JP2011192037A - 情報配信システム、情報配信方法、およびこれらを利用した防災システム - Google Patents

情報配信システム、情報配信方法、およびこれらを利用した防災システム Download PDF

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Abstract

【課題】 道路冠水時に路上の注意すべき構造物の情報を、ユーザが容易に視認可能な状態で提供する情報配信システム、情報配信方法、およびこれらを利用した防災システムを提供する。
【解決手段】 監視対象の地域の道路冠水時に歩行者が注意すべき構造物の位置および形状の情報を含む道路構造物情報を格納する道路構造物DB111と、接続された雨量計12で計測された雨量計測値に基づいて、降雨量が予め設定された閾値を超えたか否かを監視する雨量情報監視部131と、降雨量が閾値を超えたと判定されたときに、道路構造物DB111から道路構造物情報を取得して、ユーザが携帯する携帯端末20で撮影された映像情報上の該当位置に図形情報として重畳して表示させるために、公衆回線網30を介して携帯端末20に送信する道路構造物情報送信部135とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、道路冠水時の災害を未然に防ぐための情報配信システム、情報配信方法、およびこれらを利用した防災システムに関する。
近年突発的な集中豪雨が多く発生しており、これにより道路が冠水し歩行者が路上の状態を視認しにくくなることがある。
例えば、豪雨により大量の雨水が管渠内に流れ込み内部の空気圧によりマンホールの蓋が外れたりすることがあるが、道路が冠水していると歩行者がこれに気付きにくくなる。また、道路に側溝がある場合にも同様に、歩行者がこれを視認しづらくなる。
そこでこれらの注意すべき構造物の存在を歩行者に知らせることで、災害を防止することが望まれている。
歩行者に危険箇所を通知するシステムとして、特許文献1に記載の歩行支援装置がある。この歩行者支援装置は、点字ブロック、横断歩道、駅ホームの誘導ブロック等の情報を、歩行者が装着したリストバンドを振動させることで通知し、視覚障害者に音声を使わずに歩行位置や歩行方向を通知することができるため、事故を未然に防ぐことができる。
特開2004−24853号公報
しかし、この特許文献1の歩行支援装置で提供する情報は振動パターンを変えることで誘導内容を通知する仕組みになっているため、一般ユーザが利用するにはある程度訓練が必要であり、容易に導入することができないという問題があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、道路冠水時に路上の注意すべき構造物の情報を、ユーザが容易に視認可能な状態で提供する情報配信システム、情報配信方法、およびこれらを利用した防災システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明の情報配信システムは、撮影装置を有しユーザが携帯する携帯端末にネットワークを介して接続されるとともに、監視対象の地域に設置された雨量計に接続された情報配信システムにおいて、前記監視対象の地域の道路冠水時に歩行者が注意すべき構造物の位置および形状の情報を含む道路構造物情報を記憶する道路構造物情報記憶部と、前記雨量計で計測された雨量計測値に基づいて、降雨量が予め設定された閾値を超えたか否かを監視する雨量情報監視部と、前記雨量情報監視部において降雨量が前記閾値を超えたと判定されたときに、前記道路構造物情報記憶部から道路構造物情報を取得して、前記携帯端末の撮影装置で撮影された映像情報上の該当位置に当該道路構造物情報に含まれる構造物の形状を図形情報として重畳して表示させるために、前記携帯端末に送信する道路構造物情報送信部とを備えることを特徴とする。
また、本発明の情報配信方法は、撮影装置を有しユーザが携帯する携帯端末にネットワークを介して接続されるとともに、監視対象の地域に設置された雨量計に接続された情報配信システムが、前記監視対象の地域の道路冠水時に歩行者が注意すべき構造物の位置および形状の情報を含む道路構造物情報を記憶する道路構造物情報記憶ステップと、前記雨量計で計測された雨量計測値に基づいて、降雨量が予め設定された閾値を超えたか否かを監視する雨量情報監視ステップと、前記雨量情報監視ステップにおいて降雨量が前記閾値を超えたと判定されたときに、前記道路構造物情報記憶ステップで記憶した道路構造物情報を取得して、前記携帯端末の撮影装置で撮影された映像情報上の該当位置に当該道路構造物情報に含まれる構造物の形状を図形情報として重畳して表示させるために、前記携帯端末に送信する道路構造物情報送信ステップとを有することを特徴とする。
