JP2011172211A5 - - Google Patents
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本発明の目的を達成するために、例えば、本発明の撮像装置は以下の構成を備える。即ち、第1の感度で色成分を取得する固体撮像素子と、該第1の感度よりも高い第2の感度で色成分を取得する固体撮像素子と、が2次元的に配されたイメージセンサが搭載された撮像装置であって、注目画素の前記第1の感度の色成分を、該注目画素の周囲の第1の画素における前記第1の感度で取得した第1の色成分と該注目画素の周囲の第2の画素における前記第1の感度で取得した第2の色成分とを用いた補間計算を行うことで求める第1の計算手段と、前記注目画素の前記第2の感度の色成分を、該注目画素の周囲の第3の画素における前記第2の感度で取得した第3の色成分と該注目画素の周囲の第4の画素における前記第2の感度で取得した第4の色成分とを用いた補間計算を行うことで求める第2の計算手段と、前記第1の計算手段と前記第2の計算手段とによって全ての画素の色成分が確定したカラー画像を出力する手段と、前記注目画素における前記第1の感度で取得した色成分が飽和しているか否かを判断する判断手段と、前記判断手段により、前記注目画素における前記第1の感度で取得した色成分が飽和していると判断された場合、前記注目画素における前記第1の感度の色成分を、前記第2の感度の色成分から求める第3の計算手段とを備えることを特徴とする。
Claims (15)
- 第1の感度で色成分を取得する固体撮像素子と、該第1の感度よりも高い第2の感度で色成分を取得する固体撮像素子と、が2次元的に配されたイメージセンサが搭載された撮像装置であって、
注目画素の前記第1の感度の色成分を、該注目画素の周囲の第1の画素における前記第1の感度で取得した第1の色成分と該注目画素の周囲の第2の画素における前記第1の感度で取得した第2の色成分とを用いた補間計算を行うことで求める第1の計算手段と、
前記注目画素の前記第2の感度の色成分を、該注目画素の周囲の第3の画素における前記第2の感度で取得した第3の色成分と該注目画素の周囲の第4の画素における前記第2の感度で取得した第4の色成分とを用いた補間計算を行うことで求める第2の計算手段と、
前記第1の計算手段と前記第2の計算手段とによって全ての画素の色成分が確定したカラー画像を出力する手段と、
前記注目画素における前記第1の感度で取得した色成分が飽和しているか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段により、前記注目画素における前記第1の感度で取得した色成分が飽和していると判断された場合、前記注目画素における前記第1の感度の色成分を、前記第2の感度の色成分から求める第3の計算手段と
を備えることを特徴とする撮像装置。 - 前記第1の感度で色成分を取得する固体撮像素子は、第1の明るさでR成分を取得する固体撮像素子DRと、前記第1の明るさでG成分を取得する固体撮像素子DGと、前記第1の明るさでB成分を取得する固体撮像素子DBと、からなり、
前記第2の感度で色成分を取得する固体撮像素子は、前記第1の明るさよりも明るい第2の明るさでR成分を取得する固体撮像素子LRと、前記第2の明るさでG成分を取得する固体撮像素子LGと、前記第2の明るさでB成分を取得する固体撮像素子LBと、からなり、
前記イメージセンサには、
前記固体撮像素子DGと前記固体撮像素子LGとから成る固体撮像素子列が1列おきに配されており、
前記固体撮像素子DR、前記固体撮像素子DG、前記固体撮像素子DB、の数の比は1:2:1であり、前記固体撮像素子LR、前記固体撮像素子LG、前記固体撮像素子LBの数の比は1:2:1である
ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。 - 前記第1の計算手段は、前記固体撮像素子DGにより取得された画素の前記カラー画像上における画素値を、該画素の前記第1の明るさのG成分とし、
前記第2の計算手段は、前記固体撮像素子LGにより取得された画素の前記カラー画像上における画素値を、該画素の前記第2の明るさのG成分とする
ことを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。 - 前記第1の計算手段は、前記固体撮像素子DGにより取得された画素の画素位置を(i、j)とすると、画素位置(i+1、j+1)における画素Qの前記第1の明るさのG成分を、該画素Qの周辺画素の前記カラー画像上における画素値を用いた補間計算を行うことで求めることを特徴とする請求項2又は3に記載の撮像装置。
