JP2011187407A - 扁平形電池及びそれを備えたタイヤ空気圧検出装置 - Google Patents

扁平形電池及びそれを備えたタイヤ空気圧検出装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2011187407A
JP2011187407A JP2010054306A JP2010054306A JP2011187407A JP 2011187407 A JP2011187407 A JP 2011187407A JP 2010054306 A JP2010054306 A JP 2010054306A JP 2010054306 A JP2010054306 A JP 2010054306A JP 2011187407 A JP2011187407 A JP 2011187407A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
positive electrode
flat battery
electrode material
negative electrode
deformed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010054306A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5455719B2 (ja
Inventor
Shoji Yabushita
昇志 薮下
Takeshi Shishido
豪 宍戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Maxell Energy Ltd
Original Assignee
Hitachi Maxell Energy Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Maxell Energy Ltd filed Critical Hitachi Maxell Energy Ltd
Priority to JP2010054306A priority Critical patent/JP5455719B2/ja
Publication of JP2011187407A publication Critical patent/JP2011187407A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5455719B2 publication Critical patent/JP5455719B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Abstract

【課題】高温環境下で扁平形電池を使用して外装缶が変形した場合に該外装缶と封口缶との接続部分が緩むのを防止しつつ、電池全体として小型化を図れるような構成を得る。
【解決手段】扁平形電池(1)を、有底筒状の正極缶(10)と、該正極缶(10)の開口を覆うように配置されるとともに、外周側で前記正極缶(10)に接続される負極缶(20)と、前記正極缶(10)内に配置される正極材(41)と、を備えた構成とする。前記正極缶(10)の底部(11)には、該正極缶(10)の筒軸方向から見て前記正極材(41)よりも内側に位置する部分が、正極缶(10)の筒軸方向外方へ変形するのを許容する薄肉部(11a)を設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、コイン形電池等の扁平形電池に関する。
従来より、有底筒状の外装缶と、該外装缶の開口を覆うように配置され、外周側で該外装缶に接続される封口缶とを備えた扁平形電池は知られている。このような扁平形電池としては、例えば特許文献1、2に開示されるように、外装缶の底部の外周部分が中央部分よりも開口側に位置するように、該底部を段状に形成したものが知られている。
ここで、例えば電池を高温環境下で使用すると、電池内も高温になって構成要素の膨張や電解液の気化等によって、外装缶の底部が筒軸方向外方へ変形する。このとき、電池の外装缶の底部が平面であれば、該底部の筒軸方向外方への変形によって外装缶の周壁部は径方向外方へ変形し、該外装缶と封口缶との接続が緩んでしまう。
これに対し、前記特許文献1、2に開示されているような外装缶の底部の構成では、外装缶の中央部分が変形するだけで、該外装缶の周壁部はほとんど変形しないので、該外装缶と封口缶との接続部分が緩むのを防止できる。
特開2008−262905号公報 国際公開WO02/013290号パンフレット
