JP2011179706A - データ収集装置、空気調和装置、データ収集システム、データ収集方法及びプログラム - Google Patents

データ収集装置、空気調和装置、データ収集システム、データ収集方法及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2011179706A
JP2011179706A JP2010042208A JP2010042208A JP2011179706A JP 2011179706 A JP2011179706 A JP 2011179706A JP 2010042208 A JP2010042208 A JP 2010042208A JP 2010042208 A JP2010042208 A JP 2010042208A JP 2011179706 A JP2011179706 A JP 2011179706A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
message
data
waveform
information
condition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010042208A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5089716B2 (ja
Inventor
Takeru Kuroiwa
丈瑠 黒岩
Shigenori Nakada
成憲 中田
Tomoaki Gyoda
知晃 行田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2010042208A priority Critical patent/JP5089716B2/ja
Publication of JP2011179706A publication Critical patent/JP2011179706A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5089716B2 publication Critical patent/JP5089716B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Abstract

【課題】空気調和装置の動作のみならず、制御用の通信ネットワークの通信に関するサービス作業に有用なデータを、より確実かつ効率的に収集する。
【解決手段】電文収集手段11は、伝送路4を伝送される通信パケットに係る電文を収集して、電文解析ルール111に従って収集された電文を解析し、電文情報20を生成する。波形収集手段12は、伝送路4を伝送される通信パケットに係る信号波形を収集して、波形解析ルール121に従って収集された信号波形を解析し、波形情報30を生成する。条件判定手段15は、電文情報20及び波形情報30の少なくとも一方が、データ注視条件151を満たしているか否かを判定する。同期手段16は、同期条件161に基づいて、電文情報20と波形情報30との対応付けを行う。通信手段17は、条件に該当した電文情報20及び波形情報30を外部に送信する。
【選択図】図2

