JP2011175416A - 警報器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】火災検出時に警報音鳴動及び表示灯72の異常表示による異常報知を行い、このときに警報音を停止させる警報音停止スイッチ4が操作されると、警報音鳴動を所定期間停止する警報器であって、表示灯72は、警報音鳴動中には、所定周期で点滅表示し、警報音鳴動停止中には、周期毎の点灯時間aが警報音鳴動中の周期毎の点灯時間よりも短くなるようにして点滅表示する。
【選択図】図3
Description
このような警報器として、「警報中に停止信号が1回発信されることで警報が短時間停止する短時間モードと、同警報中で所定の時間内に停止信号が複数回発信されることで警報が長時間停止する長時間モードとを設けた」火災警報器が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
しかし、停止信号を複数回発信するためには、ユーザは警報停止スイッチを複数回操作する必要があり、手間がかかっていた。また、警報停止スイッチを操作したユーザがその場を離れると、他のユーザは警報音鳴動停止中であることを認識できないため、他のユーザは警報音が鳴動しないことを機器の不具合であると誤解するおそれがあった。
また、表示灯は、警報音鳴動停止中には、周期毎の点灯時間が前記警報音鳴動中の周期毎の点灯時間よりも短くなるようにして点滅表示するようにした。警報音鳴動中と警報音鳴動停止中とで異なる点滅表示を行うので、警報音鳴動停止中であることをユーザに知らせることができる。また、警報音鳴動停止中は、警報音鳴動中よりも表示灯の点滅表示の電力消費量を低減できる。
以下、本実施の形態では、電池で駆動される火災警報器に本発明を適用した場合を例に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る火災警報器100の回路構成を示す機能ブロック図である。この火災警報器100は、機器異常や火災等の異常が発生したときに、警報音及び表示によって異常報知を行い、異常報知中に警報音の鳴動を停止させる警報音停止スイッチが操作されると、所定期間警報音の鳴動停止を行うものである。そして、警報音鳴動停止中においては、警報音鳴動中とは異なる表示を行うものである。
集積回路10は、制御部11と、定電圧回路12と、リセット部13と、発振部14と、電圧検出回路15とを含んでいる。
発振部14は、制御部11に対してクロック信号を供給する。
なお、点検スイッチ3と警報音停止スイッチ4とを1つのスイッチとして設けてもよく、別体のスイッチとして設けてもよい。1つのスイッチとして設ける場合には、異常や火災が発生していないときには点検スイッチとして機能させ、異常や火災が発生しているときには警報音停止スイッチとして機能させるとよい。別体のスイッチとして設ける場合には、いずれのスイッチであるかが容易に識別できるようにしておくとよい。また、点検スイッチと警報音停止スイッチとを1つのスイッチとして設けるかどうかは、火災警報器100の形状や大きさ等の仕様によって決定するとよい。
表示灯72が異常表示灯若しくは火災表示灯として機能する場合であって警報音鳴動中であれば、所定の点滅周期で表示灯72を点滅表示させる。
表示灯72が異常表示灯若しくは火災表示灯として機能する場合であって警報音鳴動停止中であれば、警報音鳴動中よりも点滅周期毎に点灯時間a、消灯時間bとなるようにして表示灯72を点滅表示させる。なお、表示灯72の点滅表示動作の詳細については後述する。
また、制御部11は、電圧検出回路15からの電圧検出信号に基づいて、電池1の残量が低下しているかどうかを判断する。
なお、演算部111は、CPU(Central Processing Unit:中央演算装置)やMPU(Micro Processing Unit:超小型演算処理装置)等で構成するとよい。
タイマ部114は、時間を計測するものである。例えば、タイマ部114は、制御回路11が定期的に行う異常監視動作や火災監視動作の開始タイミングを計時するようになっている。つまり、タイマ部114の計時するタイミングで定期的に割り込みが発生し、その割り込みによって演算部111が動作するようになっている。また、タイマ部114は、警報音の鳴動を停止したときからの時間を計測したり、表示灯72の点滅時の点灯時間及び消灯時間を計測したりするようになっている。
演算部111は、異常監視動作や火災監視動作を終了すると、メインクロック発振部116からのクロック信号の供給を、サブクロック発振部117からのクロック信号の供給に切り替えて、スリープモードで動作するようになっている。
火災警報器100は、電池1から供給される電源電圧を定電圧回路12によって安定した所定の定電圧(例えば、約2.3Vの電圧)にし、制御部11等には定電圧電源が供給される。火災警報器100は、制御部11が有するタイマ部114が計時している所定の周期で火災監視動作を実行する。
図3は、火災警報器100の火災監視処理を説明するフローチャートである。
火災確定中であれば(S107;Yes)、火災警報処理を行う(S108)。具体的には、制御部11は警報音制御回路60を駆動してスピーカ63から火災を示す警報音を出力させるとともに、表示灯回路70を駆動して表示灯72を点灯時間0.5秒、消灯時間0.5秒の点滅周期で点滅表示させる。なお、本実施の形態では表示灯72の点滅表示において点灯時間と消灯時間とが等しいが、両者を異なる時間としてもよく、また、点灯時間と消灯時間を0.5秒に限定するものではない。
