JP2011172311A - 充電制御装置および電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】充電方法の切替えを充電制御装置とCPUのどちらが主体的に行うかを選択でき、柔軟性のある充電制御装置および電子機器を提供する。
【解決手段】電子機器100の充電関連部分は、充電電流が流れる充電経路部1、その充電経路を制御する充電制御装置20、CPU70等から構成される。充電制御装置20は、充電制御の基準となる各種レジスタ群51〜54と、ADC自動変換を行う符号61〜63の群を有する。充電制御レジスタ51は、CHIAUTOフラグ(自動制御ON/OFF)、CHGENフラグ(充電ON/OFF)、CHIフラグ(急速充電/Low Current充電)を有する。CPU70は、充電制御装置20に対して、自動制御ON/OFFの設定を行う。自動制御ONの場合、充電制御装置20は、充電形式の切り換えを単独で行う。自動制御OFFの場合、CPU70の指示により充電制御装置20は、充電形式の切り換えを行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、二次電池の充電制御装置、およびこの充電制御装置とCPUを有する電子機器に関する。
携帯電話機などの電子機器では、二次電池の充電制御をハード回路とCPUのソフトウェアによる分担処理で行う構成がある。
例えば、特許文献1は、ハード回路とCPUのソフトウェアによる分担処理の構成の充電制御装置及び携帯端末の一例を開示している。この充電制御装置及び携帯端末では、CPUは、満充電電圧をハード回路に設定し、ハード回路は、この満充電電圧まで充電制御し、満充電電圧に達したら、CPUに割込み通知している。
特許文献2は、ハード回路とCPUのソフトウェアによる分担処理の構成の情報機器の一例を開示している。この情報機器では、CPUは、充電に関する異常状態である過電圧検出のしきい値、過剰充電電流検出のしきい値、過剰放電電流検出のしきい値をハード回路に設定し、ハード回路は、充電制御を行い、しきい値に至る異常状態があれば、CPUに異常状態を通知し、CPUはそれを表示している。
特開平11−234919号公報(段落0024〜0026、図1) 特開2008−17542号公報(段落0015〜0045、0060−0071、図1、図3)
携帯電話機などの電子機器に搭載される二次電池の充電制御は、安全性を考慮して、充電の進行に伴い、トリクル充電、定電流充電、定電圧充電などの方式があり、これらの充電方式を段階的に順次切替えられて充電が行われる。その切替えは一律ではなく、電池の特性や電子機器の特性に応じて切替えられることが望ましく、汎用性が必要とされる。
特許文献1では、ハード回路は、満充電電圧まで充電制御し、満充電電圧に達したら、CPUに割込み通知しているが、ハード回路は、満充電電圧に至る充電途中の段階において、充電方法を任意に切替えることができず、電池の特性や電子機器の特性等の周囲状況に応じた対応ができないという問題がある。
本発明は、充電方法の切替えを充電制御装置とCPUのどちらが主体的に行うかを選択でき、柔軟性のある充電制御装置および電子機器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の電子機器は、二次電池と充電制御装置とCPUを有して、充電制御装置とCPUにより複数の充電形式を切り替え制御する電子機器であって、前記充電制御装置は、二次電池電圧を検出する電池電圧検出部と、複数の充電形式を切り替える条件を記憶する充電パラメータ記憶部と、前記切り替えを前記CPUからの指示無しで行う自動モードか前記CPUからの指示に基づいて行う非自動モードかを記憶する充電自動モード記憶部とを有し、前記充電自動モード記憶部が自動モードの場合、前記二次電池電圧が前記充電パラメータ記憶部の条件になったときに前記充電形式の切り替えを実行し、前記充電自動モード記憶部が非自動モードの場合、前記CPUからの指示に基づいて前記充電形式の切り替えを実行することを特徴とする。
本発明によれば、充電方法の切替えを充電制御装置とCPUのどちらが主体的に行うかを選択でき、柔軟性のある充電制御装置および電子機器とすることができる。
本発明の実施例に係る電子機器100の充電関連部分のブロック図。 本発明の実施例に係る電子機器100の充電開始時のフローチャート。 本発明の実施例に係る電子機器100の自動制御ONでの動作フローチャート。 本発明の実施例に係る電子機器100の自動制御ONでの動作フローチャート(続き)。 本発明の実施例に係る電子機器100の自動制御OFFでの動作フローチャート。 本発明の実施例に係る電子機器100の自動制御設定無しでの動作フローチャート。 本発明の実施例に係る電子機器100のCPU70でのタイマ満了時の動作フローチャート。 本発明の実施例に係る電子機器100の充電制御装置20でのエラー監視の結果としてエラーが検出されたときの動作フローチャート。
