JP2011190573A - エントランスユニットおよびエントランスユニットの製造方法 - Google Patents
エントランスユニットおよびエントランスユニットの製造方法 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】 インターホーンの外部露出部品に対応した切欠き孔をエントランスパネルの表板表面から型抜き加工して形成し、表板表面の切欠き孔形成部位にシール材が被覆している状態で表板裏面から切欠き孔に防錆塗装を施す。
【選択図】図7
Description
請求項2の発明は、表板の打ち抜き加工は表面がシール材で被覆された状態で施され、該シール材で表面が被覆されたままの状態で防錆塗装が施されることを特徴とする請求項1記載のエントランスユニットである。
請求項3の発明は、表板と裏板とが一体化された状態で前記防錆塗装が施されたものであることを特徴とする請求項1または2記載のエントランスユニットである。
請求項4の発明は、屋外側の表板と屋内側の裏板とを一体化してエントランスパネルを構成し、前記裏板にインターホーンを装着してなるエントランスユニットにおいて、表板には、インターホーンとして外部に露出させる必要がある露出部品にそれぞれ対応した切欠き孔が形成され、裏板には、前記切欠き孔よりも大きい開口が形成されたものとするにあたり、表板の表面側から前記切欠き孔が打ち抜き加工を施した後、さらに表板表面がシール材に被覆された状態で裏面側から少なくとも切断面に防錆塗装を施したものであることを特徴とするエントランスユニットの製造方法である。
請求項2の発明とすることにより、打ち抜き加工時に表板表面を被覆しているシール材を、表板裏面側から施される防錆塗装に利用することができて、防錆塗装のために新たにシール材を被覆させる必要がない。
請求項3の発明とすることにより、インターホーン取付け部位の表板と裏板の防錆塗装を一度の塗装でおこなうことができる。
エントランスパネル13の表板15には、予め表面(屋外側面)15cを保護するための保護シール30(本発明のシール材に相当する)が密着状に被覆しており、該保護シール30が表面15cを被覆している状態で表板15の表面15c側からプレス材31で型抜き加工をおこなうことで前記切欠き孔29a、29b、29c、29dを形成する(図6(A)参照)。同様にして、裏板16も表面側16dからの型抜き加工によって開口28を形成する(図6(B)参照)。次いでこの型抜き加工した表裏板15、16同士を面接着して一体化し、補強する(図7(A)、(B)参照)。しかる後、表板表面15cに保護シール30が被覆したままの状態で、裏板16の裏面16c側から塗装材吹付け器32によってインターホーン19取付け部位を吹付け塗装することで、裏板16の開口28周囲の裏面と、該開口28から覗いている表板15の裏面16dとが塗装されるが、さらに開口28および切欠き孔29a、29b、29c、29dの切断面33a、33bも塗装され、これによって切断面33a、33bの防錆処理がなされる。そしてこの場合、塗装したときの塗膜Tは表板15の表面15c側にも及ぶが、該表板15の表面15cは保護シール30で被覆されているため、運搬時の表板15の保護が図れるが、さらに、該保護シール30の表面が塗装されることになって、表板表面15cが塗装されてしまうことがない。その後、保護シール30を剥離することによって、表裏板15、16の切断面33a、33bには塗装による防錆処理が施されてはいるが、表板表面15cには塗装がはみ出ることがないエントランスパネル13を製造できるようになっている。
尚、このような防錆塗装は、前記裏板16に形成の螺子孔部位15a、16aや照明灯取付け用開口15b、16b部位にも施すことができる。
13 エントランスパネル
15 表板
15c 表面
16 裏板
16c 裏面
19 インターホーン
28 開口
29a〜29d 切欠き孔
30 保護シール
Claims (4)
- 屋外側の表板と屋内側の裏板とを一体化してエントランスパネルを構成し、前記裏板にインターホーンを装着してなるエントランスユニットにおいて、
表板には、インターホーンとして外部に露出させる必要がある露出部品にそれぞれ対応した切欠き孔が形成され、裏板には、前記切欠き孔よりも大きい開口が形成されたものとするにあたり、
表板は表面側から前記切欠き孔が打ち抜き加工されたものとし、さらに表板表面がシール材に被覆された状態で裏面側から少なくとも切断面に防錆塗装が施されたものであることを特徴とするエントランスユニット。 - 表板の打ち抜き加工は表面がシール材で被覆された状態で施され、該シール材で表面が被覆されたままの状態で防錆塗装が施されることを特徴とする請求項1記載のエントランスユニット。
- 表板と裏板とが一体化された状態で前記防錆塗装が施されたものであることを特徴とする請求項1または2記載のエントランスユニット。
- 屋外側の表板と屋内側の裏板とを一体化してエントランスパネルを構成し、前記裏板にインターホーンを装着してなるエントランスユニットにおいて、
表板には、インターホーンとして外部に露出させる必要がある露出部品にそれぞれ対応した切欠き孔が形成され、裏板には、前記切欠き孔よりも大きい開口が形成されたものとするにあたり、
表板の表面側から前記切欠き孔が打ち抜き加工を施した後、さらに表板表面がシール材に被覆された状態で裏面側から少なくとも切断面に防錆塗装を施したものであることを特徴とするエントランスユニットの製造方法。
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JP2010055312A JP5320328B2 (ja) | 2010-03-12 | 2010-03-12 | エントランスユニットおよびエントランスユニットの製造方法 |
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2010
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