JP2011182981A - 内視鏡操作部 - Google Patents
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Abstract
【課題】操作ノブと固定ノブとの供回りを防止し、部品点数を削減でき、簡易に組み立てることができる内視鏡の湾曲部を操作する内視鏡操作部を提供すること。
【解決手段】操作部30は、固定されている固定軸51に回動可能に支持されている上下固定ノブ33dと、固定軸51に対して回動不能な固定枠65と、固定軸51に対して固定され、上下固定ノブ33dが回動する際、上下固定ノブ33dの回動範囲を規制する固定ピン65aと、固定軸51に回動不能に支持されたカム溝部67aと、固定軸51に回動可能に支持されている押圧部材受け71と、上下固定ノブ33dに対して回動可能となるように上下固定ノブ33dに支持されている一端と、上下固定ノブ33dの回動に伴いカム溝部67aに沿って摺動する摺動ピン75bが配設される他端とを有する押圧部材75とを具備している。押圧部材75は、押圧部材受け71を押圧して上下湾曲操作ノブ33bを固定する。
【選択図】 図2D
【解決手段】操作部30は、固定されている固定軸51に回動可能に支持されている上下固定ノブ33dと、固定軸51に対して回動不能な固定枠65と、固定軸51に対して固定され、上下固定ノブ33dが回動する際、上下固定ノブ33dの回動範囲を規制する固定ピン65aと、固定軸51に回動不能に支持されたカム溝部67aと、固定軸51に回動可能に支持されている押圧部材受け71と、上下固定ノブ33dに対して回動可能となるように上下固定ノブ33dに支持されている一端と、上下固定ノブ33dの回動に伴いカム溝部67aに沿って摺動する摺動ピン75bが配設される他端とを有する押圧部材75とを具備している。押圧部材75は、押圧部材受け71を押圧して上下湾曲操作ノブ33bを固定する。
【選択図】 図2D
Description
本発明は、内視鏡の湾曲部を操作する内視鏡操作部に関する。
一般的に、内視鏡は、被検体に挿入される中空の細長い挿入部と、この挿入部の基端部に配設されている操作部とを有している。
挿入部は、先端部側から基端部側に向かって、先端硬質部と、湾曲部と、可撓管とを有している。
操作部は、内視鏡を把持する把持部である操作部本体と、ユニバーサルコードとを有している。操作部本体には、湾曲部を湾曲操作する湾曲操作部が配設されている。湾曲操作部は、湾曲部を左右に湾曲操作させる左右湾曲操作ノブと、湾曲部を上下に湾曲操作させる上下湾曲操作ノブと、左右方向に湾曲した湾曲部の位置を固定する左右固定ノブと、上下方向に湾曲した湾曲部の位置を固定する上下固定ノブとを有している。
例えば特許文献1には、小型軽量、安価で、耐久性が良く、操作性が良い内視鏡の湾曲操作装置が開示されている。
この湾曲操作装置は、円周方向に突起部を有するカム機構と、押圧部材とを有している。操作ノブの回転力は、カム機構における回転力に変換され、突起部にて押圧部材と操作ノブとの間に摩擦を生じさせる。これにより湾曲角度が固定される。
上述した特許文献1において、湾曲部を湾曲させる湾曲操作ノブと固定ノブとは互いに直接接触している。
そのため固定ノブが操作されると、意図せず操作ノブも操作されることになってしまう。つまり操作ノブと固定ノブとが供回りしてしまう。
また、固定ノブが操作されると、固定ノブに支持された押圧部材は固定軸に支持されたカム部材に押し付けられ、押圧部材も操作ノブに押し付けられる。
しかし、固定ノブの回動とともに操作ノブへの接触面積、押圧力は増加し、固定ノブは操作ノブに摩擦をかけながら回動していく。
そのため固定ノブが操作されると、意図せず操作ノブも操作されることになってしまう。つまり上記同様に操作ノブと固定ノブとが供回りしてしまう。
また部品点数が多く、組み立てが複雑である。
そのため固定ノブが操作されると、意図せず操作ノブも操作されることになってしまう。つまり操作ノブと固定ノブとが供回りしてしまう。
また、固定ノブが操作されると、固定ノブに支持された押圧部材は固定軸に支持されたカム部材に押し付けられ、押圧部材も操作ノブに押し付けられる。
しかし、固定ノブの回動とともに操作ノブへの接触面積、押圧力は増加し、固定ノブは操作ノブに摩擦をかけながら回動していく。
そのため固定ノブが操作されると、意図せず操作ノブも操作されることになってしまう。つまり上記同様に操作ノブと固定ノブとが供回りしてしまう。
また部品点数が多く、組み立てが複雑である。
本発明は、これらの事情に鑑みてなされたものであり、操作ノブと固定ノブとの供回りを防止し、部品点数を削減でき、簡易に組み立てることができる内視鏡の湾曲部を操作する内視鏡操作部を提供することを目的とする。
