JP2011186924A - 通行管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】正規利用者が管理区域内に記録媒体を置き忘れて退出した場合であっても適切に対応できるようにする。
【解決手段】通行管理システム1は、管理区域の外側からの指示入力を受け付けると共に、ICカード40の固有情報に対応する識別情報の入力を受け付けており、指示入力が受け付けられた場合には、緊急モードに切り替えて所定の終了条件が成立するまで電気錠7を解錠している。更に、緊急モード時に無線リーダによってICカード40が読み取られた場合には、このICカード40の記録内容と識別情報入力手段によって受け付けられた識別情報とに基づいてICカード40が正規媒体か否かを判断しており、正規媒体と判断されない場合には、所定のエラー処理を行っている。
【選択図】図4

Description

本発明は、通行管理システムに関するものである。
従来より、通行管理システムの一例として、特定の者の入室を許可する入室管理システムが提供されている。この種のシステムでは、例えば入室対象者に対してICカードなどの記録媒体を所持させることを前提とし、部屋の出入口付近にこのICカードを読み取り可能な無線リーダを設置している。そして、入室を希望する者がICカードを無線リーダに翳したときに、無線リーダがこれを読み取り、その読取結果に基づいて正規のICカード(例えば許可されたIDが記録されたICカード)であるか否かを判断する認証処理を行っている。そして、認証が成功した場合に電気錠を解錠している。
特開2005−155232公報
ところで、上記のような通行管理システムでは、正規利用者が通行に必要となる記録媒体(例えばICカード)を管理区域に置き忘れたまま退出してしまった場合の対処が問題となる。例えば、上述したような入退出管理システムの場合、ICカードを室内に置き忘れたまま室外に出てしまうと、入室に必要なICカードを所持していないため認証によって電気錠を解錠することができず、再び室内に入ることが制限されてしまう。特に室内に人がいなくなる最終帰宅者の場合には、室内に連絡することもできないためこのような問題が顕著となる。
上記のような置き忘れをしてしまった場合、現状では、例えば、システム管理人や警備会社に連絡したり、或いは自分の身分を証明したりする必要が生じ、場合によっては相当期間入室ができなくなることもあり得る。このような対処方法では、正規利用者の利便性が大きく損なわれてしまい、正規利用者に多大な不都合を強いることになりかねないため、適切な改善が望まれている。
なお、入室管理システムにおける緊急時の対策例として特許文献1のような技術も提供されているが。この技術はあくまでICカードを所持している場合を前提としており、ICカードの置き忘れなどに対処し得るものではなかった。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、利用者が所持する記録媒体の認証を行うことで管理区域への通行可否を管理する通行管理システムにおいて、正規利用者が管理区域内に記録媒体を置き忘れて退出した場合であっても適切に対応できるようにすることを目的としている。
請求項1の発明は、固有情報を記録した記録媒体と無線通信可能に構成され、少なくとも前記固有情報を読み取る無線リーダと、管理区域の入退口に設けられた扉を施錠又は解錠する電気錠と、認証に用いる登録情報を記憶する記憶手段と、前記無線リーダによって読み取られた前記固有情報と、前記記憶手段に記憶された前記登録情報とに基づいて認証を行う認証手段と、前記認証手段による認証が成功した場合に前記電気錠を解錠する解錠制御手段と、を備えた通行管理システムであって、前記管理区域の外側からの指示入力を受け付ける指示入力受付手段と、前記指示入力受付手段によって前記指示入力が受け付けられた場合に、前記固有情報に対応する識別情報の入力を受け付ける識別情報入力手段と、前記指示入力受付手段によって前記指示入力が受け付けられたことを条件として、所定の通常モードから緊急モードに切り替えるモード切替手段と、を備え、前記解錠制御手段は、前記モード切替手段によって前記緊急モードに切り替えられた場合に所定の終了条件が成立するまで前記電気錠を解錠するように構成されており、更に、前記モード切替手段によって前記緊急モードに切り替えられているときに前記無線リーダによって前記記録媒体が読み取られた場合に、当該記録媒体の記録内容と前記識別情報入力手段によって受け付けられた前記識別情報とに基づいて当該記録媒体が正規媒体か否かを判断する判断手段と、前記判断手段によって前記正規媒体と判断されない場合に所定のエラー処理を行うエラー制御手段と、設けられていることを特徴としている。
