JP2011188291A - 画像処理装置及び画像処理プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】分離された部分画像の再利用性を維持しつつ背景色を再現することを目的とする。
【解決手段】原稿画像を表す電子文書情報に含まれる属性の異なる複数の部分画像を分離して使用するソフトウエアに対応するソフトウエア情報を生成する際に、使用するソフトウエアが背景色の設定が可能な場合には、ソフトウエアの背景色設定を行い(206、212)、使用するソフトウエアが背景色の設定が不可能な場合や、複数のページで異なる背景色の設定が不可能な場合には、ソフトウエアによる背景色の設定だけではなく、ページサイズの背景色画像を生成して挿入することによって背景色を設定する(208、216、220)。すなわち、使用するソフトウエアに応じて、背景色を着色する複数の着色方法を切り換えて背景色を設定する。
【選択図】図8

Description

本発明は、画像処理装置及び画像処理プログラムに関する。
写真、線画、文字、表等の属性の異なる複数の部分画像が含まれる原稿画像を読み取ることによって電子化した電子化文書情報から、複数の部分画像を分離して、分離した部分画像単位で扱えるように電子化文書情報を生成する技術が提案されている。
例えば、特許文献1に記載の技術では、ビットマップ画像中のオブジェクト毎に1のオブジェクトを含みかつ当該オブジェクト以外の画素が背景属性画素とされた矩形の部分画像を生成し、部分画像の描画順序を決定して描画することが提案されている。また、描画した場合に重なりがある2つの部分画像間では、その重なり領域内にオブジェクト画素をより多く持つ方がもう一方より上側に描画されるように描画順を決定することが提案されている。
特開2008−059122号公報
本発明は、分離された部分画像の再利用性を維持しつつ背景色を再現することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、原稿画像を表す電子文書情報に含まれる属性の異なる部分画像を分離する分離手段と、背景を着色する複数の着色方法の中から、使用するソフトウエアに応じて前記着色方法を切り換えて背景色を設定する背景色設定手段と、前記背景色設定手段の設定に基づいて背景色を着色するとともに、前記分離手段によって分離された前記部分画像を再配置して、前記ソフトウエアに対応したソフトウエア情報を生成する生成手段と、を備えることを特徴としている。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記背景色設定手段は、前記電子文書情報のページ数と前記ソフトウエアで設定可能な前記着色方法とに基づいて、前記着色方法を切り換えて背景色を設定することを特徴としている。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記生成手段によって前記ソフトウエア情報を生成する際に背景を着色するか否かを選択するための選択手段を更に備えることを特徴としている。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の何れか1項に記載の発明において、前記背景色設定手段は、前記ソフトウエアによって背景色を着色する第1の着色方法、または背景色に着色した背景色画像を挿入することで背景色を着色する第2の着色方法に切り換えて背景色を設定することを特徴としている。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4の何れか1項に記載の発明において、前記生成手段は、前記分離手段によって分離された前記部分画像の非有効画素領域を背景色に着色して再配置して前記ソフトウエア情報を生成することを特徴としている。
請求項6に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、前記電子文書情報が複数ページの場合、前記背景色設定手段が、背景色毎のページ数に基づいて前記ソフトウエア情報の情報量が少なくなる前記着色方法に切り換えて背景色を設定することを特徴としている。
請求項7に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、前記電子文書情報が複数ページでかつ異なる背景色を有し、前記ソフトウエアが単一の背景色しか設定できない場合、前記設定手段は、背景色の頻度または濃度に基づいて代表の背景色を決定し、決定した背景色のページは前記第1の着色方法に切り換え、他のページは前記第2の着色方法に切り換えて背景色を設定することを特徴としている。
