JP2011175593A - プロジェクト管理装置、プロジェクト管理方法、プロジェクト管理プログラム及び記録媒体 - Google Patents

プロジェクト管理装置、プロジェクト管理方法、プロジェクト管理プログラム及び記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、プログラム開発等におけるリスク管理を適切に行うプロジェクト管理装置、プロジェクト管理方法、プロジェクト管理プログラム及び記録媒体に関する。
【解決手段】プロジェクト管理システム1は、プロジェクト管理装置2が、クライアント装置4a〜4nから投入されるプロジェクトの課題について、その重要度及び要求される解決力の度合いを定量化して、該課題の重要度に応じた該課題の実装者5bを設定し、設定した課題の重要度及び解決力の度合いに基づいてリスク値を算出して、該リスク値のリスク評価を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、プロジェクト管理装置、プロジェクト管理方法、プロジェクト管理プログラム及び記録媒体に関し、詳細には、プログラム開発等のプロジェクトにおけるリスク管理を適切に行うプロジェクト管理装置、プロジェクト管理方法、プロジェクト管理プログラム及び記録媒体に関する。
近年、各種製品における機能の増加によって、該製品に搭載されるソフトウェア規模が増大する一方で、競争の激化から、製品やソフトウェアの開発期間の短縮化が要望されている。
このような製品やソフトウェアの開発状況においては、開発者のスキル(能力、技能)や生産性だけでなく、開発プロジェクトの管理方法の如何によって、開発プロジェクトの成果が左右される。
例えば、ソフトウェア開発のプロジェクトにおいては、従来、実装項目及びバグ情報を管理するのに、単に件数のみが問題とされており、ソフトウェア開発プロジェクトの実態と乖離していることが多く見られた。
そこで、プロジェクトの管理においては、該プロジェクトに関する様々な情報を元に、プロジェクトのリスク評価を行なうプロジェクト管理が従来から行われている。
しかし、従来のプロジェクトのリスク評価は、プロジェクト内における各課題の重み付けが適切に設定されず、課題解決のための対応スキルの個人差が考慮されない状態でリスク評価を行っていた。
そして、従来、プロジェクトの計画段階において潜在するリスクを客観的に評価する目的で、リスクの大きさを評価するために、過去のプロジェクトの計画及び実績に基づいて、開始されるプロジェクトの計画に潜在しているリスクの大きさを客観的に評価して、その要因を明らかにするリスク評価システムが提案されている。この従来技術では、プロジェクトのリスクの大きさを評価するための複数のリスク評価尺度候補から、過去のプロジェクトのトラブルと相性の高い1つ以上のリスク評価尺度を決定し、このリスク評価尺度を用いてリスク評価を行なって、リスクの大きさをランク分けしている(特許文献1参照)。
しかしながら、上記公報記載の従来技術にあっては、過去のトラブルとの関係からリスク評価尺度を決定してリスク評価を行っているため、プロジェクトの課題解決のためのリソースや優先順位、特に、課題解決のための対応スキルの個人差を考慮した割り当てを適切に行うことができず、潜在的なリスクを抱えた状態でプロジェクトが開始され、適切なプロジェクト管理を行う上で、改良の必要があった。特に、プロジェクト終盤になって、想定外の工数が発生すると、対応することができず、プロジェクト完了の遅延や開発製品の品質低下を招くおそれがある。
そこで、本発明は、対応スキルの個人差を考慮したリスク評価を行うことのできるプロジェクト管理装置、プロジェクト管理方法、プロジェクト管理プログラム及び記録媒体を提供することを目的としている。
本発明は、上記目的を達成するために、プロジェクトの課題の重要度及び該課題に対して要求される解決力の度合いを定量化して、該課題の重要度及び解決力の度合いに基づいてリスク値を算出して、該リスク値のリスク評価を行うことを特徴としている。
また、本発明は、前記リスク評価結果を所定の報知手段によって報知出力することを特徴としてもよい。
さらに、本発明は、前記課題の重要度と解決力の度合いの比率に基づいて前記リスク値を算出することを特徴としてもよい。
また、本発明は、前記課題の規模及び難易度を過去のプロジェクトの実績情報を参照して課題規模の特徴量及び課題難易度の特徴量として定量化し、前記課題の優先度を、進捗管理情報を参照して課題優先度の特徴量として定量化して、定量化した該課題規模の特徴量、該課題難易度の特徴量及び該課題優先度の特徴量から前記課題の重要度をタスク量として定量化し、該タスク量に対して要求される前記解決力の度合いに応じた対応者を対応者毎のスキル情報を参照して設定することを特徴としてもよい。
本発明によれば、プロジェクトの課題の重要度及び解決力の度合いを定量化してリスク値を算出し、該リスク値を評価するので、個人差を考慮したリスク評価を行うことができる。
