JP2011173547A - ウエザストリップの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】ウエザストリップの型成形部の表面処理層の形成をエネルギー効率よく、安価に形成できるウエザストリップの製造方法を提供する。
【解決手段】押出成形の直線部2とコーナー部3を有するウエザストリップ1の製造方法において、型成形部は、型成形部成形機と塗装乾燥装置により形成され、型成形部成形機の近傍に塗装乾燥装置が設置される。塗装乾燥装置は、セットエリアと乾燥エリアと塗装エリアとを有する。ウエザストリップ1は、コーナー部3が形成されるとすぐにセットエリアでパレットにセットされ、塗装エリア内で表面処理剤塗布装置は横方向にスライドするとともに、パレットが回動し、表面処理剤がコーナー部3に塗布される。パレットは、乾燥エリア内に移動し、型成形部の表面処理剤を乾燥させ、表面処理層を形成するウエザストリップの製造方法である。
【選択図】図4
【解決手段】押出成形の直線部2とコーナー部3を有するウエザストリップ1の製造方法において、型成形部は、型成形部成形機と塗装乾燥装置により形成され、型成形部成形機の近傍に塗装乾燥装置が設置される。塗装乾燥装置は、セットエリアと乾燥エリアと塗装エリアとを有する。ウエザストリップ1は、コーナー部3が形成されるとすぐにセットエリアでパレットにセットされ、塗装エリア内で表面処理剤塗布装置は横方向にスライドするとともに、パレットが回動し、表面処理剤がコーナー部3に塗布される。パレットは、乾燥エリア内に移動し、型成形部の表面処理剤を乾燥させ、表面処理層を形成するウエザストリップの製造方法である。
【選択図】図4
Description
本発明は、押出成形により成形される押出成形部と、該押出成形部を型成形により接続して成形される型成形部を有するウエザストリップの製造方法に関するものであり、特に型成形部の型成形と表面処理層を形成する方法を含むウエザストリップの製造方法に関するものである。
従来、図4に示すように、ウエザストリップ101は、押出成形により成形される押出成形部102と、その押出成形部102の端部を型成形で接続して形成される型成形部103から形成され、車体のドアや、開口部周縁に取り付けられていた。そして、押出成形部102は、車体のドア又は開口部周縁の上辺部や縦辺部に取り付けられ、型成形部103は、それらのコーナー部に取り付けられていた(例えば、特許文献1参照)。
そして、ウエザストリップ101の表面には、表面処理層を設け、ドアガラスや他の部材との摩擦抵抗を減少させるために低摺動層としたり、装飾のための装飾層としたりしている。この場合において、押出成形部102においては、押出成形後に連続して、加硫槽において加硫された後に、加硫後の加熱された状態で、表面に表面処理層を形成している(例えば、特許文献2及び3参照)。
そして、型成形部103においては、型成形後に、後加工として型成形部103の表面に表面処理層を形成している(例えば、特許文献1参照)。そして、型成形と後加工は別々に離れて行われていた。この場合には、表面処理層の密着強度を上げるために、表面処理層の形成の前に、型成形部を予備加熱することが好ましかった。この予備加熱と表面処理層の塗装と乾燥のために大きな設備が必要とされていた。
例えば、図5に示すように、回転式の塗装乾燥装置220において、予備加熱したウエザストリップ201をラック221に取付け、ラック221を回転させて、スプレーガン222、222により表面処理剤を塗布した後に、乾燥炉223の中を回転させて、表面処理剤を乾燥させるものである(例えば、特許文献4参照)。
このような塗装乾燥装置220は装置が大きくなり、型成形機の傍に置くことが困難であり、型成形機から塗装乾燥装置220までウエザストリップ201を搬送する過程で型成形部が冷却されてしまい、塗装前に型成形部を予備加熱する必要があった。