Description

この発明は、空気調和装置の異常原因解析や動作確認等のサービス作業に好適なデータを収集するデータ収集装置、空気調和装置、データ収集システム、データ収集方法及びプログラムに関する。
空気調和装置の異常原因解析や動作確認等のサービス作業には、空気調和装置の運転データを収集するデータ収集装置が不可欠である。データ収集装置によりデータを収集しておけば、故障などの異常が発生したときに収集されたデータを解析して、異常の原因を解明して修理などの対策を講ずることができる。
このようなデータ収集装置の一例として、携帯式の試運転データの収集システムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この収集システムでは、空気調和装置の試運転の際に、空気調和装置の内部でやり取りされる試運転データを収集し、収集された試運転データを解析する。これにより、空気調和装置の不具合の有無を確認することができる。
また、空気調和装置の運転データに時間情報を付して揮発性メモリに設定時間分記録しておき、空気調和装置の動作異常を表す異常信号を検知したとき、揮発性メモリに記録された運転データを転送して不揮発メモリに記憶させるデータ収集装置が開示されている(例えば、特許文献2参照)。これにより、収集されたデータを記憶するメモリの容量を低減することができるうえ、動作異常の原因の解明に必要な運転データを確実に収集することができる。
特開2002−061929号公報 特開2008−144973号公報
上記特許文献1に記載の収集システムは、試運転時に使用されることを想定したものである。動作異常の原因等を解明するためには異常が発生するまでの過程に対応する試運転データが必要となるため、この収集システムは、異常の有無にかかわらず、試運転データを連続して収集する。異常の原因を解明する等のサービス作業を行うにあたり、作業者は、この収集システムを用いて、収集された試運転データの中から、解析すべき試運転データを検索し、検索された試運転データを解析する。
この収集システムでは、膨大な容量の試運転データが収集されるようになる。しかしながら、故障などの異常は滅多に発生するものではなく(例えば数年に1回)、異常の解析に必要な試運転データは収集されたデータの中のごく一部である。このため、膨大な容量の試運転データの中から解析すべき試運転データを迅速に検索するのは極めて困難になる。すなわち、この収集システムでは、データの検索の効率化については考慮されていない。
一方、特許文献2に記載のデータ収集装置では、空気調和装置から出力される動作異常を表す異常信号に基づいて、データを収集するタイミングを決定しているため、動作異常が発生したときに異常信号を発信する機能を、空気調和装置が有していることが前提となる。また、動作異常があっても空気調和装置が異常を検出できなければ、空気調和装置から異常信号が出力されなくなるので、解析に必要なデータを収集するのが困難になる。
また、特許文献2に記載のデータ収集装置は、電源電圧の異常を解析することは可能である。しかしながら、このデータ収集装置では、空気調和装置内に構築された制御用の通信ネットワークの通信異常の原因を解析することは、想定されていない。
この発明は、上記実情に鑑みてなされたもので、空気調和装置の動作のみならず、空気調和装置内に構築された制御用の通信ネットワークの通信に関するサービス作業に有用なデータを、より確実かつ効率的に収集することができるデータ収集装置、空気調和装置、データ収集システム、データ収集方法及びプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、この発明に係るデータ収集装置において、電文収集手段は、空気調和装置を構成する複数の機器各々を接続する伝送路を伝送される通信パケットに係る電文を収集して、所定の電文解析ルールに従って収集された電文を解析することにより、電文と電文の解析結果とを含む電文情報を生成する。波形収集手段は、通信パケットに係る信号波形を収集して、所定の波形解析ルールに従って収集された信号波形を解析することにより、信号波形とその信号波形の解析結果とを含む波形情報を生成する。記憶手段は、電文情報及び波形情報を記憶する。入力手段は、注視すべき通信パケットの条件であるデータ注視条件を入力する。条件判定手段は、電文情報及び波形情報の少なくとも一方が、データ注視条件を満たしているか否かを判定する。同期手段は、所定の同期条件に基づいて、電文情報と波形情報との対応付けを行う。出力手段は、データ注視条件を満たし、対応付けされた電文情報及び波形情報を出力する。
この発明によれば、電文収集手段及び波形収集手段は、空気調和装置を構成する複数の機器各々を接続する伝送路を伝送される通信パケットに係る電文及び信号波形を収集し、電文解析ルール及び波形解析ルールに従って解析し、電文、信号波形及びそれらの解析の結果を含む電文情報及び波形情報を生成する。条件判定手段は、生成された電文情報及び波形情報が、注視すべき通信パケットの条件であるデータ注視条件を満たしていれば、その電文情報及び波形情報を外部に出力する。これにより、空気調和装置の動作のみならず、空気調和装置内に構築された制御用の通信ネットワークの通信に関するサービス作業に好適なデータを、より確実かつ効率的に収集することができる。
この発明の実施の形態1に係る空気調和装置の構成を示す模式図である。 この発明の実施の形態1に係るデータ収集装置の構成を示すブロック図である。 図3(A)は、電文情報のデータ構造を示す図であり、図3(B)は、波形情報のデータ構造を示す図である。 波形解析結果の一例を示すテーブルである。 図2のデータ収集装置における条件設定処理の詳細を示すフローチャートである。 図2のデータ収集装置における電文収集処理の詳細を示すフローチャートである。 図2のデータ収集装置における波形収集処理の詳細を示すフローチャートである。 図2のデータ収集装置における電文・波形判定処理の詳細を示すフローチャートである。 図2のデータ収集装置におけるデータ観測処理の詳細を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2に係るデータ収集装置の構成を示すブロック図である。 図10のデータ収集装置における電文・波形判定処理の詳細を示すフローチャートである。
この発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
実施の形態1.
まず、この発明の実施の形態1について説明する。この実施の形態1に係る空気調和装置は、例えば、ビル等の居室の空調を制御するために設置されている。
図1には、この実施の形態に係る空気調和装置100の全体構成が示されている。図1に示すように、空気調和装置100は、室外機1と、3台の室内機2と、2台のコントローラ3とを備える。
室外機1、室内機2及びコントローラ3は、空気調和装置100内に構築された制御用の通信ネットワークの伝送路4を介してそれぞれが接続されている。室外機1と室内機2とコントローラ3とは、この伝送路4を介して通信パケットを送受信することにより、データ通信が可能である。
以下では、伝送路4に接続された室外機1、室内機2及びコントローラ3を、適宜、単に、「機器」と呼ぶ。室外機1、室内機2及びコントローラ3には、それぞれ固有のアドレスが設定されている。上記通信パケットには、自己のアドレス(送信元のアドレス)と、送信先のアドレスとが含まれる。これらのアドレスにより、伝送路4を介して機器間の通信が可能となる。
伝送路4を伝送される通信パケットは、所定の通信プロトコルに従って各機器で処理される。各機器は、物理層レベルで通信パケットを電気信号として取扱い、論理層以上のレベルで電文(ビット列データ)として取扱う。
空気調和装置100の伝送路4には、データ収集装置10が例えば接続される。データ収集装置10は、CPUやメモリ(いずれも不図示)等を備えるコンピュータであり、CPUがメモリに格納されたプログラムを実行することにより、諸機能が実現される。
