JP2011193345A - 電磁波反射面 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】基板1と、前記基板の互いに対向する一対の面の一方の面上に形成された地板2と、前記基板の他方の面上に所定の間隔で配列されたそれぞれ少なくとも動作周波数において1波長以下の寸法を有する複数の導体パッチ3と、それぞれ隣接して配列された前記導体パッチ間で導体パッチ同士を電気的に接続する少なくとも1つのキャパシタンス素子又は少なくとも1つのインダクタンス素子4,5であって、それぞれ前記基板の面上の少なくとも1つの所望の方向に沿った配置位置に従って増加又は減少するキャパシタンス又はインダクタンスを有するものと、を備えた。
【選択図】図1
Description
図1はこの発明の実施の形態1に係る電磁波反射面を示す図であり、(a)は上面図、(b)は(a)中のA−A’での断面図である。電磁波反射面は、基板1、地板2、導体パッチ3、及びキャパシタンス素子4a,4b,4cとから構成されている。基板1は誘電体等からなる。基板1の互いに対向する一対の面又は一対の主面(以下主面とする、以下同様)の一方の主面上には地板2が形成されている。また他方の主面上には、少なくとも一辺の長さが動作周波数において1波長以下の寸法を有する複数の導体パッチ3が所定の間隔を有して、一次元的(例えば後述する図6のように直線状に)、又は二次元的(例えば図1のようにマトリックス状に)に配列されている。複数の導体パッチ3は、隣接する導体パッチ3とキャパシタンス素子4a,4b,4cで電気的に接続されており、キャパシタンス素子4a,4b,4cのキャパシタンスは、少なくとも所定の一方向に沿って、増加又は減少するように配置されている。すなわち、キャパシタンス素子4a,4b,4cのキャパシタンスをそれぞれCa,Cb,Ccとすると、Ca<Cb<Cc又は、Ca>Cb>Ccの関係になっている。
φ=Im[ln{(Zs−η)/(Zs+η)}] (2)
η:自由空間インピーダンス
Zs:LC共振回路のインピーダンス
であり、導体パッチ3上に流れる電流より生じるインダクタンス成分のインダクタンスをL、隣接する導体パッチ3間で生じるキャパシタンス成分のキャパシタンスとキャパシタンス素子4のキャパシタンスの合成キャパシタンスをCとすると、Zsは下記式(3)で表すことができる。
図8はこの発明の実施の形態2に係る電磁波反射面を示す図であり、(a)は上面図、(b)は(a)中のA−A’での断面図である。電磁波反射面は、基板1、地板2、導体パッチ3、及びインダクタンス素子5a,5b,5cとから構成されている。基板1は誘電体等からなる。基板1の互いに対向する一対の主面の一方の主面上には地板2が形成されている。また他方の主面には、少なくとも動作周波数において1波長以下の寸法を有する複数の導体パッチ3が所定の間隔を有して、一次元的又は二次元的に配列されている。複数の導体パッチ3は、隣接する導体パッチ3とインダクタンス素子5a,5b,5cで電気的に接続されており、インダクタンス素子5a,5b,5cのインダクタンスは、少なくとも所定の一方向にそって、増加又は減少するように配置されている。すなわち、インダクタンス素子5a,5b,5cのインダクタンスをそれぞれLa,Lb,Lcとすると、La<Lb<Lc又は、La>Lb>Lcの関係になっている。
図10はこの発明の実施の形態3に係る電磁波反射面を示す上面図である。電磁波反射面は、基板1、地板2、導体パッチ3、及びキャパシタンス素子4a,4b,4c,4a’,4b’,4c’とから構成されている。基板1は誘電体等からなる。基板1の互いに対向する一対の主面の一方の主面上には、地板2が形成されている。また他方の主面上には、少なくとも動作周波数において1波長以下の寸法を有する複数の導体パッチ3が所定の間隔を有して、一次元的又は二次元的に配列されている。複数の導体パッチ3は、隣接する導体パッチ3とキャパシタンス素子4a,4b,4c,4a’,4b’,4c’で電気的に接続されており、キャパシタンス素子4a,4b,4c,4a’,4b’,4c’のキャパシタンスは、少なくとも所定の一方向にそって、増加又は減少するように配置されている。さらに、図10中のX方向とY方向で増加又は減少のしかたが異なるように設定されている。すなわち、キャパシタンス素子4a,4b,4c,4a’,4b’,4c’のキャパシタンスをそれぞれCa,Cb,Cc,Ca’,Cb’,Cc’とすると、Ca<Cb<Cc又はCa>Cb>Cc、Ca’<Cb’<Cc’又はCa’>Cb’>Cc’、さらにCa≠Ca’、Cb≠Cb’、Cc≠Cc’の関係になっている。