本発明は目的を達成するために、内視鏡の湾曲部に湾曲操作を行う湾曲操作ノブを有し、前記湾曲部の位置を固定するために前記湾曲操作ノブを固定する内視鏡操作部であって、固定されている固定軸に回動可能に支持されている固定ノブと、前記湾曲操作ノブと前記固定ノブとの間に配設され、前記固定軸に対して回動不能な固定枠と、前記固定枠に配設されることで前記固定軸に対して固定され、前記固定ノブが回動する際、前記固定ノブの回動範囲を規制する固定ピンと、前記固定軸に回動不能に支持されたカム溝部と、前記固定軸に回動可能に支持され、前記湾曲操作ノブ内に配設されている湾曲操作ノブ押圧受け部と、前記固定ノブに対して回動可能となるように前記固定ノブに支持されている一端と、前記固定ノブの回動に伴い前記カム溝に沿って摺動する摺動ピンが配設される他端とを有する押圧部材と、を具備し、前記押圧部材は、前記湾曲操作ノブ押圧受け部を押圧して前記湾曲操作ノブを固定することを特徴とする内視鏡操作部を提供する。
本発明によれば、操作ノブと固定ノブとの供回りを防止し、部品点数を削減でき、簡易に組み立てることができる内視鏡の湾曲部を操作する内視鏡操作部を提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。
図1と図2Aと図2Bと図2Cと図2Dと図3Aと図3Bと図3Cと図4Aと図4Bと図4Cとを参照して第1の実施形態について説明する。
図1に示すように、内視鏡システム10は、例えば所望する観察対象物を撮像する内視鏡12と、内視鏡12と着脱自在に接続する画像処理装置14(例えばビデオプロセッサ)と、画像処理装置14と接続し、内視鏡12によって撮像された観察対象物を表示する表示部であるモニタ16とを有している。この観察対象物とは、被検体(例えば体腔)内における患部や病変部等である。
図1と図2Aと図2Bと図2Cと図2Dと図3Aと図3Bと図3Cと図4Aと図4Bと図4Cとを参照して第1の実施形態について説明する。
図1に示すように、内視鏡システム10は、例えば所望する観察対象物を撮像する内視鏡12と、内視鏡12と着脱自在に接続する画像処理装置14(例えばビデオプロセッサ)と、画像処理装置14と接続し、内視鏡12によって撮像された観察対象物を表示する表示部であるモニタ16とを有している。この観察対象物とは、被検体(例えば体腔)内における患部や病変部等である。
内視鏡12は、被検体に挿入される中空の細長い挿入部20と、この挿入部20の基端部に配設されている操作部30とを有している。
挿入部20は、先端部側から基端部側に向かって、先端硬質部21と、湾曲部23と、可撓管25とを有している。先端硬質部21は基端部にて湾曲部23と連結し、湾曲部23は基端部にて可撓管25と連結している。
先端硬質部21は、内視鏡12の先端部である。
湾曲部23は、可撓管25の内部を挿通している操作ワイヤ(図示せず)によって、操作部30の後述する湾曲操作部33と接続されている。湾曲部23は、湾曲操作部33の操作によって、例えば上下左右といった所望の方向に湾曲する。湾曲部23が湾曲することにより、先端硬質部21の位置と向きとが変わり、観察対象物が観察視野(または撮像視野)内に捉えられ、後述する照明光が観察対象物に照明される。
湾曲部23は、可撓管25の内部を挿通している操作ワイヤ(図示せず)によって、操作部30の後述する湾曲操作部33と接続されている。湾曲部23は、湾曲操作部33の操作によって、例えば上下左右といった所望の方向に湾曲する。湾曲部23が湾曲することにより、先端硬質部21の位置と向きとが変わり、観察対象物が観察視野(または撮像視野)内に捉えられ、後述する照明光が観察対象物に照明される。
なお湾曲部23は、図示しない複数の略円筒(環状)形状の節輪が挿入部20の長手軸方向(内視鏡12の挿入方向)に沿って並設されていることで、構成されている。隣り合う(挿入部20の長手軸方向に沿って前後に位置する)節輪は、リベットなどの枢軸(支軸部)によって回動可能に連結されている。このように節輪が互いに回動可能に連結されることで、上述したように湾曲(回動)可能な湾曲部23は形成される。なお、最も先端硬質部21側に配設されている節輪は、先端硬質部21と連結している。
可撓管25は、所望な可撓性を有し、操作部30から延出されている管状部材であり、外力によって曲がる。
先端硬質部21と湾曲部23とは、図示しない外皮チューブによって被覆されている。この外皮チューブは、例えばゴムなどの樹脂材料及び弾性材料である。また外皮チューブは、先端硬質部21と湾曲部23と略同形状(例えば中空形状や円筒形状)に形成されている。なお外皮チューブは、熱可塑性エラストマー(スチレン系,オレフィン系,またはウレタン系等)の材質の弾性材料によって射出成形されてもよい。なお、熱可塑性エラストマーの成形は、射出成形に限定されず、注型、押出し、ブロー等の各種成形方法を適用してもよい。
