JP2011172825A - 眼軸長測定装置 - Google Patents

眼軸長測定装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2011172825A
JP2011172825A JP2010040649A JP2010040649A JP2011172825A JP 2011172825 A JP2011172825 A JP 2011172825A JP 2010040649 A JP2010040649 A JP 2010040649A JP 2010040649 A JP2010040649 A JP 2010040649A JP 2011172825 A JP2011172825 A JP 2011172825A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
axial length
optical
dispersion
split
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010040649A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5451452B2 (ja
Inventor
Masakazu Endo
雅和 遠藤
Noriji Kawai
規二 河合
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidek Co Ltd
Original Assignee
Nidek Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nidek Co Ltd filed Critical Nidek Co Ltd
Priority to JP2010040649A priority Critical patent/JP5451452B2/ja
Publication of JP2011172825A publication Critical patent/JP2011172825A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5451452B2 publication Critical patent/JP5451452B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Eye Examination Apparatus (AREA)

Abstract

【課題】 分散を光学的に補正する際の不要な反射光の発生を抑制する。
【解決手段】 出射された光を第1分割光と第2分割光に分割するビームスプリッタと、第1分割光を被検者眼眼底に向けて照射する投光光学系と、被検者眼眼底で反射された第1分割光と,第2分割光とを合成して受光素子に導く受光光学系と、駆動部により移動可能に一方の光路に配置された光路長変更部材と、を持つ干渉光学系とを備え、前記受光素子から出力される受光信号に基づいて被検者眼の眼軸長を測定する眼軸長測定装置において、前記第1分割光の光路と前記第2分割光の光路との間の分散量の違いを光学的に補正するために,前記第2分割光の光路に配置された分散補正用光学部材を備え、前記分散補正用光光学部材は、前記第2分割光の光路中に置かれた他の光学部材と一体化されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、被検眼の眼軸長を光学的に測定する眼軸長測定装置に関する。
被検眼に向けて測定光を照射し、その反射光を干渉光として受光素子にて検出する干渉光学系を持ち、被検眼の眼軸長を測定する眼軸長測定装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、このような眼軸長測定装置において、人眼の眼軸長の分散量に相当するガラスを干渉光学系に挿入することにより分散を補正する手法が知られている(非特許文献1参照)。
特表2002−531205号公報
Adolf F.Fercher、外4名,「SIGNAL AND RESOLUTION ENHANCEMENTS IN DUAL BEAM OPTICAL COHERENCE TOMOGRAPHY OF THE HUMAN EYE」,「Biomedical Optics」,(米国),1998年1月,Vol.3,(1),p.45−54
しかしながら、従来の構成の場合、分散補正ガラスを光が通過する際、分散補正ガラスの表裏の2面にて不要な反射光(ノイズ光)が発生し、その反射光によって干渉光の検出精度が低下する。これが、測定精度の低下に繋がる。
本発明は、上記問題点を鑑み、分散を光学的に補正する際の不要な反射光の発生を抑制できる眼軸長測定装置を提供することを技術課題とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下のような構成を備えることを特徴とする。
(1) 低コヒーレント光を出射する光源と、出射された光を第1分割光と第2分割光に分割するビームスプリッタと、第1分割光を被検者眼眼底に向けて照射する投光光学系と、被検者眼眼底で反射された第1分割光と,第2分割光とを合成して受光素子に導く受光光学系と、
