JP2011181120A - コリメートレンズユニット及びそれを用いた光ピックアップ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】光学系の構成を変更せず、また、光学系全体の大きさも過度に大きくすることなく、層間クロストークを低減することのできる光ピックアップ装置を提供する。
【解決手段】複数の情報記録層6a、6b、6cを有する多層光情報記録媒体6からの信号再生を行う光ピックアップ装置である。光源1からの光をコリメートするコリメート光学系として、その内部に集光スポットを形成するように所定の間隔を置いて配置された第1及び第2のレンズ群8、9と、第1及び第2のレンズ群8、9間に設けられ、前記集光スポットの位置から焦点ずれした位置に光スポットを形成して当該コリメートレンズユニット3を透過する光の光量を減少させる光学素子10とを備えたコリメートレンズユニット3を用いる。
【選択図】図1

Description

本発明は、光情報記録媒体からの信号再生を行う光ピックアップ装置に用いられるコリメート光学系としてのコリメートレンズユニットに関し、さらに詳細には、複数の情報記録層を有する多層光情報記録媒体からの信号再生を行う光ピックアップ装置に用いられるコリメートレンズユニットに関する。また、本発明は、かかるコリメートレンズユニットを用いた光ピックアップ装置に関する。
光ディスクに代表される光情報記録媒体は、音楽や映像などの民生用としては、CD(Compact Disc)に始まり、DVD(Digital Versataile Disk)、BD(Blu-ray Disk)と大容量化されてきた。BDでは1層と2層の2つの媒体規格があり、2層ディスクでは、1枚当たり50GB程度の記録容量がある。これは、デジタルハイビジョン動画4時間分を非圧縮で記録することができる容量である。一方で、パソコン用としては、ハードディスクのバックアップ用としてCD−R(Recordable)、DVD−RAM(Random Access Memory)、BD-Rのような記録型の光ディスクが用いられてきたが、ハードディスクの大容量化のスピードに光ディスクが着いて行けず、今後、さらなる大容量化としてBDの多層化が求められている。
しかし、多層ディスクを用いる場合には、再生しようとしている情報記録層に集光するレーザ光の一部が、隣接する手前の情報記録層(対物レンズに近い情報記録層)を透過するときに反射したり、再生しようとしている情報記録層に集光するレーザ光のうち、隣接する奥の情報記録層(対物レンズから遠い情報記録層)を再生できるだけの透過率で透過してしまうレーザ光が奥の情報記録層で反射したりして、再生光にノイズとして混在することを避けることができない。このような混在するノイズは、『層間クロストーク』と呼ばれ、層間クロストークは、隣接する情報記録層の層間隔が狭いほど影響が大きいため、情報記録層の数を増やして大容量化するほど問題が深刻化する。そこで、多層化による大容量化のためには、層間クロストークの低減が必須となる。
このような目的のために、検出光学系に配置された反射光集光レンズの焦点位置に反射面を設け、前記反射光集光レンズと前記反射面との間に、光軸を含むように設置され再生しようとしている情報記録層以外の隣接する情報記録層からの反射光(迷光)の光量を減衰させるか、あるいは、当該反射光(迷光)の方向を変える光学部品を配置する構成が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−104691号公報
しかし、特許文献1に開示されている構成では、従来の光ピックアップ装置において光検出器を配置させる位置に反射面を設けるようにしているため、半導体レーザから多層ディスクに向かう光路から検出光学系に検出光を分岐させる偏光プリズムに前記反射面からの反射光が再度入射し、この光が前記偏光プリズムの反対側に透過するように、前記反射面と前記偏光プリズムとの間に1/4波長板を配置する必要がある。また、前記偏光プリズムを透過した光を光検出器に集光させるための集光レンズがさらに必要となる。このように、特許文献1に開示されている構成では、光学系の構成が大きく変更され、光学系全体の大きさも過度に大きくなってしまう。