データ収集装置10は、伝送路4への取り付け、取り外しが容易に可能な構成となっており、空気調和装置100に後付けすることができる。データ収集装置10には、伝送路4を伝送される通信パケットを傍受可能な通信インタフェース(不図示)が設けられている。データ収集装置10は、スニファのように伝送路4に接続されるようにしてもよいし、自身が、伝送路4上に固有のアドレスを有していてもよい。
図2には、この発明の実施の形態1に係るデータ収集装置10の構成が示されている。図2に示すように、データ収集装置10は、電文収集手段11、波形収集手段12、計時手段13、記憶手段14、条件判定手段15、同期手段16、通信手段17及び条件入力手段18を備える。
電文収集手段11は、電文解析ルール111を保持している。電文解析ルール111とは、電文を解析するためのルールである。電文解析ルール111は、伝送路4を伝送される通信パケットの論理層の通信プロトコルにのっとって定義されている。
電文解析ルール111には、例えば、電文のバイト長の上限値および下限値、電文のどの位置に存在する値が何の情報を示しているか、通信エラーの発生条件などが定義されている。通信エラーとしては、例えば、レングスエラーやチェックサムエラーがある。
レングスエラーとは、電文データ22の実際のバイト列の長さが、送信元から発信される時のバイト列の長さとして通信パケット内に埋め込まれたレングス値とが一致しない場合に発生するエラーである。このエラーを判定するため、電文解析ルール111には、電文データ22内におけるレングス値が存在する位置が記述されている。電文解析ルール111を参照すれば、電文データ22からレングス値を抽出できるようになる。
チェックサムエラーとは、電文データ22の実際のバイト値の総和と、送信元から発信される時にバイト値の総和として通信パケット内に埋め込まれたチェックサムコードとが一致しない場合に発生するエラーである。このエラーを判定するため、電文解析ルール111には、チェックサムコードが存在する位置が記述されている。電文解析ルール111を参照すれば、電文データ22からチェックサムコードを抽出できるようになる。
電文収集手段11は、空気調和装置100を構成する複数の機器各々を接続する伝送路4を伝送される通信パケットに係る電文を収集して、電文解析ルール111に従って解析することにより、電文情報20を生成する。
図3(A)には、この実施の形態1に係る電文情報20のデータ構造が示されている。図3(A)に示すように、電文情報20には、電文情報ID21、電文データ22、電文収集時刻23、電文解析結果24、波形情報ID31及びフラグデータ40が含まれている。
電文情報ID21は、電文情報20の識別情報である。電文情報ID21によって、電文情報20が他の電文情報20から識別可能となる。
電文データ22は、通信パケットに係る電文(ビット列データ)そのものである。電文収集時刻23は、電文が収集された時刻である。
電文解析結果24とは、電文解析ルール111に従った電文データ22の解析結果に関する情報である。電文解析結果24には、例えば、送信元アドレス、送信先アドレス、通信プロトコルで定義されている通信エラーの有無、空気調和装置100の制御に用いられる各種温度データ、圧力データ等を示す所定の値や文字列が格納される。
波形情報ID31は、電文情報20に対応する波形情報30の識別情報である。フラグデータ40は、データ注視条件151を満たす場合にセットされる。
図2に戻り、波形収集手段12は、波形解析ルール121を保持している。波形解析ルール121とは、波形を解析するためのルールである。波形解析ルール121は、伝送路4を伝送される通信パケットの物理層の通信プロトコルにのっとって定義されている。波形解析ルール121には、例えば信号波形を特徴付けるパラメータを算出するための演算式が規定されている。このようなパラメータとしては、例えば、波形の電圧レベルや、波形のノイズレベルや、Droop(瞬時に発生する電圧降下のことである)における電圧の降下幅、Ringing(波形のパルス立ち上り部分の電圧振動のことである)における振動の振幅などがある。
波形収集手段12は、伝送路4を伝送される通信パケットに係る信号波形を収集し、波形解析ルール121に従って、収集された信号波形を解析することにより、波形情報30を生成する。
図3(B)には、この実施の形態1に係る波形情報30のデータ構造が示されている。図3(B)に示すように、波形情報30には、波形情報ID31、波形データ32、波形収集時刻33、波形解析結果34及びフラグデータ40が含まれている。
波形情報ID31は、波形情報30の識別情報である。波形情報ID31によって、波形情報30の識別情報が特定される。
波形データ32は、サンプリングにより得られた信号波形そのものである。波形収集時刻33は、信号波形が収集された時刻である。
波形解析結果34とは、波形解析ルール121に規定された演算式によって算出されたパラメータの値である。図4には、波形解析結果34の一例が示されている。図4に示すように、パラメータDroopの値は、乱れ度0.8となっており、パラメータRingingの値は、乱れ度1.33となっており、信号レベルは、1.05となっている。これらの数値はあくまでも一例に過ぎない。
フラグデータ40は、前述のとおり、データ注視条件151を満たす場合にセットされる。
図2に戻り、計時手段13は計時を行う。計時手段13で計時される時刻は、電文情報20の電文収集時刻23と、波形情報30の波形収集時刻33とを取得するために用いられる。
記憶手段14は、電文収集手段11によって生成された電文情報20と、波形収集手段12によって生成された波形情報30とを記憶する。
条件判定手段15は、データ注視条件151を保持している。データ注視条件151には、その通信パケットが解析すべきデータを含んでいる否かを判定するための条件が規定されている。条件判定手段15は、電文情報20及び波形情報30が、データ注視条件151を満たしているか否かを判定する。
同期手段16は、同期条件161を保持している。同期条件161とは、電文情報20と波形情報30とが、同一の通信パケットに係るものであるか否かを判定するための対応条件である。例えば、電文収集時刻23と、波形収集時刻33とがほぼ同一であるか否かを同期条件161とすることができる。同期手段16は、同期条件161に基づいて、電文情報20と波形情報30との対応付けを行う。
通信手段17は、データ注視条件151に該当した電文情報20及び波形情報30を外部に送信する。
条件入力手段18は、外部からの条件に関する情報を入力する入力部(不図示)を備えている。入力部は、例えば、データ収集装置10の筐体の外面などに設けられたスイッチとすることができるし、通信ネットワークと接続される通信インターフェイスとすることもできる。入力部がスイッチである場合には、入力部からスイッチのオン/オフ操作に対応するオン/オフ信号が出力される。一方、入力部が通信インターフェイスである場合には、所定の通信プロトコルに従って通信インターフェイスを介して送信された通信コマンドが入力内容として受信され出力される。
条件入力手段18は、条件生成テーブル181を保持している。条件生成テーブル181は、入力部に入力された入力内容とデータ注視条件151とを対応付けするテーブルである。
このように、データ注視条件151として規定される条件は変更可能であり、これにより、この実施の形態に係るデータ収集装置10は、例えば、空気調和装置100の機種似合わせて変更可能である。
次に、データ収集装置10の動作について説明する。データ収集装置10によって行われる処理は、以下の5つの処理、すなわち条件設定処理S1、電文収集処理S2、波形収集処理S3、電文・波形判定処理S4及びデータ観測処理S5に大別される。
条件設定処理S1では、条件入力手段18が、入力される入力内容にしたがって、条件判定手段15のデータ注視条件151を設定する。
電文収集処理S2では、電文収集手段11が、伝送路4を伝送される電文を収集し、電文解析ルール111に従って、その電文を解析し、電文情報20を生成する。
波形収集処理S3では、波形収集手段13が、伝送路4を伝送される信号波形を収集して、そのデータを解析し、波形情報30を生成する。