第1分割光と第2分割光の光路長差を変更するために,駆動部により移動可能に一方の光路に配置された光路長変更部材と、を持つ干渉光学系とを備え、前記受光素子から出力される受光信号に基づいて被検者眼の眼軸長を測定する眼軸長測定装置において、
前記第1分割光の光路と前記第2分割光の光路との間の分散量の違いを光学的に補正するために,前記ビームスプリッタによって分割された前記第2分割光の光路に配置された分散補正用光学部材を備え、前記分散補正用光光学部材は、前記第2分割光の光路中に置かれた他の光学部材と一体化されていることを特徴とする。
(2) (1)の眼軸長測定装置において、
前記分散補正用光学部材は、前記第2分割光の光路中に置かれた他の光学部材と接合されていることを特徴とする眼軸長測定装置。
(3) (2)の眼軸長測定装置において、
前記第2分割光の光路中に置かれた前記他の光学部材は、前記ビームスプリッタ、又は前記第2分割光の光路に配置され前記第2分割光を反射する反射光学部材の少なくともいずれかであることを特徴とする眼軸長測定装置。
(4) (1)の眼軸長測定装置において、
前記第2分割光の光路中に置かれた前記他の光学部材は、前記分散補正用光学部材と一体成型されていることを特徴とする眼軸長測定装置。
(5) (1)〜(4)のいずれかの眼軸長測定装置において、
前記分散補正用光学部材は、前記第1分割光が角膜と眼底の間を往復するときに生じる分散を補正するために人眼の眼軸長に相当する分散量を持つことを特徴とする眼軸長測定装置。
本発明によれば、分散を光学的に補正する際の不要な反射光の発生を抑制できる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本実施形態に係る眼軸長測定装置の光学系の概略構成図である。
被検者眼の眼軸長を測定するための干渉光学系は、低コヒーレント光を出射する光源1と、出射された光を第1分割光と第2分割光に分割するビームスプリッタ5と、第1分割光を被検者眼眼底に向けて照射する投光光学系(照射光学系)10と、被検者眼眼底で反射された第1分割光と,第2分割光を合成して受光素子21に導く受光光学系20と、第1分割光と第2分割光の光路長差を変更するために,駆動部71により移動可能に一方の光路に配置された光路長変更部材(例えば、三角プリズム7)と、を備える。そして、受光素子21から出力される受光信号に基づいて被検者眼の眼軸長が測定される。
ビームスプリッタ5によって分割された第2分割光の光路には、第1分割光の光路と第2分割光の光路との間の分散量の違いを光学的に補正するために,分散補正用光学部材(例えば、分散補正ガラス8)が配置され、分散補正用光学部材は、第2分割光の光路中に置かれた他の光学部材と一体化されている。例えば、分散補正用光学部材は、第2分割光の光路中に置かれた他の光学部材と接合される、又は第2分割光の光路中に置かれた他の光学部材と一体成型される。なお、他の光学部材としては、例えば、ビームスプリッタ5、又は第2分割光を反射する反射光学部材(例えば、プリズム7)の少なくともいずれかである。
前述の光学系の具体的構成について以下に説明する。被検眼角膜と被検眼眼底に測定光を照射するために配置された照射光学系10は、低コヒーレント光を出射する測定光源1(例えば、SLD)と、測定光源1から出射された光束を平行光束とするコリメータレンズ3と、光源1から出射された光を分割するビームスプリッター(以下、ビームスプリッタ)5と、角膜と眼底の間を測定光が往復するときに生じる分散を補正するために人眼の眼軸長に相当する分散量を持つ分散補正ガラス8と、ビームスプリッタ5の透過方向に配置された第1三角プリズム(コーナーキューブ)7と、ビームスプリッタ5の反射方向に配置された第2三角プリズム9と、偏光ビームスプリッタ11と、1/4波長板13と、ダイクロイックミラー15と、検査窓17と、を有する。
照射光学系10によって照射された測定光による角膜反射光と眼底反射光による干渉光を受光するために配置された受光光学系20は、検査窓17と、ダイクロイックミラー15と、1/4波長板13と、偏光ビームスプリッタ11と、集光レンズ19と、受光素子21と、を有する。
分散補正ガラス8は、ビームスプリッタ5の第1三角プリズム7側の端面に接着剤によって接合され、ビームスプリッタ5と一体化された状態で設置されている。光干渉を用いた眼軸長測定装置は、角膜での反射光と眼底での反射光の干渉光を受光素子21にて検出する。
三角プリズム7は、光路長を変更させるための光路長変更部材として用いられ、駆動部71(例えば、モータ)の駆動によってビームスプリッタ5に対して光軸方向に直線的に移動される。この場合、光路長変更部材は、三角ミラーであってもよい。また、プリズム7の駆動位置は、位置検出センサ72(例えば、ポテンショメータ、エンコーダ、等)によって検出される。
光源1から出射された光(直線偏光)は、コリメータレンズ3によってコリメートされた後、ビームスプリッタ5によって第1測定光(参照光)と第2測定光とに分割される。そして、第1測定光(第2分割光)は、分散補正ガラス8を介して三角プリズム7によって反射され、また第2測定光(第1分割光)は、三角プリズム9によって反射され、各々折り返された後、ビームスプリッタ5によって合成される。そして、合成された光は、偏光ビームスプリッタ11によって反射され、1/4波長板13によって円偏光に変換された後、ダイクロイックミラー15及び検査窓17を介して少なくとも被検眼角膜と眼底に照射される。このとき、測定光束は、被検者眼の角膜と眼底にて反射されると、1/2波長分位相が変換される。
