JP2011185542A - 空調制御装置及び空調制御装置の人位置検出方法 - Google Patents

空調制御装置及び空調制御装置の人位置検出方法 Download PDF

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Abstract

【課題】より少ない数の温度センサを用いて、人の位置の検出精度を向上させることができる空調制御装置を提供する。
【解決手段】制御部は、赤外線センサ3(1〜8)の内で、何れか4つ以上の赤外線センサ3の検出温度がそれぞれの定常温度から誤差範囲を超えて上昇したことを検出すると、それらの赤外線センサ3をピーク検出対象センサ群として選択する。ピーク検出対象センサ群の配列上で、当該配列の両端に位置する赤外線センサ3と夫々の1つ内側に位置する赤外線センサ3との2組について、夫々の検出温度が2つの赤外線センサ3の間隔に対して示す傾きを計算すると、計算された2つの温度変化の傾きに従う温度変化直線を延長し、それらの直線が前記配列上で交差した位置を人の位置として検出する。
【選択図】図1

Description

本発明は、室内に配置された複数の温度センサによって検出される温度に応じて人の位置を検出し、その人の位置に基づいて空調機器の制御を行う空調制御装置及び空調制御装置の人位置検出方法に関する。
近年、空調機器の制御においては、より高い快適性を付与することが要求されており、室内で人がいる位置をセンサによって検出し、その人がいる位置に向けて温風や冷風を送付することが行われている。斯様な制御を行うためには、室内の人の位置を高精度に検出する必要がある。例えば特許文献1には、複数のサーモパイル素子がマトリクス状に配置されてなるサーモパイルユニットを用いて、それらの素子領域において検出される室内の温度分布から、室内の人の位置を認識する技術が開示されている。
特開2001−304655号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、人の位置の検出精度を向上させるには、より多くのサーモパイル素子を用いてそれらを2次元状に配列する必要があり、コストの増大を招くことになる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、より少ない数の温度センサを用いて、人の位置の検出精度を向上させることができる空調制御装置,及び空調制御装置の人位置検出方法を提供することにある。
請求項1記載の空調制御装置によれば、検出対象選択手段は、複数の温度センサの内で、何れか4つ以上の温度センサの検出温度がそれぞれの定常温度から誤差範囲を超えて上昇したことを検出すると、それらの温度センサをピーク検出対象センサ群として選択する。そして、傾き計算手段が、ピーク検出対象センサ群の配列上で、当該配列の両端に位置する温度センサとそれぞれの1つ内側に位置する温度センサとの2組について、それぞれの検出温度が2つの温度センサの間隔に対して示す傾きを計算すると、人位置検出手段は、計算された2つの温度変化の傾きに従う温度変化直線を延長して、それらの直線が前記配列上で交差した位置を人の位置として検出する。
すなわち、人が入室したことで3つの温度センサの検出温度がそれぞれの定常温度から誤差範囲を超えて上昇した場合は、検出温度のピークは中央に位置する温度センサとなるので、その温度センサの位置を人の位置として検出できる。そして、同様のケースで4つ以上の温度センサの検出温度が上昇した場合は、何れか2つの温度センサの間に人が位置していると推定される。
そこで、本発明では、検出対象選択手段により選択されたピーク検出対象センサ群について、当該センサ群の両端に位置する各2つの温度センサの検出温度から傾き計算手段が2つの温度変化直線の傾きを計算し、人位置検出手段が2つの直線を延長した交点を人の位置として検出するようにした。これにより、使用する温度センサ数を増やしてそれらの配置間隔を狭めずとも、2つの温度センサの間を演算により補間して室内における人の位置を精度良く検出することが可能となり、コストの上昇を抑制できる。
