JP2011170760A - 情報処理装置、情報処理システム及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム及びプログラム Download PDF

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和志 金城
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Abstract

【課題】版が古いデータが最新版のデータとして使用されることを抑制できる。
【解決手段】格納先が指定されたデータが入力された場合に、該入力されたデータが該指定された格納先に格納されるように制御する配信ルール処理部52と、該指定された格納先に該入力されたデータより版が古いデータが格納されていた場合に、該版が古いデータが最新版のデータとして使用されないように、該入力されたデータが該格納先に格納される前に、該版が古いデータに対して予め定められた処理を実行する旧版化処理部57を備える。
【選択図】図13

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理システム及びプログラムに関する。
ユーザが参照するデータ識別子と、サーバ上のデータに割り当てられた識別子を区別して保管し、データ中の参照命令を用いて、データの実体が移動したことを判定し、保管された識別子を更新するデータ配信経路管理装置が知られている(特許文献1参照。)。
データが変更された場合に、変更前のデータと変更後のデータの関係を管理するデータ管理システムであって、一又は二以上のデータと、データの動作を阻害しない形式でそれぞれのデータに埋め込まれたIDを記憶するデータ記憶装置と、データが変更されると、データの変更情報を第二の処理装置に送信し、第二の処理装置から受信したIDの変更情報に基づき、データ記憶装置におけるIDを更新する第一の処理装置と、データの変更情報に基づき、データのIDを変更し、このIDの変更情報を第一の処理装置に送信する第二の処理装置を有するデータ管理システムが知られている(特許文献2参照。)。
最初は図番(及び版数)により図面登録し利用部門への配布を行わず、図面登録後に利用部門からの要求に従って配布すると配布先情報を図番(及び版数)及び配布先に対応して記憶しておき、その後改版登録が発生した場合に当該図番(及び版数)により対応した配布先情報を出力する図番配布システムも知られている(特許文献3参照。)。
特開平11−102337公報 特開2009−116744公報 特開平08−16757公報
本発明は、本発明の構成を有しない場合に比べて、版が古いデータが最新版のデータとして使用されることを抑制できる情報処理装置、情報処理システム及びプログラムを提供することを目的とする。
請求項1の発明は、格納先が指定されたデータが入力された場合に、前記入力されたデータが前記指定された格納先に格納されるように制御する制御手段と、前記指定された格納先に前記入力されたデータより版が古いデータが格納されていた場合に、前記版が古いデータが最新版のデータとして使用されないように、前記入力されたデータが前記格納先に格納される前に、前記版が古いデータに対して予め定められた処理を実行する処理手段と、を備えた情報処理装置である。
請求項2の発明は、請求項1記載の情報処理装置において、版管理対象のデータを特定するための特定情報を設定する特定情報設定手段と、入力されたデータを識別する識別情報を取得する取得手段と、前記特定情報設定手段で設定された特定情報と前記取得手段で取得された識別情報とが対応しているか否かを判定する判定手段と、を更に備え、前記処理手段は、前記判定手段により前記特定情報設定手段で設定された特定情報と前記取得手段で取得された識別情報とが対応していると判定され且つ前記指定された格納先に前記入力されたデータより版が古いデータが格納されていた場合に、前記入力されたデータが前記格納先に格納される前に、前記予め定められた処理を実行する。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置において、前記版が古いデータが最新版のデータとして使用されないように前記処理手段が実行する処理の内容を前記指定された格納先毎に設定する処理内容設定手段と、前記処理手段は、前記予め定められた処理として、前記指定された格納先に応じて前記処理内容設定手段で設定された内容の処理を実行する。
請求項4の発明は、請求項1〜請求項3のいずれか1項記載の情報処理装置において、版管理対象のデータの格納先を示す情報を版毎に記憶する記憶手段と、前記制御手段により前記最新版のデータを格納した場合に、前記記憶手段の情報を更新する更新手段と、を更に備え、前記処理手段は、前記版毎に記憶された情報に基づいて前記指定された格納先に前記最新版のデータより版が古いデータが格納されているか否かを判断する判断手段を含む。
請求項5の発明は、書類を読み取る読取装置と、格納先が指定され且つ前記読取装置で読み取られたデータが入力された場合に、前記入力されたデータが前記指定された格納先に格納されるように制御する制御手段、及び前記指定された格納先に前記入力されたデータより版が古いデータが格納されていた場合に、前記版が古いデータが最新版のデータとして使用されないように、前記入力されたデータが前記格納先に格納される前に、前記版が古いデータに対して予め定められた処理を実行する処理手段を備えた情報処理装置と、を有する情報処理システムである。
請求項6の発明は、コンピュータを、格納先が指定されたデータが入力された場合に、前記入力されたデータが前記指定された格納先に格納されるように制御する制御手段、及び前記指定された格納先に前記入力されたデータより版が古いデータが格納されていた場合に、前記版が古いデータが最新版のデータとして使用されないように、前記入力されたデータが前記格納先に格納される前に、前記版が古いデータに対して予め定められた処理を実行する処理手段、として機能させるためのプログラムである。
