JP2011180450A - 光走査装置及びそれを備えた画像表示装置 - Google Patents

光走査装置及びそれを備えた画像表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】周囲温度等の変化により共振型偏向素子の共振周波数が変化した場合においても、偏向面を一定の揺動振幅に維持することができる光走査装置及びそれを備えた画像表示装置を提供する。
【解決手段】共振型偏向素子50を駆動する駆動信号Sig1の周波数を変化させ、偏向面52の揺動振幅を検出して、共振型偏向素子50固有の共振周波数を判定し、この共振周波数から所定周波数だけずれた周波数の駆動信号Sig1で共振型偏向素子50を駆動した後、駆動信号Sig1の振幅を変更して偏向面52の揺動振幅を所定値にする駆動制御部10を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、光走査装置及びそれを備えた画像表示装置に関し、さらに詳細には、入射する光束を偏向する偏向面を有し、共振により偏向面が軸周りに揺動する共振型偏向素子により光束を走査する光走査装置及びそれを備えた画像表示装置に関する。
従来より、画像信号に応じた強度の光束を1次元方向又は2次元方向に走査する光走査装置が知られている。この光走査装置は、ユーザの少なくとも一方の網膜に走査して投影することにより画像を表示する網膜走査型画像表示装置や、スクリーン上に画像信号に応じた強度の光束を走査して画像を表示するスクリーン走査型画像表示装置などの画像表示装置に用いられている。
例えば、下記特許文献1に記載の画像表示装置では、相対的に高速に反射ミラーを揺動可能な共振型偏向素子と、相対的に低速に反射ミラーを揺動可能な非共振型偏向素子とにより光束を走査して画像を表示する。すなわち、画像信号に応じた強度で光源から出射された光束を、共振型偏向素子の反射ミラーを共振させて第1方向に走査し、さらに非共振型偏向素子の反射ミラーを鋸歯波状、三角波状又は台形波状に駆動させて光束を第2方向へ走査して、画像を表示する。なお、第1方向は例えば水平方向であり、第2方向は例えば垂直方向である。
特開2006−276396号公報
共振型偏向素子を有する光走査装置では、共振型偏向素子の偏向面を共振型偏向素子固有の共振周波数で揺動させることにより、低消費電力かつ高速に偏向面を揺動させることができる。
しかし、共振型偏向素子固有の共振周波数は、共振型偏向素子の個体差によって異なるため、共振型偏向素子毎に共振周波数を検出して、共振型偏向素子を駆動させる必要がある。
しかし、共振型偏向素子は、周波数がずれたときに急激に偏向面の揺動振幅が変化する跳躍特性を有している。そのため、周囲温度等の変化により共振型偏向素子の共振周波数が変化した場合には、共振型偏向素子を駆動する駆動信号の周波数も追従して変更しなければ、偏向面の揺動振幅(振れ角)が急激に小さくなる恐れがある。このとき、駆動信号の周波数を変更することなく、偏向面を一定の揺動振幅に維持させようとして駆動信号の電圧を上昇させると、共振ポイントからずれたところで偏向面を揺動させることになるため共振型偏向素子の消費電力が増大してしまう。しかも、共振ポイントからずれたところで偏向面を揺動させた場合、大きな揺動振幅を得ることができない。
本発明は、周囲温度等の変化により共振型偏向素子の共振周波数が変化した場合においても、偏向面を一定の揺動振幅に維持することができる光走査装置及びそれを備えた画像表示装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、入射する光束を偏向する偏向面を有し、共振により前記偏向面が軸周りに揺動する共振型偏向素子と、前記共振型偏向素子を駆動する駆動信号の周波数を変化させ、前記偏向面の揺動振幅を検出して、前記共振型偏向素子固有の共振周波数を判定し、この共振周波数から所定周波数だけずれた周波数の前記駆動信号で前記共振型偏向素子を駆動した後、前記駆動信号の振幅を変更して前記偏向面の揺動振幅を所定値にする駆動手段と、を備えた光走査装置とした。
また、請求項2に係る発明は、請求項1に記載の光走査装置において、前記共振型偏向素子は、メタル基板上に前記偏向面を含む領域が形成されたMEMSであり、前記駆動手段は、前記共振周波数から所定周波数だけ高い周波数の前記駆動信号で前記共振型偏向素子を駆動した後、前記偏向面の揺動振幅を所定値にすることを特徴とする。
