JP2011194379A - マイクロ流路デバイス - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明の目的は、球状(特に、真球状)の液滴を吐出することが可能なマイクロ流路デバイスを提供することにある。
【解決手段】 本発明のマイクロ流路デバイスは、第1樹脂基板と、第2樹脂基板とを有し、前記第1樹脂基板の片面に、横断面が半円形で、かつ第1樹脂基板の端部に開放する第1流路溝が形成され、前記第2樹脂基板の片面に、横断面が半円形で、かつ第2樹脂基板の端部に開放する第2流路溝が形成され、前記第1流路溝と前記第2流路溝とが重なるように、前記第1樹脂基板と前記第2樹脂基板とを接合して、円形の流路を形成することを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、マイクロ流路デバイスに関する。
最近はマイクロリアクターやマイクロアナリシスシステムと呼ばれる微細加工技術を利用した化学反応や分離システムの微小化の研究が盛んになっており、マイクロ流路を持つマイクロ流路デバイス上で行う核酸、タンパク質、糖鎖などの分析や合成、微量化学物質の迅速分析、医薬品・薬物のハイスループットスクリーニングへの応用が期待されている。このようなシステムのマイクロ化の利点としては、サンプルや試薬の使用量あるいは廃液の排出量が軽減され、省スペースで持ち運び可能な安価なシステムの実現が考えられている。また、体積に対する表面積の比率が向上することにより、熱移動・物質移動の高速化が実現でき、その結果、反応や分離の精密な制御、高速・高効率化、副反応の抑制が期待される。
マイクロ流路は一般的に少なくとも一方の部材に微細加工を有するマイクロ流路デバイスの部材の二つを接合することにより製造されている。また、これまではマイクロ流路デバイスの基板材料として、主にガラスが用いられてきた。ガラス基板でマイクロ流路をつくるためには、例えば、基板に金属、フォトレジスト樹脂をコーティングしマイクロチャネルのパターンを露光、現像した後にエッチング処理を行う方法がある。その後、陽極接合などでガラス基板を接合する(非特許文献1)。
しかし、ガラスのエッチングにはフッ酸などの非常に危険な薬品を用い、1枚ごとに露光、現像、エッチング処理を行うため非常に効率が悪く、高コストである。
そこで、マイクロ流路デバイスに、プラスチックを使用して、射出成形によって製造することが行われている。射出成形では金型キャビティ内へ溶融した熱可塑性プラスチック材料を導入し、キャビティを冷却させて樹脂を硬化させることで、効率よく経済的にマイクロ流路デバイスを製造でき、大量生産に適している。
このような射出成形によるプラスチックのマイクロ流路デバイスの流路は、生産性(成形性)の点より横断面が台形(テーパー形状)の流路が形成されていた。
本田宣昭、化学工学、第66巻、第2号、P71−74(2002)
しかし、横断面が四角形の流路の場合、その流路から吐出される液は、四角形状となり、球状(特に、真球状の吐出液)を得ることは難しかった。特に、吐出される液の吐出量の厳密な管理が必要な場合は、吐出液の形状として真球状のものをマイクロ流路デバイスから吐出することを求められるが、これまでのマイクロ流路デバイスでは、そのような形状で吐出することが困難であった。特に、直径の小さい球状(真球状)の吐出液を得ることが困難であった。
本発明の目的は、球状(特に、真球状)の吐出液を吐出することが可能なマイクロ流路デバイスを提供することである。
このような発明は、下記(1)〜(8)に記載の本発明により達成される。
(1)第1樹脂基板と、第2樹脂基板とを有し、前記第1樹脂基板の片面に、横断面が半円形で、かつ第1樹脂基板の端部に開放する第1流路溝が形成され、前記第2樹脂基板の片面に、横断面が半円形で、かつ第2樹脂基板の端部に開放する第2流路溝が形成され、前記第1流路溝と前記第2流路溝とが重なるように、前記第1樹脂基板と前記第2樹脂基板とを接合して、円形の流路を形成することを特徴とするマイクロ流路デバイス。