また本発明の防災システムは、ユーザが携帯する携帯端末と、監視対象の地域に設置された雨量計と、前記複数の携帯端末にネットワークを介して接続されるとともに、前記雨量計に接続された情報配信システムとを備えた防災システムにおいて、前記雨量計は、降雨量を計測する計測部を有し、前記情報配信システムは、前記監視対象の地域の道路冠水時に歩行者が注意すべき構造物の位置および形状の情報を含む道路構造物情報を記憶する道路構造物情報記憶部と、前記雨量計の計測部で計測された雨量計測値に基づいて、降雨量が予め設定された閾値を超えたか否かを監視する雨量情報監視部と、前記雨量情報監視部において降雨量が前記閾値を超えたと判定されたときに、前記道路構造物情報記憶部から道路構造物情報を取得して、前記携帯端末に送信する道路構造物情報送信部とを有し、前記携帯端末は、自端末の位置情報を取得する位置情報取得部と、被写体を撮影して映像情報を生成する撮像部と、自端末の角度情報を取得する角度センサと、前記情報配信システムから送信された道路構造物情報を取得し、前記位置情報取得部で取得された自端末の位置情報と、前記角度センサで取得された角度情報とに基づいて、撮像部で生成された映像情報上の該当位置に、取得した道路構造物情報に含まれる構造物の形状を図形情報として重畳した表示情報を生成する表示情報生成部と、前記表示情報生成部で生成された表示情報を表示する表示部とを有することを特徴とする。
本発明の情報配信システム、情報配信方法、およびこれらを利用した防災システムによれば、道路冠水時に路上の注意すべき構造物の情報を、ユーザが容易に視認可能な状態で提供することができる。
本発明の一実施形態による防災システムの構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態による防災システム内の情報配信システムの監視制御装置の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態による防災システムの動作を示すシーケンス図である。 本発明の一実施形態による防災システム内の携帯端末に、道路構造物情報が重畳された映像情報が表示された状態を示す正面図である。
〈一実施形態による防災システムの構成〉
本発明の一実施形態による防災システムの構成について、図1を参照して説明する。
本実施形態による防災システム1は、情報配信システム10と、複数のユーザがそれぞれ携帯する携帯端末20とが、公衆回線網30を介して接続されることにより構成されている。
情報配信システム10は、データベースサーバ11と、監視対象の地域の複数のエリアごとに設置された雨量計12と、監視制御装置13と、ダイヤルアップサーバ14と、回線終端装置15と、音声通報サーバ16と、回線終端装置17とを有する。
データベースサーバ11は、監視対象の地域の道路上のマンホールや側溝等の、道路冠水時に歩行者が注意すべき構造物の位置および形状の情報を含む道路構造物情報を格納する道路構造物DB111と、各携帯端末20の位置情報をユーザ位置情報として格納するユーザ位置情報DB112と、後述する監視制御装置13において降雨量が警戒値を超えたことが検知されたときの雨量計12の識別情報や冠水するおそれのあるエリアの情報を、防災情報として格納する防災情報DB113とを有する。このうちデータベースサーバ11と、雨量計12と、監視制御装置13と、ダイヤルアップサーバ14と、音声通報サーバ16とは、LAN18を介して接続されている。
雨量計12は、監視対象の地域の降雨量を計測し、得られた雨量計測値を監視制御装置13に送信する。
監視制御装置13は、図2に示すように、雨量情報監視部131と、位置情報取得要求送信部132と、警報対象端末情報抽出部133と、警報対象端末情報送信部134と、道路構造物情報送信部135とを有する。
雨量情報監視部131は、各雨量計12で計測された雨量計測値を取得し、冠水のおそれがある値として予め設定された警戒値である閾値を降雨量が超えたか否かを雨量計12ごとに監視し、閾値を超えたと判定したときには、該当する雨量計12に関する防災情報を生成してデータベースサーバ11に送信する。
位置情報取得要求送信部132は、雨量情報監視部131により降雨量が閾値を超えたと判定されたときに、ユーザの携帯端末20の位置情報を要求する位置情報取得要求を生成して各携帯端末20に送信する。この位置情報取得要求の送信により取得された各携帯端末20の位置情報は、データベースサーバ11のユーザ位置情報DB112に格納させる。
警報対象端末情報抽出部133は、位置情報取得要求送信部132から位置情報取得要求を送信したことにより取得した複数の携帯端末20の位置情報に基づいて、当該降雨量が閾値を超えたことにより冠水のおそれがあるエリア内にある携帯端末20を抽出し、この携帯端末20の識別情報を取得する。
警報対象端末情報送信部134は、警報対象端末情報抽出部133で取得した携帯端末20の識別情報を、警報対象端末情報として音声通報サーバ16に送信する。
