、第2カム面35gの第3傾斜部35hに沿って当接ピン39が操作レバー35に対して相対移動する。第1傾斜部35cに沿ってスライドピン37が相対移動している間は、開閉ユニット10は回動しない。すなわち、開閉ユニット10は閉位置10Aに保持される。また、第3傾斜部35hに沿って当接ピン39が相対移動すると、ロックレバー36が図4の時計回りの方向へ回動する。すなわち、ロックピン38と係合部36aとの係合状態が解除される方向へ当接ピン39が押される。
当接ピン39が第3傾斜部35hの下端に到達するまでに、図6(B)に示すように、ロックピン38と係合部36aとの係合状態が解除され、ロックレバー36が開閉ユニット10から外れてロック解除状態に切り替わる。すなわち、当接ピン39が第3傾斜部35hの下端に到達するまでに、ロックレバー36は開閉ユニット10のロックを解除したロック解除位置まで回動する。また、当接ピン39が第3傾斜部35hの下端に到達すると、スライドピン37は、第1カム面35bの曲面部35eに到達し、操作レバー35は、第2回動位置L2に到達する。
その後さらに、操作レバー35を図4の反時計回りの方向へ回動させると、スライドピン37は、第2傾斜部35dに沿って操作レバー35に対して相対移動する。第2傾斜部35dに沿って操作レバー35が相対移動すると、図7に示すように、開閉ユニット10が反時計回りの方向へ回動し始める。また、スライドピン37が第2傾斜部35dの端部まで到達して、操作レバー35が第3回動位置L3に到達すると、図5に示すように、開閉ユニット10が開状態となる。すなわち、操作レバー35が第3回動位置L3に到達すると、開閉ユニット10は開位置10Bに到達する。また、第3傾斜部35hの下端まで到達していた当接ピン39は、その後、第4傾斜部35jおよび第5傾斜部35kに沿って移動し、やがて、操作レバー35から離れる。
また、開閉ユニット10が開位置10Bにあるときに、操作レバー35を第3回動位置L3から第2回動位置L2に向けて図4の時計回りの方向へ回動させると、スライドピン37がカム対向面35fに沿って操作レバー35に対して相対移動して、開閉ユニット10が閉位置10Aに戻る。このとき、当接ピン39は、第5傾斜部35kおよび第4傾斜部35jに沿って操作レバー35に対して相対移動する。また、操作レバー35を第2回動位置L2から第1回動位置L1に向けて図4の時計回りの方向へ回動させると、第2カム面35gに沿って操作レバー35に対して相対移動して、開閉ユニット10が閉位置10Aまで回動すると、係合部36aがロックピン38に係合する。すなわち、ロックレバー36はロック位置まで回動する。また、スライドピン37は、第1傾斜部35cに略平行なカム対向面35fの傾斜部に沿って操作レバー35に対して相対移動する。
このように、第2カム面35gと当接ピン39によって、操作レバー35の第1回動位置L1から第2回動位置L2までの回動は、ロック部材36のロック位置からロック解除位置までの移動に変換され、操作レバー35の第2回動位置L2から第1回動位置L1までの回動は、ロック部材36のロック解除位置からロック位置までの移動に変換される。また、カム溝35aとスライドピン37とによって、操作レバー35の第2回動位置L2から第3回動位置L3までの回動は、開閉ユニット10の閉位置10Aから開位置10Bまでの回動に変換され、操作レバー35の第3回動位置L3から第2回動位置L2までの回動は、開閉ユニット10の開位置10Bから閉位置10Aまでの回動に変換される。
(本実施の形態の主な効果)
以上説明したように、本形態では、開閉ユニット10の回動中心となる第1回動中心線CL1と、操作レバー35の回動中心となる第2回動中心線CL2とが異なった位置にあり、開閉ユニット10と、操作レバー35とは異なる円弧軌跡に沿って回動する。したがって、これらの間に配置したカム溝35aおよびスライドピン37も異なる円弧軌跡に沿って回動するので、これらを適切な形状に設定しておけば、操作レバー35の操作角度(回動量)に比べて開閉ユニット10の開き角度(回動量)を大きくすることができる。よって、少ない操作量で開閉ユニット10を大きく開くことができる。なお、第1傾斜部35cと第2傾斜部35dとがなす角度θを小さくすれば、操作レバー35の操作角度に比べて開閉ユニット10の開き角度をより大きくすることができる。
また、本形態では、第1回動中心線CL1から操作レバー35の操作端部35Aまでの距離が、第1回動中心線CL1からカム溝35aまでの距離よりも長いため、開閉ユニット10に取り付けた取手を直接持ち上げて開閉ユニット10を開ける場合に比べて、小さな操作力で開閉ユニット10を開けることができる。
さらに、本形態では、操作レバー35を第1回動位置L1から第2回動位置L2まで回動させる間、すなわち、ロック部材36によるロックを解除するまでの間は、開閉ユニット10は開かないので開閉ユニット10の自重が操作レバー35に作用することがない。よって、開閉ユニット10の自重およびロック部材36からの反力が同時に操作レバー35に作用することが無いので、大きな操作力を必要とすることがない。したがって、操作レバー35を操作して、ロック解除動作および開閉ユニット10の開き動作を順次に連続して行うことができ、操作レバー35の操作性も良い。