請求項1に記載の発明によれば、本構成を有しない場合に比べて、版が古いデータが最新版のデータとして使用されることを抑制できる。
請求項2に記載の発明によれば、全てのデータを版管理対象として処理する場合に比べて効率化できる。
請求項3に記載の発明によれば、一律に処理する場合に比べてユーザの希望に添った内容で処理できる。
請求項4に記載の発明によれば、本構成を有しない場合に比べて、入力されたデータより版が古いデータが格納されているか否かを容易に判断できる。
請求項5に記載の発明によれば、版が古いデータが最新版のデータとして使用されることを抑制できる。
請求項6に記載の発明によれば、版が古いデータが最新版のデータとして使用されることを抑制できる。
複数のクライアント装置、読取装置、及び配信サーバが通信手段を介して接続されている状態を示す図である。 配信サーバの構成の一例を示す図である。 読取装置の構成の一例を示す図である。 配信ルールを説明する説明図である。 配信サーバにより行われる版管理のフローチャートを示す図である。 版管理ルールの具体例を示す図である。 図6の版管理ルールに対応する版管理情報の具体例を示す図である。 図6の版管理ルールに対応する版管理情報の具体例を示す図である。 図6の版管理ルールに対応する版管理情報の具体例を示す図である。 図6の版管理ルールに対応する版管理情報の具体例を示す図である。 版管理ルールの他の例を示す図である。 図11の版管理ルールに対応する版管理情報の具体例を示す図である。 配信サーバの配信制御部の詳細な機能構成を表したブロック図である。
以下、図面を参照して、実施の形態について詳細に説明する。
本実施の形態では、図1に示すように、複数のクライアント装置10、読取装置12、及び配信サーバ14が通信手段16を介して接続されている。なお、通信手段16は、公衆回線であってもよいし、インターネット、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等のネットワークであってもよい。また、通信手段16を、無線の通信手段としてもよいし、有線の通信手段としてもよい。更にまた、図示は省略するが、読取装置12が通信手段16を介さずに直接配信サーバ14に接続されていてもよい。
クライアント装置10の各々には、後述する配信ルールに応じて配信サーバ14からデータが配信される(以下、配信されるデータをファイルと呼称する)。また、クライアント装置10の各々は、配信サーバ14が配信するファイルを、後述する配信ルールで予め指定された記憶領域(例えば、クライアント装置10内部に設けられたフォルダであってもよいし、ユーザが通信手段16を介して配信サーバ14に設けられた、複数のユーザが利用可能な記憶領域(共有フォルダ)であってもよい)に格納したりする機能も有する。
読取装置12は、画像を読み取る読取機能を有しており、例えば、請求書や報告書などの書類を読み取って電子化したファイルを、読取装置12内に予め設けられた記憶領域(フォルダ)等に記憶する。なお、読取装置12に装備されたソフトウェアによっては、フォルダをモニタし、フォルダにファイルが格納されると、該格納されたファイルを配信サーバ14に転送したりする場合もある。
配信サーバ14は、クライアント装置10から(上記共有フォルダ等に)入力されたファイル或いは読取装置12で読み取って得られたファイルを取得して、予め定められた配信ルールに従って処理し、且つ該配信ルールにおいて指定された格納先に格納(以下、配信ともいう)する。配信ルールについては後述する。なお、格納先は、クライアント装置10に設けられた記憶領域であってもよいし、配信サーバ14内に設けられた記憶領域であってもよい。
図2は、配信サーバ14の構成の一例を示す図である。
本実施の形態の配信サーバ14は、CPU(Central Processing Unit)20、ROM(Read Only Memory)21、RAM(Random Access Memory)22、HDD(Hard Disk Drive)23、UI(User Interface)24、及び通信IF(Interface)26がバス26を介して接続されて構成されている。
CPU20は、ROM21やHDD23に記憶されているプログラムを実行し、配信サーバ14全体の動作を制御する。ROM21には、CPU20が実行するプログラム(図5に示す処理ルーチンのプログラム等を含む)やCPU20の処理に必要な情報等が記憶されている。RAM22は、ワークメモリとして使用される。
HDD23には、CPU20が実行するプログラム、様々な設定情報やファイルが記憶されている。なお、後述する配信ルール、版管理ルール、及び版管理情報は、HDD23の予め定められた記憶領域に記憶される。
なお、CPU20が実行するプログラムを記憶するための記憶媒体は、HDD23やROM21に限定されない。例えば、フレキシブルディスクやDVDディスク、光磁気ディスクやUSBメモリ(ユニバーサルシリアルバスメモリ)等(不図示)であってもよいし、通信手段16に接続された他の装置の記憶装置であってもよい。
UI24は、表示装置及び操作装置から構成される。表示装置は、例えば、液晶ディスプレイ等により構成され、CPU20の制御により各種画像やメッセージ等を表示する。また、操作装置は、例えば、キーボードやマウス等により構成され、ユーザが操作装置を操作することより各種情報が指定される。
通信IF25は、通信手段16を介して他の装置と通信を行うためのインタフェースである。
なお、前述したクライアント装置10も、配信サーバ14と同様の構成である。ただし、クライアント装置10でCPUが実行するプログラムには、クライアント装置10全体を制御するプログラムが含まれ、またクライアント装置10のHDD23やRAM22には、配信サーバ14から配信されたファイルを格納するための領域が確保されている。