本発明の一実施例を適用したプロジェクト管理システムのシステム構成図。 プロジェクト管理装置のブロック構成図。 クライアント装置のブロック構成図。 プロジェクト管理システムの機能ブロック構成図。 過大の規模の定義方法の一例を示す図。 課題の難易度の定義方法の一例を示す図。 課題の優先度の定義方法の一例を示す図。 課題の対応力の定義方法の一例を示す図。 プロジェクト管理処理を示すフローチャート。
以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述べる実施例は、本発明の好適な実施例であるので、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明によって不当に限定されるものではなく、また、本実施の形態で説明される構成の全てが本発明の必須の構成要件ではない。
図1〜図9は、本発明のプロジェクト管理装置、プロジェクト管理方法、プロジェクト管理プログラム及び記録媒体の一実施例を示す図であり、図1は、本発明のプロジェクト管理装置、プロジェクト管理方法、プロジェクト管理プログラム及び記録媒体の一実施例を適用したプロジェクト管理システム1のシステム構成図である。
図1において、プロジェクト管理システム1は、所定の有線または無線のネットワークNWに、プロジェクト管理装置2、データベース群3及び複数のクライアント装置4a〜4nが接続されており、ネットワークNWは、LAN(Local Area Network)、インターネット等である。
データベース群3は、ハードディスクその他の不揮発性メモリに構築されたデータベース群であり、図1では、ネットワークNWに接続されている不揮発性メモリに構築されているが、プロジェクト管理装置2に内蔵、または、外付けされている不揮発性メモリに構築されていてもよい。
データベース群3は、課題情報データベース(DB)3a、進捗管理情報データベース3b、過去実績情報データベース3c及びスキル情報データベース3dを有しており、課題情報データベース3aは、プロジェクト管理装置2に内蔵または外付けされていることが望ましい。
課題情報データベース(課題記憶手段)3aは、現在管理対象となっているプロジェクトの課題を集積しており、進捗管理情報データベース(進捗管理情報記憶手段)3bは、現在管理対象となっているプロジェクトの進捗状況を集積して、課題の優先度の設定時に参照される。過去実績情報データベース(過去実績情報記憶手段)3cは、過去のプロジェクトの実績を集積しており、課題の規模と難易度の見積もり時に参照される。スキル情報データベース(スキル情報記憶手段)3dは、管理対象のプロジェクトを実装する実装者のスキル情報を集積しており、課題対応者の決定及び変更時に参照される。
プロジェクト管理装置2は、通常のハードウェア構成とソフトウェア構成に本発明のプロジェクト管理プログラムを搭載するコンピュータ等が用いられ、課題に関する各々の情報を統合する機能を有して、プロジェクトにおける課題管理を行なう。
クライアント装置4a〜4nは、通常のハードウェア構成とソフトウェア構成に本発明のプロジェクト管理プログラムのクライアント装置としてのプログラムを搭載するコンピュータ等が用いられ、プロジェクト管理装置2に対する課題の提案、課題に関する各々の情報の入力等を行うのに、ユーザ5によって行われる。
ユーザ5は、例えば、管理者5a、実装者5b及び評価者5cで構成される。管理者5aは、プロジェクト(課題)全体を見渡して、各課題の状況を把握し、適切な対応ができるように指示を出す立場の者であって、ソフト開発では、いわゆるプロジェクトマネージャに相当する。実装者5bは、既存課題の対策を行う者であり、実装の過程で実装項目やバグを新規課題として提出する立場にもなるものであって、ソフト開発では、いわゆるプログラマーに相当する。評価者5cは、開発中の製品の評価を行って、発見されたバグを課題として報告する立場の者であり、ソフト開発では、いわゆるテスターに相当する。
そして、プロジェクト管理装置2は、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit )11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、入力部14、出力部15及び不揮発性メモリ16等を備えており、各部は、バス17で接続されている。
ROM12は、プロジェクト管理装置2の基本プログラムや本発明のプロジェクト管理プログラム等のプログラム及び必要なシステムデータを格納しており、CPU11は、ROM12内のプログラムに基づいてRAM13をワークメモリとして利用して、プロジェクト管理装置2の各部を制御して、プロジェクト管理処理を実行する。
入力部14は、キーボード、マウス、タッチパネル等で構成され、プロジェクト管理処理に必要な各種情報や命令の入力に使用される。
出力部15は、ディスプレイ(例えば、液晶ディスプレイ)、音声出力部、プリンタへのデータ出力部等であり、プロジェクト管理処理に必要なデータや処理結果のデータの出力及び後述するアラームのクライアント装置4a〜4nへの出力を行う。
