JP2011179619A - コンパニオン・フランジ、結合構造、及び製造方法 - Google Patents

コンパニオン・フランジ、結合構造、及び製造方法 Download PDF

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英雄 早川
Tomiaki Ochiai
富明 落合
Yoshiyuki Nakabayashi
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Abstract

【課題】相手回転部材の強度対策を不要として重量増の抑制を可能とするコンパニオン・フランジを容易に製造することを可能とする。
【解決手段】一端にプロペラ・シャフトに締結結合するフランジ部3Aを一体に備えた中空部5Aと、この中空部5Aの他端に圧接結合部29により一体的に結合した中空軸部7Aとからなり、中空部5Aの他端の軸方向内面に形成された座面11aと、中空軸部7Aに形成されドライブ・ピニオン31のスプライン33が嵌入結合されて径方向に係合するインナー・スプライン17a,25aとを備えたことを特徴とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、自動車の駆動装置のドライブ・ピニオンをプロペラ・シャフトへ結合するためなどに供されるコンパニオン・フランジ、結合構造、及び製造方法に関する。
従来、この種のコンパニオン・フランジとして、例えば特許文献1に記載されたものがある。
コンパニオン・フランジは、リダクション・ピニオンの軸端部にスプライン係合により装着され、ナットにより軸端部に締結固定されたストッパーリングがコンパニオン・フランジに係合し、抜け止めが行われている。
このようなコンパニオン・フランジは、一体に形成されており、高強度であるため、コンパニオン・フランジに結合するプロペラ・シャフトに過大なトルクが働いたときに、プロペラ・シャフト側が破断しないように強度対策が必要となり、重量増を招いていた。
特開平9−112655号公報
解決しようとする問題点は、コンパニオン・フランジが、一体に形成されており、高強度であるため、コンパニオン・フランジに結合する相手回転部材に過負荷が働いたときに、相手回転部材側が破断しないように強度対策が必要となり、重量増を招いていた点である。
本発明は、相手回転部材の強度対策を不要として重量増の抑制を可能とするために、一端に一方の相手回転部材に締結結合するフランジ部を一体に備えた中空部と、この中空部の他端に圧接結合部により一体的に結合した中空軸部とからなり、前記中空部の他端の軸方向内面に形成された座面と、前記中空軸部に形成され他方の相手回転部材の噛合結合軸部を嵌入結合して径方向に係合する噛合結合穴部とを備えたことをコンパニオン・フランジの特徴とする。
軸受嵌合部に、ユニット・ベアリングを嵌合配置し、前記他方の相手回転部材を前記中空軸部の噛合結合穴部に嵌入結合させて端部を前記中空部内に臨ませ、前記他方の相手回転部材の端部に締結具を取り付けて前記座面に締結し、前記ユニット・ベアリングを、前記中空部と前記他方の相手回転部材との間に締結固定したことを結合構造の特徴とする。
前記コンパニオン・フランジを製造するための製造方法であって、前記フランジ部となるためのフランジ部対応部を備えて前記中空部となるための中空部対応部を前記中空軸部となるための中空軸部対応部とは別体に形成しこの別体の中空部対応部の他端の軸方向外面と軸方向内面とに圧接部と座面となる座面対応部とをそれぞれ形成してフランジ部側半製品とするフランジ部側形成工程と、前記中空軸部対応部を前記中空部対応部とは別体に形成し軸方向外面に圧接部を形成して中空軸部側半製品とする中空軸部側形成工程と、前記フランジ部側半製品と中空軸部側半製品とを前記圧接部の圧接で軸方向に同芯に結合する結合工程とを備えたことをコンパニオン・フランジの製造方法の特徴とする。