また、予備加熱に多くの熱量が必要であるとともに、塗装乾燥工程に多数本の仕掛品が必要であり、生産性が良くなかった。
また、予備加熱に多くの熱量が必要であるとともに、塗装乾燥工程に多数本の仕掛品が必要であり、生産性が良くなかった。
本発明は、ウエザストリップの型成形部の表面処理層の形成をエネルギー効率よく、安価に形成できるウエザストリップの製造方法を提供するものである。
上記課題を解決するために、請求項1の本発明は、押出成形により成形される押出成形部と、押出成形部を型成形により接続して成形される型成形部を有するウエザストリップの製造方法において、
型成形部は、型成形部を型成形する型成形部成形機と、型成形部の表面に表面処理剤を塗布して表面処理層を形成する塗装乾燥装置により形成され、
型成形部成形機の近傍に塗装乾燥装置が設置され、
塗装乾燥装置は、型成形部をパレットにセットするセットエリアと、セットエリアの下方に隣接して表面処理層を乾燥させる乾燥エリアと、乾燥エリアの下方に隣接して表面処理剤を塗布する塗装エリアとを有し、
塗装エリア内には、横方向にスライド可能で表面処理剤を塗布する表面処理剤塗布装置が設けられ、
パレットは、セットエリア内、乾燥エリア内及び塗装エリア内にそれぞれウエザストリップを位置させることができるように上下方向にスライド可能に設けられるとともに、塗装エリア内で表面処理剤塗布装置のスライドの軸方向に対してパレットの面の角度が変化するように回動可能に設けられ、
ウエザストリップは、押出成形部を接続する型成形部が形成されるとすぐにセットエリアで型成形部はパレットにセットされ、
その後、パレットは塗装エリア内に移動し、表面処理剤塗布装置は横方向にスライドスライドするとともに、パレットが回動し、表面処理剤が型成形部に塗布され、
さらに連続して、パレットは、乾燥エリア内に移動し、型成形部の表面処理剤を乾燥させ、表面処理層を形成することを特徴とするウエザストリップの製造方法である。
型成形部は、型成形部を型成形する型成形部成形機と、型成形部の表面に表面処理剤を塗布して表面処理層を形成する塗装乾燥装置により形成され、
型成形部成形機の近傍に塗装乾燥装置が設置され、
塗装乾燥装置は、型成形部をパレットにセットするセットエリアと、セットエリアの下方に隣接して表面処理層を乾燥させる乾燥エリアと、乾燥エリアの下方に隣接して表面処理剤を塗布する塗装エリアとを有し、
塗装エリア内には、横方向にスライド可能で表面処理剤を塗布する表面処理剤塗布装置が設けられ、
パレットは、セットエリア内、乾燥エリア内及び塗装エリア内にそれぞれウエザストリップを位置させることができるように上下方向にスライド可能に設けられるとともに、塗装エリア内で表面処理剤塗布装置のスライドの軸方向に対してパレットの面の角度が変化するように回動可能に設けられ、
ウエザストリップは、押出成形部を接続する型成形部が形成されるとすぐにセットエリアで型成形部はパレットにセットされ、
その後、パレットは塗装エリア内に移動し、表面処理剤塗布装置は横方向にスライドスライドするとともに、パレットが回動し、表面処理剤が型成形部に塗布され、
さらに連続して、パレットは、乾燥エリア内に移動し、型成形部の表面処理剤を乾燥させ、表面処理層を形成することを特徴とするウエザストリップの製造方法である。
請求項1の本発明では、型成形部は、型成形部を成形する型成形部成形機と、型成形部の表面に表面処理剤を塗布して表面処理層を形成する塗装乾燥装置により形成され、型成形部成形機の近傍に塗装乾燥装置が設置される。このため、型成形部成形機により型成形部を成形した後、直ちに型成形部を塗装乾燥装置にセットすることができる。そして、型成形部の成形直後の高温を利用することができ、成形後冷却する前に塗装と乾燥を行い、予備加熱なしで、表面処理層を形成することができるため、省エネルギーに貢献することができるとともに、表面処理層の接着強度を大きくすることができる。
