JP2011173778A - 金属層付きセラミックス部材、金属−セラミックス接合体、金属層付きセラミックス部材の製造方法 - Google Patents

金属層付きセラミックス部材、金属−セラミックス接合体、金属層付きセラミックス部材の製造方法 Download PDF

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Abstract


【課題】 接合強度が高い、金属層付きセラミックス部材を提供する。
【解決手段】 AlおよびOを含むとともに、第3遷移元素(Sc、Ti、V、Cr、Mn、Fe、Co、Ni、Cu、Zn)および第4遷移元素(Y、Zr、Nb、Mo、Tc、Ru、Rh、Pd、Ag、Cd)から選ばれた少なくとも1種以上の特定遷移元素の酸化物を含むセラミックス体と、前記セラミックス体の表面に設けられた金属層と、を備える金属層付きセラミックス部材であって、前記金属層が、前記セラミックス体表面に接合した、前記特定遷移元素を主成分として含む第1の層と、前記第1の層と接合した、Ag、Au、Pt、Cu、Pd、V、Hf、Vのうち少なくとも1種と前記特定遷移元素とを含む第2の層と、を有し、前記第1の層における前記特定遷移元素の含有割合(質量%)は、前記第2の層における前記特定元素の含有割合(質量%)に比べて高いことを特徴とする金属層付きセラミックス部材を提供する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、金属層付きセラミックス部材、金属−セラミックス接合体、金属層付きセラミックス部材の製造方法に関する。
従来から、例えば特許文献1に開示されているように、酸化アルミニウム(Al)にTiを含有させてなる、半導電性のセラミック部材が知られている。
特開2005−190853号公報
この半導電性セラミックスに対して、メタライズ層として従来から広く用いられている、例えばMo−Mnメタライズ層を設けた場合、セラミックスとメタライズ層との接合強度が低く、比較的剥がれ易いといった問題があった。酸化アルミニウムにTiを含有させてなるセラミックス体に対して、接合強度が比較的高いメタライズ層の組成や、メタライズ層が備えるべき条件は、従来知られていなかった。
本願発明は、かかる課題を解決するためになされたものである。
本願発明は、AlおよびOを含むとともに、第3遷移元素(Sc、Ti、V、Cr、Mn、Fe、Co、Ni、Cu、Zn)および第4遷移元素(Y、Zr、Nb、Mo、Tc、Ru、Rh、Pd、Ag、Cd)から選ばれた少なくとも1種以上の特定遷移元素の酸化物を含むセラミックス体と、前記セラミックス体の表面に設けられた金属層と、を備える金属層付きセラミックス部材であって、前記金属層が、前記セラミックス体表面に接合した、前記特定遷移元素を主成分として含む第1の層と、前記第1の層と接合した、Ag、Au、Pt、Cu、Pd、V、Hf、Vのうち少なくとも1種と前記特定遷移元素とを含む第2の層と、を有し、前記第1の層における前記特定遷移元素の含有割合(質量%)は、前記第2の層における前記特定元素の含有割合(質量%)に比べて高いことを特徴とする金属層付きセラミックス部材を提供する。
また、上記金属層付きセラミックス部材と、前記金属層と接合した金属体と、を有して構成された、金属−セラミックス接合体も、併せて提供する。
また、AlおよびOを含むとともに、第3遷移元素(Sc、Ti、V、Cr、Mn、Fe、Co、Ni、Cu、Zn)および第4遷移元素(Y、Zr、Nb、Mo、Tc、Ru、Rh、Pd、Ag、Cd)から選ばれた少なくとも1種以上の特定遷移元素の酸化物を含むセラミックス体の表面に、Ag、Au、Pt、Cu、Pdのうち少なくとも1種と前記特定遷移元素とを含むペーストを塗布する工程と、前記塗布する工程の後、前記ペーストが載置された前記セラミックス体を加熱して冷却し、前記セラミックス体表面に被着した、前記特定遷移元素を主成分とする第1の層と、前記第1の層の表面に積層した、前記第1の層に比べて前記特定遷移元素の含有割合が低い第2の層と、を備える金属層を形成する工程と、を含むことを特徴とする金属層付きセラミックス部材の製造方法を、併せて
