JP2011193789A - ウイルス吸着用材 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 本発明は、ウイルス吸着能を有するホルマリン固定化赤血球と繊維格子材とを含み、前記固定化赤血球が、乾燥状態で、前記繊維格子材に封入されてなることを特徴とするウイルス吸着用材である。
【選択図】 なし
Description
さらに、ヒトとしては、人種を問わないが、O型の血液が好ましい。
さらに、絹以外の天然繊維においても、繊維として精製するまえの状態では繊維の凹凸や突起が存在し、蛋白質、蝋物質、樹脂様物質、脂肪などが含有されているが、固定化赤血球を変性させず、当該繊維と固定化赤血球の付着が強化される場合には、未精製の天然繊維を好適に使用することができる。
固定化赤血球を懸濁する媒体としては、ウイルス吸着能を損なわないものであればよく、たとえば蒸留水、等張食塩水、生理的食塩水、アルスバー液、グルコースなどの単糖類溶液、ダルベッコーリン酸緩衝液などが好ましい。また、乾燥は、固定化赤血球が変性しない温度であればよく、特に制限されないが、例えば4℃〜37℃で実施することが出来る。
(1)ホルマリン固定化赤血球の製造
予め採血量と等量のアルスバー液(註1)を入れた注射器で、孵化後約12ヶ月の白色レグホン種と名古屋コーチン種の各三羽ずつの翼下静脈からそれぞれ5mL、計30mLの血液を採取し、プール血液とした。
(註1)アルスバー液の組成
ブドウ糖2.05重量%、食塩0.42重量%、クエン酸ナトリウム0.80重量%、クエン酸0.55重量%、蒸留水96.18重量%
得られた新鮮赤血球懸濁液を1L容の透明な共栓付きガラス瓶に入れ、一酸化炭素ガスをボンベから1分間に60気泡の割合で約5分間吹き込んで赤色のヘモグロビンが深紅のメトヘモグロビンに変化したのを確認した。
繊維格子が0.8〜1.2mmのガーゼを5cm×5cmの大きさとして、2枚を重ねた表面に、上記(1)で得られたホルマリン固定化赤血球を、蒸留水に、8×108個/mLとなるよう懸濁し、その2mLを均等に散布した。ついで、ガーゼを25℃で24時間、送風乾燥した。得られたホルマリン固定化赤血球を担持したガーゼに、さらに繊維格子が0.8〜1.2mmのガーゼを重ね、一辺が0.5cmの四角を形成するように縫製して、本発明のウイルス吸着用材を得た。
ホルマリン固定化ニワトリ赤血球を、そのまま、ガーゼに封入した本発明の吸着用材では、128単位のインフルエンザウイルスHAinすべてが吸着された。しかし、PVAでガーゼにホルマリン固定化赤血球を付着させた比較例1では25%のインフルエンザウイルスHAinが吸着されることなく液中に残存した。さらに、インフルエンザウイルスのレセプターを破壊した固定化赤血球を用いた比較例2では、インフルエンザウイルスHAinは全く吸着されていなかった。
5cm×5cmの大きさの絹布に、厚さ0.8〜1.2mmの真綿層を重ねた。次いで、上記(1)で得られたホルマリン固定化赤血球を、蒸留水に、8×108個/mLとなるよう懸濁し、その2mLを真綿層に均等に散布した。ついで、この真綿層と絹布を25℃で24時間、送風乾燥した。得られたホルマリン固定化赤血球を担持した真綿層の上に、同じ厚さの真綿層を重ね、さらに同じ絹布を重ねて、4層構造とした。ついで、一辺が0.4cmの四角を形成するように縫製して、本発明のウイルス吸着用材を得た。
実施例2において、真綿に代えて木綿綿を用い、絹布に代えて綿布を用いる以外は実施例2と同様にして、本発明のウイルス吸着用材を得た。
