JP2011187649A - 転写方法 - Google Patents

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【課題】基板又はローラの移動終端側で紫外線硬化樹脂が必要以上に広がることを防止する。
【解決手段】微細な転写パターンが形成されたシート状のモールド3のパターン形成面を基板1上に設けられた紫外線硬化樹脂2に対向させ、押圧部材7によってモールド3を紫外線硬化樹脂に押圧した状態で押圧部材7又は基板1の少なくとも一方を他方に対して相対的に直線的に移動させながら紫外線硬化樹脂2を硬化させて転写パターンを紫外線硬化樹脂2に転写する。移動方向Mにおける移動終端9側の紫外線硬化樹脂2の量が移動始端8側の紫外線硬化樹脂2の量よりも少なくなるように紫外線硬化樹脂2を基板1上に設ける。
【選択図】図2

Description

本発明は、シート状のモールドに形成されている微細な転写パターンを被成型品に転写する転写方法に関する。
近年、電子線描画法などで石英基板等に超微細な転写パターンを形成して型(モールド)を作製し、このモールドを被成型品に所定の圧力で押圧して、モールドに形成された転写パターンを転写するナノインプリント技術が研究開発されている(たとえば、非特許文献1参照)。ハードディスクやCD、DVDなど回転式の記憶装置では、最近、高密度のデータをディスクに形成するための記憶媒体(記録媒体)を成型する手段として、ナノインプリント技術を活用する方法への関心が高くなってきている。
ナノオーダーの微細な転写パターンを低コストで成型する方法としてリソグラフィ技術を用いたインプリント法が考案されている。この成型法は大別して熱インプリント法とUVインプリント法とに分類される。
熱インプリント法では、型を基板に押圧し、熱可塑性ポリマからなる樹脂(熱可塑性樹脂)が十分に流動可能となる温度になるまで加熱して微細パターンに樹脂を流入させたのち、型と樹脂とをガラス転移温度以下になるまで冷却し、基板に転写された微細パターンを固化したのち型を引き離す。
UVインプリント法では、光を透過できる透明な型を使用し、紫外線硬化性樹脂に型を押し付けて紫外光を照射する。適当な時間、紫外線を照射して紫外線硬化性樹脂を硬化させ微細パターンを転写したのち型を引き戻す。
図9〜図11は、従来より行われているUVインプリント法の手順を示す。図9に示すように、平板状の基板110の上面に未硬化の紫外線硬化樹脂120が所定の厚さで塗布されており、この紫外線硬化樹脂120に対してモールド130が対向している。モールド130は透明なシート状となっており、その下面131には、微細な転写パターンが形成されている。モールド130は下面131が基板110上の紫外線硬化樹脂120に対向するように配置される。
又、押圧部材としてローラ140が用いられる。ローラ140は、モールド130の上面132に対向するように配置され、図示しない押圧源に連結されることによりモールド130を所定の圧力Pで紫外線硬化樹脂120に押圧する。押圧時の圧力Pは、モールド130の下面131における微細パターンの中に紫外線硬化樹脂120が入り込むように設定されるものである。パターン転写に際しては、ローラ140は矢印Rで示す時計方向に回転可能となっている。
図9に示すように、基板110上の紫外線硬化樹脂120にモールド130の下面131を対向させると共にローラ140でモールド130を押圧した状態とし、この状態で圧力Pでモールド130を押圧しながらローラ140を矢印Mで示す方向に直線的に移動させる。この移動と共に、ローラ140も矢印R方向に回転させる。さらに、ローラ140で押圧されている紫外線硬化樹脂120の部位に紫外線を照射し、紫外線硬化樹脂120を硬化させる
ローラ140を移動する場合、ローラ140を固定し、基板110をM方向との逆方向に直線的に移動させてもよい。これらの移動時には、モールド130は定位置に固定されている。
