JP2011194364A - フィルタの固定構造及び固定方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】接着剤を用いることなくフィルタ基材を端板に容易に固定することができるとともに、十分な接合強度を発揮することができるフィルタの固定構造及び固定方法を提供する。
【解決手段】濾材シートを襞状に折曲げて形成されたフィルタ基材11の両端部11aに端板15が固定されてフィルタ10が構成される。すなわち、フィルタ基材11の両端部11aと端板15の少なくとも一方を溶融することによりフィルタ基材11の両端部11aと端板15が接合される。この場合、フィルタ基材11をポリプロピレン樹脂で形成するとともに、端板15をフィルタ基材11が形成されるポリプロピレン樹脂よりも融点の低いポリエチレン樹脂で形成し、端板15表面を溶融することが好ましい。さらに、端板15表面には、溶融を容易にする突条17を設けるとともに、フィルタ基材11の端部11aが挿入される溝部16を設けることが好ましい。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば自動車の車室内に外気を導入するための空気導入路に配置される空気清浄フィルタ(キャビンフィルタ)等のフィルタの固定構造及び固定方法に関する。
一般に、外気中の不純物の除去、臭気成分の除去、或いはその他ガス成分の除去等を目的として、キャビンフィルタ、空調用フィルタ、脱臭フィルタ等が用いられている。これらのフィルタは、濾過性能を向上させるために、濾材シートを断面波形になるようにプリーツ成形してフィルタ基材を製作することにより表面積(濾過面積)の増大が図られている。しかしながら、プリーツ加工を施したフィルタ基材はアコーデオン状に伸縮するため形状安定性に乏しく、その結果プリーツのピッチが変化しやすいというおそれがあった。
そのようなおそれを解消するために、例えば次のようなフィルタが提案されている(特許文献1を参照)。すなわち、該フィルタは、断面波形にプリーツ成形したフィルタ基材の外周を枠状のフレーム体で囲うとともに、フィルタ基材の外周端縁部をフレーム体の内周面に接着固定してなるものである。このフィルタによれば、フィルタ基材の形状がフレーム体により保持され、取扱性に優れるとともに、プリーツのピッチが維持され、所期のフィルタ性能を発揮することができる。
特開2002−58943号公報
しかしながら、特許文献1に記載されているフィルタにおいて、フィルタ基材をフレーム体に接着固定する場合には、エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂、熱可塑性ポリウレタン樹脂等のホットメルト接着剤を用いて行われる。このため、ホットメルト接着剤を加熱溶融させ、フィルタ基材とフレーム体の接着部位に塗布する塗布工程が必要であり、作業工数が増えるとともに、作業時間が増える。加えて、接着剤には臭気や揮発性有機化合物(VOC)を発生するものが多く、そのような欠点を解消する低臭気又は低VOCの接着剤は入手が困難で、コストが嵩むという問題があった。
そこで、本発明の目的とするところは、接着剤を用いることなくフィルタ基材を端板に容易に固定することができるとともに、十分な接合強度を発揮することができるフィルタの固定構造及び固定方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明のフィルタの固定構造は、濾材シートを襞状に折曲げて形成されたフィルタ基材の両端部に端板が固定されているフィルタの固定構造であって、前記フィルタ基材の両端部と端板の少なくとも一方を溶融することによりフィルタ基材の両端部と端板が接合されてフィルタ基材の両端部と端板が固定されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明のフィルタの固定構造は、請求項1に係る発明において、前記フィルタ基材を熱可塑性樹脂で形成するとともに、端板をフィルタ基材が形成される熱可塑性樹脂よりも融点の低い熱可塑性樹脂で形成したことを特徴とする。