図3は、読取装置12の構成の一例を示す図である。
読取装置12は、CPU(Central Processing Unit)30、ROM(Read Only Memory)31、RAM(Random Access Memory)32、通信IF(Interface)33、及び読取部34がバス35を介して接続されて構成されている。
CPU30は、ROM31に記憶されているプログラム(例えば、読取部34で書類を読み取って電子化したファイルを、ユーザにより指定されたフォルダ或いは予め定められたフォルダに格納するためのプログラムなどを含む)実行し、読取装置12全体の動作を制御する。ROM31には、CPU30が実行するプログラムやCPU30の処理に必要な情報等が記憶されている。RAM32は、ワークメモリとして使用される。
なお、CPU30が実行するプログラムを記憶するための記憶媒体は、ROM31に限定されない。例えば、フレキシブルディスクやDVDディスク、光磁気ディスクやUSB(ユニバーサルシリアルバス)メモリ等(不図示)であってもよい。
通信IF33は、通信手段16を介して他の装置と通信を行うためのインタフェースである。
読取部34は、不図示のプラテンガラスに置かれた書類をCCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の撮像素子により読み取ったり、自動原稿送り部に置かれた書類を撮像素子まで搬送して読み取ったりする。読み取って得られた上記書類の画像を表すファイルは、予め定められた或いはユーザにより指定されたフォルダに出力され格納される。
次に、本実施の形態における配信及び版管理の流れを説明する。
<配信ルール及び版管理ルールの設定>
配信サーバ14の管理者は、配信サーバ14のUI24を操作して、配信対象となるファイルの入力から配信(格納)までの流れを規定する配信ルールを設定する。具体的には、管理者は、配信対象のファイルが入力されるフォルダと、配信対象に対して予め定められた処理を行う機能単位(プラグイン)の組み合わせ及び順序と、各プラグインの動作を規定するパラメータとを指定して設定することにより配信ルールを設定する。
例えば、配信対象の書類が読取装置12で読み取られて得られたファイルが予め定められたフォルダに入力されると、該フォルダからファイルを取得し、該取得したファイルに対してOCR(Optical Character Recognition、文字認識)処理を行い、OCR処理して得られたファイルを第1の格納先に格納し、その後、該ファイルを第2の格納先に格納する配信ルールを設定する場合には、管理者は、配信対象のファイルが入力されるフォルダを指定(フォルダA)して、フォルダAからファイルを取得するプラグイン(プラグインB)を指定し、プラグインBからファイルを受け取ってOCR処理を行うプラグイン(プラグインC)を指定し、プラグインCからOCR処理して得られたファイルを第1の格納先に格納するプラグイン(プラグインD)を指定し、プラグインDの後に第2の格納先に格納するプラグイン(プラグインE)を指定する(図4も参照。)。なお、図4では、フォルダAが矩形で示され、各プラグインが円形で示されている。
また、各プラグインの動作を規定するパラメータ、例えば、プラグインBについてはフォルダAのアドレス、プラグインCについては、OCR処理するときの解像度、認識エリア、OCR処理後のファイルフォーマット等、プラグインDについては、第1の格納先のアドレス、プラグインEについては、第2の格納先のアドレス、等がパラメータとして設定される。なお、ファイルを格納する機能を有するプラグインに対して、複数の格納先が指定されていてもよい。
こうして指定された配信ルールは、配信ルールを識別する配信ルール識別情報が付与された状態で、HDD23等に設けられた予め定められた記憶領域に記憶されることにより設定される。なお、管理者に配信ルールを指定させ配信ルールを設定するためのプログラムは、予め配信サーバ14のHDD23等に記憶されており、CPU20がこれを実行することで、管理者がUI24から配信ルールを指定して設定することが可能に構成されている。
配信サーバ14は、配信ルールに従って配信を制御すると共に、後述する版管理ルールに従って版管理を行う機能(配信制御部40)を有している。配信制御部40は、CPU20が配信制御及び版管理のプログラム(図5も参照。)を実行することにより実現する機能である。
管理者は、配信ルールを設定した後は、該配信ルールに対して版管理ルールを設定する。本実施の形態では、配信サーバ14は、図5に示すように、配信するファイルのバージョン(版)を管理する。この版管理のルールを定めたものが版管理ルールである。
本実施の形態では、管理者は、以下に示す版管理ルールを規定する情報を指定する。具体的には、まず版管理するか否か指定する。管理者が、「版管理する」と指定した場合には、配信ルールに従って配信されるファイルの版が管理される。また、「版管理しない」と指定した場合には、配信はされるが版管理は行われない。
管理者が、「版管理する」と指定した場合には、更に、版管理箇所、ファイル識別情報取得先、版特定情報、及び旧版化処理方法を指定する。
版管理箇所には、配信ルールで指定された、配信対象のファイルを配信するプラグインを指定する。図4に示す例では、プラグインD及びプラグインEの2つが指定される。なお、配信対象のファイルを配信するプラグインであっても、版管理の対象としない場合には、該プラグインは指定されない。