電文・波形判定処理S4では、条件判定手段15が、電文データ22、電文解析結果24と波形データ32と波形解析結果34とに基づいて、そのデータがデータ注視条件151を満たしているか否かを判定する。さらに、電文・波形判定処理S4では、同期手段15が、電文データ22と波形データ32とが、同一の通信パケットから取得されたものであるか否かを、同期条件161に基づいて判定する。
データ観測処理S5では、作業者が観測したいデータを、通信手段17を介して表示装置(不図示)に出力し、表示装置に表示させるなどして、作業者がそのデータを観測できるようにする。
なお、条件設定処理S1、電文収集処理S2、波形収集処理S3、電文・波形判定処理S4及びデータ観測処理S5については、同期して実行されるようにしてもよいし、それぞれ非同期に実行されるようにしてもよい。
次に、データ収集装置10によって行われる処理S1〜S5の詳細について説明する。
(条件設定処理S1)
まず、条件設定処理S1について説明する。
図5には、条件設定処理S1の詳細を示すフローチャートが示されている。図5に示すように、まず、条件入力手段18は、入力が有るまで待つ(ステップS101;No)。
外部からの入力が有ると(ステップS101;Yes)、条件入力手段18は、条件生成テーブル181を参照して、外部からの入力内容を、データ注視条件151に変換して、条件判定手段15に通知する(ステップS102)。
条件判定手段15は、通知されたデータ注視条件を、データ注視条件151として設定する(ステップS103)。ステップS103終了後は、データ収集装置10は、再び、入力待ち(ステップS101;No)に戻る。
(電文収集処理S2)
続いて、電文収集処理S2について説明する。
図6には、電文収集処理S2の詳細を示すフローチャートが示されている。図6に示すように、まず、電文収集手段11は、伝送路4を伝送される通信パケットが傍受されるまで待つ(ステップS200;No)。
伝送路4を伝送される通信パケットが傍受されると(ステップS200;Yes)、電文収集手段11は、空気調和装置100の伝送路4を伝送される通信パケットに係る電文を収集する(ステップS201)。
続いて、電文収集手段11は、収集された電文を、そのまま電文データ22として生成する(ステップS202)。
続いて、電文収集手段11は、計時手段13を参照して、電文が収集された時刻を電文収集時刻23として生成する(ステップS203)。なお、生成される電文収集時刻23は、絶対時刻であってもよいし、計時手段13が計時を開始した時からの相対時刻であってもよい。時刻の取得単位は、例えば1ミリ秒程度とするのが望ましい。
続いて、電文収集手段11は、電文解析ルール111に従って、電文データ22を解析し、その解析結果を、電文解析結果24として生成する(ステップS204)。この解析により、通信パケットに含まれるアドレス、通信エラーの発生の有無及び種別、環境データ(温度データや圧力データ)等が取得され、電文解析結果24に含められる。
続いて、電文収集手段11は、これまでに生成された電文データ22、電文収集時刻23、電文解析結果24に含む電文情報20を生成する(ステップS205)。ここでは、電文収集手段11は、電文データ22、電文収集時刻23、電文解析結果24に加え、電文情報ID21が付加された電文情報20を生成する。電文情報ID21には、生成される順番に固有の識別情報を付与すればよい。
続いて、電文収集手段11は、生成された電文情報20を記憶手段14に格納する(ステップS206)。ステップS206終了後、電文収集手段11は、再び、通信パケット待ち(ステップS200;No)となる。
(波形収集処理S3)
続いて、波形収集処理S3について説明する。
図7には、波形収集処理S3の詳細を示すフローチャートが示されている。図7に示すように、波形収集手段12は、伝送路4を伝送される通信パケットが傍受されるまで待つ(ステップS300;No)。
伝送路4を伝送される通信パケットが傍受されると(ステップS300;Yes)、波形収集手段12は、空気調和装置100の伝送路4を伝送される通信パケットの信号波形を収集する(ステップS301)。
波形収集手段12は、収集された信号波形に基づいて、波形データ32を生成する(ステップS302)。
続いて、波形収集手段11は、計時手段13を参照して、信号波形が収集された時刻を波形収集時刻33として生成する(ステップS303)。なお、波形収集時刻33についても、電文収集時刻22と同様に、絶対時刻であってもよいし、相対時刻であってもよい。時刻の取得単位は、例えば1ミリ秒程度とすることができる。
波形収集手段12は、波形解析ルール121に従って、波形データ32を解析し、その解析結果を波形解析結果34として生成する(ステップS304)。この解析により、波形解析ルール121に規定された演算式により、波形データ32を特徴付けるパラメータの値(図4参照)が算出される。
波形収集手段12は、波形情報30を記憶手段14に格納する(ステップS305)。
次に、電文・波形判定処理S4について説明する。図8には、電文・波形判定処理S4の詳細を示すフローチャートが示されている。
図8に示すように、まず、条件判定手段15は、記憶手段14に格納されている電文情報20及び波形情報30を逐次参照し、それぞれがデータ注視条件151に該当しているかどうか判定する(ステップS401)。
電文情報20又は波形情報30がデータ注視条件151に該当していると判定された場合(ステップS401;Yes)、条件判定手段15は、データ注視条件151を満たす電文情報20及び波形情報30に、フラグデータ40をセットする(ステップS402)。一方、電文情報20又は波形情報30がデータ注視条件151を満たしていないと判定された場合(ステップS401;No)、条件判定手段15は、そのまま、フラグデータ40をセットすることなく、ステップS403に進む。
続いて、同期手段16は、記憶手段14に格納されている電文情報20及び波形情報30を逐次参照し、同期条件161により、電文情報20に格納された電文データ22と波形情報30に格納された波形データ32とが同じ通信パケットより収集されたものであるか否かを判定する(ステップS403)。
電文データ22と波形データ32とが同じ通信パケットより収集されたものである場合(ステップS403;Yes)、同期手段16は、波形情報30が有する波形情報ID31を、電文情報20に格納する(ステップS404)。ステップS404終了後は、データ収集装置10は、ステップS401に戻る。
この電文・波形判定処理S4を実行することにより、データ注視条件を満たす電文情報20と波形情報30にフラグデータ40をセットし、電文情報20に波形情報ID31がセットされるので、フラグデータ40、波形情報ID31を参照することにより、データ注視条件を満たす同一の通信パケットに係る電文情報20と波形情報30とを両方参照可能な状態となる。これにより、作業者は伝送路4を伝送される通信パケットを、論理層レベルと物理層レベルの両面から解析することができる。この解析の結果、通信異常に対するサービス作業の品質を向上させることができる。
ここで、条件判定手段15及び同期手段16による電文・波形判定処理S4についてさらに具体的に説明する。
条件判定手段15による電文・波形判定処理S4は、より具体的には、例えば、以下の(1)〜(5)のように実行することができる。
(1)データ注視条件151は、通信パケットに複数の機器各々に割り当てられた固有のアドレスのうちの特定のアドレスを含んでいる。電文収集手段11は、電文データ22を解析して、電文データ22に含まれるアドレスを電文解析結果24に含める。条件判定手段15は、電文解析結果24に含まれるアドレスが、特定のアドレスに含まれる場合に、電文情報20がデータ注視条件151を満たしているものとみなし、フラグデータ40をセットする。通信パケットに含まれるアドレスは、送信元のアドレスであってもよいし、送信先のアドレスであってもよい。この判定基準によれば、特定の機器に関する通信パケットに係る電文情報20を迅速に抽出して観測することができるので、作業者が、特定の機器に集中した解析を、効率良く行うことができる。