提供する。
本発明の金属層付きセラミックス部材は、酸化アルミニウム(Al)にTiを含有させてなる半導電性のセラミックス部材の表面に、金属層が高い接合強度で被着されている。本発明の金属層付きセラミックス部材は、金属層の剥がれ等の故障が抑制され、耐久性が高い。本発明の金属−セラミックス接合体は、金属体とセラミックス体とが高い接合強度で接合されており、金属体とセラミックス体との剥がれ等が抑制され、耐久性が高い。また、本発明の金属層付きセラミックス部材の製造方法によれば、酸化アルミニウム(Al)にTiを含有させてなる半導電性のセラミックス部材の表面に、比較的強固に接合された金属層を形成することができる。
(a)は、本発明の金属−セラミックス接合体の一実施形態である碍子の概略斜視図、(b)は(a)に示す碍子の一主面に垂直な方向に切断した断面を拡大して表す概略図である。 本発明の金属−セラミックス接合体を用いて構成された、荷電粒子線装置の一例の構成例を示す図である。 本発明の金属−セラミックス接合体を用いて行ったピール強度試験の結果を示すグラフである。 本発明の金属−セラミックス接合体の一実施例の断面SEM写真像である。
以下に、添付の図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1(a)は、本発明の金属−セラミックス接合体の一実施形態である碍子10の概略斜視図、図1(b)は碍子10の一主面に垂直な方向に切断した断面の一部を拡大して表す概略図である。
本実施形態の碍子10は、AlおよびOを含むセラミックス体12と、セラミックス体12の表面に設けられた金属層18と、金属層18を介してセラミックス体12と接合し
た電極(金属体)14a、14bと、を備えて構成されている。なお、碍子10は、セラミックス体12と電極14aおよび電極14bとを連通する貫通孔が設けられている。
本実施形態のセラミックス体12は、体積固有抵抗値が1.0×1013〜1.0×1015Ω・cmと比較的高く、かつ、表面全体の表面抵抗率が1010〜1015Ω/cmとされている。より好ましくは、セラミックス体12の表面抵抗率が1.0×1010〜1.0×1013Ωとされている。セラミックス体12は、比較的高い体積固有抵抗を有し、電極14aと電極14bとの間に比較的高い電圧を印加した場合であっても、電子雪崩にともなって発生する絶縁破壊のような、セラミックス体12内部を流れるリーク電流の発生は抑制されている。また、表面抵抗率も比較的高くされており、電極14aと電極14bとの間に比較的高い電圧を印加した場合であっても、セラミックス体12の表面を流れるリーク電流についても抑制されている。
本実施形態のセラミックス体12は、AlをAl換算で68〜98質量%含有し、かつTiを酸化物換算で2〜32質量%含有している。
セラミックス体12は、酸化アルミニウムを主成分とする結晶相12a(酸化アルミニウムの結晶相12a)、およびチタン酸アルミニウムを主成分とする結晶相12b(チタン酸アルミニウムの結晶相12b)、をそれぞれ含んで構成されている。ここで、チタン
酸アルミニウム又は酸化チタンに含まれるチタンは、平均の原子価が4未満であることが好ましい。
チタン酸アルミニウムおよび酸化チタンは、完全に酸化された状態、例えば化学式でAlTiO、TiOからなる場合は、通常絶縁体であるが、チタンの原子価が4未満であると電気抵抗が低下する。好ましくは、セラミックス体12において、AlTiO5−x又はTiO2−xであり、xは0より大きく通常1以下である、これらの半導電性結晶が含有されており、セラミックス体12の全体や表面の一部は半導電性とされている。