塗装乾燥装置は、型成形部をパレットにセットするセットエリアと、セットエリアの下方に隣接して表面処理層を乾燥させる乾燥エリアと、乾燥エリアの下方に隣接して表面処理剤を塗布する塗装エリアとを有する。このため、塗装乾燥装置をコンパクトにすることができ、型成形部成型機に隣接して塗装乾燥装置を設置することができる。
乾燥エリアは、塗装エリアの上に位置するため、パレットの移動のみで、塗装後素早く、ウエザストリップの型成形部を乾燥エリアに移送することができ、乾燥エリアで加熱空気により、表面処理剤を直ちに乾燥させることができる。
乾燥エリアは、塗装エリアの上に位置するため、パレットの移動のみで、塗装後素早く、ウエザストリップの型成形部を乾燥エリアに移送することができ、乾燥エリアで加熱空気により、表面処理剤を直ちに乾燥させることができる。
塗装エリア内には、横方向にスライド可能で表面処理剤を塗布する表面処理剤塗布装置が設けられているため、型成形部の横方向の全範囲にわたり、表面処理剤を塗布することができる。
パレットは、塗装エリア内で表面処理剤塗布装置のスライドの軸方向に対してパレットの面の角度が変化するように回動可能に設けられるため、型成形部の幅方向の広い角度に対して表面処理剤を塗布することができるとともに、表面処理剤塗布装置のスライドと合わせて、型成形部の所定面に表面処理層を形成することができる。
パレットは、塗装エリア内で表面処理剤塗布装置のスライドの軸方向に対してパレットの面の角度が変化するように回動可能に設けられるため、型成形部の幅方向の広い角度に対して表面処理剤を塗布することができるとともに、表面処理剤塗布装置のスライドと合わせて、型成形部の所定面に表面処理層を形成することができる。
パレットは、セットエリア、塗装エリア及び乾燥エリア内にそれぞれウエザストリップを位置させることができるように上下方向にスライド可能に設けられる。このため、パレットの上下移動のみのコンパクトな機構により、ウエザストリップの型成形部を塗装エリア、乾燥エリア及びセットエリアに位置させることができ、型成形後の型成形部に素早く表面処理層を形成することができる。
ウエザストリップは、押出成形部を接続する型成形部が型形成されるとすぐに、セットエリアで型成形部はパレットにセットされ、その後、パレットは塗装エリア内に移動し、表面処理剤塗布装置は横方向にスライドスライドするとともに、パレットが回動し、表面処理剤が型成形部に塗布され、さらに連続して、パレットは、乾燥エリア内に移動し、型成形部の表面処理剤を乾燥させ、表面処理層を形成する。
そのため、型成形後の高温の型成形部に予備加熱なしで、表面処理層を形成することができ、エネルギーコストを削減することができる。また、塗装乾燥装置をコンパクトにすることができ、型成形部成形機の近傍に設置することができる。
さらに、塗装乾燥工程を短くして、工程中のウエザストリップの数を減少させ、生産性を向上させることができる。
さらに、塗装乾燥工程を短くして、工程中のウエザストリップの数を減少させ、生産性を向上させることができる。
請求項2の本発明は、セットエリア、乾燥エリア、塗装エリアへのパレットの移動は自動運転されるウエザストリップの製造方法である。
請求項2の本発明では、セットエリア、乾燥エリア、塗装エリアへのパレットの移動は自動運転されるため、コンパクトな設備で塗装乾燥工程を自動的に容易にすることができる。
請求項3の本発明は、塗装エリア内での表面処理剤塗布装置の横方向のスライドと、パレットの回動は、同期制御されたウエザストリップの製造方法である。
請求項3の本発明では、塗装エリア内での表面処理剤塗布装置の横方向のスライドと、パレットの回動は、同期制御されたため、ウエザストリップの型成形部の表面に自動的に確実に表面処理剤を塗布することができる。
請求項4の本発明は、型成形部は、ウエザストリップのコーナー部であるウエザストリップの製造方法である。