本発明の吸着用材では、256単位のニューカッスル病ウイルスHAinすべてが吸着された。しかし、PVAでホルマリン固定化赤血球を付着させた比較例1では25%のニューカッスル病ウイルスHAinが吸着されることなく液中に残存した。さらに、ニューカッスル病ウイルスのレセプターを破壊した固定化赤血球を用いた比較例2では、ニューカッスル病ウイルスHAinは全く吸着されていなかった。
<レセプター破壊ホルマリン固定化ニワトリ赤血球の調製>
ホルマリン固定化赤血球表面のレセプター破壊には、インフルエンザウイルスの血清学的診断の障害となる血清中の非特異的血球凝集素抑制物質を除去するために使用する、コレラ菌の培養ろ液を凍結乾燥したRDEの市販品を使用した。先ず、使用説明書に従って、RDE粉末を20mLの生理的食塩水に溶解した。次いで、実施例1(1)で得られた1年室温保存のホルマリン固定化凍結乾燥ニワトリ赤血球を含む小瓶の赤血球懸濁液の容量が2.0mLになるようにPBSを添加した。(固定化赤血球が6.5×1010個/2.0mLに相当)。
(a)使用インフルエンザウイルス株
使用インフルエンザウイルス株として、元国立予防衛生研究所から分与されたA型PR8株を使用した。このPR8株はインフルエンザウイルスの基準種で、1934年にT。フランシス・Jrがプエルトリコでの流行時に患者から分離したA/PR8/34/(H1N1)型である。
培養液は、ハンクス(Hanks)液に、56℃、30分間加温して非働性にした健康馬血清を3%の割合で加え、これにペニシリンとストレプトマイシンをそれぞれ1mL当たり100単位及び100μgになるように加えたものを使用した。インフルエンザウイルスの培養組織としては、孵化11日のニワトリ胚漿尿膜(CAM)の細切組織を使用した。CAMを取り出し、ハンクス液で3回洗浄した後、鋏で約1mm2の大きさに細切した。この組織片にハンクス液を加えて5分間静置し、上清液を捨てた。この操作を3回繰り返して混在する血球及び組織の極微細片を除去した後スピッツグラスに入れ、1000rpmで1分間遠心分離して沈降物を得た。この沈降物に等量のハンクス液を加えた懸濁液を培養瓶(内容積20mLの丸形ワクチン瓶)に1滴ずつ滴下して培養組織とし、これに培養液を2mLずつ分注して、組織培養系を成立させた。
インフルエンザウイルス感染価の測定は、上記(b)のニワトリ胚漿尿膜(CAM)の細切片の懸濁培養法(メイトランド法)を用いた。すなわち、培養瓶に培養液を1.8mLずつ分注し、これに細切漿尿膜を1滴ずつ滴下した組織培養システムに、ハンクス液を用いて10進法で階段希釈したウイルスの各希釈液を0.2mLずつおのおの2本の培養瓶に接種し、37℃で培養した。培養開始3日後に培養液の遠心上清について赤血球凝集反応を行い、HA陽性を示す最高希釈度(log)を求め、2本の培養瓶内上清がHA陽性を示す価をTCLD100とした。
(a)使用ニューカッスル病ウイルス株
ニューカッスル病ウイルスとして、元国立予防衛生研究所から分与された「東京株」を用いた。この第二次世界大戦直後に東京で分離されたlentogenic型である。
(財団法人、京都パスツゥール研究所報告(2);1988年3月 41頁)
Claims (3)
- ウイルス吸着能を有するホルマリン固定化赤血球と繊維格子材とを含み、前記固定化赤血球が、乾燥状態で、前記繊維格子材に封入されてなることを特徴とするウイルス吸着用材。
- 繊維格子材が、絹または木綿繊維からなる繊維格子材であることを特徴とする請求項1記載のウイルス吸着用材。
- ウイルスがインフルエンザウイルスまたはニューカッスル病ウイルスのいずれかであり、ウイルス吸着能を有するホルマリン固定化赤血球が、ホルマリンで固定化されたニワトリ赤血球であり、繊維格子材が絹または木綿のガーゼまたは布であることを特徴とする請求項1または2に記載のウイルス吸着用材。
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