不揮発性メモリ16は、各種データ、特に、後述するプロジェクト管理処理を実行する上で必要なデータを格納し、上記課題情報データベース3aが構築されていてもよいし、課題情報データ3aだけでなく、進捗管理情報データベース3b、過去実績情報データベース3c、スキル情報データベース3dの1つ以上が構築されていてもよい。
また、クライアント装置4a〜4nは、図3に示すように、CPU21、ROM22、RAM23、入力部24、出力部25及び不揮発性メモリ26等を備えており、各部は、バス27で接続されている。
ROM12は、クライアント装置4a〜4nの基本プログラムや本発明のプロジェクト管理プログラム等のプログラム及び必要なシステムデータを格納しており、CPU21は、ROM22内のプログラムに基づいてRAM23をワークメモリとして利用して、クライアント装置4a〜4nの各部を制御して、プロジェクト管理処理におけるクライアント装置4a〜4nとしての処理を実行する。
入力部24は、キーボード、マウス、タッチパネル等で構成され、プロジェクト管理処理におけるクライアント装置4a〜4nとして必要な各種情報や命令の入力に使用される。
出力部25は、ディスプレイ(例えば、液晶ディスプレイ)、音声出力部、プリンタへのデータ出力部等であり、プロジェクト管理処理におけるクライアント装置4a〜4nとして必要なデータや処理結果のデータの出力、特に、プロジェクト管理装置2から受け取ったアラームの報知出力を行う。
不揮発性メモリ26は、各種データ、特に、後述するプロジェクト管理処理におけるクライアント装置4a〜4nとしての処理を実行する上で必要なデータを格納する。
そして、上記プロジェクト管理装置2及びクライアント装置4a〜4nは、ROM、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory )、EPROM、フラッシュメモリ、フレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory )、CD−RW(Compact Disc Rewritable )、DVD(Digital Versatile Disk)、SD(Secure Digital)カード、MO(Magneto-Optical Disc)等のコンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録されている本発明のプロジェクト管理方法を実行するプロジェクト管理プログラムを読み込んでROM12や不揮発性メモリ16等に導入することで、後述するプロジェクトを適切に管理するプロジェクト管理方法を実行するプロジェクト管理装置として構築されている。このプロジェクト管理プログラムは、C#、Java(登録商標)、Visual Basic、Ruby、Perl等のブログラミング言語等で記述されたコンピュータ実行可能なプログラムであり、上記記録媒体に格納して頒布することができる。
プロジェクト管理装置2は、上記プロジェクト管理プログラムが導入されることで、図4に示す機能ブロックが構築され、クライアント装置4a〜4nは、プロジェクト管理処理におけるクライアント装置4a〜4nとしてのプログラムであるクライアント用プロジェクト管理プログラムが導入されることで、図4に示す機能ブロックが構築される。
すなわち、図4において、プロジェクト管理装置2は、課題投稿部31、課題編集部32、リスク評価部33、リスク度判定部34、アラーム通知部35が構築され、課題編集部32として、規模設定部36、難易度設定部37、優先度設定部38及び課題対応者設定部39が構築されている。また、クライアント装置4a〜4nは、入力部41、表示部42及びアラーム受信部43が構築されている。
プロジェクト管理装置2は、クライアント装置4a〜4n経由でユーザ5からアクセスされ、課題情報データベース3aの内容が適宜更新される。プロジェクト管理装置2は、管理者5a及び実装者5bから主に実装課題が提出され、評価者5c及び実装者5bからバグ情報が提出される。また、管理者5aは、各課題の重み付けのための編集設定を行ない、課題の重み付けのための編集設定時には、データベース群3、特に、進捗管理情報データベース3b、過去実績情報データベース3c及びスキル情報データベース3dを参照する。なお、プロジェクト管理装置2は、後述する課題編集作業により、課題の大きさ及びその対応力を定量化するが、以下の説明においては、適宜、この課題の大きさを「タスク量」、課題の対応力を「タスク対応力」という。
プロジェクト管理装置2の課題投稿部(課題投稿手段)31は、入力部14及び出力部15等によって実現され、課題の投稿段階で、課題項目Pkを入力するためのユーザインターフェースを提供する。なお、課題項目Pkは、課題の種類(新規、バグ等)、規模、優先度、担当者等の課題解決に関する項目である。課題投稿部31は、課題項目Pkの入力を受け付けると、課題編集部32へ渡し、課題編集部32が、課題投稿部31から渡された課題項目Pkの編集を行なうが、課題の投稿のみが目的のときには、課題編集部32以降の各部は処理を行わずに入力されるデータを通過させる。すなわち、プロジェクト管理装置2は、クライアント装置4a〜4n経由でユーザ5からアクセスされ、課題情報データベース3aの内容は適宜更新される。
