JP2011191584A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置本体側の駆動出力軸と同軸で連結されたユニットを、簡易な構成で装置本体に対し駆動出力軸と垂直な方向に円滑に着脱できる画像形成装置を提供する。
【解決手段】ハンドル36a、36bを把持して中間転写ユニット30を引き出し方向に引っ張ると、本体側カップリング41が第1の位置に配置されているためハンドル36a、36bのみがコイルバネ47cの付勢力に抗して引き出される。このとき、スライダ45の先端がハンドル36aに形成された第1傾斜面51に乗り上げ、コイルバネ47bの付勢力に抗してフレーム側板23a内に押し込まれる。その結果、スライダ45の他端が作動板43を押圧し、さらに作動板43が本体側カップリング41を押圧する。これにより、本体側カップリング41はユニット側カップリング40との連結を解除する第2の位置まで退避する。
【選択図】図7

Description

本発明は、装置本体に対し水平方向に着脱可能な中間転写ユニット等のユニットを備えた画像形成装置に関するものである。
従来、種々の画像形成装置が提案されているが、その中に、所定方向に回動される無端状の中間転写ベルトと、この中間転写ベルトに沿って設けられた複数の画像形成部とを備え、各画像形成部により中間転写ベルト上にトナー像を順次重ね合わせた後、記録媒体上に一度に転写する中間転写方式の画像形成装置がある。
上述したような中間転写方式の画像形成装置においては、装置本体の寿命よりも耐用年数の短い中間転写ベルトを定期的に交換する必要があった。例えば、特許文献1及び2には、中間転写ユニットを装置本体から水平方向に引き出し可能とした画像形成装置が開示されている。
また、特許文献2には、中間転写ユニットの一端に取っ手を設け、他端に装置本体の保持部と係合する係止部を設けるとともに、取っ手を把持し、係止部を支点としてユニットを回動させることにより、係止部と保持部とを係合または係合解除させて装置本体に対する中間転写ユニットの着脱及び位置決めを行う画像形成装置が開示されている。
特開2000−147977号公報 特開2004−272296号公報 特開2007−101728号公報
ところで、特許文献1及び2のように中間転写ユニットを装置本体に対し水平方向に引き出すためには、装置本体のフレーム側板にユニットを引き出すための開口部を形成する必要がある。ここで、中間転写ユニットはベルトの進行方向に沿って複数の画像形成部と隣接するため、中間転写ユニットの寸法はベルト幅方向よりもベルト進行方向の方が大きい。
しかしながら、特許文献1及び2の方法では、中間転写ユニットをベルトの進行方向に対し垂直方向に引き出す構成のため、フレーム側板に大きな開口部を形成する必要がある。そのため、本体フレームの剛性が低下してしまい、フレームの歪みに起因する画質の低下が発生するという問題点があった。一方、特許文献3のように中間転写ユニットを上下に回動させて着脱する方法では、装置本体上部を大きく開放可能な構成が必要となり、剛性が低下するとともに構造が複雑になる
そこで、フレーム側板の開口部を小さくして本体フレームの剛性を高める方法として、中間転写ユニットをベルトの進行方向に引き出す方法が考えられる。この場合、中間転写ユニットの引き出し方向が中間転写ユニットの駆動入力軸に対し垂直方向となる。そのため、装置本体側の駆動出力軸と中間転写ユニットの駆動入力軸とが同軸のカップリング部材で係合されている構成においては、中間転写ユニットの装置本体からの引き出し時及び装置本体への装着時にカップリング部材の係合を解除する機構が必要となっていた。
なお、ここでは中間転写ユニットを装置本体に対し水平方向に着脱する場合を例に挙げて説明したが、装置本体側の駆動出力軸と同軸のカップリング部材で係合する駆動入力軸を有するユニットを、駆動入力軸に対し垂直方向に引き出し又は挿入する場合は同様の問題点が存在する。