また、請求項3に係る発明は、請求項1に記載の光走査装置において、前記共振型偏向素子は、シリコン基板上に前記偏向面を含む領域が形成されたMEMSであり、前記駆動手段は、前記共振周波数から所定周波数だけ低い周波数の前記駆動信号で前記共振型偏向素子を駆動した後、前記偏向面の揺動振幅を所定値にすることを特徴とする。
また、請求項4に係る発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の光走査装置において、前記共振型偏向素子又はその周囲の温度を検出する温度検出手段を備え、前記所定周波数は、前記温度検出手段によって検出された温度に基づいた周波数としたことを特徴とする。
また、請求項5に係る発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の光走査装置を備え、画像信号に応じた強度の光束を前記光走査装置により走査し、ユーザの少なくとも一方の眼に向けて出射させることで、画像を表示することを特徴とする網膜走査型の画像表示装置とした。
本発明によれば、共振周波数から所定周波数だけずれた周波数の駆動信号で共振型偏向素子を駆動した後、駆動信号の振幅レベルを変更して偏向面の揺動振幅を所定値にするので、周囲温度等の変化により共振型偏向素子の共振周波数が変化した場合においても、偏向面を一定の揺動振幅に維持することができる。
本発明の一実施形態に係る光走査装置の構成を示す図である。 共振型偏向素子の構成を示す図である。 共振型偏向素子の特性を示す図である。 共振型偏向素子の特性を示す図である。 共振型偏向素子の特性を示す図である。 共振型偏向素子の特性を示す図である。 共振型偏向素子の特性を示す図である。 偏向面の揺動振幅(振れ角)と偏向面との位相差との関係を示す図である。 駆動制御部の処理の流れを示す図である。 本発明の一実施形態に係る他の光走査装置の構成を示す図である。 別の偏向素子の構成を示す図である。 図11に示す偏向素子の特性を示す図である。 本発明の一実施形態に係る画像表示装置の構成を示す図である。
以下、本発明の一実施形態に係る光走査装置及びそれを備えた画像表示装置について図面を参照して具体的に説明する。
[1.光走査装置の構成]
本実施形態に係る光走査装置1は、駆動制御部10、直流電圧重畳部40、共振型偏向素子50、光源60、BDセンサ70を有している。
駆動制御部10は、共振型偏向素子50を駆動する駆動信号Sig1を生成する駆動手段であり、周波数決定部11と、振幅決定部12と、駆動信号生成部13とを有している。駆動信号生成部13は、周波数決定部11及び振幅決定部12により決定された周波数fo及び振幅Vpの駆動信号Sig1を生成して出力する。
直流電圧重畳部40は、直流電圧印加部41と、信号重畳回路42とを有している。そして、駆動制御部10から出力された駆動信号Sig1に、信号重畳回路42により、直流電圧印加部41で生成された直流電圧が重畳されて、共振型偏向素子50の駆動部51に印加される。共振型偏向素子50の偏向面52は、直流電圧に重畳された駆動信号Sig1に基づいて揺動する。なお、駆動部51は、例えば圧電素子などにより構成される。
ここで、共振型偏向素子50は、薄板状のメタル基板上に形成されたMEMSであり、例えば、図2に示すような形状を有している。また、メタル基板として、アルミ基板、銅基板、鉄基板などがある。図2に示す例では、共振型偏向素子50は、駆動部51と、偏向面(反射ミラー)52と、枠体53と、梁部54,54とを有して構成されている。そして、駆動部51に直流電圧に重畳された駆動信号Sig1が印加され、この駆動部51の変位により、駆動信号Sig1に応じた周波数で、枠体53と梁部54,54と偏向面52とが振動し、揺動軸Lcを中心として、偏向面52が軸周りに揺動する。なお、以下においては、偏向面52の揺動振幅とは、偏向面52の回転角度範囲であり、偏向面52の振れ角である。
図3に、ある温度で所定振幅の駆動信号Sig1をその周波数を変化させながら入力したときの共振型偏向素子50の偏向面52の揺動振幅特性を示す。同図に示すように、共振周波数fsから周波数が少しずれたところに急激に偏向面52の揺動振幅が変化する跳躍現象が発生する箇所が存在する。そのため、周囲温度等の変化により共振型偏向素子50の共振周波数fsが変化した場合には、共振型偏向素子50を駆動する駆動信号Sig1の周波数も追従して変更しなければ、偏向面52の揺動振幅が急激に小さくなる恐れがある。