以下、本発明の実施例を、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施例に係る電子機器100の充電関連部分のブロック図である。電子機器100の充電関連部分は、大きく分けると、充電電流が流れる充電経路部1、その充電経路を制御する充電制御装置20、それに繋がるCPU70等から構成される。CPU70は、図示しないROM、RAMなどを有し、ROMに記憶されているソフトウェアに基づいて処理を実行する。
[充電経路部1]
充電経路部1は、外部の2個のACアダプタ(不図示)のいずれかが接点2又は接点3に繋がり、ACアダプタから充電用の電力供給を受け、充電経路として、逆流防止用のダイオード8又は9、抵抗10、トランジスタ11を経て、電池パック12に充電される。電池パック12は、電子機器100に着脱自在に実装され、内部に電池セル13とサーミスタ14を有する。サーミスタ14と並列に抵抗15が接続される。抵抗4〜7は、ACアダプタの接続検出用である。それらの諸点が充電制御装置20の端子群のMADP1、MADP2、ADAPTER、ISNES、BASE、BATSELに繋がり、充電制御装置20により充電状態検出と充電電圧/電流の制御に使われる。
[充電制御装置20]
充電制御装置20は、内部に、アナログ部30と充電制御部50を有する。
(アナログ部30)
アナログ部30は、ACADP1接続検出31、ACADP2接続検出32、ACADP電圧検出33、電流検出34、定電圧基準部35、定電流基準部36、差動増幅器37、トランジスタ38、電池電圧検出39、定電流源40、電池有無検出41、セレクタ&ADC42等から構成される。
ACADP1接続検出31は、MADP1端子の電圧を検出して、接点2へのACアダプタ接続の有無状態を充電制御部50へ出力する。ACADP2接続検出32は、MADP2端子の電圧を検出して、接点3へのACアダプタ接続の有無状態を充電制御部50へ出力する。ACADP電圧検出33は、ADAPTER端子の電圧を検出して、ACアダプタ電圧を充電制御部50へ出力する。
電流検出34は、端子ADAPTERとISNES間の電圧、これは抵抗10の両端電圧、すなわち充電電流と等価であり、これを差動増幅器37の一方へフィードバックする。定電圧基準部35は、充電制御部50により設定された充電電圧の基準値を発生して、差動増幅器37へ供給する。定電流基準部36は、充電制御部50により設定された充電電流の基準値を電圧換算で発生して、差動増幅器37へ供給する。
差動増幅器37の一方は、定電圧基準部35からの充電電圧基準値と端子BVSの電池電圧とを差動増幅してトランジスタ38を介してトランジスタ11のベースをドライブして、トランジスタ11のコレクタ電圧、すなわち、端子BVSの電池電圧が充電電圧基準値となるようにフィードバック制御する。
差動増幅器37の他方は、定電流基準部36からの充電電流基準値と電流検出34の電流値とを電圧換算で差動増幅してトランジスタ38を介してトランジスタ11のベースをドライブして、トランジスタ11のエミッタ電流、すなわち、充電電流が充電電流基準値となるようにフィードバック制御する。
電池電圧検出39は、端子BVSの電池電圧を検出して、充電制御部50へ出力し、充電制御部50内の制御用に使われる。定電流源40は、端子BATTSELの外部へ定電流を供給して、電池パック12のサーミスタ14と抵抗15に電流を流す。電池パック12の装着有無により端子BATTSELの電圧が変化するので、電池有無検出41が端子BATTSELの電圧を検出することにより電池有無を検出して、充電制御部50へ出力する。また、端子BATTSELの電圧は、電池パック12が装着されている場合、サーミスタ14の温度変化により変化するので、温度情報としてセレクタ&ADC42に入力される。
セレクタ&ADC42は、アナログ入力信号である温度情報、電池電圧、AC−ADAP1電圧、AC−ADAP2電圧が入力され、その1つをアナログマルチプレクサで選択し、A/D変換して、充電制御部50へ出力する。
(充電制御部50)
充電制御部50は、充電制御の基準となる各種レジスタ群51〜54と、ADC自動変換を行う符号61〜63の群と、不図示のシーケンサと、不図示の割込制御部と不図示のI2C−I/Fを有する。シーケンサ等の機能については、あと(図2以降)でフローチャートで説明する。
充電制御レジスタ51は、充電制御装置20又はCPU70により設定される。充電制御レジスタ51は、CHIAUTOフラグ(自動制御ON/OFF)、CHGENフラグ(充電ON/OFF)、CHIフラグ(急速充電/Low Current充電)を有する。
