JP5928945B2 - フランジヨーク及び推進軸並びにフランジヨークの回転防止方法 - Google Patents
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Description
また、フランジヨークと第1部材とを分離するためにボルトを緩め方向に回転する場合も、工具が回り止め部に係止することで、フランジ(フランジヨーク)を非回転とできる。
さらに、このような構成によれば、フランジの外形は、第1部材を構成する被締結部の外形と同形であるので、被締結部の合わせ面は外部に露出していない。したがって、被締結部の合わせ面に雨水等が付着し難くなる。これにより、被締結部の合わせ面に、錆び防止用の塗装等を施す必要はない。
また、後記する実施形態のように、一方側が一対のアームと干渉しないように二股である工具によって2つの回り止め部をそれぞれ係止することもできる。
本発明の第1実施形態について、図1〜図6を参照して説明する。
第1実施形態に係る推進軸200(プロペラシャフト)は、後輪駆動の四輪車(車両)に搭載されており、車両の前側に配置された変速機(図示しない)の出力する動力を、車両の後側に配置された終減速装置(図示しない)に伝達させる動力伝達軸であり、前後方向かつ水平方向で延びている。変速機は車両の前側のボンネット下に配置された内燃機関(原動機)が出力する動力を変速するものである。
この他、推進軸200が等速ジョイント220を備えず、第1軸211と第2軸212が十字軸ジョイントで連結された構成でもよい。
前側の十字軸ジョイント1は、コンパニオンフランジ310(図2参照、第1部材)と、第1軸211(第2部材)の前端部とを連結するジョイントである。
スタブヨーク50は、鍛造品又は鋳造品であって、円筒状を呈し第1軸211の前端に固定された円筒部51と、円筒部51の前側において平断面視で横U字形を呈するヨーク52と、を備えている。ヨーク52を構成する一対のアーム部53、53には、十字軸71が装着される貫通孔53a(装着孔)が形成されている。
フランジヨーク10は、鍛造品又は鋳造品であって、縦断面視で横U字形を呈するヨーク20と、ヨーク20の基端部21から軸直角方向(輪切り断面方向)の外側(径方向外側)に延出するように形成されたフランジ30と、を備えている。
ヨーク20は、U字形の底部に対応する部分に配置され軸方向視において長方形を呈する基端部21と、基端部21の両端(図3、図4では上端部、下端部)からそれぞれ後方に延びる一対のアーム部22、22と、を備えている。すわなち、一対のアーム部22、22は、フランジ30の一直径方向(図4では上下方向)で配置されている。
各アーム部22の後側には、十字軸71が装着される貫通孔22a(装着孔)が形成されている。そして、貫通孔22aには十字軸71が回動自在に装着されている。
フランジ30は、コンパニオンフランジ310と、ボルト101及びナット102によって締結する部分であり、その外形が軸方向視において円形を呈しており、コンパニオンフランジ310のフランジ部312と同形である。
フランジ30は、4つの座面部31を備えている。4つの座面部31は、軸方向において、ボルト101及びナット102によって、コンパニオンフランジ310のフランジ部312とボルト締結される被締結部である。4つの座面部31は、フランジ30の外周縁寄りに配置されると共に、周方向において等間隔で配置されている。
ここで、図5を参照して、回り止め用の工具400について説明する。
工具400は、上側(一方側)が一対のアーム部22と干渉しないように二股でありU字形を呈するアーム411(工具アーム部)と、アーム411の先端部にそれぞれ形成された突起部412(係止部)と、アーム411の中間部から下方に延出した棒状のハンドル420と、を備えている。
次に、本実施形態に係るフランジヨークの回転防止方法、フランジヨーク10の作用効果を説明する。フランジヨークの回転防止方法は、工具400の突起部412をフランジヨーク10の切欠部33に係止した状態でボルト101を回転することを特徴とする。
なお、ここでは、ボルト101を締め方向に回転させてフランジ30とフランジ部312を締結する場合を例示するが、ボルト101を緩め方向に回転させてフランジ30とフランジ部312を分離する場合も同様である。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されず、例えば、次のように変更してもよいし、後記する実施形態と適宜組み合わせてもよい。
本発明の第2実施形態について、図7〜図8を参照して説明する。なお、第1実施形態と異なる部分を説明する。
10 フランジヨーク
20 ヨーク
30 フランジ
33 切欠部(回り止め部)
35 突起部(回り止め部)
71 十字軸
101 ボルト
200 推進軸
211 第1軸(第2部材)
212 第2軸(第2部材)
310、320 コンパニオンフランジ(第1部材)
312、322 フランジ部(被締結部)
400 工具
411 アーム(工具アーム部)
412 突起部(係止部)
Claims (6)
- 第1部材と第2部材とを連結する十字軸ジョイントを構成し、前記第1部材とボルトで締結されるフランジヨークであって、
十字軸が装着される装着孔を有するヨークと、
前記ヨークから径方向外側に延出し、前記ボルトで締結されるフランジと、
前記ボルトを回転する場合において前記フランジを非回転とするための工具が係止する回り止め部と、
を備え、
前記フランジの外形は、前記第1部材を構成する被締結部の外形と同形である
ことを特徴とするフランジヨーク。 - 前記ヨークは、前記装着孔を有すると共に一直径方向で配置された一対のアーム部を備え、
2つの前記回り止め部を備え、
2つの前記回り止め部は、前記フランジの中心を挟むと共に前記一直径方向と直交する方向で配置されている
ことを特徴とする請求項1に記載のフランジヨーク。 - 前記回り止め部は、前記フランジに形成された切欠部である
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のフランジヨーク。 - 前記回り止め部は、前記フランジに形成された突起部である
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のフランジヨーク。 - 車両に搭載され、変速機と終減速装置との間において動力を伝達させる推進軸であって、
請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のフランジヨークを備える十字軸ジョイントを備え、
前記第1部材は、前記変速機の出力軸と一体で回転する部品、又は、前記終減速装置のドライブピニオンと一体で回転する部品、である
ことを特徴とする推進軸。 - 第1部材と第2部材とを連結する十字軸ジョイントを構成し、前記第1部材とボルトで締結されるフランジヨークの回転防止方法であって、
前記フランジヨークは、十字軸が装着される装着孔を有し一直径方向で配置された一対のアーム部を有するヨークと、前記ヨークから径方向外側に延出し、前記ボルトで締結されるフランジと、前記ボルトを回転する場合において前記フランジを非回転とするための工具が係止する回り止め部と、を備え、
前記フランジの外形は、前記第1部材を構成する被締結部の外形と同形であり、
一方側が前記一対のアームと干渉しないように二股である工具アーム部と、前記工具アーム部に設けられると共に前記回り止め部に係止する係止部と、を備える工具を使用し、
前記工具の前記係止部を前記フランジヨークの前記回り止め部に係止した状態で前記ボルトを回転する
ことを特徴とするフランジヨークの回転防止方法。
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