ところで、外装缶と封口缶との接続部分では、シール性等の観点から、外装缶の開口端部と封口缶の開口端部とが重なる部分の長さが或る程度、必要になる。そのため、前記特許文献1、2のように、外装缶の底部の外周部分を中央部分よりも開口側へ位置付ける構成の場合、該中央部分が外周部分よりも突出している分、外装缶の筒軸方向の長さを大きくする必要がある。そのため、上記特許文献1、2のような構成では電池全体として小型化を図るのが難しくなる。
本発明の目的は、高温環境下で扁平形電池を使用して外装缶が変形した場合に、該外装缶と封口缶との接続部分が緩むのを防止しつつ、電池全体として小型化を図れるような構成を得ることにある。
本発明の一実施形態にかかる扁平形電池は、有底筒状の外装缶と、該外装缶の開口を覆うように配置されるとともに、外周側で前記外装缶に接続される封口缶と、前記外装缶内に配置される電極材と、を備え、前記外装缶の底部には、該外装缶の筒軸方向から見て前記電極材よりも内側に位置する部分が、外装缶の筒軸方向外方へ変形するのを許容する変形部が設けられている(第1の構成)。
この構成により、高温環境下で扁平形電池を使用して該扁平形電池内の構成部材が膨張したり電解液が気化したりした場合、外装缶の底部に設けた変形部によって、該底部は、外装缶の筒軸方向から見て電極材よりも内側部分が変形する。これにより、封口缶と接続される外装缶の外周側はほとんど変形しないため、該封口缶と外装缶との接続部分が緩むのを防止できる。したがって、従来の構成のように外装缶の底部の外周部分を中央部分よりも開口側へ位置付けなくても、高温環境下で外装缶と封口缶との接続が緩むのを防止できる構成が得られる。よって、従来の構成に比べて電池全体の厚みを小さくすることができ、電池の小型化を図れる。
しかも、外装缶の底部において、変形部を、外装缶の筒軸方向から見て電極材よりも内側に設けたため、高温環境下で変形部が変形しても、該変形部よりも外周側の底部によって、外装缶内の電極材が封口缶内に配置される電極材から離間するのを防止できる。すなわち、高温環境下では外装缶の変形部で容易に変形を生じる一方、該変形部よりも外周側の底部はほとんど変形しない。よって、変形部が変形しても、該変形部よりも外周側部分では電極材と外装缶の底部とを常に接触させることができる。これにより、電極材を底部の外周側で保持することができ、該電極材が封口缶内の電極材から離間するのを防止できる。したがって、上述の構成により、高温環境下において電池としての機能が損なわれるのを防止できる。
前記第1の構成において、前記外装缶内で前記電極材を保持する筒状の保持部材をさらに備え、前記変形部は、前記底部において、前記外装缶の筒軸方向から見て前記保持部材よりも内側に設けられているのが好ましい(第2の構成)。
これにより、高温環境下において、外装缶の底部が変形部で変形した場合でも、該外装缶内で電極材を保持する筒状の保持部材に外装缶の底部を接触させることができる。したがって、高温環境下で外装缶の底部が変形した場合でも、該外装缶内の電極材と封口缶内に配置される電極材との離間をより確実に防止できる。
前記第1または第2の構成において、前記変形部は、前記外装缶の底部において、該外装缶の筒軸方向から見て該変形部の外側に位置する部分に比べて薄肉に形成された薄肉部であるのが好ましい(第3の構成)。
この構成により、高温環境下において、扁平形電池内の構成部品の膨張や電解液の気化によって、外装缶の変形部全体で容易に変形を生じる。したがって、上述の構成によって、前記第1または第2の構成を容易に実現することができ、該第1または第2の構成と同様の作用が得られる。
前記第1または第2の構成において、前記変形部は、前記外装缶の底面に、該外装缶の筒軸方向から見て円環状に形成された溝部であるのが好ましい(第4の構成)。この構成によっても、高温環境下で、電池内の構成部品の膨張や電解液の気化によって、外装缶の底部が変形部で容易に変形を生じる。しかも、上述のような構成にすることで、外装缶の底面に刻印を形成する際に溝部を形成することも可能になり、該溝部を容易に形成できる。
前記第4の構成において、前記溝部は、その溝底部分の断面が半円状であるのが好ましい(第5の構成)。これにより、溝部で変形を生じる際に、溝底部分が応力集中によって破損するのを防止できる。すなわち、溝底部分に角部を設けないことで、該溝底部分に亀裂が生じるような応力集中が発生しにくくなる。したがって、高温環境下で溝部が変形する場合にも溝底部分で破断しにくくなる。
本発明の一実施形態にかかるタイヤ空気圧検出装置は、前記第1から第5の構成のいずれか一つの構成を備えた扁平形電池を電力供給源として用いる(第6の構成)。
タイヤ周辺に設置されるタイヤ空気圧検出装置は、タイヤで発生する熱によって高温になるため、該タイヤ空気圧検出装置内に配置される扁平形電池も高温になる。よって、このような高温環境下で使用される扁平形電池に、前記第1から第5の構成を適用することで、該第1から第5の構成と同様の作用が得られる。