請求項4の本発明では、型成形部は、ウエザストリップのコーナー部であるため、ドアフレームや車体の開口部周縁コーナー部に沿って、ウエザストリップのコーナー部を取り付けることができるとともに、ウエザストリップのコーナー部におけるドアガラスやドアフレームとの摺動抵抗を低減させることができる。
請求項5の本発明は、型成形部成形機は、型成形部成形用の金型と材料注入装置を有し、金型に隣接して塗装乾燥装置が設置されたウエザストリップの製造方法である。
請求項5の本発明では、型成形部成形機は、型成形部成形用の金型と材料注入装置を有し、金型に隣接して塗装乾燥装置が設置されたため、金型で成形した直後に型成形部を塗装乾燥装置に移送することができる。
本発明では、塗装乾燥装置は、上下に並んだセットエリアと、乾燥エリアと、塗装エリアとを有するため、塗装乾燥装置をコンパクトにすることができ、型成形部成型機に隣接して塗装乾燥装置を設置することができる。
表面処理剤塗布装置は、塗装エリア内で横方向にスライド可能に設けられ、パレットは、塗装エリア内で表面処理剤塗布装置のスライドの軸方向に対してパレットの面の角度が変化するように回動可能に設けられるため、型成形部の所定面に表面処理層を形成することができる。
表面処理剤塗布装置は、塗装エリア内で横方向にスライド可能に設けられ、パレットは、塗装エリア内で表面処理剤塗布装置のスライドの軸方向に対してパレットの面の角度が変化するように回動可能に設けられるため、型成形部の所定面に表面処理層を形成することができる。
ウエザストリップは、押出成形部を接続する型成形部が形成されるとすぐにセットエリアで型成形部がパレットに設置され、その後、パレットは塗装エリア内に移動し、パレットが回動し、表面処理剤が型成形部に塗布され、乾燥エリア内に移動し、型成形部の表面処理剤を乾燥させ、表面処理層を形成するため、型成形後の高温の型成形部に予備加熱なしで、表面処理層を形成することができる。塗装乾燥装置をコンパクトにすることができ、型成形部成形機の近傍に設置することができる。
本発明の実施の形態を図1〜図4に基づき説明する。本発明は、押出成形により成形される押出成形部と、2つの押出成形部の端部を型成形により接続して型成形される型成形部を有するウエザストリップ1の製造方法に関するものである。本実施の形態において、図4に示すように、ウエザストリップ1の押出成形部は、ドアフレーム又は車体の開口部周縁の縦辺部と上辺部に取付けられる直線部2と、型成形部は、ドアフレーム又は車体の開口部周縁のコーナー部3に取り付けられるものを例にとり説明する。
本実施の形態の押出成形部である直線部2は、押出成形機(図示せず)により押出成形後、ゴムの場合は加硫槽(図示せず)に送られ、加硫槽で加熱された後、その高温が維持された状態で、連続的に所定の表面に低摺動部材であるウレタン樹脂やシリコン樹脂が塗布され、表面処理層が形成され、冷却された後に所定寸法に裁断される。裁断された直線部2は、コーナー部3を成形するために図1に示すワークラック13に掛けられる。
また、熱可塑性エラストマーの場合には、押出成形後、押出成形機により加熱された状態で、直ちに連続的に所定の表面に低摺動部材であるウレタン樹脂やシリコン樹脂が塗布される。
このため、ゴムの場合も熱可塑性エラストマーの場合も、表面処理剤は熱い状態で基材に塗布されるため、表面処理層は、直線部2の基材と強固に接着して形成されることができる。
このため、ゴムの場合も熱可塑性エラストマーの場合も、表面処理剤は熱い状態で基材に塗布されるため、表面処理層は、直線部2の基材と強固に接着して形成されることができる。
次に、型成形部であるコーナー部3の成形について図1に基づき説明する。
型成形部であるコーナー部3の成形は、型成形部成形機10により行われる。型成形部成形機10は、コーナー部3を形成する材料を注入する材料押出装置11と、コーナー部3を成形するコーナー成型金型12、及びコーナー部3を成形する前に直線部2を保持するワークラック13から構成される。