- 前記第2の計算手段は、前記固体撮像素子LGにより取得された画素の画素位置を(i、j)とすると、画素位置(i+1、j+1)における画素Qの前記第2の明るさのG成分を、該画素Qの周辺画素の前記カラー画像上における画素値を用いた補間計算を行うことで求めることを特徴とする請求項2乃至4の何れか1項に記載の撮像装置。
- 前記第1の計算手段は、前記固体撮像素子DGにより取得された画素の画素位置が(i−1、j)若しくは(i、j−1)の場合、画素位置(i、j)における画素Qの前記第1の明るさのG成分を、該画素Qに隣接する2つの画素の前記カラー画像上における画素値を用いた補間計算を行うことで求めることを特徴とする請求項2乃至5の何れか1項に記載の撮像装置。
- 前記第2の計算手段は、前記固体撮像素子LGにより取得された画素の画素位置が(i−1、j)若しくは(i、j−1)の場合、画素位置(i、j)における画素Qの前記第2の明るさのG成分を、該画素Qに隣接する2つの画素の前記カラー画像上における画素値を用いた補間計算を行うことで求めることを特徴とする請求項2乃至6の何れか1項に記載の撮像装置。
- 第1の感度で色成分を取得する固体撮像素子と、該第1の感度よりも高い第2の感度で色成分を取得する固体撮像素子と、が2次元的に配されたイメージセンサが搭載された撮像装置であって、
注目画素の前記第1の感度の色成分を、該注目画素の周囲の第1の画素における前記第1の感度で取得した第1の色成分と該注目画素の周囲の第2の画素における前記第1の感度で取得した第2の色成分とを用いた補間計算を行うことで求める第1の計算手段と、
前記注目画素の前記第2の感度の色成分を、該注目画素の周囲の第3の画素における前記第2の感度で取得した第3の色成分と該注目画素の周囲の第4の画素における前記第2の感度で取得した第4の色成分とを用いた補間計算を行うことで求める第2の計算手段と、
前記第1の計算手段と前記第2の計算手段とによって全ての画素の色成分が確定したカラー画像を出力する手段と、
前記注目画素における前記第1の感度で取得した色成分が飽和しているか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段により、前記注目画素における前記第1の感度で取得した色成分が飽和していると判断された場合、前記注目画素における前記第1の感度の色成分を、前記第2の感度の色成分から求める第3の計算手段と
を備え、
前記第1の感度で色成分を取得する固体撮像素子は、第1の明るさでR成分を取得する固体撮像素子DRと、前記第1の明るさでG成分を取得する固体撮像素子DGと、前記第1の明るさでB成分を取得する固体撮像素子DBと、からなり、
前記第2の感度で色成分を取得する固体撮像素子は、前記第1の明るさよりも明るい第2の明るさでR成分を取得する固体撮像素子LRと、前記第2の明るさでG成分を取得する固体撮像素子LGと、前記第2の明るさでB成分を取得する固体撮像素子LBと、からなり、
前記イメージセンサには、
前記固体撮像素子DGと前記固体撮像素子LGとから成る固体撮像素子列が1列おきに配されており、
前記固体撮像素子DR、前記固体撮像素子DG、前記固体撮像素子DB、の数の比は1:2:1であり、前記固体撮像素子LR、前記固体撮像素子LG、前記固体撮像素子LBの数の比は1:2:1であり、
前記第1の計算手段は、
前記固体撮像素子DGにより取得された画素の前記第1の明るさのR成分を、前記固体撮像素子DGにより取得された画素の周辺画素の前記第1の明るさのR成分及びG成分を用いた補間計算を行うことで求め、
前記固体撮像素子DGにより取得された画素の前記第1の明るさのB成分を、前記固体撮像素子DGにより取得された画素の周辺画素の前記第1の明るさのB成分及びG成分を用いた補間計算を行うことで求め、
前記第2の計算手段は、
前記固体撮像素子DGにより取得された画素の前記第2の明るさのR成分を、前記固体撮像素子DGにより取得された画素の周辺画素の前記第2の明るさのR成分及びG成分を用いた補間計算を行うことで求め、
前記固体撮像素子DGにより取得された画素の前記第2の明るさのB成分を、前記固体撮像素子DGにより取得された画素の周辺画素の前記第2の明るさのB成分及びG成分を用いた補間計算を行うことで求める
ことを特徴とする撮像装置。 - 前記第1の計算手段は、
前記固体撮像素子LRにより取得された画素の前記第1の明るさのR成分を、前記固体撮像素子LRにより取得された画素の周辺画素の前記第1の明るさのR成分及びG成分を用いた補間計算を行うことで求め、
前記固体撮像素子LRにより取得された画素の前記第1の明るさのB成分を、前記固体撮像素子LRにより取得された画素の周辺画素の前記第1の明るさのB成分及びG成分を用いた補間計算を行うことで求め、