請求項2の発明は、請求項1に記載の通行管理システムにおいて、前記解錠制御手段は、前記モード切替手段によって前記緊急モードに切り替えられた場合に、前記電気錠の解錠を所定時間継続し、その後に前記電気錠を施錠状態とすることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の通行管理システムにおいて、前記管理区域において人の存在を検出する検出手段を備え、前記モード切替手段は、前記検出手段により前記管理区域内で人の存在が検出されない場合に前記緊急モードに切り替えることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の通行管理システムにおいて、前記エラー制御手段は、当該エラー制御手段と通信可能な外部管理装置にエラー情報の通知を行う通知手段を備えたことを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の通行管理システムにおいて、前記エラー制御手段は、前記解錠制御手段を有してなり、前記判断手段によって前記記録媒体が前記正規媒体と判断されない場合に前記電気錠を施錠状態とすることを特徴とする。
請求項1の発明は、管理区域の外側からの指示入力を受け付ける指示入力受付手段と、指示入力受付手段によって指示入力が受け付けられた場合に、固有情報に対応する識別情報の入力を受け付ける識別情報入力手段と、指示入力受付手段によって指示入力が受け付けられたことを条件として、所定の通常モードから緊急モードに切り替えるモード切替手段とが設けられ、解錠制御手段は、モード切替手段によって緊急モードに切り替えられた場合に所定の終了条件が成立するまで電気錠を解錠している。このようにすると、管理区域内に記録媒体を置き忘れた場合であっても、指示入力受付手段に対する指示入力によって、緊急モードに切り替えることができ、所定の終了条件が成立するまで一時的に電気錠を解錠することができる。従って、置き忘れた記録媒体を取るために管理区域内に入ることができる。
更に、モード切替手段によって緊急モードに切り替えられているときに無線リーダによって記録媒体が読み取られた場合に、当該記録媒体の記録内容と識別情報入力手段によって受け付けられた識別情報とに基づいて当該記録媒体が正規媒体か否かを判断する判断手段と、判断手段によって正規媒体と判断されない場合に所定のエラー処理を行うエラー制御手段と設けられている。
これにより、一時的な解錠後に正規の記録媒体の所持を判断することができる。従って、正規の記録媒体の置き忘れに対する対策を可能としつつ、その一方で、正規の記録媒体を所持しない者が管理区域内に不正に進入することを効果的に防ぐことができる。
請求項2の発明は、モード切替手段によって緊急モードに切り替えられた場合に、解錠制御手段により電気錠の解錠を所定時間継続し、その後に電気錠を施錠状態としている。このようにすると、電気錠が所定時間以上継続して解錠状態となることを防ぐことができ、置き忘れに対する対策時間を担保しつつ、必要以上に解錠が継続することを防止して不正侵入を効果的に防ぐことができる。
請求項3の発明は、管理区域において人の存在を検出する検出手段が設けられており、モード切替手段は、検出手段により管理区域内で人の存在が検出されない場合に緊急モードに切り替えている。このようにすると、管理区域内に人が存在しないときに限って緊急モードへ移行できるようになり、他の対応が容易な場合には緊急措置を制限できる。
請求項4の発明は、エラー制御手段と通信可能な外部管理装置にエラー情報の通知を行う通知手段が設けられている。このようにすると、入退口から離れた外部管理装置に対してエラーが生じた旨を通知することができ、不正侵入等に対してより適切な対応を取りやすくなる。
請求項5の発明は、判断手段によって記録媒体が正規媒体と判断されない場合に電気錠を施錠状態とするように構成されている。このようにすると、正規媒体が読み取られない場合に迅速に入退口を閉鎖することができ、それ以降の管理区域への侵入を効果的に防止することができる。
図1は、本発明の第1実施形態に係る通行管理システムを概略的に説明する説明図である。 図2は、第1実施形態に係る通行管理システムの電気的構成を例示するブロック図である。 図3(A)は、第1実施形態に係る通行管理システムにおいて無線リーダとして機能する部分の電気的構成を例示するブロック図である。図3(B)は、ICカードの電気的構成を例示するブロック図である。 図4は、第1実施形態の通行管理システムで用いられる操作パネルの構成を概略的に説明する説明図である。 図5は、第1実施形態に係る通行管理システムで行われる緊急時処理の流れを例示するフローチャートである。
[第1実施形態]
以下、本発明の通行管理システムを具現化した第1実施形態について、図面を参照して説明する。
(通行管理システムの概要)
まず、図1〜図4等を参照して第1実施形態に係る通行管理システムの概要を説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る通行管理システムを概略的に説明する説明図である。図2は、第1実施形態に係る通行管理システムの電気的構成を例示するブロック図である。図3(A)は、第1実施形態に係る通行管理システムにおいて無線リーダとして機能する部分の電気的構成を例示するブロック図である。図3(B)は、ICカードの電気的構成を例示するブロック図である。図4は、第1実施形態の通行管理システムで用いられる操作パネルの構成を概略的に説明する説明図である。