本発明は、上記問題点に鑑み、装置本体側の駆動出力軸と同軸で連結された駆動入力軸を有するユニットを、簡易な構成で装置本体に対し駆動入力軸と垂直な方向に円滑に着脱できる画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、装置本体側の駆動出力軸と同軸上で連結される被駆動軸を有し、前記被駆動軸に対し垂直方向に引き出し及び挿入可能なユニットと、前記駆動出力軸に摺動自在に外挿され、前記駆動出力軸と共に回転して前記被駆動軸に駆動力を伝達する本体側カップリングと、該本体側カップリングを前記被駆動軸に固定されたユニット側カップリングと連結する第1の位置方向に付勢する付勢手段と、前記本体側カップリングを前記第1の位置と、前記ユニット側カップリングとの連結を解除して前記駆動入力軸方向に退避した第2の位置とに選択配置するカップリング切換手段と、を備え、前記カップリング切換手段は、前記ユニットの引き出し操作に先立って前記本体側カップリングを前記第1の位置から前記第2の位置へ移動させ、前記ユニットの挿入操作の完了時に前記本体側カップリングを前記第2の位置から前記第1の位置へ移動させる画像形成装置である。
また本発明は、上記構成の画像形成装置において、前記カップリング切換手段は、前記駆動出力軸に沿って前記本体側カップリングと共に移動する作動板と、該作動板に前記被駆動軸側から対峙するように配置され前記被駆動軸方向に付勢された摺動部材と、前記ユニット側に設けられ前記ユニットの引き出し及び挿入操作に伴い前記摺動部材を前記駆動入力軸方向に押圧する押圧部材と、を含む構成であることを特徴としている。
また本発明は、上記構成の画像形成装置において、前記押圧部材は、前記ユニットの着脱方向に摺動可能に設けられた把持部であり、前記把持部のユニット引き出し方向への摺動に伴い、前記摺動部材が前記把持部に設けられた第1傾斜面に乗り上げて前記被駆動軸側から前記作動板を押圧することを特徴としている。
また本発明は、上記構成の画像形成装置において、前記押圧部材として、前記把持部若しくは前記ユニットの側面に前記第1傾斜面とは逆向きの第2傾斜面が設けられており、前記ユニットの装置本体への挿入に伴い、前記摺動部材が前記第2傾斜面に乗り上げて前記被駆動軸側から前記作動板を押圧することを特徴としている。
また本発明は、上記構成の画像形成装置において、前記ユニットが装置本体に完全に挿入された状態で前記摺動部材が係合する凹部を前記ユニットの側面に設けたことを特徴としている。
また本発明は、上記構成の画像形成装置において、前記ユニットは、記録媒体に転写するためのトナー像が順次積層される中間転写ベルトを備えた中間転写ユニットであることを特徴としている。
本発明の第1の構成によれば、ユニットを駆動出力軸に対し垂直方向へ引き出し及び挿入する場合、ユニットの引き出し操作に伴い本体側カップリングとユニット側カップリングとの連結が自動的に解除され、ユニットの挿入操作に伴い本体側カップリングとユニット側カップリングとが自動的に連結される。従って、ユニットの交換作業を円滑に行うことができる。
また、本発明の第2の構成によれば、上記第1の構成の画像形成装置において、カップリング切換手段を、駆動入力軸に沿って本体側カップリングと共に移動する作動板と、該作動板に被駆動軸側から対峙するように配置され被駆動軸方向に付勢された摺動部材と、ユニット側に設けられユニットの引き出し及び挿入操作に伴い摺動部材を駆動出力軸方向に押圧する押圧部材とを含む構成とすることにより、カップリング切換手段を簡易な構成とすることができる。
また、本発明の第3の構成によれば、上記第2の構成の画像形成装置において、押圧部材は、ユニットの着脱方向に摺動可能に設けられた把持部であり、把持部のユニット引き出し方向への摺動に伴い、摺動部材が把持部に設けられた第1傾斜面に乗り上げて被駆動軸側から作動板を押圧することにより、把持部を掴んでユニットの引き出し操作を行うだけで、本体側カップリングとユニット側カップリングとの連結を簡単に且つ確実に解除することができる。
