JP2011172505A - 水流によるハタの種苗生残技術 - Google Patents

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Abstract

【課題】ふ化直後からふ化8日目後頃までのハタ科の仔魚を高い生存率で飼育可能な飼育方法及びその装置を提供すること。
【解決手段】特定の構成の曝気手段と水流発生手段を組み合わせることにより、少量の曝気量で十分な溶存酸素を確保できるとともに、緩慢な攪拌を発生させ、浮上死、沈降死を激減させ、生残率を大幅に向上させる。また、日齢5まで夜間に照明を行い、水槽内を1000 lx以上に維持することにより、夜間の沈降死を減少させる。
【選択図】なし

Description

本発明は、初期生存率を飛躍的に向上させることができるハタ科の種苗生産技術に関する。
スジアラを初めとするハタ科の魚類は、総じて美味で人気が高く単価も高いことから、新たな養殖対象魚として期待されているが、安定して大量の種苗を生産する技術は確立されていない。
大量種苗生産を困難にしている理由の一つとして、ハタ科魚類のふ化仔魚が特に小型であり、その生残が種苗生残様飼育水槽の物理的環境に強く影響されることがあげられる。
特にふ化直後からふ化8日目後頃までの仔魚は、エアレーションによって水面に押し上げられ、表面張力によって飼育水槽の水面にトラップされてしまい、そのまま死亡してしまう「浮上死」があり、また、卵黄と油球を吸収した後の仔魚は比重が増大して海水より重くなり、特に夜間に水槽底に沈降し障害を受けて大量死につながる「沈降死」がある。
仔魚の沈降死を防止するための手段として、遊泳力の弱いクロマグロの仔魚の沈降を防除するため、角型ストレーナーの底面に十字型に配置したパイプに底面に対して45〜50°の角度で上方に向けた多数の穴を設け、該多数の穴から飼育水を噴出させ、微弱な上昇流を発声させる方法が提案されている(非特許文献1)。
しかし、係る方法のクロマグロ以外の魚種に対する有効性に関しては研究されていない。
独立行政法人水産総合研究センター栽培漁業センタートピックス No.77 2005/10/27(http://ncse.fra.go.jp/00kenkyu/001topics/060topics_077)
本発明の目的は、ふ化直後からふ化8日目後頃までのハタ科の仔魚を高い生存率で飼育可能な飼育方法及びその装置を提供することである。
本発明者らは、ハタ科の仔魚の飼育槽における曝気と水流などについて、種々研究を重ねた結果、特定の構成の曝気手段と水流発生手段を組み合わせることにより、十分な曝気量で十分な溶存酸素を確保できるとともに、緩慢な攪拌流を発生させることができ、仔魚の浮上死や沈降死の発生を極めて低くすることができ、さらに、照明方法を工夫することにより仔魚の睡眠による沈降を防ぐことによって、ふ化直後からふ化8日目後頃までの仔魚の生存率を飛躍的に向上できることを見出し、本発明に至ったものである。
本発明で使用されるハタ科の仔魚の飼育装置は、円筒状若しくは多角筒状の水槽底部に、上方若しくは側方に多数の開口を設けたパイプを底面中心から放射状に延伸した水流発生手段と、空気及び/又は酸素の微細気泡を発生させる曝気手段を中心部と側壁部付近に設置し、該水槽の上部には水槽内を照明する照明手段を設置したものである。
上記の飼育槽でハタ科の仔魚を飼育するには、曝気手段より水槽の底部付近より空気及び/又は酸素の微細気泡を放散させながら、底面に設置した水流発生手段の放射状のパイプの開口より、上方および側方に向けて水を流出させる。
上記のように操作することにより、曝気による局部的な上昇流が抑えられ、水槽内全体を緩やかな水流とすることができ、自己遊泳力の弱いふ化直後からふ化8日目後頃までの仔魚が水面に押し上げられ、表面張力によって飼育水槽の水面にトラップされてしまうことや、水槽底に沈降する「沈降死」を大幅に防ぐことができる。
さらに、水槽上方に設けた照明手段により、夜間など、水槽内を照明し明るくすれば、付加直後から3日までに生じやすい仔魚の睡眠による水槽の底面への沈降の確率をさらに低くすることができる。
本発明で使用する水流発生手段としては、図2に示すように、側方に多数の開口を有するパイプと上方に多数の開口を有するパイプを交互に等間隔で配置することが好ましい。パイプの本数は使用する水槽の大きさにもよるが、本実験で使用した水槽(50kL)規模であれば4本で十分である。