CHIAUTOフラグは、自動制御ON/OFFフラグである。自動制御ON(初期値)は主に充電制御装置20が自動で充電を制御する状態であり、自動制御OFFは主にCPU70の制御により充電制御装置20が充電を制御する状態を意味する。
CHGENフラグは、充電ON/OFFフラグであり、充電ONは充電許可、充電OFFは充電停止である。
CHIフラグは、急速充電/Low Current充電を切り換えるフラグである。急速充電は例えば、4.2V、750mAの充電モードであり、Low Current充電は例えば、3.6V、320mAの充電モードである。
充電条件設定レジスタ群52は、CPU70により設定されるレジスタ群であるが、初期値が予め記憶されている。急速充電電圧(初期値例4.2V)、急速充電電流(初期値例750mA)、満充電電圧閾値(初期値例4.15V)、再充電電圧閾値(初期値例4.0V)、満充電タイマ値、その他が設定されるレジスタである。
これらの充電電圧と充電電流の値は、それぞれ、定電圧基準部35、定電流基準部36に出力されて、定電圧基準部35、定電流基準部36がその値を差動増幅器37に供給する。
充電状態レジスタ群53は、充電進行状態をCPU70に通知するレジスタである。
エラー条件設定レジスタ群54は、CPU70により設定されるレジスタ群である。ACアダプタ電圧異常(過大)、BVS電圧異常(過大)、温度異常(低音/高温)それぞれについて、エラー条件となる値が記憶される。
ADC自動変換を行う符号61〜63の群は、ADC自動変換制御回路63が、所定の周期で、セレクタ&ADC42によりAD変換を行なわせ、AD変換出力を平均値格納61により平均値を算出させ、比較62により、AD変換出力の平均値とエラー条件設定レジスタ群54との比較を行なわせ、エラーを検出して、CPU70に対して割込み信号を発生する。
充電制御部50は、不図示の割込制御部と不図示のI2C−I/Fを介して、CPU70との通知を行う。
以降、充電制御装置20とCPU70間の動作シーケンスについて説明する。
図2〜図8は、本発明の実施例に係る電子機器100の充電制御に関する動作フローチャートである。充電制御装置20とCPU70が相互に連絡して充電制御を行うので、両者の動作フローチャートを併記して説明する。充電制御装置20側は、充電制御部50の主にシーケンサ(不図示)の機能である。充電制御装置20の動作ステップは符号Sで示し、CPU70の動作ステップは符号Cで示す。
図2は、充電開始時のフローチャートである。外部のACアダプタが電子機器100に繋がれていない状態では、CPU70はまだ起動していない。
充電制御装置20は、端子ADAPTERから供給されるACアダプタからの電力で主要部は動作する。まず、アダプタ電圧をチェックし(ステップS1)、2.65V以上であれば、CHGENフラグを充電ONにして、プリチャージ充電(3.6V、40mA)を開始する。この3.6V、40mAは、定電圧基準部35、定電流基準部36に出力され、差動増幅部37が許可状態にされる。それにより、トランジスタ10により、充電電圧と充電電流が制御される(ステップS2)。
次に、充電制御装置20は、電池有無チェックを行い(ステップS3)、電池が装着されていなければ、定電圧モード1プリチャージ(3.6V、電流制限無し)を行う(ステップS4)。この3.6V、電流制限無しは、定電圧基準部35、定電流基準部36に出力され、差動増幅部37が許可状態にされる。それにより、トランジスタ10により、充電電圧と充電電流が制御される。
充電制御装置20は、エラー&BVS電圧(電池電圧)監視を行う(ステップS5)。エラー監視については、比較62によるACアダプタ電圧異常(過大)、BVS電圧異常(過大)、温度異常(低音/高温)値との比較結果である比較62のエラー出力をチェックする。
BVS電圧(電池電圧)監視については、端子BVSの電池電圧検出39の出力をチェックする。これは、電池が装着されていなくても、トランジスタ10のコレクタ出力が端子BVSに表れる。
充電制御装置20は、ステップS5でエラーが検出されれば、ステップS90(図8)へ移行する。
充電制御装置20は、ステップS5でエラーが無く、BVS電圧(電池電圧)が2.65V以上であれば、定電圧モード2(3.6V、電流制限無し)を行い(ステップS6)、さらに定電圧モード3(電流制限有り)を行う(ステップS7)。これらの定電圧充電の目的は、電池無し状態でも、ACアダプタからの電源供給のみで、端子ADAPTER及び端子BVSから得られる定電圧でシステムを動作させるためである。
充電制御装置20は、ステップS3で電池が装着されていれば、自己発振を開始してトリクル充電タイマ60分を開始し、タイマ状態とBVS電圧(電池電圧)を監視する(ステップS10)。ステップS10でBVS電圧(電池電圧)が2.65Vに達しないまま60分満了すると、充電停止し(ステップS11)、ACアダプタか電池が抜き取られることを検出して図2の開始へ復帰する。