しかも、メタルで構成された共振型偏向素子50では、図4に示すように、駆動信号Sig1の周波数を上昇させていったときの振幅特性と、駆動信号Sig1の周波数を下降させていったときの振幅特性が異なっている。そのため、偏向面52の揺動振幅が急激に小さくなった後に、駆動信号Sig1の周波数と共振型偏向素子50の共振周波数fsに合わせるのに時間がかかってしまう場合がある。なお、図4においては、駆動信号Sig1の周波数を下降させながら入力したときの特性を実線で示し、駆動信号Sig1の周波数を上昇させながら入力したときの特性を波線で示す。
そこで、本実施形態に係る光走査装置1では、所定振幅の駆動信号Sig1の周波数を変化させながら共振型偏向素子50固有の共振周波数fsを判定し、図5に示すように、共振周波数fsから所定周波数Δfだけ高い周波数foの駆動信号Sig1で共振型偏向素子50を駆動するようにしている。
このようにすることで、図6に示すように、温度変化等により共振型偏向素子50の特性が、実線で示す特性から波線で示す特性となったときでも、偏向面52の揺動振幅が小さくなることを抑えることができる。すなわち、駆動信号Sig1の周波数foを、共振型偏向素子50固有の共振周波数fsから所定周波数Δfだけ高い周波数とすることで、温度変化などによる特性変化に対してマージンをとることができる。
また、共振型偏向素子50の特性は、駆動信号Sig1の振幅Vpによっても変化する。図7に、共振型偏向素子50の特性を駆動信号Sig1の振幅Vp毎(5V,7V,11.5V,13V)に示した図である。同図からわかるように、駆動信号Sig1の振幅Vpによって揺動振幅も異なるが、共振型偏向素子50の共振周波数fsも異なるものとなる。従って、駆動信号Sig1の周波数を決定した後に、駆動信号Sig1の振幅Vpを変化させると、偏向面52の揺動振幅が変化する。特に、駆動信号Sig1の振幅Vpを大きく変化させると、偏向面52の揺動振幅の変化が大きくなり、駆動信号Sig1の周波数が共振周波数fsから外れて偏向面52の揺動振幅が急激に小さくなる恐れがある。
そこで、本実施形態に係る光走査装置1では、駆動信号Sig1の振幅をある程度大きくしてからその周波数foを決定し、その後、振幅Vpを変化させるようにしている。このようにすることで、駆動信号Sig1の振幅変化によって、偏向面52の揺動振幅が急激に小さくなることを抑制することができる。
さらに、本実施形態に係る光走査装置1では、駆動信号Sig1の信号波形と偏向面52の揺動波形との位相差θcに基づいて、駆動信号Sig1の周波数を調整することで、さらに精度よく偏向面52を揺動するようにしている。すなわち、上述のように駆動信号Sig1の周波数foを決定し、偏向面52の揺動振幅を所定振幅に調整した後に、位相差θcが所定範囲Z内(図8参照)から外れたときには、位相差θcが所定範囲Z内になるように駆動信号Sig1の周波数を調整するようにしている。
また、偏向面52の揺動振幅を一定に保つために駆動信号Sig1の振幅Vpを変更する場合には、位相差θcが所定範囲Z内であることを確認してから行うようにしている。すなわち、位相差θcによる周波数制御を、振幅制御よりも優先して行うようにしている。このようにすることでさらに精度よく偏向面52を揺動することができる。
このように光走査装置1が構成されているため、跳躍現象により偏向面52の揺動振幅が急激に小さくなることを抑制することができ、しかも、光走査装置1の環境変化に合わせた共振型偏向素子50の駆動を行うことが可能となる。
上述した動作を行うために、周波数決定部11、振幅決定部12、駆動信号生成部13、直流電圧重畳部40は以下のように構成されている。
周波数決定部11は、共振型偏向素子50固有の共振周波数fsを検出し、この共振周波数fsに対して所定周波数Δfだけ高い周波数を駆動信号Sig1の周波数foとして決定する。その後、周波数決定部11は、駆動信号Sig1と共振型偏向素子50の揺動状態との位相差θcが所定範囲を超えたとき、駆動信号Sig1の周波数foを変更して、その位相差θcが所定範囲Z内になるようにする。
この周波数決定部11は、位相差判定部21と、目標位相差記憶部22と、位相差比較部23と、周波数変更制御部24とを有している。