型成形部であるコーナー部3の成形は、型成形部成形機10により行われる。型成形部成形機10は、コーナー部3を形成する材料を注入する材料押出装置11と、コーナー部3を成形するコーナー成型金型12、及びコーナー部3を成形する前に直線部2を保持するワークラック13から構成される。
コーナー部3の成形は、コーナー成型金型12を開き、コーナー成型金型12の下型のコーナー部3を形成するキャビティの両端にワークラック13に掛けられた2本の直線部2の端部をセットする。そして、それぞれの直線部2の端部を挟むようにしてコーナー成型金型12の上型を閉じる。
その後、コーナー成型金型12の下方に設けた金型押上シリンダ14により、直線部2とともに、コーナー成型金型12を上方に移動させて、材料押出装置11のノズルから、コーナー成型金型12のキャビティに材料を注入する。材料がゴムの場合は、キャビティ内で加熱、加硫され、直ちに、後述する塗装乾燥装置20にセットされる。熱可塑性エラストマーの場合には、キャビティに材料を注入して、成形後直ちに、後述する塗装乾燥装置20にセットされる。
ゴムの場合には、EPDMゴムを使用することができる。熱可塑性エラストマーの場合には、オレフィン系熱可塑性エラストマーを使用することができる。
ゴムの場合には、EPDMゴムを使用することができる。熱可塑性エラストマーの場合には、オレフィン系熱可塑性エラストマーを使用することができる。
塗装乾燥装置20は、型成形部成形機10に隣接して配置される。図2と図3に示すように、塗装乾燥装置20は、箱状に形成され、上からウエザストリップ1のコーナー部3をセットするセットエリア50と、コーナー部3を乾燥する乾燥エリア60と、コーナー部3に表面処理剤を塗布する塗装エリア70から構成されるとともに、各エリアにコーナー部3をセットするパレット33を移動させるパレット昇降機構30が塗装エリア70の下部に形成され、塗装エリア70でパレット33を回動させるパレット回動機構40が塗装エリア70の側壁に形成される。
パレット昇降機構30は、上部にエザストリップのコーナー部3とその両端の直線部2の一部を保持するパレット33と、パレット33の下面の両端から延設されたパレット支柱36と、パレット33を上下方向に昇降させる第1シリンダ31、第2シリンダ32と、第1シリンダ31に取り付けられた第1ロッド34と、第2シリンダ32に取り付けられた第2ロッド35から構成される。第1シリンダ31、第2シリンダ32は、エアや油圧等の手段で駆動され、パレット33を上端では、セットエリア50に位置させ、中央では乾燥エリア60に位置させ、下端では塗装エリア70に位置させることができる。
パレット33の上昇は、まず第1シリンダ31が働き、第1ロッド34が上方に移動し第1シリンダ31内に入る。そうするとパレット支柱36とパレット33が上方に移動し、パレット33が塗装エリア70から乾燥エリア60に入る。その後、第2シリンダ32が働き、第2ロッド35が上方に移動し第2シリンダ32から外に出る。そうするとパレット支柱36とパレット33が上方に移動し、パレット33が乾燥エリア60からセットエリア50に入る。パレット33の下降は、その逆である。
このように、第1シリンダ31と第2シリンダ32の2つを設けたのは、塗装エリア70の下方の狭い部分にシリンダを設けて、パレット33をセットエリア50から塗装エリア70まで大きく動かすことができるようにしたためである。塗装エリア70の下方が十分な長さがある場合には、シリンダは1つでよい。
パレット回動機構40は、塗装エリア70において、後述する塗装ガン71のスライドの軸方向に対してパレット33の面の角度が変化するように回動可能に構成されている。例えば、図3に示すように、その機構は、塗装乾燥装置20の塗装エリア70の側壁の下部のフレーム21に取付けられたモーター41と、モーター41の軸に取り付けられた第1回転ギヤ42と、第1回転ギヤ42に取り付けられたタイミングベルト43と、タイミングベルト43により駆動される第2回転ギヤ44と、パレット33が塗装エリア70に位置したときに、第2回転ギヤ44と勘合可能に取り付けられるとともにパレット33を回転させる第3回転ギヤ45から構成されている。