充電制御装置20は、ステップS10でBVS電圧(電池電圧)が2.65Vを超えていれば、CHIフラグをLow Current充電にして、Low Current充電(3.6V、320mA)を開始する(ステップS12)。この3.6V、320mAは、定電圧基準部35、定電流基準部36に出力される。また、CPU70に対して、アダプタ接続検出を通知するための割込み信号を発生する(ステップS12)。
このステップS12の時点で、不図示の電源レギュレータが許可され、CPU70のリセットが開放され、CPU70が起動する。
CPU70は、起動すると、まずCPU起動要因を充電制御装置20に対して行い、充電制御であることを認識する(ステップC1)。そして、割込み有無をチェックし(ステップC2)、割込みがあれば割込み要因の確認を充電制御装置20に対して行い、アダプタ接続検出を認識する(ステップC3)。
充電制御装置20は、ステップS12のLow Current充電(3.6V、320mA)開始後、エラー&BVS電圧(電池電圧)監視を行う(ステップS13)。エラー監視については、ACアダプタ電圧異常(過大)、BVS電圧異常(過大)、温度異常(低音/高温)値との比較結果である比較62のエラー出力をチェックし、BVS電圧(電池電圧)監視については、端子BVSの電池電圧検出39の出力をチェックする。
充電制御装置20は、ステップS13でエラーが検出されれば、ステップS90(図8で説明)へ移行する。
充電制御装置20は、ステップS13でエラーが無く、BVS電圧(電池電圧)がLow Current充電により急速充電移行電圧3.0Vに達したら、CHIフラグを急速充電にして、急速充電(初期値3.6V、750mA)を開始する(ステップS14)。
この3.6V、750mA条件は、定電圧基準部35、定電流基準部36に出力される。また、CPU70に対して、急速充電移行を通知するための割込み信号を発生する(ステップS14)。
CPU70は、ステップC3のアダプタ接続検出の割込みを認識後、充電5分タイマを開始し(ステップC4)、充電制御装置20からの割込み有無をチェックする(ステップC5)。割込みが無いまま5分満了すると、ステップC80(図7)へ移行する。これは、ステップS12でLow Current充電(3.6V、320mA)を行ったにも関わらず、5分以内にBVS電圧(電池電圧)が急速充電移行電圧3.0Vに達しないのは異常であると判断するためである。
CPU70は、ステップC5で、5分以内に割込みがあれば割込み要因の確認を充電制御装置20に対して行い、急速充電移行を認識し(ステップC6)、充電5分タイマをクリアする(ステップC7)。
上記のステップでの充電形式であるステップS2のプリチャージ充電(3.6V、40mA)、S4〜S7の定電圧モード充電、S12のLow Current充電(3.6V、320mA)、S14の急速充電(3.6V、750mA)の切り換えシーケンスは標準的なものであり固定でよく、切り換え指示をCPU70が指示する必要はなく、充電制御装置20が主体で切り換えを実行する。CPU70は、切り替わりが行われたことなどを割込みで知ることができ、切り換えについてのCPU70側のソフトウェアの設計負担を軽くすることができる。
この後のステップでは、充電形式の切り換え制御に汎用性を持たせるために、充電形式の切り換え指示を、充電制御装置20主体で固定のシーケンスで行う(自動制御ON)か、CPU70主体で任意のシーケンスで行う(自動制御OFF)かを、CPU70が選択することができる。
CPU70は、自動制御ONにするか自動制御OFFにするかを選択して、充電制御装置20のCHIAUTOフラグを設定する。または設定無しの状態もある(ステップC8)。このステップの選択の判断は、具体的な事例を開示しないが、色々な用途や状況に応じて、CPU70側のソフトウェアにより汎用的に選択できることを意味する。設定無しの状態は意図的なものやソフトウェアの不良等によるものも意味する。
そして、CPU70は、自動制御ONを選択すればステップC20へ、自動制御OFFを選択すればステップC50へ、設定無しであればステップC70へ移行する。
充電制御装置20は、CHIAUTOフラグをチェックして(ステップS15)、自動制御ONであればステップS20へ、自動制御OFFであればステップS50へ、設定無しであればステップS70へ移行する。
以下、自動制御ON(図3、図4)、自動制御OFF(図5)、設定無し(図6)それぞれについて説明する。まず、自動制御ONでの動作について、次に説明する。
図3、図4は、自動制御ONでの動作フローチャートであり、図2のステップC8、ステップS8で自動制御ONが選択された場合である。自動制御ONは、充電形式の切り換え指示を主に充電制御装置20主体で固定のシーケンスで行うモードである。