本発明は、従来技術における前記課題を解決するためになされたものであり、光学系の構成を変更せず、また、光学系全体の大きさも過度に大きくすることなく、層間クロストークを低減することのできる光ピックアップ装置、及び、それに用いられるコリメート光学系としてのコリメートレンズユニットを提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、本発明に係るコリメートレンズユニットの構成は、複数の情報記録層を有する多層光情報記録媒体からの信号再生を行う光ピックアップ装置において、光源からの光をコリメートするコリメート光学系としてのコリメートレンズユニットであって、その内部に集光スポットを形成するように所定の間隔を置いて配置された第1及び第2のレンズ群と、前記第1及び第2のレンズ群間に設けられ、前記集光スポットの位置から焦点ずれした位置に光スポットを形成して前記コリメートレンズユニットを透過する光の光量を減少させる光学素子とを備えたことを特徴とする。
ここで、第1及び第2のレンズ群は、それぞれ、1枚のレンズによって構成されていてもよく、複数枚のレンズによって構成されていてもよい。
前記本発明のコリメートレンズユニットの構成によれば、複数の情報記録層を有する多層光情報記録媒体からの信号再生を行う光ピックアップ装置の、光源からの光をコリメートするコリメート光学系として用いることにより、前記多層光情報記録媒体側から当該コリメートレンズユニットに入射し、当該コリメートレンズユニットを透過する迷光の光量を減少させることができるので、層間クロストークを低減することができる。そして、このように、前記本発明のコリメートレンズユニットの構成によれば、複数の情報記録層を有する多層光情報記録媒体からの信号再生を行う光ピックアップ装置の、光源からの光をコリメートするコリメート光学系として用いるだけで、層間クロストークを低減することができるので、光ピックアップ装置の光学系の構成を変更する必要がなく、また、光学系全体の大きさも過度に大きくなることがない。
また、本発明に係る光ピックアップ装置の構成は、複数の情報記録層を有する多層光情報記録媒体からの信号再生を行う光ピックアップ装置であって、光源からの光をコリメートするコリメート光学系として前記本発明のコリメートレンズユニットを用いることを特徴とする。
前記本発明の光ピックアップ装置の構成によれば、光源からの光をコリメートするコリメート光学系として前記本発明のコリメートレンズユニットを用いていることにより、光学系の構成を変更せず、また、光学系全体の大きさも過度に大きくすることなく、層間クロストークを低減することのできる光ピックアップ装置を提供することができる。
本発明によれば、光ピックアップ装置の光学系の構成を変更せず、また、光学系全体の大きさも過度に大きくすることなく、層間クロストークを低減することができる。
図1は、本発明の第1の実施の形態における光ピックアップ装置を示す概略構成図である。 図2は、本発明の第1の実施の形態における光ピックアップ装置に用いられるコリメートレンズユニットを構成する光学素子を示す分解斜視図である。 図3は、本発明の第1の実施の形態における光ピックアップ装置に用いられるコリメートレンズユニットを構成する光学素子の機能を説明するための図である。 図4は、本発明の第1の実施の形態における光ピックアップ装置に用いられるコリメートレンズユニットを構成する第2のレンズ群9の移動機構の具体例を示す概略構成図である。 図5は、本発明の数値実施例1におけるBD構成の場合の光路図である。 図6は、本発明の数値実施例1における光ピックアップ装置の光学系による波面収差を示す図である。 図7は、本発明の数値実施例1の光ピックアップ装置において、コリメートレンズユニットのスリットを光軸方向にずらした場合の、発生する層間クロストークの変動を示す図である。 図8は、本発明の第2の実施の形態における光ピックアップ装置を示す概略構成図である。 図9は、本発明の第2の実施の形態における光ピックアップ装置に用いられるコリメートレンズユニットを構成する光学素子を示す分解斜視図である。 図10は、本発明の第2の実施の形態における光ピックアップ装置に用いられるコリメートレンズユニットを構成する光学素子の機能を説明するための図である。 図11は、本発明の数値実施例2の光ピックアップ装置において、コリメートレンズユニットのピンホールを光軸と直交する方向にずらした場合の、発生する層間クロストークの変動を示す図である。
前記本発明のコリメートレンズユニットの構成においては、前記第1及び第2のレンズ群と前記光学素子とが鏡筒に収納されているのが好ましい。