操作部30は、内視鏡12を把持する把持部である操作部本体31と、ユニバーサルコード39とを有している。
図1と図2Aと図2Bと図2Cと図2Dとに示すように、操作部本体31には、湾曲部23を湾曲操作する湾曲操作部33が配設されている。湾曲操作部33は、湾曲部23を左右に湾曲操作させるための操作を行う左右湾曲操作ノブ33aと、湾曲部23を上下に湾曲操作させるための操作を行う上下湾曲操作ノブ33bと、左右方向に湾曲した湾曲部23の位置を固定するために左右湾曲操作ノブ33aを固定する左右固定ノブ33cと、上下方向に湾曲した湾曲部の位置を固定するために上下湾曲操作ノブ33bを固定する上下固定ノブ33dとを有している。
左右湾曲操作ノブ33aには、左右湾曲操作ノブ33aによって駆動する図示しない左右方向の湾曲操作機構が接続している。また、上下湾曲操作ノブ33bには、上下湾曲操作ノブ33bによって駆動する図示しない上下方向の湾曲操作機構が接続している。上下方向の湾曲操作機構と左右方向の湾曲操作機構とは、操作部30内に配設されている。
左右方向の湾曲操作機構は可撓管25と湾曲部23とを挿通する図示しない操作ワイヤと接続しており、この操作ワイヤは湾曲部23と接続している。
また上下方向の湾曲操作機構は、可撓管25と湾曲部23とを挿通する図示しない操作ワイヤと接続している。上下方向の湾曲操作機構と接続している操作ワイヤは、左右方向の湾曲操作機構と接続している操作ワイヤとは異なる。上下方向の湾曲操作機構と接続している操作ワイヤは、湾曲部23と接続している。
左右方向の湾曲操作機構は可撓管25と湾曲部23とを挿通する図示しない操作ワイヤと接続しており、この操作ワイヤは湾曲部23と接続している。
また上下方向の湾曲操作機構は、可撓管25と湾曲部23とを挿通する図示しない操作ワイヤと接続している。上下方向の湾曲操作機構と接続している操作ワイヤは、左右方向の湾曲操作機構と接続している操作ワイヤとは異なる。上下方向の湾曲操作機構と接続している操作ワイヤは、湾曲部23と接続している。
左右湾曲操作ノブ33aは、左右方向の湾曲操作機構と操作ワイヤとを介して湾曲部23を左右方向に湾曲する。また上下湾曲操作ノブ33bは、上下方向の湾曲操作機構と操作ワイヤとを介して湾曲部23を上下方向に湾曲する。
また左右固定ノブ33cには、左右方向に湾曲した湾曲部23の位置を固定する左右方向の図示しない固定操作機構が配設されている。
また上下固定ノブ33dには、上下方向に湾曲した湾曲部23の位置を固定する上下方向の図示しない固定操作機構が配設されている。
また、操作部本体31には、吸引スイッチ35aと、送気・送水スイッチ35bとを有するスイッチ部35が配設されている。スイッチ部35は、操作部本体31が術者に把持された際に、術者の手によって操作される。吸引スイッチ35aは、先端硬質部21が近接した位置に配設されている生体組織等を内視鏡12が吸引するときに操作される。送気・送水スイッチ35bは、この生体組織等に向って内視鏡12が送気・送水するときに操作される。
また、操作部本体31には、処置具挿入部37が配設されている。処置具挿入部37には、処置具挿入口37aが配設されている。処置具挿入口37aには、挿入部20内において可撓管25から先端硬質部21に渡って配設されている図示しない処置具挿通チャンネルの基端部が連結している。処置具挿入口37aは、図示しない内視鏡用処置具を処置具挿通チャンネルに挿入するための挿入口である。図示しない内視鏡用処置具は、処置具挿入口37aから処置具挿通チャンネル内に挿入される。図示しない内視鏡用処置具は、先端硬質部21側まで押し込まれた後、先端硬質部21に配設されている処置具挿通チャンネルの図示しない先端開口部から突出される。
ユニバーサルコード39は、操作部本体31の側面から延出されている。ユニバーサルコード39は、画像処理装置14に着脱可能なコネクタ39aを端部に有している。
次に本実施形態の湾曲操作部33における上下湾曲操作ノブ33bと上下固定ノブ33dとについて図2Aと図2Bと図2Cと図2Dと図3Aと図3Bと図3Cと図4Aと図4Bと図4Cとを参照して詳細に説明する。
なお湾曲操作部33における左右湾曲操作ノブ33aと左右固定ノブ33cとについては、上下湾曲操作ノブ33bと上下固定ノブ33dと同様であるため、上下湾曲操作ノブ33bと上下固定ノブ33dとを説明して、左右湾曲操作ノブ33aと左右固定ノブ33cとにおける説明は省略する。