本発明の一実施形態にかかる扁平形電池は、高温環境下において、外装缶の底部に設けられた変形部で変形を生じるため、該外装缶と封口缶との接続部分が緩むのを防止できる。よって、高温環境下で外装缶と封口缶との接続部分の緩みを防止しつつ、電池全体の小型化を図れる。また、この変形部は、外装缶の筒軸方向から見て、外装缶内に配置される電極材よりも内側に設けられるため、該変形部で変形を生じても該電極材が封口缶内に配置される電極材から離間するのを防止でき、電池としての機能も確保できる。
また、変形部を薄肉部や円環状の溝部とすることで、高温環境下で底部の中央部分のみが変形する変形部を容易に構成することができる。
図1は、本発明の実施形態1にかかる扁平形電池の概略構成を示す断面図である。 図2は、正極缶の底部に設けた薄肉部の構成を示す拡大断面図である。 図3は、タイヤ空気圧センサの一例を示す図である。 図4は、負極缶にガスケットを装着した状態を示す図である。 図5は、負極缶内に負極材、セパレータ及び正極材を配置した状態を示す図である。 図6は、負極缶に正極缶を組み合わせた状態を示す図である。 図7は、実施形態2にかかる扁平形電池の概略構成を示す断面図である。 図8は、正極缶の底部に設けた溝部の断面形状を示す拡大断面図である。 図9は、その他の実施形態にかかる溝部の断面形状を示す拡大断面図である。 図10は、その他の実施形態にかかる溝部の断面形状を示す拡大断面図である。
以下、図面を参照し、本発明の実施の形態を詳しく説明する。図中の同一または相当部分については同一の符号を付してその説明は繰り返さない。
(全体構成)
図1は、本発明の一実施形態である扁平形電池1の概略構成を示す断面図である。この扁平形電池1は、有底円筒状の正極缶10(外装缶)と、該正極缶10の開口を覆う負極缶20(封口缶)と、正極缶10の外周側と負極缶20の外周側との間に配置されるガスケット30と、正極缶10及び負極缶20の間に形成される空間内に収納される発電要素40とを備えている。扁平形電池1は、正極缶10と負極缶20とを合わせることによって、全体が扁平なコイン状に形成されている。扁平形電池1の正極缶10及び負極缶20の間に形成される空間内には、発電要素40以外に、非水電解液(図示省略)も封入されている。
正極缶10は、ステンレスなどの金属材料からなり、プレス成形によって有底円筒状に形成されている。正極缶10は、円形状の底部11と、その外周に該底部11と連続して形成される円筒状の周壁部12とを備えている。周壁部12は、縦断面視で、底部11に対して垂直に延びるように設けられている。正極缶10は、後述するように、負極缶20との間にガスケット30を挟んだ状態で、周壁部12の開口端側が内側に折り曲げられて、該負極缶20の外周部に対してかしめられている。
正極缶10の底部11は、中央部分が外周側よりも薄肉に形成されている。この底部11の詳しい構成については後述する。
負極缶20も、正極缶10と同様、ステンレスなどの金属材料からなり、プレス成形によって有底円筒状に形成されている。負極缶20は、円形状の平面部21と、その外周に該平面部21と連続して形成される円筒状の周壁部22とを備えている。この周壁部22も、正極缶10と同様、縦断面視で、平面部21に対して垂直に延びるように設けられている。周壁部22は、該周壁部22の基端部22aに対して径が段状に大きくなる拡径部22bを有している。すなわち、周壁部22には、基端部22aと拡径部22bとの間に段部22cが形成されている。図1に示すように、この段部22cに対して、正極缶10の周壁部12の開口端側が折り曲げられてかしめられている。これにより、正極缶10と負極缶20とが、それらの外周側で接続されている。
ガスケット30は、ポリフェニレンサルファイド(PPS)を主成分としており、PPSにオレフィン系エラストマーを含有した樹脂組成物からなる。ガスケット30は、正極缶10の周壁部12と負極缶20の周壁部22との間に挟みこまれるように配置される。具体的には、ガスケット30は、リング状のベース部31と、該ベース部31の外周縁から突出する外筒壁32と、該ベース部31の内周縁から該外筒壁32と同じ方向に伸びる内筒壁33とを備えている。本実施形態では、ガスケット30は、ベース部31、外筒壁32及び内筒壁33が一体で形成されている。
ガスケット30は、図1に示すように、ベース部31が、正極缶10の底部11の外周側と負極缶20の拡径部22bの開口端との間に挟みこまれるように、正極缶20の内側の底部11上に配置されている。これにより、負極缶20の拡径部22bは、ガスケット30の外筒壁32と内筒壁33との間に位置づけられる。ガスケット30の外筒壁32は、正極缶10の周壁部12と負極缶20の周壁部22との間に挟みこまれている。ガスケット30のベース部31及び外筒壁32は、正極缶10の周壁部12と負極缶20の周壁部22との間に挟みこまれた状態で、該正極缶10の周壁部12と負極缶20の周壁部22との隙間をシールできるような厚みを有している。