図1に示す通行管理システム1は、例えば部屋2を「管理区域」とし、この部屋2内への人の入退室を管理する入退室管理システムとして構成されている。この通行管理システム1は、図2に示すように、主として、通行者に所持されるICカード40と、部屋2の内側又は外側に配置されるコントローラ5と、部屋2の内側に配置される人感センサ6と、出入口3の付近に配置される電気錠7と、部屋2の外側に配置される操作パネル8と、コントローラ5に通信可能に接続される外部管理装置50とを備えている。
この通行管理システム1が設けられた部屋2は、出入口3が扉4により開閉されるように構成されている。この扉4は、例えばスライド式或いは回動式に構成されており、扉4と隣接する位置には電気錠7が設けられている。
電気錠7は、入退口3に設けられた扉4を施錠又は解錠するように機能するものである。この電気錠7は、制御によって解錠状態と施錠状態とが切替可能なものであればよく、様々な公知の電気錠を用いることができる。本実施形態では、例えば、通電することにより電気錠内部の電磁石が動作されて扉4の施解錠を行う電磁式電気錠などが用いられている。
コントローラ5は、例えば、図2のように構成されており、制御回路10、通信部11、メモリ12などを備えている。なお、本実施形態に係る通行管理システム1では、コントローラ5、無線通信部21、アンテナ22によって公知のICカードリーダとして機能しており、これらによって後述のICカード40が読取可能となっている。
制御回路10は、例えばマイクロコンピュータ等で構成されており、メモリ12に記憶された制御プログラムに従いコントローラ5全体を制御している。例えば、データ送信時には制御回路10から無線通信部21の送信回路21a(図3(A))に対してICカード40に送信するべき送信データが出力されるようになっており、データ受信時には受信回路21b(図3(A))にて生成された受信データが制御回路10に入力されるようになっている。
メモリ12は、ROM、RAM、不揮発性メモリなどの公知の記憶媒体によって構成されており、コントローラ5で扱われる各種情報を記憶している。例えば、ROMには上述の制御プログラムなどが記憶されており、RAMや不揮発性メモリなどには通行者の進入履歴情報などが記憶可能とされている。
また、通信部11は、例えば公知のLANインターフェースなどによって構成されており、コントローラ5と外部装置(外部管理装置50)との間で無線通信或いは有線通信を行うためのインターフェースとして機能している。
操作パネル8は、例えば出入口3付近において部屋2の外側に配置され、部屋外からの操作が可能となるように配置されている。この操作パネル8には、無線通信部21、アンテナ22、スピーカ13、表示部14、操作ボタン15などが設けられており、例えば図4のような外観をなしている。
無線通信部21は、図3(A)に示すように、送信回路21a、受信回路21bなどを備えている。送信回路21aは、例えば、キャリア発振器、符号化部、変調部、増幅器、などによって構成されている。キャリア発振器は、所定周波数のキャリア(搬送波)を出力しており、符号化部は、制御回路10に接続され、制御回路10より出力される送信データを符号化して変調部に出力している。変調部は、キャリア発振器からのキャリア(搬送波)及び符号化部からの送信データが入力されるものであり、キャリア発振器より出力されるキャリア(搬送波)に対し、通信対象へのコマンド送信時に符号化部より出力される符号化された送信符号(変調信号)によってASK(Amplitude Shift Keying)変調された被変調信号を生成し、増幅器に出力している。また、増幅器は、入力信号(変調部によって変調された被変調信号)を設定された増幅率で増幅しており、その増幅信号が送信信号としてアンテナ22に出力されるようになっている。
また、アンテナ22には、受信回路21bの入力端子が接続されており、アンテナ22によって受信された電波信号(受信信号)は、受信回路21bに入力されるようになっている。受信回路21bは、例えば、増幅器、復調部、二値化処理部、複号化部などによって構成されており、アンテナ22によって受信された受信信号を増幅器によって増幅し、その増幅信号を復調部によって復調している。更に、その復調された信号波形を二値化処理部によって二値化すると共に、復号化部にて復号化し、その復号化された信号を受信データとして制御回路10に出力している。また、アンテナ22は、例えば図4のように操作パネル8の前面部付近に配置され、操作パネル8付近に翳されたICカード40との間で電波を送受信するように構成されている。