これにより、パレット33が塗装エリア70に位置したときに、パレット回動機構40は、モーター41の回転により、パレット33を回動させることができる。
これにより、パレット33が塗装エリア70に位置したときに、パレット回動機構40は、モーター41の回転により、パレット33を回動させることができる。
セットエリア50は、塗装乾燥装置20の上面に形成され、パレット33が下方から上面の外に出ることができるように、上面スリット52が形成されている。パレット33がセットエリア50に位置するとウエザストリップ1のコーナー部3をセットすることができる。さらに、上面スリット52を塞ぐことができるように、セットエリア50の側端に、開閉蓋51が開閉自在に取り付けられている。
開閉蓋51は、パレット33がセットエリア50にいるときは上方に開き、乾燥エリア60に入ると閉じるように構成されている。
開閉蓋51は、パレット33がセットエリア50にいるときは上方に開き、乾燥エリア60に入ると閉じるように構成されている。
乾燥エリア60は、セットエリア50の下面に箱状に形成されている。乾燥エリア60の上面は、上記セットエリア50の上面スリット52によりセットエリア50と連通している。乾燥エリア60の下面は、塗装エリア70との間を区画する乾燥エリア底板64が形成され、乾燥エリア底板64の中央には、パレット33が通過できるように乾燥エリアスリット65が形成されている。
乾燥エリア60と塗装エリア70の両側面には連続し、ウエザストリップ1の直線部が昇降可能に、側壁スリット63が形成されている。
乾燥エリア60の後壁には、熱風発生装置(図示せず)と接続する熱風流入ダクト61と熱風排出ダクト62が取り付けられている。
乾燥エリア60の後壁には、熱風発生装置(図示せず)と接続する熱風流入ダクト61と熱風排出ダクト62が取り付けられている。
塗装エリア70は、乾燥エリア60の下面に形成され、表面処理剤を塗布する表面処理剤塗布装置である塗装ガン71が取り付けられている。塗装ガン71以外でも、表面処理剤を塗布できるものであれば使用することができる。塗装ガン71は、スライドシリンダ72に横方向にスライド可能に取り付けられている。塗装エリア70の後壁には、塗装ミストを排出する塗装排気ダクト73が取り付けられている。
塗装エリア70の下面には、塗装エリア底壁74が設けられている。塗装エリア底壁74にはパレット昇降機構30のパレット支柱32が貫通している。
塗装エリア70の下面には、塗装エリア底壁74が設けられている。塗装エリア底壁74にはパレット昇降機構30のパレット支柱32が貫通している。
次に、塗装乾燥装置20を使用して、コーナー部3に表面処理層を形成する工程を説明する。
型成形部成形機10により2本の直線部2の端部を接続しコーナー部3を形成した後、コーナー部3は、コーナー成型金型12から外されて、塗装乾燥装置20のパレット33にセットされる。このとき、塗装乾燥装置20のパレット33は、上昇して上面スリット52を通り、セットエリア50に位置する。パレット33の昇降は、シリンダ31により行われる。
型成形部成形機10により2本の直線部2の端部を接続しコーナー部3を形成した後、コーナー部3は、コーナー成型金型12から外されて、塗装乾燥装置20のパレット33にセットされる。このとき、塗装乾燥装置20のパレット33は、上昇して上面スリット52を通り、セットエリア50に位置する。パレット33の昇降は、シリンダ31により行われる。
パレット33の中央付近にウエザストリップ1のコーナー部3が位置するようにウエザストリップ1はパレット33にセットされる。このとき、ウエザストリップ1は、取付冶具によりパレット33に固定される。その後、パレット33は、上面スリット52を通り下降すると、開閉蓋51が閉まり、上面スリット52を塞ぎ、乾燥エリア60から熱風が漏れるのを防止することができる。