このように、正極缶10の周壁部12と負極缶20の周壁部22との間にガスケット30を配置することにより、該正極缶10と負極缶20とをそれらの外周側で絶縁することができる。また、後述するように、正極缶10の周壁部12と負極缶20の周壁部22との間にガスケット30を挟みこんだ状態で、該正極缶10の周壁部12を折り曲げて負極缶20の周壁部22にかしめることにより、該ガスケット30によって正極缶10の周壁部12と負極缶20の周壁部22との間を封止することができる。すなわち、ガスケット30は、正極缶10の周壁部12と負極缶20の段部22cとの間に挟みこまれる外筒壁32、及び、負極缶20の周壁部22の開口端と正極缶10の底部11との間に挟みこまれるベース部31が、それぞれ、シールとして機能する。
発電要素40は、正極活物質等を円盤状に成形した正極材(電極材)41と、負極活物質の金属リチウムまたはリチウム合金を円盤状に形成した負極材42と、不織布製のセパレータ43とを備えている。図1に示すように、正極缶10の内方には正極材41が位置付けられている一方、負極缶20の内方には負極材42が位置付けられている。正極材41と負極材42との間にはセパレータ43が配置されている。
正極材41は、正極活物質として二酸化マンガンを含有している。この正極材41は、次のようにして形成される。まず、二酸化マンガンに、黒鉛、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体及びヒドロキシプロピルセルロースを混合して正極合剤を調整する。所定の金型内に後述する正極リング44をセットした後に、前記正極合剤を金型内に充填して加圧成形し、成形された部材を加熱して円盤状に形成する。これにより、正極材41が得られる。
正極材41には、該正極材41を保持するように、該正極材41の底面及び側面のそれぞれ一部を覆う正極リング44が装着されている。この正極リング44は、所定の剛性及び導電性を有するステンレス鋼等によって構成されている。正極リング44は、正極材41の側面に接する円筒部44aと、円筒部44aの一端側から該円筒部44aの内方に向かって延びて正極材41の底面に接する円環状のフランジ部44bとが一体形成されたものである。このような構成の正極リング44によって、該正極リング44内の正極材41の径方向及び一端側への変形を規制することができる。そして、正極リング44の円筒部44aの他端側にはフランジ部を設けない構成にすることで、正極材41は、放電時に正極リング44の円筒部44aの他端側へ自由に膨張することができる。よって、放電時に、負極材42の厚みが小さくなっても、正極材41は正極リング44に沿って負極材42側へ膨張するため、該正極材41と負極材42とが離間するのを防止できる。
セパレータ43は、ポリブチレンテレフタート製の繊維を素材とする不織布を用いて構成される。このセパレータ43は、扁平形電池1内で非水電解液によって含浸されている。なお、セパレータ43の厚みは、例えば、約0.3〜0.4mm程度である。
非水電解液は、プロピレンカーボネイトと1,2−ジメトキシエタンとを混合した溶液にLiClOを溶解した溶液である。
上述のような構成の扁平形電池1は、例えば、図3に示すような車両用のタイヤ空気圧センサ101の電力供給源として用いられる。すなわち、タイヤ空気圧センサ101は、扁平形電池1を内蔵している。このタイヤ空気圧センサ101は、タイヤ102が取り付けられる略円柱状のホイール103の円周面上に設置される。タイヤ空気圧センサ101は、タイヤ102の空気圧の変化を図示しない無線通信装置によってドライバに報知する。
このようなタイヤ空気圧センサ101に扁平形電池1を用いると、タイヤ周辺は高温になるため、該扁平形電池1も高温環境下で使用されることになる。そうすると、扁平形電池1内の各構成部品の膨張や非水電解液の気化によって、正極缶10が膨らむように変形する場合がある。そのため、本実施形態では、扁平形電池1の正極缶10の底部を以下のような構成とする。
なお、本実施形態では、扁平形電池1の適用例として、タイヤ空気圧センサ101を挙げているが、これ以外の機器の電力供給源として扁平形電池1を用いてもよい。
(薄肉部の構成)
正極缶10の底部11の詳しい構成を図1及び図2を用いて以下で説明する。