また、セラミックス体12は、α−アルミナ(酸化アルミニウムをアルミナともいう)を主成分とし、半導電性結晶としてチタン酸アルミウムAlTiO5−xを含むことがさらに好ましい。この場合には、特に高い電圧に対する耐破壊性に優れたα−アルミナを主成分とするので、セラミックス体12がより絶縁破壊しにくくなる。ここで、耐絶縁性を向上するには、セラミックス体12に含まれるα−アルミナは70〜85質量%、チタン酸アルミニウムAlTiO5−xが15〜30質量%であることが好ましい。かかるセラミックス体12は、アルミナ粉末とAlTiOのチタン酸アルミ粉末との混合体を成形した後、例えば1200℃〜1600℃で焼成することで得ることができる。
なお、セラミックス体は、チタンの酸化物代わりに、第3遷移元素(Sc、Ti、V、Cr、Mn、Fe、Co、Ni、Cu、Zn)および第4遷移元素(Y、Zr、Nb、Mo、Tc、Ru、Rh、Pd、Ag、Cd)から選ばれた少なくとも1種以上の特定遷移元素の酸化物を含有していてもよい。このような遷移元素は、複数の酸化数をとることが容易であり、セラミックス体12の表面抵抗率を比較的低減させることができる。
電極14aおよび14bは、それぞれ、セラミックス体12の両端面に配置されている。電極14a、14bは、例えば鉄−ニッケル−コバルト合金を主成分として構成されている。
碍子10では、セラミックス体12と、電極14aおよび14bとが、それぞれ金属層18aおよび18bとを介して接合されている。以下、図1(b)を参照し、金属層18aの構成について説明しておく。なお、金属層18bの構成は、金属層18aと同様の構成となっている。金属層18aは、第1の層22、第2の層24、第3の層26、第4の層28、を有して構成されている。
第1の層22はTiを含有し、セラミックス体12の表面に接合している。この第1の層22の表面には、Ag、Cu、およびTiとを含む第2の層24が接合されて配置されている。この第1の層22におけるTiの含有割合は、第2の層24のTiの含有割合に比べて高くされている。
なお、本実施形態では、第1の層22にはセラミックス体12に含有される特定遷移元素であるTiが含有されているが、この第1の層にはセラミックス体12に含有される上記特定遷移元素を主成分として含んでいればよい。また、本実施形態では、第2の層に、セラミックス体12に含有される特定遷移元素とは別に、AgおよびCuが含有されているが、第2の層に含有される元素としてはこれらに限定されず、例えばAg、Au、Pt、Cu、Pd、V、Hf、Vのうち少なくとも1種と上記特定遷移元素とを含んでいればよい。
第1の層22および第2の層24は、例えば、従来周知の厚膜ペースト法を用いて形成することができる。具体的には、例えば、Agの粉末とCuの粉末とTiの粉末とを所定
量計量し、エチルセルロースなどのバインダーをテルピネオールなどの有機溶剤で溶剤したビヒクルと、上記の各粉末とをミキサーで混合し、ペーストを作成する。作成したこのペーストを、スクリーン印刷などでセラミックス体12の端面に塗布し、真空雰囲気で焼成して、第1の層22および第2の層24を形成すればよい。ペーストにおけるAg粉末とCu粉末とTi粉末の配合割合は、(50〜90)質量%Ag−(10〜50)質量%Cu−(3.0〜9.0)質量%Tiとすることが望ましい。
第1の層22および第2の層24を形成するためのAg−Cu−Tiロウ材は、融点が800〜850℃と比較的低く、第1の層22および第2の層24を形成する際の温度を比較的低く抑えることができる。第1の層22および第2の層24を、Ag−Cu―Tiロウ材を用いて形成した場合、セラミックス体12の焼成温度に対し、十分に低い温度でロウ材層を形成することが可能であり、セラミックス体12の機械的強度や導電性が、層の形成工程において変動することが抑制される。