なお湾曲操作部33における左右湾曲操作ノブ33aと左右固定ノブ33cとについては、上下湾曲操作ノブ33bと上下固定ノブ33dと同様であるため、上下湾曲操作ノブ33bと上下固定ノブ33dとを説明して、左右湾曲操作ノブ33aと左右固定ノブ33cとにおける説明は省略する。
図2Bと図2Cと図2Dとに示すように、湾曲操作部33において、内視鏡12を操作する操作部30には、固定軸51が固定されている。固定軸51は、固定軸51の軸方向の周方向に回転しない。固定軸51は、図示しない上下方向の固定操作機構と連結している。固定軸51は、上下湾曲操作ノブ33bを貫通している。
図2Dと図3Aとに示すように固定軸51の内部には、アングル中心軸53が固定軸51の軸方向に沿って配設されている。アングル中心軸53は、操作部30に支持されており、上述した図示しない上下方向の湾曲操作機構と連結している。アングル中心軸53には、アングル中心軸53の軸方向の周方向に回動するアングル軸55が配設されている。アングル中心軸53は、アングル軸55に挿入されている。アングル軸55は、アングル中心軸53に支持されており、アングル中心軸53と固定軸51との間に配設されている。
図2Dに示すようにアングル軸55には、上下湾曲操作ノブ押圧受け部である上下湾曲操作ノブ受け61が連結されている。アングル軸55は、上下湾曲操作ノブ受け61を貫通し、上下湾曲操作ノブ受け61を支持している。上下湾曲操作ノブ受け61には、湾曲部23を上下に湾曲操作させるための操作を行う上下湾曲操作ノブ33bが連結している。上下湾曲操作ノブ33bが操作された際に、上下湾曲操作ノブ受け61は、操作力をアングル軸55に伝達する。
つまり上下湾曲操作ノブ33bが操作されると、上下湾曲操作ノブ受け61が回動し、操作力が上下湾曲操作ノブ受け61を介してアングル軸55に伝達され、アングル軸55が回動する。これにより操作力がアングル中心軸53を介して上下方向の湾曲操作機構に伝達され、湾曲部23が湾曲する。
また図2Dに示すように固定軸51には、固定軸51に対して固定軸51の周方向に回動可能な固定ノブ受け63が配設されている。固定軸51は、固定ノブ受け63を貫通し、固定ノブ受け63を支持している。固定ノブ受け63には、上下湾曲操作ノブ33bによって上下方向に湾曲した湾曲部23の位置を固定するための操作を行う上下固定ノブ33dが連結している。このように、上下固定ノブ33dは、固定ノブ受け63を介して固定軸51に回動可能に支持されている。上下固定ノブ33dが操作された際に、固定ノブ受け63は操作力を固定軸51に伝達する。
つまり上下固定ノブ33dが操作されると、固定ノブ受け63が回動し、操作力が固定ノブ受け63を介して固定軸51に伝達される。これにより操作力が固定機構に伝達され、湾曲部23の位置が固定される。
図2Dと図3Aとに示すように、固定ノブ受け63は、後述する押圧部材受け71と連結している支持ピン63aを有している。支持ピン63aは、3本配設されており、周方向に等間隔に離れている。上述したように固定ノブ受け63が回動した際、支持ピン63aが回動し、押圧部材受け71も回動する。
また図2Dと図3Aとに示すように、固定軸51には、固定軸51に対して固定軸51の周方向に回動せず位置を固定されている固定枠65が配設されている。固定軸51は、固定枠65を貫通し、固定枠65を支持している。固定枠65は、上下湾曲操作ノブ33bにおける操作力が上下湾曲操作ノブ受け61を介して固定ノブ受け63に伝達することを防止し、上下固定ノブ33dにおける操作力が固定ノブ受け63を介して上下湾曲操作ノブ受け61に伝達することを防止するために、固定軸51の軸方向において、上下湾曲操作ノブ受け61と固定ノブ受け63との間に配設され、上下湾曲操作ノブ受け61と固定ノブ受け63との直接的な干渉を防止している。これにより固定枠65は、上下固定ノブ33dが操作された際の上下湾曲操作ノブ33bと上下固定ノブ33dとの供回りを防止する。
図3Aに示すように、固定枠65は、固定ノブ受け63を囲むように配設されている。固定枠65は、周方向に回動しない固定枠65と同様に、固定軸51に対して周方向に回動せず位置を固定されている固定ピン65aを有している。固定ピン65aは、3本配設されており、周方向に等間隔に離れている。固定ピン65aは、固定枠65が固定軸51に固定されているために、固定枠65と同様に回動せずに固定軸51に固定されていることとなる。固定ピン65aは、図3Bに示すように後述する押圧部材受け71を貫通し、図3Cに示すように後述する固定板67に連結している。図3Aと図4Aとに示すように、固定ピン65aは、上下固定ノブ33d(固定ノブ受け63)が回動する際、支持ピン63aを介して固定ノブ受け63の回動範囲を規制する。つまり固定ノブ受け63は、支持ピン63aが固定ピン65aに当接する周方向における範囲の中で回動可能である。