図1及び図2に示すように、正極缶10の底部11には、正極缶10の筒軸方向から見て正極リング44よりも内側部分に、それ以外の部分よりも肉厚が薄い薄肉部11a(変形部)が設けられている。この薄肉部11aは、底部11の底面(図1及び図2における底部11の下面)側の一部を段状に形成してなるもので、正極缶10の筒軸方向から見て(図1及び図2において下方から見て)で略円形状に形成されている。また、この薄肉部11aの厚みt1は、正極缶10の底部11の厚みをTとすると、t1=0.2T〜0.8Tの値になっている。例えば、正極缶10の底部11の厚みを0.25mmとすると、薄肉部11aの厚みは、0.05〜0.20mmになっている。この値の範囲は、高温環境下で正極缶10の底部11が変形しても薄肉部11aで破断しないような厚みで、且つ、該薄肉部11aが扁平形電池1内の構成部品の膨張や非水電解液の気化によって変形するような厚みの範囲である。
なお、薄肉部11aは、正極缶10の底部11に、正極缶10の筒軸方向から見て正極材41よりも内側に設けてもよい。また、底部11における正極缶内方側の面を段状に形成することにより、薄肉部11aを構成してもよい。
以上のような構成の薄肉部11aを正極缶10の底部11の底面に設けることで、高温環境下での扁平形電池1の使用による該扁平形電池1内の構成部品の膨張や非水電解液の気化によって、薄肉部11aが正極缶10の筒軸方向外方に変形する。これにより、薄肉部11a以外の底部11は大きく変形しないため、正極缶10の周壁部12における負極缶20の段部22cとの接続部分が変形するのを防止できる。したがって、上述の構成により、高温環境下で扁平形電池1を使用した場合に、正極缶10と負極缶20との接続部分が緩むのを防止できる。
また、薄肉部11aは、正極缶10の筒軸方向から見て正極材41よりも内側に設けられているため、上述のように底部11の薄肉部11aが変形した場合でも、該底部11の外周側によって、正極材41が負極材42から離間しないように該正極材41を保持することができる。したがって、高温環境下でも電池としての機能が損なわれるのを防止できる。
(扁平形電池の製造方法)
次に、扁平形電池1の製造方法を、図4から図6に基づいて説明する。なお、扁平形電池1を組み立てる際は、図4から図6に示すように、図1の状態とは上下逆の状態で組み立て作業を行う。
図4に示すように、負極缶20を平面部21が底面になるように配置し、該負極缶20の周壁部22の開口端部にガスケット30を装着する。負極缶20の内面に負極材42を導電性接着剤等で固定した後、該負極材42の上にセパレータ43及び正極材41を重ねて配置する(図5参照)。次に、負極缶20内に非水電解液を注入し、該負極缶20に対して正極缶10を被せる(図6参照)。このとき、負極缶20の周壁部22と正極缶10の周壁部12との間にガスケット30を挟みこんだ状態で、該周壁部12の開口端側を、負極缶20の段部22cを覆うように正極缶10の内側に折り曲げてかしめる。
これにより、ガスケット30は、正極缶10の周壁部12と負極缶20の周壁部22との間に挟みこまれた状態となる。すなわち、上述のような製造方法によって、ガスケット30は、外筒壁32が負極缶20の段部22cと正極缶10の周壁部12の開口端側との間に挟みこまれる。また、ベース部31も負極缶20の周壁部22の開口端と正極缶10の底部11との間に挟みこまれる。
以上により、図1に示すような構成の扁平形電池1が得られる。
(実施形態1の効果)
以上の構成を有する扁平形電池1では、高温環境下での使用による内部の構成部品の膨張や非水電解液の気化によって、正極缶10の底部11に設けられた薄肉部11aが変形する一方、それ以外の底部11はほとんど変形を生じない。これにより、負極缶20の周壁部22の段部22cにかしめられる正極缶10の周壁部12もほとんど変形しないため、該正極缶10と負極缶20とのかしめ部分が緩むのを防止できる。よって、上述の構成により、高温環境下でも扁平形電池1内の非水電解液が漏れないような構成を実現できる。
しかも、上述の構成にすることで、従来構成のように正極缶の底部の外周側を中央側に比べて該正極缶の開口側へ位置づける必要もなくなるため、その分、扁平形電池1の高さ(厚み)を小さくすることができる。
また、薄肉部11aは、正極缶10の底部11において、該正極缶10の筒軸方向から見て正極リング44よりも内側に形成されているため、高温環境下で薄肉部11aが変形しても、該底部11の外周側部分によって正極材41を保持できる。したがって、高温環境下で底部11が変形しても、正極材41が負極材42から離間するのを防止できる。すなわち、本実施形態の構成により、高温環境下においても電池としての機能を確保できる。
さらに、正極缶10の底部11の一部を薄肉にすることで、その分、電池全体として軽量化も図れる。
(実施形態2)
図7に、実施形態2にかかる扁平形電池50の概略構成を示す。この扁平形電池50は、正極缶60の底部61に溝部61aを設けた点で実施形態1の構成と異なる。この実施形態2において、実施形態1の構成と同一の部分には同一の符号を付し、以下で異なる部分についてのみ説明する。