碍子10では、第2の層24のTiの含有割合に比べて、この第1の層22におけるTiの含有割合が高い。第1の層22は、セラミックス体12の表面に設けたペースト中のTi成分と、セラミックス体12に含まれるTi成分が、セラミックス体12とペーストとの境界部分に集中して形成された層である。このTiを主成分とする第1の層は、セラミックス体12との接合強度が高い。Tiが含有されたこの第1の層22によって、セラミックス体12と金属体14との接合強度が高くされている。第2の層24は、第1の層22と同時焼成されて形成された層であり、ペースト中のTi成分が第1の層22に偏析することで、Ti成分の含有割合は比較的少なくされている。
本実施形態のセラミックス体12は、チタン酸アルミニウムを主成分とする結晶相12b(チタン酸アルミニウムの結晶相12b)を含んでいる。このチタン酸アルミニウムの結晶相12bは、セラミックス体12の表面にも露出している。すなわち、セラミックス体12と第1の層22との境界面においても露出している。第1の層22に多く含まれるTi成分は、Tiを含有するチタン酸アルミニウム結晶相12bと結合する。碍子10では、セラミックス体12表面のチタン酸アルミニウム結晶相12bと、第1層22のTiと、が良好に結合するので、セラミックス体12と第1の層22とが強固に接合される。
かかる第1の層22では、Tiの含有割合が、6質量%〜12質量%となっている。なお、Tiの含有割合(質量%)は、例えば走査型電子顕微鏡装置を用いて行う、従来公知のEDS(エネルギー分散型X線分析法)によって求めることができる。例えば、EDAX社製PHOENIXを用い、加速電圧15kVで各原子に対応するスペクトルを求め、各原子に対応するスペクトル強度から算出することができる。ここで、Tiの含有量を1〜18質量%の範囲で1〜2質量%おきに変化させたAg−Cu−Tiロウ材(AgとCuの含有比率は一定)を作製し、ロウ材のTiのスペクトル強度とTiの含有量(質量%)の関係を示す検量線を作成しておく。Tiの含有割合(質量%)は、この検量線と測定対象物のTiのスペクトル強度から求めることができる。
第3の層26は、例えばNiメッキを主成分として構成されている。Tiなどの遷移金属は反応性に富み、NiやAuやCuといったメッキ材料と反応して化合物を形成する。第2の層26の表面にNiメッキを施すことで、第1の層に含有される特定遷移元素(本実施形態ではTi)が、第3の層26にも含有されるとともに、第2の層24と第3の層26との界面部分でTi化合物を主成分とする結合層を構成する。第3の層26は、第2の層24と比較的強固に接合している。 第3の層を形成するには、Niメッキのみに限
らず、Auメッキ、Cuメッキ等を用いてもよい。第3の層はNi、Cu、Auのうち少なくとも1種と、セラミックス体に含まれる上記特定遷移元素とを含んでいればよい。
第4の層28は、例えば、Agを50〜90質量%、Cuを10〜50質量%、Tiを3〜9質量%含有するロウ材層で構成されている。碍子10では、第4の層28と電極14aとが当接してロウ付け接合されている。また、第3の層28に含まれるNiは、第4の層28に含まれる特定遷移元素であるTiとも反応して化合物を形成し、第3の層26と第4の層28とが強固に接合されている。
また、第4の層28を構成するAg−Cu−Tiロウ材は、融点が800〜850℃と比較的低く、第4の層28を形成する際の温度を比較的低く抑えることができる。第4の層28としてAg−Cu―Tiロウ材を用いた場合、セラミックス体12の焼成温度に対し、十分に低い温度でロウ材層を形成することが可能であり、セラミックス体12の機械的強度や導電性が、ロウ付け工程において変動することが抑制される。なお、第4の層を構成するロウ材は、上記Ag-Cu-Tiロウ材のみに限定されず、例えば、Ag−Cuロウ、Cuロウ、Ag−Pdロウ、Au-Cuロウ、Au−Pdロウ、Pt−Cuロウ、P
t−Pdロウ、Alロウ、Au−Snロウ、Ag−Cu−Inロウ、Cu−Tiロウ、Ag−Pd−Tiロウ、Pt−Cu−Tiロウ、Pt−Pd−Tiロウ、などを用いてもよい。
本実施形態の碍子10では、セラミックス体12と電極14a、14bとが、比較的高い接合強度で接合されている。
