JP2011170930A - 情報再生方法及び装置、並びに光ディスク装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】再生波形を処理する情報再生装置において、適応型フィルタ(4)とPRML回路(5)とを有し、ビタビ復号回路(6)で最尤推定された2値データを元に適応型フィルタの目標波形を生成するPRデコーダ(7)を設け、目標波形と再生波形との差分である誤差信号に対して、最短データ長付近(2T,3T)において、データ長の違いによる誤差信号の違いがより大きくなるように、調整を加える調整を行う調整器(12、14)を設ける。
【選択図】図9
Description
記録媒体からの再生信号に対してPRML方式により2値化データを生成する情報再生方法において、
PRML方式により生成された2値化データからパーシャルレスポンス波形を出力するステップと、
前記パーシャルレスポンス波形を目標波形として前記再生信号に対して適応的にフィルタ処理を施すステップと、
前記目標波形と前記適応型フィルタ処理によってフィルタリングされた波形との差分を誤差信号として前記適応型フィルタ処理にフィードバックするとき、データ長の違いに応じて前記誤差信号を調整する調整ステップとを備える
ことを特徴とする。
図1は、実施の形態1における光ディスク装置の全体構成を示す図である。なお、図1における矢印は、代表的な信号や情報の流れを示すものであり、光ディスク装置50を構成する各ブロックの接続関係のすべてを表すものではない。
wk(n+1)=wk(n)+2・μ・e(n)・x(n) ・・・(1)
で表される。このときe(n)は誤差信号であり、フィルタ後の再生波形のデータ列をy(n)、目標波形のデータ列をd(n)として、
e(n)=d(n)−y(n) ・・・(2)
で表される。誤差信号e(n)は、PRML回路5から出力される目標波形のデータ列y(n)と適応型フィルタ4から出力される再生波形のデータ列y(n)とを入力とする減算器9により求められる。式(1)及び(2)は、時刻nにおける瞬時自乗誤差e2(n)を最小とするアルゴリズムから導かれたものであり、この瞬時自乗誤差が時間的に平均化されるため、LMS(最小平均自乗)と呼ばれる。
次に実施の形態2の情報再生装置及び該装置を用いて実施の形態される情報再生方法について説明する。図9に本発明の実施の形態2の情報再生装置を示す。図示の情報再生装置は、実施の形態1に関して図5を参照して説明した情報再生装置と概して同じであるが、以下の点で異なる。実施の形態2の情報再生装置は、実施の形態1と同様に光ディスク装置の一部として利用されるものである。
例えば、−1,+1の点での誤差信号を1/2倍に、−2,+2の点での誤差信号を2倍にしたときの効果を図10に示す。図は、適応型フィルタ後の再生波形の各振幅値における分散を示しており、前記イコライズ処理によって、特に3Tに関わる−2,+2の点での分散が小さくなっていることが分かる。
Claims (19)
- 記録媒体からの再生信号に対してPRML方式により2値化データを生成する情報再生方法において、
PRML方式により生成された2値化データからパーシャルレスポンス波形を出力するステップと、
前記パーシャルレスポンス波形を目標波形として前記再生信号に対して適応的にフィルタ処理を施すステップと、
前記目標波形と前記適応型フィルタ処理によってフィルタリングされた波形との差分を誤差信号として前記適応型フィルタ処理にフィードバックするとき、データ長の違いに応じて前記誤差信号を調整する調整ステップとを備える
ことを特徴とする情報再生方法。 - 前記調整ステップにおいて、データ長が最短データ長付近において、データ長の違いによる前記誤差信号の違いをより大きくするように調整を行う
ことを特徴とする請求項1に記載の情報再生方法。 - 前記2値化データ列を用いて前記データ長を判定するデータ長判定ステップをさらに有し、
前記データ長判定ステップが、データ長が最短データ長付近のものであると判定したときに、前記調整ステップが前記誤差信号の違いをより大きくする調整を行う
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報再生方法。 - 前記調整ステップは、
前記パーシャルレスポンス波形における第1の特定の振幅値を有するデータの絶対値から第1の固定値を減算した値を絶対値とし、調整前のデータ値と同じ符号を有するデータ値を調整後のデータとすることで、前記誤差信号をより小さくする
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の情報再生方法。 - 前記調整ステップは、