ファイル識別情報取得先には、版管理を行う対象のファイル(以下、版管理対象のファイル)を識別するためのファイル識別情報を取得するプラグインを指定する。ファイル識別情報は、配信ルールにおける配信対象のファイルに付属する属性情報(例えば、ファイルに付与されたファイル名、ファイルを作成した作成者名、ファイルの作成日等)であってもよいし、ファイルに含まれる情報(例えば、OCR処理した後のファイルの1ページ目の部分に含まれる文字情報等)であってもよい。本実施の形態では、取得したファイル識別情報と版特定情報とを比較して対応しているか否かを判定し、対応していると判定した場合には、配信対象のファイルが版管理対象のファイルとして版管理を行うようにしている。また、本実施の形態では、配信ルールで指定されたいずれかのプラグインの機能によってファイル識別情報を取得する。より詳述すると、プラグインの機能によっては、ファイルに付属する予め定められた属性情報を取得し、処理済みのファイルと共に次のプラグインに渡すものがある。また、プラグインの機能により生成されたファイルにファイル識別情報が含まれる場合もある。従って、ここでは、取得したいファイル識別情報を取得する機能を有するプラグインを指定するようにしている。
版特定情報は、版管理対象のファイルを特定する情報であって、上記ファイル識別情報と比較される情報である。版特定情報を指定した場合には、指定した版特定情報に対応するファイル識別情報を有するファイルが版管理対象となる。版特定情報を指定しなかった場合には、全てのファイルが版管理対象となる。詳細は後述する。なお、版特定情報は複数指定可能に構成されている。
旧版化処理方法には、版が古いファイルに対してどのような処理を行うかが指定される。本実施の形態では、版管理対象のファイルが新しく入力され、指定された格納先に版が古く且つ旧版化処理(版が古いファイルに対して、版が古いファイルが最新版のファイルとして使用されないように行われる処理)が未処理のファイルが格納されていた場合に、該入力されたファイルが上記指定された格納先に格納される前に旧版化処理を行うが、この処理方法がここで指定される。なお、旧版化処理方法を版特定情報毎或いはプラグイン毎に指定するようにしてもよい。
こうして指定された版管理ルールは、配信ルール識別情報に対応付けられて、HDD23等の予め定められた記憶領域に記憶されることにより設定される。なお、版管理ルールを設定するためのプログラムは、予め配信サーバ14のHDD23等に記憶されており、CPU20がこれを実行することで、管理者がUI24から版管理ルールを指定して設定することが可能に構成されている。
なお、詳細は後述するが、版管理対象のファイルについては、最新版のファイルが指定された格納先に格納(配信)される度に版が更新されるため、各版毎に版管理情報がHDD23等の記憶手段の予め定められた記憶領域に記憶される。版管理情報は、版特定情報、版を示す版情報、及び該版情報が示す版のファイルを格納した格納先情報を含む。
以下では、社員の週報を示すファイルが予め定められた共有フォルダに入力されると、これを上司のクライアント装置10の指定されたフォルダに配信する配信ルールを例に挙げて説明する。また、入力されるファイルの名前は、「××週報」(××は社員名)という規則で付与されているものとする。
図6に、版管理ルールの具体例を示す。図6において、版管理箇所41には、配信ルール識別情報「1」が付与された配信ルールにおけるプラグインBが指定されている。また、ファイル識別情報取得先42には、プラグインAで取得される属性情報α(ここでは、ファイルに付与されたファイル名の先頭2文字とする。すなわち上記「××週報」の××部分)が、ファイル識別情報として取得されることが指定されている。
また、版特定情報43には、金城、山田という2つの版特定情報が指定されている。なお、版特定情報43が指定されない場合には、配信対象のファイル全てが版管理対象となる。
旧版化処理方法44には、配信ルールに指定されている格納先に格納されている古い版のファイルに、配信日などの日付を付加したファイル名を付与してOldフォルダに移動する、とする内容が指定されている。
<配信制御>
ユーザは、上記配信ルールを起動させるために、ファイルを入力する。例えば、クライアント装置10をユーザが操作して通信手段16を介して配信サーバ14に設けられた予め定められた共有フォルダに最新版のファイルを格納したり、ユーザが読取装置12を操作して請求書や報告書などの書類を読み取らせて得られたファイルを読取装置12内の予め設けられたフォルダ等に記憶させたりする等、配信ルールで規定されるフォルダに配信対象のファイルを入力する。なお、ユーザは配信対象のファイルを入力するときに配信ルール識別情報を指定する。指定された配信ルール識別情報は、配信サーバ14の配信制御部40で受け付け、配信ルール識別情報が示す配信ルールを呼び出して、配信プロセスを開始する(配信ルール起動)。配信制御部40は、配信ルールに規定されたプラグインを順次呼び出し(プラグインのソフトウェアを順次起動して)、前段のプラグインから受け取った処理済みのファイルや属性情報等を次のプラグインに渡して、順次処理が行われるよう制御する。なお、プラグインのソフトウェアは、配信サーバ14のHDD23等の記憶手段に記憶されていてもよいし、不図示の他のコンピュータに記憶され、他のコンピュータでプラグインの機能が実行されてもよい。
<版管理>
配信制御部40は、配信ルールに従って配信制御しつつ、版管理ルールに従って版管理を行う。なお、版管理をしない、とする指定があった場合以外は、図5に示す版管理処理ルーチンを実行する。図5は、版管理に着目したフローチャートであり、配信制御の詳細は割愛されている。また、なお、本実施の形態では、配信ルールに基づいて新たに入力されたファイルを最新版のファイルとして扱うものとする。
ここで、まず、図5と共に、図6、図7及び図8を参照して具体例を挙げながら、版特定情報が指定されている場合の版管理の流れを説明する。