請求項3に記載の発明のフィルタの固定構造は、請求項2に係る発明において、前記端板を溶融してフィルタ基材の両端部と端板とが接合されていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明のフィルタの固定構造は、請求項3に係る発明において、前記端板の表面には、端板の溶融代となる突出部が設けられていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明のフィルタの固定構造は、請求項3又は請求項4に係る発明において、前記端板の表面には、フィルタ基材の両端部が挿入される溝部が設けられていることを特徴とする。
請求項6に記載の発明のフィルタの固定構造は、請求項5に係る発明において、前記突出部は、溝部に沿って設けられていることを特徴とする。
請求項7に記載の発明のフィルタの固定方法は、濾材シートを襞状に折曲げて形成されたフィルタ基材の両端部に端板を固定するフィルタの固定方法であって、前記フィルタ基材の両端部と端板の少なくとも一方を溶融することによりフィルタ基材の両端部と端板を接合してフィルタ基材の両端部に端板を固定することを特徴とする。
本発明によれば、次のような効果を発揮することができる。
本発明のフィルタの固定構造では、濾材シートを襞状に折曲げて形成されたフィルタ基材の両端部に端板が固定される。この場合、フィルタ基材の両端部と端板の少なくとも一方を溶融することによりフィルタ基材の両端部と端板が接合される。このため、フィルタ基材と端板の接合部位を溶融し、接合するという簡単な工程により、フィルタ基材と端板を容易に接合することができる。
従って、本発明のフィルタの固定構造によれば、ホットメルト接着剤等の接着剤を用いることなくフィルタ基材を端板に容易に固定することができるとともに、十分な接合強度を発揮することができる。
本発明の第1実施形態におけるフィルタ基材に端板を接合する状態を示す分解斜視図。 フィルタ基材に端板を接合する状態を示す断面図。 フィルタ基材の両端部に端板を接合する状態を示す分解斜視図。 フィルタ基材の両端部に端板が接合されたフィルタを示す斜視図。 第2実施形態におけるフィルタ基材に端板を接合する状態を示す分解斜視図。 第3実施形態のフィルタ基材に端板を接合する状態を示す分解斜視図。 フィルタ基材の端部を端板に当接させた状態でレーザ光を照射して端板を溶融した後、フィルタ基材を接合する状態を示す斜視図。 端板の裏面に遮光部材を配置した状態で端板にレーザ光を照射する状態を示す正面図。 (a)〜(c)は、突出部と溝部の別例を示す断面図。
(第1実施形態)
以下、本発明を具体化した第1実施形態を図1〜図4に基づいて詳細に説明する。
図3及び図4に示すように、フィルタ基材11は濾材シートを襞状(プリーツ状)に折曲げて形成され、襞12の山部(反対側から見れば谷部)13が連なるように構成されている。これらの山部13の頂部にはそれぞれ折り筋14が形成されている。該フィルタ基材11の両端部11aにはそれぞれ端板15が固定され、フィルタ10が構成されるようになっている。該フィルタ10が図示しないフィルタケース内に支持される。なお、実施形態の図面においては、フィルタ基材11の山部13の数は実際よりも少なく描かれている。
フィルタ基材11はポリプロピレン樹脂(PP、融点150〜165℃)、ポリエチレンテレフタレート樹脂(PET、融点256〜264℃)等の熱可塑性樹脂により形成され、端板15はポリプロピレン樹脂、ポリエチレン樹脂(PE、融点107〜140℃)等の熱可塑性樹脂により形成されている。フィルタ機能を発現するフィルタ基材11を溶融させることなく端板15を溶融させるために、端板15はフィルタ基材11を形成する熱可塑性樹脂より融点の低い熱可塑性樹脂で形成されることが望ましい。また、熱可塑性樹脂の溶融物によってフィルタ基材11の端部11aと端板15との接合強度を高めるためには、フィルタ基材11を形成する熱可塑性樹脂と端板15を形成する熱可塑性樹脂とは同一の材料又は同種の材料〔ポリオレフィン樹脂(例えばポリプロピレン樹脂とポリエチレン樹脂)〕を使用することが好ましい。