また、前記本発明のコリメートレンズユニットの構成においては、前記光学素子が、光軸に平行な平面内に形成された光軸に直交するスリットを有する回折/散乱面を備え、前記スリットに入射する光を透過させ、前記スリット以外の前記回折/散乱面に入射する光を回折あるいは散乱させる機能を有するのが好ましい。この好ましい例によれば、光ピックアップ装置のコリメート光学系として用いた場合に、多層光情報記録媒体側から当該コリメートレンズユニットに入射した迷光を、前記スリット以外の前記回折/散乱面によって回折あるいは散乱させて、層間クロストークを低減することができる。
また、前記本発明のコリメートレンズユニットの構成においては、前記光学素子が、光軸に平行な平面内に形成された光軸に直交するスリットを有する光吸収面を備え、前記スリットに入射する光を透過させ、前記スリット以外の前記光吸収面に入射する光を吸収する機能を有するのが好ましい。この好ましい例によれば、光ピックアップ装置のコリメート光学系として用いた場合に、多層光情報記録媒体側から当該コリメートレンズユニットに入射した迷光を、前記スリット以外の前記光吸収面によって吸収して、層間クロストークを低減することができる。
また、前記本発明のコリメートレンズユニットの構成においては、前記光学素子が、光軸に垂直な面に形成されたピンホールを備え、前記ピンホールに入射する光を透過させ、前記ピンホール以外の面に入射する光を遮蔽する機能を有するのが好ましい。この好ましい例によれば、光ピックアップ装置のコリメート光学系として用いた場合に、多層光情報記録媒体側から当該コリメートレンズユニットに入射した迷光を、前記ピンホール以外の面によって遮蔽して、層間クロストークを低減することができる。
また、前記本発明のコリメートレンズユニットの構成においては、前記第1及び第2のレンズ群の少なくとも一方が光軸方向に移動可能であるのが好ましい。この好ましい例によれば、前記第1及び第2のレンズ群の少なくとも一方を光軸方向に移動させて、前記第1のレンズ群と前記第2のレンズ群との間の間隔を調整することにより、球面収差を補正することが可能となる。また、この場合には、前記光ピックアップ装置の前記コリメート光学系として用いた場合に、前記第1及び第2のレンズ群のうち、前記光ピックアップ装置の対物レンズ側のレンズ群が、光軸方向に移動可能であるのが好ましい。
以下、実施の形態を用いて本発明をさらに具体的に説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態における光ピックアップ装置を示す概略構成図、図2は、当該光ピックアップ装置に用いられるコリメートレンズユニットを構成する光学素子を示す分解斜視図、図3は、当該光学素子の機能を説明するための図である。尚、XYZ3次元直交座標系は、図1のように設定されている。
図1に示すように、本実施の形態の光ピックアップ装置の光学系は、光源1から多層光情報記録媒体6までの光路中に順に配置された、光源1からZ軸方向に出射された光の光路をY軸方向に折り曲げるハーフミラー2と、光源1からの光をコリメートするコリメート光学系としてのコリメートレンズユニット3と、コリメートレンズユニット3からの光の光路をZ軸方向に折り曲げる立ち上げミラー4と、Z軸方向に折り曲げられた光を多層光情報記録媒体6の任意の情報記録層上に集光する対物レンズ5とを備えている。また、ハーフミラー2のコリメートレンズユニット3とは反対側の側方には、光検出器7が配置されている。
ここで、多層光情報記録媒体6としては、3つの情報記録層6a、6b、6cを有する多層BDが用いられている。また、光源1としては、中心波長が405nmの青紫色光を出射する半導体レーザが用いられている。
コリメートレンズユニット3は、その内部に集光スポットを形成するように所定の間隔を置いて配置された第1及び第2のレンズ群8、9と、第1及び第2のレンズ群8、9間に設けられ、前記集光スポットの位置から焦点ずれした位置に光スポットを形成して当該コリメートレンズユニット3を透過する光の光量を減少させる光学素子10とを備えている。そして、第1及び第2のレンズ群8、9と光学素子10とは鏡筒11に収納されている。
コリメートレンズユニット3をこのように構成すれば、多層光情報記録媒体6からの信号再生を行う光ピックアップ装置のコリメート光学系として用いることにより、多層光情報記録媒体6側から当該コリメートレンズユニット3に入射し、当該コリメートレンズユニットを透過する迷光の光量を減少させることができるので、層間クロストークを低減することができる。そして、このように、コリメートレンズユニット3を、多層光情報記録媒体6からの信号再生を行う光ピックアップ装置のコリメート光学系として用いるだけで、層間クロストークを低減することができるので、光ピックアップ装置の光学系の構成を変更する必要がなく、また、光学系全体の大きさも過度に大きくなることがない。