以上のようにして得られた碍子10は、例えば、荷電粒子線装置において使用される。図2は、荷電粒子線装置の構成例を示す図である。図2に示すように、荷電粒子線装置100は、荷電粒子を放出する荷電粒子線源101と、放出された荷電粒子を荷電粒子線源101から絶縁する碍子であって、該荷電粒子が通過する貫通孔を有する碍子10とを有する。また、荷電粒子線源101の少なくとも一部および碍子10は、容器103の内部に配置される。容器103は、例えば、真空チャンバであり、容器103の内部には、荷電粒子が到達する位置に対象物Pが配置される。対象物Pは、例えばステージS上に配置されてもよい。
碍子10は、一対の電極14a,14bと、一対の電極14a,14b間に設けられたセラミックス体12とを有する。セラミックス体12は、貫通孔に接する内表面が半導電性であることが好ましい。セラミックス体12の外表面は絶縁性である。または、碍子10の内側の面には金属導体層を形成しても良い。また、荷電粒子線装置100は、一対の電極14a,14bに電圧を印加する電源装置106を有する。荷電粒子源101は、電子銃であり、碍子10は、電極14a,14bを偏向電極とした加速器として作用する。荷電粒子線装置100では、電極14aと14bとの間に、比較的高い電圧が印加され、この電圧によって放出する荷電粒子の軌道を制御する。
半導電性のセラミックス体12は、比較的高い体積固有抵抗を有し、電極14aと電極14bとの間に比較的高い電圧を印加した場合であっても、電子雪崩にともなって発生する絶縁破壊のような、セラミックス体12内部を流れるリーク電流の発生は抑制されている。また、表面抵抗率が適度な大きさ(例えば表面全体の表面抵抗率が1010〜1015Ω/cm)を有する。このため、電極14aと電極14bとの間に比較的高い電圧を印加した場合であっても、セラミックス体12の表面を流れるリーク電流についても抑制されているとともに、セラミックス体12の表面を微小な電流が流れることで、セラミックス体12の表面の帯電を抑制することができ、いわゆるチャージアップが抑制される。かかるセラミックス体12を備える荷電粒子線装置100では、チャージアップにともなって発生する過大電流や、表面の漏れ電流にともなう、動作不良が比較的少ない。
かかる荷電粒子線装置100は、例えば電子顕微鏡における電子銃や、電子ビーム露光
装置における電子銃などとして用いることができる。また、本発明の金属層付きセラミックス部材は、X線管用の絶縁碍子、TEM加速管用SEMレンズユニット、いわゆる真空スイッチ用途にと、比較的高電圧が印加される用途に用いられた場合でも、絶縁破壊し難く、適用した装置の動作信頼性を高くすることができる。
以下、本実施形態の碍子10の製造方法の一例について説明しておく。まず、セラミックス体12を作製する。例えば、高純度のアルミナ粉末を、含まれるAlがAl換算で68〜99質量%、チタン酸アルミニウム粉末を、含まれるTiがTiO換算で1〜32質量%となるように秤量し、水とともにボールミルにて混合、粉砕する。アルミナ粉末は、純度99質量%以上で、平均粒径が0.3〜1μmのアルミナ粉末を用いることが好ましい。得られたスラリーに有機バインダーを添加し、噴霧乾燥して顆粒を作製する。得られた顆粒をプレス成形、CIP(冷間等方加圧)成形などの公知の方法で成形して円筒状の生成形体を作製する。成形圧は最大で80〜200MPaの範囲内であることが好ましい。
加工した生成形体を最高温度1400〜1600℃で焼成してセラミック焼結体を作製する。このセラミック焼結体は、アルミナの結晶相とチタン酸アルミニウムの結晶相とを含んでいる。この焼成では、生成形体が収縮を開始する温度から最高温度までの昇温速度と、最高温度から結晶の粒成長が止まるまでの降温速度とを条件となるように制御し、アルミナ結晶の粒界にチタン酸アルミニウム結晶を分散させることが好ましい。
このようにして得られた焼結体は、遷移元素であるTiが、内部に比べて表面により多く分布している。このようにして得られた焼結体を機械研磨して、セラミックス体12を得ることができる。