位相差判定部21は、駆動信号Sig1の信号波形と偏向面52の揺動波形との位相差θcを判定する。BDセンサ70は偏向面52が所定の傾き角にあるときに光源60から出射された光束を入射して検出信号(以下、BD信号という)を出力している。位相差判定部21は、BDセンサ70からのBD信号の出力タイミングに基づき、偏向面52の傾き角の状態を検出し、駆動信号Sig1の波形と偏向面52の揺動波形との位相差θcを判定する。なお、位相差判定部21において、例えば、偏向面52の傾き角が+Xから−Xへ向かうときに傾き角が0になるタイミングと、駆動信号Sig1が正電圧から負電圧に向かうときに電圧が0Vとなるタイミングとを検出し、これらのタイミングの関係から、位相差θcを判定するようにしてもよい。なお、正電圧の駆動信号を駆動部51に印加したときに、偏向面52の傾き角が+X方向になるものとする。
目標位相差記憶部22は、起動許容できる位相差θcの範囲である所定範囲Zの情報が記憶されている。位相差比較部23は、位相差判定部21から位相差θcを取得すると共に、目標位相差記憶部22から所定範囲Zの情報を取得し、位相差θcが所定範囲Z内にあるか否かを判定する。
周波数変更制御部24は、位相差θcが所定範囲Z内にないときに、位相差判定部21から出力される位相差θcが所定範囲Zの上限値より大きければ、位相差判定部21から出力される位相差θcが所定範囲Zの下限値より小さくなるまで、駆動信号生成部13を制御して駆動信号Sig1の周波数を上げてく。その後、周波数変更制御部24は、位相差判定部21から出力される位相差θcが90[deg]になるまで、駆動信号生成部13を制御して駆動信号Sig1の周波数を下げていく。位相差判定部21から出力される位相差θcが90[deg]になったときの駆動信号Sig1の周波数が共振周波数fsである。従って、周波数変更制御部24は、位相差判定部21から出力される位相差θcが90[deg]になったときの駆動信号Sig1の周波数を共振周波数fsとして判定する。
また、周波数変更制御部24は、位相差θcが所定範囲Z内にないときに、位相差判定部21から出力される位相差θcが所定範囲Zの下限値より小さければ、位相差判定部21から出力される位相差θcが90[deg]となるまで、駆動信号生成部13を制御して駆動信号Sig1の周波数を下げていく。そして、周波数変更制御部24は、位相差判定部21から出力される位相差θcが90[deg]になったときの駆動信号Sig1の周波数を共振周波数fsとして判定する。
このように、周波数変更制御部24は、位相差θcが所定範囲Z内にないとき、駆動信号Sig1の周波数を増減させて共振周波数fsを判定するようにしている。そして、周波数変更制御部24は、駆動信号生成部13を制御して、共振周波数fsよりも所定周波数Δfだけ高い周波数foの駆動信号Sig1を駆動信号生成部13から出力させるようにしている。
振幅決定部12は、共振型偏向素子50の偏向面52の揺動振幅が目標とする揺動振幅となるように、駆動信号生成部13から出力される駆動信号Sig1の振幅Vpを制御するものであり、位相差θcが所定範囲Z内となったときに動作する。
振幅決定部12は、振幅制御実行切換部31と、振幅判定部32と、目標振幅記憶部33と、振幅比較部34と、振幅変更制御部35とを有している。
振幅制御実行切換部31は、位相差比較部23からの出力に基づき、振幅判定部32の動作を制御する。すなわち、振幅制御実行切換部31は、位相差θcが所定範囲Z内にあるときに出力される信号を位相差比較部23から受信すると、振幅判定部32を非動作状態にし、位相差θcが所定範囲Z内にないときに出力される信号を位相差比較部23から受信すると、振幅判定部32を動作状態にする。
振幅判定部32は、振幅制御実行切換部31から動作状態にされたとき、BDセンサ70からのBD信号の有無やタイミングに基づき、偏向面52の揺動振幅を検出する。具体的には、振幅判定部32は、BDセンサ70からBD信号が出力されないときには、偏向面52の揺動振幅が所定範囲以下であると判断する。また、BDセンサ70からBD信号が出力されているとき、BDセンサ70から出力されるBD信号の間隔に基づき、偏向面52の揺動振幅を判断する。
目標振幅記憶部33は、目標とする偏向面52の揺動振幅(以下、揺動振幅Xaとする)の情報を記憶している。振幅比較部34は、振幅判定部32から偏向面52の揺動振幅(以下、揺動振幅Xrとする)の情報を取得すると共に、目標振幅記憶部33から揺動振幅Xaの情報を取得し、揺動振幅Xrと揺動振幅Xaとの振幅差(以下、振幅差Xsとする)を求める。なお、振幅比較部34は、振幅判定部32が動作していないときには、揺動振幅Xrと揺動振幅Xaとの差がない旨の情報(Xs=0)を出力する。