道路構造物情報送信部135は、後述するように音声通報サーバ16から警報メッセージ情報が携帯端末20に送信されたことによりいずれかの携帯端末20から道路構造物情報要求を取得すると、当該エリアの道路構造物情報をデータベースサーバ11の道路構造物情報DB111から取得し、取得した道路構造物情報を図形情報として表示するための所定のフォーマットに変換して当該道路構造物情報要求の送信元の携帯端末20に送信する。
ダイヤルアップサーバ14は、ダイヤルアップ接続により回線終端装置15を介して公衆回線網30に接続する。
音声通報サーバ16は、冠水のおそれがあることをユーザに通知するための音声情報による警報メッセージ情報を予め記憶し、監視制御装置13から冠水のおそれがあるエリア内にある携帯端末20の識別情報を受信すると、これらの携帯端末20に、記憶した警報メッセージ情報を送信する。携帯端末20との通信は、回線終端装置17を介して公衆回線網30に接続することで行う。
また携帯端末20は、地図情報記憶部21と、通信部22と、位置情報取得部23と、撮像部24と、角度センサとしてのジャイロセンサ25と、表示情報生成部26と、表示部27とを有する。
地図情報記憶部21は、監視対象の地域の地図情報を記憶する。
通信部22は、公衆回線網30を介して情報配信システム10との通信を行う。
位置情報取得部23は、GPS(Global Positioning System)機能を利用して自端末の位置情報を取得する。
撮像部24は、カメラ装置であり、ユーザの操作により被写体の撮影を行い、映像情報を生成する。
ジャイロセンサ25は、自端末の角速度を検出し、撮像部24で撮影している角度情報を取得する。
表示情報生成部26は、通信部22を介して情報配信システム10から所定フォーマットに変換された道路構造物情報を取得し、位置情報取得部23で取得された自端末の位置情報と、ジャイロセンサ25で取得された角度情報とに基づいて、撮像部24で生成された映像情報上の該当位置に取得した道路構造物情報を図形情報として重畳した表示情報を生成する。
表示部27は、表示情報生成部26で生成された表示情報を表示する。
〈一実施形態による防災システムの動作〉
次に、本実施形態による防災システム1の動作について、図3のシーケンス図を参照して説明する。
本実施形態の防災システム1により防災情報をユーザの携帯端末に提供するに際し、情報配信システム10のデータベースサーバ11の道路構造物DB111には、監視対象の地域の道路上のマンホールや側溝等の、道路冠水時に歩行者が注意すべき構造物の位置および形状の情報を含む道路構造物情報が予め格納されているものとする。
道路構造物情報が格納されている状態で、防災情報をユーザの携帯端末に提供する処理が開始されると、まず各雨量計12において監視対象の地域の降雨量が計測され(S1)、得られた雨量計測値が監視制御装置13に送信される(S2)。
監視制御装置13では、雨量計12から送信された雨量計測値が雨量情報監視部131で取得され、この雨量計測値に基づき、冠水のおそれがある値として予め設定された警戒値である閾値を降雨量が超えたか否かが雨量計12ごとに監視される。そして、雨量情報監視部131において降雨量が閾値を超えたと判定されたときには、該当する雨量計12に関する防災情報が生成されてデータベースサーバ11に送信される。
データベースサーバ11では、監視制御装置13から送信された防災情報が、防災情報DB113に格納される。
また、雨量情報監視部131により降雨量が閾値を超えたと判定されると、位置情報取得要求送信部132によりユーザの携帯端末20の位置情報を要求する位置情報取得要求が生成されて各携帯端末20に送信される(S3)。
各携帯端末20では、位置情報取得要求が取得されると、位置情報取得部23によりGPS機能が利用されて自端末の位置情報が取得される。取得された位置情報は、通信部22を介して情報配信システム10に送信され(S4)、データベースサーバ11のユーザ位置情報DB112に格納される。
次に、監視制御装置13の警報対象端末情報抽出部133により、ユーザ位置情報DB112に格納された複数の携帯端末20の位置情報に基づいて、当該降雨量が閾値を超えたことにより冠水のおそれがあるエリア内にある携帯端末20が抽出され、この携帯端末20の識別情報が抽出される(S5)。
抽出された携帯端末20の識別情報は、警報対象端末情報送信部134により報対象端末情報として音声通報サーバ16に送信される(S6)。
音声通報サーバ16には、冠水のおそれがあることをユーザに通知するための音声情報による警報メッセージ情報が予め記憶されており、監視制御装置13から冠水のおそれがあるエリア内にある携帯端末20の識別情報が受信されると、これらの携帯端末20に、記憶された警報メッセージ情報が回線終端装置17を介して送信される(S7)。