(2)前記円形の流路の開放端は、流体の吐出口となるものである上記(1)記載のマイクロ流路デバイス。
(3)前記円形の流路の開放端の直径は、50〜200μmである上記(1)または(2)記載のマイクロ流路デバイス。
(4)前記円形の流路は、開放端から中心に向かって直線状に延びる直線流路を有しており、該直線流路の長さが0.5〜3mmである上記(1)ないし(3)のいずれかに記載のマイクロ流路デバイス。
(5)前記直線部の開放端の反対側は、流路が分岐している分岐点を有するものである上記(1)ないし(4)のいずれかに記載のマイクロ流路デバイス。
(6)前記第1樹脂基板および前記第2樹脂基板には、それぞれ位置決め手段が設けられているものである上記(1)ないし(5)のいずれかに記載のマイクロ流路デバイス。
(7)前記位置決め手段は、第1樹脂基板に設けた凹部と、第2樹脂基板の設けた凸部である上記(6)に記載のマイクロ流路デバイス。
(8)前記凸部は、円柱状、円錐状、多角柱状および多角錐状の中から選ばれる1種以上の突起部である上記(7)に記載のマイクロ流路デバイス。
本発明によれば、球状(特に真球状)の吐出液を吐出することが可能なマイクロ流路デバイスを提供することができる。
本発明の一実施形態としてのマイクロ流路デバイス用部品を説明するための斜視図である。 第1樹脂基板を説明するための平面図および断面図である。 第2樹脂基板を説明するための平面図および断面図である。 本発明の別の実施形態を説明するための平面図である。 本発明の別の実施形態を説明するための断面図である。
以下、本発明のマイクロ流路デバイスについて説明する。
本発明のマイクロ流路デバイスは、第1樹脂基板と、第2樹脂基板とを有し、前記第1樹脂基板の片面に、横断面が半円形で、かつ第1樹脂基板の端部に開放する第1流路溝が形成され、前記第2樹脂基板の片面に、横断面が半円形で、かつ第2樹脂基板の端部に開放する第2流路溝が形成され、前記第1流路溝と前記第2流路溝とが重なるように、前記第1樹脂基板と前記第2樹脂基板とを接合して、円形の流路を形成することを特徴とする。
本発明のマイクロ流路デバイスについて、好適な実施形態に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明のマイクロ流路デバイスの側面図である。図1に示すように、マイクロ流路デバイス100は、横断面が半円形の第1流路溝11が形成された第1樹脂基板1と、横断面が半円形の第2流路溝21が形成された第2樹脂基板2とが、第1流路溝11と第2流路溝21とが重なるように、接合されてなる。これにより、横断面が円形状のマイクロ流路を形成することができる。
マイクロ流路デバイス100の端部には、第1流路溝11と第2流路溝21とが重なることで形成された円形の液体の吐出口101が形成されている。これにより、本発明のマイクロ流路デバイス100を水平に置き、吐出液を鉛直方向に落下させる場合に真球状に近い吐出液の形状とすることができる。このような真球状の吐出液とすると、吐出量のばらつきを低減することができる。
図2に示すように、第1樹脂基板1には、横断面が半円形で第1樹脂基板1の端部12に開放する第1流路溝11が形成されている。これにより、後述する第2樹脂基板2との接合によりマイクロ流路デバイス100の端部(開放端)に、円形の流体の吐出口を形成することができる。
第1流路溝11は、端部12(開放端)より、第1樹脂基板1の中心に向かって直線状に延びる直線溝111を有している。また、端部(開放端)12の反対側には直線溝111に連結する分岐点112を有している。
分岐点112では、直線溝111より、第1流路溝11が二又に分岐する分岐溝113が形成されており、これにより、直線溝111と分岐溝113とがY字状になっている。