また、本発明の第4の構成によれば、上記第3の構成の画像形成装置において、押圧部材として、把持部若しくはユニットの側面に第1傾斜面とは逆向きの第2傾斜面を設け、ユニットの装置本体への挿入に伴い、摺動部材が第2傾斜面に乗り上げて被駆動軸側から作動板を押圧することにより、ユニットの挿入操作を行うだけで、本体側カップリングとユニット側カップリングとを簡単に且つ確実に連結することができる。
また、本発明の第5の構成によれば、上記第1乃至第4のいずれかの構成の画像形成装置において、摺動部材とユニット側面の凹部との係合がユニットの移動を規制するロック機構を兼ねるため、ユニットのロック機構を別途設ける必要がなくなる。
また、本発明の第6の構成によれば、上記第1乃至第5のいずれかの構成の画像形成装置において、記録媒体に転写するためのトナー像が順次積層される中間転写ベルトを備えた中間転写ユニットを被駆動軸に対し垂直方向に引き出し及び挿入することにより、装置本体のフレーム側板の開口部を小さくして本体フレームの剛性を高めることができる。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置の内部構成を示す概略断面図 本発明の画像形成装置に搭載される中間転写ユニットの外観斜視図 中間転写ユニットを装置本体フレームに挿入した状態を示す斜視図 図3における中間転写ユニットの引き出し側の端部周辺を示す拡大図 フレーム側板23a側のレール部付近の部分拡大図 本体側カップリングと作動板との位置関係をユニット側カップリングの挿入方向(図4の下方向)から見た正面図 本体側カップリングと作動板との位置関係を図6の上方向から見た平面図 フレーム側板23aの本体側カップリング周辺を上方から見た平面図 図8の状態からハンドル36aを引き出した状態を示す平面図 中間転写ユニットを装置本体フレームに挿入する際の本体側カップリング周辺の平面図 中間転写ユニットを装置本体フレームに挿入する際の本体側カップリング周辺の斜視図
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置の概略断面図であり、ここではタンデム方式のカラー画像形成装置について示している。カラープリンタ100本体内には4つの画像形成部Pa、Pb、Pc及びPdが、搬送方向上流側(図1では左側)から順に配設されている。これらの画像形成部Pa〜Pdは、異なる4色(シアン、マゼンタ、イエロー及びブラック)の画像に対応して設けられており、それぞれ帯電、露光、現像及び転写の各工程によりシアン、マゼンタ、イエロー及びブラックの画像を順次形成する。
この画像形成部Pa〜Pdには、各色の可視像(トナー像)を担持する感光体ドラム1a、1b、1c及び1dが配設されており、さらに駆動手段(図示せず)により図1において反時計回りに回転する中間転写ベルト8が各画像形成部Pa〜Pdに隣接して設けられている。これらの感光体ドラム1a〜1d上に形成されたトナー像が、各感光体ドラム1a〜1dに当接しながら移動する中間転写ベルト8上に順次一次転写されて重畳された後、二次転写ローラ9の作用によって記録媒体の一例としての転写紙P上に二次転写され、さらに、定着ユニット13において転写紙P上に定着された後、装置本体より排出される。感光体ドラム1a〜1dを図1において時計回りに回転させながら、各感光体ドラム1a〜1dに対する画像形成プロセスが実行される。
トナー像が転写される転写紙Pは、装置下部の用紙カセット16内に収容されており、給紙ローラ12a及びレジストローラ対12bを介して二次転写ローラ9と後述する中間転写ベルト8の駆動ローラ11とのニップ部へと搬送される。中間転写ベルト8には誘電体樹脂製のシートが用いられ、継ぎ目を有しない(シームレス)ベルトが主に用いられる。また、二次転写ローラ9の下流側には中間転写ベルト8表面に残存するトナー等を除去するためのブレード状のベルトクリーナ19が配置されている。