そして、パレット33は下降して、乾燥エリア60を通過して、塗装エリア70で止まる。乾燥エリア60と塗装エリア70の側壁には側壁スリット63が連続して形成されているので、パレット33からはみ出したウエザストリップ1の直線部2は、側壁スリット63を通過することができ、パレット33はスムースに昇降することができる。
塗装エリア70に位置したウエザストリップ1のコーナー部3に対して、塗装ガン71から表面処理剤が塗布される。
塗装ガン71は、スライドシリンダ72により左右方向にスライドする。このため、コーナー部3の長手方向の全範囲にわたり、表面処理剤を塗布することができる。
塗装エリア70には塗装排気ダクト73が設けられて、塗装エリア70内の塗装ミストが塗装排気ダクト73から排出される。
塗装ガン71は、スライドシリンダ72により左右方向にスライドする。このため、コーナー部3の長手方向の全範囲にわたり、表面処理剤を塗布することができる。
塗装エリア70には塗装排気ダクト73が設けられて、塗装エリア70内の塗装ミストが塗装排気ダクト73から排出される。
さらに、パレット33が塗装エリア70に位置したときに、塗装エリア70の側壁に設けられたパレット回動機構40にパレット33は係合するため、パレット33はウエザストリップ1のコーナー部3を乗せたまま、塗装エリア70内で塗装ガン71のスライドの軸方向に対してパレット33の面の角度が変化するように回動する。このため、コーナー部3の長手方向のみならず、幅方向においても広範囲な角度で塗装ガン71に対してコーナー部3を向けることができる。
塗装ガン71の塗装エリア70内での横方向のスライドと、パレット33の回動は、コーナー部3の全範囲にわたり表面処理剤を塗布することが可能であるように、自動的に同期するよう制御されている。このため、コーナー部3の幅方向の広い角度に対して表面処理剤を塗布することができるとともに、上記スライドと合わせて、コーナー部3の所定面に表面処理層を形成することができる。所定面とは、コーナー部3が他部材であるドアフレームや車体の開口部周縁に取り付けられたときに、当接する面である。
上記のとおり、コーナー部3は型成形部成形機10により成形された直後に塗装エリア70において表面処理剤を塗布することができるため、コーナー部3が成型後の高温のままで表面処理剤を塗布されるため、表面処理剤がコーナー部3の基材と強力に接着することができる。なお、表面処理剤は溶剤系ではなく、水系が用いられる。そのため、ウエザストリップ1のコーナー部3が高温のままの方が早く水分を気化させて密着させることができる。
塗装エリア70で表面処理剤を塗布された、コーナー部3を含むウエザストリップ1は、パレット33に乗せられたまま、パレット33が上昇して、乾燥エリアスリット65を通り、乾燥エリア60に移送される。パレット33が乾燥エリア60内に位置すると、乾燥エリアスリット65は、パレット33の下方に取り付けられた閉鎖板(図示せず)あるいは、乾燥エリアスリット65の周囲に付けられたゴム製の閉鎖板(図示せず)等で塞がれる。
乾燥エリア60内に位置したウエザストリップ1は、熱風流入ダクト61から加熱空気が送られて、表面処理剤が乾燥されて、コーナー部3の表面処理層が形成される。
乾燥後は、パレット33が上昇して、セットエリア50に達して、ウエザストリップ1はパレット33から取り除かれて、ウエザストリップ1の成形が完了する。
乾燥後は、パレット33が上昇して、セットエリア50に達して、ウエザストリップ1はパレット33から取り除かれて、ウエザストリップ1の成形が完了する。
なお、コーナー部3が複数あるときは、それぞれのコーナー部3を成形する都度、塗装工程を繰り返すことができる。