各分岐溝113の先端は、貫通孔114がそれぞれ設けられている。これにより、それぞれの貫通孔114より分析試料等を充填し、円形の流体の吐出口101より排出することができる。すなわち、第1樹脂基板1と第2樹脂基板2とを接合した際に、第1流路溝11等によって形成される流路の流路口として機能する。
第1流路溝11(特に、直線溝111)の横断面は、半円形であるが、その半円の半径は、特に限定されないが、25〜100μmが好ましく、特に30〜75μmが好ましい。半円の半径が前記範囲内であると、最終的に得られる円形状のマイクロ流路の半径も前記範囲内となり、反応、分離等と、効率化とのバランスに優れる。
直線溝111の長さは、特に限定されないが、端部(開放端)12より0.5〜3mmであることが好ましく、特に1〜2mmが好ましい。長さが前記範囲内であると、端部(開放端)12より吐出される吐出液の形状を、より真球に近い形状とすることができる。
また、分岐溝113の横断面も半円形であり、その半円の半径は、前記直線溝111の半円の半径と同じであるか、それよりも小さいことが好ましい。これにより、分岐点112で液体の混合された後の直線流路での液体の混合状態をより均一にすることができる。
具体的は、分岐溝113の半径は、20〜80μmが好ましく、特に30〜70μmが好ましい。半円の半径が前記範囲内であると、最終的に得られる円形状のマイクロ流路の半径も前記範囲内となり、反応、分離等と、効率化とのバランスに優れる。
なお、分岐溝113の横断面は、前記半円形に限定される四角形等であっても良い。
上述したような直線溝111、分岐溝113の表面は、とくに限定されないが、表面処理されていることが好ましい。これにより、流路を通過する液体の流速を一定にすることができる。また、流路を通過する液体中に含まれる成分が、流路に付着等するのを防止することができる。
前記表面処理としては、例えば酸素プラズマ処理、アルゴンプラズマ処理、コロナ放電処理、γ線照射処理等が挙げられる。
このような第1樹脂基板1を構成する樹脂としては、例えばポリカーボネート、ポリメタクリル酸メチル、ポリスチレン、ポリアクリロニトリル、ポリ塩化ビニル、ポリエチレンテレフタレート、ポリアミド、ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリプロピレン、ポリイソプレン、ポリエチレン、ポリジメチルシロキサン、環状ポリオレフィン等が挙げられる。これらの中でも、ポリメタクリル酸メチル、環状ポリオレフィン、ポリスチレンが好ましい。これにより、金型成形における転写性(金型の形状の樹脂基板への反映され易さ)、離型性等の成形性および透明性に優れる。第1樹脂基板1が透明性に優れると、液の流れを可視化することができる。それによって、蛍光等の強度を利用して反応状態を確認することもできる。さらに、紫外線や可視光に対する自己蛍光性を低くすることもできる。
このような第1樹脂基板1は、例えば射出成形やプレス成形等の方法で作製することができる。特に、量産性の観点から射出成形で作製することが好ましい。具体的な射出成形の条件は、使用する樹脂によって異なるが、例えば射出シリンダー温度120〜300℃、金型温度40〜120℃、射出速度50〜150mm/秒、保圧40〜100MPaの条件で安定に射出成形を行うことができる。
第1樹脂基板1の外形形状は、ハンドリング、分析しやすい形状であればどのような形状であってもよい。例えば、10mm角〜200mm角程度の大きさが好ましく、10mm角〜100mm角がより好ましい。第1樹脂基板1の外形形状は、分析手法、分析装置に合わせれば良く、正方形、長方形、円形などの形状が挙げられる。
また、第1樹脂基板1の厚さも特に限定されないが、0.5〜3mmであることが好ましく、特に0.8〜2mmが好ましい。厚さが前記範囲内であると、特に樹脂基板の成形性、ハンドリングに優れる。