図2Dと図3Aと図3Cとに示すように、固定枠65には、固定ピン65aによって固定板67が連結している。図2Dに示すように固定板67は、固定軸51の軸方向において、上下湾曲操作ノブ受け61と固定枠65との間に配設されている。固定板67は、固定枠65と同様に、固定軸51に対して周方向に回動せず位置を固定されている。固定板67は、後述する押圧部材75を押圧部材受け71に固定する。図3Cに示すように固定板67は、後述する摺動ピン75bが摺動自在に挿通するカム溝部67aを有している。カム溝部67aは、固定板67が固定枠65を介して固定軸51に固定されているために、回動せずに固定軸51に支持されていることとなる。カム溝部67aは、上下湾曲操作ノブ受け61側からカム溝部67aの中心軸(固定軸51)側に向って配設されている。
図2Dと図3Aと図3Bとに示すように、固定ノブ受け63には、支持ピン63aによって押圧部材受け71が連結されている。支持ピン63aは、固定ノブ受け63(上下固定ノブ33d)の操作力を押圧部材受け71に伝達する伝達部材である。図2Dに示すように、押圧部材受け71は、固定板67と固定枠65との間に配設され、支持ピン63aと固定ノブ受け63とを介して固定軸51に回動可能に支持され、上下湾曲操作ノブ33b内に配設されている。
図3Bに示すように、押圧部材受け71は、固定枠65における固定ピン65aが貫通する摺動溝71aを有している。摺動溝71aは、押圧部材受け71が固定ノブ受け63と同方向に回動するように、固定ピン65aに沿って摺動するガイド部となる。つまり押圧部材受け71は、支持ピン63aによって固定ノブ受け63と連結し、固定ノブ受け63が回動することで、支持ピン63aによって固定ノブ受け63と同じ方向に回動する。回動した際、押圧部材受け71は、摺動溝71aの端が固定ピン65aに当接することで固定ノブ受け63と同じ量だけ回動する。このとき固定ノブ受け63は、支持ピン63aが固定ピン65aに引っ掛かるために、その回動を停止する。
図3Bに示すように、押圧部材受け71には、押圧部材受け71と共に回動する押圧部材75が配設されている。押圧部材75は、少なくとも2つ配設されており、本実施形態では周方向に沿って4個配設されている。押圧部材75は、一端に配設され、押圧部材受け71と連結し、回動する押圧部材75の回動中心となる回転中心ピン75aと、他端に配設され、押圧部材受け71が回動する際に、固定板67のカム溝部67aを摺動する摺動ピン75bとを有している。なおこの回転中心ピン75aは、押圧部材75が上下固定ノブ33dに対して回動可能となるように、押圧部材受け71と支持ピン63aと固定ノブ受け63とを介して上下固定ノブ33dに支持されていることとなる。また摺動ピン75bは、押圧部材受け71と支持ピン63aと固定ノブ受け63とを介して上下固定ノブ33dの回動に伴いカム溝部67aに沿って摺動することになる。このように、押圧部材75は、上下固定ノブ33dに対して回動可能となるように上下固定ノブ33dに支持されている回転中心ピン75aを有する一端と、上下固定ノブ33dの回動に伴いカム溝部67aに沿って摺動する摺動ピン75bが配設される他端とを有している。
図3Bに示すように、隣り合う一方の押圧部材75Aと他方の押圧部材75Bとにおいて、一方の押圧部材75Aにおける回転中心ピン75aと、他方の押圧部材75Bにおける回転中心ピン75aとは隣り合っている。また一方の押圧部材75Aにおける摺動ピン75bと、上記とは異なる他方の押圧部材75Cにおける摺動ピン75bとは隣り合っている。このように、回転中心ピン75a同士は隣り合い、摺動ピン75b同士は隣り合っている。
図3Bと図4Bとに示すように、押圧部材75は、上下固定ノブ33dと固定ノブ受け63とが回動する方向に上下湾曲操作ノブ33bと上下湾曲操作ノブ受け61とが回動することを防止するために、この回動方向とは逆方向に回動し、上下固定ノブ33dと固定ノブ受け63との回動方向とは逆方向に上下湾曲操作ノブ受け61を押圧する。
より詳細には、4個の押圧部材75の少なくとも1つは、上下湾曲操作ノブ受け61を押圧する際、上下固定ノブ33dと固定ノブ受け63とは逆方向に回動し、上下湾曲操作ノブ受け61に当接し、上下固定ノブ33dと固定ノブ受け63との回動方向(回動軸)とは逆方向に上下湾曲操作ノブ押圧受け部である上下湾曲操作ノブ受け61を押圧し、上下固定ノブ33dを固定する。
つまり上下固定ノブ33dが上下方向に湾曲した湾曲部23の位置を固定するために操作された際に、押圧部材75は、上下湾曲操作ノブ受け61を逆方向に押圧するために、上下湾曲操作ノブ33bと上下固定ノブ33dとの供回りを防止する。