例えばアルミナのみからなるセラミックス体では、内部ではAlの結晶構造が比較的高い規則性を有し、Al原子およびO原子の結合手は、それぞれ特定の位置関係にある原子の結合手と結びついている。一方、表層部分ではAl原子は結晶構造が乱れており、表面抵抗率は比較的低くなってしまうと考えられる。
一方、セラミックス体12は、遷移元素であるTiが含有されている。遷移元素は、内殻のd軌道に安定な不対電子をもつことが可能であり、複数の酸化数をとることが容易である。セラミックス体12では、セラミックス体12の表層部分において、表層部分のAl原子が遷移元素であるTiと結合することで結晶状態が安定に保たれている。また、焼成時、表層部分において、Al原子、Ti原子、O原子が、それぞれ安定した結合状態を作るように再組織化される。このため、焼成直後の状態では、表面抵抗率はより低くなっている。本実施形態では、焼結体全体の最表層部分を研磨し、自己組織化によって必要以上に抵抗率が上昇した最表層部分は除去し、1×1010〜1×1015Ωの表面抵抗率を有するセラミックス体12を得ている。
例えば、セラミックス体12の表面の所望部分の抵抗率を1.0×1010〜1.0×1013Ωとする場合、チタン酸アルミニウム粉末の添加量(割合)を2〜32質量%とし、所望の領域における研磨量を約0.30mm〜0.40mmとすればよい。
なお、セラミックス体は、チタンの酸化物の代わりに、第3遷移元素(Sc、Ti、V、Cr、Mn、Fe、Co、Ni、Cu、Zn)および第4遷移元素(Y、Zr、Nb、Mo、Tc、Ru、Rh、Pd、Ag、Cd)から選ばれた少なくとも1種以上の特定遷移元素の酸化物を含有していてもよい。このような遷移元素は、上述のように複数の酸化数をとることが容易であり、セラミックス体12の表面抵抗率を低減させる。
また、研磨後のセラミックス体12の表面には、上記チタン酸アルミニウムの結晶相12bが露出した状態となっている。
次に、セラミックス体12の表面に第1の層22および第2の層24を形成する。第1の層22および第2の層は、従来周知の厚膜ペースト法を利用したメタライズ処理によって形成することができる。このメタライズ処理では、例えば、Agの粉末とCuの粉末とTiの粉末とを所定量計量し、エチルセルロースなどのバインダーをテルピネオールなどの有機溶剤で溶解したビヒクルと上記粉体をミキサーで混合し、ペーストを作成する。次に、スクリーン印刷法など公知の方法をもって、このペーストをセラミックス体12の両端面に塗布する。その後、真空雰囲気で焼成して、第1の層22を形成する。より具体的には、約1.0×10−5Paの真空雰囲気で、819〜840℃まで加熱する。この熱処理によって、セラミックス体12とペーストとの境界部分にTi元素が偏析し、Tiを主成分とする第1の層22と、第1の層に比べてTiの含有割合が低い第2の層24とが形成される。
第1の層22と第2の層24と、を形成する際にペーストに含有させるTi粉末の質量%は、上記各粉末の全重量に対し、例えば3.0質量%以上かつ9.0質量%以下であることが好ましい。より好ましくは、Ti粉末の質量%は、上記各粉末の全質量に対し、例えば5.0質量%以上かつ7.0質量%以下であることが好ましい。
第1の層22に多く含まれるTi成分は、Tiを含有するチタン酸アルミニウム結晶相12bと結合する。碍子10では、セラミックス体12表面のチタン酸アルミニウム結晶相12bと、第1層22のTiと、が良好に結合するので、セラミックス体12と第1の層22とが強固に接合される。
第1の層にセラミックス体と同一の遷移元素が含まれていることで、第1の層の特定遷移元素が、セラミックス体の表面に露出した、この特定遷移元素の酸化物の結晶相と強固に結合する。第1の層には、セラミックス体に含有される遷移元素と同一の元素(特定遷移元素)が含まれていればよい。
Ti粉末の質量%が、上記各粉末の全重量に対し、例えば3.0質量%以上かつ9.0質量%以下である場合、第1の層22とセラミックス体24との接合強度は比較的高くなる。さらに、Ti粉末の質量%が、上記各粉末の全重量に対し、例えば5.0質量%以上かつ7.0質量%以下である場合、第1の層22とセラミックス体24との接合強度はより高くできる。