配信制御部40は、配信ルールに従って、版管理ルールにおいてファイル識別情報取得先として指定されたプラグインを起動すると、ステップ100で、該プラグインにより取得されるファイル識別情報を取得してRAM22に記憶する。図6に示す版管理ルールでは、プラグインAで取得される属性情報αを取得する。なお、ここでは、「金城」というファイル識別情報が取得されたものとして説明する。
ステップ102では、版管理ルールにおいて版特定情報が指定されているか否かを判定する。ここで、版管理ルールにおいて版特定情報が指定されていると判定した場合には、ステップ104で、上記取得したファイル識別情報と版特定情報とを比較する。ステップ106では、ファイル識別情報と版特定情報とが対応していれば、配信対象のファイルが版管理対象のファイルであると判定し、ファイル識別情報と版特定情報とが対応していなければ、配信対象のファイルが版管理対象のファイルではないと判定する。ファイル識別情報と版特定情報とが対応している場合とは、指定された版特定情報のいずれかと一致している場合であってもよいし、ファイル識別情報及び版特定情報の予め定められた位置の文字(例えば、先頭の2文字など)が一致している場合であってもよいし、一致している文字数が予め定められた数以上の場合であってもよい。
ここでは、ファイル識別情報と版特定情報のいずれかとが一致していれば、ステップ106で肯定判定されるとして説明する。例えば、図6に示すように、版特定情報に「金城」が含まれていれば、ステップ100で取得したファイル識別情報と一致するため、ここでは肯定判定される。
なお、ステップ106で否定判定された場合には、ステップ120に進み、配信対象のファイルを版管理せずにそのまま配信ルールに従って指定された格納先にファイルを格納(配信)する。なお、指定された格納先に対するアクセス権は予め配信制御部40に付与されているものとする。
また、ステップ106で肯定判定された場合には、次のステップ108で、版管理ルールにおいて指定された版特定情報に対応する版管理情報を取得する(読み出す)。
ここで版管理情報について説明する。配信制御部40による版管理により、版管理対象のファイルについては、最新版のファイルが指定された格納先に格納(配信)される度に版が更新され、各版毎に版管理情報がHDD23等の記憶手段の予め定められた記憶領域に記憶される。版管理情報は、配信ルールが一度も実行されていない初期段階では、何も記憶されていない状態であるが、一端配信されれば、版特定情報毎の版管理情報が記憶される。
図7に版管理情報の一例を示す。図7において、版特定情報43の「金城」に対応して、版情報45「最新」及び格納先情報46「//Shared/週報/金城週報.doc」が記憶されている。本実施の形態では、格納先情報を、階層構造(パス名)で記憶している。例えば、図7において、格納先情報46「//Shared/週報/金城週報.doc」により、「金城週報.doc」というファイル名の最新版のファイルが、フォルダ「Shared」の下のフォルダ「週報」に記憶されていることがわかる。
ステップ110では、旧版化処理が未処理の旧版ファイル(入力された最新版のファイルより版が古いファイル)が指定された格納先に記憶されているか否か判定する。ステップ110で肯定判定された場合には、ステップ112に進む。
ステップ112では、旧版化処理を行う。例えば、図6に示すように旧版化処理が指定されていた場合には、フォルダ「Shared」の下のフォルダ「週報」の下に「old」のフォルダを作成し(既にoldのフォルダがある場合にはフォルダ作成の処理は不要である)、フォルダ「Shared」の下のフォルダ「週報」に既に記憶されている古い版のファイルのファイル名「金城週報.doc」を、日付(例えば最新版の配信日)を追加したファイル名(例えば「金城週報(090713).doc」)に変更し、このファイルを「old」のフォルダに移動する。なお、配信制御部40には、予め、フォルダ「Shared」以下のフォルダに対するアクセス権が付与されているものとする。
ステップ114では、上記旧版化処理に応じて版管理情報を更新する。具体的には、版特定情報「金城」に対応させて、版情報「1つ前」及び格納先情報「//Shared/週報/old/金城週報(090713).doc」が新たに追加される。版情報「最新」及びこれに対応する格納先情報は削除される。
ステップ116では、配信ルールに従って、指定された格納先に最新版のファイルを格納する。なお、指定された格納先に対するアクセス権は予め配信制御部40に付与されているものとする。
ステップ118では、版管理情報を更新する。具体的には、例えば、版特定情報「金城」についての最新版のファイルが、指定された格納先(例えば、フォルダ「Shared」の下のフォルダ「週報」)に格納された場合には、版特定情報「金城」に対応させて、版情報「最新」及び格納先情報「//Shared/週報/金城週報.doc」が新たに追加される。
従って、最終的には、図7に示す版管理情報が、例えば図8に示すように更新される。
なお、ステップ110で否定判定された場合には、ステップ116にスキップし、上記と同様の処理を行う。
次に、図5と共に、図8、図9及び図10を参照して具体例を挙げながら、版管理ルールにおいて版特定情報が指定されていない場合の版管理の流れを説明する。版管理ルールは、図6に示す版管理ルールから版特定情報を除いたものとする。
配信制御部40は、配信ルールに従って、版管理ルールにおいてファイル識別情報取得先として指定されたプラグインを起動すると、ステップ100で、該プラグインにより取得されるファイル識別情報を取得してRAM22に記憶する。なお、ここでは、「加藤」というファイル識別情報が取得されたものとして説明する。
ステップ102で、版管理ルールにおいて版特定情報が指定されていないと判定された場合には、配信対象のファイル全てが版管理対象のファイルとなるため、ステップ104、106をスキップして、ステップ108に進む。