次に本実施形態の上下湾曲操作ノブ33bと上下固定ノブ33dとの動作方法について図3Aと図3Bと図3Cと図4Aと図4Bと図4Cとを参照して説明する。なお左右湾曲操作ノブ33aと左右固定ノブ33cとの動作方法は、上下湾曲操作ノブ33bと上下固定ノブ33dとの動作方法と同様であるために、説明を省略する。
上下固定ノブ33dは、上下方向に湾曲した湾曲部23の位置を固定するために、操作され回動する。上下固定ノブ33dが回動することに伴い、操作力が固定ノブ受け63に伝達され、図3Aと図4Aとに示すように、固定ノブ受け63は固定軸51に対して固定軸51の周方向に回動する。これにより操作力が固定ノブ受け63を介して固定軸51に伝達される。そして操作力が固定機構に伝達され、湾曲部23の位置が固定される。
また固定ノブ受け63が回動すると、図3Aと図4Aとに示すように、支持ピン63aも回動する。固定ノブ受け63は、位置を固定されている固定ピン65aに支持ピン63aが当接するまで回動する。つまり上下固定ノブ33dと固定ノブ受け63とは、固定ピン65aによって回動範囲を規制されている。
また固定枠65が上下湾曲操作ノブ受け61と固定ノブ受け63との間に配設されているために、上下固定ノブ33dにおける操作力が固定ノブ受け63を介して上下湾曲操作ノブ受け61に伝達することが防止される。
なお上下湾曲操作ノブ33bが操作されても、固定枠65が上下湾曲操作ノブ受け61と固定ノブ受け63との間に配設されているために、上下湾曲操作ノブ33bにおける操作力が上下湾曲操作ノブ受け61を介して固定ノブ受け63に伝達することが防止される。
なお上下湾曲操作ノブ33bが操作されても、固定枠65が上下湾曲操作ノブ受け61と固定ノブ受け63との間に配設されているために、上下湾曲操作ノブ33bにおける操作力が上下湾曲操作ノブ受け61を介して固定ノブ受け63に伝達することが防止される。
これにより上下湾曲操作ノブ33bと上下固定ノブ33dとが操作された際の上下湾曲操作ノブ33bと上下固定ノブ33dとの供回りが防止される。
また上下固定ノブ33dと固定ノブ受け63と支持ピン63aとが回動すると、図3Bと図4Bとに示すように、支持ピン63aと連結している押圧部材受け71も回動する。押圧部材受け71は、押圧部材受け71に配設されている摺動溝71aが固定ピン65aに沿って摺動することで、上下固定ノブ33dと固定ノブ受け63と支持ピン63aと同方向に回動する。
押圧部材受け71が回動することで、図3Bと図4Bとに示すように、押圧部材75は回転中心ピン75aを中心に回動する。このとき図3Cと図4Cとに示すように、固定板67は、固定ピン65aと固定枠65と共に位置を固定されている。そのため固定板67に配設されているカム溝部67aも位置を固定されている。押圧部材75が回転中心ピン75aを中心に回動する際、図3Cと図4Cとに示すように、摺動ピン75bはカム溝部67aを中心軸側から上下湾曲操作ノブ受け61側に摺動する。これにより押圧部材75は、中心軸側から上下湾曲操作ノブ受け61側に移動し、図4Cに示すように上下湾曲操作ノブ受け61に当接する。
このとき少なくとも1つの押圧部材75は、上下固定ノブ33dと固定ノブ受け63と押圧部材受け71との回動方向とは逆方向に上下湾曲操作ノブ受け61を押圧し、上下湾曲操作ノブ33bに摩擦を加え、上下固定ノブ33dと固定ノブ受け63と押圧部材受け71とが回動する方向に上下湾曲操作ノブ33bと上下湾曲操作ノブ受け61とが回動することが防止する。
これにより上下固定ノブ33dと固定ノブ受け63と押圧部材受け71とが回動する方向に上下湾曲操作ノブ33bと上下湾曲操作ノブ受け61とが回動することが防止される。よって上下固定ノブ33dが上下方向に湾曲した湾曲部23の位置を固定するために、操作された際に、押圧部材75が上下湾曲操作ノブ受け61を逆方向に押圧するために、上下固定ノブ33dが操作された際の上下湾曲操作ノブ33bと上下固定ノブ33dとの供回りがより防止される。
このように本実施形態では、固定枠65が上下湾曲操作ノブ受け61と固定ノブ受け63との直接的な干渉を防止することと、上下固定ノブ33dと固定ノブ受け63と押圧部材受け71とが回動する回動方向とは逆方向に押圧部材75が回動し、上下固定ノブ33dと固定ノブ受け63との回動方向とは逆方向に上下湾曲操作ノブ受け61を押圧することとにより、上下湾曲操作ノブ33bと上下固定ノブ33dとの供回りを防止できる。
また本実施形態では、カム溝部67aを配設することで部品点数を削減した状態で押圧部材75の押圧のための移動を制限でき、部品点数を削減でき、簡易な構造及び簡易に組み立てることができる。