振幅変更制御部35は、振幅差Xsが所定範囲内となるように、駆動信号生成部13を制御して駆動信号Sig1の振幅Vpを変更する。なお、振幅変更制御部35は、振幅差Xsが所定範囲内にあるときには、駆動信号Sig1の振幅Vpの変更は行わない。
以上のように構成された光走査装置1における駆動制御部10の処理を、図9を参照して説明する。なお、図9は、理解を容易にするために簡略化した図としている。
駆動制御部10において、共振型偏向素子50の駆動を開始すると、まず、周波数決定部11及び振幅決定部12は所定の周波数及び振幅の駆動信号Sig1が駆動信号生成部13から出力されるように、駆動信号生成部13を制御する(ステップS10)。具体的には、周波数決定部11の周波数変更制御部24は、駆動信号Sig1が所定の周波数となるように駆動信号生成部13を制御する。また、振幅決定部12の振幅変更制御部35は、駆動信号Sig1が所定の振幅となるように駆動信号生成部13を制御する。所定の周波数及び振幅とは、例えば、デフォルトとして予め周波数変更制御部24及び振幅変更制御部35に設定されている周波数及び振幅である。なお、周波数変更制御部24及び振幅変更制御部35が最後に駆動信号Sig1を制御したときの周波数及び振幅を記憶しておき、この周波数及び振幅を所定の周波数及び振幅としてもよい。
次に、周波数決定部11において、位相差判定部21と位相差比較部23とがその動作を開始する。位相差判定部21は、駆動信号Sig1の信号波形と偏向面52の揺動波形との位相差θcを判定する(ステップS11)。この位相差θcは、位相差比較部23において、目標位相差記憶部22から取得した所定範囲Zと比較され、位相差θcが所定範囲Z内にあるか否かを判定される(ステップS12)。
位相差θcが所定範囲Z内にないとき(ステップS12:No)、周波数変更制御部24は、上述したように、駆動信号Sig1の周波数を増減させて共振周波数fsを検出する。すなわち、周波数変更制御部24は、駆動信号Sig1の周波数を増減させていき、位相差判定部21から出力される位相差θcが90[deg]になったときの駆動信号Sig1の周波数を共振周波数fsとして判定する。そして、周波数変更制御部24は、駆動信号生成部13を制御して、共振周波数fsよりも所定周波数Δfだけ高い周波数foの駆動信号Sig1を駆動信号生成部13から出力させる(ステップS13)。
一方、位相差θcが所定範囲Z内にあるとき(ステップS12:Yes)、周波数変更制御部24から出力される信号に基づき、振幅制御実行切換部31は振幅判定部32を動作状態にし、振幅判定部32により偏向面52の揺動振幅を検出させる(ステップS14)。そして、振幅比較部34は、振幅判定部32から偏向面52の揺動振幅Xrと目標とする偏向面52の揺動振幅Xaとを比較し、それらの振幅差Xsを求める(ステップS15)。そして、振幅変更制御部35は、振幅差Xsが所定範囲外であるときには(ステップS15:No)、振幅差Xsが所定範囲内になるように、駆動信号生成部13を制御して駆動信号Sig1の振幅を変更する(ステップS16)。
ステップS13又はステップS16の処理が終了したとき、一方、振幅差Xsが所定範囲内であるときには(ステップS15:Yes)、駆動制御部10は、外部(例えば、操作部)からの入力に基づき、終了指示があったか否かを判定する(ステップS17)。そして、終了指示がある場合(ステップS17:Yes)には、駆動制御部10は、共振型偏向素子50の偏向面52の揺動を中止して、共振型偏向素子50の駆動処理を終了する。一方、終了指示がない場合(ステップS17:No)には、処理をステップS11に戻し、ステップS11からの処理を繰り返す。
以上のように、本実施形態に係る光走査装置1では、共振型偏向素子50を駆動する駆動信号Sig1の周波数を変化させ、偏向面52の揺動状態を検出して、共振型偏向素子50固有の共振周波数fsを判定する。そして、光走査装置1は、この共振周波数fsから所定周波数Δfだけずれた周波数の駆動信号Sig1で共振型偏向素子50を駆動した後、駆動信号Sig1の振幅Vpを変更して偏向面52の揺動振幅を所定値にする。
このように光走査装置1が構成されているため、跳躍現象により偏向面52の揺動振幅が急激に小さくなることを抑制することができ、しかも、周囲温度等の変化により共振型偏向素子50の共振周波数fsが変化した場合においても、偏向面52を一定の揺動振幅に維持することができる。