図9における二点鎖線は、ローラ140が移動始端側に位置している状態を示し、矢印M方向への移動によってローラ140は移動始端側から実線で示すように、モールド130の長さ方向に沿って移動する。ローラ140のM方向の移動と共にローラ140の押圧力によりモールド130の下面131の微細なパターンに紫外線硬化樹脂120が入り込み、モールド130の転写パターンが紫外線硬化樹脂120に順に転写される(図10参照)。このローラ140の移動の際において、未硬化の紫外線硬化樹脂120が低粘性のため、紫外線硬化樹脂120がローラ140の圧力により矢印Gで示すように、基板110の移動方向に向かって僅かに押し流される。
図11は、ローラ140が基板11の移動終端に達した状態を示している。なお、ローラ140の移動回転時には紫外線を照射せず、図11に示した状態でモールド130上から紫外光Bを照射し、モールド130を通じて紫外線硬化樹脂120を硬化させてもよい。
これにより、モールド130の微細なパターンが紫外線硬化樹脂に転写され、この硬化した紫外線硬化樹脂120とモールド130とを剥がして作業が終了する。
なお、以上のナノインプリントにおいては、型に形成されている微細な転写パターンを紫外線硬化樹脂120等の被成型品に転写するとき、被成型品に気泡が発生することを防止するために、型と被成型品とをカバーで覆って真空成型室内で転写を行う構成の転写装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。また、シート状のモールドを使用した転写方式として、たとえば、特許文献2を掲げることができる。
特開2006−318973号公報 特開2007−19451号公報
Precision Engineering Journal of the International Societies for Precision Engineering and Nanotechnology 25(2001) 192-199
ところで、従来のUVインプリント法においては、ローラ140がモールド130を押圧しながら移動することからローラ140の移動に伴ってモールド130下の未硬化の紫外線硬化樹脂120が移動方向に向かって押し流される。このため、ローラ140が移動終端に達するまでに未硬化の紫外線硬化樹脂120がローラ140の移動方向に向かって基板110上で必要以上に広がる問題がある。すなわち、図11に示すように、紫外線硬化樹脂120がローラ140のローラ140の移動終端側で押し流された広がり部150が形成される。図12は、この広がり部150を平面視で示している。
図12において、内側の二点鎖線枠は転写パターンを転写する必要がある転写必要領域160であり、紫外線硬化樹脂120は、ローラ140の押圧によって転写必要領域160周囲の破線枠170のように広がる。一方、基板110には、外側の二点鎖線枠で示す臨界枠180が設定されており、臨界枠180よりも外側の領域は、転写不可領域190となっている。紫外線硬化樹脂120が臨界枠180を超えて転写不可領域190まで広がると、たとえば、硬化した紫外線硬化樹脂120と基板110との剥離が困難となる。
しかしながら、上述したように、ローラ140が押圧しながら移動するため、未硬化の紫外線硬化樹脂120には、移動方向に向かって広がる広がり部150が形成され、この広がり部150が転写不可領域190まで広がることがあり、これにより、転写不良が発生するおそれがあるという問題がある。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、未硬化の紫外線硬化樹脂が転写不可領域まで広がることを防いで、転写不良の発生を防止することができる転写方法を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、微細な転写パターンが形成されたシート状のモールドのパターン形成面を基板上に設けられた紫外線硬化樹脂に対向させ、押圧部材によって前記モールドを紫外線硬化樹脂に押圧した状態で押圧部材又は基板の少なくとも一方を他方に対して相対的に直線的に移動させながら紫外線硬化樹脂を硬化させて前記転写パターンを紫外線硬化樹脂に転写する方法において、前記移動方向における移動終端側の紫外線硬化樹脂の量が移動始端側の紫外線硬化樹脂の量よりも少なくなるように紫外線硬化樹脂を基板上に設けることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の転写方法であって、前記紫外線硬化樹脂は、以下の(1)〜(4)のいずれか又は組み合わせによって基板上に設けられていることを特徴とする。