光学素子10は、光軸に平行な平面内に形成された光軸に直交するスリット12を有する回折/散乱面13を備えている。そして、光学素子10を備えたコリメートレンズユニット3は、スリット12に入射する光を透過させ、スリット12以外の回折/散乱面13に入射する光を回折あるいは散乱させる機能を有している。
より具体的には、光学素子10は、図2に示すように、一対の半円柱状の透明部材14、15からなり、これら一対の透明部材14、15は円柱状となるように接合される。透明部材14の接合面には、両端部分にそれぞれ三角波グレーティング14a、14bが形成され、グレーティング14aとグレーティング14bとの間の部分はフラットになっている。一方、透明部材15の接合面は、全体がフラットになっている。そして、透明部材14の接合面に形成されたグレーティング14a、14bの領域にクロムやニッケルの蒸着膜を形成した後、透明部材14の接合面の上に透明部材15の接合面を配置し、両接合面間を透明部材14、15と同じ屈折率の接着剤で埋める。これにより、グレーティング部30、31を有する光学素子10が得られ(図1参照)、透明部材14、15を接合した後の接合面が回折/散乱面13となり、フラットな部分がスリット12となる。尚、ここでは、一対の半円柱状の透明部材14、15を用い、これら一対の透明部材14、15を円柱状となるように接合しているが、必ずしもかかる構成に限定されるものではない。例えば、一対の角柱上の透明部材を用い、これら一対の透明部材を角柱状となるように接合してもよい。
コリメートレンズユニット3を以上のように構成することにより、光ピックアップ装置のコリメート光学系として用いた場合に、図3に示すように、多層光情報記録媒体6側から当該コリメートレンズユニット3に入射した迷光を、グレーティング部30あるいは31によって回折させて、層間クロストークを低減することができる。
また、本実施の形態のコリメートレンズユニット3においては、第1及び第2のレンズ群8、9の少なくとも一方が光軸方向に移動可能であるのが望ましい。この望ましい構成によれば、第1及び第2のレンズ群8、9の少なくとも一方を光軸方向に移動させて、第1のレンズ群8と第2のレンズ群9との間の間隔を調整することにより、球面収差を補正することが可能となる。本実施の形態においては、第2のレンズ群9が、鏡筒11内で光軸方向に移動可能に設けられている(図1の矢印A参照)。尚、第2のレンズ群9の移動機構は、ウォームギヤ、モータ等(図示せず)により構成されている。また、第2のレンズ群9の移動機構は、ピエゾ素子を用いて構成することもできる。その具体的構成を、図4に示す。図4に示すように、第2のレンズ群9は、鏡筒11内でレンズホルダ32を介して光軸方向に移動可能に設けられている。また、光学素子10と鏡筒11の内面との間には、支持体33が介在されている。ピエゾ素子34の一端はレンズホルダ32に固定され、ピエゾ素子34の他端部は支持体33に固定されている。すなわち、ピエゾ素子34は、一端がレンズホルダ32に他端部が支持体33に固定された状態で光軸方向に配置されている。そして、このような構成を採用し、ピエゾ素子34に印加する電圧を変化させることにより、第2のレンズ群9を光軸方向(図4の矢印A方向)に移動させて、第1のレンズ群8と第2のレンズ群9との間の間隔を調整することができる。
次に、本実施の形態における、多層光情報記録媒体の再生動作について説明する。
光源1としての半導体レーザからZ軸方向に出射されたレーザ光16(実線)は、ハーフミラー2によって反射されて光路をY軸方向に折り曲げられた後、コリメートレンズユニット3に入射する。コリメートレンズユニット3に入射したレーザ光16は、第1のレンズ群8によって集光されて、光学素子10のスリット12に入射した後、第2のレンズ群9によってコリメートされる。コリメートされたレーザ光16は、立ち上げミラー4によって光路をZ軸方向に折り曲げられる。そして、Z軸方向に折り曲げられたレーザ光16は、対物レンズ5によって多層光情報記録媒体6としての多層BDの、例えば、第2層目の情報記録層6b上に集光される。