また、共振型偏向素子50は、メタル基板上に偏向面52を含む領域が形成されたMEMSであり、図3に示すような特性を有している。すなわち、駆動信号Sig1の周波数を共振周波数よりも低くしていくと急激に偏向面52の揺動振幅(振れ角)が小さくなるが、駆動信号Sig1の周波数を共振周波数から高くしていっても偏向面52の揺動振幅(振れ角)は急激に小さくならない。そこで、駆動制御部10は、共振周波数fsから所定周波数Δfだけ高い周波数foの駆動信号Sig1で共振型偏向素子50を駆動するようにしている。このようにすることで、駆動信号Sig1の周波数を共振周波数fsと同一としない場合であっても、小さい駆動信号Sig1で偏向面52の揺動振幅を大きくとることができ、省電力化を図ることができる。
なお、BDセンサ70に代えて、共振型偏向素子50により走査された光束が入射する位置に複数の光電変換素子をアレイ状に設けたラインイメージセンサを設け、ラインイメージセンサの各光電変換素子から出力される信号に基づいて偏向面52の揺動状態を検出するようにしてもよい。また、共振型偏向素子50において、枠体53に新たに圧電素子を設け、偏向面52の揺動に応じて圧電素子から出力される電気信号に基づき、偏向面52の揺動状態を検出するようにしてもよい。
また、図10に示すように、共振型偏向素子50又はその周囲の温度を検出する温度検出部80を設け、温度検出部80による検出結果に応じて、所定周波数Δfを変更するようにしてもよい。すなわち、周波数変更制御部24において、温度Tと周波数とを関連づけたテーブルを記憶しておき、温度検出部80によって検出された温度Tに関連づけられた周波数を前記テーブルから読み出して、この周波数を所定周波数Δfとする。このようにすることで、温度に応じて適切に所定周波数Δfを決めることができ、周囲温度等の変化により共振型偏向素子の共振周波数が変化した場合においても、より安定的に偏向面52を一定の揺動振幅に維持することができる。なお、温度検出部80は本発明の温度検出手段に相当する。
また、共振型偏向素子50は、メタル基板上に偏向面52を含む領域が形成されたMEMSとしたが、シリコン基板上に偏向面を含む領域が形成されたMEMSを用いるようにしてもよい。例えば、共振型偏向素子50’を図11に示すように構成する。同図に示すように、共振型偏向素子50’は、その偏向面52’である反射ミラーを四角形状とし、その表面に反射面が形成されている。偏向面52’は2辺に連結する梁部54’,54’により支持され、梁部54’,54’は枠体53’に連結して支持されている。つまり、偏向面52’は2つの梁部54’,54’を介して枠体53’に揺動可能に支持されている。また、枠体53’の1つの隅部から梁部54’に向かって延びる圧電素子からなる駆動部51’が枠体53’上に形成されている。これらの偏向面52’,枠体53’,梁部54’,54’はシリコン基板上に形成されるものである。そして、駆動制御部10から駆動信号Sig1を直流電圧を重畳して駆動部51’に入力することで、梁部54’,54’の長手方向を揺動軸Lc’として、偏向面52’が揺動軸Lc’周りに揺動する。この共振型偏向素子50’では、図12に示すように、駆動信号Sig1の周波数を共振周波数fsよりも高くしていくと急激に偏向面52の揺動振幅(振れ角)が小さくなるが、駆動信号Sig1の周波数を共振周波数fsから低くしていっても偏向面52の揺動振幅(振れ角)は急激に小さくならない。そこで、駆動制御部10は、共振周波数fsから所定周波数Δfだけ低い周波数foの駆動信号Sig1で共振型偏向素子50’を駆動する。このようにすることで、駆動信号Sig1の周波数を共振周波数fsと同一としない場合であっても、小さい駆動信号Sig1で偏向面52の揺動振幅を大きくとることができ、省電力化を図ることができる。
[2.画像表示装置]
次に、上記光走査装置を適用した画像表示装置について説明する。本実施形態に係る画像表示装置は、光走査型画像表示装置であり、画像信号に応じて強度変調したレーザ光をレーザから出射し、このレーザ光を走査部により2次元方向に走査し、投射対象に投射して画像を表示するものである。以下においては、網膜走査型の画像表示装置(以下、RSDという)を一例に挙げて説明するが、スクリーン投射型の画像表示装置などにも適用することができる。
本実施形態に係るRSDの電気的構成及び光学的構成について、図13を参照して説明する。
本実施形態に係るRSD100は、外部入力端子(図示せず)から入力された画像信号Sに基づいて、画像を形成するための要素となるR(赤色)駆動信号120r,G(緑色)駆動信号120g,B(青色)駆動信号120bを画素単位で生成する制御部110を備えている。また、制御部110は、高速走査部150で使用される高速駆動信号111と、低速走査部160で使用される低速駆動信号112とをそれぞれ出力する。