警報メッセージ情報を受信した携帯端末20では、音声、表示、または振動等を出力するためのアプリケーションが自動起動され、警報メッセージ情報が出力される(S8)。
携帯端末20に警報メッセージ情報が出力されたことによりユーザの操作により道路構造物情報を撮影映像上に表示させることが指示されると、撮像部24の撮影機能が起動されるとともに表示情報生成部26において道路構造物情報要求が生成され、通信部22から情報配信システム10の監視制御装置13に送信される(S9)。
監視制御装置13では、道路構造物情報要求が受信されると、当該冠水のおそれがあるエリアの道路構造物情報がデータベースサーバ11の道路構造物情報DB111から取得され、取得された道路構造物情報がCAD等による描画情報を生成するための所定のフォーマットに変換されて当該道路構造物情報要求の送信元の携帯端末20に送信される(S10)。描画情報を生成するための所定のフォーマットへの変換には、例えばオーグメントリアリティ(AR)技術が利用される。
道路構造物情報を取得した携帯端末では、位置情報取得部23で取得された自端末の位置情報と、ジャイロセンサ25で取得された角度情報とに基づいて、ユーザの操作により撮像部24で撮影された映像情報上の対応する位置に、取得された道路構造物情報が重畳された表示情報が生成される。生成された表示情報は、表示部27に表示される(S11)。
携帯端末20の表示部27に表示された表示情報の一例を、図4に示す。
図4のように表示された表示情報は、取得された道路構造物情報に含まれる道路の側溝の画像情報201とマンホールの画像情報202とが、撮像部24で撮影された映像情報上の対応する位置に重畳されて表示されている。
またこの道路構造物情報には、それぞれの構造物に関するテキスト情報が含まれ、それぞれ該当する構造物を指示する情報として表示されるようにしてもよい。例えば、図4に示すようにテキスト情報「注意 側溝」203、テキスト情報「注意 マンホール」204等を、該当する側溝の画像情報201またはマンホールの画像情報202に対応させて表示させるようにすることができる。
また、ユーザの操作により避難経路を表示させることが指示されたときに、地図情報記憶部21に記憶された地図情報および位置情報取得部23で取得された自端末の位置情報が用いられ、現在地から避難所までの避難経路が表示されるようにしてもよい。その際、ステップS10において取得された道路構造物情報が参照され、なるべく歩行者が注意すべき構造物がない経路が利用されて避難経路が生成されるようにすることで、安全な経路の情報を提供することができる。
以上の本実施形態によれば、集中豪雨などにより道路が冠水し路上の構造物が見づらい状態のときに、ユーザが携帯端末の撮像機能を利用して路上を撮影することにより、携帯端末の表示部に表示された映像上に路上の構造物の画像情報が重畳されて表示され、ユーザは路上の注意すべき構造物の位置を視覚的に容易に把握することができる。
上記の実施形態においては、降雨量が警戒値を超えたときに複数の携帯端末20から位置情報を取得して警報メッセージ情報を送信する携帯端末を抽出する場合について説明したが、予め所定時間間隔で各携帯端末20から位置情報を取得しておき、降雨量が警戒値を超えたときに最新の位置情報を利用して警報メッセージ情報を送信する携帯端末を抽出するようにしてもよい。
また、上記の実施形態においては、監視制御装置において道路構造物情報要求が受信されたときに、データベースサーバの道路構造物情報DBから取得された道路構造物情報がCAD等による描画情報を生成するための所定のフォーマットに変換される場合について説明したが、予め道路構造物情報DBに道路構造物情報を格納する際に所定フォーマットに変換した状態で格納しておくようにしてもよい。
1…防災システム
10…情報配信システム
11…データベースサーバ
12…雨量計
13…監視制御装置
14…ダイヤルアップサーバ
15…回線終端装置
16…音声通報サーバ
17…回線終端装置
18…LAN
20…携帯端末
21…地図情報記憶部
22…通信部
23…位置情報取得部
24…撮像部
25…ジャイロセンサ
26…表示情報生成部
27…表示部
30…公衆回線網
111…道路構造物DB
112…ユーザ位置情報DB
113…防災情報DB
131…雨量情報監視部
132…位置情報取得要求送信部
133…警報対象端末情報抽出部
134…警報対象端末情報送信部
135…道路構造物情報送信部
201…道路の側溝の画像情報
202…マンホールの画像情報
203…テキスト情報
204…テキスト情報

Claims (5)

  1. 撮影装置を有しユーザが携帯する携帯端末にネットワークを介して接続されるとともに、監視対象の地域に設置された雨量計に接続された情報配信システムにおいて、