(1)前記移動始端側から移動終端側に向かって紫外線硬化樹脂の厚さが連続して次第に薄くなるように設ける。
(2)前記移動始端側から移動終端側に向かって紫外線硬化樹脂の厚さが階段状に薄くなるように設ける。
(3)前記移動方向と交差する方向における紫外線硬化樹脂の幅が前記移動始端側から移動終端側に向かって連続して次第に小さくなるように設ける。
(4)前記移動方向と交差する方向における紫外線硬化樹脂の幅が前記移動始端側から移動終端側に向かって階段状に小さくなるように設ける。
本発明によれば、移動終端側の紫外線硬化樹脂の量が移動始端側の紫外線硬化樹脂の量よりも少なくなるように紫外線硬化樹脂を基板上に設けているため、移動終端側で紫外線硬化樹脂が必要以上に広がることがなく、転写不良の発生を防止することができるという効果を奏する。
本発明の一実施形態の転写方法を示す正面図である。 一実施形態の紫外線硬化樹脂の塗布形態を示す正面図である。 一実施形態の紫外線硬化樹脂の動作を示す平面図である。 本発明の他の実施形態における紫外線硬化樹脂の第1の塗布形態を示す正面図である。 本発明の他の実施形態における紫外線硬化樹脂の第2の塗布形態を示す正面図である。 本発明の他の実施形態における紫外線硬化樹脂の第3の塗布形態を示す正面図である。 本発明の他の実施形態における紫外線硬化樹脂の第4の塗布形態を示す正面図である。 本発明の他の実施形態における紫外線硬化樹脂の第5の塗布形態を示す正面図である。 従来の転写方法を示す正面図である。 従来の転写方法における転写途中を示す正面図である。 従来の転写方法における転写終了を示す正面図である。 従来の転写方法における問題点を示す平面図である。
図1〜図3は、ナノインプリント(微細転写)を行うための本発明の一実施形態の転写方法を示し、図1は、転写状態の正面図、図2は、基板1に対して紫外線硬化樹脂2を塗布した状態の正面図、図3は、転写後の平面図である。
この実施形態の転写方法においては、基板1と、紫外線硬化樹脂2と、モールド3と、ローラ7とが用いられる。図1に示すように、基板1は平板状となっており、その上面に未硬化の紫外線硬化樹脂2が所定の厚さで塗布される。未硬化の紫外線硬化樹脂2は、低粘性のゾルとなっており、薄膜程度の厚さとなるように基板1に塗布される。この紫外線硬化樹脂2は、図3の符号21で示す転写必要領域に対応するように基板1上に塗布される。
モールド3は、紫外光が透過可能な透明体であり、ある程度の弾性を備えてシート状となっており、その下面4にはナノインプリントを行うための微細な転写パターンが形成されている。転写パターンは、多数の微細な凹凸で形成されており、その高さやピッチが可視光線の波長程度か若しくは可視光線の波長よりもわずかに大きいか、わずかに小さいパターンとなっている。モールド3は、基板1上に塗布された紫外線硬化樹脂2に下面4が対向するように配置される。モールド3の上面は平面となっており、ローラ7が接触するように配置される。
ローラ7は、モールド3の転写パターンを紫外線硬化樹脂2に転写するためにモールド3を紫外線硬化樹脂2に押圧する押圧部材であり、所定の圧力Pでモールド3を押圧する。圧力Pは、モールド3の下面4における微細な転写パターンの中に紫外線硬化樹脂2が入り込むように設定される。パターン転写に際しては、ローラ7は矢印Rで示すように時計方向に回転するようになっている。
次に、モールド3の転写パターンを紫外線硬化樹脂2に転写する手順を説明する。