課題編集部(課題編集手段)32は、課題の「規模」、「難易度」、「優先度」、「対応者」を特徴とする観点で、課題の重要度及び該課題に対して要求される解決力の度合いに対する見積もりを実施し、各特徴量を定量化してパラメータを設定(定量化)して、リスク評価部33へ出力する。この各パラメータの設定(定量化処理)は、規模設定部36、難易度設定部37、優先度設定部38、課題対応者設定部39によって提供される。
規模設定部(課題規模設定手段)36は、入力部14、出力部15及びCPU31等によって実現され、課題編集の段階で、課題の「規模」を入力するためのユーザインターフェースを提供する。規模設定部36は、入力された課題の「規模」を課題項目Pkに反映させる。この課題の「規模」の入力においては、例えば、図5に示すように、実装プログラムの予想ステップ数に応じて予めルールを決めておいて、パラメータを設定してもよいし、外部データベースである過去実績情報データベース3cから過去実績情報Jkを参照し、その内容を「規模」の特徴量として定量化して反映しても良い。
難易度設定部(課題難易度設定手段)37は、入力部14、出力部15及びCPU31等によって実現され、課題編集の段階で、課題の「難易度」を入力するためのユーザインターフェースを提供する。難易度設定部37は、入力された課題の「難易度」を課題項目Pkへ反映させる。この課題の「難易度」の入力においては、例えば、図6に示すように、過去の課題に対する対応実績の度合いに応じて予めルールを決めておき、パラメータを設定してもよいし、外部データベースである過去実績情報データベース3cから過去実績情報Jkを参照して、その内容を「難易度」の特徴量として定量化して反映させてもよい。
優先度設定部(課題優先度設定手段)38は、入力部14、出力部15及びCPU31等で実現され、課題編集の段階で、課題の重要度の1つである「優先度」を入力するためのユーザインターフェースを提供する。優先度設定部38は、入力された課題の「優先度」を課題項目Pkへ反映させる。この課題の「優先度」の入力においては、例えば、図7に示すように、プロジェクトのマイルストーンに応じて予めルールを決めておき、パラメータを設定してもよいし、手動でパラメータを設定してもよい。また、優先度設定部38は、課題の「優先度」の入力においては、外部データベースである進捗管理情報データベース3bから進捗管理情報Jmを参照して、その内容を「優先度」の特徴量として定量化して反映してもよい。なお、マイルストーンとは、プロジェクトの中で工程遅延の許されないような大きな節目のこという。
課題対応者設定部(課題対応者設定手段)39は、入力部14、出力部15及びCPU31等で実現され、課題編集の段階で、課題の「対応者」を入力するためのユーザインターフェースを提供する。課題対応者設定部39は、入力された課題の「対応者」を課題項目Pkへ反映させる。この課題の「対応者」の入力においては、課題対応者設定部39は、手動でパラメータを設定するようにしてもよいし、「対応者」の役職に応じて予めルールを決めてパラメータを設定してもよい。また、課題の「対応者」の入力において、課題対応者設定部39は、外部データベースであるスキル情報データベース3dからスキル情報Jsを参照して、その内容を「対応者」の解決力の度合いとして定量化して設定に反映してもよい。また、課題対応者設定部39は、例えば、図8に示すように、過去のプロジェクトでの課題対応実績を元に予めスキル値を算出してスキル情報Jsとして記憶し、このスキル情報Jsを参照して、「対応者」の設定に反映させてもよい。
リスク評価部(リスク値算出手段)33は、課題編集部32によって設定された課題の「規模」、「難易度」、「優先度」、「対応者」に関するパラメータに基づいて、課題の「タスク量」と「タスク対応力」を算出し、この「タスク量」と「タスク対応力」に基づいて、「リスクポイント」の見積もりを行なって、見積もり結果をリスク度判断部34に出力する。
なお、本実施例のプロジェクト管理システム1においては、「タスク量」と「タスク対応力」から「リスクポイント」を算出するが、過去のプロジェクトにおける「タスク量」と、該過去のプロジェクトに対する「リスクポイント」と、対応度合いの実績情報から各対応者の「タスク対応力」を求めてもよい。
リスク度判断部(リスク評価手段)34は、リスク評価部33によって算出された課題の「リスクポイント」を、予め設定された閾値と比較して、アラームを発信するか否かの判断を行ない、アラームを発信すべきであると判断すると、アラーム通知部35によってアラーム情報をクライアント装置4a〜4nに出力する。
そして、リスク度判断部34は、上記各部で設定、算出、判定した情報を、リスク評価結果として、対象課題項目Pkと関連付けて課題情報データベース3aに格納して反映させる。