本発明は、一端に一方の相手回転部材に締結結合するフランジ部を一体に備えた中空部とこの中空部の他端に圧接結合部により一体的に結合した中空軸部とからなり、前記中空部の他端の軸方向内面に形成された座面と、前記中空軸部に形成され他方の相手回転部材の噛合結合軸部に嵌入結合されて径方向に係合する噛合結合穴部とを備えた。
このため、過大なトルクが働いた時にはコンパニオン・フランジを圧接結合部により分断させることが可能となる。しかも、座面に締結具を突き当てることで分断したコンパニオン・フランジの脱落を抑制することができる。
本発明は、軸受嵌合部に、ユニット・ベアリングを嵌合配置し、前記他方の相手回転部材を前記中空軸部の噛合結合穴部に嵌入結合させて端部を前記中空部内に臨ませ、前記他方の相手回転部材の端部に締結具を取り付けて前記座面に締結し、前記ユニット・ベアリングを、前記中空部と前記他方の相手回転部材との間に締結固定した。
このため、一方の相手回転部材に過大なトルクが働いたときに圧接接合部が破断してフランジ部を介したトルクの伝達ができなくなり、一方の相手回転部材の過大なトルクが解除される。
このとき、締結具が座面に締結されているため、フランジ部及び中空部の脱落は、免れることができる。
前記コンパニオン・フランジを製造するための製造方法であって、前記フランジ部となるためのフランジ部対応部を備えて前記中空部となるための中空部対応部を前記中空軸部となるための中空軸部対応部とは別体に形成しこの別体の中空部対応部の他端の軸方向外面と軸方向内面とに圧接部と座面となる座面対応部とをそれぞれ形成してフランジ部側半製品とするフランジ部側形成工程と、前記中空軸部対応部を前記中空部対応部とは別体に形成し軸方向外面に圧接部を形成して中空軸部側半製品とする中空軸部側形成工程と、前記フランジ部側半製品と中空軸部側半製品とを前記圧接部の圧接で軸方向に同芯に結合する結合工程とを備えた。
このため、一端にフランジ部を一体に備えた中空部とこの中空部の他端に圧接結合部により一体的に結合した中空軸部とからなるコンパニオン・フランジを容易に形成することができる。
コンパニオン・フランジの製造方法の工程図である。(実施例1) フランジ部側半製品及び中空軸部側半製品を示す断面図である。(実施例1) コンパニオン・フランジの断面図である。(実施例1) コンパニオン・フランジを用いた結合構造の断面図である。(実施例1)
相手回転部材の強度対策を抑制として軽量化を可能とするという目的を、一端にフランジ部を一体に備えた中空部とこの中空部の他端に圧接結合部により一体的に結合した中空軸部とにより実現した。
[コンパニオン・フランジの製造方法]
図1,図2は、本発明の実施例に係り、コンパニオン・フランジの製造方法の工程図、図2は、フランジ部側半製品及び中空軸部側半製品を示す断面図である。
図1のように、コンパニオン・フランジの製造方法は、フランジ部側形成工程S1と中空軸部側形成工程S2と結合工程S3と熱処理工程S4と機械加工工程S5と塗装工程S6とを備えている。
フランジ部側形成工程S1は、絞り用鋼を用い、図2のフランジ部側半製品1をプレス加工により形成する。
フランジ部側半製品1は、フランジ部対応部3を一端に一体に備えた中空部対応部5が中空軸部対応部7とは別体に形成され、この別体の中空部対応部5の他端の軸方向外面と軸方向内面とに圧接部9と座面対応部11とが備えられる。なお、図2では、圧接部9の説明のため中空部対応部5等と別のハッチングを用いているが、フランジ部側半製品1は圧接部9を含めて一体物である。
フランジ部対応部3には、ねじ加工用穴13が形成され、中空部対応部5の他端外周には、軸受嵌合部対応部15、他端内周には、スプライン加工用穴17が形成される。
