JP2011179829A - 時計装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 時報を発生する手段がオプションとして合理的に設けられた時計装置を提供すること。
【解決手段】
駆動機構200の機械的構造を視覚的に露呈してなる時計装置において、駆動機構は、所定の構成部品を第1地板410及び第2地板420に配置してなるものであって、文字板300と第1地板との間には、日ノ裏車230と、日ノ裏車230に噛合された針合せカナ240とを備え、針合せカナは、第1地板及び第2地板を貫通する回転軸部241を備え、第2地板の背部に突出した回転軸部の端部には、偏心カム243を設けた摘み部材242を装着し、撞木520は、衝打部521を支える棒体522と、棒体の基端部を正逆回転可能に支持する枢支部523と、棒体の基端部に固定された槓杆部524と、付勢手段525とを備え、偏心カムが槓杆部を操作することにより、針合せカナの回転に伴い撞木が揺動して発音体が叩かれるようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、指針を駆動する駆動機構の機械的構造を視覚的に露呈してなる時計装置に関する。
一般に、時計の機械的構造を視覚的に露呈することは、時計を装飾する方法として有効である。例えば特許文献1には、より面白い動作を得るべく工夫が施された時計が開示されている。
特許第3737661号公報
さて、この種の時計は、機械的構造を稠密化することにより、高性能且つ機能的な印象を与えるものとなる。また、時計の機能としては、指針を駆動する基本構成に加えて、時報を発生する手段を設けることも考えられる。
但し、その基本構成のみを利用して別途時計を設計する場合もあることを想定すると、時報を発生する手段は、任意の付加的要素、つまりオプションとして必要に応じて設けることが望ましいという事情がある。基本構成の構成部品とオプションの構成部品が複雑に入り組んだレイアウトは不利である。稠密化が損なわれることにもなる。
つまるところ、時報を発生する手段をオプションとして設ける場合は、視覚的効果とともに汎用性や量産性といった製造上の問題を踏まえつつ各構成部品の配置構成を十分に考慮する必要がある。具体的には、指針を駆動する基本構成のみからなる優れたデザインのユニットを設計し、更にそのユニットに対して時報を発生する手段を合理的に設けることができるように構成するとよい。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、時報を発生する手段がオプションとして合理的に設けられた時計装置を提供することである。
本願第1請求項に記載した発明は、指針を駆動する駆動機構の機械的構造を視覚的に露呈してなる時計装置において、文字板と、前記文字板の背部に間隔を空けて設けられた第1地板と、前記第1地板の背部に間隔を空けて設けられた第2地板と、前記第2地板の上部に設けられた発音体と、前記発音体を叩く撞木とを備え、前記駆動機構は、所定の構成部品を前記第1地板及び前記第2地板に配置してなるものであって、前記文字板と前記第1地板との間には、日ノ裏車と、前記日ノ裏車に噛合された針合せカナとを備え、前記針合せカナは、前記第1地板及び前記第2地板を貫通する回転軸部を備え、前記第2地板の背部に突出した前記回転軸部の端部には、偏心カムを設けた摘み部材を装着し、前記偏心カムは、前記針合せカナと同期回転し、前記撞木は、前記第2地板の背部において揺動するものであり、前記発音体に衝突する衝打部と、前記衝打部を支える棒体と、前記棒体の基端部を正逆回転可能に支持する枢支部と、前記棒体の基端部に固定された槓杆部と、前記衝打部を前記発音体に向って付勢する付勢手段とを備え、前記偏心カムが前記槓杆部を操作することにより、前記針合せカナの回転に伴い前記撞木が揺動して前記発音体が叩かれるようにした構成の時計装置である。
本願第2請求項に記載した発明は、請求項1において、前記付勢手段は、前記槓杆部に板ばねを設けるとともに、前記第2地板側に前記板ばねの位置を規制するボスを設けてなる構成の時計装置である。
本発明によれば、時報を発生する手段がオプションとして合理的に設けられた時計装置を得ることができる。
本発明の実施例に係り、時計装置を示す正面説明図である。 本発明の実施例に係り、時計装置の要部を示す側面説明図である。 本発明の実施例に係り、(a)は第1補助地板を示す背面説明図、(b)は第2補助地板を示す背面説明図である。 本発明の実施例に係り、時計装置の要部を示す下面説明図である。 本発明の実施例に係り、撞木の動作(撞木が所定の停止位置に在る状態)を示す背面説明図である。 本発明の実施例に係り、撞木の動作(撞木が偏心カムによって付勢手段の付勢方向とは反対の方向に押された状態)を示す背面説明図である。
以下に、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。図1及び図6に示す時計装置1は、指針を駆動する駆動機構200の機械的構造を視覚的に露呈してなる置き時計である。指針としては、時針110及び分針120が設けられている。
この時計装置1は、円形リングを呈する文字板300と、文字板300の背部に間隔を空けて設けられた第1地板410と、第1地板410の背部に間隔を空けて設けられた第2地板420と、第2地板420の上部に設けられた発音体510と、発音体510を叩く撞木520とを備えている。発音体510及び撞木520が時報を発生する手段となっている。
本例の駆動機構200は、モータ(図示は省略)の動力にて時針110を支持する時針パイプ210、及び分針120を支持する分針パイプ220をそれぞれ所定の周期で回転駆動する歯車減速機構である。この駆動機構200は、所定の構成部品を第1地板410及び第2地板420に配置してなるものであって、文字板300と第1地板410との間には、日ノ裏車230と、日ノ裏車230に噛合された針合せカナ240とを備えている。