請求項8に記載の画像処理プログラムは、コンピュータを、請求項1〜7の何れか1項に記載の画像処理装置の各手段として機能させることを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、分離された部分画像の再利用性を維持して原稿画像の背景色を再現することができる、という効果がある。
請求項2に記載の発明によれば、情報量の増加を抑制するようにソフトウエア情報を生成することが可能となる、という効果がなる。
請求項3に記載の発明によれば、不必要な背景の着色を行うことがなくなる、という効果がある。
請求項4に記載の発明によれば、分離された部分画像の再利用性を維持して原稿画像の背景色を再現することができる、という効果がある。
請求項5に記載の発明によれば、分離された部分画像の背景部分に対応する部分を背景色に合わせることができる、という効果がある。
請求項6に記載の発明によれば、情報量の増加を抑制するようにソフトウエア情報を生成することができる、という効果がなる。
請求項7に記載の発明によれば、背景色の付けられる範囲が異なるソフトウエアであっても分離された部分画像の再利用性を維持して原稿画像の背景色を再現することができる、という効果がある。
請求項8に記載の発明によれば、分離された部分画像の再利用性を維持して原稿画像の背景色を再現することができる、という効果がある。
本発明の実施の形態に係わる画像処理装置の概略構成を示す図である。 本発明の実施の形態に係わる画像処理装置の機能的構成を示すブロック図である。 背景色の決定方法を説明するための図である。 従来の背景色の着色方法を説明するための図である。 本発明の実施の形態に係わる画像処理装置における背景色の着色方法を説明するための図である。 本発明の実施の形態に係わる画像処理装置で行われる処理の流れの一例を示すフローチャートである。 ページ背景色着色方法の指定例を示す表である。 背景色設定部で行われる処理の流れの一例を示すフローチャートである。 分離した部分画像としてJPEGの背景色の設定に関する処理の流れの一例を示すフローチャートである。 単ページの場合の背景の着色方法例を説明するための図であり、(A)は原稿画像を示す図であり、(B)は背景色を設定しない場合を示す図であり、(C)はソフトウエアで背景色を着色する例を示す図であり、(D)は背景色画像を挿入する例を示す図である。 複数ページの場合の背景の着色方法例を説明するための図であり、(A)は原稿画像を示す図であり、(B)は背景色を設定しない場合を示す図である。 複数ページの場合の背景の着色方法例を説明するための図であり、(A)はソフトウエアで背景色を着色する例を示す図であり、(B)は背景色画像を挿入する例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態の一例を詳細に説明する。図1は、本発明の実施の形態に係わる画像処理装置の概略構成を示す図である。
本実施の形態に係わる画像処理装置10は、図1に示すように、画像入力装置12、記憶装置14、通信部16、操作部18、作業用記憶領域20、及び制御部22を備えており、それぞれが接続されて制御部22によって装置全体を制御される。
画像入力装置12は、原稿画像を表す電子文書情報を入力する。例えば、画像入力装置12は、原稿画像を読み取って電子文書情報に変換する画像読取装置を適用してもよいし、電子文書情報を記憶した記憶媒体を適用するようにしてもよい。
記憶装置14は、画像入力装置12によって入力された電子文書情報が記憶されると共に、電子文書情報に含まれる属性の異なる複数の部分画像(文字、コンピュータグラフィック等の図形(CG)、線画、写真、表等の属性の異なる部分画像)を分離して再利用可能な形式の文書情報を生成するためのプログラム等が記憶され、該プログラムが制御部22によって実行される。
通信部16は、ネットワーク等の通信手段に接続され、該通信手段を介して外部の情報処理機器(例えば、パーソナルコンピュータや画像形成装置等)と通信して、情報の授受を行う。
操作部18は、操作ボタンや表示装置を含み、表示装置に表示された情報を元に、操作ボタン等を操作することにより、画像処理装置10の各種設定や、上述のプログラムの実行指示等を行う。
作業用記憶領域20は、上述のプログラムを実行する際の作業用の記録領域として機能したり、制御部22が画像処理装置10の各種制御を行う際の作業用の記憶領域として機能する。
図2は、本発明の実施の形態に係わる画像処理装置10の機能的構成を示すブロック図である。
画像処理装置10の制御部22は、読取画像取得部24、配置解析部26、部分画像種類判定部28、部分画像の種類毎の情報生成を行う各種情報生成部(文字情報生成部30A、図形(CG)情報生成部30B、線画情報生成部30C、写真情報生成部30D、表情報生成部30E)30、背景色設定部32、及びソフトウエア情報生成部34として機能する。