(2)データ注視条件151が、通信プロトコルに定義されている通信エラーの種別を示す値や文字列を含んでいる。電文収集手段11は、電文データ22を解析して、通信パケットに通信エラーが発生しているか否かの情報を電文解析結果24に含める。条件判定手段15は、電文解析結果24が通信エラーの発生を示していれば、電文情報20がデータ注視条件151を満たしているものとみなし、フラグデータ40をセットする。この判定基準によれば、通信エラーが発生した通信パケットに係る電文情報20を迅速に抽出することができる。この電文情報20には、電文収集時刻23及び電文解析結果24等が含まれているので、作業者はいつ、どの機器がどのような通信エラーを発生させたかを効率よく知ることができる。
(3)データ注視条件151が、空気調和装置100の制御に用いられる環境データ(例えば、温度データ、圧力データ)に対する閾値(第1の閾値)を含んでいる。電文収集手段11は、電文データ22を解析して、温度データ又は圧力データを電文解析結果24に含める。電文情報20の電文解析結果24に含まれる温度データ又は圧力データが閾値を上回っている場合又は下回っている場合(すなわち許容範囲にない場合)、条件判定手段15は、電文情報20がデータ注視条件151に満たしているとみなし、フラグデータ40をセットする。この判定基準によれば、温度データや圧力データが異常である電文情報20(すなわち、空気調和装置100が異常な制御状態にある電文情報20)を迅速に抽出することができる。この電文情報20には、電文収集時刻23及び電文解析結果24等が含まれているので、作業者はいつ、どの機器がどのような異常な制御状態にあったかを効率良く知ることができる。
(4)データ注視条件151が波形解析結果34に対する閾値(第2の閾値)を含んでいる。波形収集手段12は、信号波形を解析して、その信号波形のパラメータの値を算出する(図4参照)。条件判定手段15は、波形情報30の波形解析結果34が閾値を上回っているか又は下回っている場合(すなわち許容範囲にない場合)に、波形情報30がデータ注視条件151を満たしているものとみなし、フラグデータ40をセットする。この判定基準によれば、信号波形が異常な特徴を示している波形情報30を迅速に抽出することができる。波形情報30には、波形収集時刻33及び波形解析結果34等が含まれているので、作業者はいつ、どのような異常が、制御用ネットワークの物理層レベルで発生していたかを効率よく知ることができる。
(5)上述した(1)〜(4)のデータ注視条件151の論理積又は論理和を、データ注視条件151とする。
同期手段16による電文・波形判定処理は、より具体的には、例えば以下の(1)〜(4)のように実行することができる。
(1)同期条件161は、電文収集時刻23と波形収集時刻33との差分が閾値(第3の閾値)以下であることを含んでいる。この条件を満たす場合に、同期手段16は、両者が同一の通信パケットより収集されたものと判定する。この判定基準によれば、電文収集時刻23と波形収集時刻33とを参照するだけで、簡易に電文情報20と波形情報30とを対応付けすることができるので、データ収集装置10の演算負荷を軽減することができる。
(2)同期条件161は、電文データ22を物理層レベルの信号に変換することにより得られる波形データと、波形データ32との一致度が閾値(第4の閾値)以上であることを含んでいる。この条件を満たす場合に、同期手段16は、両者が同一の通信パケットより収集されたものと判定する。一致度の演算は、誤差の2乗平均など、任意の演算手法を用いることができる。この判定基準によれば、上記(1)よりも、電文情報20と波形情報30とをより正確に対応付けすることができるので、解析の精度を高めることができる。
(3)同期条件161は、波形データ32から変換された電文と、電文データ22との一致度が閾値(第5の閾値)以上であることを含んでいる。この条件を満たす場合に、同期手段16は、両者が同一の通信パケットより収集されたものと判定する。この判定基準によれば、上記(1)よりも、電文情報20と波形情報30とをより正確に対応付けすることができるので、解析の精度を高めることができる。
(4)上述した(1)〜(3)の同期条件161の論理積又は論理和を同期条件161とする。
次に、データ観測処理S5について説明する。図9には、データ観測処理S5の詳細を示すフローチャートが示されている。
図9に示すように、まず、通信手段17は、外部にパソコン等のデータ処理装置が無線又は有線により、接続されるまで待つ(ステップS501;No)。ここで、通信手段17が、無線通信手段(例えば赤外線通信手段又は電波通信手段)であれば、データ収集装置10にデータ処理装置を接続させることなく、遠隔操作により、データを収集することができるので、サービス作業の負荷を低減できる。
データ処理装置が接続されると(ステップS501;Yes)、通信手段17は、記憶手段14に格納されている電文情報20及び波形情報30について、フラグデータ40がセットされているか否かを判定する(ステップS502)。
フラグデータ40がセットされている場合(ステップS502;Yes)、通信手段17は、電文情報20及び波形情報30を、データ処理装置に送信する(ステップS503)。ステップS502で判定が否定された場合(ステップS502;No)又はステップS503終了後、通信手段17は、ステップS501に戻る。
以上詳細に説明したように、この実施の形態によれば、電文収集手段11及び波形収集手段12は、空気調和装置100を構成する複数の機器各々を接続する伝送路4を伝送される通信パケットに係る電文及び信号波形を収集し、電文解析ルール111及び波形解析ルール121に従って解析し、電文、信号波形及びそれらの解析の結果を含む電文情報20及び波形情報30を生成する。条件判定手段15は、生成された電文情報20及び波形情報30が、注視すべき通信パケットの条件であるデータ注視条件151を満たしていれば、その電文情報20及び波形情報30を外部に出力する。これにより、空気調和装置100の動作のみならず、空気調和装置100内に構築された制御用の通信ネットワークの通信に関するサービス作業に好適なデータを、より確実かつ効率的に収集することができる。
また、この実施の形態によれば、作業者が専門的な知識を有していなくても、サービス作業に好適なデータを収集し、専門的な知識を有する作業者にデータを送ることができるので、サービス作業を確実に実施することができるうえ、専門的な知識を有する作業者の人員不足を解消することができる。これにより、空気調和装置のサービス作業の負荷を低減できるので、作業者の人手不足を解消し、システムトラブルを早期に解決できる。
実施の形態2.
次に、この発明の実施の形態2について説明する。
上記実施の形態1では、フラグデータ40を電文情報20及び波形情報30に付与することで、作業者が観測したいデータを迅速に抽出するようにしたが、この実施の形態では、観測に不要なデータを削除し、作業者が観測したいデータのみを残すデータ収集装置10について説明する。
図10には、この実施の形態に係るデータ収集装置10の構成が示されている。図10に示すように、この実施の形態に係るデータ収集装置10は、上記実施の形態1に係るデータ収集装置10の構成に加え、データ整理手段19をさらに備えている。
データ整理手段19は、データ整理条件191を保持している。データ整理条件191とは、記憶手段14に記憶された電文情報20及び波形情報30を削除するための条件である。データ整理手段19は、データ整理条件191に基づいて、記憶手段14に格納された電文情報20及び波形情報30を削除する。
次に、実施の形態2における前記データ収集装置10の動作について説明する。
条件入力処理S1、電文収集処理S2、波形収集処理S3、データ観測処理S5は、実施の形態1に示したステップと同一である。ここでは、上記実施の形態1とは異なる電文・波形判定処理S4について説明する。
図11には、実施の形態2における電文・波形判定処理S4の詳細を示すフローチャートが示されている。
図11に示すように、条件判定手段15は、記憶手段14に格納されている電文情報20及び波形情報30を逐次参照し、それぞれがデータ注視条件151を満たしているか否かを判定する(ステップS401a)。