角膜反射光及び眼底反射光は、検査窓17及びダイクロイックミラー15を介して、1/4波長板13によって直線偏光に変換される。その後、偏光ビームスプリッタ11を透過した反射光は、集光レンズ19によって集光された後、受光素子21によって受光される。
ここで、投光系より発せられた光の経路を考えると、角膜で反射される光は空気中を伝搬するのに対して、眼底で反射される光は被検眼内を伝搬する。この際、眼内で分散が発生し、投光する光源のスペクトルに幅があると、そのスペクトルを構成する各波長において、光路長差が発生する。最終的には、角膜反射光と眼底反射光を干渉させるため、この両光路の光路長差が干渉効率の低下を引き起こす原因となる。
そこで、人眼の分散量に相当する分散補正ガラス8を設置することで、ビームスプリッタ5によって分割された光路間の分散量を一致させ、干渉効率の低下を抑制する。なお、本実施形態では、標準的な被検眼眼軸長(約24mm〜26mm)の分散量に相当する分散補正ガラス8を設置する。なお、本実施例では、接着剤によって分散補正ガラス8が接合されているが、例えば、ねじによって接合する等、分散補正ガラス8が接合されればよい。
なお、眼内の分散量は、眼内の屈折率と光路長(眼軸長の2倍)より求められる。そして、分散補正ガラス8の厚みは、ガラス8の分散量が眼内の分散量と同じになるように、ガラスの屈折率に基づいて決定される。
そして、分散補正ガラス8がビームスプリッタ5と接合されていることにより、分散補正ガラス8を設けたことによるノイズ光の発生が抑制される。すなわち、分散補正ガラス8とビームスプリッタ5が分離して配置されている場合、測定光がプリズム7に向かう際に分散補正ガラス8の表裏面にてノイズ光が生じ、測定光がビームスプリッタ5に戻る際に分散補正ガラス8の表裏面にてノイズ光が生じる。すなわち、計4面にてノイズ光が生じる。
一方、分散補正ガラス8がビームスプリッタ5と接合されていることで、これらの4面でのノイズ光の発生が抑制される。なお、分散補正ガラス8のプリズム7側端面を通過する際、ノイズ光が生じるが、これは、元々ビームスプリッタ5のプリズム7側端面で生じるノイズ光と同様であるから、実質的には、分散補正ガラス8によるノイズ光の発生は抑制される。
また、分散補正ガラス8をビームスプリッタ5と接合させずに設置した場合、ビームスプリッタ5と第1三角プリズム7との間に分散補正ガラス8の厚さとその前後のスペースを確保するため、光路延伸をする必要がある。さらに、ビームスプリッタ5の反射方向に配置された第2三角プリズム9とビームスプリッタ5との間の光路延伸も必要となる。すなわち、分散補正ガラス8をビームスプリッタ5と接合させて設置することで、光路延伸の必要がなくなり、省スペース化ができる。
なお、以上の説明において、光路長変更部材は、光路分割部材によって分割される測定光路のいずれかに配置され、分割された測定光路間の光路差が調整されるように移動されればよい。具体的には、光路長変更部材及び光路分割部材は、図1のように照射光学系10の光路中に配置される他、受光光学系20の光路、又は照射光学系10と受光光学系20の共通光路に配置された構成であってもよい。なお、前述の分散補正ガラス8は、光路分割部材によって分割された光路における第1測定光側(角膜側)光路に配置される。
ダイクロイックミラー15の反射方向には、被検眼の前眼部を撮像するために配置された前眼部撮像光学系30が設けられている。撮像光学系30は、光源1から出射された光を透過し前眼部照明光源40から出射された光を反射する特性を有するダイクロイックミラー15、対物レンズ31、全反射ミラー33、結像レンズ35、二次元撮像素子37、を有する。ここで、照明光源40によって赤外照明された前眼部像は、検査窓17、ダイクロイックミラー15、対物レンズ31、全反射ミラー33、結像レンズ35を介して、二次元撮像素子37に結像される。
次に、本実施形態に係る装置の制御系について説明する。制御部80は、表示モニタ81、光源1、受光素子21、駆動部71、位置検出センサ72、コントロール部84、メモリ85等が接続される。制御部80は、受光素子21から出力される干渉信号を用いて被検眼の眼寸法を演算により求める。また、メモリ85には、求められた測定値などが記憶される。また、コントロール部84には、測定開始のトリガ信号を発する測定開始スイッチ84a、等の各種スイッチが設けられている。
以上のような構成を備える装置を用いて、被験者眼の眼軸長を測定する場合について説明する。検者は、モニタ81に表示される被験者眼のアライメント状態を見ながら、図示なきジョイスティック等の操作手段を用いて、装置を上下左右及び前後方向に移動させ、装置を被験者眼Eに対して所定の位置関係に置く。この場合、検者は、図示無き固視標を被験者眼に固視させる。
