JP2011170604A - 情報処理システムおよび処理プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】効率的に処理を行うことのできる情報処理システムを提供する。
【解決手段】通信回線を介して接続され、複数段階の省電力移行状態を有する複数の画像形成装置および情報処理装置と、情報の出力先としての画像形成装置の省電力移行状態を検出する検出手段と、検出結果に応じて出力先としての画像形成装置を用いるか、他の画像形成装置を用いるかを決定する決定手段と、他の画像形成装置を用いると決定された場合に、決定された他の画像形成装置に関する情報を取得する取得手段と、取得された情報に応じて、他の画像形成装置を省電力移行状態から出力可能な状態に移行させるように制御する制御手段とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理システムおよび処理プログラムに関するものである。
一般のオフィス等において、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置とプリンタ等の画像形成装置とをLAN等のネットワークで接続して、画像形成装置の共有使用や選択使用を行うことができる情報処理システムが構築されている。
このようなシステムにおいて、所定時間の経過等の条件で、使用しない機器について徐々に消費電力を下げる複数段階の省電力モードに移行させて、消費電力の低減を図る技術が種々提案されている。
例えば、特開2000−172474号公報では、ネットワーク上の装置の電源をサーバなどで集中管理する技術が開示されている。
また、特開2002−244833号公報では、省電力状態の装置の代わりに起動状態の装置が代理でサービス処理を行う代行処理システムが開示されている。
また、特開2003−89254号公報では、ステータス要求などの処理を、装置のCPUを起動させず専用のハードウェアによって自動的に応答することによって消費電力を低減させる技術が開示されている。
特開2000−172474号公報 特開2002−244833号公報 特開2003−89254号公報
本発明は、効率的に省電力管理を行うことのできる情報処理システムおよび処理プログラムを提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、請求項1の発明に係る情報処理システムは、通信回線を介して接続され、複数段階の省電力移行状態を有する複数の画像形成装置および情報処理装置と、情報の出力先としての画像形成装置の前記省電力移行状態を検出する検出手段と、該検出手段の検出結果に応じて前記出力先としての画像形成装置を用いるか、他の画像形成装置を用いるかを決定する決定手段と、該決定手段で他の画像形成装置を用いると決定された場合に、決定された前記他の画像形成装置に関する情報を取得する取得手段と、該取得手段で取得された情報に応じて、前記他の画像形成装置を前記省電力移行状態から出力可能な状態に移行させるように制御する制御手段とを備えることを特徴とする。
請求項2の発明に係る情報処理システムは、請求項1に記載の発明について、前記他の画像形成装置が前記省電力移行状態に移行する際に発信する移行状態通知信号を受信する受信手段と、前記取得手段により、前記他の画像形成装置に関する情報の要求があった場合に、前記受信手段で受信された前記移行状態通知信号に応じて、前記他の画像形成装置を代理して前記他の画像形成装置に関する情報を応答する代理応答手段とを備えることを特徴とする。
請求項3の発明に係る情報処理システムは、請求項1または請求項2の何れかに記載の発明について、前記取得手段は、前記通信回線に接続されている全ての装置に関する情報を取得すると共に、前記取得手段で取得された前記情報をデータベースとして保存する保存手段をさらに備え、前記制御手段は、前記保存手段に保存されているデータベースに基づいて前記他の画像形成装置を前記省電力移行状態から出力可能な状態に移行させるように制御することを特徴とする。
請求項4の発明に係る情報処理システムは、請求項1から請求項3の何れかに記載の発明について、前記決定手段で決定された前記他の画像形成装置が複数ある場合に、予め各画像形成装置に付与される優先度に応じて、用いる画像形成装置を選択する選択手段をさらに備えることを特徴とする。
請求項5の発明に係る処理プログラムは、情報の出力先としての画像形成装置の省電力移行状態を検出する検出過程と、検出結果に応じて出力先としての画像形成装置を用いるか、他の画像形成装置を用いるかを決定する決定過程と、該決定過程で他の画像形成装置を用いると決定された場合に、決定された前記他の画像形成装置に関する情報を取得する取得過程と、取得された情報に応じて、前記他の画像形成装置を前記省電力移行状態から出力可能な状態に移行させるように制御する制御過程とを演算手段に実行させることを特徴とする。
本発明によれば以下の効果を奏することができる。