また、第2樹脂基板2も図3に示すように、横断面が半円形で第2樹脂基板2の端部22に開放する第2流路溝21が形成されている。これにより、前述した第1樹脂基板1との接合により、マイクロ流路デバイス100の端部(開放端)に、円形の流体の吐出口を形成することができる。
第2流路溝21は、端部(開放端)22より、第2樹脂基板2の中心に向かって直線状に延びる直線溝211を有している。また端部(開放端)22の反対側には、直線溝211に連結する分岐点212を有している。
分岐点212では、直線溝211より、第2流路溝21が二又に分岐する分岐溝213が形成されており、これにより、直線溝211と分岐溝213とがY字状となっている。
各分岐溝213の先端は、第1樹脂基板1に設けられた貫通孔114に対応して、半円状の端部214になっている。これにより、それぞれの貫通孔114より分析試料等を充填した際に、分岐溝213の先端で分析試料等が滞留するのを防止することができる。
第2流路溝21(特に、直線溝211)の横断面は、半円形であり、その半円の半径は、第1流路溝11の横断面の半円の半径とほぼ同じになっている。第2流路溝21の横断面の半円の直径と、第1流路溝11の横断面の半円の直径との差は、10μm以下であることが好ましく、特に5μm以下であることが好ましい。差が前記範囲内であると、マイクロ流路デバイス100の吐出口101から吐出される吐出液を、より真球状に近づけることができる。
第2流路溝21(特に、直線溝211)の横断面は、半円形であり、その半円の半径は、具体的には25〜100μmが好ましく、特に30〜75μmが好ましい。半円の半径が前記範囲内であると、最終的に得られる円形状のマイクロ流路の半径も前記範囲内となり、反応、分離等と、効率化とのバランスに優れる。
直線溝211の長さは、特に限定されないが、端部(開放端)22より0.5〜3mmであることが好ましく、特に1〜2mmが好ましい。長さが前記範囲内であると、端部(開放端)22より吐出される吐出液の形状を、より真球に近い形状とすることができる。
また、分岐溝213の横断面も半円形であり、その半円の半径は、直線溝211の半円の半径と同じであるか、それよりも小さいことが好ましい。これにより、分岐点212で液体の混合された後の直線流路での液体の混合状態をより均一にすることができる。
具体的は、分岐溝213の半径は、20〜80μmが好ましく、特に30〜70μmが好ましい。半円の半径が前記範囲内であると、最終的に得られる円形状のマイクロ流路の半径も前記範囲内となり、反応、分離等と、効率化とのバランスに優れる。
なお、分岐溝213の横断面は、前記半円形に限定される四角形等であっても良い。
上述したような直線溝211、分岐溝213の表面は、とくに限定されないが、表面処理されていることが好ましい。これにより、流路を通過する液体の流速を一定にすることができる。また、流路を通過する液体中に含まれる成分が、流路に付着等するのを防止することができる。
前記表面処理としては、例えば酸素プラズマ処理、アルゴンプラズマ処理、コロナ放電処理、γ線照射処理等が挙げられる。
このような第2樹脂基板2を構成する樹脂としては、例えばポリカーボネート、ポリメタクリル酸メチル、ポリスチレン、ポリアクリロニトリル、ポリ塩化ビニル、ポリエチレンテレフタレート、ポリアミド、ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリプロピレン、ポリイソプレン、ポリエチレン、ポリジメチルシロキサン、環状ポリオレフィン等が挙げられる。これらの中でも、ポリメタクリル酸メチル、環状ポリオレフィン、ポリスチレンが好ましい。これにより、金型成形における転写性(金型の形状の樹脂基板への反映され易さ)、離型性等の成形性および透明性に優れる。第1樹脂基板1が透明性に優れると、液の流れを可視化することができる。それによって、蛍光等の強度を利用して反応状態を確認することもできる。さらに、紫外線や可視光に対する自己蛍光性を低くすることもできる。