なお、本実施形態では、制御回路10、アンテナ22、無線通信部21が「無線リーダ」として機能しており、固有ID(固有情報)を記録したICカード40(記録媒体)と無線通信可能に構成され、少なくとも固有IDを読み取るように機能している。また、上記説明では、無線通信部21とコントローラ5とが別々の位置に設けられた構成を例示したが、コントローラ5内に無線通信部21が設けられていてもよい。
アンテナ22を介して上記無線通信部21と無線通信を行うICカード40は、例えば図3(B)のように構成されている。このICカード40は、ハードウェア的には公知の非接触通信媒体として構成され、例えばRFIDタグとして機能するICチップを内蔵しており、具体的には、図3(B)に示すように、アンテナ41,電源回路42,復調回路43,制御回路44,メモリ45,変調回路46,負荷変調回路47、コンデンサ48などを備えている。このICカード40は、無線通信部21及びアンテナ22より送信された搬送波をアンテナ41を介して受信すると、電源回路42において搬送波を整流して動作用電源を生成し、マイクロコンピュータで構成される制御回路44及びその他の構成要素に供給している。
また、ICカード40では、搬送波に重畳されているアンテナ22からの送信データが復調回路43によって復調され、制御回路44に出力されるようになっている。制御回路44は、動作用電源が供給されて起動すると、リーダ側からの送信データ(アンテナ22からの送信データ)を受けてメモリ45に記憶されているデータを読み出している。変調回路46は、受信した搬送波を分周した副搬送波を制御回路44が出力する応答データによって変調している。更に、アンテナ41には、負荷変調回路47を構成する抵抗及びスイッチの直列回路が並列に接続されており、変調回路46より出力される副搬送波の被変調信号により負荷変調回路47のスイッチがオンオフされることで搬送波が負荷変調され、応答(レスポンス)が返信されるようになっている。
なお、ICカード40は、「記録媒体」の一例に相当し、例えば当該ICカード40を使用する使用者に割り当てられた固有ID(固有情報)がメモリ45に記録された構成をなしている。また、図3(A)(B)では、図2に示す無線通信部21及びICカード40の一例を挙げたが、電波を媒介として無線通信が可能な他の構成を用いてもよい。
スピーカ13は、公知のスピーカとして構成されており、例えば図4のように操作パネル8の前面部付近に配置されている。このスピーカ13は、制御回路10の制御によって各種音声を出力するように構成されている。また、表示部14は、例えば公知の液晶表示器などとして構成されており、制御回路10の制御によって各種情報を表示するように構成されている。また、操作ボタン15は、少なくとも非常時に使用可能な「非常用ボタン」として機能するものであり、外部からの押圧操作を受けたときに制御回路10に対して押圧信号を与えるように構成されている。
人感センサ6は、図1、図2に示すように部屋2内の人の存在を検出するセンサとして機能するものであり、例えば、赤外線センサ、超音波センサ、可視光センサなどによって構成されている。この人感センサ6は、部屋2内全体或いは部屋2内の所定領域に人が存在するときにその人の存在を検出し、所定の検出信号を出力するように構成されている。なお、人感センサ6は、上述の制御回路10に接続されており、人感センサ6から出力される検出信号は制御回路10に入力されるようになっている。
外部管理装置50は、CPU、記憶手段(ROM、RAM、HDD等)、入力手段(マウス、キーボード等)などを備えた情報処理装置(例えば公知のパーソナルコンピュータ)として構成されている。この外部管理装置50は、例えば入退口3から離れた場所(管理棟や管理会社など)において、コントローラ5と通信可能に設けられており、コントローラ5からの各種情報(例えば、通行履歴、認証履歴、後述する通知等)を取得し、蓄積し得るように構成されている。
(通常時の入退口管理)
このように構成される通行管理システム1は、後述する緊急時の解錠(具体的には図5のS18以降の処理)が行われていない期間を、「通常モード」としており、「通常モード」期間中は、図5の処理がなされている期間を除き、以下の認証処理が行われるようになっている。
この通常モードでは、例えば、操作パネル8のアンテナ22付近にICカード40が翳されたときに、無線リーダとして機能する制御回路10及び無線通信部21により、アンテナ22を介してICカード40と非接触通信を行い、ICカード40に記録された固有IDを読み取っている。
一方、コントローラ5のメモリ12には、認証に用いる登録情報が記憶されており、制御回路10は、ICカード40から読み取った固有IDをこの登録情報と比較することで、認証を行っている。具体的には、メモリ12の「登録情報」として、例えば通行を許容すべき許容IDが予め複数登録されており、上記無線リーダとして機能する部分によって読み取られたICカード40の固有IDがこれら許容IDのいずれかに該当する場合に、認証成功と判断するようにしている。そして、制御回路10は、認証成功と判断した場合に電気錠7に対して所定時間継続して解錠信号を出力しており、電気錠7はこの解錠信号を受けて解錠動作を行っている。