次に、画像形成部Pa〜Pdについて説明する。回転自在に配設された感光体ドラム1a〜1dの周囲及び下方には、感光体ドラム1a〜1dを帯電させる帯電器2a、2b、2c及び2dと、各感光体ドラム1a〜1dに画像情報を露光する露光装置5と、感光体ドラム1a〜1d上にトナー像を形成する現像装置3a、3b、3c及び3dと、感光体ドラム1a〜1d上に残留した現像剤(トナー)等を除去するクリーニング部7a、7b、7c及び7dが設けられている。
パソコン等の上位装置から画像データが入力されると、先ず、帯電器2a〜2dによって感光体ドラム1a〜1dの表面を一様に帯電させ、次いで露光装置5によって画像データに応じて光照射し、各感光体ドラム1a〜1d上に画像データに応じた静電潜像を形成する。現像装置3a〜3dには、それぞれシアン、マゼンタ、イエロー及びブラックの各色のトナーを含む二成分現像剤が所定量充填されている。なお、後述のトナー像の形成によって各現像装置3a〜3d内に充填された二成分現像剤中のトナーの割合が規定値を下回った場合にはトナーコンテナ4a〜4dから各現像装置3a〜3dにトナーが補給される。この現像剤中のトナーは、現像装置3a〜3dにより感光体ドラム1a〜1d上に供給され、静電的に付着することにより、露光装置5からの露光により形成された静電潜像に応じたトナー像が形成される。
そして、一次転写ローラ6a〜6dに所定の転写電圧を付与することにより、感光体ドラム1a〜1d上のイエロー、シアン、マゼンタ及びブラックのトナー像が中間転写ベルト8上に一次転写される。これらの4色の画像は、所定のフルカラー画像形成のために予め定められた所定の位置関係をもって形成される。その後、引き続き行われる新たな静電潜像の形成に備え、感光体ドラム1a〜1dの表面に残留したトナー等がクリーニング部7a〜7dにより除去される。
中間転写ベルト8は、上流側のテンションローラ10と、下流側の駆動ローラ11とに掛け渡されており、駆動モータ(図示せず)による駆動ローラ11の回転に伴い中間転写ベルト8が反時計回りに回転を開始すると、転写紙Pがレジストローラ12bから所定のタイミングで駆動ローラ11とこれに隣接して設けられた二次転写ローラ9とのニップ部(二次転写ニップ部)へ搬送され、中間転写ベルト8上のフルカラー画像が転写紙P上に転写される。トナー像が転写された転写紙Pは用紙搬送路18を通過して定着ユニット13へと搬送される。
定着ユニット13に搬送された転写紙Pは、定着ローラ対13aにより加熱及び加圧されてトナー像が転写紙Pの表面に定着され、所定のフルカラー画像が形成される。フルカラー画像が形成された転写紙Pは、複数方向に分岐した分岐部14によって搬送方向が振り分けられる。転写紙Pの片面のみに画像を形成する場合は、そのまま排出ローラ15によって排出トレイ17に排出される。
一方、転写紙Pの両面に画像を形成する場合は、定着ユニット13を通過した転写紙Pは一旦排出ローラ15方向に搬送され、転写紙Pの後端が分岐部14を通過した後に排出ローラ15を逆回転させるとともに分岐部14の搬送方向を切り換えることで、転写紙Pの後端から両面搬送路20に振り分けられ、画像面を反転させた状態で二次転写ニップ部に再搬送される。そして、中間転写ベルト8上に形成された次の画像が二次転写ローラ9により転写紙Pの画像が形成されていない面に転写され、定着ユニット13に搬送されてトナー像が定着された後、排出トレイ17に排出される。
図2は、図1に示した画像形成装置に搭載される中間転写ユニットの外観斜視図、図3は、中間転写ユニットを装置本体フレームに挿入した状態を示す斜視図、図4は、図3における中間転写ユニットの引き出し側端部(図3の手前側)周辺の拡大図である。図1と共通する部分には同一の符号を付して説明を省略する。なお、図2及び図3では中間転写ユニットを図1の定着ユニット13側から見た状態を示している。
図2に示すように、中間転写ユニット30は、2枚の側面フレーム31、32及び上面フレーム33で構成されるユニット本体34と、側面フレーム31、32の間に支持された駆動ローラ11及びテンションローラ10を含む複数の懸架ローラと、これらの懸架ローラに張架された無端状の中間転写ベルト8等により構成されている。駆動ローラ11の回転軸(被駆動軸)の一端にはユニット側カップリング40が固定されている。また、上面フレーム33の2箇所には中間転写ユニット30を持ち上げるための把持部材37a、37bと、把持部材37a、37bを収納する収納凹部39a、39bとが設けられている。