また本実施形態では、カム溝部67aを配設することで部品点数を削減した状態で押圧部材75の押圧のための移動を制限でき、部品点数を削減でき、簡易な構造及び簡易に組み立てることができる。
次に図5Aと図5Bと図5Cとを参照して本発明に係る第2の実施形態について説明する。第1の実施形態と同一の構成については第1の実施形態と同一の参照符号を付すことにより説明を省略する。
湾曲操作部33は、押圧部材受け71に載置され、上下湾曲操作ノブ受け61の内側、より詳細には周方向において上下湾曲操作ノブ受け61と押圧部材75との間に配設されている回転リング81を有している。
回転リング81は、上下湾曲操作ノブ受け61側の外周面全面に配設されている例えばゴムである弾性体81aと、押圧部材75側の内周面に配設されている噛み合い溝81bとを有している。弾性体81aは、上下湾曲操作ノブ受け61と当接し摩擦摺動する摩擦摺動部である。
押圧部材75は、上下固定ノブ33dの回動に伴い摺動ピン75bがカム溝部67aに沿って摺動し、押圧部材75が上下湾曲操作ノブ受け61側に押圧する際、噛み合い溝81bと噛み合う噛み合い溝75cを回転リング81側の外周面に有している。
なお弾性体81aは、上下湾曲操作ノブ受け61と当接しており、噛み合い溝75cが噛み合っていない時は、回転リング81と上下湾曲操作ノブ受け61とは一体となって回転する。また噛み合い溝75cと噛み合い溝81bとが噛み合った時は、弾性体81aは、回転リング81が上下湾曲操作ノブ受け61に対して回転しないように機能し、押圧部材75の機能を果たす。このとき少なくとも1つの押圧部材75は、上下固定ノブ33dの回動方向とは逆方向に回動し、回転リング81に噛み合い、回転リング81が上下固定ノブ33dの回転方向に回動することを防止し、供回りを防止する。
これにより本実施形態では、上下固定ノブ33dと固定ノブ受け63と押圧部材受け71とが回動する回動方向とは逆方向に噛み合い溝81bと噛み合い溝75cとが噛み合うことで、より強固に供回りを防止できる。
次に図6Aと図6Bとを参照して本発明に係る第3の実施形態について説明する。第1の実施形態と同一の構成については第1の実施形態と同一の参照符号を付すことにより説明を省略する。
摺動溝71aは、固定ピン65aを摺動溝71aに付勢して、摺動溝71aと押圧部材受け71と支持ピン63aと固定ノブ受け63とを介して上下固定ノブ33dを、両端にて位置決めする。または摺動溝71aは、上下固定ノブ33dを位置決めする位置決め部71bを両端71cにて有している。つまり上下固定ノブ33dを位置決めするため、摺動溝71aの両端71cは、固定ピン65aを摺動溝71aに位置決めする、または固定ピン65aを摺動溝71aに付勢する位置決め部71bを有している。
位置決め部71bは、例えば板ばねである。
位置決め部71bは、例えば板ばねである。
これにより本実施形態では、上下固定ノブ33dが回動し、摺動溝71aが押圧部材受け71と共に回動する際、位置決め部71bによって固定ピン65aを摺動溝71aに付勢するために、上下固定ノブ33dを容易に位置決めすることができる。また本実施形態では、位置決め部71bによって固定ピン65aを摺動溝71aに付勢するために、クリック感を生じることができる。よって本実施形態では、上下固定ノブ33dの操作性を向上させることができる。
また本実施形態では、位置決め部71bを配設するだけで、固定ピン65aを利用して上下固定ノブ33dの操作性を向上させるために、安価にすることができる。
次に図7Aと図7Bとを参照して本発明に係る第4の実施形態について説明する。第1の実施形態と同一の構成については第1の実施形態と同一の参照符号を付すことにより説明を省略する。
カム溝部67aは、摺動ピン75bをカム溝部67aに付勢して、カム溝部67aと摺動ピン75bと押圧部材75と押圧部材受け71と支持ピン63aと固定ノブ受け63とを介して上下固定ノブ33dを、両端67cにて位置決めする。またはカム溝部67aは、上下固定ノブ33dを位置決めする位置決め部67bを両端67cにて有している。つまり上下固定ノブ33dを位置決めするため、カム溝部67aの両端67cは、摺動ピン75bをカム溝部67aに位置決めする、または摺動ピン75bをカム溝部67aに付勢する位置決め部67bを有している。
位置決め部67bは、例えば板ばねである。
位置決め部67bは、例えば板ばねである。
これにより本実施形態では、上下固定ノブ33dが回動し、押圧部材75が押圧部材受け71と共に回動する際、位置決め部67bによって固定ピン65aを摺動溝71aに付勢するために、上下固定ノブ33dを容易に位置決めすることができる。また本実施形態では、位置決め部67bによって摺動ピン75bをカム溝部67aに付勢するためにクリック感を生じることができる。よって本実施形態では、上下固定ノブ33dの操作性を向上させることができる。
