JP5384416B2 - ルーズフランジ式フレア管継手、ルーズフランジ式フレア管継手用鋼管、ルーズフランジ式フレア管継手用鋼管の製造方法及び鋼管の接合方法 - Google Patents
ルーズフランジ式フレア管継手、ルーズフランジ式フレア管継手用鋼管、ルーズフランジ式フレア管継手用鋼管の製造方法及び鋼管の接合方法 Download PDFInfo
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(2)また、本発明の別の観点によれば、上記(1)に記載のルーズフランジ式フレア管継手に用いられ、端部につば出し加工によって形成されたフレア部を有する鋼管であって、前記鋼管は配管用炭素鋼鋼管又は圧力配管用炭素鋼鋼管であり、前記鋼管の中心軸に対する前記フレア部の端面の角度θが87°〜89°であることを特徴とする、ルーズフランジ式フレア管継手用鋼管が提供される。
(3)また、本発明の別の観点によれば、上記(2)に記載のルーズフランジ式フレア管継手用鋼管の製造方法であって、前記鋼管は配管用炭素鋼鋼管又は圧力配管用炭素鋼鋼管であり、前記鋼管の端部につば出し加工によってフレア部を形成するに際し、自転する円錐ローラを前記鋼管に対して相対的に公転させながら前記鋼管の端部に接触させ、前記円錐ローラの中心軸と前記鋼管の中心軸との角度を漸次大きくすることにより、前記鋼管の中心軸に対する前記フレア部の端面の角度θを87°〜89°に制御することを特徴とする、ルーズフランジ式フレア管継手用鋼管の製造方法が提供される。
サイズ 65Aの鋼管:ガスケット3の外径124mm、内径77mm、厚み3mm
サイズ100Aの鋼管:ガスケット3の外径159mm、内径115mm、厚み3mm
サイズ200Aの鋼管:ガスケット3の外径270mm、内径218mm、厚み3mm
2:フレア部
3:ガスケット
4:ルーズフランジ
5:ボルト
6:ナット
7:コーン
8:鋼管の中心軸
9:フレア部の端面
Claims (10)
- 2本の鋼管の端部にそれぞれつば出し加工によって形成されたフレア部を、ガスケットを介在させて衝合し、当該両フレア部をルーズフランジで挟持するルーズフランジ式フレア管継手であって、
前記鋼管の一方は配管用炭素鋼鋼管又は圧力配管用炭素鋼鋼管であり、前記鋼管の他方は配管用炭素鋼鋼管又は圧力配管用炭素鋼鋼管であり、
前記ルーズフランジは円環状フランジであり、
前記ルーズフランジ式フレア管継手の非締結時の、前記鋼管の中心軸に対する前記フレア部の端面の角度θが87°〜89°であり、
前記ガスケットは非石綿ジョイントシールからなることを特徴とする、ルーズフランジ式フレア管継手。 - 前記ルーズフランジ式フレア管継手に対して引張荷重又は曲げ荷重が負荷されたときに、衝合された前記フレア部間に介在する前記ガスケットに対する接触面圧を高めるように、前記ルーズフランジ式フレア管継手の非締結時の、前記鋼管の中心軸に対する前記フレア部の端面の角度θが89°以下に制御されたことを特徴とする、請求項1に記載のルーズフランジ式フレア管継手。
- 前記ルーズフランジ式フレア管継手の非締結時の、前記鋼管の中心軸に対する前記フレア部の端面の角度θが87°〜89°であり、
自転する円錐ローラを前記鋼管に対して相対的に公転させながら前記鋼管の端部に接触させ、前記円錐ローラの中心軸と前記鋼管の中心軸との角度を漸次大きくすることにより、前記鋼管の中心軸に対する前記フレア部の端面の角度θが制御されたことを特徴とする、請求項1又は2に記載のルーズフランジ式フレア管継手。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載のルーズフランジ式フレア管継手に用いられ、端部につば出し加工によって形成されたフレア部を有する鋼管であって、
前記鋼管は配管用炭素鋼鋼管又は圧力配管用炭素鋼鋼管であり、
前記鋼管の中心軸に対する前記フレア部の端面の角度θが87°〜89°であることを特徴とする、ルーズフランジ式フレア管継手用鋼管。 - 前記ルーズフランジ式フレア管継手に対して引張荷重又は曲げ荷重が負荷されたときに、衝合された前記フレア部間に介在する前記ガスケットに対する接触面圧を高めるように、前記鋼管の中心軸に対する前記フレア部の端面の角度θが89°以下に制御されたことを特徴とする、請求項4に記載のルーズフランジ式フレア管継手用鋼管。
- 自転する円錐ローラを前記鋼管に対して相対的に公転させながら前記鋼管の端部に接触させ、前記円錐ローラの中心軸と前記鋼管の中心軸との角度を漸次大きくすることにより、前記鋼管の中心軸に対する前記フレア部の端面の角度θが制御されることを特徴とする、請求項4又は5に記載のルーズフランジ式フレア管継手用鋼管。
- 請求項4〜6のいずれか一項に記載のルーズフランジ式フレア管継手用鋼管の製造方法であって、
前記鋼管は配管用炭素鋼鋼管又は圧力配管用炭素鋼鋼管であり、
前記鋼管の端部につば出し加工によってフレア部を形成するに際し、自転する円錐ローラを前記鋼管に対して相対的に公転させながら前記鋼管の端部に接触させ、前記円錐ローラの中心軸と前記鋼管の中心軸との角度を漸次大きくすることにより、前記鋼管の中心軸に対する前記フレア部の端面の角度θを87°〜89°に制御することを特徴とする、ルーズフランジ式フレア管継手用鋼管の製造方法。 - ルーズフランジ式フレア管継手を用いた鋼管の接合方法であって、
鋼管の端部をつば出し加工することで、前記鋼管の中心軸に対するフレア部の端面の角度θが87°〜89°である前記フレア部を形成する工程と、
2本の前記鋼管の端部にそれぞれ形成された前記フレア部を、非石綿ジョイントシールからなるガスケットを介在させて衝合する工程と、
前記衝合されたフレア部をルーズフランジで挟持して、機械的に締結する工程と、
を含み、
前記鋼管の一方は配管用炭素鋼鋼管又は圧力配管用炭素鋼鋼管であり、前記鋼管の他方は配管用炭素鋼鋼管又は圧力配管用炭素鋼鋼管であり、
前記ルーズフランジは円環状フランジであることを特徴とする、鋼管の接合方法。 - 前記フレア部を形成する工程では、前記ルーズフランジ式フレア管継手に対して引張荷重又は曲げ荷重が負荷されたときに、衝合された前記フレア部間に介在する前記ガスケットに対する接触面圧を高めるように、前記鋼管の中心軸に対する前記フレア部の端面の角度θが89°以下である前記フレア部を形成することを特徴とする、請求項8に記載の鋼管の接合方法。
- 自転する円錐ローラを前記鋼管に対して相対的に公転させながら前記鋼管の端部に接触させ、前記円錐ローラの中心軸と前記鋼管の中心軸との角度を漸次大きくすることにより、前記鋼管の中心軸に対する前記フレア部の端面の角度θを制御することを特徴とする、請求項8又は9に記載の鋼管の接合方法。
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