図3において、自動制御ONでは、CPU70は、充電形式の切り換えについてはほとんど介在せずに充電制御装置20が単独で実行するが、CPU70は、充電条件等の設定については最初に各種レジスタ設定を行う(ステップC21)。
CPU70は、ステップC21で、例として、充電制御装置20内の各種レジスタに対して、急速充電電圧4.2V、急速充電電流750mA、満充電電圧閾値4.15V、再充電電圧閾値4.0V、各種充電エラー条件(ACアダプタ電圧異常値、BVS電圧異常値、温度異常(低音/高温)値など)を設定する。
そして、CPU70は、充電5時間タイマを開始し(ステップC22)、タイマチェックと、充電制御装置20での充電進捗に伴うBVS電圧(電池電圧)の上昇による割込み通知を待つ(ステップC23)。
充電制御装置20は、各種レジスタの急速充電電圧と急速充電電流値、すなわち、CPU70設定の急速充電電圧4.2V、急速充電電流750mAの条件で、CHIフラグを急速充電にして、急速充電(4.2V、750mA)を開始する(ステップS21)。この4.2V、750mA条件は、定電圧基準部35、定電流基準部36に出力される。
充電制御装置20は、エラー&BVS電圧(電池電圧)監視を行う(ステップS22)。エラー監視については、各種レジスタのACアダプタ電圧異常値、BVS電圧異常値、温度異常(低音/高温)値、すなわち、CPU70設定の異常値との比較結果である比較62のエラー出力をチェックする。BVS電圧(電池電圧)監視については、端子BVSの電池電圧検出39の出力と各種レジスタの満充電電圧閾値、すなわち、CPU70設定の満充電電圧閾値4.15Vとを比較する。
充電制御装置20は、ステップS22でエラーが検出されれば、ステップS90(図8)へ移行する。
充電制御装置20は、電池が急速充電(4.2V、750mA)により充電されて、ステップS22でBVS電圧(電池電圧)が満充電電圧閾値4.15Vに達すると、CPU70に対して、満充電電圧に達したことを通知するための割込み信号を発生する(ステップS23)。
CPU70は、ステップC23で割込み有りを検出し、充電制御装置20に対して要因確認を行い、BVS電圧(電池電圧)が満充電電圧閾値4.15Vに達したことを認識する(ステップC24)。
このBVS電圧(電池電圧)が満充電電圧閾値4.15Vに達した後は、CPU70は、そのまま自動制御ONを継続するのか、自動制御OFFへ切り換えるのかを選択することができる(ステップC25)。
CPU70は、充電制御装置20に対してステップC25で満充電検出モード選択で自動/非自動の設定を行う。非自動の設定を行った場合、ステップC50(図5)の自動制御OFF(CPU制御)へ移行する。
CPU70は、自動の設定を行った場合、充電制御装置20に対して満充電タイマとして例えば15分を設定する(ステップC26)。この満充電タイマは、BVS電圧(電池電圧)が満充電電圧閾値4.15Vに達したあと、さらに15分間、充電を継続させることにより、さらに電池を十分な満充電状態にするためのものである。
CPU70は、タイマ設定後、充電制御装置20からの満充電タイマ満了の割込み通知を待つ(ステップC27)。
充電制御装置20は、ステップS24で満充電検出モードの自動/非自動のチェックを行い、非自動であれば、ステップS52へ移行し自動制御OFFの処理に入る(図5)。
充電制御装置20は、ステップS24で満充電検出モードが自動であれば、満充電タイマ15分を開始し(ステップS25)、15分未満の間、Low Current充電(3.6V、320mA)を125ms間実行(ステップS26)、エラー&BVS電圧(電池電圧)監視(ステップS27)を行い、BVS電圧(電池電圧)が満充電電圧閾値4.15Vを超えていれば、さらに急速充電(4.2V、750mA)を10秒間(ステップS27)行い、ステップS25へ戻ってループして繰り返して、十分な満充電状態に近付ける。
ステップS26の短時間のLow Current充電(3.6V、320mA)の目的は、ステップS27のBVS電圧(電池電圧)監視用であり、充電電流320mAの同じ条件で電池電圧を監視することにより、電池の内部抵抗による電圧降下のバラツキ誤差をなくす。
充電制御装置20は、15分未満の間、ステップS27でBVS電圧(電池電圧)が満充電電圧閾値4.15V未満に下がることもチェックする。これは、充電しながらBVS電圧(電池電圧)が下がる可能性を考慮している。例えば、電子機器100が電池へ充電しながら、他の大きな負荷電流を消費する例えば電子機器100の携帯電話機能の通話などが行われると、充電電流以上の負荷電流を負荷側で消費してしまい、電池から負荷側へも放電されて、BVS電圧(電池電圧)が低下するおそれがある。そして、15分満了後に満充電と判断して充電形式をLow Current充電(3.6V、320mA)(図4のステップS41)に切り換えてしまうと、Low Current充電では、ますます大きな負荷電流をカバーできずに、電池の放電が増えてしまい、満充電状態にできなくなる。