読取画像取得部24は、画像入力装置12等によって入力された電子文書情報や、記憶媒体等に記憶された電子文書情報を取得する。
配置解析部26は、読取画像取得部24によって取得した電子文書情報を解析して、文字、図形(CG)、線画、写真等の領域を抽出することによって、部分画像の領域を判断する。配置解析部26は、周知の技術を利用して部分画像領域を判断することが可能であり、例えば、電子文書情報を2値化してラベリング処理やラベリング処理された画像の連結を行う等の処理により、部分画像の領域を判断することができる。
部分画像種類判定部28は、部分画像領域の濃度分布等の各種の特徴量に基づいて、部分画像の種類を判定して部分画像を分離する。部分画像種類判定部28についても周知の技術を利用して部分画像の種類を判定することができる。判定する部分画像の種類としては、例えば、文字、図形(CG)、線画、写真、表などを判定する。
各種情報生成部(文字情報生成部30A、図形(CG)情報生成部30B、線画情報生成部30C、写真情報生成部30D、及び表情報生成部30E)30は、部分画像種類判定部28によって判定された各部分画像の種類に応じた情報を生成する。
背景色設定部32は、背景色を着色する複数の着色方法の中から、使用するソフトウエアに応じて背景色の着色方法を切換えて背景色を設定する。具体的には、操作部18が操作されて設定された内容(ソフトウエア毎の着色方法等)に応じて、背景色の着色方法を切り換えて背景色を設定する。例えば、背景色の着色方法としては、背景色を設定可能なソフトウエアの文書情報を生成する場合には、ソフトウエアによる背景色設定により背景色を着色し、背景色を設定不可能なソフトウエアの文書情報を生成する場合には、背景色のページサイズの背景色画像を生成して背景側に挿入してソフトウエア情報を生成することにより背景色の着色を行う。或いは、背景色を付けない場合には、背景色を付けずに、分離した部分画像の非オン画素(非有効画素領域)を白で埋めたりする。また、分離した部分画像については、オフ画素を背景色で埋めることにより、背景色を再現する。なお、背景色の決定方法としては、例えば、図3に示すように、全画素のヒストグラムを求めて、ピーク値をそのページの背景色に決定する。
ソフトウエア情報生成部34は、各種情報生成部30で生成された情報を再配置すると共に、背景色設定部32による背景色の設定に応じて、操作部18によって指定されたソフトウエアに対応するソフトウエア情報を生成する。
ところで、従来の特許文献1等の技術では、図4に示すように、原稿画像を表す電子文書情報が2値化されて部分画像が分離され再配置される。しかしながら、原稿画像とは異なる背景色となってしまう。或いは、ページ全体を部分画像として抽出して背景色を再現するので、各部分画像を個別に扱うことができなくなり、再利用性がなくなってしまう。
これに対して本実施の形態に係わる画像処理装置10では、例えば、図5に示すように、原稿画像を表す電子文書情報を2値化してラベリング処理やラベリング処理された画像の連結処理等により部分画像を分離する。そして、背景色が設定可能なソフトウエアでは、ソフトウエアによる背景色の設定を行って、分離した部分画像についてはオフ画素を背景色で埋めて再配置してソフトウエア情報を生成する。これによって原稿画像の背景色が再現され、部分画像が分離されているので再利用性が維持される。また、背景色を設定しない場合には、分離した部分画像のオフ画素を白で埋めて再配置してソフトウエア情報を生成し、原稿画像とは異なる背景色となるが、違和感のない画像となると共に、ソフトウエアが分離されているので再利用性が維持される。
また、本実施の形態に係わる画像処理装置10では、使用するソフトウエアが背景色の設定が不可能な場合や、複数のページで異なる背景色の設定が不可能な場合には、ソフトウエアによる背景色の設定だけではなく、背景色に着色された背景色画像を生成して挿入することによって背景色を設定するようにしている。すなわち、使用するソフトウエアに応じて、背景色を着色する複数の着色方法を切り換えて背景色を設定する。これにより、背景色が設定可能なソフトウエアのソフトウエア情報を生成する場合にはソフトウエアによる背景色の設定を行い、背景色が設定不可能なソフトウエアのソフトウエア情報を生成する場合には背景色に着色した背景色画像を挿入することにより背景色の設定を行い、それぞれ分離された部分画像を再配置してソフトウエア情報を生成することができるので、分離された部分画像の再利用性が維持されると共に、原稿画像の背景色が再現される。