    前記監視対象の地域の道路冠水時に歩行者が注意すべき構造物の位置および形状の情報を含む道路構造物情報を記憶する道路構造物情報記憶部と、
    前記雨量計で計測された雨量計測値に基づいて、降雨量が予め設定された閾値を超えたか否かを監視する雨量情報監視部と、
    前記雨量情報監視部において降雨量が前記閾値を超えたと判定されたときに、前記道路構造物情報記憶部から道路構造物情報を取得して、前記携帯端末の撮影装置で撮影された映像情報上の該当位置に当該道路構造物情報に含まれる構造物の形状を図形情報として重畳して表示させるために、前記携帯端末に送信する道路構造物情報送信部と、
    を備えることを特徴とする情報配信システム。
  2. 前記携帯端末の位置情報をユーザ位置情報として記憶するユーザ位置情報記憶部をさらに有し、
    前記雨量計は、監視対象の地域のエリアごとに複数設置され、
    前記雨量情報監視部は、前記複数の雨量計で計測された雨量計測値に基づいて、降雨量が予め設定された閾値を超えたか否かを前記雨量計ごとに監視し、
    前記雨量情報監視部において降雨量が前記閾値を超えたと判定された雨量計があるときに、当該降雨量が前記閾値を超えたことにより冠水のおそれがあるエリア内にある携帯端末を前記ユーザ位置情報記憶部に記憶されたユーザ位置情報に基づいて抽出する警報対象端末情報抽出部を有し、
    前記道路構造物情報送信部は、前記道路構造物情報記憶部から当該冠水のおそれがあるエリア内の道路構造物情報を取得して、前記警報対象端末情報抽出部で抽出した携帯端末に送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報配信システム。
  3. 前記道路構造物情報送信部は、前記雨量情報監視部において降雨量が前記閾値を超えたと判定されたときに警報メッセージ情報を前記携帯端末に送信し、この警報メッセージ情報を送信したことにより道路構造物情報取得要求が送信された携帯端末に対し、前記道路構造物情報記憶部から取得した道路構造物情報を送信する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報配信システム。
  4. 撮影装置を有しユーザが携帯する携帯端末にネットワークを介して接続されるとともに、監視対象の地域に設置された雨量計に接続された情報配信システムが、
    前記監視対象の地域の道路冠水時に歩行者が注意すべき構造物の位置および形状の情報を含む道路構造物情報を記憶する道路構造物情報記憶ステップと、
    前記雨量計で計測された雨量計測値に基づいて、降雨量が予め設定された閾値を超えたか否かを監視する雨量情報監視ステップと、
    前記雨量情報監視ステップにおいて降雨量が前記閾値を超えたと判定されたときに、前記道路構造物情報記憶ステップで記憶した道路構造物情報を取得して、前記携帯端末の撮影装置で撮影された映像情報上の該当位置に当該道路構造物情報に含まれる構造物の形状を図形情報として重畳して表示させるために、前記携帯端末に送信する道路構造物情報送信ステップと、
    を有することを特徴とする情報配信方法。
  5. ユーザが携帯する携帯端末と、監視対象の地域に設置された雨量計と、前記複数の携帯端末にネットワークを介して接続されるとともに、前記雨量計に接続された情報配信システムとを備えた防災システムにおいて、
    前記雨量計は、
    降雨量を計測する計測部を有し、
    前記情報配信システムは、
    前記監視対象の地域の道路冠水時に歩行者が注意すべき構造物の位置および形状の情報を含む道路構造物情報を記憶する道路構造物情報記憶部と、
    前記雨量計の計測部で計測された雨量計測値に基づいて、降雨量が予め設定された閾値を超えたか否かを監視する雨量情報監視部と、
    前記雨量情報監視部において降雨量が前記閾値を超えたと判定されたときに、前記道路構造物情報記憶部から道路構造物情報を取得して、前記携帯端末に送信する道路構造物情報送信部と、
    を有し、
    前記携帯端末は、
    自端末の位置情報を取得する位置情報取得部と、
    被写体を撮影して映像情報を生成する撮像部と、
    自端末の角度情報を取得する角度センサと、
    前記情報配信システムから送信された道路構造物情報を取得し、前記位置情報取得部で取得された自端末の位置情報と、前記角度センサで取得された角度情報とに基づいて、撮像部で生成された映像情報上の該当位置に、取得した道路構造物情報に含まれる構造物の形状を図形情報として重畳した表示情報を生成する表示情報生成部と、
    前記表示情報生成部で生成された表示情報を表示する表示部と、
    を有することを特徴とする防災システム。
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