なお、第1樹脂基板1と第2樹脂基板2とは、異なる樹脂で形成されていても良いが、同じ樹脂で形成されていることが接合を容易にできる点で好ましい。
このような第2樹脂基板2は、例えば射出成形やプレス成形等の方法で作製することができる。特に、量産性の観点から射出成形で作製することが好ましい。具体的な射出成形の条件は、使用する樹脂によって異なるが、例えば射出シリンダー温度120〜300℃、金型温度40〜120℃、射出速度50〜150mm/秒、保圧40〜100MPaの条件で安定に射出成形を行うことができる。
第2樹脂基板2の外形形状は、ハンドリング、分析しやすい形状であればどのような形状であってもよい。例えば、10mm角〜200mm角程度の大きさが好ましく、10mm角〜100mm角がより好ましい。第2樹脂基板2の外形形状は、分析手法、分析装置に合わせれば良く、正方形、長方形、円形などの形状が挙げられる。
なお、第1樹脂基板1と第2樹脂基板2との外形形状は、同じであっても異なっていても良い。
また、第2樹脂基板2の厚さも特に限定されないが、0.5〜3mmであることが好ましく、特に0.8〜2mmが好ましい。厚さが前記範囲内であると、特に樹脂基板の成形性、ハンドリングに優れる。
第1樹脂基板1および第2樹脂基板2には、特に限定されないが、位置決め手段が設けられていることが好ましい。第1実施形態で位置決め手段は、第1樹脂基板1に設けられた突起部13および第2樹脂基板2に設けられた凹部23である。
このような位置決め手段13、23は、第1樹脂基板1と第2樹脂基板2とを接合する際の位置ずれを抑制するものである。
第1実施形態で第1樹脂基板1に設けられた位置決め手段は第1樹脂基板1の第1流路溝11が形成されている面側に突出して設けられた突起部13であり、第2樹脂基板2に設けられた位置決め手段は第2樹脂基板2の第2流路溝21が形成されている面に設けられた凹部23である。
突起部13は、第1樹脂基板1の第1流路溝11が形成されている面より立設する円柱状である。この突起部13は、後述する第2樹脂基板2の位置決め手段の凹部23と嵌合可能になっている。
なお、突起部13は、先端が細くなっているような形状が好ましく、さらに先端が丸みを帯びていることが好ましい。これにより、突起部13と凹部23との位置がずれている場合であっても、突起部13と凹部23との嵌合を容易にできる。
突起部13の直径は、特に限定されないが、0.5mm以上であることが好ましく、特に1.0mm〜3.0mmが好ましい。直径が0.5mmより小さいと、勘合させる際のハンドリングが難しく、直径が前記範囲内であると、位置ずれの防止効果に特に優れる。
凹部23は、突起部13が嵌合できるように円形状をなしている。
凹部23の直径は、突起部13の直径に依存するが、0.5mm以上であることが好ましく、特に1.0mm〜3.0mmが好ましい。直径が0.5mmより小さいと、勘合させる際のハンドリングが難しく、直径が前記範囲内であると、位置ずれの防止効果に特に優れる。
このように、突起部13を凹部23に挿入することで、第1樹脂基板1と第2樹脂基板2との位置決めを簡便に行うことができ、かつその位置決めを正確に行うことができる。さらに、突起部13を凹部23に挿入することで、第1樹脂基板1と第2樹脂基板2とを、接合した際における樹脂基板同士の位置ずれを防止することもできる
位置決め手段としては、上述の実施形態に限定されるものではなく、突起部13が多角形状の形状を有していても良い。
また、第1樹脂基板1に凹部を形成し、第2樹脂基板2に突起部を形成しても良い。また、第1樹脂基板1および第2樹脂基板2の両方に、突起部と凹部とを設けても良い。