第2層目の情報記録層6bによって反射されたレーザ光16(再生光)は、対物レンズ5、立ち上げミラー4を順に通過した後、コリメートレンズユニット3に入射する。コリメートレンズユニット3に入射したレーザ光16は、第2のレンズ群9によって集光されて、光学素子10のスリット12に入射した後、第1のレンズ群8を透過し、さらにハーフミラー2を透過して、光検出器7で検出される。以上の動作により、多層光情報記録媒体6からの信号再生が行われる。
隣接する手前の第1層目の情報記録層6a(対物レンズ5に近い情報記録層)や隣接する奥の第3層目の情報記録層6c(対物レンズ5から遠い情報記録層)からも反射光が発生し、層間クロストークの原因である迷光となる。
隣接する手前の第1層目の情報記録層6a(対物レンズ5に近い情報記録層)によって反射されたレーザ光17(破線で示す不要反射光)は、対物レンズ5、立ち上げミラー4を順に通過した後、コリメートレンズユニット3に入射する。コリメートレンズユニット3に入射したレーザ光17は、第2のレンズ群9によって集光されて、第1のレンズ群8側のグレーティング部30に集光スポットを形成する。これにより、レーザ光17(不要反射光)を、第1のレンズ群8側のグレーティング部30で回折させ、第1のレンズ群8を透過して光検出器7で検出されるレーザ光17の光量を減少させることができるので、層間クロストークを低減することができる。
また、隣接する奥の第3層目の情報記録層6c(対物レンズ5から遠い情報記録層)によって反射されたレーザ光18(一点鎖線で示す不要反射光)は、対物レンズ5、立ち上げミラー4を順に通過した後、コリメートレンズユニット3に入射する。コリメートレンズユニット3に入射したレーザ光18は、第2のレンズ群9によって集光されて、当該第2のレンズ群9側のグレーティング部31に集光スポットを形成する。これにより、レーザ光18(不要反射光)を、第2のレンズ群9側のグレーティング部31で回折させ、第1のレンズ群8を透過して光検出器7で検出されるレーザ光18の光量を減少させることができるので、層間クロストークを低減することができる。
尚、鏡筒11の内面に、使用するレーザ光の波長よりも小さいピッチで形成された微細な凹凸構造を有する光吸収部材を貼り付け、グレーティング部30やグレーティング部31で回折された光を当該光吸収部材によって吸収するようにしておけば、層間クロストークのさらなる低減を図ることができる。
(数値実施例1)
以下、本実施の形態における光ピックアップ装置の具体的な設計について、好適な数値実施例を挙げてさらに詳細に説明する。
図5に、BD構成の場合の光路図を示す。また、下記(表1)に、本数値実施例の基本的な光学系のデータを示す。
Figure 2011181120
上記(表1)中、“OBJ”は光源1の位置、面番号1は第1のレンズ群8の光源1側のレンズ面、面番号2は第1のレンズ群8の多層光情報記録媒体6側のレンズ面、面番号3は光学素子10の光源1側の面、面番号4は光学素子10の多層光情報記録媒体6側の面、面番号5は第2のレンズ群9の光源1側のレンズ面、面番号6は第2のレンズ群9の多層光情報記録媒体6側のレンズ面、面番号7は立ち上げミラー4のミラー面、面番号8は対物レンズ5の光源1側のレンズ面、面番号9は対物レンズ5の多層光情報記録媒体6側のレンズ面、面番号10は多層光情報記録媒体6の透明基材の光源1側の面、面番号11は多層光情報記録媒体6の透明基材の情報記録層側の面、“IMA”は第2層目の情報記録層6bの位置をそれぞれ示している。
上記(表1)中の面番号1、2、5、6、7、8、9で示される面は、下記(数1)で与えられる非球面であり、その非球面係数は下記(表2)に示す通りである。
Figure 2011181120
但し、上記(数1)中、zはサグ量、rは瞳面内半径座標、cは曲率、kは円錐定数、αnは非球面係数をそれぞれ表わしている。
Figure 2011181120
図6に、本数値実施例における光ピックアップ装置の光学系による波面収差を示す。この収差図は、中心波長(λ)が405nmのレーザ光に対するものである。P−V(Peak to Valley)波面収差は0.0187λ、RMS(root mean square)波面収差は0.0049λであり、P−V波面収差がレイリー限界(λ/4)を超えておらず、RMS波面収差がマレシャル限界(0.07λ)を超えていないので、波面収差が良好に補正されていることが分かる。