すなわち、請求項1に記載の発明によれば、効率的に省電力管理を行う情報処理システムを提供することができる。
請求項2に記載の発明によれば、移行状態通知信号に応じて他の画像形成装置を代理して他の画像形成装置に関する情報を応答して、より効率的に省電力管理を行う情報処理システムを提供することができる。
請求項3に記載の発明によれば、保存手段に保存されているデータベースに基づいて他の画像形成装置の情報を省電力移行状態から出力可能な状態に移行させて、より効率的に省電力管理を行う情報処理システムを提供することができる。
請求項4に記載の発明によれば、予め各画像形成装置に付与される優先度に応じて用いる画像形成装置を選択して、より効率的に省電力管理を行う情報処理システムを提供することができる。
請求項5に記載の発明によれば、効率的に省電力管理を行う処理プログラムを提供することができる。
実施の形態に係る情報処理システムS1の構成を示す機能ブロック図である。 省電力モードのレベルを示す説明図である。 情報処理システムS1の動作例を示す説明図である。 情報処理システムS1の動作例を示す説明図である。 情報処理システムS1の動作例を示す説明図である。 情報処理システムS1の動作例を示す説明図である。 処理プログラムの処理手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の一例としての実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。ここで、添付図面において同一の部材には同一の符号を付しており、また、重複した説明は省略されている。なお、ここでの説明は本発明が実施される最良の形態であることから、本発明は当該形態に限定されるものではない。
図1から図7を参照して、本発明についての実施の形態に係る情報処理システムS1について説明する。
図1に示すように、本実施の形態に係る情報処理システムS1は、LAN等のネットワークNを介して接続されるパーソナルコンピュータで構成される3台の情報処理装置PC1〜PC3と、プリンタで構成される3台の画像形成装置PR1〜PR3とから構成される。
なお、情報処理装置および画像形成装置の接続台数は任意である。
また、情報処理装置PC3については、紙面の都合上、詳細な構成は省略しているが、情報処理装置PC1、PC2と同様の構成を有しているものとする。
各情報処理装置PC1〜PC3は、印刷データ等で構成される情報の出力先(印刷出力先)としての画像形成装置PR1〜PR3の省電力移行状態(省電力モードの移行状態)を検出する省電力モード検出部200(検出手段の一例)と、省電力モード検出部200の検出結果に応じて前記出力先としての画像形成装置(プリンタPR1〜PR3の何れか)を用いるか、他の画像形成装置(前記出力先以外のプリンタPR1〜PR3の何れか)を用いるかを決定するプリンタ決定部201(決定手段の一例)と、プリンタ決定部201で他の画像形成装置を用いると決定された場合に、決定された他の画像形成装置に関する情報を取得する情報取得部202(取得手段の一例)と、情報取得部202で取得された情報に応じて、他の画像形成装置を省電力モード移行状態から印刷出力可能な状態に移行させるように制御するマイクロコンピュータ等で構成される制御部204(制御手段の一例)とを備える。
また、情報取得部202は、ネットワークNに接続されている全ての装置に関する情報を取得すると共に、情報取得部202で取得された情報をデータベースとして保存するデータベース部203(保存手段の一例)を備えるようにしてもよい。
この場合、制御部204は、データベース部203に保存されているデータベースに基づいて他の画像形成装置を省電力モード移行状態から印刷出力可能な状態に移行させるように制御する。
また、プリンタ決定部201で決定された他の画像形成装置が複数台ある場合に、予め各画像形成装置(プリンタPR1〜PR3)に付与される優先度に応じて、用いる画像形成装置を選択するプリンタ選択部207(選択手段の一例)を備えるようにしてもよい。
さらに、他の画像形成装置が省電力モードに移行する際に、後述する移行状態通知信号発信部101から発信される移行状態通知信号を受信する移行状態通知信号受信部205(受信手段の一例)と、情報取得部202により、他の画像形成装置に関する情報の要求があった場合に、移行状態通知信号受信部205で受信された移行状態通知信号に応じて、他の画像形成装置を代理して、他の画像形成装置に関する情報を応答する代理応答処理部206(代理応答手段の一例)とを備える。
一方、プリンタPR1〜PR3は、マイクロコンピュータ等で構成される制御部100および省電力モードに移行する際にネットワークNを介して、情報処理装置PC1〜PC3に対して移行状態通知信号を発信する移行状態通知信号発信部101を備える。
なお、プリンタPR1〜PR3は、情報処理装置PC1〜PC3から送信される印刷データに基づいて印刷処理を行う構成を備えるが、図1ではそれらの構成については省略する。