そして、クライアント装置4a〜4nは、上述のように、図4の下部に示すように機能構成されている。入力部(入力手段)41は、プロジェクト管理装置2を操作する入力部であって、課題の投稿や編集等を行なうのに使用される。表示部(出力手段)42は、プロジェクト管理装置2を操作した表示データの表示を行い、課題の投稿内容や編集結果の表示及び現状の課題リストの表示等を行なう。アラーム受信部43は、プロジェクト管理装置2によるリスク評価の結果、アラーム通知部35から発信されたアラーム情報を受信し、クライアント装置4a〜4nは、アラーム受信部43が受信したアラーム情報を表示部42に表示出力したり、その他の方法で出力する。
次に、本実施例の作用を説明する。本実施例のプロジェクト管理システム1は、個人差を考慮したリスクの大きさを把握するために、課題とその対応力の大きさを客観的な指標を用いて定量化してリスクの大きさを算出する。
本実施例のプロジェクト管理システム1は、ユーザ5がクライアント装置4a〜4nから課題を投稿及び編集し、プロジェクト管理装置2が、リスク評価及びリスク度判断を行って、最終的に課題情報の更新及びアラーム発信を行う。
すなわち、図9に示すように、プロジェクト管理システム1は、例えば、プロジェクトにおいて、クライアント装置4a〜4nから、管理者5a及び実装者5bが実装項目として課題を起票し、また、評価者5c及び実装者5bがバグ票として課題を起票すると、課題投稿部31が、課題項目Pkを新規に課題編集部32に投稿する(ステップS101)。プロジェクト管理装置2は、この起票された課題を、課題情報データベース3aに格納する。
課題編集部32は、起票済みの課題に対して、規模設定部36、難易度設定部37及び優先度設定部38によって、「規模」、「難易度」、「優先度」を特徴とする観点で、課題の重要度に対する見積もりを実施し、各特徴量を定量化する特徴量定量化処理を行う(ステップS102)。例えば、対象課題の実装step(ステップ)数が80stepで、新規性があり、かつ、再現性の高い内容であって、商品発売までに実装が必須である、という課題があった場合、規模設定部36、難易度設定部37及び優先度設定部38によって、図5〜図7の定義例に基づいてそれぞれ特徴量の定量化を行なう。この場合、課題編集部32は、「規模」の項目が2ポイント、「難易度」の項目が10ポイント、「優先度」の項目が5ポイント、として設定し、それぞれ設定したポイントを、課題項目に紐付けて、課題情報データベース3aに反映させる。
次に、課題編集部32は、上述のようにして設定して定量化した特徴量を利用して課題そのものの重さを示す「タスク量」を算出する(ステップS103)。例えば、課題編集部32は、設定済みである「規模」、「難易度」、「優先度」の特徴量を元に、これらの特徴量の積を求めることで「タスク量」を算出する。上記例の場合、課題編集部32は、「規模」の項目が2ポイント、「難易度」の項目が10ポイント、「優先度」の項目が5ポイントであるので、2×10×5=100となり、「タスク量」を、100ポイントと算出する。なお、「タスク量」の算出式は、各特徴量を積算する算出式に限るものではなく、任意に設定することができる。課題編集部32は、算出した課題ポイントを、課題項目に紐付けて、課題情報データベース3aに反映させる。
課題編集部32は、上記算出した「タスク量」に対し、その大きさが適切であったかどうかの判定を行なうために、算出した「タスク量」を予め管理者5aによって設定されている閾値と比較して、「タスク量」が閾値内、すなわち、許容範囲内であるか判断する(ステップS104)。なお、この閾値は、設定された固定の閾値に限るものではなく、例えば、任意の算出式によって動的に算出された閾値等であってもよい。
ステップS104で、「タスク量」が許容範囲を超えていると(ステップS104のNO)、プロジェクト管理システム1は、課題の細分化の余地があると判断し、クライアント装置4a〜4nにその旨の表示情報を送信して表示部42に表示させる。管理者5aは、クライアント装置4a〜4nに表示される課題の細分化を促す表示に応じて細分化を行うか否かをクライアント装置4a〜4nの入力部41で指示操作する。課題編集部32は、ユーザ5によって課題項目の分割が指示操作されたかチェックし(ステップS105)、例えば、タスク量が1000ポイントを超えていて、ユーザが、分割が必要であると判断して課題項目を分割すると(ステップS105のYES)、ステップS101に戻って上記同様に処理を行う(ステップS101〜S105)。
ステップS105で、ユーザによって課題項目の分割が指示操作されないときには(ステップS105のNO)、課題編集部32は、課題対応者設定部39によって、該投稿・編集された課題に対する「対応者」の設定(実装者5bの設定)を行う(ステップS106)。
また、ステップS104で、「タスク量」が許容範囲内であるときには(ステップS104のYES)、課題編集部32は、課題の大きさは適切であり項目の分割を行う必要がないと判断して、課題対応者設定部39によって、該投稿・編集された課題に対する「対応者」の設定を行う(ステップS106)。