なお、本実施形態では、メモリ12が「記憶手段」の一例に相当し、認証に用いる「登録情報」を記憶するように機能する。また、制御回路10が「認証手段」の一例に相当し、「無線リーダ」として機能する部分によって読み取られた固有ID(固有情報)と、メモリ12(記憶手段)に記憶された登録情報とに基づいて認証を行うように機能している。また、制御回路10は、「解錠制御手段」の一例に相当し、上記「認証手段」による認証が成功した場合に電気錠7を解錠するように機能している。
なお、ここではメモリ12に登録情報を記録する例を示したが、登録情報はコントローラ5と通信可能な外部装置に設けられていてもよく、この場合、認証時には例えば読み取った固有IDを外部装置に送信し、その固有IDが登録された許容IDであるか否かを外部装置側で判断することができる。そして、制御回路10はその判断結果を外部装置から取得することで、ICカード40が許容されるICカードか否か(認証成功か否か)を判断することができる。
(緊急時の入退口管理)
次に、通行管理システム1で行われる緊急時処理について説明する。
なお、図5は、第1実施形態に係る通行管理システム1で行われる緊急時処理の流れを例示するフローチャートである。図5に示す緊急時処理は、例えば、所定の警戒セットボタン(本実施形態では操作ボタン15)が押されたときに開始され、まず、この警戒セットボタン(操作ボタン15)が所定時間(例えば10秒)継続して押されたか否かを判断する(S1)。警戒セットボタン(操作ボタン15)が10秒以上継続して押された場合には、S1にてNoに進む。なお、警戒セットボタン(操作ボタン15)が10秒以上継続して押されなかった場合には、S1にてNoに進み、10秒以上継続して押されるまで待機を行う。なお、警戒セットボタン(操作ボタン15)の押圧が10秒未満で解除され、その後一定期間経過した場合には図5の緊急時処理を終了するようにしてもよい。
なお、本実施形態では、S1の処理を実行する制御回路10及び操作ボタン15が「指示入力受付手段」の一例に相当し、部屋2(管理区域)の外側からの指示入力を受け付けるように機能する。
S1にてNoに進む場合には、人感センサ6(図1等)による検出がなされているか否かを判断する(S2)。人感センサ6によって部屋2内の人が検出されている場合には、S2にてYesに進み、所定の「他の処理」を行う。この「他の処理」としては、例えば部屋2内に設けられた部屋内通知手段によって通知を行うといった方法(例えば部屋2内に設けられたスピーカによってチャイムを鳴らすといった方法等)が挙げられる。このようにすれば、部屋2内に残っている人は緊急時操作があったことを察知することができ、部屋2内の人が適切な対応(部屋内から扉をあけるといった方法など)を取りやすくなる。
なお、本実施形態では、人感センサ6が「検出手段」の一例に相当し、部屋2(管理区域)において人の存在を検出するように機能する。
一方、人感センサ6によって部屋2内の人が検出されていない場合には、S2にてNoに進み、所定の鳴動処理を行う(S3)。S3では、例えば、スピーカ13から「緊急モードに移行しました。ただ今から、あなたを認証します」といった音声を発する。
S3の後には、所定の初期化処理を行う(S4)。このS4では、以降の処理で使用する変数K、Nについて、K=1、N=0と初期化している。そして、S4の後には、操作者(認証中の人)に対し、当該操作者に割り当てられた識別情報のK桁目の番号がNであるか否かを問い合わせる処理を行う(S5)。本実施形態では、操作者に割り当てられた識別情報として、当該操作者が所持すべきICカード40の固有IDを用いており、ここでは、「識別情報」「固有ID」の一例として、「従業員番号」を用いている。
S5では具体的には例えば、「あなたの従業員番号のK桁目は、Nですか。その通りの場合には警戒セットボタンを押して下さい」といった音声データを発する。なお、K、NはS5の処理実行時の値であり、S5の処理実行時にK=1、N=0の場合には、「あなたの従業員番号の1桁目は、0ですか。その通りの場合には警戒セットボタンを押して下さい」と問い合わせることになる。
S5の後には、警戒セットボタン(操作ボタン15)が押されたか否かを判断する(S6)。そして、S6にて警戒セットボタン(操作ボタン15)が押されていないと判断された場合には、S6にてNoに進み、その非押圧期間が所定時間(ここでは2秒)経過した場合には、S7にてYesに進む。S7にてYesに進む場合には、Nの値をインクリメントする処理を行い(S8)、S8で設定された新たなNが閾値(ここでは9)を超えているか否かを判断し(S9)、超えていない場合にはS9にてNoに進んでS5以降の処理を繰り返す。
一方、S6にて警戒セットボタン(操作ボタン15)が押されたと判断された場合には、S6にてYesに進み、操作者(認証中の人)の識別情報(ここでは従業員番号)のK桁目がNであることをコントローラ5のメモリ12に記憶する(S10)。そして、Nの値を再び初期化(N=0に設定)し(S11)、Kの値をインクリメントする(S12)。更に、S12で設定された新たな桁数Kが閾値(ここでは5)を超えているか否かを判断し(S13)、超えていない場合には、S13にてNoに進み、S12で設定された新たな桁数KについてS5以降の処理を繰り返す。