ステップ108では、(ここでは版特定情報が指定されていないため)全ての版管理情報を取得する(読み出す)。なお、ここでは、版管理情報の一例として、図8に示す版管理情報が記憶されているものとする。従って、ステップ108では、これらが読み出される。
ステップ110では、旧版化処理が未処理の旧版ファイルが指定された格納先に記憶されているか否か判定する。なお、図8に示す版管理情報では、「加藤」という版特定情報が存在しないため、ステップ110では否定判定され、ステップ116に進む。
ステップ116では、配信ルールに従って、指定された格納先に最新版のファイルを格納する。
ステップ118では、版管理情報を更新する。具体的には、現時点では、「加藤」というファイル識別情報に対応する版特定情報が存在しないため、「加藤」というファイル識別情報に対応する版特定情報「加藤」の項目を追加し、更に版特定情報「加藤」に対応させて、版情報「最新」及びステップ116における格納先を示す格納先情報「//Shared/週報/加藤週報.doc」を新たに追加して更新する。これにより、図8に示す版管理情報が、例えば図9に示すように更新される。
図9に示すように版管理情報が更新された後、その状態から更にファイル識別情報が「加藤」を示すファイルが入力された場合には、ステップ110で、肯定判定されるため、上記説明したようにステップ112で旧版化処理を行って、ステップ114で、版管理情報が更新される。具体的には、図10に示すように、版特定情報「加藤」に対応させて、版情報「1つ前」及び格納先情報「//Shared/週報/old/加藤週報(090730).doc」が新たに追加される。版情報「最新」及びこれに対応する格納先情報は削除される。
そして、上記のように、ステップ116で配信ルールに従って、指定された格納先に最新版のファイルを格納した後、ステップ118で、版管理情報を更新する。具体的には、例えば、版特定情報「加藤」についての最新版のファイルが、指定された格納先(例えば、フォルダ「Shared」の下のフォルダ「週報」)に格納された場合には、版特定情報「加藤」に対応させて、版情報「最新」及び格納先情報「//Shared/週報/加藤週報.doc」が新たに追加される。これにより、図9に示す版管理情報が、例えば図10に示すように更新される。
このように、本実施の形態では、版特定情報が指定されていない場合には、配信対象の全てが版管理対象となるため、入力されたファイルを配信する際に、該ファイルのファイル識別情報と版管理情報に含まれる版特定情報とを比較して版を判定し版管理を行う。より具体的には、版管理情報に配信対象のファイルのファイル識別情報に対応する版特定情報がまだ記憶されていない場合には、新たに版管理対象のファイルが入力されたとして、配信対象のファイルのファイル識別情報に対応する版特定情報の項目を追加し、該版特定情報に対応させて上記のように版情報及び格納先情報を記憶する。また、版管理情報に配信対象のファイルのファイル識別情報に対応する版特定情報が既に記憶されている場合には、該版特定情報に対応する版情報及び格納先情報を更新する。
なお、ここでは、ステップ114で1つ前の版の版管理情報を更新し、ステップ118で最新版の版管理情報を更新する例について説明したが、これに限定されず、例えば、ステップ118で、まとめて版管理情報を更新するようにしてもよい。また、最新版のファイルの格納先及びファイル名が毎回同じであるならば、ステップ114において、最新の版情報及びそれに対応する格納先情報を削除する処理は行わずに残しておき、ステップ114の後に行われるステップ118の処理は省略してもよい。
次に、別の具体例を挙げて説明する。
管理者が設定した配信ルールの一例を下記に示す。パラメータの設定については説明を省略する。なお、この配信ルール識別情報は「2」とする。
1)入力:スキャン入力(ここでは、設計部門のユーザが建築現場の設計書を読取装置12で読み取らせ、読み取って得られたファイルが指定されたフォルダに格納されることを想定)
2)処理:OCRプラグイン・・・指定された文書をOCR処理すると共に、OCR結果から予め定められた位置に形成された矩形領域に含まれる文字情報(ここでは設計書の種類)を抽出し、上記スキャンされて得られたファイルと共に後段のプラグインに渡す
3)配信:配信プラグイン・・・指定されたフォルダへ配信(格納)する(ここでは、建築現場の管理者に配信されることを想定)
この配信ルールに対して設定された版管理ルールの一例を下記に示す。
・版管理するか否か:する
・版管理箇所:配信ルール2の現場へ配信する配信プラグイン
・ファイル識別情報取得先:OCRプラグインで取得された設計書の種類
・版特定情報:ビルA、ビルB
・旧版化処理方法:名前を変更してOldフォルダへ移動。
図11に、上記版管理ルールを図示する。
なお、本具体例においても、取得したファイル識別情報が版特定情報のいずれか1つに対応(ここでは一致)していれば、そのファイルを版管理対象とし、また最新版として取り扱うこととする。
以下では、既に一度、ビルAの設計書のファイル及びビルBの設計書のファイルの配信が行われていることを前提として説明する。
設計部門ユーザは、ビルAの設計文書を手書きで修正し、読取装置12を利用して、スキャン入力する。スキャン入力されたファイルは、指定されたフォルダに格納される。読取装置12では、指定されたフォルダにファイルが格納されると、配信サーバ14に対して配信ルール識別情報を送信すると共に格納されたファイルを配信サーバ14に送信して、OCRプラグインに渡す。
配信サーバ14の配信制御部40は、OCRプラグインにより、指定された矩形領域から文字情報を取得する(上記ステップ100も参照)。この文字情報は設計書の種類を示し、かつファイル識別情報となる。配信制御部40は、ファイル識別情報と版特定情報とを比較して版管理対象であるか否かを判定する。ここで、上記取得されたファイル識別情報がビルA又はビルBに一致していれば、版管理対象であるため(ステップ106、Y)、これを最新版として取り扱う。ここでは、入力されたファイルのファイル識別情報がビルAである場合について説明する。