前記第2の計算手段は、
前記固体撮像素子LRにより取得された画素の前記第2の明るさのR成分を、前記固体撮像素子DGにより取得された画素の前記カラー画像上における画素値とし、
前記固体撮像素子LRにより取得された画素の前記第2の明るさのB成分を、前記固体撮像素子LRにより取得された画素の周辺画素の前記第2の明るさのB成分及びG成分を用いた補間計算を行うことで求める
ことを特徴とする請求項2乃至8の何れか1項に記載の撮像装置。 - 前記第1の計算手段は、
前記固体撮像素子LBにより取得された画素の前記第1の明るさのR成分を、前記固体撮像素子LBにより取得された画素の周辺画素の前記第1の明るさのR成分及びG成分を用いた補間計算を行うことで求め、
前記固体撮像素子LBにより取得された画素の前記第1の明るさのB成分を、前記固体撮像素子LBにより取得された画素の周辺画素の前記第1の明るさのB成分及びG成分を用いた補間計算を行うことで求め、
前記第2の計算手段は、
前記固体撮像素子LBにより取得された画素の前記第2の明るさのR成分を、前記固体撮像素子LBにより取得された画素の周辺画素の前記第2の明るさのR成分及びG成分を用いた補間計算を行うことで求め、
前記固体撮像素子LBにより取得された画素の前記第2の明るさのB成分を、前記固体撮像素子LBにより取得された画素の前記カラー画像上における画素値とする
ことを特徴とする請求項2乃至9の何れか1項に記載の撮像装置。 - 前記第1の計算手段は、
前記固体撮像素子LGにより取得された画素の前記第1の明るさのR成分を、前記固体撮像素子LGにより取得された画素の周辺画素の前記第1の明るさのR成分及びG成分を用いた補間計算を行うことで求め、
前記固体撮像素子LGにより取得された画素の前記第1の明るさのB成分を、前記固体撮像素子LGにより取得された画素の周辺画素の前記第1の明るさのB成分及びG成分を用いた補間計算を行うことで求め、
前記第2の計算手段は、
前記固体撮像素子LGにより取得された画素の前記第2の明るさのR成分を、前記固体撮像素子LGにより取得された画素の周辺画素の前記第2の明るさのR成分及びG成分を用いた補間計算を行うことで求め、
前記固体撮像素子LGにより取得された画素の前記第2の明るさのB成分を、前記固体撮像素子LGにより取得された画素の周辺画素の前記第2の明るさのB成分及びG成分を用いた補間計算を行うことで求める
ことを特徴とする請求項2乃至10の何れか1項に記載の撮像装置。 - 前記第1の計算手段は、
前記固体撮像素子DRにより取得された画素の前記第1の明るさのR成分を、前記固体撮像素子DRにより取得された画素の前記カラー画像上における画素値とし、
前記固体撮像素子DRにより取得された画素の前記第1の明るさのB成分を、前記固体撮像素子DRにより取得された画素の周辺画素の前記第1の明るさのB成分及びG成分を用いた補間計算を行うことで求め、
前記第2の計算手段は、
前記固体撮像素子DRにより取得された画素の前記第2の明るさのR成分を、前記固体撮像素子DRにより取得された画素の周辺画素の前記第2の明るさのR成分及びG成分を用いた補間計算を行うことで求め、
前記固体撮像素子DRにより取得された画素の前記第2の明るさのB成分を、前記固体撮像素子DRにより取得された画素の前記カラー画像上における画素値とする
ことを特徴とする請求項2乃至11の何れか1項に記載の撮像装置。 - 前記第1の計算手段は、
前記固体撮像素子DBにより取得された画素の前記第1の明るさのR成分を、前記固体撮像素子DBにより取得された画素の周辺画素の前記第1の明るさのR成分及びG成分を用いた補間計算を行うことで求め、
前記固体撮像素子DBにより取得された画素の前記第1の明るさのB成分を、前記固体撮像素子DBにより取得された画素の前記カラー画像上における画素値とし、
前記第2の計算手段は、
前記固体撮像素子DBにより取得された画素の前記第2の明るさのR成分を、前記固体撮像素子DBにより取得された画素の周辺画素の前記第2の明るさのR成分及びG成分を用いた補間計算を行うことで求め、
前記固体撮像素子DBにより取得された画素の前記第2の明るさのB成分を、前記固体撮像素子DBにより取得された画素の周辺画素の前記第2の明るさのB成分及びG成分を用いた補間計算を行うことで求める
ことを特徴とする請求項2乃至12の何れか1項に記載の撮像装置。 - 第1の感度で色成分を取得する固体撮像素子と、該第1の感度よりも高い第2の感度で色成分を取得する固体撮像素子と、が2次元的に配されたイメージセンサが搭載された撮像装置の制御方法であって、