また、S9の判断処理において、S8で設定された新たなNが閾値(ここでは9)を超えていると判断される場合には、S9にてYesに進み、S10の処理を行う。この例では、ある特定の桁数においてNが0から9まで行われても、警戒セットボタンが押されなかった場合には強制的にN=0と設定している。
S13の判断処理において、Kが閾値(ここでは5)を超えていると判断される場合には、S13にてYesに進む。このようにS13にてYesに進むときには、S5〜S13で繰り返される一連の入力処理(識別情報の記録処理)が終了し、複数回繰り返されたS10の処理によって識別情報が確定することになる。なお、本実施形態では、S5〜S13の処理を実行する制御回路10及び操作ボタン15が「識別情報入力手段」の一例に相当し、指示入力受付手段によって指示入力が受け付けられた場合に、固有情報に対応する識別情報(図5の例では固有IDと同じ識別情報)の入力を受け付けるように機能する。
S13にてYesに進む場合には、繰り返されたS10の処理(処理1)で記録された識別情報(ここでは従業員番号)が入室許可者として登録されているか否かを判断する。本実施形態では、例えば、コントローラ5のメモリ12において、緊急処理で入室可能とする許可従業員番号が記憶されており、S14では、繰り返されたS10の処理(処理1)で記録された識別情報がいずれかの許可従業員番号に該当するか否かを判断する。繰り返されたS10の処理(処理1)で記録された識別情報(従業員番号)がメモリ12に記憶されている許可従業員番号のいずれにも該当しない場合にはS14にてNoに進み、所定のエラー報知処理を行う(S15)。このS15の処理では、例えばスピーカ13によって「あなたは入室許可者として登録されていません」といった音声を発する。そして、当該緊急時処理を終了する。
一方、一連のS10の処理で記録された識別情報(従業員番号)がメモリ12に記憶されている許可従業員番号に該当する場合、S14にてYesに進み、緊急解錠に伴う説明情報を出力する処理を行う(S16)。このS16の処理では、例えば、スピーカ13によって「あなたの従業員番号は、12345ですね。これから緊急解錠を行います。解錠を行った後、15秒以内にあなたのICカードをカードリーダにタッチさせて下さい。もしICカードのタッチがなされない場合は、”不正侵入者あり”と異常の警告と発報を行い、警備会社に通知しますので注意して下さい。OKの場合は、警戒セットボタンを押して下さい」といった説明音声を発する。この説明音声では、「緊急解錠後の制限時間」と、「緊急解錠後の正規対処方法」と、「正規対処がなされなかった場合の措置」と、「緊急解錠に移行するための開始操作方法」とを伝えており、これによりユーザは緊急解錠に伴う必要情報を把握することができるようになる。
S16の後には警戒セットボタン(操作ボタン15)が押されたか否かを判断し(S17)、押された場合にはS17にてYesに進んで電気錠7を解錠させる処理を行い(S18)、タイマによるカウント(時間計測)を開始する(S19)。一方、S16の後、一定期間を経過しても警戒セットボタン(操作ボタン15)が押されない場合には、S17にてNoに進み、図5に示す当該緊急処理時処理を終了する。
なお、本実施形態では、S17でYesに進んでから図5の緊急時処理が終了するまでの間が「緊急モード」に相当している。そして、S17〜S24の処理を実行する制御回路10が「モード切替手段」の一例に相当し、指示入力受付手段によって指示入力が受け付けられたことを条件として、所定の通常モード(S17〜S24の処理が行われていないモード)から緊急モードに切り替えるように機能している。また、S18の処理を行う制御回路10は、「解錠制御手段」の一例に相当し、モード切替手段によって緊急モードに切り替えられた場合に所定の終了条件が成立するまで電気錠を解錠するように機能する。なお、「所定の終了条件」とは例えば、「電気錠7が解錠されてから所定時間(図5では15秒)経過した場合」などが挙げられ、本実施形態では、モード切替手段によって緊急モードに切り替えられた場合に、電気錠7の解錠を所定時間継続し、上記終了条件(解錠から所定時間経過)の成立に応じて電気錠7の施錠制御を行っている。また、S20でYesに進む場合(即ち正規媒体が認証された場合)を「所定の終了条件」としてもよく、S20でYesに進んだ直後に電気錠7の施錠制御を行ってもよい。
S19の後には、S10で記録された識別情報(従業員番号)に対応するICカード40が上記無線リーダによって読み取られたか否かを判断する(S20)。図5の例では、各ICカード40の固有IDとしてICカード40所持者の従業員番号が用いられているため、S20では、S10で取得された識別情報(従業員番号)が固有IDとして記録されたICカード40が読み取られたか否かを判断する。