また、図1のプリンタPR1で例示するように、画像形成装置の少なくとも一台に、移行状態通知信号受信部205および代理応答処理部206を設けるようにしてもよい。
これにより、情報処理装置PC1〜PC3によらずに、何れかのプリンタ(図1の例ではプリンタPR1)によって代理応答され、節電効率が向上される。
図2は、プリンタPR1〜PR3が有する複数段階(本実施の形態では3段階)の省電力モード(通常状態M1、節電レベル2、節電レベル1)を示す説明図である。
ここで、節電レベル1とは、パーソナルコンピュータPC1〜PC3の何れかで構成されるクライアントPCなどからの節電復帰信号(WOL(Wake On LAN)パケット等)にのみ応答し装置を節電状態から復帰させる省電力モードである。
主にハードウェア(CPUを含まない)のみで構成され、パケットのパターンに対して機械的に応答し、消費電力は極小である。
節電レベル2は、上記クライアントPCなどからの装置の状態確認や、ステータス・パラメータの取得などに応答可能であり、印刷処理要求があった場合、印刷処理部を節電状態から復帰させる省電力モードである。
主に、ハードウェア(CPUを含むこともあり、やや高度な処理が可能)のみで構成され、ある程度のネットワークパケットに応答し、消費電力は比較的低い。
なお、Wake On LAN(WOL)の仕組みを簡単に説明する。
WOL対象となるコンピュータ(ネットワーク・アダプタ)に対して特殊なパケットを送出すると、WOL対象コンピュータのネットワーク・アダプタがパケットを受け取り、電源投入する。
WOLのパケットにはいくつかの方式があるが、一般的なマジック・パケット(Magic Packet)方式では、IPヘッダに続いて、0xffffffffffff(6bytes)と、WOL対象コンピュータのネットワーク・アダプタのMAC アドレス(6bytes)が16回連続する102bytesのデータを持つUDPデータグラムとなっており、宛先のUDPポートは任意である。
あて先として用いられる「FF:FF:FF:FF:FF:FF」は、レイヤ2のネットワーク媒体、すなわちイーサネット(米国ゼロックス社の登録商標)で用いられるブロードキャスト・アドレスである。従って、マジック・パケットは同一セグメント内のすべてのノードに対して送信される。
それを受け取った側では、マジック・パケットで16回繰り返されているMACアドレスが自機のものでなければ無視して、電源は投入しない。しかし、MACアドレスが自機のものであれば、電源投入の指示が来たと判断して電源をオンにする。
WOLで電源投入の指令を送るために使用するマジック・パケットは、レイヤ2、すなわちイーサネットのブロードキャスト・フレームとして送信している。そのため、マジック・パケットの送信元となる情報処理装置とあて先となる情報処理装置は、同じブロードキャスト・ドメインの範囲内に配置していなければならない。
例えば、ルータを介してネットワークを分割していた場合、あるいはWANやVPNを通じて接続した遠隔地のネットワークでは、WOLの利用ができない可能性が高い。
但し、マジック・パケット送信に使用するソフトウェアの中には、ブロードキャストだけでなく、IPアドレスによるあて先指定が可能なものもある。この場合には特定の情報処理装置を対象に指定してWOLを作動させることができ、ルータやレイヤ3スイッチを跨ぐこともできる。その代わり、対象となる情報処理装置には固定的にIPアドレスを割り当てておく必要がある。そして、IPヘッダに含まれる送信元IPアドレスによってフィルタリングを行う。これにより、特定の装置(マスタ装置)からのWOLパケットにしか応答しなくなる。
次に、図3を参照して、代理応答の仕方の実施例について説明する。
図3に示す例では、代理応答のマスタ装置(画像形成装置PR1〜PR3の何れか)からの節電復帰要求にしか応答しないようにフィルタリングし、マスタ装置はグループの装置へのパケットをスワップして代理応答する。
また、ARPテーブルを書き換えて、スリープ中の装置への要求がマスタ装置に送られるように変更してもよい。この場合、スリープ中の装置は通常のWOLで節電復帰する状態となる。
図3に示す例では、プリンタPR1とPR2が通常起動状態にあり、プリンタPR2が図2に示す節電レベル1にある場合に、プリンタPR1とPR2が節電レベル2におけるスリープ状態に移行する際に、マスタ装置(画像形成装置PR1〜PR3の何れか)に代理応答の要求を行ってから移行する。
次に、図4を参照して、代理応答の仕方の他の実施例について説明する。
図4に示す例では、マスタ装置(画像形成装置PR1〜PR3の何れか)が代理応答するため、WOLパケットは来ないはずだが、来た場合は節電復帰する。
具体的には、例えばプリンタPR1とPR2が連携している場合に、連携しているプリンタPR1へのクライアント(情報処理装置PC1〜PC3の何れか)からの処理要求をスイープして代理応答する。
また、サービスの内容などにより代理応答できない場合には、該当プリンタPR1を起こす。