配信制御部40は、ビルAの以前配信されたファイルに対して、版管理ルールで指定された旧版化処理を実行する。ここでは、ビルAの1つ前の版のファイルに対してファイル名に日付を追加して、Design_1228.ctbとし、「//Shared/設計書/ビルA/old/」へ移動する(ステップ112も参照)。
その後、ビルAについての設計書の最新版のファイル(Design.ctb)を指定されたフォルダ「//Shared/設計書/ビルA/」へ格納する(ステップ116も参照)。
配信制御部40は、版管理情報を更新する(ステップ114,118も参照。)。
これにより、版管理情報は、図12に示すように変更される。
受信側の建築現場のユーザは、格納先「//Shared/設計書/ビルA」に格納されている設計書のファイルを最新版のファイルとして参照すればよい。版が古いファイルは、別の格納先に移動されているため、誤って最新版のファイルを開かずにすむ。
図13に、上記実施の形態に係る配信サーバ14の配信制御部40の詳細な機能構成を表したブロック図を示す。
配信ルール設定部50は、UI24に設定画面を表示して管理者にUI24から配信ルールを指定させ、該配信ルールが指定されると該指定された配信ルールを予め定められた記憶領域(配信ルール記憶部51)に記憶して配信ルールを設定する。
配信ルール記憶部51には、上述したように配信ルールが記憶される。
配信ルール処理部52は、配信ルール記憶部51に記憶されている配信ルールに基づいて、配信処理を制御する(ステップ116,120等に相当)。
版管理ルール設定部53は、UI24に設定画面を表示して管理者にUI24から版管理ルールを指定させ、該版管理ルールが指定されると該指定された版管理ルールを予め定められた記憶領域(版管理ルール記憶部54)に記憶して版管理ルールを設定する。
版管理ルール記憶部54には、上述したように版管理ルールが記憶される。
ファイル識別情報取得部55は、版管理ルールで指定されたプラグインで取得されたファイル識別情報を取得する(ステップ100に相当)。
版判定部56は、ファイル識別情報取得部55で取得されたファイル識別情報と版管理ルールで指定された版特定情報とを比較して、版管理対象のファイルか否かを判定する。版管理対象として判定されれば版管理が行われる。また、版判定部56は、版管理ルールに版特定情報の指定がない場合には、上記取得されたファイル識別情報と版管理情報に記憶されている版特定情報とを比較して、ファイル識別情報に対応する版特定情報が版管理情報内に存在するか否か判定する(ステップ102〜106に相当)。
旧版化処理部57は、版判定部56による比較結果に応じて、版管理ルールで指定された旧版化処理を行う(ステップ112に相当)。
版管理情報管理部58は、版判定部56による比較結果及び旧版化処理の内容に応じて、版管理情報記憶部59に記憶されている版管理情報を更新する(ステップ114,118に相当)。
なお、上記実施の形態では、図13に示す配信ルール記憶部51、版管理ルール記憶部54、及び版管理情報記憶部59以外の各機能を、配信サーバ14のCPU20がプログラムを実行して上記処理ルーチンを行うことにより実現する例について説明したが、これに限定されず、例えば、図13に示す各機能をハードウェアにより実現してもよい。
また、上記実施の形態において、更に、古い版のファイルに旧版化処理が行われた、或いは、最新版のファイルが格納されたことをユーザに通知するようにしてもよい。この通知は、版管理ルール内で設定するようにしてもよいし、予め配信制御部40が該通知を行うように構成されていてもよい。
また、旧版化処理方法は、上記実施の形態で説明した例に限定されない。例えば、以下に示す処理の少なくとも1つを旧版化処理として実行するようにしてもよい。
(1)旧版のファイルのファイル名を最新版と区別がつくよう変更する。
(2)旧版のファイルの格納先を最新版と異なる格納先に変更(ファイルの移動)する。
(3)旧版のファイルを削除する。
(4)旧版のファイルの格納先と最新版のファイルの格納先とが異なる場合に、旧版のファイルが格納されている格納先に、最新版のファイルへのショートカット(リンク)を作成する。
(5)旧版のファイルの格納先と最新版のファイルの格納先とが異なる場合に、旧版のファイルの先頭に、最新版のファイルの格納先を示す文字又は二次元コードを記載したページを挿入する。
(6)旧版のファイルの先頭に、旧版であることを示す文字又は二次元コードを記載したページを挿入する。
(7)旧版のファイルの格納先と最新版のファイルの格納先とが異なる場合に、旧版のファイルの最初のページに、最新版のファイルの格納先を示す文字又は二次元コードを挿入する。
(8)旧版のファイルの最初のページに、旧版であることを示す文字又は二次元コードを挿入する。
(9)旧版のファイルの格納先と最新版のファイルの格納先とが異なる場合に、旧版のファイに、最新版のファイルの格納先を示すアノテーションを追加する。
(10)旧版のファイルに、旧版であることを示すアノテーションを追加する。
(11)旧版のファイルの格納先と最新版のファイルの格納先とが異なる場合に、旧版のファイルのファイルフォーマットの属性情報を、最新版のファイルの格納先を示す属性情報に書換える。
(12)旧版のファイルのファイルフォーマットの属性情報を、旧版であることを示す属性情報に書換える。
(13)旧版のファイルの格納先に、旧版のファイルと共に、版管理情報が含まれる管理ファイル(例えばXMLファイル)を格納しておき、この管理ファイルを更新する。
なお、(13)により、旧版のファイルが閲覧ソフト等に読み込まれた際に、例えば管理ファイルを起動させるようプログラムを構成しておけば、その旧版のファイルが最新版でないことがユーザに明示されることになる。