次に、第2の層24の表面に、第3の層26を形成する。第3の層26は、従来公知の方法のNiメッキ法によって形成することができる。その後、Ag−Cu−Tiロウ材を用いて第4の層28を形成するとともに、セラミックス体12と電極14aとを接合する。例えば、厚みが50〜100μm程度のAg−Cu―Ti箔を金属膜14の上に配置し、その上にFe−Ni−Co合金からなる電極14を配置し、例えばカーボンからなる治具で固定する。このように治具で固定した状態で、例えば約1.0×10−5Paの真空雰囲気で、900〜1100℃で30分熱処理を行い、金属層18(第1層22、第2層24、第3層26、第4層28)を介して電極26が接合された碍子10を得る。
本実施形態の碍子10は、半導電性を有するセラミック基板12と金属体14aおよび14bとが比較的強固に接合されている。
次に、本発明の実施例を示しておく。まず、アルミナ(Al)粉末とチタン酸ア
ルミニウム(AlTiO)粉末とを秤量して混合する。この際、アルミナ粉末とチタン酸アルミニウム粉末とを混合した合計質量に対し、AlをAl換算で81質量%、TiをTiO換算で19質量%となるよう、それぞれ秤量して混合した。この混合物を顆粒をプレス成形して円筒状の生成形体を作製し、生成形体を最高温度1500℃で焼成して、Al、Ti、Oを主成分として含むセラミックス体を作製した。
このセラミックス体の表面に、圧膜ペースト法を用いて、Ag、Cu、Ti、を主成分として含む層(メタライズ層)を形成した。本実施例では、Agの粉末とCuの粉末とTiの粉末とを所定量計量し、エチルセルロースなどのバインダーをテルピネオールなどの有機溶剤で溶解したビヒクルと上記粉体をミキサーで混合し、ペーストを作成した。次に、スクリーン印刷法をもって、このペーストをセラミックス体の両端面に塗布した後、1.0×10−5Paの真空雰囲気で、819〜840℃まで加熱し、金属層付きセラミックス体(メタライズ層付きセラミックス体)を作製した。
本実施例では、ペーストにおけるTiの含有割合を、1質量%、3質量%、5質量%、7質量%、9質量%と5種類にふって、各種類毎に4つの金属層付きセラミックス体を形成した。
作製した各サンプルに対し、従来公知のNiメッキ法によって第3の層を形成した後、Ag―Cu−Tiロウ材を用いて第4の層を形成し、金属体とセラミックス体との接合体の複数のサンプルを作製した。
下記表1は、得られた複数のサンプルについて、ピール強度を測定した結果である。ピール強度の測定は、従来公知の引張試験法によって行った。表1における各種類(Tiの含有割合)毎の数値は、各種類の複数(4つ)のサンプルについて測定した値の平均値を示している。また、図3は、表1に示すピール強度の測定結果について示すグラフであり、ペーストにおけるTiの含有割合の変化に対する、ピール強度の変動を示している。
表1および図3に示すように、Tiの含有割合が3質量%〜9質量%にある場合、ピール強度は比較的高くなっており、Tiの含有割合が5質量%〜7質量%の場合、ピール強度はより高くなっている。
図4は、Tiの含有割合が5質量%であるサンプルの断面SEM写真である。図4のSEM写真は、Ti元素を白くマッピングして示している。図4からわかるように、Tiの含有割合が5質量%であるペーストを用いて作製されたサンプルでは、第2の層24に比べてTiに含有割合がより大きい、Tiを主成分とする第1の層22が、セラミックス体12の表面部分に形成されている。また、この第1の層22が、セラミックス体12に含まれる、チタン酸アルミニウムを主成分とする結晶相12bと結合しているのがわかる。この結合は、セラミックス体と金属層との接合強度の向上に寄与し、比較的高い接合強度が実現されている。