図7に、本数値実施例の光ピックアップ装置において、コリメートレンズユニット3のスリット12を光軸方向(図1のY軸方向)にずらした場合の、発生する層間クロストークの変動を示す。ここで、対物レンズ5の開口数(NA)は0.85、コリメートレンズユニット3の内部開口数(NA)は0.5、スリット12のY軸方向の幅は30μm、多層光情報記録媒体6の、第1層目の情報記録層6aと第2層目の情報記録層6bとの間の層間隔、及び、第2層目の情報記録層6bと第3層目の情報記録層6cとの間の層間隔は10μm、層間屈折率は1.62である。
図7に示すように、スリット12を光軸方向(Y軸方向)にずれることなく形成することができれば、発生する層間クロストークを無限小にできることが分かる。また、加工誤差によりスリット12の位置が光軸方向に4μm程度ずれても、層間クロストークを許容範囲内に収めることができ、実用に供し得るコリメートレンズユニットを提供できることが分かる。
尚、本実施の形態においては、第1及び第2のレンズ群8、9が、それぞれ、1枚のレンズによって構成されている場合を例に挙げて説明したが、第1及び第2のレンズ群の少なくとも一方は複数枚のレンズによって構成されていてもよい。
また、本実施の形態においては、スリット12以外の回折/散乱面13が三角波グレーティング部によって構成されている場合を例に挙げて説明したが、スリット12以外の光散乱面を矩形波グレーティング部によって構成することもできる。
また、本実施の形態においては、スリット12以外の回折/散乱面13がグレーティング部30及びグレーティング部31によって構成されている場合を例に挙げて説明したが、スリット12以外の回折/散乱面は必ずしもグレーティング部によって構成する必要はない。例えば、等間隔で並べられた複数個の粒子によってスリット12以外の回折/散乱面を構成し、当該回折/散乱面に入射する光を散乱させるようにすることもできる。また、スリット12以外の部分を、黒色塗料を塗布することによって光吸収面とし、当該光吸収面に入射する光を吸収するようにすることもできる。スリット12以外の部分が、再生光の集光スポットの位置から焦点ずれした位置に光スポットを形成して当該コリメートレンズユニット3を透過する光の光量を減少させる機能を有していればよい。
[第2の実施の形態]
図8は、本発明の第2の実施の形態における光ピックアップ装置を示す概略構成図、図9は、当該光ピックアップ装置に用いられるコリメートレンズユニットを構成する光学素子を示す分解斜視図、図10は、当該光学素子の機能を説明するための図である。尚、XYZ3次元直交座標系は、図8のように設定されている。また、本実施の形態の光ピックアップ装置の構成は、コリメートレンズユニットの構成を除いて上記第1の実施の形態の光ピックアップ装置の構成と同様であるため、図1に示す部材と同一の部材には同一の参照符号を付し、それらの説明は省略する。
図8に示すように、コリメートレンズユニット19は、その内部に集光スポットを形成するように所定の間隔を置いて配置された第1及び第2のレンズ群20、21と、第1及び第2のレンズ群20、21間に設けられ、前記集光スポットの位置から焦点ずれした位置に光スポットを形成して当該コリメートレンズユニット19を透過する光の透過光量を減少させる光学素子22とを備えている。そして、第1及び第2のレンズ群20、21と光学素子22とは鏡筒23に収納されている。
光学素子22は、光軸に垂直な面に形成されたピンホール24を備えている。そして、光学素子22を備えたコリメートレンズユニット19は、ピンホール24に入射する光を透過させ、ピンホール24以外の面に入射する光を遮蔽する機能を有している。
より具体的には、光学素子22は、図9に示すように、一対の円柱状の透明部材25、26からなり、これら一対の透明部材25、26は、その端面同士が接合されている。透明部材25の接合面には、中央部分(円形)のみが光を通すように、当該中央部分以外の面にアルミニウム等からなる遮光膜が形成されている。同様に、透明部材26の接合面も、中央部分(円形)のみが光を通すように、当該中央部分以外の面に遮光膜が形成されている。そして、透明部材25、26を接合した後の接合面の中央部分がピンホール24になり、ピンホール24以外の部分が遮光面27になる。尚、遮光膜は、透明部材25の接合面及び透明部材26の接合面の少なくとも一方に形成されていればよい。また、ここでは、一対の円柱状の透明部材25、26を用い、これら一対の透明部材25、26の端面同士を接合しているが、必ずしもかかる構成に限定されるものではない。例えば、一対の角柱上の透明部材を用い、これら一対の透明部材の端面同士を接合してもよい。