続いて、上述のように構成された本発明の実施の形態に係わる画像処理装置10で行われる処理について説明する。図6は、本発明の実施の形態に係わる画像処理装置10で行われる処理の流れの一例を示すフローチャートである。なお、記憶装置14に記憶されたプログラムが制御部22によって実行された場合の処理の流れを示す。
まず、ステップ100では、画像入力装置12によって入力する電子文書情報に対して使用するソフトウエアの指定が行われてステップ102へ移行する。なお、ソフトウエアの指定は、操作部18を操作して使用するソフトウエアを予め設定しておいて、設定情報を読み出すことによってソフトウエアを指定するようにしてもよいし、処理を行う毎に操作部18へ操作を求めてソフトウエアを指定させるようにしてもよい。
ステップ102では、ページ背景色着色方法の指定が行われてステップ104へ移行する。ページ背景着色方法の指定についても、操作部18を操作してソフトウエア毎にページ背景着色方法を予め設定しておいて、設定情報を読み出すことによってページ背景着色方法を指定するようにしてもよいし、処理を行う毎にページ背景着色方法を指定するようにしてもよい。ページ背景着色方法を予め設定する場合には、例えば、図7の指定例に示すように、ソフトウエアに応じて背景の有無を設定するようにしてもよい。なお、図7の指定例では、ソフトウエアの一例としてマイクロソフト社製文書作成ソフトウエアの「Word」の例を適用した場合を示す。
ステップ104では、画像読取装置等によって原稿が読み取られ、読み取ることによって得られる電子文書が画像入力装置12によって入力されてステップ106へ移行する。すなわち、読取画像取得部24では、原稿画像を表す電子文書情報が取得される。
ステップ106では、部分画像分離が行われてステップ108へ移行する。部分画像分離は、配置解析部26によって電子文書情報が解析されることで、文字、図形(CG)、線画、写真、表等の領域が抽出され、部分画像領域が判断される。そして、部分画像種類判定部28によって分離された部分画像の種類が判定され、各種情報生成部(文字情報生成部30A、図形(CG)情報生成部30B、線画情報生成部30C、写真情報生成部30D、表情報生成部30E)30によって各部分画像の種類に応じた情報が生成される。
ステップ108では、ページ背景色が決定されてステップ110へ移行する。背景色の決定方法は、例えば、図3に示すように、原稿画像の全画素のヒストグラムを求めて、ピーク値をそのページの背景色とする。図3の例では、背景色(Y、Cb,Cr)=(214、128、151)となる。
ステップ110では、部分画像が加工されてファイルが生成されてステップ112へ移行する。部分画像の加工は、分離された部分画像がその種類に応じた属性を持って、決定された背景色の下地色上に再配置してファイル(ソフトウエア情報)を生成する。この時、背景色を設定できないソフトウエア情報を生成する場合には、背景色のページサイズの背景色画像を挿入してソフトウエア情報を生成することにより、原稿画像の背景色を再現する。
ステップ112では、生成されたファイル(ソフトウエア情報)が出力されて一連の処理を終了する。
次に、上述のステップ110で部分画像加工を行う際に背景色設定部32で行われる背景色の設定について説明する。図8は、背景色設定部32で行われる処理の流れの一例を示すフローチャートである。
ステップ200では、ページ背景色を付けるか否かが判定される。該判定は、操作部18の操作に応じて判定が行われ、該判定が否定された場合にはそのまま処理を終了して背景色を付けずに部分画像加工等が行われ、判定が肯定された場合にはステップ202へ移行する。
ステップ202では、複数ページのファイルか否かが判定される。該判定は、読取画像取得部24によって取得された電子文書情報が複数ページ有するファイルか否かを判定し、該判定が否定された場合にはステップ204へ移行し、肯定された場合にはステップ210へ移行する。
ステップ204では、ページ背景色設定可能か否かが判定される。該判定は、上述のステップ100のソフトウエアの指定、及びステップ102のページ背景色着色方法の指定に基づいて判定される。すなわち、ステップ100で指定されたソフトウエアがページ背景色設定可能か否かを判定し、判定が肯定された場合にはステップ206へ移行し、否定された場合にはステップ208へ移行する。
ステップ206では、ページに背景色が設定されて一連の処理を終了する。すなわち、背景色が設定可能なソフトウエアの場合には、ソフトウエアの背景色設定が行われる。
また、ステップ208では、背景色のページサイズの背景色画像が挿入されて一連の処理を終了する。すなわち、背景色が設定不可能なソフトウエアの場合には、ステップ108で決定された背景色のページサイズの背景色画像を挿入し、当該背景色画像に分離した部分を再配置して重ねることにより、背景色を再現する。