具体的には、実施形態1と同様、有底円筒状に形成された正極缶60の底部61の底面には、該正極缶60の筒軸方向から見て正極リング44よりも内側に、溝部61a(変形部)が円環状に形成されている。この溝部61aは、図8に示すように、矩形の一辺が半円状になった断面形状を有する。すなわち、溝部61aは、溝底部分の断面が半円状に形成されていて、溝の上側部分が断面矩形状に形成されている。なお、溝部61aは、例えば1mmの幅を有するように形成される。
また、溝部61aは、底部61の最も薄肉の部分の厚みをt1、該底部61の厚みをTとすると、t1=0.4T〜0.8Tになるように設けられている。例えば、正極缶60の底部61の厚みTを0.25mmとすると、該底部61の最も薄肉になる部分の厚みt1が0.10〜0.20mmになるように、溝部61aが形成されている。
溝部61aは、正極缶60の底部61の直径をDとすると、該正極缶60の筒軸方向から見て、d1=0.4D〜[正極材41の直径]の直径を有する円形状に形成されている(図7参照)。溝部61aをこのような大きさの円形状に形成することで、正極缶60の底部61の外周側によって正極材41を保持しつつ、該底部61の中央部分の変形を許容することができる。
(実施形態2の効果)
以上より、この実施形態では、正極缶60の底部61の底面に、該正極缶60の筒軸方向から見て正極材41よりも内側の位置に溝部61aを円形状に設けることで、該底部61のうち溝部61aよりも内側に位置する部分の変形が容易になる。これにより、高温環境下で扁平形電池50を使用した場合でも、溝部61aによって、正極缶60の底部61の中央部分だけが変形して、該底部61の外周側部分はほとんど変形しない。したがって、従来構成のように正極缶の底部の外周部分を中央部分に比べて開口側に位置づけなくても、正極缶の底部の変形によって該正極缶と負極缶とのかしめ部分が緩むのを防止できる。よって、従来の構成に比べて、扁平形電池の厚みを小さくすることができ、該扁平形電池の小型化を図れる。
しかも、本実施形態のような溝部61aは、正極缶60の底部61の底面に形成される図示しない刻印の一つとして形成することができるため、簡単且つ容易に実現できる。
(その他の実施形態)
以上、本発明の実施の形態を説明したが、上述した実施の形態は本発明を実施するための例示に過ぎない。よって、本発明は上述した実施の形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で上述した実施の形態を適宜変形して実施することが可能である。
前記各実施形態では、正極材41を正極リング44によって保持している。しかしながら、正極リング44を設けずに、正極材41を正極缶10内に直接、配置してもよい。
前記各実施形態では、ガスケット30を、正極缶10及び負極缶20とは別部材として形成している。しかしながら、ガスケット30を負極缶20にモールド成形してもよい。
前記各実施形態では、正極材41の正極活物質として二酸化マンガンを含有した材料を用いていて、負極材42の負極活物質として金属リチウムまたはリチウム合金を用いている。しかしながら、正極活物質または負極活物質として機能する材料であれば、これ以外のものを正極材41及び負極材42として用いてもよい。
前記実施形態では、正極缶10を外装缶としていて、負極缶20を封口缶としているが、逆に正極缶が封口缶で、負極缶が外装缶であってもよい。
前記実施形態2では、正極缶60の底部61に形成する溝部61aの断面を、図8に示すように、半円と矩形とを組み合わせたような形状にしている。しかしながら、図9や図10に示すように、正極缶の底部71、81に三角形状の断面を有する溝部71aや矩形状の断面を有する溝部81aを形成してもよい。なお、溝部の断面形状としては、応力集中を考慮すると、図9に示す三角形状の断面よりも図10に示す矩形状の断面の方が好ましい。また、これらの溝部71a、81aも、実施形態2と同様、t1=0.4T〜0.8T及びd1=0.4D〜[正極材41の直径]を満たすのが好ましい。
本発明による扁平形電池は、例えばタイヤ空気圧センサなど、高温環境下で使用される機器の電池として利用可能である。
1、50 扁平形電池
10、60 正極缶(外装缶)
11、61、71 底部
11a 薄肉部(変形部)
12 周壁部
20 負極缶(封口缶)
21 平面部
22 周壁部
22a 基端部
22b 拡径部
22c 段部
30 ガスケット
40 発電要素
41 正極材(電極材)
42 負極材
43 セパレータ
44 正極リング(保持部材)
44a 円筒部
44b フランジ部
61a、71a 溝部(変形部)
101 タイヤ空気圧センサ
102 タイヤ
103 ホイール

