JP2011179680A - フランジ継手 - Google Patents

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Masashi Nishimura
正志 西村
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Abstract

【課題】分割フランジの作業性の良さを残しつつも本来持つフランジ継手の強度も確保したフランジ継手部構造を提供する。
【解決手段】フランジ付きパイプ6又はつばだし加工パイプ8の継手方法で、ルーズフランジ又は分割フランジを使用していたものを作業性の良さを残しつつも本来持つフランジ継手の強度の良さも確保する目的で添えフランジ1と分割フランジ継手2・3及びスペーサー4・5を組み合わせることで実現するフランジ継手部構造。
【選択図】図1

Description

本発明は、配管継手に代表されている通り管状物同士をボルト・ナットで連結する為のフランジ継手部の構造に関する。
配管継手方法の中でのフランジ継手は工業規格で定められている通り一般的であるが、配管材本体にフランジ継手加工するには配管材が高価である事あるいは配管材そのものの強度の問題や製造コストの問題等から、管材に直接フランジ継手加工するには制約がある。
配管材に溶接や接着又はねじ込みによる後付けによってフランジ継手を製作することがある。しかし材質や使用環境から溶接や接着が出来ない場合もある。
配管材端部にフランジ加工あるいはつばだし加工としてスタブエンド取り付けやノーラ加工を行い、フランジ継手同士のセットボルト位置が合わせやすいルーズフランジを配管材のもう一方の端部から通して取り付ける場合、一方から通せない場合はルーズフランジを管材に通した後で管材両端部のつばだし加工をおこなう方法が有るが加工に際する作業性が悪い。
ルーズフランジを管材に通すことの出来ない場合又はつばだし加工の作業性や配管施工の作業性を改善する為に分割フランジ継手が開発されたが分割したことによる問題点を残しているため更なる開発が望まれていた。
分割フランジ継手の最大の問題点として、分割したことによる本来持つフランジ継手の強度が低下し、場合によっては施工時のボルト・ナットを締める際に片締めにより変形してしまう事も起きる等ボルト・ナットによる押圧調整が必要となる。施工後も地震のような大きな振幅に対し強度に不安を残している。
上記分割フランジ継手の強度の問題を解決しようとして後記特許文献1の特開平4−244692号においては分割フランジ継手をリング状のナット(文献での呼称リング体)で挟みこみながら押さえつける方法で同開発品には効果をあげているが後記図2のフランジ付きパイプ6のフランジ部分7あるいはつばだし加工パイプ8のつば部分9の外径が少し大きくなればJISB2220等の規格によるところのボルト位置の関係からナットのタップが切れない場合が起きる。
さらなる分割フランジ継手の問題点としてシール効果の高い全面フランジパッキンを使用する場合、フランジシール面の分割部分の凹部によりパッキンにラジアル方向の押圧アンバランスが発生し場合によってはシール効果の劣化又はパッキン本体の損傷を招きかねない状況が有る。
さらにルーズフランジを含め分割フランジ継手の問題点は管材がゴムや樹脂等の場合、連結ボルトの締め加減によってはフランジ付きパイプ6のフランジ部7を押しつぶしによる変形や場合によっては破損させる恐れがあった。
そこで上述した問題点を解決するとともに施工のトータルコストをも下げ、安全で高品質なフランジ継手の開発が望まれていた。
特開平4−244692号 公報 特開2009−228892号 公報 実開昭59−123782号 公報 実開昭63−160489号 公報
以上に述べた従来の分割フランジ継手は作業性が大きく改善されたものの、本来フランジ継手の持つ強度や信頼性の高さにおいて不安を残している。
特に管材質そのものの強度が低い銅管や樹脂パイプ等の場合、また構造上の強度が低いつばだし加工の場合は、地震等大きな振幅のラジアル荷重に際し従来の分割フランジ継手では分割部分で折れ曲がる可能性が高い。