なお、図4において、プリンタPR2は、節電レベル1に移行しており、この状態のときはクライアント(情報処理装置PC1〜PC3の何れか)からの要求には応答しない。
そして、起動状態のグループのプリンタからの節電復帰要求にのみ応答する。
また、マスタ装置からのWOLパケットでしか節電復帰しないようにしてもよい。
即ち、プリンタPR3については、WOL+α(ここで、αは専用コード)もしくは送信元IPアドレスによるフィルタリングを行う。
これにより、無駄に複数のプリンタが節電復帰することが防止され、システム全体として節電効率が向上される。
次に、図5、図6を参照して、代理応答の仕方の他の実施例について説明する。
図5において、プリンタPR1は、しばらくは代理応答を行うが、そのうち自身もスリープ(節電レベル1)に移行する。
この場合に、各プリンタのサービス属性情報・ステータス情報・印刷履歴情報などは保持代理応答グループの装置へのWOLパケットでも節電復帰するように設定を行ってからスリープへ移行するとよい。
また、FAX受信や、コピーなどパネルからの操作で通常起動状態した場合には、マスタ装置(ここでは、例えば情報処理装置PC2)へステータスの変化を通知する。また通常起動状態から省電力への移行時にも通知する。
マスタ装置(情報処理装置PC2)がスリープから節電復帰した場合は、グループ装置に対してステータス確認を行う。確認先の装置がスリープ状態にある場合には応答がなく、パネル操作などで節電復帰していれば応答があるため、データベース部203のデータベースを更新する。
次いで、自身(プリンタPR1)もスリープ状態に移行する。
情報処理装置PC2は問い合わせを行うが返答がないため、WOLパケット(マジック・パケット)を送信する(図6参照)。
通常であればWOLで指定されたMacアドレスの装置が節電復帰することになるが、前述のようにこの実施例では節電復帰しない。
プリンタPR1はWOLで指定されたMacアドレスがグループ装置宛てのものであれば、代理応答モードで節電復帰する。
つまり、代理応答グループの装置宛てにWOLのマジック・パケットが送られた場合も、代理応答モードで節電復帰する。
このように、内部HDDなどに情報を保存していれば、外部サーバは不要となり、低コストで節電効率が向上される。
る。
次に、図7のフローチャートを参照して、上記構成の情報処理システムS1で実行される処理プログラムの処理手順の例について説明する。
なお、ここでは、説明の簡略のために、マスタ装置をA、他の装置をB、Cとして説明する。
まず、ステップS100では、同ネットワークNに接続された装置(情報処理装置PC1〜3およびプリンタPR1〜3)のネットワークアドレスやステータス・パラメータ情報などを予め取得し、データベースとして保存して、ステップS101に移行する。
ステップS101では、他の装置Bが省電力モードへ移行し、省電力移行通知を受信する。この際に、装置Bのステータス情報も取得する。
他の装置Bでは、ステップS200で、省電力モードへ移行すると共に、ステータス情報を送信して、ステップS201に移行する。
ステップS201では、マスタ装置からの特殊パケット受信待ち状態となる。
一方、ステップS102では、ネットワークN上の情報処理装置PC1〜3の何れかから装置Bへステータス要求を行い、マスタ装置は装置Bとして装置Bのステータスを情報処理装置PC1〜3へ返答する。
ステップS103では、ネットワークN上の情報処理装置PC1〜3の何れかから装置Bへ印刷要求を行う。マスタ装置は印刷要求の内容を自身のデータベースと照合し、通常状態にある装置のうちサービス内容を満たすことのできる装置Cがあれば、代理で実行するように装置Cへ代行サービス要求を行う。また、装置Bでしか対応できない場合は装置Bに対して特殊パケットを送信して省電力状態から復帰させる。
ステップS104では、ネットワークN上の全ての装置が省電力状態へ移行し、情報処理装置PC1〜3の何れかからのサービス要求も一定期間行われない場合、マスタ装置も省電力状態へ移行する。省電力時、データベース情報はハードディスク装置などの不揮発性記憶装置などに保持しておく。
ステップS105では、ネットワークN上の情報処理装置PC1〜3の何れかから装置Bへ特殊パケットによる省電力復帰要求信号が送信される。マスタ装置は装置Bへの特殊パケットに対しても応答し、代理応答モードで節電復帰する。
このように、細かい電源制御を行う複数の省電力レベルを設け、状況に応じてその省電力レベルを切り替えて、効率的な省電力管理が行われる。
また、ハードウェアによる代理応答機能が無く、処理レベルが余り細かく無い装置でも、ステータス要求などで節電復帰することなく、かつ代理応答による返答性も確保しつつ、ネットワーク全体として効率的な省電力管理が行われる。
また、効率的な節電を行う代理応答システムのために専用のサーバなどを用意する必要がなく、すべての装置を節電状態に移行することが可能であり、また同ネットワークの節電に関する情報を継続して運用するため、より効率的な処理が行われる。