請求項2記載の空調制御装置によれば、傾き計算手段は、ピーク検出対象センサ群に属する温度センサが2つである場合は、それら2つの温度センサのそれぞれ1つ外側に位置する(つまり、ピーク検出対象センサ群に属さない)温度センサを選択し、それら2組について温度変化の傾きを計算する。すなわち、上記の場合もやはり2つの温度センサの間に人が位置していると推定されるので、このケースでは例外的に、ピーク検出対象センサ群の両端からそれぞれ1つ外側に位置する温度センサを選択して2つの温度変化直線の傾きを計算する。これにより、人位置検出手段は、請求項1と同様にして室内における人の位置を精度良く検出できる。
請求項3記載の空調制御装置によれば、ピーク検出対象センサ群に属する温度センサが2つである場合で、且つそれら2つの温度センサの何れか一方に1つ外側に位置する温度センサが存在しない場合、傾き計算手段は温度変化の傾きを計算せず、人位置検出手段は、2つの温度センサのうち検出温度が高い方のセンサ位置を人の位置として検出する。すなわち、複数の温度センサが温度を監視している空間の両端側に人が位置していると、ピーク検出対象センサ群に属する2つの温度センサの何れか一方には、1つ外側に位置する温度センサが存在しない場合が発生し得る。そのようなケースについては、検出温度が高い方のセンサ位置を人の位置として検出すれば良い。
一実施例であり、センサユニットが配置された室内の状態を示す図 空調システムのブロック図 人位置検出処理を示すフローチャート 人の位置に応じて各エレメントについて検出される温度変化パターンを示す図(その1) 図4相当図(その2) 図4相当図(その3)
以下、一実施例について図面を参照して説明する。図2は、空調システムのブロック図であり、図1は室内における温度センサの配置状態を示すものである。空調システム1において、制御部(空調制御装置)2には、センサユニット3、空調機(エアコンディショナ)4、外気温センサ5が接続されている。制御部2は、例えばマイクロコンピュータにより構成され、空調機4に内蔵されて空調機4の制御を行うものでも良いし、或いは空調機4の外部に存在して、後述する人検知処理を行った結果だけを空調機4に出力するものでも良い。
センサユニット3は、図1に示すように、室内の一つの壁面において、水平方向に列状に並べて配置される8つの赤外線センサ(温度センサ)3(1)〜3(8)で構成されている。これらの赤外線センサ3(1)〜3(8)は、室内において人が存在する場合に、人体が発生する赤外線を検出するため、床面からの高さ数10cm程度の位置(例えば40cm)に等間隔で配置されている。すなわち、センサユニット3は、人の位置を検出するために配置されるものであるから、例えば床面からの高さが2mを超えるような位置に配置することは想定していない。そして、各赤外線センサ3(1)〜3(8)が検出したセンサ信号は、制御部2に与えられる。
外気温センサ5は、外気の温度を検出し、制御部2にセンサ信号を与える。空調機4は、図示しない室外機との間で熱交換を行い、温風又は冷風を室内に送風したり、除湿を行うようにする。その場合、制御部2が人の位置を検出した結果出力する検出信号に応じて、送風方向を制御する。また、暖房/冷房の切り替えは、外気温センサ5が検出した外気温度に基づいて行う。
次に、本実施例の作用について図3ないし図6も参照して説明する。図3は、制御部2が行う人位置検出処理を示すフローチャートである。そして、図4ないし図6は、各赤外線センサ3(1)〜3(8)が検出する温度変化に応じて、人の位置が検出される様々なパターンを示している。
図3(a)に示すように、各赤外線センサ3(1)〜3(8)がそれぞれ検出対象とする空間領域を、夫々エレメント(1)〜(8)と称す(図4(a)参照)。制御部2は、先ず各エレメント(1)〜(8)の温度をサンプリングすると(ステップS1)、各サンプリング結果について、今回サンプリングした温度と、定常温度との差が誤差範囲を超えたか否かを判断する(ステップS2)。そして、誤差範囲を超えていなければ(NO)ステップS1に戻り温度のサンプリングを継続する。尚、温度のサンプリング間隔は例えば1秒程度とする。
ステップS2における「定常温度」とは、制御部2が各エレメント(1)〜(8)のそれぞれについて、例えば過去の10分間に亘ってサンプリングした温度(例えば、今回のサンプリング温度がT(n)であるとすると、T(n−1)〜T(n−x)に亘る温度)の移動平均値として計算している温度である(図4(b)参照)。