Rレーザドライバ126,Gレーザドライバ127,Bレーザドライバ128は、それぞれ制御部110から出力されるR駆動信号120r,G駆動信号120g,B駆動信号120bをもとに、Rレーザ123,Gレーザ124,Bレーザ125へそれぞれ駆動電流を供給する。各レーザ123,124,125は、各レーザドライバ126,127,128から供給される駆動電流に応じて強度変調されたレーザ光を出射する。各レーザ123,124,125から出射したR(赤色)レーザ光Lr,G(緑色)レーザ光Lg、B(青色)レーザ光Lbは、コリメート光学系131,132,133によってそれぞれ平行光化された後に、ダイクロイックミラー134,135,136に入射される。その後、これらのダイクロイックミラー134,135,136により、3原色の各レーザ光Lr,Lg,Lbが波長選択的に反射・透過して結合光学系137に達し、合波されて光ファイバケーブル140へ出射される。
光ファイバケーブル140を介して出射されるレーザ光はコリメート光学系141により平行光化され、高速走査部150へ入射される。高速走査部150は、レーザ光を水平方向に走査するための偏向面(反射ミラー)152を有する共振型偏向素子151を備えており、高速走査駆動回路153により高速駆動信号111に基づいて共振型偏向素子151を駆動し、偏向面152によりレーザ光を偏向して走査する。高速走査部150と低速走査部160との間には、第1リレー光学系155が設けられており、高速走査部150により操作されたレーザ光が、低速走査部160に入射する。
低速走査部160は、レーザ光を垂直方向に走査するための偏向面(反射ミラー)162を有する非共振型偏向素子161を有しており、低速走査駆動回路163により低速駆動信号112に基づいて非共振型偏向素子161を駆動する。この低速走査部160は、表示すべき画像の1フレームごとに、画像を形成するためのレーザ光を最初の走査線から最後の走査線に向かって垂直方向に走査する。ここで「走査線」とは、高速走査部150による水平方向への片側1走査を意味する。非共振型偏向素子161によって走査されたレーザ光は、正の屈折力を持つ2つのレンズ170a,170bが直列配置された第2リレー光学系170を介して、眼201の前方に位置させたハーフミラー180で反射されてユーザの瞳孔201aに入射する。これにより、網膜201b上に画像信号Sに応じた画像が投影され、ユーザは瞳孔201aに入射するレーザ光を画像として認識する。また、ハーフミラー180は外光Laを透過してユーザの瞳孔201aに入射させるようにしており、これによりユーザは外光Laに基づく外景にレーザ光に基づく画像を重ねた画像を視認することができる。
以上のように構成されたRSD100では、制御部110が上記光走査装置1の駆動制御部10と同様の回路構成を有して動作し、高速走査駆動回路153が直流電圧重畳部40と同様の回路構成を有して動作する。すなわち、RSD100では、共振型偏向素子151を駆動する高速駆動信号111の周波数を変化させ、BDセンサ154から出力されるBD信号に基き偏向面152の揺動振幅を検出して、共振型偏向素子151固有の共振周波数fsを判定する。そして、RSD100は、この共振周波数fsから所定周波数Δfだけずれた周波数の高速駆動信号111で共振型偏向素子151を駆動した後、高速駆動信号111の振幅を変更して偏向面152の揺動振幅を所定値にする。
このようにRSD100が構成されているため、跳躍現象により偏向面152の揺動振幅が急激に小さくなることを抑制することができ、しかも、周囲温度等の変化により共振型偏向素子151の共振周波数fsが変化した場合においても、偏向面152を一定の揺動振幅に維持することができる。
本発明を、上述してきた実施形態を通して説明したが、本実施形態のRSD1によれば、以下の効果が期待できる。