前記パーシャルレスポンス波形における第2の特定の振幅値を有するデータの絶対値に第2の固定値を加算した値を絶対値とし、調整前のデータ値と同じ符号を有するデータ値を調整後のデータとすることで、前記誤差信号をより大きくする
ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の情報再生方法。 - 前記調整ステップは、前記パーシャルレスポンス波形において前記第1の特定の振幅値が現れたときの前記誤差信号に、1よりも小さい第1の固定係数を乗算することで、前記誤差信号をより小さくする
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の情報再生方法。 - 前記調整ステップは、前記パーシャルレスポンス波形において前記第2の特定の振幅値が現れたときの前記誤差信号に、1よりも大きい第2の固定係数を乗算することで、前記誤差信号をより大きくする
ことを特徴とする請求項1から3及び6のいずれか1項に記載の情報再生方法。 - 前記第1の特定の振幅値が、前記データ長が、最も短いものであるときに前記パーシャルレスポンス波形に現れる振幅値である
ことを特徴とする請求項4又は6に記載の情報再生方法。 - 前記第2の特定の振幅値が、前記データ長が、2番目に短いものであるときに前記パーシャルレスポンス波形に現れる振幅値である
ことを特徴とする請求項5又は7に記載の情報再生方法。 - 記録媒体からの再生信号に対してPRML方式により2値化データを生成する情報再生装置において、
PRML方式により生成された2値化データからパーシャルレスポンス波形を出力するパーシャルレスポンスデコーダと、
前記パーシャルレスポンス波形を目標波形として前記再生信号に対して適応的にフィルタ処理を施す適応型フィルタと、
前記目標波形と前記適応型フィルタによってフィルタリングされた波形との差分を誤差信号として前記適応型フィルタにフィードバックするとき、データ長の違いに応じて前記誤差信号を調整する調整手段とを備える
ことを特徴とする情報再生装置。 - 前記調整手段は、データ長が最短データ長付近において、データ長の違いによる、前記誤差信号の違いがより大きくなるように、調整を行う
ことを特徴とする請求項10に記載の情報再生装置。 - 前記2値化データ列を用いて前記データ長を判定するデータ長判定回路をさらに有し、
前記データ長判定回路が、データ長が最短データ長付近のものであると判定したときに、前記調整手段が前記誤差信号の違いをより大きくする調整を行う
ことを特徴とする請求項10又は11に記載の情報再生装置。 - 前記調整手段は、
前記パーシャルレスポンス波形における第1の特定の振幅値を有するデータの絶対値から第1の固定値を減算した値を絶対値とし、調整前のデータ値と同じ符号を有するデータ値を調整後のデータとすることで、前記誤差信号をより小さくする
ことを特徴とする請求項10から12のいずれか1項に記載の情報再生装置。 - 前記調整手段は、
前記パーシャルレスポンス波形における第2の特定の振幅値を有するデータの絶対値に第2の固定値を加算した値を絶対値とし、調整前のデータ値と同じ符号を有するデータ値を調整後のデータとすることで、前記誤差信号をより大きくする
ことを特徴とする請求項10から13のいずれか1項に記載の情報再生装置。 - 前記調整手段は、前記パーシャルレスポンス波形において前記第1の特定の振幅値が現れたときの前記誤差信号に、1よりも小さい第1の固定係数を乗算することで、前記誤差信号をより小さくする
ことを特徴とする請求項10から12のいずれか1項に記載の情報再生装置。 - 前記調整手段は、前記パーシャルレスポンス波形において前記第2の特定の振幅値が現れたときの前記誤差信号に、1よりも大きい第2の固定係数を乗算することで、前記誤差信号をより大きくする
ことを特徴とする請求項10から12及び15のいずれか1項に記載の情報再生装置。 - 前記第1の特定の振幅値が、前記データ長が、最も短いものであるときに前記パーシャルレスポンス波形に現れる振幅値である
ことを特徴とする請求項13又は15に記載の情報再生装置。 - 前記第2の特定の振幅値が、前記データ長が、2番目に短いものであるときに前記パーシャルレスポンス波形に現れる振幅値である
ことを特徴とする請求項14又は16に記載の情報再生装置。 - 請求項10から18のいずれか1項に記載の情報再生装置を備えたことを特徴とする光ディスク装置。
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