前記水流発生手段に使用されるパイプは内径13〜40mmφ程度、好ましくは13〜16mmφ程度の金属又は合成樹脂製で、上方又は側方に約1〜2mmφ程度の開孔を約10cm間隔で設けてある。かかる開孔から噴出させる水量は、使用する水槽の大きさにもよるが、本実験で使用した水槽規模であれば、20〜25L/分程度が好ましい。水流が20L/分未満では、十分な飼育水の攪拌力が得られず、水流が25L/分を超えると水槽中心部に仔魚を帷蝟集させ、廃水ストレーナーに接触させ易くし、死亡させてしまうという問題がある。
初めて飼育に使用する水槽の場合、飼育水の表面における横方向の流れで1〜2m/分となるように水流発生手段からの水流を設定することが好ましい。
前記曝気手段は、型式は問わないが、できるだけ微細な気泡を発生するものが好ましい。空気曝気だけでなく酸素曝気を併用することにより少ない曝気量で必要な溶存酸素量を確保することが可能となる。
また、曝気手段は、水槽中央底部及び水槽側壁底部に設置する。水槽側壁底部の曝気手段は、できるだけ均等な間隔で設置することが好ましい。
本発明の照明手段は、水槽内の底部まで照明可能なものであれば種類は問わないが、消費電力の点から蛍光灯が好ましい。また、照度は、夜間において少なくとも1000 lx必要である。
昼間は、自然光が利用できるが、ハタ科魚類は照度変化に敏感で、その結果浮上死に至る場合もあるので、白色シートで水槽上面を覆うとともに照明手段で水槽内を照明することが望ましい。白色シートで覆うことにより自然光の急激な変化を和らげることができ、昼間でも照明を点灯させ水中照度を維持すれば、子魚の餌食いが促進される。
本発明の水槽で飼育するハタ科小魚の量は、1kL当たり1万匹が目安となる。
子魚は、アルテミア孵化槽などで管理したスジアラの卵を本発明の水槽内に収容して孵化させてもよく、予め孵化槽で孵化させた子魚を本発明の水槽内に移してもよい。水槽内で直接、卵を孵化させる場合は、孵化率を考慮し多めの卵を用意する必要がある。
しかし、孵化後の卵の殻や卵内の蛋白質成分による水質の汚濁を考えると、別途孵化槽内で孵化させて水槽内に移し替えることが好ましく、飼育槽内で孵化させた場合、日齢2までは換水量を多くして水質の汚濁を防ぐ必要がある。
本発明の態様は以下のとおりである。
(1)円筒状若しくは多角筒状の水槽底部に、側方に開口を有するパイプと上方に開口を有するパイプを交互に底面中心から放射状に延伸するように配置した水流発生手段が設置され、該水流発生手段は、飼育水槽内の飼育水を循環するための水中ポンプに接続され、水槽中央部及び水槽壁面部に曝気手段が設置されていることを特徴とするハタ科の子魚用飼育槽。
(2)水中ポンプが水槽中央部に設けられた排水ストレーナー内に設置され、該排水ストレーナー内には排水ホースが開口し、該排水ストレーナーの外周は注水ホース及び曝気手段により取り囲まれていることを特徴とする(1)記載のハタ科の子魚用飼育槽。
(3)飼育水槽の上面に照明手段が設置されていることを特徴とする(1)又は(2)記載のハタ科の子魚用飼育槽。
(4)円筒状若しくは多角筒状の水槽底部に設置された、側方に開口を有するパイプと上方に開口を有するパイプを交互に底面中心から放射状に延伸するように配置した水流発生手段より、水槽内の飼育水を循環させると共に、水槽中央部及び水槽壁面部に設置した曝気手段より曝気する水槽内で、ハタ科の仔魚を飼育する方法。
(5)飼育水槽の上面に設置された照明手段により水槽内を照明することを特徴とする(4)記載のハタ科の子魚用を飼育する方法。
本発明の水槽を使用して、水槽の中央部及び側壁部に設置した曝気手段より酸素及び/又は空気を曝気させながら、水槽底面に設置した水流発生手段より水を噴出させ、スジアラを初めとするハタ科の魚のふ化直後からふ化8日目後頃までの仔魚を成育させれば、水槽内の飼育水は適度に攪拌され、局部的な強い水流が生じないので、浮上死や沈降死を格段に減少させることができ、従来と比べその生存率を大幅に向上させることが可能となる。
さらに、水槽の上部に設けた照明手段により、ふ化後5日まで、常時、あるいは夜間に水槽内部を照明することにより、沈降死の確率をさらに低くすることができる。