それに対応するために、充電制御装置20は、満充電タイマが15分未満の間、ステップS27でBVS電圧(電池電圧)が満充電電圧閾値4.15V未満に下がった場合、満充電タイマをストップし(ステップS29)、ステップS21へ戻り、急速充電(ステップS21)とその後の満充電タイマ15分の再開始(ステップS25)を行う。
充電制御装置20は、ステップS25で、満充電タイマ15分が満了すると、十分に満充電に達したと判断して、CPU70に対して満充電タイマ満了の割込み通知を行い、ステップS40へ移行する。
CPU70は、満充電タイマ満了の割込み通知を受け(ステップC27)、充電制御装置20に要因確認を行い(ステップC28)、充電5時間タイマをクリアし(ステップC29)、十分な満充電状態と認識し(ステップC30)、ステップC40へ移行する。
図4において、充電制御装置20は、Low Current充電(3.6V、320mA)を開始し(ステップS41)、エラー&BVS監視を行う(ステップS42)。BVS電圧(電池電圧)が下がる、例えば、電子機器100の負荷機能が実行された等で、BVS電圧(電池電圧)が再充電電圧閾値4.0V未満に下がった場合、再充電を決定し(ステップS43)、CPU70に対して再充電決定の割込み通知を行い、ステップS20の急速充電に戻る。
CPU70は、再充電決定の割込み通知を受け(ステップC41)、充電制御装置20に要因確認を行い(ステップC42)、ステップC20の急速充電に戻る。
以上説明したように、自動制御ONは、充電形式の切り換え指示を主に充電制御装置20主体で固定のシーケンスで行うことにより、CPU70側の負担を軽減する。CPU70は、切り替わりが行われたことなどを割込みで知ることができ、切り換えについてのCPU70側のソフトウェアの設計負担を軽くすることができる。また、充電形式の切り換えに関して、完全に充電制御装置20主体ではなく、BVS電圧(電池電圧)が満充電電圧閾値に達した後、CPU70が再度、自動/非自動を選択することができる。
また、充電形式の切り換え指示は主に充電制御装置20主体で行うが、種々の充電条件である急速充電電圧、急速充電電流、満充電電圧閾値、再充電電圧閾値、満充電タイマ、充電エラー条件などをCPU70がきめ細かく行うことができ、充電条件の設定に汎用性を持たせることができる。
図5は、自動制御OFFでの動作フローチャートであり、図2のステップC8、ステップS8で自動制御OFFが選択された場合である。自動制御OFFは、充電形式の切り換え指示と種々の充電条件の設定をCPU70が行う柔軟性のあるモードである。
CPU70は、充電条件等の設定については最初に各種レジスタ設定を行う(ステップC51)。例として、充電制御装置20内の各種レジスタに対して、急速充電電圧4.2V、急速充電電流750mA、満充電電圧閾値4.15V、再充電電圧閾値4.0V、各種充電エラー条件(ACアダプタ電圧異常値、BVS電圧異常値、温度異常(低音/高温)値など)を設定する。
充電制御装置20は、図2のステップS14の急速充電(初期値3.6V、750mA)に引き続く処理として、急速充電(CPU設定値4.2V、750mA)を開始する(ステップS51)。
この後、CPU70は、任意に、充電ON/充電OFFの選択を行い、充電制御装置20に対して、CHGENフラグを充電ONまたは充電OFFに設定する(ステップC52)。また、任意に、Low Current充電/急速充電の選択を行い、充電制御装置20に対して、CHIフラグをLow Current充電/急速充電に設定する(ステップC53)。
CPU70は、並行して、充電制御装置20からの割込みの有無のチェック(ステップC54)と要因確認(ステップC55)を行う。
充電制御装置20は、CHGENフラグをチェックして、充電ONまたは充電OFFを実行する(ステップS53)。また、CHIフラグをチェックして、Low Current充電と急速充電を切り換える(ステップS54)。
充電制御装置20は、並行して、エラー監視と各種状態検出を行い、CPU70に対して、割込みで通知する(ステップS55)。エラーを検出したら、ステップS90(図8)へ移行する。
以上説明したように、自動制御OFFは、充電形式の切り換え指示と種々の充電条件の設定をCPU70が行うことができ、柔軟性のあるモードとすることができる。
図6は、自動制御設定無しでの動作フローチャートであり、図2のステップC8、ステップS8で自動制御設定無しの場合である。自動制御設定無しは、ソフトウェアの不良によるものであり、ステップC71は意図したものではなく、ノーオペレーションである。