図11はこの発明の実施の形態4に係る電磁波反射面を示す上面図である。電磁波反射面は、基板1、地板2、導体パッチ3、及びインダクタンス素子5a,5b,5c,5a’,5b’,5c’とから構成されている。基板1は誘電体等からなる。基板1の互いに対向する一対の主面の一方の主面上には、地板2が形成されている。また他方の主面上には、少なくとも動作周波数において1波長以下の寸法を有する複数の導体パッチ3が所定の間隔を有して、一次元的又は二次元的に配列されている。複数の導体パッチ3は、隣接する導体パッチ3とインダクタンス素子5a,5b,5c,5a’,5b’,5c’で電気的に接続されており、インダクタンス素子5a,5b,5c,5a’,5b’,5c’のインダクタンスは、少なくとも所定の一方向にそって、増加又は減少するように配置されている。さらに、図11中のX方向とY方向で増加又は減少のしかたが異なるように設定されている。すなわち、インダクタンス素子5a、5b、5c、5a’、5b’、5c’のインダクタンスをそれぞれLa,Lb,Lc,La’,Lb’,Lc’とすると、La<Lb<Lc又はLa>Lb>Lc、La’<Lb’<Lc’又はLa’>Lb’>Lc’、さらにLa≠La’、Lb≠Lb’、Lc≠Lc’の関係になっている。
また、各導体パッチの形状は、正方形のみならず長方形等の矩形、さらには多角形、円形のものであってもよい。また、各導体パッチの寸法は、導体パッチが正方形の場合は一辺の長さ、長方形を含む矩形の場合は長辺の長さ、多角形の場合は対角線の長さ、円形の場合は直径がそれぞれ、動作周波数において1波長以下でかつ所望の電磁波を反射可能な寸法を有するものであればよい。
Claims (5)
- 基板と、
前記基板の互いに対向する一対の面の一方の面上に形成された地板と、
前記基板の他方の面上に所定の間隔で配列されたそれぞれ少なくとも動作周波数において1波長以下の寸法を有する複数の導体パッチと、
それぞれ隣接して配列された前記導体パッチ間で導体パッチ同士を電気的に接続する少なくとも1つのキャパシタンス素子又は少なくとも1つのインダクタンス素子であって、それぞれ前記基板の面上の少なくとも1つの所望の方向に沿った配置位置に従って増加又は減少するキャパシタンス又はインダクタンスを有するものと、
を備えたことを特徴とする電磁波反射面。 - 前記複数の導体パッチが前記基板の面上に一次元的に配列され、前記各キャパシタンス素子又は各インダクタンス素子がそれぞれ、前記配列方向に沿った配置位置に従って増加又は減少するキャパシタンス又はインダクタンスを有することを特徴とする請求項1に記載の電磁波反射面。
- 前記複数の導体パッチが前記基板の面上に二次元的に配列され、前記各キャパシタンス素子又は各インダクタンス素子がそれぞれ、前記基板の面上の所望の方向に沿った配置位置に従って増加又は減少するキャパシタンス又はインダクタンスを有することを特徴とする請求項1に記載の電磁波反射面。
- 前記複数の導体パッチが前記基板の面上に二次元的に配列され、前記各キャパシタンス素子又は各インダクタンス素子がそれぞれ、前記基板の面上の所望の複数の方向に沿った配置位置に従って別々に増加又は減少するキャパシタンス又はインダクタンスを有することを特徴とする請求項1に記載の電磁波反射面。
- 前記複数の導体パッチが前記基板の面上に互いに直交する2つの方向に沿って二次元的に配列され、前記各キャパシタンス素子又は各インダクタンス素子がそれぞれ、前記基板の面上の前記直交する2つの方向に沿った配置位置に従って別々に増加又は減少するキャパシタンス又はインダクタンスを有することを特徴とする請求項1に記載の電磁波反射面。
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2010
- 2010-03-16 JP JP2010059307A patent/JP2011193345A/ja active Pending
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