図3に示すように、本体フレーム21は、フレーム底板22と、フレーム底板22の対向する二辺から立ち上がる一対のフレーム側板23a、23bと、フレーム側板23a、23bに隣接する一対のフレーム側板23c、23dで構成される。なお、図3ではフレーム側板23dは記載を省略している。
図4に示すように、中間転写ユニット30はフレーム側板23a、23bの内側面に形成されたレール部35によってフレーム側板23a、23bに橋渡し状に支持されており、レール部35に沿って摺動可能となっている。また、中間転写ユニット30の引き出し側端部には、フレーム側板23a、23bに近接して一対のハンドル(把持部)36a、36bが設けられている。
図5は、フレーム側板23a側のレール部35付近の部分拡大図である。図5を用いてフレーム側板23aの内側面の構成について詳細に説明する。なお、フレーム側板23bについても本体側カップリング41及び作動板43がない以外はフレーム側板23aと同様の構成であるため説明を省略する。図5に示すように、レール部35の上方にはユニット側カップリング40(図2参照)に係合する本体側カップリング41が露出している。本体側カップリング41は駆動力を伝達する駆動出力軸42(図7参照)に摺動可能に外挿されている。
また、本体側カップリング41に当接する作動板43が設けられており、本体側カップリング41の上方にはスライダ45が設けられている。スライダ45の一端はコイルバネ47b(図8参照)の付勢力によってフレーム側板23aの内側面から突出しており、他端は作動板43に当接している。
図6は、本体側カップリング41と作動板43との位置関係をユニット側カップリング40の挿入方向(図5の左下方向)から見た正面図であり、図7は、本体側カップリング41と作動板43との位置関係を図6の上方向から見た平面図である。図6及び図7に示すように、本体側カップリング41は、カップリング形状が形成された小径部41aと、小径部41aに連続する大径部41bとを有している。本体側カップリング41の内部にはコイルバネ47aが配置されており、本体側カップリング41を駆動出力軸42に沿って突出する方向(図7の下方向)に付勢している。
作動板43は支軸43aを中心として回動可能に支持されており、作動板43の中央部には本体側カップリング41の小径部41aの外径よりも大きく、大径部41bの外径よりも小さい開口43bが形成されている。また、作動板43にはスライダ45が当接する当接部43cが形成されている。そして、支軸43aには作動板43を図7の矢印A方向に付勢するねじりコイルバネ46が付設されている。
後述するように、スライダ45が作動板43の当接部43cを押圧すると、作動板43はねじりコイルバネ46の付勢力に抗して支軸43aを中心に矢印A′方向に回動する。このとき、大径部41bが作動板43により矢印A′方向に押圧されるため、本体側カップリング41はコイルバネ47aの付勢力に抗して作動板43と共に駆動出力軸42に沿って退避する方向(図7の上方向)に移動する。
次に、中間転写ユニット30の引き出し及び挿入操作について説明する。図8は、フレーム側板23aの本体側カップリング41周辺を上方から見た平面図である。図8は、中間転写ユニット30がレール部35に沿って所定位置まで挿入された状態を示しており、本体側カップリング41はユニット側カップリング40(図2参照)と連結する位置(第1の位置)に配置されている。また、スライダ45の先端はコイルバネ47bの付勢力によりフレーム側板23aから突出し、上面フレーム33の端縁に形成された凹部50に係合している。