そして、ステップS2において、今回サンプリングした温度が、定常温度から誤差範囲として設定した温度(例えば0.1度)を超えて上昇したエレメントが1つ以上あれば「YES」と判断して、そのエレメントを「ピーク検出対象エレメント(2つ以上の場合はピーク検出対象センサ群に相当)」として確定する(ステップS3;検出対象選択手段)。すなわち、室内に人が入ると、赤外線センサ3により検出される温度が急上昇するため、ステップS2で「YES」と判断した場合は、人が入室したものと推定できる。また、図4ないし図6では、誤差範囲を超えて上昇したエレメント;赤外線センサ3の温度を「異常値」と称している。
続くステップS4〜S6では、ピーク検出対象エレメントの点数を判断する。ピーク検出対象エレメントの点数が1点であれば(ステップS4:YES)、そのエレメントの位置を人の位置として決定する(ステップS13)。ここでのエレメントの位置は、エレメントの中心であり、当該エレメントに対応する赤外線センサ3の位置に相当する。そして、「人の位置」は、赤外線センサ3(1)〜3(8)の配列に沿う、図1に示す部屋正面の左右方向における直線上の位置である。また、ピーク検出対象エレメントの点数が2点であれば(ステップS5:YES)、更にその2点がエレメント(1,2)か、又はエレメント(7,8)か否かを判断する(ステップS14)。ここで、2点がこれらの組み合わせの何れかであれば(YES)、その組み合わせの2点のうち、検出温度が高い方のエレメントの位置を人の位置として決定する(ステップS11)。また、ピーク検出対象エレメントの点数が3点であれば(ステップS6:YES)、それら3点のうち、中央にあるエレメントの位置を人の位置として決定する(ステップS10)。
ここで、図4乃至図6を参照する。図4(b)は、上述したように、各エレメント(1)〜(8)の温度が定常温度にある状態を示している。尚、図中左が北側,図中右が南側であることから、太陽光の影響によりエレメント(1)側の温度が若干低めに、エレメント(8)側の温度が若干高めになっている。
図4(c)はピーク検出対象エレメントの点数が1点の場合(ステップS13)を示している。また、図5(a)はピーク検出対象エレメントが(1,2)の2点である場合,図5(b)はピーク検出対象エレメントが(7,8)の2点である場合(ステップS11)あり、人が室内の端の方に位置している状態に対応する。図6(a)はピーク検出対象エレメントの点数が3点の場合(ステップS10)に対応する。これらのように、人がエレメント(1)〜(8)のどの辺りに位置しているかによって、ピーク検出対象エレメントの点数が変化する。
そして、図4(c),図5(a)(b),図6(a)に示すように、ピーク検出対象エレメントが1点〜3点の場合について人の位置を決定する手法だけに限定すると、これらは従来より行われているものであり、本願発明の特徴的な部分には該当しない。
再び図3を参照する。ピーク検出対象エレメントの点数が4点以上となった場合は、ステップS6で「NO」と判断してステップS7に移行する。この場合にステップS7及びS8で行う処理を図6(b),(c)に示しており、(b)は4点の場合、(c)は5点の場合である。図6(b)に示すように、上記4点がエレメント(4)〜(7)(図中のE4〜E7)であったとする。この時、これら4点のうち、両端にあるE4,E7と夫々の1つ内側にあるE5,E6との組について、ステップS1でサンプリングした温度の変化傾きA,Bを計算する(ステップS7;傾き計算手段)。すなわち、E4,E5間の温度変化傾きがAとなり、E7,E6間の温度変化傾きがBとなる。
そして、夫々の傾きを有する直線(温度変化直線)LA,LBを延長した場合に、E5,E6間でそれらが交差する点Cを計算する(ステップS8)。そして、計算した交点Cを、エレメント(1)〜(8),若しくは赤外線センサ3(1)〜3(8)が並ぶ軸上に下ろした位置を人の位置として決定する(ステップS9;人位置検出手段)。
すなわち、図6(a)に示すピーク検出対象エレメントの点数が3点(E5,E6,E7)の場合は、それらの中央となるエレメントE6について赤外線センサ3が検出した温度が最も上昇するため、人の位置は容易に決定できるが、ピーク検出対象エレメントの点数が4点の場合は、中央よりの2つのエレメントE5,E6の間に検出温度のピークがあることが予想される。そこで、ステップS7〜S9のように、エレメントE4及びE5,E7及びE6の各組について温度変化の傾きを求め、温度変化直線LA,LBを延長した交点Cに基づき人の位置を決定すれば、エレメントE5,E6の間を補間して決定することができる。