さらに、第1樹脂基板1に複数の突起部を形成し、その突起部の数に対応する数の凹部を第2樹脂基板2に形成しても良い。この場合、複数の突起部の配置パターンと複数の凹部の配置パターンが同じパターンとなるように、複数の突起部を第1樹脂基板1に形成し、複数の凹部を第2樹脂基板2に形成する。これにより、第1樹脂基板1と第2樹脂基板2とを重ねることで、複数の突起部のそれぞれが、位置が一致する凹部に挿入され、第1樹脂基板1と第2樹脂基板2とを重ねる際の位置合わせ精度を向上することができる。
上述したような第1樹脂基板1と第2樹脂基板2とを、第1流路溝11と第2流路溝21とが重なるように接合する。これにより、円形のマイクロ流路を形成することができる。
この第1樹脂基板1と第2樹脂基板2とを接合する方法としては、接着剤による接着、プライマーによる樹脂接着、拡散接合、陽極接合、共晶接合、熱融着、超音波接合、レーザ溶融、溶剤・溶解溶媒による貼り合わせ、粘着テープ、接着テープ、圧着、自己吸着剤による結合、物理的な保持、凹凸による組み合わせが挙げられる。これらの中でも熱溶着、粘着剤、接着剤、超音波溶着のいずれかによって、接合することが好ましい。これにより、マイクロ流路デバイス100の生産性を向上することができる。
例えば、第1樹脂基板1と第2樹脂基板2とを熱溶着する場合、それぞれの樹脂基板を加熱することで、接合することができる。例えば、第1樹脂基板1と第2樹脂基板2とを重ねた状態で、加熱し、第1樹脂基板1および第2樹脂基板2の接合面における樹脂を溶融させ、加圧することで両樹脂基板を接合する。これにより、第1流路溝11および第2流路溝21による微細流路が形成されたマイクロ流路デバイス100が製造される。
また、第1樹脂基板1と第2樹脂基板2とを、粘着剤、接着剤等によって接合する場合、粘着剤、接着剤としては、例えば、紫外線硬化型接着剤、遅延硬化型接着剤などを用いることができる。
この場合、第1樹脂基板1および第2樹脂基板2の接合面に接着剤を塗布し、その後、第1樹脂基板1と第2樹脂基板2とを重ねることで、両樹脂基板を接合する。これにより、第1流路溝11および第2流路溝21による微細流路が形成されたマイクロ流路デバイス100が製造される。
また、第1樹脂基板1と第2樹脂基板2とを、超音波溶着によって接合する場合、例えば、第1樹脂基板1と第2樹脂基板2とを重ねた状態で、いずれかの樹脂基板の表面に超音波を印加するためのホーンを接触させ、ホーンによって樹脂基板に超音波を印加することにより、樹脂基板の接触面の樹脂を溶融させ、さらに加圧することによって両樹脂基板を接合する。これにより、第1流路溝11および第2流路溝21による微細流路が形成されたマイクロ流路デバイス100が製造される。
このような、マイクロ流路デバイス100は、第1樹脂基板1と第2樹脂基板2との両方に、それぞれ第1流路溝11および第2流路溝21が形成されているので、接合をおこなうことにより、第1樹脂基板1と第2樹脂基板2との間にマイクロ流路を作製することができる。
このようにして得られたマイクロ流路デバイス100の前記円形の流路の開放端の直径は、50〜200μmであることが好ましく、特に60〜150μmであることが好ましい。これにより、反応、分離機能等と、効率化とのバランスに優れる。
また、前記円形の流路は、開放端から中心に向かって直線状に延びる直線流路を有しており、該直線流路の長さが0.5〜3mmであることが好ましく、特に1〜2mmが好ましい。これにより、端部より吐出される吐出液の形状を、より真球に近い形状とすることができる。
次に、上述したようなマイクロ流路デバイス100の使用方法について簡単に説明する。
マイクロ流路デバイス100で異なる液状体を混合して、吐出口101から排出する場合、貫通孔114に、それぞれピペットを用いて試料を投入する。
貫通孔114から投入された、それぞれの試料は、分岐溝を通過して、分岐点で合流して、混合される。
ここで、分岐点で合流した各試料は、直線溝で合流し、横断面が円形状の吐出口101から排出される。
このように、本発明のマイクロ流路デバイス100では、横断面が円形状の吐出口101から試料が吐出されるので、吐出される吐出液の形状を球状(特に、真球状)にすることができる。したがって、吐出量のバラツキを低減することができるものである。