Claims (6)

  1. 有底筒状の外装缶と、
    前記外装缶の開口を覆うように配置されるとともに、外周側で前記外装缶に接続される封口缶と、
    前記外装缶内に配置される電極材と、を備え、
    前記外装缶の底部には、該外装缶の筒軸方向から見て前記電極材よりも内側に位置する部分が、外装缶の筒軸方向外方へ変形するのを許容する変形部が設けられている、扁平形電池。
  2. 請求項1に記載の扁平形電池において、
    前記外装缶内で前記電極材を保持する筒状の保持部材をさらに備え、
    前記変形部は、前記底部において、前記外装缶の筒軸方向から見て前記保持部材よりも内側に設けられている、扁平形電池。
  3. 請求項1または2に記載の扁平形電池において、
    前記変形部は、前記外装缶の底部において、該外装缶の筒軸方向から見て該変形部の外側に位置する部分に比べて薄肉に形成された薄肉部である、扁平形電池。
  4. 請求項1または2に記載の扁平形電池において、
    前記変形部は、前記外装缶の底面に、該外装缶の筒軸方向から見て円環状に形成された溝部である、扁平形電池。
  5. 請求項4に記載の扁平形電池において、
    前記溝部は、その溝底部分の断面が半円状である、扁平形電池。
  6. 請求項1から5のいずれか一つに記載の扁平形電池を電力供給源として用いるタイヤ空気圧検出装置。
JP2010054306A 2010-03-11 2010-03-11 扁平形電池及びそれを備えたタイヤ空気圧検出装置 Active JP5455719B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010054306A JP5455719B2 (ja) 2010-03-11 2010-03-11 扁平形電池及びそれを備えたタイヤ空気圧検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010054306A JP5455719B2 (ja) 2010-03-11 2010-03-11 扁平形電池及びそれを備えたタイヤ空気圧検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011187407A true JP2011187407A (ja) 2011-09-22
JP5455719B2 JP5455719B2 (ja) 2014-03-26