コリメートレンズユニット19を以上のように構成することにより、光ピックアップ装置のコリメート光学系として用いた場合に、図10に示すように、多層光情報記録媒体6側から当該コリメートレンズユニット19に入射した迷光を、ピンホール24以外の部分である遮光面27によって遮蔽して、層間クロストークを低減することができる。
また、本実施の形態のコリメートレンズユニット19においても、上記第1の実施の形態の場合と同様に、第1及び第2のレンズ群20、21の少なくとも一方が光軸方向に移動可能であるのが望ましい。本実施の形態においては、第2のレンズ群21が、鏡筒23内で光軸方向に移動可能に設けられている(図8の矢印B参照)。尚、第2のレンズ群21の移動機構は、ウォームギヤ、モータ等(図示せず)により構成されている。また、第2のレンズ群21の移動機構は、ピエゾ素子を用いて構成することもできる(具体的構成については、上記第1の実施の形態における図4を参照)。
次に、本実施の形態における、多層光情報記録媒体の再生動作について説明する。
光源1としての半導体レーザからZ軸方向に出射されたレーザ光16(実線)は、ハーフミラー2によって反射されて光路をY軸方向に折り曲げられた後、コリメートレンズユニット19に入射する。コリメートレンズユニット19に入射したレーザ光16は、第1のレンズ群20によって集光されて、光学素子22のピンホール24に入射した後、第2のレンズ群21によってコリメートされる。コリメートされたレーザ光16は、立ち上げミラー4によって光路をZ軸方向に折り曲げられる。そして、Z軸方向に折り曲げられたレーザ光16は、対物レンズ5によって多層光情報記録媒体6としての多層BDの、例えば、第2層目の情報記録層6b上に集光される。
第2層目の情報記録層6bによって反射されたレーザ光16(再生光)は、対物レンズ5、立ち上げミラー4を順に通過した後、コリメートレンズユニット19に入射する。コリメートレンズユニット19に入射したレーザ光16は、第2のレンズ群21によって集光されて、光学素子22のピンホール24に入射した後、第1のレンズ群20を透過し、さらにハーフミラー2を透過して、光検出器7で検出される。以上の動作により、多層光情報記録媒体6からの信号再生が行われる。
隣接する手前の第1層目の情報記録層6a(対物レンズ5に近い情報記録層)によって反射されたレーザ光17(破線で示す不要反射光)は、対物レンズ5、立ち上げミラー4を順に通過した後、コリメートレンズユニット19に入射する。コリメートレンズユニット19に入射したレーザ光17は、第2のレンズ群21によって集光されて、ピンホール24と第1のレンズ群20との間に焦点を結ぶように、ピンホール24を含む遮光面27上に光スポットを形成する。これにより、レーザ光17(不要反射光)の一部を、ピンホール24の周りの遮光面27で遮蔽し、第1のレンズ群20を透過して光検出器7で検出されるレーザ光17の光量を減少させることができるので、層間クロストークを低減することができる。
また、隣接する奥の第3層目の情報記録層6c(対物レンズ5から遠い情報記録層)によって反射されたレーザ光18(一点鎖線で示す不要反射光)は、対物レンズ5、立ち上げミラー4を順に通過した後、コリメートレンズユニット19に入射する。コリメートレンズユニット19に入射したレーザ光18は、第2のレンズ群21によって集光されて、第2のレンズ群21とピンホール24との間に焦点を結ぶように、ピンホール24を含む遮光面27上に光スポットを形成する。これにより、レーザ光18(不要反射光)の一部を、ピンホール24の周りの遮光面27で遮蔽し、第1のレンズ群20を透過して光検出器7で検出されるレーザ光18の光量を減少させることができるので、層間クロストークを低減することができる。
(数値実施例2)
本実施の形態における光ピックアップ装置の数値実施例の基本的な光学系のデータ、及び、各レンズの非球面係数は、上記第1の実施の形態の数値実施例1に示す上記(表1)、(表2)と同じであり、得られる収差図も、上記第1の実施の形態の数値実施例1に示す図6と同じである。また、BD構成の場合の光路図も、上記第1の実施の形態の数値実施例1に示す図5と同じである。