課題対応者設定部39は、上記投稿・編集された課題に対して、「対応者」の設定を行うが、この実装者(対応者)5bは1人であってもよいし、複数人であってもよい。また、プロジェクトにおいて、管理者5aは、起票済みの課題項目に対して、「対応者」の新規設定や見直しを実施することができる。例えば、「タスク量」が大きい課題に関して、経験を積ませたい若手技術者1名と熟練技術者1名の合計2名を「対応者」に設定する等の設定を行うことができる。具体的には、タスク量が800ポイントの課題があった場合、図8の課題の対応力における定義例に基づいて、AさんとFさんを設定する。課題対応者設定部39は、設定したパラメータを、課題項目に紐付けて、課題情報データベース3aに反映させる。
次に、課題編集部32は、設定済みのパラメータを利用して課題そのものの対応力の大きさを示す「タスク対応力」を算出するタスク対応力算出処理を行う(ステップS107)。
すなわち、課題編集部32は、設定済みである「対応者」の情報を元に、設定されているポイントの和によってタスク対応力を算出する。具体的には、図8の定義例において、Aさんは、2ポイント、Fさんは、8ポイントであるから、2+8=10で「タスク対応力」は、10ポイントになる。なお、「タスク対応力」の算出方法は、予め算出用のテーブルを用意して、該算出用テーブルを参照して、「タスク対応力」を求めてもよいし、任意に算出式を設定して、設定した算出式を用いて「タスク対応力」を求めてもよい。課題編集部32は、算出した課題対応ポイントを、課題項目に紐付けて課題情報データベース3aに格納して反映させる。
次に、リスク評価部33が、ステップS103で算出済みの「タスク量」とステップS107で算出済みの「タスク対応力」のパラメータを利用して、課題そのもののリスクの大きさを示す「リスクポイント」を算出するリスクポイント算出処理を行う(ステップS108)。
この場合、リスク評価部33は、「タスク量」を「タスク対応力」で割ることで「リスクポイント」を算出することで、「タスク量」として定量化した課題の大きさに対して、「タスク対応力」として、どの程度の対応力が設定されているかを求める。例えば、対象課題が数10step(ステップ)で実装できる見込みであって、新規性が無く、再現性の高い不具合を有する課題、すなわち、規模と難易度が低めの課題であれば、「タスク量」は比較的低いが、設定された対応者である実装者5bが全くの未経験者1人であって「タスク対応力」が非常に低い場合は、リスクは相対的に高くなる。一方、対象課題が新規性に富んだ、過去に実装経験の無い未知の内容であり、かつ、商品のPRの目玉となる重要な機能であるために、本件の進捗によってプロジェクト全体に影響を及ぼすような、難易度と優先度が高い課題であれば「タスク量」は非常に高いが、対応者である実装者5bとして熟練技術者が数名設定されており「タスク対応力」も非常に高い場合であれば、リスクは相対的に低くなる。
次に、リスク度判定部34が、算出済みの「リスクポイント」を、管理者5aが予め設定した閾値の範囲と比較して、「リスクポイント」が許容範囲内であるか否かチェックするリスク度判定処理を行う(ステップS109)。
ステップS109で、「リスクポイント」が許容範囲内であると、対象課題に特別なリスクは無いと判断され、プロジェクト管理システム1は、一連の処理を終了する。
ステップS109で、「リスクポイント」が許容範囲外であると、リスク度判定部34は、「リスクポイント」が許容範囲外である旨のアラームを周知させるために、対象の課題とステップS101からステップS108までの処理で紐付けられた情報をアラーム情報として纏めて、アラーム通知部35に、該アラーム情報をクライアント装置4a〜4nに発信させるアラーム発信処理を行う(ステップS110)。
クライアント装置4a〜4nは、アラーム受信部43がアラーム情報を受信すると、表示部42等にアラーム情報を表示する等の方法でアラームの報知を行い、ユーザ5は、このアラームの報知によってアラーム情報を認識することができる。ユーザ5は、アラーム情報を認識すると、その後の対応策を取ることができる。
プロジェクト管理装置2は、アラーム通知を行うと、その後、ユーザ5によって再起票の操作(判断)が行われたかチェックし(ステップS111)、再起票が行われると、ステップS101に戻って、上記同様の処理を繰り返し行う(ステップS101〜S111)。
プロジェクト管理装置2は、ステップS111で、再起票が行われないときには、そのまま処理を終了する。
このように、本実施例のプロジェクト管理システム1は、プロジェクト管理装置2が、プロジェクトの課題の重要度及び該課題に対して要求される解決力の度合いを定量化して、該課題の重要度及び解決力の度合いに基づいてリスク値を算出して、該リスク値のリスク評価を行っている。
したがって、プロジェクトの課題の重要度及び解決力の度合いを定量化してリスク値を算出して、該リスク値を評価することができ、個人差を考慮したリスクの大きさを把握してプロジェクトの遅延や開発製品の品質低下を未然に防止することができる。
すなわち、各課題において、「課題の大きさ」を定量化し、また、各課題への実装者5bのスキルから「課題対応力」を定量化し、「課題の大きさ」と「課題対応力」に基づいてリスク値を算出することで、リスクを定量化している。したがって、リスクの大きさを、個人差を考慮した状態で適切に把握することができ、プロジェクトの遅延や開発製品の品質低下を未然に防止することができる。