充電制御装置20は、図2のステップS14の急速充電(初期値3.6V、750mA)に引き続く処理として、CHIフラグを急速充電にして、急速充電(3.6V、750mA)を開始継続する(ステップS71)。そして、満充電5分タイマを開始し5分未満の間は、エラー監視を行い(ステップS72、S73)、エラーがあれば、ステップS90(図8)へ移行する。
充電制御装置20は、満充電5分タイマが満了すれば、Low Current充電(3.6V、320mA)を開始する(ステップS74)。
以上説明したように、自動制御設定無し、例えば、CPU70のソフトウェアの不具合等が発生しても、充電制御装置20は、急速充電(3.6V、750mA)を5分間のみ行い、その後、より安全性の比較的高いLow Current充電(3.6V、320mA)に移行することで、安全性を高めることができる。
図7は、CPU70でのタイマ満了時の動作フローチャートであり、図2のステップC4の5分満了、および図3のステップC22の5時間満了からの処理である。
図2のステップC4の5分満了は、図2のステップS12のLow Current充電(3.6V、320mA)を行ったにも関わらず、5分以内にBVS電圧(電池電圧)が急速充電移行電圧(3.0V)に達しないのは、異常と判断するものである。
また、図3のステップC22の5時間満了は、図3のステップS21の急速充電(4.2V、750mA)行ったにも関わらず、5時間以内にBVS電圧(電池電圧)が満充電電圧閾値4.15Vに達しないのは、異常と判断するものである。
まず、CPU70は、タイマ満了を認識すると(ステップC81)、充電制御装置20に対して充電停止設定であるCHGENフラグを充電OFFに設定する(ステップC82)。そして、CPU70は、表示部(不図示)に充電エラー表示を行い、使用者に報知する(ステップC83)。
充電制御装置20は、CHGENフラグが充電OFFであるので、充電停止する(ステップS81)。
これにより、タイマ満了時に、エラーと判断して、充電停止と充電エラー表示を行うことができる。
図8は、充電制御装置20でのエラー監視の結果としてエラーが検出されたときの動作フローチャートであり、図2のステップS5、S13、図3のステップS22、S27、図4のステップS42、図5のステップS55、図6のステップS73それぞれのエラー検出からの処理である。
充電制御装置20でのエラー監視は、図1のセレクタ&ADC42、ADC自動変換の符号61〜63、エラー条件設定レジスタ群54等によるものであり、ACアダプタ電圧異常(過大)、BVS電圧異常(過大)、温度異常(低音/高温)がエラーとして検出される。
充電制御装置20は、エラーを検出すると、CPU70に対して、割込みでエラー発生を通知する(ステップS91)。そして、Low Current充電(3.6V、320mA)を開始する(ステップS92)。そして、ACアダプタ電圧、BVS電圧、温度がエラー条件値内の正常範囲になると、それを検出して、ステップS21(図3)へ復帰する。
CPU70は、割り込み有無チェック(ステップC91)で割込みがあると、充電制御装置20に対して要因確認を行い(ステップC92)、表示部(不図示)に充電エラー表示を行い、使用者に報知する(ステップC93)。
本発明の実施例によれば、充電制御装置20とCPU70とは、充電制御装置20主体で充電形式の切り換え等を行って、CPU70の負担の少ない自動充電ONと、CPU70が充電制御装置20に対して充電形式の切り換え等を指示する柔軟性のある自動充電OFFの両方のモードを持つので、より柔軟性のある充電制御を行うことができる。
なお、実施例において、ACアダプタは、USBアダプタ等であってもよい。また、電子機器100は、携帯電話機、カメラ、ノートパソコン、充電装置などに適用することができる。
1 充電経路部
2、3 接点
4〜7 抵抗
8、9 ダイオード
10 抵抗
11 トランジスタ
12 電池パック
13 電池セル
14 サーミスタ
15 抵抗
20 充電制御装置
30 アナログ部
31 ACADP1接続検出
32 ACADP2接続検出
33 ACADP電圧検出
34 電流検出
35 定電圧基準部
36 定電流基準部
37 差動増幅器
38 トランジスタ
39 電池電圧検出
40 定電流源
41 電池有無検出
42 セレクタ&ADC
50 充電制御部
51 充電制御レジスタ
52 充電条件設定レジスタ群
53 充電状態レジスタ群
54 エラー条件設定レジスタ群
61 平均値格納
62 比較
63 ADC自動変換制御回路
70 CPU
100 電子機器

Claims (6)

  1. 二次電池と充電制御装置とCPUを有して、充電制御装置とCPUにより複数の充電形式を切り替え制御する電子機器であって、