Family

ID=44793437

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010054306A Active JP5455719B2 (ja) 2010-03-11 2010-03-11 扁平形電池及びそれを備えたタイヤ空気圧検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5455719B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013187479A1 (ja) * 2012-06-15 2013-12-19 日立マクセル株式会社 扁平形電池
JP2014002866A (ja) * 2012-06-15 2014-01-09 Hitachi Maxell Ltd 扁平形電池
JP2014053112A (ja) * 2012-09-06 2014-03-20 Hitachi Maxell Ltd 扁平形電池
JP2014235941A (ja) * 2013-06-04 2014-12-15 日立マクセル株式会社 扁平形電池
JP2017143071A (ja) * 2017-03-30 2017-08-17 日立マクセル株式会社 扁平形電池
CN109952665A (zh) * 2017-05-22 2019-06-28 株式会社Lg化学 包含防腐蚀垫圈的圆柱形电池
WO2022196358A1 (ja) * 2021-03-16 2022-09-22 セイコーインスツル株式会社 端子付きボタン型電池

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5510228U (ja) * 1978-07-05 1980-01-23
JPS60140361U (ja) * 1984-02-28 1985-09-17 日本電池株式会社 密閉形電池
JPS61168555U (ja) * 1985-04-09 1986-10-18
JP2002175789A (ja) * 2000-12-06 2002-06-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 偏平形電池とその製造方法
JP2006032313A (ja) * 2004-06-16 2006-02-02 Hitachi Maxell Ltd コイン形電池
JP2009259627A (ja) * 2008-04-17 2009-11-05 Hitachi Maxell Ltd 扁平形電池およびタイヤ空気圧検出センサ

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5510228U (ja) * 1978-07-05 1980-01-23
JPS60140361U (ja) * 1984-02-28 1985-09-17 日本電池株式会社 密閉形電池
JPS61168555U (ja) * 1985-04-09 1986-10-18
JP2002175789A (ja) * 2000-12-06 2002-06-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 偏平形電池とその製造方法
JP2006032313A (ja) * 2004-06-16 2006-02-02 Hitachi Maxell Ltd コイン形電池
JP2009259627A (ja) * 2008-04-17 2009-11-05 Hitachi Maxell Ltd 扁平形電池およびタイヤ空気圧検出センサ

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013187479A1 (ja) * 2012-06-15 2013-12-19 日立マクセル株式会社 扁平形電池
JP2014002866A (ja) * 2012-06-15 2014-01-09 Hitachi Maxell Ltd 扁平形電池
EP2863459A4 (en) * 2012-06-15 2016-02-10 Hitachi Maxell FLAT CELL
JP2014053112A (ja) * 2012-09-06 2014-03-20 Hitachi Maxell Ltd 扁平形電池
JP2014235941A (ja) * 2013-06-04 2014-12-15 日立マクセル株式会社 扁平形電池
JP2017143071A (ja) * 2017-03-30 2017-08-17 日立マクセル株式会社 扁平形電池
CN109952665A (zh) * 2017-05-22 2019-06-28 株式会社Lg化学 包含防腐蚀垫圈的圆柱形电池
WO2022196358A1 (ja) * 2021-03-16 2022-09-22 セイコーインスツル株式会社 端子付きボタン型電池

Also Published As

Publication number Publication date
JP5455719B2 (ja) 2014-03-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5455719B2 (ja) 扁平形電池及びそれを備えたタイヤ空気圧検出装置
JP5681005B2 (ja) 扁平形電池
US10784475B2 (en) Cap assembly for a second battery and second battery
JP2006128121A (ja) 二次電池
KR102131171B1 (ko) 밀폐형 전지 및 밀폐형 전지의 제조 방법
JP5867376B2 (ja) 密閉型電池
WO2011111255A1 (ja) 扁平形電池
JP5998912B2 (ja) 蓄電装置
JP2011060600A (ja) 電池及び電池の製造方法
JP2013157133A (ja) 電池
WO2013187479A1 (ja) 扁平形電池
WO2014010413A1 (ja) 扁平形電池
JP2007273110A (ja) 扁平形電池
JP6058951B2 (ja) 扁平形電池
JP5486356B2 (ja) 扁平形電池
JP2011187289A (ja) 扁平形電池
JP6045830B2 (ja) 扁平形電池
JP6151974B2 (ja) 扁平形電池
JP5336230B2 (ja) 扁平形電池
JP5706763B2 (ja) 扁平形電池
JP5650567B2 (ja) 扁平形電池及び封口缶
JP6688029B2 (ja) 電池
JP5933361B2 (ja) 扁平形電池
JP6403827B2 (ja) 扁平形電池
JP6726622B2 (ja) 扁平形電池およびその組み立て用部材

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120920

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20130122

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130808

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131001

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131128

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131217

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140107

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5455719

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250