図1に示すように、基板1上に塗布された薄膜状の紫外線硬化樹脂2に対し、モールド3の下面4を対向させた状態とする。又、モールド3の上面5に接触してモールド3を押圧するようにローラ7を配置する。ローラ7は、移動始端8でモールド3と接触するように配置されるものであり、移動始端8から転写パターンの転写が開始される。
ローラ7が移動始端8に位置した状態で、所定の圧力Pでモールド3を押圧しながらローラ7を矢印Mで示す方向に直線的に移動させる。すなわち、この実施形態では、基板1、紫外線硬化樹脂2及びモールド3を固定した状態でローラ7を矢印M方向に移動させるものである。この移動と共にローラ7を矢印R方向に回転させる。
固定側のモールド3に対するローラ7の移動により、ローラ7がモールド3に線接触した状態でモールド3を押圧するため、線接触部分におけるモールド3の転写パターンを紫外線硬化樹脂に転写させることができる。この転写はローラ7の移動と共に移動終端9まで行われ、紫外線硬化樹脂2への転写パターンの転写が終了する。
以上に加えて、モールド3の上方から紫外光Aを照射する。照射された紫外光Aは透明なモールド3を透過して紫外線硬化樹脂2に達して紫外線硬化樹脂2を硬化させる。この場合、ローラ7の移動と同期して線状の紫外線の光源を移動し、ローラ7で押圧している紫外線硬化樹脂2の線状の部位に紫外線を照射する。そして、紫外線硬化樹脂2をローラ7の移動に同期させて硬化している。
なお、ローラ7の移動による押圧が終了した直後に紫外光Aを紫外線硬化樹脂2の全体へ照射してもよい。
紫外光の照射終了の後、紫外線硬化樹脂2の全体を基板1から剥離する。これにより、転写が終了する。
この実施形態において、基板1上への紫外線硬化樹脂2の塗布は、ローラ7の移動方向Mにおける移動始端7側の量に比べて移動終端9側の量が少なくなるように調整するものである。図2は、この状態を示し、ローラ7の移動方向Mにおける移動始端8側における紫外線硬化樹脂2の膜厚が厚く、移動終端9側における紫外線硬化樹脂2の膜厚が薄くなるように膜厚が連続的に薄くなっている。このように紫外線硬化樹脂2の膜厚を調整することにより、ローラ7の移動によって紫外線硬化樹脂2が移動方向に押し流されても、押し流しによって広がる紫外線硬化樹脂2の広がり部10が基板1の転写不可領域24まで広がることを防止することができる。そして、転写不良の発生を抑制することができる。
すなわち、図3に示すように、基板1における二点鎖線で示す臨界枠23の外側の領域は転写不可領域24となっているが、上述したように、ローラ7の移動方向Mの移動終端9側における紫外線硬化樹脂2の膜厚が移動始端8側の膜厚よりも薄くなっていることから移動終端9側の紫外線硬化樹脂2の量が少なくなっている。このため、ローラ7の押圧によって移動終端9側に押し流されても、その量が移動終端9側に向かって多くなることはない。これにより、二点鎖線枠で示すローラ7の移動当初における紫外線硬化樹脂2の転写必要領域21の状態からローラ7の移動に伴って広がる紫外線硬化樹脂2の広がり部10は、破線枠22(紫外線硬化樹脂広がり領域22)で示すように、臨界枠23を超えて転写不可領域24にまで達することがなくなる。これにより、硬化した紫外線硬化樹脂2を基板1から容易に剥離することができる。
図4〜図8は、本発明の別の実施形態における紫外線硬化樹脂2の塗布形態をそれぞれ示している。
図4においては、ローラ7の移動始端8側における紫外線硬化樹脂2の厚さ(膜厚)が最も厚くなっており、この移動始端8側からローラ7の移動終端9側に向かって紫外線硬化樹脂2の厚さ(膜厚)が階段状に薄くなっている。これにより、ローラ7の移動終端9側における紫外線硬化樹脂2の量が移動始端8側における量よりも少なくなっており、上述した実施形態と同様に、基板1の転写不可領域24への紫外線硬化樹脂2の広がりを防止することができる。
図5及び図6においては、図2と同様に、ローラ7の移動終端9側における紫外線硬化樹脂2の厚さ(膜厚)が移動始端8側の厚さ(膜厚)よりも薄くなるように厚さが連続的に小さくなっている。これに加えて、図5においては、紫外線硬化樹脂2が湾曲した凸状となっており(紫外線硬化樹脂2の膜厚が薄くなる割合が次第に大きくなっており)、図6においては、湾曲した凹状となっている(紫外線硬化樹脂2の膜厚が薄くなる割合が次第に小さくなっている)。いずれの場合にも、ローラ7の移動終端9側における紫外線硬化樹脂2の量が移動始端8側における量よりも少なくなっており、基板1の転写不可領域24への紫外線硬化樹脂2の広がりを防止することができる。
