JP2011172897A

JP2011172897A - 洗濯物留め具

Info

Publication number: JP2011172897A
Application number: JP2010059878A
Authority: JP
Inventors: Yoshihito Yoshikawa; 嘉仁吉川
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2010-02-25
Filing date: 2010-02-25
Publication date: 2011-09-08

Abstract

【課題】洗濯物を洗濯物留め具に留めるとき、また、取り込むとき、指の力を要する挟持部の開閉操作を不要とした洗濯物留め具を提供する。
【解決手段】天部（１）の両端に支持部（２）を設け、Ｕ字形、凹形等の外形（３）を形成し、支持部（２）の内側に弾性体の挟持部（４）を複数枚、傾斜を付けて複数段、設けたことを特徴とする。
【選択図】図１

Description

本発明は、洗濯物を留めるとき挟持部の開閉を要することなく、洗濯物を留めて保持し、留めた洗濯物の取り外しを可能にした、洗濯物留め具に関するものである。

従来、洗濯物留め具は、つまみ部を指で操作して挟持部を開き、洗濯物を挟んで留め、取り込むときも挟持部を開き取り外していた。

これは、次のような問題があった。
従来の洗濯物留め具は、挟持部に挟んだ洗濯物をバネの力によって保持していたため、挟持部の開閉にはバネの反発力があり、指に力を入れてつまみ部の操作をしなければならず、高齢者や指に力の入らない人にとって大変負担になるものであった。
本発明は、これらの問題を解決するためになされたものである。

天部（１）の両端に支持部（２）を設け、Ｕ字形、凹形等の外形（３）を形成し、両支持部（２）の内側に弾性体の挟持部（４）を複数枚、傾斜を付けて複数段設ける。
本発明は、以上の構成よりなる洗濯物留め具である。

イ．弾性体の挟持部は、挟持部自体が変形するので、指の力を要する挟持部の開閉操作をすること無く、洗濯物を差し込んで留めることができ、取り込むときも洗濯物留め具から引き抜くことができる。
ロ．複数枚の挟持部を傾斜させて設けることで、差し込むときの抵抗を少なくして、差し込んだ洗濯物の複数個所を挟持部の弾性力と、洗濯物の自重で両側から押さえつけるため保持力を強くする。
また、複数枚の挟持部は、風圧や引き抜くとき洗濯物にかかる負荷を分散するので生地を傷めない。

本発明の斜視図である。本発明の洗濯物を留めた状態の斜視図である。本発明の洗濯物を差し込むときの正面図である。本発明の洗濯物を引き抜くときの正面図である。本発明の洗濯物を差し込むときの斜視図である。本発明の洗濯物を引き抜くときの斜視図である。

以下、本発明を実施するための形態について説明する。
（イ）天部（１）の両端に支持部（２）と支持部（２）を設けＵ字形、凹形等の外形（３）を成形する。
（ロ）支持部（２）と支持部（２）の内側に、弾性力の有るゴム系、または、それに準ずる性質を有する弾性体の挟持部（４）を複数枚、両支持部（２）の下端から間隔を置いて複数段、先端部（５）をフリーに天部（１）の方向に向け、傾斜を付けて中央まで設ける。
本発明は、以上のような構造である。
これを使用するときは、洗濯物（６）を片方の手でつまみ、もう片方の手で支持部（２）をつまんで、支持部（２）と支持部（２）の内側に設けた挟持部（４）と挟持部（４）の間に下方から差し込む。洗濯物（６）は、下段の挟持部（４）の先端部（５）から押し開き進み、最上部の挟持部（４）まで差し込んで留める。差し込んだ洗濯物（６）は、挟持部（４）の弾性力と洗濯物（６）の自重で両側から押さえつけられ保持される。
取り込むときは、片方の手で支持部（２）をつまんで、もう片方の手で洗濯物（６）をつかんで、下方に引けば弾性体の挟持部（４）は、保持力を上回る力が加わったとき、下側に撓み変形するので引き抜くことができる。

１天部
２支持部
３外形
４挟持部
５先端部
６洗濯物

Claims

天部（１）の両端に支持部（２）を設け、Ｕ字形、凹形等の外形（３）を形成し、両支持部（２）の内側に弾性体の挟持部（４）を複数枚、傾斜を付けて複数段、設けた洗濯物留め具。