なお、第1実施形態では、第1樹脂基板1および第2樹脂基板2のそれぞれに流路溝が形成されているものについて説明したが、第1樹脂基板1および第2樹脂基板2の両方には、横断面が半円形で、かつ第1樹脂基板1および第2樹脂基板2のそれぞれの端部に開放する直線溝が形成され、他の溝は第1樹脂基板1および第2樹脂基板2のいずれか一方のみに形成されているものでも構わない。
(第2実施形態)
次に、図4を用いて第2実施形態について説明するが、前述した第1実施形態との相違点を中心に説明する。
第2実施形態で示すマイクロ流路デバイス100は、第1樹脂基板1と第2樹脂基板2とが連結部3で連結されている。
連結部3は、第1樹脂基板1と、第2樹脂基板2とを回動可能に連結している。そして、連結部3を介して、第1樹脂基板1の第1流路溝11が形成された面と第2樹脂基板2の第2流路溝21が形成された面とが当接するように折り畳むことが可能となっている。これにより、横断面が円形状のマイクロ流路を得ることができる。
第2実施形態で連結部3は、第1樹脂基板1の一端と、第2樹脂基板2の一端とを連結する板状体である。
図5に示すように、板状体3の中央部(薄肉部)31は、その端部32よりも薄肉状になって、易変形部を構成している。したがって、端部32に比べて中央部31は、容易に変形できる。第2実施形態では、板状体3の中央部にはV字状の溝が形成されており、溝の頂部が中央部であり、この部分がその両側部(テーパー部)に比べて容易に変形する。これにより、溝の頂部が、第1樹脂基板1と第2樹脂基板2とが回動する際の基点(折り曲げ点)として定まり、位置合わせを容易かつ確実にすることができる。
中央部(薄肉部)31の厚さは、特に限定されないが、0.5mm以下であることが好ましく、0.3mm以下であることがより好ましく、最も0.25〜0.1mmであることが好ましい。板状体3の中央部31の厚さが前記範囲内であると、中央部31を基点として折り曲げるのが容易となる。
端部32の厚さは、特に限定されないが、1mm以下であることが好ましく、最も0.4〜0.6mmであることが好ましい。板状体3の端部32の厚さが前記範囲内であると、第1樹脂基板1、第2樹脂基板2および連結部3の一体成形に優れる。
板状体3の幅は、特に限定されないが、1〜3mmであることが好ましく、特に1〜2.5mmであることが好ましく、特に1.5〜2mmであることが好ましい。幅が前記範囲内であると、特に連結部3の基点(折り曲げ点)で折り畳みが正確に行われる。
このような連結部3を構成する樹脂としては、例えばポリカーボネート、ポリメタクリル酸メチル、ポリスチレン、ポリアクリロニトリル、ポリ塩化ビニル、ポリエチレンテレフタレート、ポリアミド、ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリプロピレン、ポリイソプレン、ポリエチレン、ポリジメチルシロキサン、環状ポリオレフィン等が挙げられる。これらの中でも、ポリメタクリル酸メチル、環状ポリオレフィン、ポリスチレンが好ましい。
連結部3としては、上述の実施形態に限定されるものではなく、他の形状を有していても良い。
例えば、連結部3の回転軸となる部分は薄肉形状である必要はなく、例えば、折り曲げたい位置に切り込みが入っていてもよい。
また、連結部3は単一の連結構造である必要はなく、例えば、複数の連結部を有していてもよい。その際には、全ての連結部にある薄肉形状部分が同一直線上に並び折り曲がり回転軸となることが好ましい。