針合せカナ240は、第1地板410及び第2地板420を貫通する回転軸部241を備え、第2地板420の背部に突出した回転軸部241の端部には、偏心カム243を設けた摘み部材242を装着している。図例した摘み部材242は、イモねじにて回転軸部241にねじ止めして固定されている。偏心カム243は、針合せカナ240と同期回転する。指針110,120の位置は、使用者が摘み部材242を操作することによって修正することが可能となっている。
第1地板410及び第2地板420は、所定の形状を呈する一対のプレートであり、平行に向かい合う状態でスペーサを介して互いにねじ止めにより固定されるとともに、台座600の上部に垂直に設けられている。尚、台座600は、モータの電源となる電池を収納する電池ボックスとなっている。
本例の場合、第2地板420の背面には、それぞれ所定の形状を呈する第1補助地板430及び第2補助地板440が設けられている。第1補助地板430は、第2地板420に対し、その背面の要所に密着する状態でねじ止めされている。第2補助地板440は、第1補助地板430の背部に間隔を空けて設けられている。より詳細には、第1補助地板430と平行に向い合う状態でスペーサを介してねじ止めにより固定されている。
第1補助地板430には、針合せカナ240の回転軸部241を貫通する孔部431が設けられている。この孔部431には、回転軸部241のアガキ量を規制するための座432が装着されている。また、第2補助地板440には、摘み部材242を露出する開放部441が設けられている。図例した開放部441は、第2補助地板440の縁部を凹状に成形してなる部位となっている。孔部であってもよい。
撞木520は、第2地板420の背部において揺動するものであり、発音体510に衝突する衝打部521と、衝打部521を支える棒体522と、棒体522の基端部を正逆回転可能に支持する枢支部523と、棒体522の基端部に固定された槓杆部524と、衝打部521を発音体510に向って付勢する付勢手段525とを備えている。本例の場合、付勢手段525は、槓杆部524に板ばね525aを設けるとともに、第2地板420側に板ばね525aの位置を規制するボス525bを設けてなるものである。そして、偏心カム243が槓杆部524を操作することにより、針合せカナ240の回転に伴い撞木520が揺動して発音体510が叩かれる構成となっている。枢支部523、槓杆部524、及び付勢手段525は、第1補助地板430と第2補助地板440との間に設けられている。
本例では、針合せカナ240の周期、すなわち偏心カム243の周期は1時間である。撞木520は1時間に1回、所定のタイミングで発音体510を叩く。撞木520が所定の停止位置に在る状態(図5参照)から偏心カム243が回転すると、偏心カム243が槓杆部524に突き当たり、更に板ばね525aを弾性変形しつつ偏心カム243が回転し、撞木520が偏心カム243によって付勢手段525の付勢方向とは反対の方向に押された状態(図6参照)となる。その状態からある程度偏心カム243が回転すると、槓杆部524が偏心カム243から外れると同時に板ばね525aの弾性力にて撞木520が勢いよく押し戻されて、衝打部521が発音体510に衝突する。ここで時報が発生する。
時報を発生する手段たる発音体510及び撞木520を設けない場合は、第1補助地板430、第2補助地板440、及び偏心カム243を省略する。この場合、時計装置1は、指針110,120を駆動する基本構成のみからなるユニットとして利用することが可能である。すなわち、かかるユニットは、視覚的に優れたものであるとともに、時報を発生する手段を簡単に付加することができるという汎用性に優れたものとなっている。
以上説明したように、本例の時計装置は、時報を発生する手段がオプションとして合理的に設けられたものである。尚、本例における各部の構成は、特許請求の範囲に記載した技術的範囲において適宜に設計変更が可能であり、図例説明したものに限定されないことは勿論である。
本発明の時計装置は、装飾性に優れた置き時計として好適に利用することが可能である。
1 時計装置
110 時針
120 分針
200 駆動機構
210 時針パイプ
220 分針パイプ
230 日ノ裏車
240 針合せカナ
241 回転軸部
242 摘み部材
243 偏心カム
300 文字板
410 第1地板
420 第2地板
430 第1補助地板
431 孔部
432 座
440 第2補助地板
441 開放部
510 発音体
520 撞木
521 衝打部
522 棒体
523 枢支部
524 槓杆部
525 付勢手段
525a 板ばね
525b ボス
600 台座

Claims (2)

  1. 指針を駆動する駆動機構の機械的構造を視覚的に露呈してなる時計装置において、
    文字板と、前記文字板の背部に間隔を空けて設けられた第1地板と、前記第1地板の背部に間隔を空けて設けられた第2地板と、前記第2地板の上部に設けられた発音体と、前記発音体を叩く撞木とを備え、
    前記駆動機構は、所定の構成部品を前記第1地板及び前記第2地板に配置してなるものであって、前記文字板と前記第1地板との間には、日ノ裏車と、前記日ノ裏車に噛合された針合せカナとを備え、
    前記針合せカナは、前記第1地板及び前記第2地板を貫通する回転軸部を備え、
    前記第2地板の背部に突出した前記回転軸部の端部には、偏心カムを設けた摘み部材を装着し、
    前記偏心カムは、前記針合せカナと同期回転し、
    前記撞木は、前記第2地板の背部において揺動するものであり、前記発音体に衝突する衝打部と、前記衝打部を支える棒体と、前記棒体の基端部を正逆回転可能に支持する枢支部と、前記棒体の基端部に固定された槓杆部と、前記衝打部を前記発音体に向って付勢する付勢手段とを備え、
    前記偏心カムが前記槓杆部を操作することにより、前記針合せカナの回転に伴い前記撞木が揺動して前記発音体が叩かれるようにしたことを特徴とする時計装置。
  2. 前記付勢手段は、前記槓杆部に板ばねを設けるとともに、前記第2地板側に前記板ばねの位置を規制するボスを設けてなることを特徴とする請求項1記載の時計装置。
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