図1及び図2に示すように、フィルタ基材11の端部11aに対向する端板15表面には、フィルタ基材11の端部11aが挿入される断面四角形状の溝部16が全体としてジグザグ状をなすように穿設されている。該溝部16はフィルタ基材11の端部11aが挿入されるように、該端部11aより若干幅広に形成されている。そして、フィルタ基材11の端部11aが端板15の溝部16に挿入された状態で、端板15表面の溶融物によってフィルタ基材11の端部11aと端板15とが強固に接合されるようになっている。
さらに、端板15表面には、突出部としての断面四角形状をなす突条17が溝部16の一側縁に沿って連なるように形成されている。この端板15表面の突条17に沿って電磁加熱器のくし歯状をなす発熱部18の各くし歯の両側外面が突条17に接触するように配置され、発熱部18の発熱により突条17が融点以上に加熱されて溶融されるように構成されている。かかる突条17の溶融物が溝部16に流れ込むことにより、溝部16に挿入されるフィルタ基材11の端部11aが溶融物の接着力に基づいて端板15に接合されるようになっている。
次に、フィルタ基材11の両端部11aに端板15を固定するフィルタ10の固定方法について説明する。
さて、図1又は図2に示すように、まず一方の端板15を水平に配置し、フィルタ基材11を端板15に対して上方から下降させて近づけ、その一方の端部11aを端板15表面の溝部16に挿入する。続いて、端板15表面の突条17に沿うようにして電磁加熱器の発熱部18を構成する各くし歯の両側外面を突条17の側面に接触させた状態で発熱させる。すると、突条17の温度が端板15を形成する熱可塑性樹脂の融点に達し、突条17が溶融し、その溶融物は突条17に隣接する溝部16に流れ込む。
そのため、溝部16内には溶融物が十分に注入され、フィルタ基材11の端部11aが溶融物中に埋め込まれる。その後、電磁加熱器の発熱部18を端板15表面から取り去る。その状態で冷却されると、溶融物が固化してフィルタ基材11の端部11aが溝部16内において端板15に接合される。フィルタ基材11の他方の端部11aと他方の端板15との接合も上記と同様にして行われる。
以上の第1実施形態により発揮される効果について以下にまとめて説明する。
(1) 本実施形態におけるフィルタ10の固定方法では、濾材シートを襞状に折曲げて形成されたフィルタ基材11の両端部11aに端板15が固定される。この場合、両側の端板15表面を加熱して溶融することによりフィルタ基材11の両端部11aに端板15が接合される。このため、端板15の接合部位を溶融し、そこにフィルタ基材11の端部11aを接合するという簡単な工程により、フィルタ基材11と端板15を容易に接合することができる。
従って、フィルタ10の固定方法及びその方法により得られる固定構造によれば、ホットメルト接着剤等の接着剤を使用することなく端板15の加熱、溶融のみでフィルタ基材11に端板15を速やかに固定することができるとともに、十分な接合強度を発揮することができる。本実施形態では従来とは異なり接着剤を使用しないことから、接着剤の塗布工程を省略することができるとともに、接着剤による臭気やVOCの発生を回避できるうえに、高価なホットメルト接着剤を用いないため製造コストの低減を図ることができる。
(2) 前記端板15はフィルタ基材11が形成される熱可塑性樹脂よりも融点の低い熱可塑性樹脂で形成されることにより、フィルタ機能を発揮するフィルタ基材11を溶融させることなく、端板15を低い温度で溶融させることができる。従って、フィルタ10は高い濾過能力を維持することができる。
(3) 前記端板15表面には突出部としての突条17を設けることにより、電磁加熱器でその突条17を加熱、溶融させやすく、溶融物を容易かつ速やかに形成することができる。しかも、その突条17を溝部16に沿って設けることにより、突条17の溶融物を溝部16に流し込みやすくすることができる。
(4) 前記端板15の表面に溝部16を設けることにより、その溝部16にフィルタ基材11の端部11aを挿入して端板15に対するフィルタ基材11の端部11aの位置決めを安定した状態で行うことができるとともに、溝部16内に流れ込んだ突条17の溶融物でフィルタ基材11の端部11aと端板15との接合を強固に行うことができる。