測定開始のトリガ信号が自動又は手動にて出力され、制御部80によって測定光源1が点灯されると、照射光学系10によって測定光が被検眼に照射されると共に、測定光による被検眼からの反射光が受光光学系20の受光素子21に入射される。
また、制御部80は、駆動部71の駆動を制御し、第1三角プリズム7を往復移動させる。そして、制御部80は、受光素子21によって干渉光が検出されたタイミングを元に、眼軸長を算出する。
往復移動させる場合、制御部80は、第1三角プリズム7が第1の方向(A方向)に移動されたときに受光素子21から出力される第1の干渉信号を取得すると共に、第1の方向とは反対の第2の方向(B方向)に第1三角プリズム7が移動されたときに受光素子21から出力される第2の干渉信号を取得し、第1の干渉信号と第2の干渉信号の各干渉信号に基づいて被検眼の眼軸長を各々測定する。
上記のように受光素子21から干渉信号が出力されるときのプリズム7の移動位置は、被検眼の眼軸長に応じて異なる。そして、干渉信号が出力されたときのプリズム7の移動位置は、位置検出センサ72から出力される信号に基づいて検出可能である。したがって、眼軸長値は、例えば、所定の演算式又はテーブル表等を用いてプリズム7の移動位置と被検眼の眼軸長との関係を予め求めておくことにより算出できる。
取得された被験者眼の眼軸長の情報は、メモリ85に記憶される。また、制御部80は、所定回数の測定が完了したら(又は被検者の眼軸長値が所定数得られたら)、プリズム7の往復移動を終了し、プリズム7の移動位置を初期位置に復帰させる。
以上のように、分散補正ガラス8とビームスプリッタ5を接合させ、一体化させることで、分散補正ガラスを設けたことによる不要な反射光の発生を抑えることができ、これによりS/N比が向上し、測定精度が向上する。
図2は本実施形態の変容例について示す図である。図2では、第1三角プリズム7のビームスプリッタ5側の端面に分散補正ガラス8が接合されている。この場合、プリズム7の移動にともなって、分散補正ガラス8も移動される。なお、図1と同様の番号を付したものについては、同様の機能を有するものとする。
また、分散補正ガラス8が半分に分けられ、一方がビームスプリッタ5に接合され、一方がプリズム7に接合された構成でもよい。両方の分散補正ガラスを合わせたときの分散量は、人眼の眼軸長の分散量に相当する。もちろん、分散補正用光学部材を異なる比率で分けてもよい。
また、以上の説明においては、分散補正ガラス8がビームスプリッタ5に接合された構成としたが、これに限らない。例えば、図3では、プリズムと分散補正ガラスが一体成型された反射光学部材51が設けられている。反射光学部材51は、分散補正用光学部材としても機能する。もちろん、ビームスプリッタ5と分散補正ガラス8が一体成型された構成であってもよい。また、ビームスプリッタ5自体と反射光学部材51自体の両方が分散補正用光学部材として機能する構成であってもよい。
図4では、三角プリズム9に代えて板ミラー(又は中空リトロリフレクター)52が設けられている。三角プリズム(コーナーキューブ)9を用いた場合に比べ、第2測定光の分散量が減少されるため、これに合わせて反射光学部材51の長さが設定される。これにより、反射光学部材51の長さが短くなり、省スペース化やコストダウンができる。
また、以上説明した変容例に限るものではなく、第1反射光学部材(三角プリズム9)と第2反射光学部材(三角プリズム7)とで、屈折率が異なる材質の部材が用いられることによって、分散量が調整されるようにしてもよい。この場合、第1反射光学部材と第2反射光学部材の分散量の差が、被検眼の分散量に相当する。
また、上記説明においては、角膜反射光と眼底反射光を干渉させる構成としたが、これに限るものではない。すなわち、光源から出射された光を分割するビームスプリッタ(光分割部材)と、物体光路を形成するサンプルアームと、参照光路を形成するレファレンスアームと、干渉光を受光するための受光素子と、を有し、サンプルアームを介して被検眼眼底に照射された測定光(第1分割光)とレファレンスアームからの参照光(第2分割光)とによる干渉光を受光素子により受光する干渉光学系を備える眼軸長測定装置であっても、本発明の適用は可能である。この場合、サンプルアーム及びレファレンスアームの少なくともいずれかに光路長変更部材が配置される。この場合、分散補正ガラス8は、ビームスプリッタによって分割された光路における参照光路側に配置される。
また、上記構成においては、プリズム9を直線的に移動させることにより参照光の光路長を変化させるものとしたが、これに限るものではなく、回転反射体の移動による光遅延機構により参照光の光路長を変化させる構成であっても、本発明の適用は可能である(例えば、特開2005−160694号公報参照)。
本実施形態に係る眼寸法測定装置の光学系及び制御系の概略構成図である。 プリズムに分散補正ガラスが接合されたときの概略構成図である。 プリズムと分散補正ガラスが一体成型されたときの概略構成図である。 ビームスプリッタの反射方向におけるプリズムを板ミラーまたは中空リトロリフレクターに変更したときの概略構成図である。
1 測定光源
5 ビームスプリッタ
7 第1三角プリズム(光路長変更部材)
8 分散補正ガラス(分散補正用光学部材)
9 第2三角プリズム
10 照射光学系
20 受光光学系
21 受光素子
71 駆動部
80 制御部