中空軸部側形成工程S2は、図2の中空軸部側半製品19を炭素鋼を用いた切削加工により形成する。なお、中空軸部側半製品19は、鍛造により形成することもできる。
中空軸部側半製品19は、中空軸部対応部7が前記中空部対応部5とは別体に形成され、この中空軸部対応部7の軸方向外面に圧接部21が備えられる。なお、図2では、圧接部21の説明のため中空軸部対応部7と別のハッチングを用いているが、中空軸部側半製品19は圧接部21を含めて一体物である。中空軸部対応部7には、外周部に軸受嵌合部対応部23が形成され、内周部にスプライン加工用穴25及び面取り部27が形成される。
結合工程S3は、前記フランジ部側半製品1と中空軸部側半製品19とを前記圧接部9,21の圧接で軸方向に同芯に結合する。
熱処理工程S4では、前記結合後に、熱処理により組成調質を行う。
機械加工工程S5では、図3のコンパニオン・フランジの断面図のように、フランジ部対応部3のねじ加工用穴13に雌ねじ13aが形成されて締結穴部13Aとなり、内周にざぐり3aが切削加工される。中空部対応部5の他端外周には、ダスト・カバー支持部22が形成される。
中空部対応部5の他端内周の座面対応部11には、座面11aが切削加工される。
スプライン加工用穴17,25には、噛合結合穴部としてインナー・スプライン17a,25aが一括形成される。
軸受嵌合部対応部15,23は、軸受嵌合部15a,23aとなる。
塗装工程S6では、塗装により表面の腐食防止を図る。
[コンパニオン・フランジ]
図3は、本発明の実施例に係るコンパニオン・フランジの断面図である。
コンパニオン・フランジ28は、前記製造方法により製造され、一端にフランジ部3Aを一体に備えた中空部5Aと、この中空部5Aの他端に圧接結合部29により一体的に結合した中空軸部7Aとからなっている。
このコンパニオン・フランジ28は、締結穴部13Aと座面11aと噛合結合穴部であるインナー・スプライン25a,17aと軸受嵌合部23a,15aとを備えている。
締結穴部13Aは、前記フランジ部3Aに形成され一方の相手回転部材であるプロペラ・シャフトに締結結合するためのものである。座面11aは、後述するナットを締結するためのものである。インナー・スプライン25a,17aは、後述するドライブ・ピニオンをスプライン係合させるものである。軸受嵌合部15a,23aは、中空部5A及び中空軸部7Aの外周面に前記圧接結合部29を跨いで形成され、後述するユニット・ベアリングを嵌合させるものである。
[コンパニオン・フランジを用いた結合構造]
図4は、本発明の実施例に係るコンパニオン・フランジを用いた結合構造の断面図である。
図4のように、この結合構造は、駆動装置の終減速部に適用したものであり、一方の相手回転部材は、プロペラ・シャフト、他方の相手回転部材は、ドライブ・ピニオン31である。
コンパニオン・フランジ28の軸受嵌合部15a,23aに、ユニット・ベアリング35が嵌合配置されている。ドライブ・ピニオン31は、噛合結合軸部であるスプライン33を中空軸部7Aのインナー・スプライン25a及び中空部5Aのインナー・スプライン17aに嵌入結合させて端部31aを中空部5A内に臨ませている。
ドライブ・ピニオン31の端部31aに締結具であるナット37を螺合により取り付けて前記座面11aに締結し、前記ユニット・ベアリング35を、前記中空部5Aと前記ドライブ・ピニオン31との間に締結固定した。
ユニット・ベアリング35には、シール39が備えられ、ダスト・カバー支持部22に支持されたダスト・カバー41に接している。
ユニット・ベアリング35の外周部は、分配ケースに取り付けられる。コンパニオン・フランジ28のフランジ部3Aは、プロペラ・シャフトに締結結合され、ドライブ・ピニオン31は、駆動装置としてのリヤ・デファレンシャル装置のリング・ギヤに噛み合わされる。