このパレット33の昇降と回動及び塗装ガン71の塗布は、自動的に作動するように制御されている。このため、作業者はウエザストリップ1のコーナー部3をパレット33にセットして、スイッチを押すのみで、ウエザストリップ1に自動的に塗装し、熱硬化させることができる。また、ウエザストリップ1を1本ずつ塗装することができ、工程内での仕掛品を少なくすることができ、効率的である。また、塗装乾燥装置20をコンパクトにして、ウエザストリップ1の型成形と表面処理層の形成が同じところで可能である。
このパレット33の昇降と回動及び塗装ガン71の塗布は、自動的に作動するように制御されている。このため、作業者はウエザストリップ1のコーナー部3をパレット33にセットして、スイッチを押すのみで、ウエザストリップ1に自動的に塗装し、熱硬化させることができる。また、ウエザストリップ1を1本ずつ塗装することができ、工程内での仕掛品を少なくすることができ、効率的である。また、塗装乾燥装置20をコンパクトにして、ウエザストリップ1の型成形と表面処理層の形成が同じところで可能である。
1 ウエザストリップ
3 コーナー部
10 型成形部成形機
20 塗装乾燥装置
30 パレット昇降機構
33 パレット
40 パレット回転機構
50 セットエリア
60 乾燥エリア
70 塗装エリア
3 コーナー部
10 型成形部成形機
20 塗装乾燥装置
30 パレット昇降機構
33 パレット
40 パレット回転機構
50 セットエリア
60 乾燥エリア
70 塗装エリア
Claims (5)
- 押出成形により成形される押出成形部と、該押出成形部を型成形により接続して成形される型成形部を有するウエザストリップの製造方法において、
該型成形部は、上記型成形部を型成形する型成形部成形機と、上記型成形部の表面に表面処理剤を塗布して表面処理層を形成する塗装乾燥装置により形成され、
上記型成形部成形機の近傍に上記塗装乾燥装置が設置され、
上記塗装乾燥装置は、上記型成形部をパレットにセットするセットエリアと、該セットエリアの下方に隣接して上記表面処理層を乾燥させる乾燥エリアと、該乾燥エリアの下方に隣接して上記表面処理剤を塗布する塗装エリアとを有し、
上記塗装エリア内には、横方向にスライド可能で上記表面処理剤を塗布する表面処理剤塗布装置が設けられ、
上記パレットは、上記セットエリア内、上記乾燥エリア内及び上記塗装エリア内にそれぞれ上記ウエザストリップを位置させることができるように上下方向にスライド可能に設けられるとともに、上記塗装エリア内で上記表面処理剤塗布装置のスライドの軸方向に対して上記パレットの面の角度が変化するように回動可能に設けられ、
上記ウエザストリップは、上記押出成形部を接続する上記型成形部が型形成されるとすぐに上記セットエリアで上記型成形部が上記パレットにセットされ、
その後、上記パレットは上記塗装エリア内に移動し、上記表面処理剤塗布装置は横方向にスライドスライドするとともに、上記パレットが回動し、上記表面処理剤が上記型成形部に塗布され、
さらに連続して、上記パレットは、上記乾燥エリア内に移動し、上記型成形部の表面処理剤を乾燥させ、上記表面処理層を形成することを特徴とするウエザストリップの製造方法。 - 上記セットエリア、上記乾燥エリア及び上記塗装エリアへの上記パレットの移動は自動運転される請求項1に記載のウエザストリップの製造方法。
- 上記塗装エリア内での上記表面処理剤塗布装置の横方向のスライドと、上記パレットの回動は、同期制御された請求項1又は請求項2に記載のウエザストリップの製造方法。
- 上記型成形部は、上記ウエザストリップのコーナー部である請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のウエザストリップの製造方法。
- 上記型成形部成形機は、型成形部成形用の金型と材料注入装置を有し、該金型に隣接して上記塗装乾燥装置が設置された請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のウエザストリップの製造方法。
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