S20の判断処理は、S10で取得された識別情報(従業員番号)を固有IDとして記録したICカード40が上述の無線リーダによって読み取られるまで(即ち、S20でYesになるまで)、又はS19で起動されたタイマのカウントが所定時間(ここでは15秒)経過するまで(即ち、S21でYesになるまで)、所定の短時間毎に繰り返される。そして、S19で起動されたタイマが所定時間経過する前に、S10で取得された識別情報(従業員番号)を固有IDとして記録したICカード40が上述の無線リーダによって読み取られた場合には、S20にてYesに進み、緊急解錠が行われたことを示す情報をコントローラ5のメモリ12に記録し(S22)、当該緊急時処理を終了する。
なお、S20の処理を行う制御回路10は、「判断手段」の一例に相当し、モード切替手段によって緊急モードに切り替えられているときに無線リーダによってICカード40(記録媒体)が読み取られた場合に、当該ICカード40の記録内容と識別情報入力手段によって受け付けられた識別情報とに基づいて当該ICカード40が正規媒体か否かを判断するように機能している。
一方、S10で取得された識別情報(従業員番号)を固有IDとして記録したICカード40が上述の無線リーダによって読み取られる前に、S19で起動されたタイマが所定時間(ここでは15秒)経過した場合、S21にてYesに進み、S23、S24のエラー処理を行う。S23では、操作パネル8において緊急報知処理を行っており、例えばスピーカ13にて「不正侵入者あり」との鳴動を行っている。また、S24では、コントローラ5に接続された外部管理装置に対してエラー情報の通知を行っている。例えば、外部管理装置50が警備会社に設けられるようなシステム構成の場合、この警備会社の外部管理装置50に対して通報を行い、警備会社に対して不正侵入があったことを知らせる。
なお、S23、S24の処理を行う制御回路10は、「エラー制御手段」の一例に相当し、判断手段によって正規媒体と判断されない場合に所定のエラー処理を行うように機能している。具体的には、S24において、当該制御回路10と通信可能な外部管理装置50にエラー情報の通知を行っている。また、所定のエラー処理として、例えばS21とS23の間に電気錠7を施錠する制御処理を設けるようにしてもよい。
(第1実施形態の主な効果)
本実施形態に係る通行管理システム1は、部屋2(管理区域)の外側からの指示入力を受け付ける指示入力受付手段と、指示入力受付手段によって指示入力が受け付けられた場合に、固有情報に対応する識別情報の入力を受け付ける識別情報入力手段と、指示入力受付手段によって指示入力が受け付けられたことを条件として、所定の通常モードから緊急モードに切り替えるモード切替手段とが設けられ、解錠制御手段は、モード切替手段によって緊急モードに切り替えられた場合に所定の終了条件が成立するまで電気錠3を解錠している。このようにすると、部屋2(管理区域)内にICカード40(記録媒体)を置き忘れた場合であっても、指示入力受付手段に対する指示入力によって、緊急モードに切り替えることができ、所定の終了条件が成立するまで一時的に電気錠7を解錠することができる。従って、置き忘れたICカード40を取るために部屋2内に入ることができる。
更に、モード切替手段によって緊急モードに切り替えられているときに無線リーダによってICカード40が読み取られた場合に、当該ICカード40の記録内容と識別情報入力手段によって受け付けられた識別情報とに基づいて当該ICカード40が正規媒体か否かを判断する判断手段と、判断手段によって正規媒体と判断されない場合に所定のエラー処理を行うエラー制御手段と設けられている。
これにより、一時的な解錠後に正規の記録媒体の所持を判断することができる。従って、正規の記録媒体の置き忘れに対する対策を可能としつつ、その一方で、正規の記録媒体を所持しない者が部屋内に不正に進入することを効果的に防ぐことができる。
また、本実施形態では、モード切替手段によって緊急モードに切り替えられた場合に、解錠制御手段により電気錠7の解錠を所定時間継続し、その後に電気錠7を施錠状態としている。このようにすると、電気錠7が所定時間以上継続して解錠状態となることを防ぐことができ、置き忘れに対する対策時間を担保しつつ、必要以上に解錠が継続することを防止して不正侵入を効果的に防ぐことができる。
更に本実施形態では、部屋2(管理区域)において人の存在を検出する人感センサ6(検出手段)が設けられており、モード切替手段は、人感センサ6により部屋2内で人の存在が検出されない場合に緊急モードに切り替えている。このようにすると、部屋2内に人が存在しないときに限って緊急モードへ移行できるようになり、他の対応が容易な場合には緊急措置を制限できる。
また、本実施形態では、エラー制御手段と通信可能な外部管理装置50にエラー情報の通知を行う通知手段が設けられている。このようにすると、入退口3から離れた外部管理装50に対してエラーが生じた旨を通知することができ、不正侵入等に対してより適切な対応を取りやすくなる。