プロペラ・シャフトのトルクは、フランジ部3Aからコンパニオン・フランジ28へ入力され、インナー・スプライン17a,25aを介してドライブ・ピニオン31へ伝達される。
ドライブ・ピニオン31からは、リヤ・デファレンシャル装置のリング・ギヤに出力される。
プロペラ・シャフトに過大なトルクが入力されようとして限界を超えたときは、コンパニオン・フランジ28が圧接結合部29で分断されると共に、インナー・スプライン17aとスプライン33との噛み合いが破壊され、トルク伝達が遮断される。このトルク伝達の遮断によりプロペラ・シャフトの折損等を防止することができる。
このとき、ナット37が座面11aに突き当たっており、フランジ部3A及び中空部5Aの脱落を防止することができる。
このようなプロペラ・シャフトの折損等の防止により、プロペラ・シャフト及びその結合部の強度対策を不要として重量増の抑制を図ることができる。
[実施例1の効果]
本発明実施例のコンパニオン・フランジ28は、一端にプロペラ・シャフトに締結結合するフランジ部3Aを一体に備えた中空部5Aと、この中空部5Aの他端に圧接結合部29により一体的に結合した中空軸部7Aとからなり、前記中空部5Aの他端の軸方向内面に形成された座面11aと、前記中空軸部7Aに形成されドライブ・ピニオン31のスプライン33が嵌入結合されて径方向に係合するインナー・スプライン17a,25aとを備えた。
このため、過大なトルクが働いた時にはコンパニオン・フランジ28を圧接結合部29により分断させることが可能となる。しかも、座面11aにナット37を突き当てることで分断したフランジ部3A及び中空部5A側の脱落を抑制することができる。
前記中空部5A及び中空軸部7Aの外周面に前記圧接結合部29により連続する軸受嵌合部15a,23aを備えた。
このため、軸受嵌合部15a,23aにベアリングを配置してアッセンブリした結合構造を得ることができる。
前記軸受嵌合部15a,23aに、ユニット・ベアリング35を嵌合配置し、前記ドライブ・ピニオン31を前記中空軸部7Aのインナー・スプライン17a,25aに嵌入結合させて端部を中空部5A内に臨ませ、前記ドライブ・ピニオン31の端部にナット37を螺合させて前記座面11aに締結し、前記ユニット・ベアリング35を、前記中空部5Aとドライブ・ピニオン31との間に締結固定した。
このため、プロペラ・シャフトに過大なトルクが働いたときに圧接接合部29が破断して中空部5Aのドライブ・ピニオン31に対するスプライン係合は破壊される。この破壊によりフランジ部3Aを介したトルクの伝達ができなくなり、プロペラ・シャフトの過大なトルクが解除される。
このとき、ナット37が座面11aに締結されているため、フランジ部3A及び中空部5Aの脱落は、免れる。
中空部5Aの一端と他端とにフランジ部3Aと中空軸部7Aとを各別に備え、前記フランジ部3Aは、プロペラ・シャフトに締結結合する締結穴部13Aを備え、前記中空軸部7Aは、ドライブ・ピニオン31のスプライン33が嵌入結合されて径方向に係合するインナー・スプライン17a,25aを内周に備えたコンパニオン・フランジ28の製造方法であって、前記フランジ部3Aとなるためのフランジ部対応部3を備えて前記中空部5Aとなるための中空部対応部5を前記中空軸部7Aとなるための中空軸部対応部7とは別体に形成しこの別体の中空部対応部5の他端の軸方向外面と軸方向内面とに圧接部9と座面11aとなる座面対応部11とをそれぞれ形成してフランジ部側半製品1とするフランジ部側形成工程S1と、前記中空軸部対応部7を前記中空部対応部5とは別体に形成し軸方向外面に圧接部21を形成して中空軸部側半製品19とする中空軸部側形成工程S2と、前記フランジ部側半製品1と中空軸部側半製品19とを前記圧接部9,21の圧接で軸方向に同芯に結合する結合工程S3とを備えた。