また、本実施例のプロジェクト管理システム1は、リスク度判定部34が、リスク評価結果をアラーム部35からクライアント装置4a〜4nに送って、クライアント装置4a〜4nの表示部42に表示させてもよい。特に、リスクポイントが許容範囲外を超えると、アラーム通知を行っている。
このようにすると、プロジェクトにおける課題の適正をクライアント装置4a〜4nで確認することができ、利用性を向上させることができる。特に、アラーム通知によって、リスクが大きすぎることを適切かつ速やかに把握することができ、速やかな対応をとることができる。
さらに、本実施例のプロジェクト管理システム1は、リスク評価部33が、課題の重要度と解決力の度合いの比率に基づいてリスク値を算出している。
したがって、リスク値を定量的に求めることができ、より一層個人差を考慮したリスクの大きさを把握してプロジェクトの遅延や開発製品の品質低下を未然に防止することができる。
また、本実施例のプロジェクト管理システム1は、プロジェクト管理装置2が、プロジェクトの進捗状況を管理する進捗管理情報を課題情報データベース3aの課題情報と関連付けて記憶する進捗管理情報データベース3bと、過去のプロジェクトの実績情報を記憶する過去実績情報データベース3cと、プロジェクトの対応者のスキル情報を記憶するスキル情報データベース3dと、を備え、課題編集部32が、課題の規模を過去実績情報データベース3cの過去のプロジェクトの実績情報を参照して課題規模の特徴量として定量化する規模設定部(課題規模設定手段)36と、課題の難易度を過去実績情報データベース3cの過去のプロジェクトの実績情報を参照して課題難易度の特徴量として定量化する難易度設定部(課題難易度設定手段)37と、課題の優先度を進捗管理情報データベース36の進捗管理情報を参照して課題優先度の特徴量として定量化する優先度設定部(課題優先度設定手段)38と、課題の対応者をスキル情報データベース3dの対応者毎のスキル情報を参照して設定する課題対応者設定部(課題対応者設定手段)39と、を備え、これら各部によって定量化された課題規模の特徴量、課題難易度の特徴量及び課題優先度の特徴量から課題の重要度をタスク量として定量化し、課題対応者設定部39で、該タスク量に対して要求される解決力の度合いに応じた対応者を、スキル情報を参照して設定している。
すなわち、各課題において、「規模」、「難易度」、「優先度」という項目毎の重み付けを行なうことによって「課題の大きさ」を定量化し、定量化した「課題対応力」とに基づいて、「課題の大きさ」に対する「課題対応力」の比率からリスク値を算出して、リスクが定量化している。
したがって、プロジェクトの課題の重要度及び解決力の度合いをより一層詳細にかつ適切に定量化したタスク量からリスク値を算出して、該リスク値を評価することができ、個人差を考慮したリスクの大きさをより一層適切に把握してプロジェクトの遅延や開発製品の品質低下を未然に防止することができる。
さらに、本実施例のプロジェクト管理システム1は、リスク度判定部34が、リスク値を所定の閾値と比較してリスク評価を行っている。
したがって、リスク評価を適切かつ容易に行うことができ、プロジェクトの遅延や開発製品の品質低下を未然に防止することができる。
また、本実施例のプロジェクト管理システム1は、プロジェクト管理装置2が、入力部41、表示部42等を備えたクライアント装置4a〜4nに接続され、課題投稿部31及び課題編集部32が、クライアント装置4a〜4nの入力部41から入力された課題を受け付け、該課題の重要度及び解決力の度合いの設定を行って、リスク度判定部34の評価結果をクライアント装置4a〜4nの表示部42に表示させている。
したがって、プロジェクトに関する管理をより一層適切かつ効率的に行うことができる。
以上、本発明者によってなされた発明を好適な実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例で説明したものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
本発明は、画像形成装置、複合装置等の製品に搭載されるソフトウェアの開発等のプロジェクトにおける課題を定量化して管理するプロジェクト管理システム、プロジェクト管理方法、プロジェクト管理プログラム及び記録媒体に利用することができる。
1 プロジェクト管理システム
2 プロジェクト管理装置
3 データベース群
3a 課題情報データベース
3b 進捗管理情報データベース
3c 過去実績情報データベース
3d スキル情報データベース
4a〜4n クライアント装置
5 ユーザ
5a 管理者
5b 実装者
5c 評価者
NW ネットワーク
11 CPU
12 ROM
13 RAM
14 入力部
15 出力部
16 不揮発性メモリ
17 バス
21 CPU
22 ROM
23 RAM
24 入力部
25 出力部
26 不揮発性メモリ
31 課題投稿部
32 課題編集部
33 リスク評価部
34 リスク度判定部