また本実施形態では、位置決め部67bを配設するだけで、摺動ピン75bを利用して上下固定ノブ33dの操作性を向上させるために、安価にすることができる。
また上述した各実施形態において、上下湾曲操作ノブ33bと上下固定ノブ33dとについて説明したが、これは左右湾曲操作ノブ33aと左右固定ノブ33cとについても同様である。よって各実施形態では、左右湾曲操作ノブ33aと左右固定ノブ33cとの供回りも防止することができ、左右湾曲操作ノブ33aと左右固定ノブ33cとにおいても上下湾曲操作ノブ33bと上下固定ノブ33dと同様の効果を得ることができる。
本発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。
10…内視鏡システム、12…内視鏡、14…画像処理装置、16…モニタ、20…挿入部、21…先端硬質部、23…湾曲部、25…可撓管、30…操作部、31…操作部本体、33…湾曲操作部、33a…左右湾曲操作ノブ、33b…上下湾曲操作ノブ、33c…左右固定ノブ、33d…上下固定ノブ、51…固定軸、53…アングル中心軸、55…アングル軸、61…上下湾曲操作ノブ受け、63…固定ノブ受け、63a…支持ピン、65…固定枠、65a…固定ピン、67…固定板、67a…カム溝部、67b…位置決め部、71…押圧部材受け、71a…摺動溝、71b…位置決め部、75…押圧部材、75a…回転中心ピン、75b…摺動ピン、75c…噛み合い溝、81…回転リング、81a…弾性体、81b…溝。
Claims (5)
- 内視鏡の湾曲部に湾曲操作を行う湾曲操作ノブを有し、前記湾曲部の位置を固定するために前記湾曲操作ノブを固定する内視鏡操作部であって、
前記湾曲操作ノブを貫通し固定されている固定軸に回動可能に支持されている固定ノブと、
前記湾曲操作ノブと前記固定ノブとの間に配設され、前記固定軸に対して回動不能な固定枠と、
前記固定枠に配設されることで前記固定軸に対して固定され、前記固定ノブが回動する際、前記固定ノブの回動範囲を規制する固定ピンと、
前記固定軸に回動不能に支持されたカム溝部と、
前記固定軸に回動可能に支持され、前記湾曲操作ノブ内に配設されている湾曲操作ノブ押圧受け部と、
前記固定ノブに対して回動可能となるように前記固定ノブに支持されている一端と、前記固定ノブの回動に伴い前記カム溝部に沿って摺動する摺動ピンが配設される他端とを有する押圧部材と、
を具備し、
前記押圧部材は、前記湾曲操作ノブ押圧受け部を押圧して前記湾曲操作ノブを固定することを特徴とする内視鏡操作部。 - 前記押圧部材は少なくとも2つ配設され、前記押圧部材が前記湾曲操作ノブ押圧受け部を押圧する際、前記押圧部材は、前記湾曲操作ノブの回動軸に対して逆方向に押圧することを特徴とする請求項1に記載の内視鏡操作部。
- 前記湾曲操作ノブ押圧受け部の内側に配設される回転リングをさらに有し、
前記回転リングの外周面は前記湾曲操作ノブ押圧受け部と当接する摩擦摺動部であり、前記回転リングは内周面に噛み合い溝を有し、
前記固定ノブの回動に伴い前記摺動ピンが前記カム溝部に沿って摺動し、前記押圧部材が前記湾曲操作ノブ押圧受け部側に押圧する際、前記押圧部材は前記噛み合い溝に噛み合う噛み合い部を外周面に有していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の内視鏡操作部。 - 前記固定ノブを位置決めするため、前記カム溝部の両端は、前記摺動ピンを前記カム溝部に位置決めする、または前記摺動ピンを前記カム溝部に付勢する位置決め部を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の内視鏡操作部。
- 回動する前記固定ノブと同方向に回動する押圧部材受けに配設され、前記固定ピンが貫通し、前記押圧部材受けが前記固定ノブと同方向に回動するように、前記固定ピンに沿って摺動するガイド部となる摺動溝をさらに具備し、
前記固定ノブを位置決めするため、前記摺動溝の両端は、前記固定ピンを前記摺動溝に位置決めする、または前記固定ピンを前記摺動溝に付勢する位置決め部を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の内視鏡操作部。
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-
2010
- 2010-03-09 JP JP2010051989A patent/JP2011182981A/ja not_active Withdrawn
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