警報音停止スイッチ4が操作されてオンした場合には(S109;Yes)、制御部11は警報音制御回路60に警報音の鳴動を停止させる(S110)。続けて、演算部111は警報音停止フラグをセットし(S111)、タイマ部114により5分のカウントを開始して(S112)、次回の検出タイミングが到来するまで待機する。なお、ステップS112でカウントを開始する5分間という時間は、警報音鳴動停止中の状態を維持する時間であり、任意に定めることができる。
5分が経過すると(S115;Yes)、警報音停止フラグをクリアして(S116)、次回の検出タイミングが到来するまで待機する。なお、警報音鳴動停止中の状態が終了したいずれかのタイミングで、警報音停止スイッチ4をオフ状態としておく。
また、警報音鳴動停止中の状態が所定時間(図3の例では5分)経過した後は、次回の検出タイミングで再び火災を検出すると、警報音鳴動と表示灯72の点滅により火災を報知する。
また、警報音鳴動停止中においては、表示灯72の点滅の点灯時間と消灯時間を、警報音鳴動中とは異なるものとしているので、ユーザに警報音鳴動停止中であることを知らせることができる。
また、警報音鳴動停止中には、表示灯72の点滅周期毎の点灯時間aが消灯時間bより短くなるようにして点滅させるので、警報音鳴動停止中における電力消費量を低減することができる。
また、警報音鳴動停止中の表示灯72の点滅周期(点灯時間aと消灯時間bとを足し合わせた時間)は、警報音鳴動中の表示灯72の点滅周期よりも長いものとした。このため、警報音鳴動停止中における表示灯72の電力消費量を、警報音鳴動中の表示灯72の電力消費量よりも更に低減できる。また、警報音鳴動停止中と警報音鳴動中とで異なる点滅周期で表示灯72を点滅させるので、警報音鳴動停止中であることをユーザに知らせることができる。
Claims (3)
- 異常発生時に警報音鳴動及び表示灯の異常表示による異常報知を行い、
このときに警報音を停止させる警報音停止スイッチが操作されると、警報音鳴動を所定期間停止する警報器であって、
前記表示灯は、
警報音鳴動中には、所定周期で点滅表示し、
警報音鳴動停止中には、周期毎の点灯時間が前記警報音鳴動中の周期毎の点灯時間よりも短くなるようにして点滅表示する
ことを特徴とする警報器。 - 異常発生時に警報音鳴動及び表示灯の異常表示による異常報知を行い、
このときに警報音を停止させる警報音停止スイッチが操作されると、警報音鳴動を所定期間停止する警報器であって、
前記表示灯は、
警報音鳴動停止中には、周期毎の点灯時間が消灯時間よりも短くなるようにして点滅表示する
ことを特徴とする警報器。 - 異常発生時に警報音鳴動及び表示灯の異常表示による異常報知を行い、
このときに警報音を停止させる警報音停止スイッチが操作されると、警報音鳴動を所定期間停止する警報器であって、
前記表示灯は、
警報音鳴動中には、所定周期で点滅表示し、
警報音鳴動停止中には、警報音鳴動中の前記所定周期よりも長い周期で点滅表示する
ことを特徴とする警報器。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2010038534A JP2011175416A (ja) | 2010-02-24 | 2010-02-24 | 警報器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010038534A JP2011175416A (ja) | 2010-02-24 | 2010-02-24 | 警報器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011175416A true JP2011175416A (ja) | 2011-09-08 |
Family
ID=44688222
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2010038534A Pending JP2011175416A (ja) | 2010-02-24 | 2010-02-24 | 警報器 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2011175416A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111462461A (zh) * | 2020-03-12 | 2020-07-28 | 深圳达温技术服务有限公司 | 多发一收物联网中接收端的同步报警及复位方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007257120A (ja) * | 2006-03-22 | 2007-10-04 | Nohmi Bosai Ltd | 火災警報器 |
-
2010
- 2010-02-24 JP JP2010038534A patent/JP2011175416A/ja active Pending
Patent Citations (1)
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CN111462461A (zh) * | 2020-03-12 | 2020-07-28 | 深圳达温技术服务有限公司 | 多发一收物联网中接收端的同步报警及复位方法 |
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