(5) 先に端板15表面の溝部16にフィルタ基材11の端部11aを挿入し、その後に端板15表面の突条17をくし歯状の発熱部18で溶融し、その溶融物を溝部16に流し込むようにした。このため、フィルタ基材11の形状を保持しつつ、端板15に対するフィルタ基材11端部11aの位置決めを容易かつ迅速に行うことができるとともに、フィルタ基材11の端部11aが溝部16の底面まで揃って入ることから、フィルタ基材11の端部11aと端板15との接合強度を向上させることができる。
(第2実施形態)
次に、本発明を具体化した第2実施形態を図5に基づいて説明する。この第2実施形態では、前記第1実施形態と異なる部分について主に記載する。
図5に示すように、端板15の表面には溶融代を構成する突出部として低い円柱状をなす突起19が、縦横に一定間隔をおいて多数設けられている。この端板15表面が赤外線ヒータ等で端板15を形成する熱可塑性樹脂の融点以上に加熱されると、突起19が溶融して溶融物が得られるように構成されている。
そして、端板15表面を加熱して突起19全体を溶融させ溶融物を形成させた後、端板15の上方に配置されたフィルタ基材11の端部11aを端板15表面の所定位置に押し当て、その状態で冷却させる。その結果、フィルタ基材11の端部11aに端板15を接合することができる。従って、第2実施形態によれば、端板15表面全体に突起19を形成してそれを溶融させるという簡単な構成で、フィルタ基材11の端部11aと端板15とを容易に接合することができる。
(第3実施形態)
次に、本発明を具体化した第3実施形態を図6〜図8に基づいて説明する。この第3実施形態では、前記第1実施形態と異なる部分について主に記載する。
本実施形態ではレーザ光を照射することにより端板15表面の所定箇所を溶融して溶融物を形成する。そのため、図6に示すように、フィルタ基材11の端部(端面)11aを黒色に塗って黒色面20(図6のハッチング面)を形成し、レーザ光がその黒色面20で遮蔽されるようにしておく。端板15はレーザ光を透過させるように白色になっている。図6に示すように、黒色面20が形成されたフィルタ基材11の端部11aを端板15表面の所定位置に当接させる。
その状態で、図7の矢印で示すように端板15の外方からフィルタ基材11の端部を狙ってレーザ光21を照射すると、レーザ光21は端板15内を透過し、フィルタ基材11の端部11aの黒色面20で遮光される。このため、フィルタ基材11の黒色面20に対向する端板15表面で発熱し、その部分が端板15を形成する熱可塑性樹脂の融点以上の温度に達すると溶融し、溶融物が形成される。その状態を保持したまま冷却することにより、溶融物が固化し、フィルタ基材11の端部11aと端板15とが接合される。
或いは、図8に示すように、フィルタ基材11の端部11aが対向する端板15表面全体又はフィルタ基材11の端部11aが対向する部位のみに同図の二点鎖線に示す遮光治具22を配置し、その状態で端板15の外方から同図の矢印で示すようにレーザ光21を照射することもできる。この場合、端板15表面の遮光治具22で遮光されるとともにレーザ光21が照射された部材が加熱されて溶融物が形成される。その溶融物が溶融状態にある間にフィルタ基材11の端部11aを端板15表面に押し当て、その状態を保持しつつ冷却することにより、溶融物が固化し、フィルタ基材11の端部11aと端板15とが接合される。
従って、第3実施形態によれば、端板15又はフィルタ基材11の所定箇所をレーザ光21が遮光されるように構成した後、レーザ光21を照射するという簡単な方法により、フィルタ基材11の端部11aと端板15とを速やかに接合することができる。
なお、前記各実施形態を次のように変更して実施することも可能である。
・ 図9(a)に示すように、前記第1実施形態において、突出部としての突条17の形状を断面台形状に形成し、突条17の頂部側を溶融しやすくするとともに、溶融物を溝部16内に流れ込みやすくすることができる。