また、第2実施形態で示すようなマイクロ流路デバイス100は、第1樹脂基板1、第2樹脂基板2および連結部3が、一体成形されていることが好ましい。これにより、マイクロ流路デバイス100を生産する際の生産性を向上することができる。このようなマイクロ流路デバイス100は、例えば射出成形やプレス成形等の方法で作製することができる。特に、量産性の観点から射出成形で作製することが好ましい。射出成形によって本発明のマイクロ流路デバイス100を作製する場合、金型成形における成形性(転写性、離型性)の観点から連結部3の薄肉部は0.03mm以上が好ましい。さらには、0.05mm以上がより好ましい。具体的な射出成形の条件は、使用する樹脂によって異なるが、例えば射出シリンダー温度120〜300℃、金型温度40〜120℃、射出速度50〜150mm/秒、保圧40〜100MPaの条件で安定に射出成形を行うことができる。
ここで、マイクロ流路デバイス100とは、横断面積0.025mm以下の流路用溝が形成されているものを広く意味するものである。マイクロ流路デバイス100の大きさ、形状は特に限定されず、その用途に応じて任意に設定することができる。マイクロ流路デバイス100は、例えば物質の分離、分析、生化学反応、化学反応、タンパク質結晶化等に用いられるものである。このマイクロ流路デバイス100は、用途上、使い捨てあるいは制限された回数のみの使用で交換されることが好ましいが、恒久的に使用してもかまわない。この場合、分注器あるいは測定器などの機器と一体の微量流体操作装置として構成されることも考えられるが、その場合も、流路用溝を有する部材はマイクロ流路デバイスという。なお、試料流体操作装置を、マイクロ流路デバイスの取り外し可能に形成しても良いことはいうまでもない。
(分析装置)
上述したようなマイクロ流路デバイスは、例えばゲル電気泳動分析装置、血液分析装置に用いることができる。また、本発明のマイクロ流路デバイスは、微小空間を用いた分析等に使用されるラボ・オン・ア・チップ(lab−on−a−chip)等に使用できる。
1 第1樹脂基板
11 第1流路溝
111 直線溝
112 分岐点
113 分岐溝
114 貫通孔
12 端部(開放端)
13 突起部
2 第2樹脂基板
21 第2流路溝
211 直線溝
212 分岐点
213 分岐溝
214 端部
22 端部(開放端)
23 凹部
3 連結部(板状体)
31 中央部(薄肉部)
32 端部
100 マイクロ流路デバイス
101 吐出口

Claims (8)

  1. 第1樹脂基板と、第2樹脂基板とを有し、
    前記第1樹脂基板の片面に、横断面が半円形で、かつ第1樹脂基板の端部に開放する第1流路溝が形成され、
    前記第2樹脂基板の片面に、横断面が半円形で、かつ第2樹脂基板の端部に開放する第2流路溝が形成され、
    前記第1流路溝と前記第2流路溝とが重なるように、前記第1樹脂基板と前記第2樹脂基板とを接合して、円形の流路を形成することを特徴とするマイクロ流路デバイス。
  2. 前記円形の流路の開放端は、流体の吐出口となるものである請求項1記載のマイクロ流路デバイス。
  3. 前記円形の流路の開放端の直径は、50〜200μmである請求項1または2記載のマイクロ流路デバイス。
  4. 前記円形の流路は、開放端から中心に向かって直線状に延びる直線流路を有しており、該直線流路の長さが0.5〜3mmである請求項1ないし3のいずれかに記載のマイクロ流路デバイス。
  5. 前記直線部の開放端の反対側は、流路が分岐している分岐点を有するものである請求項1ないし4のいずれかに記載のマイクロ流路デバイス。
  6. 前記第1樹脂基板および前記第2樹脂基板には、それぞれ位置決め手段が設けられているものである請求項1ないし5のいずれかに記載のマイクロ流路デバイス。
  7. 前記位置決め手段は、第1樹脂基板に設けた凹部と、第2樹脂基板の設けた凸部である請求項6に記載のマイクロ流路デバイス。
  8. 前記凸部は、円柱状、円錐状、多角柱状および多角錐状の中から選ばれる1種以上の突起部である請求項7に記載のマイクロ流路デバイス。
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