データ注視条件151に該当している場合(ステップS401a;Yes)にのみ、条件判定手段15は、データ注視条件151を満たす電文情報20及び波形情報30に、フラグデータ40をセットする(ステップS402a)。
続いて、同期手段16は、記憶手段14に格納されている電文情報20及び波形情報30を逐次参照し、同期条件161により、電文情報20に格納された電文データ22と波形情報30に格納された波形データ32とが同一の通信パケットより収集されたものであるか否かを判定する(ステップS403a)。
同一の通信パケットより収集されたものと判定された場合(ステップS403a;Yes)にのみ、同期手段16は、電文情報20及び波形情報30について、波形情報30が有する波形情報ID31を、電文情報20に格納する(ステップS404a)。
続いて、データ整理手段19は、記憶手段14に格納されている電文情報20及び波形情報30を逐次参照し、データ整理条件191に該当しているかどうかを判定する(ステップS405a)。
データ整理条件191に該当している場合(ステップS405a;Yes)にのみ、データ整理手段19は、データ整理条件191を満たす電文情報20及び波形情報30を、記憶手段14から削除する(ステップS406a)。ステップS406a終了後は、データ収集装置10は、ステップS401aに戻る。
このデータ整理手段19により、記憶手段14が必要とする記憶容量を低減できるので、サービス作業に好適なデータを保持しつつ、データ収集装置10のコスト低減を実現できる。
なお、データ整理条件191は、例えば以下の(1)〜(5)のように設定することができる。
(1)フラグデータ40がセットされていないこと(データ注視条件151を満たしていないこと)。
このデータ整理条件191によれば、作業者は観測したいデータを抽出することができるうえ、記憶手段14が使用する記憶容量を最小化することができる。
(2)フラグデータ40がセットされている(データ注視条件151を満たす)電文情報20及び波形情報30の前後の所定の時間帯に取得されたものでないこと。
このデータ整理条件191によれば、例えば、通信エラー及び異常な制御状態が発生した前後の空気調和装置100の振る舞いを作業者が観測できるため、より詳細な異常原因解析を実施することができるうえ、記憶手段14の記憶容量を小さくすることができる。
(3)波形情報30の波形情報ID31がどの電文情報20にも含まれておらず、どの機器からどの機器へ送られたか判定できないこと(波形情報30が、電文情報20に対応付けられていないこと)。
このような波形情報30は、異常要因解析には好適でないためである。このデータ整理条件191によれば、どの機器からどの機器へ送られたか判定できない波形情報30を削除して、記憶手段14の記憶容量を小さくすることができる。
(4)電文収集時刻23又は波形収集時刻33が、データ整理手段19に予め設定されていた時間帯に含まれていること。
データ整理手段19は、電文収集時刻23及び波形収集時刻33が時間帯に含まれる電文情報20及び波形情報30を削除する。
この条件によれば、時間帯によりデータの取捨選択が可能となるので、ある時間帯における空気調和装置100の動作状態を迅速に把握できるうえ、記憶手段14が使用する記憶容量を低減することができる。
(5)上述した(1)〜(4)のデータ整理条件191の論理積又は論理和
なお、上記各実施の形態において、電文収集手段11、波形収集手段12、計時手段13、条件判定手段15、同期手段16及び通信手段17は、回路デバイスのようなハードウェアで実現することもできるし、上述のように、マイコンやCPUのような演算装置が実行するソフトウェアプログラムにより、実現することもできる。また、電文解析ルール111、波形解析ルール121、データ注視条件151等は、ソフトウェア上に構成されたロジックで実現されるようにしてもよいし、これと等価な回路デバイス等により実現されるようにしてもよい。
また、記憶手段14は、揮発性メモリや不揮発性メモリやHDD(Hard Disk Drive)のような、書込み可能な記憶装置で構成することができる。この記憶手段14では、同一の記憶装置上に論理区画を分けて構成されるものであってもよいし、同一の記憶装置内に、各種情報をファイルとして記憶するものであってもよい。
また、通信手段17は、赤外線通信や電波通信などを利用した無線通信手段であってもよいし、USBやシリアル通信などの有線の通信ポートであってもよい。
また、条件入力手段18については、データ収集装置10の筐体の外面(操作パネル)などに設けられたスイッチで構成してもよいし、コンピュータ等に接続されるデータ収集装置10へのデータ入力手段で構成してもよい。
データ整理手段19は、回路デバイスのようなハードウェアで実現することもできるし、マイコンやCPUのような演算装置が実行するソフトウェアとして実現することもできる。また、データ整理条件191は、ソフトウェアプログラム上に構成されたロジックで実現してもよいし、これと等価な回路デバイス等により実現してもよい。
また、電文情報20及び波形情報30については、そのフォーマットに特に制限はない。設定されるデータは、数値であってもよいし、文字列であってもよい。
また、データ収集装置10は、空気調和装置100に組み込まれていてもよい。
上記各実施の形態に係るデータ収集装置10によれば、高レベルのデータ処理性能を必要としないため、組み込み機器だけで構成できる。これにより、データ収集装置10を、携帯性に優れ、かつ現場に長期設置しやすい(セキュリティ面でも)ものとすることができる。
上記各実施の形態に係るデータ収集装置10は、様々なデータ注視条件を設定できるので、空気調和装置100の機種に関わらず、適用可能である。
また、上記各実施の形態に係るデータ収集装置100は、データ収集完了後に、まとめてパーソナルコンピュータ(PC)などの高度なデータ処理装置に出力する。これにより、処理能力の高いコンピュータで解析を行うことができるようになるので、詳細な異常原因解析にも対応可能である。
なお、上記実施の形態において、実行されるプログラムは、フレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disk Read-Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disk)、MO(Magneto-Optical Disk)等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配布し、そのプログラムをインストールすることにより、上述の処理を実行するシステムを構成することとしてもよい。
また、プログラムをインターネット等の通信ネットワーク上の所定のサーバ装置が有するディスク装置等に格納しておき、例えば、搬送波に重畳させて、ダウンロード等するようにしてもよい。
また、上述の機能を、OS(Operating System)が分担して実現する場合又はOSとアプリケーションとの協働により実現する場合等には、OS以外の部分のみを媒体に格納して配布してもよく、また、ダウンロード等してもよい。
本発明は、ビル等に設置される空気調和装置のサービス作業に好適なデータを収集するデータ収集装置として好適である。さらには、本発明は、監視システム、ビル照明システム等、他の有線あるいは無線ネットワークシステムにおける通信異常解析に好適なデータを収集するデータ収集装置としても好適である。
1 室外機
2 室内機
3 コントローラ
4 伝送路
10 データ収集装置
11 電文収集手段
12 波形収集手段
13 計時手段
14 記憶手段
15 条件判定手段
16 同期手段
17 通信手段
18 条件入力手段
19 データ整理手段
20 電文情報
21 電文情報ID
22 電文データ
23 電文収集時刻
24 電文解析結果
30 波形情報
31 波形情報ID
32 波形データ
33 波形収集時刻
34 波形解析結果
40 フラグデータ
100 空気調和装置
111 電文解析ルール
121 波形解析ルール
151 データ注視条件
161 同期条件
181 条件生成テーブル
191 データ整理条件