一方、複数ページのファイルの場合には、ステップ210へ移行して、ページ毎に異なる背景色を設定可能か否かが判定される。該判定は、ステップ100で指定されたソフトウエアがページ毎に異なる背景色を設定可能であるか否かを判定し、該判定が肯定された場合にはステップ212へ移行し、否定された場合にはステップ214へ移行する。
ステップ212では、ページ毎に背景色が設定されて一連の処理を終了する。すなわち、ページ毎に背景色が設定可能なソフトウエアの場合には、ソフトウエアの背景色設定が行われる。
ステップ214では、1ファイルにつき1色の背景色であるか否かが判定される。該判定は、ステップ100で指定されたソフトウエアが1ファイルにつき1色の背景色設定であるか否かを判定し、該判定が否定された場合にはステップ216へ移行し、肯定された場合にはステップ218へ移行する。
ステップ216では、ステップ108で決定された背景色のページサイズの背景色画像をページ毎に挿入し、当該背景色画像に分離した部分画像を再配置して重ねることにより背景色を再現する。
また、ステップ218では、ページの代表色1色が全てのページに設定されてステップ220へ移行する。代表色の決定方法としては、例えば、1ページ目の背景色を代表色にしてもよいし、全てのページの中から最も多い背景色を代表色にしてもよいし、濃度が最も薄い色や濃い色を代表色にしてもよい。あるいは、背景色画像を挿入するにあたり、情報量が最も少なくなる背景色を代表色としてもよい。
ステップ220では、代表色以外のページに、ステップ108で決定された背景色のページサイズの背景色画像をページ毎に挿入し、当該背景色画像に分離した部分画像を再配置して重ねることにより背景色を再現して、一連の処理を終了する。
次に、分離した部分画像の背景色の設定について説明する。図9は、分離した部分画像としてJPEGの背景色の設定に関する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
まず、ステップ300では、ページ背景色を付けるか否かが判定される。該判定は、上述のステップ102のページ背景着色方法の指定に基づいて判定され、該判定が肯定された場合にはステップ302へ移行し、否定された場合にはステップ304へ移行する。
ステップ302では、JPEGの背景部分をページと同じ色で埋めることによって部分画像の背景色を設定して処理を終了する。
一方、ステップ304では、JPEGの背景部分を白で埋めて一連の処理を終了する。
続いて、上述の背景色設定部32の処理において背景色を設定する場合の具体例について説明する。
例えば、単ページで図10(A)に示すように背景色を有する電子文書情報の場合を入力した場合について説明する。
ステップ200の判定が否定されて背景色を設定しない場合には、図10(B)に示すように、分離した部分画像を再配置すると共に、分離した部分画像のオフ画素は白で埋めてソフトウエア情報を生成する。これによって、生成されたソフトウエア情報は、原稿画像とは異なる背景色となるが、違和感のない画像となる。
また、背景色を設定可能なソフトウエアで背景色を付ける場合(ステップ206)は、図10(C)に示すように、ソフトウエア上で背景色を設定して分離した部分画像を再配置すると共に、分離した部分画像のオフ画素は、背景色を埋めてソフトウエア情報を生成する。これによって、原稿画像の背景色が再現される。また、部分画像が分離されて再配置されているので、再利用性が維持される。
また、背景色の設定が不可能なソフトウエアで背景色を付ける場合(ステップ208)は、図10(D)に示すように、背景色のページサイズの背景色画像を挿入し、分離した部分画像を背景色画像に重ねると共に、分離した部分画像のオフ画素は背景色で埋めてソフトウエア情報を生成する。すなわち、ソフトウエアで背景色を設定できない場合のソフトウエア情報を生成する場合でも背景色が背景色画像として貼付けられるので原稿画像の背景色が再現される。また、部分画像も分離されて再配置されるので、再利用性が維持される。
次に、複数ページで図11(A)に示すように、各ページで異なる背景色を有する電子文書情報の場合について説明する。
原稿画像が複数ページの場合においても、ステップ200の判定が否定されて背景色を設定しない場合には、図11(B)に示すように、各ページについて分離した部分画像を再配置すると共に、分離した部分画像のオフ画素は白で埋めてソフトウエア情報を生成する。これによって、生成されたソフトウエア情報は、各ページ共に原稿画像とは異なる背景色となるが、違和感のない画像となる。