図11に、本数値実施例の光ピックアップ装置において、コリメートレンズユニット19のピンホール24を光軸と直交する方向(例えば、図8のX軸方向やZ軸方向)にずらした場合の、発生する層間クロストークの変動を示す。ここで、対物レンズ5の開口数(NA)は0.85、コリメートレンズユニット19の内部開口数(NA)は0.5、ピンホール24の直径は8μm、多層光情報記録媒体6の、第1層目の情報記録層6aと第2層目の情報記録層6bとの間の層間隔、及び、第2層目の情報記録層6bと第3層目の情報記録層6cとの間の層間隔は10μm、層間屈折率は1.62である。
図11に示すように、ピンホール24を光軸と直交する方向(例えば、X軸方向やZ軸方向)にずれることなく形成することができれば、発生する層間クロストークを許容範囲内に収めることができることが分かる。また、加工誤差によりピンホール24の位置が光軸と直交する方向に4μm程度ずれても同様に、層間クロストークを許容範囲内に収めることができ、実用に供し得るコリメートレンズユニットを提供できることが分かる。
尚、本実施の形態においては、第1及び第2のレンズ群20、21が、それぞれ、1枚のレンズによって構成されている場合を例に挙げて説明したが、第1及び第2のレンズ群の少なくとも一方は複数枚のレンズによって構成されていてもよい。
本発明のコリメートレンズユニットは、当該コリメートレンズユニットに入射した光の集光スポットの位置から焦点ずれした位置に光スポットを形成して当該コリメートレンズユニットを透過する光の光量を減少させることができるので、層間クロストークの低減が望まれる多層光情報記録媒体用の光ピックアップ装置のコリメート光学系として有用である。
1 光源
2 ハーフミラー
3、19 コリメートレンズユニット
4 立ち上げミラー
5 対物レンズ
6 多層光情報記録媒体
6a、6b、6c 情報記録層
7 光検出器
8、20 第1のレンズ群
9、21 第2のレンズ群
10、22 光学素子
11、23 鏡筒
12 スリット
13 回折/散乱面
14、15、25、26 透明部材
14a、14b グレーティング
16、17、18 レーザ光
24 ピンホール
27 遮光面
30、31 グレーティング部

Claims (8)

  1. 複数の情報記録層を有する多層光情報記録媒体からの信号再生を行う光ピックアップ装置において、光源からの光をコリメートするコリメート光学系としてのコリメートレンズユニットであって、
    その内部に集光スポットを形成するように所定の間隔を置いて配置された第1及び第2のレンズ群と、
    前記第1及び第2のレンズ群間に設けられ、前記集光スポットの位置から焦点ずれした位置に光スポットを形成して前記コリメートレンズユニットを透過する光の光量を減少させる光学素子とを備えたことを特徴とするコリメートレンズユニット。
  2. 前記第1及び第2のレンズ群と前記光学素子とが鏡筒に収納された、請求項1に記載のコリメートレンズユニット。
  3. 前記光学素子が、光軸に平行な平面内に形成された光軸に直交するスリットを有する回折/散乱面を備え、
    前記スリットに入射する光を透過させ、前記スリット以外の前記回折/散乱面に入射する光を回折あるいは散乱させる機能を有する、請求項1又は2に記載のコリメートレンズユニット。
  4. 前記光学素子が、光軸に平行な平面内に形成された光軸に直交するスリットを有する光吸収面を備え、
    前記スリットに入射する光を透過させ、前記スリット以外の前記光吸収面に入射する光を吸収する機能を有する、請求項1又は2に記載のコリメートレンズユニット。
  5. 前記光学素子が、光軸に垂直な面に形成されたピンホールを備え、
    前記ピンホールに入射する光を透過させ、前記ピンホール以外の面に入射する光を遮蔽する機能を有する、請求項1又は2に記載のコリメートレンズユニット。
  6. 前記第1及び第2のレンズ群の少なくとも一方が光軸方向に移動可能である、請求項1〜5のいずれか1項に記載のコリメートレンズユニット。
  7. 前記光ピックアップ装置の前記コリメート光学系として用いた場合に、前記第1及び第2のレンズ群のうち、前記光ピックアップ装置の対物レンズ側のレンズ群が、光軸方向に移動可能である、請求項6に記載のコリメートレンズユニット。
  8. 複数の情報記録層を有する多層光情報記録媒体からの信号再生を行う光ピックアップ装置であって、
    光源からの光をコリメートするコリメート光学系として請求項1〜7のいずれか1項に記載のコリメートレンズユニットを用いることを特徴とする光ピックアップ装置。
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