このため、一端にフランジ部3Aを一体に備えた中空部5Aとこの中空部5Aの他端に圧接結合部29により一体的に結合した中空軸部7Aとからなるコンパニオン・フランジ28を容易に形成することができる。
前記フランジ部側形成工程S1は、前記フランジ部側半製品1をプレス加工により形成し、前記中空軸部側形成工程S2は、前記中空軸部側半製品19を切削加工により形成する。
このため、中空部3Aの外径と、フランジ部3Aの外径とが大きく異なっていても、フランジ部3A及び中空部3Aをプレス加工により容易に形成することができる。
[その他]
上記結合構造を、駆動装置として前輪側の動力分配装置に適用することもできる。
フランジ部側半製品1は、鍛造により成形することもできる。
中空部5Aのインナー・スプライン17aは、ドライブ・オピニオン31のスプライン33に対する遊嵌穴として構成することもできる。
1 フランジ部側半製品
3 フランジ部対応部
3A フランジ部
5 中空部対応部
5A 中空部
7 中空軸部対応部
7A 中空軸部
9,21 圧接部
11 座面対応部
11a 座面
13A 締結穴部
15a,23a 軸受嵌合部
17a,25a インナー・スプライン(噛合結合穴部)
19 中空軸部側半製品
29 圧接接合部
31 ドライブ・ピニオン(他方の相手回転部材)
33 スプライン(噛合結合軸部)
S1 フランジ部側形成工程
S2 中空軸部側形成工程
S3 結合工程

Claims (5)

  1. 一端に一方の相手回転部材に締結結合するフランジ部を一体に備えた中空部と、
    この中空部の他端に圧接結合部により一体的に結合した中空軸部とからなり、
    前記中空部の他端の軸方向内面に形成された座面と、
    前記中空軸部に形成され他方の相手回転部材の噛合結合軸部を嵌入結合させて径方向に係合する噛合結合穴部とを備えた、
    ことを特徴とするコンパニオン・フランジ。
  2. 請求項1記載のコンパニオン・フランジであって、
    前記中空部及び中空軸部の外周面に前記圧接結合部により連続する軸受嵌合部を備えた、
    ことを特徴とするコンパニオン・フランジ。
  3. 請求項2記載のコンパニオン・フランジを用いた結合構造であって、
    前記軸受嵌合部に、ユニット・ベアリングを嵌合配置し、
    前記他方の相手回転部材を前記中空軸部の噛合結合穴部に嵌入結合させて端部を前記中空部内に臨ませ、
    前記他方の相手回転部材の端部に締結具を取り付けて前記座面に締結し、
    前記ユニット・ベアリングを、前記中空部と前記他方の相手回転部材との間に締結固定した、
    ことを特徴とするコンパニオン・フランジによる結合構造。
  4. 請求項1又は2記載のコンパニオン・フランジを製造するための製造方法であって、
    前記フランジ部となるためのフランジ部対応部を備えて前記中空部となるための中空部対応部を前記中空軸部となるための中空軸部対応部とは別体に形成しこの別体の中空部対応部の他端の軸方向外面と軸方向内面とに圧接部と座面となる座面対応部とをそれぞれ形成してフランジ部側半製品とするフランジ部側形成工程と、
    前記中空軸部対応部を前記中空部対応部とは別体に形成し軸方向外面に圧接部を形成して中空軸部側半製品とする中空軸部側形成工程と、
    前記フランジ部側半製品と中空軸部側半製品とを前記圧接部の圧接で軸方向に同芯に結合する結合工程と、
    を備えたことを特徴とするコンパニオン・フランジの製造方法。
  5. 請求項4記載のコンパニオン・フランジの製造方法であって、
    前記フランジ部側形成工程は、前記フランジ部側半製品をプレス加工により形成し、
    前記中空軸部側形成工程は、前記中空軸部側半製品を切削加工により形成する、
    ことを特徴とするコンパニオン・フランジの製造方法。
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