本発明の飼育槽の概略図 従来方式の飼育槽の概略図 クロマグロ方式と対比した結果を示すグラフ 夜間の照明および本発明の水流の有無による死亡個体数の差異を示すグラフ
以下、本発明の実施例について説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
[本発明の装置]
本発明の装置の概略を図1に示す。
正八角柱状の50kLの飼育水槽1の底面には、水流発生手段が固定され、該水流発生手段には、水中ポンプ10により飼育槽内の飼育水を循環するようにし、該水中ポンプ10は、水槽中央部にネット8で区画した排水ストレーナー9内に配設する。
殺菌海水の注水は、飼育槽1の中央底部付近に、紫外線照射またはオゾン曝気により殺菌した新鮮な海水を供給する注水管23より行う。
曝気手段は水槽中央部の酸素曝気用エアストーン16a、空気曝気用エアストーン16bの他に飼育水槽側壁底部の4箇所に散気ホース17を設けた。概略を図2に示す(図では散気ホースは2箇所のみ)。エアストーン16と注水管23は、水槽中央部に設けた排水ストレーナー9の周囲に沿って固定した。
水流発生手段2は、飼育槽1の底面に、内径13mmφの塩ビ製パイプ3を十字状に接続し、各先端部4を閉塞すると共に、中央の交差部5に水供給ホース6を接続したものである。各パイプ3は、交互に上方及び側方に向け2mmφの開孔7が約10cmの間隔で形成されている。
上記の装置において、換水量は、1.5kL/時、水中ポンプに接続した水流発生手段による飼育水の循環水量は、1.5kL/時とした。
また,日齢10以降には,水中ポンプからの水の吐出量は2.0〜2.2kL/時に増加させた。
また、スジアラの仔魚は成長すると魚体が重くなり沈み易くなるので、曝気手段による曝気は、ふ化後日齢10までは、エアストーンより酸素0.5L/分、空気0.5L/分、日齢11から15までは、エアストーンより酸素1.0/分、空気1.0L/分、散気ホースより0.5〜2.0L/分まで徐々に増加させた。
照明方法は、日齢5までは常時点灯とした。また、自然光を積極的に取り入れるため白い幕で遮光し、夜間においても最低照度1000 lxを維持するようにした。
日齢6以降は仔魚の摂餌リズムを狂わすので夜間照明は中止し自然日周に変えた。
給餌方法は、生物学的開口時に、比較的小型サイズのS型ワムシ タイ株を20個体/mLとなるように飼育槽内に与え、その後、日齢5まではワムシ濃度を測定しながら上記基準を維持するよう追加した。日齢6以降は、S型ワムシを10個体/mLとなるように与え、サイズが8mm程度となる日齢17頃以降はアルテミアを20個体/mLとなるように与えた。
また、飼育水中の飢餓ワムシの状態を回避する目的で、卵収容時から日齢35まで、市販のクロレラを1Lずつ2回/日添加した。
背鰭の伸張鰭条と全長の比が1:1となる全長9mmころ(日齢20前後)から仔魚の遊泳行動が活発となるので、市販の配合飼料の餌付けを開始し、日齢35には、アルテミアの給餌を完全に休止する。
<従来方法の装置>
飼育水槽1は、本発明と同じ正八角柱状50kLの水槽であり、概略を図2に示す。
水流発生手段30は、飼育槽1の底面側部に、40mmφの塩ビ製のパイプ3の側方に10mmφの開孔7を10cm間隔で設けたもので、注水ホース31より、紫外線照射またはオゾン曝気により殺菌した海水を注水する。
飼育槽内の一部をネット8で区画した排水ストレーナー9を形成し、該区画内に水槽内の飼育水を排水する排水ホース11を開口させる。
曝気手段15としては、飼育槽中央底部付近にエアストーン16を2つ配置し、酸素ガス用16aと空気用16bとした。
飼育槽1の上面には照明用の1000 lx蛍光灯20を2本配設し、常時点灯とした。
紫外線照射またはオゾン曝気により殺菌した海水の注水による飼育槽内の換水量は、ふ化後日齢2までは4.0kL/時、摂餌が始まる日齢2以降は1.5kL/時とし、日齢15以降は2.0kL/時とした。
曝気方法は、できるだけ少ない曝気量で酸素溶存量を確保するため空気と酸素を併用し、常時6mg/L以上のDO値が維持できるようにする。ふ化後日齢2までは、空気の曝気量を多くして5.5L/分(酸素0.5L+空気5.0L)の通気量とし、攪拌作用により稚魚の沈降防ぎ、摂餌が始まるふ化後日齢3以降は、空気の曝気量を少なくして稚魚の摂餌を容易にし、日齢6以降は、稚魚も成長により比重が増えるため、DO値を見ながら酸素及び空気の曝気量を徐々に増加させていき、日齢10以降は、4.0L/分(酸素1.0L/分、空気3.0L/分)とした。