図6(c)に示す5点の場合も同様に決定できる。ピーク検出対象エレメントがE3〜E7であれば、両端にあるE3,E7と夫々の1つ内側にあるE4,E6との組について、ステップS1でサンプリングした温度の変化傾きA,Bを計算し、夫々の傾きを有する温度変化直線LA,LBを延長した場合に、E4,E6間でそれらが交差する点Cを軸上で計算し、その軸上の交点Cの位置を人の位置とする。
また、図5(c)は、ピーク検出対象エレメントが2点であり、ステップS14で「NO」と判断するケースである。この場合、上記2点はE6,E7となっているが、夫々の1つ外側に位置するエレメントE5,E8を選択し、温度の変化傾きA,Bを計算する。すなわち、E5,E6間の温度変化傾きがAとなり、E8,E7間の温度変化傾きがBとなる。
そして、夫々の温度変化直線LA,LBを延長した場合に、E6,E7間でそれらが交差する点Cを計算する(ステップS15;傾き計算手段)。そして、計算した交点Cを軸上に下ろした位置を人の位置として決定する(ステップS12;人位置検出手段)。以上のようにして室内の人の位置が検出されると、その情報が制御部2から空調機4に送信され、空調機4は与えられた情報に基づいて、例えば送風方向を人の位置に向けるように変化させる。
以上のように本実施例によれば、制御部2は、赤外線センサ3(1)〜3(8)の内で、何れか4つ以上の赤外線センサ3の検出温度がそれぞれの定常温度から誤差範囲を超えて上昇したことを検出すると、それらの赤外線センサ3をピーク検出対象センサ群として選択する。そして、ピーク検出対象センサ群の配列上で、当該配列の両端に位置する赤外線センサ3とそれぞれの1つ内側に位置する赤外線センサ3との2組について、それぞれの検出温度が2つの赤外線センサ3の間隔に対して示す傾きを計算すると、計算された2つの温度変化の傾きに従う温度変化直線を延長して、それらの直線が前記配列上で交差した位置を人の位置として検出する。
すなわち、人が入室したことで4つ以上の赤外線センサ3の検出温度が上昇した場合は、何れか2つの赤外線センサ3の間に人が位置していると推定されるので、ピーク検出対象センサ群について、当該センサ群の両端に位置する各2つの赤外線センサ3の検出温度から2つの温度変化直線の傾きを計算し、2つの直線を延長した交点を人の位置として検出すれば、使用する赤外線センサ3の数を増やしてそれらの配置間隔を狭めずとも、2つの赤外線センサの間を補間して、室内における人の位置を精度良く検出することが可能となり、コストの上昇を抑制できる。
また、制御部2は、ピーク検出対象センサ群に属する赤外線センサ3が2つである場合は、それら2つの赤外線センサ3のそれぞれ1つ外側に位置する(つまり、ピーク検出対象センサ群に属さない)赤外線センサ3を選択し、それら2組について温度変化の傾きを計算するので、このケースでは例外的に、ピーク検出対象センサ群の両端からそれぞれ1つ外側に位置する赤外線センサ3を選択して2つの温度変化直線の傾きを計算する。これにより、上記と同様にして室内における人の位置を精度良く検出できる。
更に、制御部2は、ピーク検出対象センサ群に属する赤外線センサ3が2つである場合で、且つそれら2つの赤外線センサ3の何れか一方に1つ外側に位置する赤外線センサ3が存在しない場合は温度変化の傾きを計算せず、2つの赤外線センサ3のうち検出温度が高い方のセンサ位置を人の位置として検出する。すなわち、温度を監視している空間の両端側に人が位置していると、ピーク検出対象センサ群に属する2つの赤外線センサ3の何れか一方には、1つ外側に位置する赤外線センサ3が存在しない場合が発生し得るので、そのようなケースでは、検出温度が高い方の赤外線センサ3の位置を人の位置として検出すれば良い。
尚、上記実施例では、例えば全館空調のように、館内における各室の温度が基本的に冷房時であれば28℃程度,暖房時であればより低い20℃程度といったように、人間の体温よりも十分に低い温度に維持されている状態を前提としている。したがって、例えば外気温度が40℃近くに上昇している場合でも、人が入室した場合の温度上昇を赤外線センサで検出できるようになっている。
本発明は上記し、又は図面に記載した実施例にのみ限定されるものではなく、以下のような変形又は拡張が可能である。
温度センサの数は、7個以下,若しくは9個以上であっても良い。
また、温度センサは赤外線センサに限らない。