なお、ユーザが版が古いファイルに対して操作中であって、旧版化処理を実行することができない場合は、予め定められた時間をおいてリトライするようにしてもよい。
また、旧版化処理方法を版特定情報毎、或いはプラグイン毎に設定するようにしてもよい。
また、上記実施の形態では、新たに入力されたファイルを最新版として扱う例について説明したが、これに限定されない。例えば、ファイル識別情報が、版特定情報と比較される文字列(第1の文字列)とバージョン(版)を識別するための文字列(第2の文字列)とで構成されていてもよい。すなわち、第1の文字列は版特定情報と比較して版管理対象であるか否かを判定するために用いられ、第2の文字列については、その版が最新版であるか否かを判定するために用いられる。具体的には、例えば、入力されたファイルから取得された第2の文字列が示す数が、過去入力されたファイルのファイル識別情報に含まれていた第2の文字列が示す数よりも大きな数であった場合などにおいて、該入力されたファイルを最新版のファイルとして扱い、上記図5で説明した流れで版管理を行うようにし、それ以外は、該入力されたファイルは版管理せずに破棄するようにしてもよい。この場合、第2の文字列についても版特定情報に対応付け、版管理情報として記憶しておくとよい。
また、このように最新版か否かを判定するための設定情報を版管理ルールに含めるようにしてもよい。
10 クライアント装置
12 読取装置
14 配信サーバ
16 通信手段
20 CPU
21 ROM
22 RAM
23 HDD
24 UI
25 通信IF
26 バス
30 CPU
31 ROM
32 RAM
33 通信IF
34 読取部
35 バス
40 配信制御部
50 配信ルール設定部
51 配信ルール記憶部
52 配信ルール処理部
53 版管理ルール設定部
54 版管理ルール記憶部
55 ファイル識別情報取得部
56 版判定部
57 旧版化処理部
58 版管理情報管理部
59 版管理情報記憶部

Claims (6)

  1. 格納先が指定されたデータが入力された場合に、前記入力されたデータが前記指定された格納先に格納されるように制御する制御手段と、
    前記指定された格納先に前記入力されたデータより版が古いデータが格納されていた場合に、前記版が古いデータが最新版のデータとして使用されないように、前記入力されたデータが前記格納先に格納される前に、前記版が古いデータに対して予め定められた処理を実行する処理手段と、
    を備えた情報処理装置。
  2. 版管理対象のデータを特定するための特定情報を設定する特定情報設定手段と、
    入力されたデータを識別する識別情報を取得する取得手段と、
    前記特定情報設定手段で設定された特定情報と前記取得手段で取得された識別情報とが対応しているか否かを判定する判定手段と、
    を更に備え、
    前記処理手段は、前記判定手段により前記特定情報設定手段で設定された特定情報と前記取得手段で取得された識別情報とが対応していると判定され且つ前記指定された格納先に前記入力されたデータより版が古いデータが格納されていた場合に、前記入力されたデータが前記格納先に格納される前に、前記予め定められた処理を実行する
    請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記版が古いデータが最新版のデータとして使用されないように前記処理手段が実行する処理の内容を前記指定された格納先毎に設定する処理内容設定手段と、
    前記処理手段は、前記予め定められた処理として、前記指定された格納先に応じて前記処理内容設定手段で設定された内容の処理を実行する
    請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 版管理対象のデータの格納先を示す情報を版毎に記憶する記憶手段と、
    前記制御手段により前記最新版のデータを格納した場合に、前記記憶手段の情報を更新する更新手段と、
    を更に備え、
    前記処理手段は、前記版毎に記憶された情報に基づいて前記指定された格納先に前記最新版のデータより版が古いデータが格納されているか否かを判断する判断手段を含む
    請求項1〜請求項3のいずれか1項記載の情報処理装置。
  5. 書類を読み取る読取装置と、
    格納先が指定され且つ前記読取装置で読み取られたデータが入力された場合に、前記入力されたデータが前記指定された格納先に格納されるように制御する制御手段、及び前記指定された格納先に前記入力されたデータより版が古いデータが格納されていた場合に、前記版が古いデータが最新版のデータとして使用されないように、前記入力されたデータが前記格納先に格納される前に、前記版が古いデータに対して予め定められた処理を実行する処理手段を備えた情報処理装置と、
    を有する情報処理システム。
  6. コンピュータを、
    格納先が指定されたデータが入力された場合に、前記入力されたデータが前記指定された格納先に格納されるように制御する制御手段、及び
    前記指定された格納先に前記入力されたデータより版が古いデータが格納されていた場合に、前記版が古いデータが最新版のデータとして使用されないように、前記入力されたデータが前記格納先に格納される前に、前記版が古いデータに対して予め定められた処理を実行する処理手段、
    として機能させるためのプログラム。
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JP2013069199A (ja) * 2011-09-26 2013-04-18 Nec Corp コンテンツ管理装置
JP2013120415A (ja) * 2011-12-06 2013-06-17 Canon Inc データ移行装置

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