前記撮像装置の第1の計算手段が、注目画素の前記第1の感度の色成分を、該注目画素の周囲の第1の画素における前記第1の感度で取得した第1の色成分と該注目画素の周囲の第2の画素における前記第1の感度で取得した第2の色成分とを用いた補間計算を行うことで求める第1の計算工程と、
前記撮像装置の第2の計算手段が、前記注目画素の前記第2の感度の色成分を、該注目画素の周囲の第3の画素における前記第2の感度で取得した第3の色成分と該注目画素の周囲の第4の画素における前記第2の感度で取得した第4の色成分とを用いた補間計算を行うことで求める第2の計算工程と、
前記撮像装置の出力手段が、前記第1の計算工程と前記第2の計算工程とによって全ての画素の色成分が確定したカラー画像を出力する工程と、
前記撮像装置の判断手段が、前記注目画素における前記第1の感度で取得した色成分が飽和しているか否かを判断する判断工程と、
前記撮像装置の第3の計算手段が、前記判断工程で、前記注目画素における前記第1の感度で取得した色成分が飽和していると判断された場合、前記注目画素における前記第1の感度の色成分を、前記第2の感度の色成分から求める第3の計算工程と
を備えることを特徴とする撮像装置の制御方法。 - 第1の感度で色成分を取得する固体撮像素子と、該第1の感度よりも高い第2の感度で色成分を取得する固体撮像素子と、が2次元的に配されたイメージセンサが搭載された撮像装置の制御方法であって、
前記撮像装置の第1の計算手段が、注目画素の前記第1の感度の色成分を、該注目画素の周囲の第1の画素における前記第1の感度で取得した第1の色成分と該注目画素の周囲の第2の画素における前記第1の感度で取得した第2の色成分とを用いた補間計算を行うことで求める第1の計算工程と、
前記撮像装置の第2の計算手段が、前記注目画素の前記第2の感度の色成分を、該注目画素の周囲の第3の画素における前記第2の感度で取得した第3の色成分と該注目画素の周囲の第4の画素における前記第2の感度で取得した第4の色成分とを用いた補間計算を行うことで求める第2の計算工程と、
前記撮像装置の出力手段が、前記第1の計算工程と前記第2の計算工程とによって全ての画素の色成分が確定したカラー画像を出力する工程と、
前記撮像装置の判断手段が、前記注目画素における前記第1の感度で取得した色成分が飽和しているか否かを判断する判断工程と、
前記撮像装置の第3の計算手段が、前記判断工程で、前記注目画素における前記第1の感度で取得した色成分が飽和していると判断された場合、前記注目画素における前記第1の感度の色成分を、前記第2の感度の色成分から求める第3の計算工程と
を備え、
前記第1の感度で色成分を取得する固体撮像素子は、第1の明るさでR成分を取得する固体撮像素子DRと、前記第1の明るさでG成分を取得する固体撮像素子DGと、前記第1の明るさでB成分を取得する固体撮像素子DBと、からなり、
前記第2の感度で色成分を取得する固体撮像素子は、前記第1の明るさよりも明るい第2の明るさでR成分を取得する固体撮像素子LRと、前記第2の明るさでG成分を取得する固体撮像素子LGと、前記第2の明るさでB成分を取得する固体撮像素子LBと、からなり、
前記イメージセンサには、
前記固体撮像素子DGと前記固体撮像素子LGとから成る固体撮像素子列が1列おきに配されており、
前記固体撮像素子DR、前記固体撮像素子DG、前記固体撮像素子DB、の数の比は1:2:1であり、前記固体撮像素子LR、前記固体撮像素子LG、前記固体撮像素子LBの数の比は1:2:1であり、
前記第1の計算工程では、
前記固体撮像素子DGにより取得された画素の前記第1の明るさのR成分を、前記固体撮像素子DGにより取得された画素の周辺画素の前記第1の明るさのR成分及びG成分を用いた補間計算を行うことで求め、
前記固体撮像素子DGにより取得された画素の前記第1の明るさのB成分を、前記固体撮像素子DGにより取得された画素の周辺画素の前記第1の明るさのB成分及びG成分を用いた補間計算を行うことで求め、
前記第2の計算工程では、
前記固体撮像素子DGにより取得された画素の前記第2の明るさのR成分を、前記固体撮像素子DGにより取得された画素の周辺画素の前記第2の明るさのR成分及びG成分を用いた補間計算を行うことで求め、
前記固体撮像素子DGにより取得された画素の前記第2の明るさのB成分を、前記固体撮像素子DGにより取得された画素の周辺画素の前記第2の明るさのB成分及びG成分を用いた補間計算を行うことで求める
ことを特徴とする撮像装置の制御方法。
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2011
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