Claims (17)

  1. 空気調和装置を構成する複数の機器各々を接続する伝送路を伝送される通信パケットに係る電文を収集して、所定の電文解析ルールに従って収集された前記電文を解析することにより、前記電文と前記電文の解析結果とを含む電文情報を生成する電文収集手段と、
    前記通信パケットに係る信号波形を収集して、所定の波形解析ルールに従って収集された信号波形を解析することにより、前記信号波形と前記信号波形の解析結果とを含む波形情報を生成する波形収集手段と、
    前記電文情報及び前記波形情報を記憶する記憶手段と、
    注視すべき通信パケットの条件であるデータ注視条件を入力する入力手段と、
    前記電文情報及び前記波形情報の少なくとも一方が、前記データ注視条件を満たしているか否かを判定する条件判定手段と、
    所定の同期条件に基づいて、前記電文情報と前記波形情報との対応付けを行う同期手段と、
    前記データ注視条件を満たし、対応付けされた前記電文情報及び前記波形情報を出力する出力手段と、
    を備えるデータ収集装置。
  2. 前記データ注視条件は、
    前記通信パケットに、前記複数の機器各々に割り当てられた固有のアドレスのうちの特定のアドレスを含み、
    前記電文収集手段は、
    前記電文を解析して、前記電文に含まれるアドレスを抽出し、
    前記条件判定手段は、
    抽出された前記アドレスに前記特定のアドレスが含まれている場合に、前記電文情報が、前記データ注視条件を満たしていると判定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のデータ収集装置。
  3. 前記データ注視条件は、
    前記通信パケットの通信エラーに関する情報を含み、
    前記電文収集手段は、
    前記電文を解析して、前記通信パケットの通信エラーに関する情報を抽出し、
    前記条件判定手段は、
    前記電文に前記通信エラーが発生している場合に、前記電文情報が前記データ注視条件を満たしていると判定する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のデータ収集装置。
  4. 前記データ注視条件は、
    環境データの許容範囲を含み、
    前記電文収集手段は、
    前記電文を解析して、前記電文に含まれる前記環境データが、前記許容範囲内であるか否かを判定し、
    前記条件判定手段は、
    前記環境データが前記許容範囲にない場合に、前記電文情報が前記データ注視条件を満たしていると判定する、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のデータ収集装置。
  5. 前記データ注視条件は、
    前記信号波形のパラメータの許容範囲を含み、
    前記波形収集手段は、
    前記信号波形を解析して、前記信号波形を特徴付けるパラメータの値を算出し、
    前記条件判定手段は、
    前記パラメータの値が前記許容範囲内でない場合に、前記波形情報が、前記データ注視条件を満たしていると判定する、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のデータ収集装置。
  6. 計時を行う計時手段をさらに備え、
    前記電文収集手段は、前記計時手段によって計時された時刻に基づいて、前記電文を収集した第1の時刻を取得し、
    前記波形収集手段は、前記計時手段によって計時された時刻に基づいて、前記信号波形を収集した第2の時刻を取得し、
    前記同期手段は、
    前記第1の時刻と、前記第2の時刻との差分が、所定の閾値以下である場合に、同一の通信パケットより収集されたものとして、前記電文情報と前記波形情報との対応付けを行う、
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載のデータ収集装置。
  7. 前記同期手段は、
    前記電文から変換された前記信号波形と、前記波形収集手段によって収集された前記信号波形との一致度が所定の閾値以上である場合に、同一の通信パケットより収集されたものとして、前記電文情報と前記波形情報との対応付けを行う、
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載のデータ収集装置。
  8. 前記同期手段は、
    前記信号波形から変換された前記電文と、前記電文収集手段によって収集された前記電文との一致度が所定の閾値以上である場合に、同一の通信パケットより収集されたものとして、前記電文情報と前記波形情報との対応付けを行う、
    ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載のデータ収集装置。
  9. 所定のデータ整理条件を満たす前記電文情報及び前記波形情報を前記記憶手段から削除するデータ整理手段をさらに備える、
    ことを特徴とする請求項1に記載のデータ収集装置。
  10. 前記データ整理条件は、
    前記データ注視条件を満たしていないことを含む、
    ことを特徴とする請求項9に記載のデータ収集装置。
  11. 前記データ整理条件は、
    前記電文情報及び前記波形情報が、
    前記データ注視条件を満たす前記電文情報及び前記波形情報が取得された前後の所定の時間帯に取得されたものでないことを含む、
    ことを特徴とする請求項9又は10に記載のデータ収集装置。
  12. 前記データ整理条件は、
    前記波形情報が、前記電文情報に対応付けられていないことを含む、
    ことを特徴とする請求項9乃至11のいずれか一項に記載のデータ収集装置。
  13. 計時を行う計時手段をさらに備え、
    前記電文収集手段は、前記計時手段によって計時された時刻に基づいて、前記電文を収集した第1の時刻を取得し、
    前記波形収集手段は、前記計時手段によって計時された時刻に基づいて、前記信号波形を収集した第2の時刻を取得し、
    前記データ整理条件は、
    所定の時間帯を含み、
    前記データ整理手段は、
    前記第1の時刻及び前記第2の時刻が前記時間帯に含まれる前記電文情報及び前記波形情報を削除する、
    ことを特徴とする請求項9乃至12のいずれか一項に記載のデータ収集装置。
  14. 請求項1乃至13のいずれか一項に記載のデータ収集装置と、
    室外機と、
    室内機と、
    前記室外機と前記室内機とを制御するコントローラと、
    を備える空気調和装置。
  15. 請求項1乃至13のいずれか一項に記載のデータ収集装置を複数備えるデータ収集システム。
  16. 空気調和装置を構成する複数の機器各々を接続する伝送路を伝送される通信パケットに係る電文を収集して、所定の電文解析ルールに従って収集された前記電文を解析することにより、前記電文と前記電文の解析結果とを含む電文情報を生成するステップと、
    前記通信パケットに係る信号波形を収集して、所定の波形解析ルールに従って収集された信号波形を解析することにより、前記信号波形と前記信号波形の解析結果とを含む波形情報を生成するステップと、
    前記電文情報及び前記波形情報を記憶するステップと、
    注視すべき通信パケットの条件であるデータ注視条件を入力するステップと、
    前記電文情報及び前記波形情報の少なくとも一方が、前記データ注視条件を満たしているか否かを判定するステップと、
    所定の同期条件に基づいて、前記電文情報と前記波形情報との対応付けを行うステップと、
    前記データ注視条件を満たし、対応付けされた前記電文情報及び前記波形情報を出力するステップと、
    を含むデータ収集方法。
  17. コンピュータを、
    空気調和装置を構成する複数の機器各々を接続する伝送路を伝送される通信パケットに係る電文を収集して、所定の電文解析ルールに従って収集された前記電文を解析することにより、前記電文と前記電文の解析結果とを含む電文情報を生成する電文収集手段と、
    前記通信パケットに係る信号波形を収集して、所定の波形解析ルールに従って収集された信号波形を解析することにより、前記信号波形と前記信号波形の解析結果とを含む波形情報を生成する波形収集手段と、
    前記電文情報及び前記波形情報を記憶する記憶手段と、
    注視すべき通信パケットの条件であるデータ注視条件を入力する入力手段と、
    前記電文情報及び前記波形情報の少なくとも一方が、前記データ注視条件を満たしているか否かを判定する条件判定手段と、
    所定の同期条件に基づいて、前記電文情報と前記波形情報との対応付けを行う同期手段と、
    前記データ注視条件を満たし、対応付けされた前記電文情報及び前記波形情報を出力する出力手段と、
    して機能させるプログラム。
JP2010042208A 2010-02-26 2010-02-26 データ収集装置、空気調和装置、データ収集システム、データ収集方法及びプログラム Active JP5089716B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010042208A JP5089716B2 (ja) 2010-02-26 2010-02-26 データ収集装置、空気調和装置、データ収集システム、データ収集方法及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010042208A JP5089716B2 (ja) 2010-02-26 2010-02-26 データ収集装置、空気調和装置、データ収集システム、データ収集方法及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011179706A true JP2011179706A (ja) 2011-09-15
JP5089716B2 JP5089716B2 (ja) 2012-12-05