また、ページ毎に異なる背景色を設定可能なソフトウエアで背景色を付ける場合(ステップ212)は、図12(A)に示すように、ソフトウエア上で各ページの背景色を設定して分離した部分画像を再配置すると共に、分離した部分画像のオフ画素は、各ページの背景色を埋めてソフトウエア情報を生成する。これによって、原稿画像の背景色が再現される。また、部分画像が分離されて再配置されているので、再利用性が維持される。
また、背景色の設定が不可能なソフトウエアで背景色を付ける場合(ステップ216)は、単ページと同様に、ページサイズの各ページの背景色の背景色画像を各ページに挿入し、分離した部分画像を背景色画像に重ねると共に、分離した部分画像のオフ画素は各ページの背景色で埋めてソフトウエア情報を生成する。すなわち、ソフトウエアで背景色を設定できない場合のソフトウエア情報を生成する場合でも背景色画像が貼付けられるので原稿画像の背景色が再現される。また、部分画像も分離されて再配置されるので、再利用性が維持される。
また、1ファイルにつき1色の背景色しか設定できない場合(220)は、代表色を決定し、代表色の背景色をソフトウエアで付けると共に、他の背景色については、図12(B)に示すように、ページサイズの背景色画像を挿入して、それぞれ分離した部分画像を再配置してソフトウエア情報を生成する。これによって各ページの原稿画像の背景色が再現される。また、各ページ共に部分画像が分離されて再配置されているので、再利用性が維持される。また、代表色として最もページ数の多い背景色を適用したりすることにより、挿入するページサイズの背景色画像数が少なくなり、情報量の増加が抑制される。なお、図12(B)の例では、代表色として最もページ数が多い背景色(1ページ目と4ページ目の背景色)を選択した例を示す。
なお、上記の実施の形態では、画像処理装置として説明したが、原稿画像を読み取る画像読取装置を備えた画像形成装置等に適用するようにしてもよい。
また、上記の実施の形態における各処理は、プログラムを実行することによって行われる処理として説明したが、これに限るものではなく、ハードウエアによって実現するようにしてもよい。
10 画像処理装置
22 制御部
26 配置解析部
28 部分画像種類判定部
30 各種情報生成部
32 背景色設定部
34 ソフトウエア情報生成部

Claims (8)

  1. 原稿画像を表す電子文書情報に含まれる属性の異なる部分画像を分離する分離手段と、
    背景を着色する複数の着色方法の中から、使用するソフトウエアに応じて前記着色方法を切り換えて背景色を設定する背景色設定手段と、
    前記背景色設定手段の設定に基づいて背景色を着色するとともに、前記分離手段によって分離された前記部分画像を再配置して、前記ソフトウエアに対応したソフトウエア情報を生成する生成手段と、
    を備えた画像処理装置。
  2. 前記背景色設定手段は、前記電子文書情報のページ数と前記ソフトウエアで設定可能な前記着色方法とに基づいて、前記着色方法を切り換えて背景色を設定する請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記生成手段によって前記ソフトウエア情報を生成する際に背景を着色するか否かを選択するための選択手段を更に備えた請求項1又は請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記背景色設定手段は、前記ソフトウエアによって背景色を着色する第1の着色方法、または背景色に着色した背景色画像を挿入することで背景色を着色する第2の着色方法に切り換えて背景色を設定する請求項1〜3の何れか1項に記載の画像処理装置。
  5. 前記生成手段は、前記分離手段によって分離された前記部分画像の非有効画素領域を背景色に着色して再配置して前記ソフトウエア情報を生成する請求項1〜4の何れか1項に記載の画像処理装置。
  6. 前記電子文書情報が複数ページの場合、前記背景色設定手段が、背景色毎のページ数に基づいて前記ソフトウエア情報の情報量が少なくなる前記着色方法に切り換えて背景色を設定する請求項4に記載の画像処理装置。
  7. 前記電子文書情報が複数ページでかつ異なる背景色を有し、前記ソフトウエアが単一の背景色しか設定できない場合、前記設定手段は、背景色の頻度または濃度に基づいて代表の背景色を決定し、決定した背景色のページは前記第1の着色方法に切り換え、他のページは前記第2の着色方法に切り換えて背景色を設定する請求項4に記載の画像処理方法。
  8. コンピュータを、請求項1〜7の何れか1項に記載の画像処理装置の各手段として機能させるための画像処理プログラム。
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