・ 図9(b)に示すように、前記第1実施形態において、溝部16の形状を断面V字状に形成し、フィルタ基材11の端部11aをその溝部16に案内しやすくなるように構成することができる。
・ 図9(c)に示すように、前記実施形態において、突出部としての突条17の形状を断面山形状(∧状)に形成すると同時に溝部16を断面V字状に形成し、突条17の溶融を一層容易にし、溶融物を溝部16内に流れ込みやすくできるとともに、フィルタ基材11の端部11aを端板15の溝部16に容易に案内できるように構成することができる。
・ 前記第1〜第3実施形態では端板15表面を溶融する構成を採用したが、フィルタ基材11の端部11aを加熱して溶融し、その溶融物によりフィルタ基材11の端部11aと端板15とを接合するように構成することも可能である。さらには、フィルタ基材11の端部11aと端板15表面の双方を加熱して溶融し、それらの溶融物によってフィルタ基材11の端部11aと端板15とを接合するように構成することも可能である。
・ 前記第1実施形態において、端板15の突条17を溝部16の両側縁に沿って形成することもできる。この場合、溝部16に突条17の溶融物を十分に流し込むことができ、フィルタ基材11の端部11aと端板15との接合強度を高めることができる。
・ 前記第1実施形態において、先に端板15表面の突条17をくし歯状の発熱部18により溶融して溶融物を溝部16に導いた後、フィルタ基材11の端部11aを溝部16内に挿入することも可能である。
・ 前記第2実施形態において、端板15表面をフィルタ基材11の端部11aに対応する部分のみを加熱、溶融したり、端板15表面の突起19をフィルタ基材11の端部11aに対応するようにジグザグ状の部位に形成してその突起19を加熱、溶融したりすることも可能である。
・ 前記第2実施形態において、端板15表面に不規則(ランダム)な凹凸を形成し、その凸部を溶融代とするように構成することもできる。
・ 前記第1実施形態又は第2実施形態において、突条17又は突起19を加熱、溶融させる手段として、熱風加熱等の方法を採用することも可能である。
10…フィルタ、11…フィルタ基材、11a…端部、15…端板、16…溝部、17…突出部としての突条。

Claims (7)

  1. 濾材シートを襞状に折曲げて形成されたフィルタ基材の両端部に端板が固定されているフィルタの固定構造であって、
    前記フィルタ基材の両端部と端板の少なくとも一方を溶融することによりフィルタ基材の両端部と端板が接合されてフィルタ基材の両端部と端板が固定されていることを特徴とするフィルタの固定構造。
  2. 前記フィルタ基材を熱可塑性樹脂で形成するとともに、端板をフィルタ基材が形成される熱可塑性樹脂よりも融点の低い熱可塑性樹脂で形成したことを特徴とする請求項1に記載のフィルタの固定構造。
  3. 前記端板を溶融してフィルタ基材の両端部と端板とが接合されていることを特徴とする請求項2に記載のフィルタの固定構造。
  4. 前記端板の表面には、端板の溶融代となる突出部が設けられていることを特徴とする請求項3に記載のフィルタの固定構造。
  5. 前記端板の表面には、フィルタ基材の両端部が挿入される溝部が設けられていることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載のフィルタの固定構造。
  6. 前記突出部は、溝部に沿って設けられていることを特徴とする請求項5に記載のフィルタの固定構造。
  7. 濾材シートを襞状に折曲げて形成されたフィルタ基材の両端部に端板を固定するフィルタの固定方法であって、
    前記フィルタ基材の両端部と端板の少なくとも一方を溶融することによりフィルタ基材の両端部と端板を接合してフィルタ基材の両端部に端板を固定することを特徴とするフィルタの固定方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR102037660B1 (ko) * 2019-03-19 2019-10-29 (주)라도 차량용 캐빈필터 유닛

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