また、本実施形態では、判断手段によってICカード40が正規媒体と判断されない場合に電気錠7を施錠状態とするように構成されている。このようにすると、正規媒体が読み取られない場合に迅速に入退口3を閉鎖することができ、それ以降の部屋2への侵入を効果的に防止することができる。
[他の実施形態]
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
上記実施形態では、部屋2を管理区域とする例を示したが、これに限られるものではなく、例えば建物全体を「管理区域」とし、この建物の出入口を「入退口」としてもよい。或いは所定の敷地(個人宅、企業や官公庁の敷地等)を「管理区域」とし、この敷地への出入口(例えば通用門など)を入退口としてもよい。
なお、上記実施形態では、単一の操作ボタン15によって識別情報を入力する例を示したが、操作パネル8に複数の操作ボタン(テンキーなど)を設けてもよい。例えば、操作パネル8にテンキーを配置した場合、図5のS4〜S13の処理に代えて、テンキー等による識別情報の受付処理を行うようにすればよい。
上記実施形態では、識別情報としてICカード40に記録された固有ID(具体的には従業員番号)を入力させる例を示したが、識別情報として固有IDに対応する情報(例えば固有IDが割り当てられたICカード40を所有する者の氏名など)を入力させるようにしてもよい。
1…通行管理システム
2…部屋(管理区域)
3…出入口(入退口)
6…人感センサ(検出手段)
7…電気錠
10…制御回路(無線リーダ、認証手段、解錠制御手段、指示入力受付手段、識別情報入力手段、モード切替手段、判断手段、エラー制御手段、報知手段、通知手段)
12…メモリ(記憶手段)
13…スピーカ(報知手段)
15…操作ボタン(指示入力受付手段、識別情報入力手段)
21…無線通信部(無線リーダ)
22…アンテナ(無線リーダ)
50…外部管理装置

Claims (5)

  1. 固有情報を記録した記録媒体と無線通信可能に構成され、少なくとも前記固有情報を読み取る無線リーダと、
    管理区域の入退口に設けられた扉を施錠又は解錠する電気錠と、
    認証に用いる登録情報を記憶する記憶手段と、
    前記無線リーダによって読み取られた前記固有情報と、前記記憶手段に記憶された前記登録情報とに基づいて認証を行う認証手段と、
    前記認証手段による認証が成功した場合に前記電気錠を解錠する解錠制御手段と、
    を備えた通行管理システムであって、
    前記管理区域の外側からの指示入力を受け付ける指示入力受付手段と、
    前記指示入力受付手段によって前記指示入力が受け付けられた場合に、前記固有情報に対応する識別情報の入力を受け付ける識別情報入力手段と、
    前記指示入力受付手段によって前記指示入力が受け付けられたことを条件として、所定の通常モードから緊急モードに切り替えるモード切替手段と、
    を備え、
    前記解錠制御手段は、前記モード切替手段によって前記緊急モードに切り替えられた場合に所定の終了条件が成立するまで前記電気錠を解錠するように構成されており、
    更に、前記モード切替手段によって前記緊急モードに切り替えられているときに前記無線リーダによって前記記録媒体が読み取られた場合に、当該記録媒体の記録内容と前記識別情報入力手段によって受け付けられた前記識別情報とに基づいて当該記録媒体が正規媒体か否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段によって前記正規媒体と判断されない場合に所定のエラー処理を行うエラー制御手段と、
    が設けられていることを特徴とする通行管理システム。
  2. 前記解錠制御手段は、前記モード切替手段によって前記緊急モードに切り替えられた場合に、前記電気錠の解錠を所定時間継続し、その後に前記電気錠を施錠状態とすることを特徴とする請求項1に記載の通行管理システム。
  3. 前記管理区域において人の存在を検出する検出手段を備え、
    前記モード切替手段は、前記検出手段により前記管理区域内で人の存在が検出されない場合に前記緊急モードに切り替えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の通行管理システム。
  4. 前記エラー制御手段は、当該エラー制御手段と通信可能な外部管理装置にエラー情報の通知を行う通知手段を備えたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の通行管理システム。
  5. 前記エラー制御手段は、前記解錠制御手段を有してなり、前記判断手段によって前記記録媒体が前記正規媒体と判断されない場合に前記電気錠を施錠状態とすることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の通行管理システム。
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