また、ハンドル36aは中間転写ユニット30の着脱方向(図8の左右方向)に摺動可能となっており、コイルバネ47cにより挿入方向(図8の左方向)に付勢されている。なお、ここでは図示しないが、本体側カップリング41、及び作動板43も、それぞれコイルバネ47a、及びねじりコイルバネ46(図7参照)によりスライダ45と同方向(図8の下方向)に付勢されている。
図8の状態から、ハンドル36a、36bを把持して中間転写ユニット30を引き出し方向(図8の右方向)に引っ張ると、本体側カップリング41が第1の位置に配置されているため中間転写ユニット30は動かない。そのため、ハンドル36a、36bのみがコイルバネ47cの付勢力に抗して引き出される。
このとき、図9に示すように、スライダ45の先端がハンドル36aに形成された第1傾斜面51に乗り上げ、コイルバネ47bの付勢力に抗してフレーム側板23a内に押し込まれる。その結果、スライダ45の他端が作動板43の当接部43c(図6参照)を押圧し、さらに作動板43が支軸43aを中心に回動して本体側カップリング41の大径部41b(図7参照)を押圧する。
これにより、本体側カップリング41は軸方向に移動し、ユニット側カップリング40との連結を解除する位置(第2の位置)まで退避する。この状態でハンドル36a、36bをさらに引き出すことにより、中間転写ユニット30を装置本体から引き出すことができる。中間転写ユニット30の引き出し後、スライダ45、ハンドル36a、36b、及び作動板43は、それぞれコイルバネ47b、47c、ねじりコイルバネ46の付勢力によって図8の位置に戻り、本体側カップリング41も再び第1の位置に配置される。
中間転写ユニット30を装置本体に挿入する場合は、レール部35に沿って中間転写ユニット30を挿入していくと、図10及び図11に示すように、スライダ45の先端が上面フレーム33の端縁に形成された第2傾斜面53に乗り上げ、コイルバネ47bの付勢力に抗してフレーム側板23a内に押し込まれる。その結果、引き出し操作時と同様に作動板43が本体側カップリング41を押圧するため、本体側カップリング41は第2の位置に配置される。
これにより、ユニット側カップリング40と本体側カップリング41とが干渉することなく、中間転写ユニット30を円滑に挿入することができる。中間転写ユニット30が所定の位置まで挿入されると、作動板43、及びスライダ45は、ねじりコイルバネ46、コイルバネ47bの付勢力によって再び図8の位置に戻り、本体側カップリング41は第1の位置に配置されて駆動ローラ11の回転軸のカップリングと係合する。また、スライダ45は上面フレーム33の凹部50に係合する。
上記実施形態によれば、中間転写ユニット30を装置本体に対し引き出し及び挿入する際、駆動軸に対し垂直方向へ引き出し及び挿入する場合であっても、中間転写ユニット30の引き出し操作、或いは挿入操作に伴い、ユニット側カップリング40と本体側カップリング41との係合が自動的に解除される。従って、中間転写ユニット30の交換作業を円滑に行うことができる。
また、スライダ45と上面フレーム33の凹部50との係合が中間転写ユニット30のロック機構を兼ねるため、ロック機構を別途設ける必要がなくなる。
その他本発明は、上記実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば上記実施形態においては、作動板43とスライダ45を用いて本体側カップリングの配置を第1の位置と第2の位置とに切り換える構成としたが、作動板43とスライダ45とを一部材で構成することもできる。
また、上記実施形態では、装置本体への中間転写ユニット30の挿入時には上面フレーム33に形成された第2傾斜面53を用いてスライダ45を移動させているが、第2傾斜面53を側面フレーム31に形成することもできる。また、第2傾斜面53を第1傾斜面51と共にハンドル36aに形成することもできる。
また、本発明は上記実施形態のようなタンデム型のカラープリンタに限らず、モノクロ複写機やデジタル複合機、ファクシミリやレーザプリンタ等、装置本体に対し着脱可能であり、且つ駆動軸に対し垂直方向に引き出し及び挿入されるユニットを備えた種々の画像形成装置に適用可能である。