本発明は、分割フランジ継手の作業性の良さを保ちながらもなおかつフランジ継手の本来持つ強度を含めた信頼性の高さも実現することを目的とするものである。
本発明は従来技術の分割フランジ継手のように部分的な添え板又は嵌め合いを行うのではなく、上記目的を達成する為図1の通り分割フランジ継手2・3に加えリング状の添え板すなわち添えフランジ1を備えた事に有る。
図2のフランジ付きパイプ6の場合であれば上記添えフランジ1と分割フランジ継手2・3の組み合わせで良い。
図2のつばだし加工パイプ8の場合であれば上記添えフランジ1と分割フランジ継手2・3に加えて図1で示すスペーサー4・5を組み合わせることとなる。
それぞれ実施例の組立配置は図4の通りである。
本発明は大型管から接着や溶着が困難なフッ素樹脂やポリエチレンパイプ等に有効であるだけでなく管状構造物全般に有効で、特別な工具も必要とせず作業性が良い。
添えフランジ1により折れ曲がりに対する強度が格段に向上し配管施工時のセットボルトによる押圧調整の熟練も必要なく施工後の強度も格段に向上し耐振性も良くなる。しかもフランジシール面が平坦でシール効果の高い全面フランジパッキンが使用できる。
加えて添えフランジ1がゴムや樹脂等からなるフランジ付きパイプ6のフランジ部分7を分割フランジ継手2・3とでホールドする結果となり変形や破損を防止する。
スペーサー4・5を使うことによりつばだし加工パイプ8の場合でもフランジ付きパイプ6と共通部品が使用出来るのでコスト削減に繋がる。
本発明の実施例を示す斜視図 従来から有るパイプの形態を示す斜視図 本発明実施例の一部正面図 本発明を含む実施例の組立配置図
添えフランジ1の内径はフランジ付きパイプ6のフランジ部分7及びつばだし加工パイプ8のつば部分9の外径を基準に嵌め合うことが出来る大きさとする。
分割フランジ継手2・3の内径はパイプの外径を基準に嵌め合う事が出来る大きさとする。
添えフランジ1と分割フランジ継手2・3の外径及びボルトの穴10は日本工業規格JISB2220等に基づくものとする。
スペーサー4・5は図では二分割となっているが限定したものではなくセットできる状況で有ればよい。
添えフランジ1分割フランジ継手2・3スペーサー4・5の材質は金属に限らず、圧縮強度に耐え使用環境に適合するものであれば樹脂等でも良い。
図3のボルト又はピンのセット穴11の目的は各フランジを一次的に連結する為で特に添えフランジ1と分割フランジ継手2・3の位置決めをするものである。
スペーサー4・5の大きさは添えフランジ1とつば部分9と分割フランジ継手2・3が作るスペースを埋める大きさとする。
図4が本発明を含む実施例の組立配置図である。
本発明は配管における管継手だけでなく管状構造体の継手方法として有効である。
1 添えフランジ
2 分割フランジ継手
3 分割フランジ継手(2と同型)
4 スペーサー
5 スペーサー(4と同型)
6 フランジ付きパイプ
7 上記パイプ6のフランジ部分
8 つばだし加工パイプ
9 上記パイプ8のつば部分
10 ボルトの穴
11 ボルト又はピンのセット穴

Claims (3)

  1. 管同士を連結する手段としてあるフランジ継手部構造であって、フランジ付きパイプを添えフランジ1と分割フランジ継手2・3とを組み合わせて連結することを特長とする管用管継手。
  2. 管同士を連結する手段としてあるフランジ継手部構造であって、つばだし加工のパイプを添えフランジ1と分割フランジ継手2・3とスペーサー4・5を組み合わせて連結することを特長とする管用管継手。
  3. 請求項1及び請求項2に記載の添えフランジ1と分割フランジ継手2・3がボルト又はピンのセット穴11によって一次的に連結されることを特長とする管用管継手。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020165535A (ja) * 2019-03-29 2020-10-08 積水化学工業株式会社 管継手及び管継手構造
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