なお、給餌方法は、本発明と同じである。
本発明の方法と従来法の条件は、表1に示すとおりである。
日齢60を取り上げ日とし、取り上げサイズと生残率を調査した。その結果を表2に示す。なお、従来法は、1987年から2007年までの平均値である。
本発明の装置を使用した方式と、先行技術であるクロマグロ方式をスジアラの飼育に適用した場合を、日齢10の時点で生存率、平均全長、平均ワムシ摂餌数(個数)を調査して比較した。なお、使用した飼育槽は50kL水槽で各飼育層にはスジアラ10万匹を飼育した。参考としてスジアラの従来方式の結果も示す。それぞれの方式の飼育条件は表3に示すとおりであり、その結果は図3に示す。
仔魚のワムシ摂餌数の計測は、日齢3〜10,全長測定は、日齢1〜10にかけて,毎日定刻に各試験区から30尾を採取して行った。M−アミノ安息香酸エチルメタンスルホネート(ナカライデスク株式会社)で麻酔後に,スライドガラスに移して,万能投影機(Nikon V12-A)で20〜50倍に拡大して,デジタルノギス(Mitutoyo Absolute DIGIMATIC)を用いて0.1mm単位まで測定した。ワムシ摂餌数の確認は,仔魚の胃袋の内容物をスライドガラス上で軽く押し潰して,それぞれのワムシの口器(Trophy)数を光学顕微鏡下(Nikon YS2-H)で計数した。
図3のグラフから明らかなように、日齢10では、平均全長、平均ワムシ摂餌数には差が生じなかったものの、生残率については、明らかに本発明の方式が優れていることがわかる。
飼育槽内を照明することの効果を検証するため、実施例2で使用した飼育槽で、常時照明を点灯させるが水流を発生させないもの(全明;止水)、照明をせず水流も発生させないもの(自然日長;止水)、照明はしないが本発明の水流発生手段により水流を発生させるもの(自然日長;水流)について、日齢4から6の間、前日23時における死亡個体、当日10時における死亡個体及び生存個体を調べた。その結果を図4に示す。
図4のグラフから明らかなように、本発明の水流を発生させれば、この期間における生存個体数が多いが、常時照明を点灯させることにより日齢3の夜間における死亡個体数が大幅に減少することがわかる。これは、夜間でも照明により明るく保つことによって、仔魚が睡眠することによる沈降死を防ぐことができたからと推定される。
従来、養殖が困難とされてきたアラ科の養殖の実用化が可能となり、本発明の経済的効果は大きい。
1 飼育槽
2 水流発生手段
3 パイプ
4 パイプ先端部
5 パイプ交差部
6 給水ホース
7 パイプに設けられた開孔
8 ネット
9 排水ストレーナー
10 水中ポンプ
11 排水ホース
15 曝気手段
16 エアストーン
17 散気ホース
20 蛍光灯
21 反射カバー
23 注水管
30 従来方式の水流発生手段
31 注水ホース

Claims (5)

  1. 円筒状若しくは多角筒状の水槽底部に、側方に開口を有するパイプと上方に開口を有するパイプを交互に底面中心から放射状に延伸するように配置した水流発生手段が設置され、該水流発生手段は、飼育水槽内の飼育水を循環するための水中ポンプに接続され、水槽中央部及び水槽壁面部に曝気手段が設置されていることを特徴とするハタ科の子魚用飼育槽。
  2. 水中ポンプが水槽中央部に設けられた排水ストレーナー内に設置され、該排水ストレーナー内には排水ホースが開口し、該排水ストレーナーの外周は注水ホース及び曝気手段により取り囲まれていることを特徴とする請求項1記載のハタ科の子魚用飼育槽。
  3. 飼育水槽の上面に照明手段が設置されていることを特徴とする請求項1又は2記載のハタ科の子魚用飼育槽。
  4. 円筒状若しくは多角筒状の水槽底部に設置された、側方に開口を有するパイプと上方に開口を有するパイプを交互に底面中心から放射状に延伸するように配置した水流発生手段より、水槽内の飼育水を循環させると共に、水槽中央部及び水槽壁面部に設置した曝気手段より曝気する水槽内で、ハタ科の仔魚を飼育する方法。
  5. 飼育水槽の上面に設置された照明手段により水槽内を照明することを特徴とする請求項3記載のハタ科の子魚用を飼育する方法。
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