本形態では、第2回動中心線CL2から操作レバー35の操作端部35Aまでの距離が、第2回動中心線CL2からカム溝35aまでの距離、および、第2回動中心線CL2から第2カム面35gまでの距離のいずれよりも長くなっている。そのため、小さな操作力で操作レバー35を操作して、ロック部材36をロック解除方向に移動させる動作および開閉ユニット10の開動作を行うことができる。
(他の実施の形態)
上述した形態では、操作レバー35にカム溝35aが形成され、スライドピン37がヘッドユニットフレーム26に固定されているが、カム溝35aと同様のカム溝がヘッドユニットフレーム26に形成され、スライドピン37が操作レバー35に固定されても良い。また、上述した形態では、操作レバー35に第2カム面35gが形成され、当接ピン39がロックレバー36に固定されているが、第2カム面35gと同様のカム面が操作レバー35に形成され、当接ピン39が操作レバー35に固定されても良い。
上述した形態では、第2印刷ヘッド19は、SIDM印刷ヘッドであるが、第2印刷ヘッド19は、インクジェット印刷用のヘッドであっても良いし、サーマルヘッドであっても良い。また、上述した形態では、本発明の構成が適用される開閉ユニットは、第2印刷ヘッド19を有しているが、印刷ヘッドを有していない他のユニットが開閉ユニットであっても良い。さらに、上述した形態では、小切手処理装置1を例に本発明の構成を説明したが、小切手以外の記録媒体を処理する媒体処理装置に本発明の構成を適用しても良い。
1 小切手処理装置(媒体処理装置)、5 媒体搬送路、10 開閉ユニット、10A 閉位置、10B 開位置、18 本体フレーム、35 操作レバー、35A 操作端部、35a カム溝(第1カム機構の一部)、35g 第2カム面(カム面、第2カム機構の一部)、36 ロックレバー(ロック部材)、37 スライドピン(第1カム機構の一部)、39 当接ピン(ピン、第2カム機構の一部)、CL1 第1回動中心線、CL2 第2回動中心線、L1 第1回動位置、L2 第2回動位置、L3 第3回動位置

Claims (4)

  1. 本体フレームと、
    前記本体フレームに対して、第1回動中心線を中心として、閉位置から開位置までの間の範囲を回動可能に取り付けられている開閉ユニットと、
    前記閉位置の前記開閉ユニットと前記本体フレームの間に形成されており、前記開閉ユニットを前記開位置に向けて開くと開放状態になる記録媒体搬送用の媒体搬送路と、
    前記本体フレームに対して、前記開閉ユニットを前記閉位置にロックするロック位置およびロックを解除したロック解除位置に移動可能に取り付けられているロック部材と、
    前記本体フレームに対して、前記第1回動中心線とは異なる位置において当該第1回動軸線に平行な第2回動中心線を中心として、第1回動位置から第2回動位置を経由して第3回動位置に至るまでの範囲を回動可能な操作レバーと、
    前記操作レバーおよび前記開閉ユニットの間に配置した第1カム機構と、
    前記操作レバーおよび前記ロック部材の間に配置した第2カム機構とを有し、
    前記第1カム機構は、前記操作レバーの前記第2回動位置から前記第3回動位置までの回動を、前記開閉ユニットの前記閉位置から前記開位置までの回動に変換し、前記操作レバーの前記第3回動位置から前記第2回動位置までの回動を前記開閉ユニットの前記開位置から前記閉位置までの回動に変換するものであり、
    前記第2カム機構は、前記操作レバーの前記第1回動位置から前記第2回動位置までの回動を、前記ロック部材の前記ロック位置から前記ロック解除位置までの移動に変換し、前記操作レバーの前記第2回動位置から前記第1回動位置までの回動を、前記ロック部材の前記ロック解除位置から前記ロック位置までの移動に変換するものであることを特徴とする媒体処理装置。
  2. 請求項1において、
    前記第1カム機構は、前記操作レバーに形成したカム溝と、前記開閉ユニットに取り付けられ、前記カム溝に沿ってスライド可能なスライドピンとを備えており、
    前記カム溝は、前記第2回動中心線を中心とする円弧に沿った方向に延びる第1カム溝部分と、当該第1カム溝部分における前記開閉ユニットの閉じ方向の端から前記円弧の半径方向の外方に折れ曲がって延びている第2カム溝部分とを備えており、
    前記操作レバーが前記第1回動位置から前記第2回動位置に回動する間は、前記スライドピンが前記第1カム溝部分に沿って相対的にスライドして前記開閉ユニットが前記閉位置に保持され、前記操作レバーが前記第2回動位置から前記第3回動位置に回動すると、前記スライドピンは前記第2カム溝部分に沿ってスライドしながら前記第1回動中心線を中心として回動させられて、前記開閉ユニットが前記開位置に回動することを特徴とする媒体処理装置。
  3. 請求項2において、
    前記第2カム機構は、前記操作レバーに形成したカム面と、前記ロック部材に取り付けたピンとを備えており、
    前記操作レバーが前記第1回動位置から前記第2回動位置まで回動する間は、前記ピンが、前記カム面に沿ってスライドしながら前記ロック部材を前記ロック解除位置に移動させる方向に押されるようになっていることを特徴とする媒体処理装置。
  4. 請求項3において、
    前記操作レバーは、当該操作レバーを操作するための操作端部を備えており、
    前記第2回動中心線から前記操作端部までの距離は、前記第2回動中心線から前記カム溝までの距離、および、当該第2回動中心線から前記カム面までの距離のいずれよりも長いことを特徴とする媒体処理装置。
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