以上本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本明細書で開示された実施の形態はすべての点で例示であって開示された技術に限定されるものではないと考えるべきである。すなわち、本発明の技術的な範囲は、前記の実施の形態における説明に基づいて制限的に解釈されるものでなく、あくまでも特許請求の範囲の記載に従って解釈すべきであり、特許請求の範囲の記載技術と均等な技術および特許請求の範囲内でのすべての変更が含まれる。
また、プログラムを用いる場合には、ネットワークを介して提供し、或いはCD−ROM等の記録媒体に格納して提供することが可能である。
即ち、画像処理プログラムを含む所定のプログラムを記録媒体としてのハードディスク等の記憶装置に記録する場合に限らず、当該所定のプログラムを次のようにして提供することも可能である。
例えば、所定のプログラムをROMに格納しておき、CPUが、この所定のプログラムをこのROMから主記憶装置へローディングして実行するようにしてもよい。
また、上記所定のプログラムを、DVD−ROM、CD−ROM、MO(光磁気ディスク)、フレキシブルディスク、などのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配布するようにしてもよい。
さらには、画像形成装置等を通信回線(例えばインターネット)を介してサーバ装置あるいはホストコンピュータと接続するようにし、サーバ装置あるいはホストコンピュータから上記所定のプログラムをダウンロードした後、この所定のプログラムを実行するようにしてもよい。この場合、この所定のプログラムのダウンロード先としては、RAM等のメモリやハードディスクなどの記憶装置(記録媒体)が挙げられる。
本発明による情報処理システムおよび処理プログラムは、パーソナルコンピュータ、プリンタや複合機等を接続した情報処理システムに適用することができる。
S1 情報処理システム
PC1〜3 情報処理装置
PR1〜3 画像形成装置
100 制御部
101 移行状態通知信号発信部
200 省電力モード検出部
201 プリンタ決定部
202 情報取得部
203 データベース部
204 制御部
205 移行状態通知信号受信部
206 代理応答処理部
207 プリンタ選択部
N ネットワーク

Claims (5)

  1. 通信回線を介して接続され、複数段階の省電力移行状態を有する複数の画像形成装置および情報処理装置と、
    情報の出力先としての画像形成装置の前記省電力移行状態を検出する検出手段と、
    該検出手段の検出結果に応じて前記出力先としての画像形成装置を用いるか、他の画像形成装置を用いるかを決定する決定手段と、
    該決定手段で他の画像形成装置を用いると決定された場合に、決定された前記他の画像形成装置に関する情報を取得する取得手段と、
    該取得手段で取得された情報に応じて、前記他の画像形成装置を前記省電力移行状態から出力可能な状態に移行させるように制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理システム。
  2. 前記他の画像形成装置が前記省電力移行状態に移行する際に発信する移行状態通知信号を受信する受信手段と、
    前記取得手段により、前記他の画像形成装置に関する情報の要求があった場合に、前記受信手段で受信された前記移行状態通知信号に応じて、前記他の画像形成装置を代理して前記他の画像形成装置に関する情報を応答する代理応答手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記取得手段は、前記通信回線に接続されている全ての装置に関する情報を取得すると共に、前記取得手段で取得された前記情報をデータベースとして保存する保存手段をさらに備え、
    前記制御手段は、
    前記保存手段に保存されているデータベースに基づいて前記他の画像形成装置を前記省電力移行状態から出力可能な状態に移行させるように制御することを特徴とする請求項1または請求項2の何れかに記載の情報処理システム。
  4. 前記決定手段で決定された前記他の画像形成装置が複数ある場合に、予め各画像形成装置に付与される優先度に応じて、用いる画像形成装置を選択する選択手段をさらに備えることを特徴とする請求項1から請求項3の何れかに記載の情報処理システム。
  5. 情報の出力先としての画像形成装置の省電力移行状態を検出する検出過程と、
    検出結果に応じて出力先としての画像形成装置を用いるか、他の画像形成装置を用いるかを決定する決定過程と、
    該決定過程で他の画像形成装置を用いると決定された場合に、決定された前記他の画像形成装置に関する情報を取得する取得過程と、
    取得された情報に応じて、前記他の画像形成装置を前記省電力移行状態から出力可能な状態に移行させるように制御する制御過程と、
    を演算手段に実行させることを特徴とする処理プログラム。
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