本発明は、装置本体側の駆動出力軸と同軸で連結された駆動入力軸を有するユニットを駆動入力軸と垂直な方向に着脱する画像形成装置に利用可能である。本発明の利用により、ユニットを駆動軸に対し垂直方向へ引き出し及び挿入する場合であっても、ユニットの引き出し操作、或いは挿入操作に伴い、被駆動軸側のカップリングと本体側のカップリングとが自動的に係合若しくは係合解除されるため、ユニットの交換作業を円滑に行うことができる。
Pa〜Pd 画像形成部
8 中間転写ベルト
10 搬送ローラ
11 駆動ローラ
21 本体フレーム
30 中間転写ユニット
31、32 側面フレーム
33 上面フレーム
34 ユニット本体
35 レール部
36a、36b ハンドル(把持部)
37a、37b 把持部材
40 ユニット側カップリング
41 本体側カップリング
41a 小径部
41b 大径部
42 駆動出力軸
43 作動板
45 スライダ(摺動部材)
46 ねじりコイルバネ
47a〜47c コイルバネ
51 第1傾斜面
53 第2傾斜面
100 カラープリンタ

Claims (6)

  1. 装置本体側の駆動出力軸と同軸上で連結される被駆動軸を有し、前記被駆動軸に対し垂直方向に引き出し及び挿入可能なユニットと、
    前記駆動出力軸に摺動自在に外挿され、前記駆動出力軸と共に回転して前記被駆動軸に駆動力を伝達する本体側カップリングと、
    該本体側カップリングを前記被駆動軸に固定されたユニット側カップリングと連結する第1の位置方向に付勢する付勢手段と、前記本体側カップリングを前記第1の位置と、前記ユニット側カップリングとの連結を解除して前記駆動出力軸方向に退避した第2の位置とに選択配置するカップリング切換手段と、を備え、
    前記カップリング切換手段は、前記ユニットの引き出し操作に先立って前記本体側カップリングを前記第1の位置から前記第2の位置へ移動させ、前記ユニットの挿入操作の完了時に前記本体側カップリングを前記第2の位置から前記第1の位置へ移動させることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記カップリング切換手段は、前記駆動出力軸に沿って前記本体側カップリングと共に移動する作動板と、該作動板に前記被駆動軸側から対峙するように配置され前記被駆動軸方向に付勢された摺動部材と、前記ユニット側に設けられ前記ユニットの引き出し及び挿入操作に伴い前記摺動部材を前記駆動入力軸方向に押圧する押圧部材と、を含む構成であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記押圧部材は、前記ユニットの着脱方向に摺動可能に設けられた把持部であり、前記把持部のユニット引き出し方向への摺動に伴い、前記摺動部材が前記把持部に設けられた第1傾斜面に乗り上げて前記被駆動軸側から前記作動板を押圧することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記押圧部材として、前記把持部若しくは前記ユニットの側面に前記第1傾斜面とは逆向きの第2傾斜面が設けられており、前記ユニットの装置本体への挿入に伴い、前記摺動部材が前記第2傾斜面に乗り上げて前記被駆動軸側から前記作動板を押圧することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記ユニットが装置本体に完全に挿入された状態で前記摺動部材が係合する凹部を前記ユニットの側面に設けたことを特徴とする請求項2乃至請求項4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記ユニットは、記録媒体に転写するためのトナー像が順次積層される中間転写ベルトを備えた中間転写ユニットであることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の画像形成装置。
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