    前記充電制御装置は、
    二次電池電圧を検出する電池電圧検出部と、
    複数の充電形式を切り替える条件を記憶する充電パラメータ記憶部と、
    前記切り替えを前記CPUからの指示無しで行う自動モードか前記CPUからの指示に基づいて行う非自動モードかを記憶する充電自動モード記憶部とを有し、
    前記充電自動モード記憶部が自動モードの場合、前記二次電池電圧が前記充電パラメータ記憶部の条件になったときに前記充電形式の切り替えを実行し、前記充電自動モード記憶部が非自動モードの場合、前記CPUからの指示に基づいて前記充電形式の切り替えを実行する
    ことを特徴とする電子機器。
  2. 前記複数の充電形式は、
    低電流充電形式と、低電流充電形式より多い電流で充電する急速充電形式とを含み、
    前記充電パラメータ記憶部は、
    前記低電流充電形式から急速充電形式への切り替え条件である急速充電移行電池電圧値と、急速充電移行電池電圧値より高い満充電電圧閾値と、前記二次電池電圧が満充電電圧閾値になったあとの充電継続時間を記憶する満充電タイマ値と、満充電タイマが満了したあとに前記二次電池電圧が低下して再充電を開始する基準の再充電電圧閾値の1乃至複数を記憶し、
    前記充電パラメータ記憶部への条件設定は、前記CPUにより設定されることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  3. 前記電子機器は、さらに、
    充電電流供給源のアダプタ接続用の入力接点を有し、
    前記充電制御装置は、さらに、
    前記アダプタのアダプタ電圧を検出するアダプタ電圧検出部と、
    前記二次電池の温度を検出する温度検出部と、
    前記二次電池の検出電圧、二次電池の検出温度、および前記アダプタ電圧が入力されてデジタルに変換するAD変換器と、
    エラーとなる前記二次電池の過充電閾値電圧、二次電池の温度値、およびアダプタ電圧のアダプタ過電圧を記憶するエラーパラメータ設定記憶部と、
    前記AD変換器の出力と充電パラメータ設定記憶部とを比較してエラーを検出するエラー検出部とを有し、
    前記エラー検出部がエラーを検出したときに前記CPUへ通知することを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  4. アダプタから充電電流の供給を受けて、二次電池への充電を制御するアナログ回路と、
    CPUとの通知インターフェース部と、
    前記二次電池の電圧を検出する電池電圧検出部と、
    複数の充電形式を切り替える条件を記憶する充電パラメータ記憶部と、
    前記切り替えを前記CPUからの指示無しで行う自動モードか前記CPUからの指示に基づいて行う非自動モードかを記憶する充電自動モード記憶部とを有し、
    前記充電自動モード記憶部が自動モードの場合、前記二次電池電圧が前記充電パラメータ記憶部の条件になったときに前記充電形式の切り替えを実行し、前記充電自動モード記憶部が非自動モードの場合、前記CPUからの指示に基づいて前記充電形式の切り替えを実行する
    ことを特徴とする充電制御装置。
  5. 前記複数の充電形式は、
    低電流充電形式と、低電流充電形式より多い電流で充電する急速充電形式とを含み、
    前記充電パラメータ記憶部は、
    前記低電流充電形式から急速充電形式への切り替え条件である急速充電移行電池電圧値と、急速充電移行電池電圧値より高い満充電電圧閾値と、前記二次電池電圧が満充電電圧閾値になったあとの充電継続時間を記憶する満充電タイマ値と、満充電タイマが満了したあとに前記二次電池電圧が低下して再充電を開始する基準の再充電電圧閾値の1乃至複数を記憶し、
    前記充電パラメータ記憶部への条件設定は、前記CPUにより設定されることを特徴とする請求項5記載の充電制御装置。
  6. 前記充電制御装置は、さらに、
    前記部アダプタのアダプタ電圧を検出するアダプタ電圧検出部と、
    前記二次電池の温度を検出する温度検出部と、
    前記二次電池の検出電圧、二次電池の検出温度、および前記アダプタ電圧が入力されてデジタルに変換するAD変換器と、
    エラーとなる前記二次電池の過充電閾値電圧、二次電池の温度値、およびアダプタ電圧のアダプタ過電圧を記憶するエラーパラメータ設定記憶部と、
    前記AD変換器の出力と充電パラメータ設定記憶部とを比較してエラーを検出するエラー検出部とを有し、
    前記エラー検出部がエラーを検出したときに前記CPUへ通知することを特徴とする請求項4記載の電子機器。
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