Claims (5)

  1. 低コヒーレント光を出射する光源と、出射された光を第1分割光と第2分割光に分割するビームスプリッタと、第1分割光を被検者眼眼底に向けて照射する投光光学系と、被検者眼眼底で反射された第1分割光と,第2分割光とを合成して受光素子に導く受光光学系と、
    第1分割光と第2分割光の光路長差を変更するために,駆動部により移動可能に一方の光路に配置された光路長変更部材と、を持つ干渉光学系とを備え、前記受光素子から出力される受光信号に基づいて被検者眼の眼軸長を測定する眼軸長測定装置において、
    前記第1分割光の光路と前記第2分割光の光路との間の分散量の違いを光学的に補正するために,前記ビームスプリッタによって分割された前記第2分割光の光路に配置された分散補正用光学部材を備え、前記分散補正用光光学部材は、前記第2分割光の光路中に置かれた他の光学部材と一体化されていることを特徴とする眼軸長測定装置。
  2. 請求項1の眼軸長測定装置において、
    前記分散補正用光学部材は、前記第2分割光の光路中に置かれた他の光学部材と接合されていることを特徴とする眼軸長測定装置。
  3. 請求項2の眼軸長測定装置において、
    前記第2分割光の光路中に置かれた前記他の光学部材は、前記ビームスプリッタ、又は前記第2分割光の光路に配置され前記第2分割光を反射する反射光学部材の少なくともいずれかであることを特徴とする眼軸長測定装置。
  4. 請求項1の眼軸長測定装置において、
    前記第2分割光の光路中に置かれた前記他の光学部材は、前記分散補正用光学部材と一体成型されていることを特徴とする眼軸長測定装置。
  5. 請求項1〜4のいずれかの眼軸長測定装置において、
    前記分散補正用光学部材は、前記第1分割光が角膜と眼底の間を往復するときに生じる分散を補正するために人眼の眼軸長に相当する分散量を持つことを特徴とする眼軸長測定装置。
JP2010040649A 2010-02-25 2010-02-25 眼軸長測定装置 Active JP5451452B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010040649A JP5451452B2 (ja) 2010-02-25 2010-02-25 眼軸長測定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010040649A JP5451452B2 (ja) 2010-02-25 2010-02-25 眼軸長測定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011172825A true JP2011172825A (ja) 2011-09-08
JP5451452B2 JP5451452B2 (ja) 2014-03-26