35 アラーム通知部
36 規模設定部
37 難易度設定部
38 優先度設定部
39 課題対応者設定部
41 入力部
42 表示部
43 アラーム受信部
特開平11−66150号公報

Claims (10)

  1. プロジェクトの実装項目、不具合項目等の課題の入力を受け付ける課題入力手段と、
    前記課題入力手段の受け付けたプロジェクトの課題に関する課題情報を記憶する課題記憶手段と、
    前記課題記憶手段の前記課題情報を参照して、前記課題の重要度及び該課題に対して要求される解決力の度合いを求める課題編集手段と、
    前記課題の重要度及び解決力の度合いに基づいてリスク値を算出するリスク値算出手段と、
    前記リスク値のリスク評価を行うリスク評価手段と、
    を備えていることを特徴とするプロジェクト管理装置。
  2. 前記リスク評価手段は、前記リスク評価結果を所定の報知手段によって報知出力することを特徴とする請求項1記載のプロジェクト管理装置。
  3. 前記リスク値算出手段は、前記課題の重要度と解決力の度合いの比率に基づいて前記リスク値を算出することを特徴とする請求項1または請求項2記載のプロジェクト管理装置。
  4. 前記プロジェクト管理装置は、
    前記プロジェクトの進捗状況を管理する進捗管理情報を前記課題記憶手段の課題情報と関連付けて記憶する進捗管理情報記憶手段と、
    過去のプロジェクトの実績情報を記憶する過去実績情報記憶手段と、
    プロジェクトの対応者のスキル情報を記憶するスキル情報記憶手段と、
    を備え、
    前記課題編集手段は、
    前記課題の規模を前記過去実績情報記憶手段の過去のプロジェクトの実績情報を参照して課題規模の特徴量として定量化する課題規模設定手段と、
    前記課題の難易度を前記過去実績情報記憶手段の過去のプロジェクトの実績情報を参照して課題難易度の特徴量として定量化する課題難易度設定手段と、
    前記課題の優先度を前記進捗管理情報記憶手段の進捗管理情報を参照して課題優先度の特徴量として定量化する課題優先度設定手段と、
    前記課題の対応者を前記スキル情報記憶手段の対応者毎のスキル情報を参照して設定する課題対応者設定手段と、
    を備え、前記課題規模設定手段、前記課題難易度設定手段及び前記課題優先度設定手段によって定量化された前記課題規模の特徴量、前記課題難易度の特徴量及び前記課題優先度の特徴量から前記課題の重要度をタスク量として定量化し、前記課題対応者設定手段で、該タスク量に対して要求される前記解決力の度合いに応じた対応者を前記スキル情報を参照して設定することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のプロジェクト管理装置。
  5. 前記リスク値算出手段は、前記タスク量と前記対応者の前記スキル情報の比率に基づいて前記リスク値を算出することを特徴とする請求項4記載のプロジェクト管理装置。
  6. 前記リスク評価手段は、前記リスク値を所定の閾値と比較してリスク評価を行うことを特徴とする請求項5記載のプロジェクト管理装置。
  7. 前記プロジェクト管理装置は、入力手段及び出力手段を備えた所定の情報処理装置に接続され、
    前記課題入力手段及び課題編集手段は、前記情報処理装置の前記入力手段から入力された課題を受け付け、該課題の重要度及び解決力の度合いの設定を行って、前記リスク評価手段の評価結果を該情報処理装置の前記出力手段に出力させることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載のプロジェクト管理装置。
  8. プロジェクトの実装項目、不具合項目等の課題の入力を受け付ける課題入力処理ステップと、
    前記課題入力処理ステップの受け付けたプロジェクトの課題に関する課題情報を記憶する課題記憶手段の該課題情報を参照して、前記課題の重要度及び該課題に対して要求される解決力の度合いを求める課題編集処理ステップと、
    前記課題の重要度及び解決力の度合いに基づいてリスク値を算出するリスク値算出処理ステップと、
    前記リスク値のリスク評価を行うリスク評価処理ステップと、
    を有していることを特徴とするプロジェクト管理方法。
  9. コンピュータに、
    プロジェクトの実装項目、不具合項目等の課題の入力を受け付ける課題入力処理と、
    前記課題入力処理の受け付けたプロジェクトの課題に関する課題情報を記憶する課題記憶手段の該課題情報を参照して、前記課題の重要度及び該課題に対して要求される解決力の度合いを求める課題編集処理と、
    前記課題の重要度及び解決力の度合いに基づいてリスク値を算出するリスク値算出処理と、
    前記リスク値のリスク評価を行うリスク評価処理と、
    を実行させることを特徴とするプロジェクト管理プログラム。
  10. 請求項8記載のプロジェクト管理プログラムを記録したことを特徴とするコンピュータが読み取り可能な記録媒体。
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