温度のサンプリング間隔は1秒に限らず、個別の設計に応じて適宜変更して良い。また、定常温度を求めるための移動平均期間についても同様である。
「誤差範囲」とする温度についても、適宜変更して設定すれば良い。
図面中、2は制御部(空調制御装置,検出対象選択手段,傾き計算手段,人位置検出手段)、3(1)〜3(8)は赤外線センサ(温度センサ)、4は空調機(空調機器)を示す。

Claims (6)

  1. 室内に配置された複数の温度センサによって検出される温度に応じて前記室内における人の位置を検出し、前記人の位置に基づいて空調機器の制御を行う空調制御装置において、
    前記複数の温度センサは、前記室内の空間を列状に分割した夫々の領域について温度を検出するように配置されており、
    前記複数の温度センサによって検出される温度データを所定の測定周期ごとに参照し、各温度センサについて過去の所定時間に亘る範囲の平均として得られるそれぞれの定常温度から、何れか4つ以上の温度センサによる検出温度が誤差範囲を超えて上昇したことを検出すると、それら4つ以上の温度センサをピーク検出対象センサ群として選択する検出対象選択手段と、
    前記ピーク検出対象センサ群の配列上で、当該配列の両端に位置する温度センサと、それぞれの1つ内側に位置する温度センサとの2組について、それぞれの検出温度が2つの温度センサの間隔に対して示す傾きを計算する傾き計算手段と、
    この傾き計算手段により計算された2つの温度変化の傾きに従う温度変化直線を延長して、それらの直線が前記配列上で交差した位置を人の位置として検出する人位置検出手段とを備えることを特徴とする空調制御装置。
  2. 前記傾き計算手段は、前記ピーク検出対象センサ群に属する温度センサが2つである場合は、前記2つの温度センサのそれぞれ1つ外側に位置する温度センサを選択し、それらの2組について前記温度変化の傾きを計算することを特徴とする請求項1記載の空調制御装置。
  3. 前記ピーク検出対象センサ群に属する温度センサが2つである場合で、且つ前記2つの温度センサの何れか一方に1つ外側に位置する温度センサが存在しない場合、
    前記傾き計算手段は、前記温度変化の傾きを計算せず、
    前記人位置検出手段は、前記2つの温度センサのうち、検出温度が高い方のセンサ位置を人の位置として検出することを特徴とする請求項2記載の空調制御装置。
  4. 室内に配置された複数の温度センサによって検出される温度に応じて前記室内における人の位置を検出し、前記人の位置に基づいて空調機器の制御を行う空調制御装置を制御する場合に使用する人位置検出方法において、
    前記複数の温度センサを、前記室内の空間を列状に分割した夫々の領域について温度を検出するように配置し、
    前記複数の温度センサによって検出される温度データを所定の測定周期ごとに参照し、各温度センサについて過去の所定時間に亘る範囲の平均として得られるそれぞれの定常温度から、何れか4つ以上の温度センサによる検出温度が誤差範囲を超えて上昇したことを検出すると、それら4つ以上の温度センサをピーク検出対象センサ群として選択し、
    前記ピーク検出対象センサ群の配列上で、当該配列の両端に位置する温度センサと、それぞれの1つ内側に位置する温度センサとの2組について、それぞれの検出温度が2つの温度センサの間隔に対して示す傾きを計算すると、
    前記計算された2つの温度変化の傾きに従う温度変化直線を延長して、それらの直線が前記配列上で交差した位置を人の位置として検出することを特徴とする空調制御装置の人位置検出方法。
  5. 前記ピーク検出対象センサ群に属する温度センサが2つである場合は、前記2つの温度センサのそれぞれ1つ外側に位置する温度センサを選択し、それらの2組について前記温度変化の傾きを計算することを特徴とする請求項4記載の空調制御装置の人位置検出方法。
  6. 前記ピーク検出対象センサ群に属する温度センサが2つである場合で、且つ前記2つの温度センサの何れか一方に1つ外側に位置する温度センサが存在しない場合は、前記温度変化の傾きを計算せず、
    前記2つの温度センサのうち、検出温度が高い方のセンサ位置を人の位置として検出することを特徴とする請求項5記載の空調制御装置の人位置検出方法。
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