図7においては、ローラ7の移動始端8側の紫外線硬化樹脂2の幅W1に対し、移動終端9側の幅W2が連続的に小さくなっている。図8においては、ローラ7の移動始端8側の紫外線硬化樹脂2の幅W1に対し、移動終端9側の幅W2が階段状に小さくなっている。このような図7及び図8の場合においても、ローラ7の移動終端9側における紫外線硬化樹脂2の量が移動始端8側における量よりも少なくなっており、基板1の転写不可領域24への紫外線硬化樹脂2の広がりを防止することができる。
以上の実施形態では、ローラ7が基板1に対して方向Mに沿って直線的に移動することによりモールド3の転写パターンを紫外線硬化樹脂2に転写しているが、ローラ7を固定し、基板1を直線的に移動させてもよい。この場合においても、モールド3の転写パターンを紫外線硬化樹脂2に転写することができる。又、押圧部材としてローラ7を用いているが、断面円形や断面多角形のロッドを押圧部材として用いてもよい。この場合には、ロッドを紫外線硬化樹脂2の幅方向に沿って配置することにより可能となる。さらに、移動終端9側における紫外線硬化樹脂2の量が移動始端8側の量よりも少なくする形態として、図2、図4〜図8を組み合わせてもよい。
さらに、以上の実施形態における転写方式を実行するための装置として、たとえば、特許文献2(特開2007−19451号公報)に記載されている装置と同様なものを使用し、転写後に上部から透明モールド3を介して紫外線(UV光)を照射し紫外線硬化樹脂2を硬化させればよい。
また、ローラ7の移動速度を可変できるようにし、紫外線硬化樹脂2の量に応じてローラ7の移動速度を変えてもよい。たとえば、紫外線硬化樹脂2の膜厚が厚くなる等、紫外線硬化樹脂2の量が多くなるにしたがって、ローラ7の移動速度を遅くしてもよい。
また、ローラ7でモールド3にかける圧力Pを可変できるようにし、紫外線硬化樹脂2の量に応じてローラ7の圧力Pを変えてもよい。たとえば、紫外線硬化樹脂2の膜厚が厚くなる等、紫外線硬化樹脂2の量が多くなるにしたがって、ローラ7の圧力Pを大きくしてもよい。
さらに、ローラ7の移動速度の変更と圧力Pの変更との両方の変更をするようにしてもよい。
1 基板
2 紫外線硬化樹脂
3 モールド
7 ローラ
8 移動始端
9 移動終端

Claims (2)

  1. 微細な転写パターンが形成されたシート状のモールドのパターン形成面を基板上に設けられた紫外線硬化樹脂に対向させ、押圧部材によって前記モールドを紫外線硬化樹脂に押圧した状態で押圧部材又は基板の少なくとも一方を他方に対して相対的に直線的に移動させながら紫外線硬化樹脂を硬化させて前記転写パターンを紫外線硬化樹脂に転写する方法において、
    前記移動方向における移動終端側の紫外線硬化樹脂の量が移動始端側の紫外線硬化樹脂の量よりも少なくなるように紫外線硬化樹脂を基板上に設けることを特徴とする転写方法。
  2. 請求項1記載の転写方法であって、
    前記紫外線硬化樹脂は、以下の(1)〜(4)のいずれか又は組み合わせによって基板上に設けられていることを特徴とする転写方法。
    (1)前記移動始端側から移動終端側に向かって紫外線硬化樹脂の厚さが連続して次第に薄くなるように設ける。
    (2)前記移動始端側から移動終端側に向かって紫外線硬化樹脂の厚さが階段状に薄くなるように設ける。
    (3)前記移動方向と交差する方向における紫外線硬化樹脂の幅が前記移動始端側から移動終端側に向かって連続して次第に小さくなるように設ける。
    (4)前記移動方向と交差する方向における紫外線硬化樹脂の幅が前記移動始端側から移動終端側に向かって階段状に小さくなるように設ける。
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