Family

ID=44686270

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010040649A Active JP5451452B2 (ja) 2010-02-25 2010-02-25 眼軸長測定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5451452B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017064009A (ja) * 2015-09-30 2017-04-06 株式会社トプコン 眼科装置
JP2018171348A (ja) * 2017-03-31 2018-11-08 株式会社ニデック Oct装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017064009A (ja) * 2015-09-30 2017-04-06 株式会社トプコン 眼科装置
JP2018171348A (ja) * 2017-03-31 2018-11-08 株式会社ニデック Oct装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5451452B2 (ja) 2014-03-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4907227B2 (ja) 眼内寸法測定装置
AU2017383451B2 (en) Systems and methods for wide field-of-view optical coherence tomography
US9820645B2 (en) Ophthalmologic apparatus
KR101264671B1 (ko) 광 간섭 계측 방법 및 광 간섭 계측 장치
JP5601612B2 (ja) 眼科撮影装置
US20100302550A1 (en) Device and method for the optical measurement of relative distances
JP5232038B2 (ja) 眼寸法測定装置
JP2011136109A (ja) 眼軸長測定装置
JP2008188047A (ja) 眼軸長測定装置
JP2012075641A (ja) 眼科撮影装置
JP2007114160A (ja) 光コヒーレンストモグラフィー装置
US6565210B2 (en) Ocular optical characteristic measuring apparatus
JP2015043844A (ja) 眼科撮影装置及び眼科撮影プログラム
JP6166645B2 (ja) 光断層画像撮影装置
JP4523338B2 (ja) 眼科測定装置
JP5451452B2 (ja) 眼軸長測定装置
JP2013005982A5 (ja)
JP4619694B2 (ja) 眼科測定装置
JP5188779B2 (ja) 眼寸法測定装置
JP5249072B2 (ja) 眼寸法測定装置
JP5426339B2 (ja) 眼寸法測定装置
JP5249071B2 (ja) 眼寸法測定装置
JP5905711B2 (ja) 光画像計測装置
JP6917663B2 (ja) 光コヒーレンストモグラフィ装置用の光干渉ユニット
JP7187777B2 (ja) Oct装置、およびoct制御プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130222

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131211

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131226

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5451452

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250