以上、本発明のメタライズ基板、接合体、接合体の作製方法について説明したが、本発明は上記各実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良および変更を行ってもよいのはもちろんである。
10 碍子
12 セラミックス体
14a、14b 電極
18a、18b 金属層
22 第1の層
24 第2の層
26 第3の層
28 第4の層

Claims (11)

  1. AlおよびOを含むとともに、第3遷移元素(Sc、Ti、V、Cr、Mn、Fe、Co、Ni、Cu、Zn)および第4遷移元素(Y、Zr、Nb、Mo、Tc、Ru、Rh、Pd、Ag、Cd)から選ばれた少なくとも1種以上の特定遷移元素の酸化物を含むセラミックス体と、
    前記セラミックス体の表面に設けられた金属層と、を備える金属層付きセラミックス部材であって、
    前記金属層が、
    前記セラミックス体表面に接合した、前記特定遷移元素を主成分として含む第1の層と、前記第1の層と接合した、Ag、Au、Pt、Cu、Pd、V、Hf、Vのうち少なくとも1種と前記特定遷移元素とを含む第2の層と、を有し、
    前記第1の層における前記特定遷移元素の含有割合(質量%)は、前記第2の層における前記特定元素の含有割合(質量%)に比べて高いことを特徴とする金属層付きセラミックス部材。
  2. 前記特定遷移元素はTiであることを特徴とする請求項1記載の金属層付きセラミックス部材。
  3. 前記金属層は、前記第2の層と接合した、Ni、Au、Cuのうち少なくとも1種と前記特定遷移元素とを含む第3の層を備えることを特徴とする請求項1または2記載の金属層付きセラミックス部材。
  4. 前記金属層は、
    前記第3の層と接合した、前記特定遷移元素を含む第4の層を有し、
    前記第4の層における前記特定遷移元素の含有割合(質量%)は、前記第1の層における前記特定遷移元素の含有割合(質量%)に比べて低いことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の金属層付きセラミックス部材。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の金属層付きセラミックス部材と、前記金属層と接合した金属体と、を有して構成された、金属−セラミックス接合体。
  6. 前記金属体は、Fe、Ni、Coを含むことを特徴とする請求項5記載の金属−セラミックス接合体。
  7. AlおよびOを含むとともに、第3遷移元素(Sc、Ti、V、Cr、Mn、Fe、Co、Ni、Cu、Zn)および第4遷移元素(Y、Zr、Nb、Mo、Tc、Ru、Rh、Pd、Ag、Cd)から選ばれた少なくとも1種以上の特定遷移元素の酸化物を含むセラミックス体の表面に、Ag、Au、Pt、Cu、Pdのうち少なくとも1種と前記特定遷移元素とを含むペーストを塗布する工程と、
    前記塗布する工程の後、前記ペーストが載置された前記セラミックス体を加熱して冷却し、前記セラミックス体表面に被着した、前記特定遷移元素を主成分とする第1の層と、前記第1の層の表面に積層した、前記第1の層に比べて前記特定遷移元素の含有割合が低い第2の層と、を備える金属層を形成する工程と、を含むことを特徴とする金属層付きセラミックス部材の製造方法。
  8. 前記特定遷移元素はTiであることを特徴とする請求項7記載の金属層付きセラミックス部材の製造方法。
  9. 前記ペーストにおけるTiの含有割合が、5.0質量%以上9.0質量%以下であるこ
    とを特徴とする請求項8記載の金属層付きセラミックス部材の製造方法。
  10. 前記ペーストにおけるTiの含有割合が、5.0質量%以上7.0質量%以下であることを特徴とする請求項8記載の金属層付きセラミックス部材の製造方法。
  11. 前記加熱における加熱温度は、800〜850℃であることを特徴とする請求項7〜10のいずれかに記載の金属層付きセラミックス部材の製造方法。
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