(1)本実施形態の光走査装置1は、入射する光束を偏向する偏向面52,52’を有し、共振により偏向面52,52が揺動軸Lc,Lc’周りに揺動する共振型偏向素子50,50’を有している。さらに、光走査装置1は、駆動制御部10(駆動手段)を備え、この駆動制御部10により、共振型偏向素子50,50’を駆動する駆動信号Sig1の周波数を変化させ、偏向面52,52’の揺動振幅を検出して、共振型偏向素子50,50’固有の共振周波数を判定する。そして、駆動制御部10は、この共振周波数fsから所定周波数Δfだけずれた周波数foの駆動信号Sig1で共振型偏向素子50,50’を駆動した後、駆動信号Sig1の振幅を変更して偏向面52,52’の揺動振幅を所定値にする。従って、跳躍現象により偏向面52の揺動振幅が急激に小さくなることを抑制することができ、しかも、周囲温度等の変化により共振型偏向素子50の共振周波数fsが変化した場合においても、偏向面52を一定の揺動振幅に維持することができる。
(2)また、共振型偏向素子50は、メタル基板上に偏向面52を含む領域が形成されたMEMSであり、駆動制御部10は、共振周波数fsから所定周波数Δfだけ高い周波数foの駆動信号Sig1で共振型偏向素子50を駆動した後、偏向面52の揺動振幅を所定値にするので、駆動信号Sig1の周波数を共振周波数fsと同一としない場合であっても、小さい駆動信号Sig1で偏向面52の揺動振幅を大きくとることができ、省電力化を図ることができる。
(3)共振型偏向素子50’は、シリコン基板上に偏向面52’を含む領域が形成されたMEMSであり、駆動制御部10は、共振周波数fsから所定周波数Δfだけ低い周波数fsの駆動信号Sig1で共振型偏向素子50’を駆動した後、偏向面52’の揺動振幅を所定値にするので、駆動信号Sig1の周波数を共振周波数fsと同一としない場合であっても、小さい駆動信号Sig1で偏向面52’の揺動振幅を大きくとることができ、省電力化を図ることができる。
(4)共振型偏向素子50,50’又はその周囲の温度を検出する温度検出部80を備え、所定周波数Δfは、温度検出部80によって検出された温度に基づいた周波数としているので、周囲温度等の変化により共振型偏向素子50,50’の共振周波数fsが変化した場合においても、より安定的に偏向面52,52’を一定の揺動振幅に維持することができる。
最後に、上述した各実施の形態の説明は本発明の一例であり、本発明は上述の実施の形態に限定されることはない。このため、上述した各実施の形態以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることは勿論である。
1 光走査装置
10 駆動制御部
40 直流電圧重畳部
50,50’,150 共振型偏向素子
52,52’,152 偏向面
80 温度検出部

Claims (5)

  1. 入射する光束を偏向する偏向面を有し、共振により前記偏向面が軸周りに揺動する共振型偏向素子と、
    前記共振型偏向素子を駆動する駆動信号の周波数を変化させ、前記偏向面の揺動振幅を検出して、前記共振型偏向素子固有の共振周波数を判定し、この共振周波数から所定周波数だけずれた周波数の前記駆動信号で前記共振型偏向素子を駆動した後、前記駆動信号の振幅を変更して前記偏向面の揺動振幅を所定値にする駆動手段と、を備えた光走査装置。
  2. 前記共振型偏向素子は、メタル基板上に前記偏向面を含む領域が形成されたMEMSであり、
    前記駆動手段は、前記共振周波数から所定周波数だけ高い周波数の前記駆動信号で前記共振型偏向素子を駆動した後、前記偏向面の揺動振幅を所定値にする
    ことを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
  3. 前記共振型偏向素子は、シリコン基板上に前記偏向面を含む領域が形成されたMEMSであり、
    前記駆動手段は、前記共振周波数から所定周波数だけ低い周波数の前記駆動信号で前記共振型偏向素子を駆動した後、前記偏向面の揺動振幅を所定値にする
    ことを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
  4. 前記共振型偏向素子又はその周囲の温度を検出する温度検出手段を備え、
    前記所定周波数は、前記温度検出手段によって検出された温度に基づいた周波数とした
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の光走査装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の光走査装置を備え、画像信号に応じた強度の光束を前記光走査装置により走査し、ユーザの少なくとも一方の眼に向けて出射させることで、画像を表示することを特徴とする網膜走査型の画像表示装置。
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