Family

ID=44691398

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010042208A Active JP5089716B2 (ja) 2010-02-26 2010-02-26 データ収集装置、空気調和装置、データ収集システム、データ収集方法及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5089716B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013145934A (ja) * 2012-01-13 2013-07-25 Mitsubishi Electric Corp 通信装置及び通信制御方法
JP2013217515A (ja) * 2012-04-04 2013-10-24 Mitsubishi Electric Corp 空調用リモートコントローラー
CN104748285A (zh) * 2013-12-25 2015-07-01 珠海格力电器股份有限公司 基于空调系统的数据同步处理方法及系统
WO2020090081A1 (ja) * 2018-11-01 2020-05-07 三菱電機株式会社 空調システム及び空調管理システム

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08327126A (ja) * 1995-05-29 1996-12-13 Hitachi Ltd 空気調和機の制御装置
JPH10220849A (ja) * 1997-01-31 1998-08-21 Matsushita Refrig Co Ltd 空気調和装置の制御システム
JP2001324201A (ja) * 2000-05-18 2001-11-22 Matsushita Refrig Co Ltd 空気調和機の遠隔制御装置
JP2004108646A (ja) * 2002-09-18 2004-04-08 Daikin Ind Ltd 設備機器監視装置、設備機器監視システムおよび設備機器監視方法
JP2004257281A (ja) * 2003-02-25 2004-09-16 Aichi Electric Co Ltd 畜舎用送風装置
JP2008144973A (ja) * 2006-12-05 2008-06-26 Hitachi Appliances Inc 空気調和装置の異常解析用の運転データ収集装置及び空気調和装置
JP2008160356A (ja) * 2006-12-22 2008-07-10 Mitsubishi Electric Corp 波形解析装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08327126A (ja) * 1995-05-29 1996-12-13 Hitachi Ltd 空気調和機の制御装置
JPH10220849A (ja) * 1997-01-31 1998-08-21 Matsushita Refrig Co Ltd 空気調和装置の制御システム
JP2001324201A (ja) * 2000-05-18 2001-11-22 Matsushita Refrig Co Ltd 空気調和機の遠隔制御装置
JP2004108646A (ja) * 2002-09-18 2004-04-08 Daikin Ind Ltd 設備機器監視装置、設備機器監視システムおよび設備機器監視方法
JP2004257281A (ja) * 2003-02-25 2004-09-16 Aichi Electric Co Ltd 畜舎用送風装置
JP2008144973A (ja) * 2006-12-05 2008-06-26 Hitachi Appliances Inc 空気調和装置の異常解析用の運転データ収集装置及び空気調和装置
JP2008160356A (ja) * 2006-12-22 2008-07-10 Mitsubishi Electric Corp 波形解析装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013145934A (ja) * 2012-01-13 2013-07-25 Mitsubishi Electric Corp 通信装置及び通信制御方法
JP2013217515A (ja) * 2012-04-04 2013-10-24 Mitsubishi Electric Corp 空調用リモートコントローラー
CN104748285A (zh) * 2013-12-25 2015-07-01 珠海格力电器股份有限公司 基于空调系统的数据同步处理方法及系统
CN104748285B (zh) * 2013-12-25 2017-10-31 珠海格力电器股份有限公司 基于空调系统的数据同步处理方法及系统
WO2020090081A1 (ja) * 2018-11-01 2020-05-07 三菱電機株式会社 空調システム及び空調管理システム
JPWO2020090081A1 (ja) * 2018-11-01 2021-09-02 三菱電機株式会社 空調システム及び空調管理システム
US11739966B2 (en) 2018-11-01 2023-08-29 Mitsubishi Electric Corporation Air-conditioning system and air-conditioning management system

Also Published As

Publication number Publication date
JP5089716B2 (ja) 2012-12-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5932483B2 (ja) 空調装置メンテナンスシステム及びメンテナンス方法
WO2015176389A1 (zh) 一种设备信息的采集方法、装置以及系统
JP2012198796A (ja) ログ収集システム、装置、方法及びプログラム
JP2008147489A (ja) 群管理システム、サーバ装置、およびプログラム
US11181890B2 (en) Control system, information processing device, and anomaly factor estimation program
JP5089716B2 (ja) データ収集装置、空気調和装置、データ収集システム、データ収集方法及びプログラム
TW201734485A (zh) 工業設備檢測系統及方法
JP5420112B2 (ja) ネットワーク解析支援装置、ネットワーク試験装置、ネットワーク解析支援方法、ネットワーク試験方法、ネットワーク解析支援プログラム及びネットワーク試験プログラム
JP5748868B2 (ja) 設備管理装置、設備管理システム、設備管理方法、及びプログラム
JP2016114341A (ja) データ収集装置、データ収集システム、制御方法及びプログラム
JP4958936B2 (ja) 空気調和システム診断装置
JP6665503B2 (ja) データ収集システム、データ収集装置及びデータ収集方法
JP7047621B2 (ja) オペレーション装置、および、オペレーション方法
JP2008158934A (ja) 分析装置制御システム
JP2011254179A (ja) ネットワーク解析支援装置、ネットワーク解析支援方法及びプログラム
JP7274438B2 (ja) 資産情報管理システム、及び資産情報管理方法
JP2008176353A (ja) 情報処理装置及びログ取得方法並びにプログラム
JPWO2018097062A1 (ja) プラント管理装置、プラント管理方法、およびプログラム
JP2021114701A (ja) サーバ、管理装置、機器管理システム、機器管理方法及びプログラム
JP6940132B2 (ja) ネットワーク装置、センシングシステム、データ転送方法、管理方法、センシング方法、及びプログラム
JP5106359B2 (ja) コンピュータプログラム、データ捕捉装置、データ捕捉方法及びデータ管理システム
JP2016115314A (ja) データ出力装置、データ出力システム、制御方法及びプログラム
JP6351822B2 (ja) 管理装置、管理方法、及び、プログラム
JP5805166B2 (ja) 通信試験装置、通信試験方法およびプログラム
JP6845127B2 (ja) 外形監視システム、および、監視用端末

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111226

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120131

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120330

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120814

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120911

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150921

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5089716

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250